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二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

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事務連絡 平成 29 年 10 月 25 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 平成 28 年熊本地震の被災地域での建設工事等における 予定価格の適切な設定等について 公共工事の予定価格の設定については 市場における労務及び資材等の最新の実勢価格を適切に反映させつつ 実際の施工

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スライド 1

新設 拡充又は延長を必要とする理⑴ 政策目的 地震等の災害からの復旧に際して 公的補助が公立学校に比べて少なく 自主財源の確保が求められる私立学校にとって 寄附金収入は極めて重要な財源である 災害時には 大口の寄附だけでなく 広く卒業生や地域住民を中心に 義援金 募金という形で小口の寄附を集める必要

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な取組 日本や東京の文化 歴史を学び 日本人としての自覚と誇りを涵養主な取組 東京都国際交流委員会 * を再構築し 外国人への生活サポートを推進主な取 様々な広報媒体の活用などによる障害者への理解促進主2020 年に向けた取組の方向性 1 オリンピック パラリンピック教育を推進するとともに 多様性を

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基礎的 はんよう汎用的能力は 分野や職種にかかわらず 社会的 職業的自立に向け て必要な基盤となる能力であると考える 例えば 企業が新規学卒者に期待する力は 就職の段階で 即戦力 といえる状態にまで学校教育を通じて育成することを求めているわけではなく 一般的には コミュニケーション能力 熱意 意欲

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寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

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により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地


Taro-自立活動とは

訂されている 幼稚園 小 中学校学習指導要領改訂の基本的な考え方として 次の 3つがあげられる 1. 子供たちに求められる資質 能力を明確にし それらを社会と共有していくという社会に開かれた教育課程を実現していく 2. 現行学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で 知識の理解の質を高めていく 3

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平成 23 年 12 月 27 日 国立の教員養成大学 学部 ( 教員養成課程 ) 等の平成 23 年 3 月卒業者の就職状況について 小 中 高等学校等の教員養成を目的とする国立の教員養成大学 学部卒業者 (44 大学 学部 ) の教員養成課程の就職状況については 毎年 文部科学省において取りまと

Transcription:

参考資料 障害者の生涯を通じた 多様な学習活動の充実について 平成 29 年 5 月 24 日 文部科学省生涯学習政策局 生涯学習推進課障害者学習支援推進室

目次 特別支援総合プロジェクト特命チーム と 障害者学習支援推進室 の設置 P.1 特別支援教育の生涯学習化に向けて( 大臣メッセージ ) 等の発出 P.2 平成 29 年度予算事業 今後の取組 P.3 ( 参考資料 ) 特別支援教育の生涯学習化に向けて P.5 ( 平成 29 年 4 月 7 日付文部科学大臣メッセージ ) 障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実について P.7 ( 平成 29 年 4 月 7 日付 29 文科生第 13 号生涯学習政策局長 初等中等教育局長 高等教育局長 スポーツ庁次長 文化庁次長通知 )

特別支援総合プロジェクト特命チーム と 障害者学習支援推進室 の設置 文部科学省では 障害者が生涯にわたり自らの可能性を追求できる環境を整え 地域の一員として豊かな人生を送ることができるようにすることが重要であるとの認識のもと 省内の体制を確立するため 特別支援総合プロジェクト特命チーム を設置するとともに 平成 29 年度から生涯学習政策局に 障害者学習支援推進室 を新設 今後 教育 スポーツ 文化の施策全体にわたり 障害者の生涯を通じた多様な学習活動を支援するため 福祉 保健 医療 労働等の関係部局と連携した進学 就職を含む切れ目ない支援体制の整備 障害のある子供の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援する特別支援教育 障害者スポーツや障害者の文化芸術活動の振興等の施策を横断的かつ総合的に推進 特別支援総合プロジェクト推進チーム 生涯学習政策局生涯学習推進課障害者学習支援推進室 室長 室長補佐 係長 係員 生涯学習推進課課長補佐特別支援教育課専門官 生涯学習推進課係員 網掛けの者は専任 生涯学習政策局生涯学習推進課長生涯学習推進課障害者学習支援推進室長 生涯学習推進課課長補佐社会教育官 初等中等教育局特別支援教育課長特別支援教育企画官特別支援教育課専門官 高等教育局学生 留学生課課長補佐 特別支援総合プロジェクト特命チーム スポーツ庁健康スホ ーツ課障害者スホ ーツ振興室長健康スホ ーツ課障害者スホ ーツ振興室室長補佐 文化庁芸術文化課課長補佐 厚生労働省 ( オブザーバー ) 社会 援護局障害保健福祉部 職業安定局 障害福祉課課長補佐雇用開発部障害者雇用対策課課長補佐 ( 平成 29 年 4 月 1 日現在 ) 1

特別支援教育の生涯学習化に向けて ( 大臣メッセージ ) 等の発出 特別支援教育の生涯学習化に向けて ( 平成 29 年 4 月 7 日付文部科学大臣メッセージ ) ~ 大臣メッセージポイント ~ 障害のある方々が 夢や希望を持って活躍できるような社会を目指していく必要 その中でも 保護者の方々は 特別支援学校卒業後の学びや交流の場がなくなることに大きな不安を持っていること 今後は 障害のある方々が生涯を通じて教育 文化 スポーツなどの様々な機会に親しむことができるよう 教育施策とスポーツ施策 福祉施策と労働施策等を連動させながら支援していくことが重要 これを 特別支援教育の生涯学習化 と表現すること 各地方公共団体においても 関係部局の連携の下 国と共に取り組んでいただきたいこと 併せて 同日付で 地方公共団体等への協力依頼の通知を 関係局長等 の連名にて発出 生涯学習政策局長 初等中等教育局長 高等教育局長 スポーツ庁次長 文化庁次長 障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実について 依頼事項のポイント 第 1 障害者の多様な学習活動を総合的に支援する取組 体制の充実について 障害者のライフステージ全体に着目して, 多様な学習活動の支援を推進する体制 を確立し, 厚生労働省等とも連携しながら, 教育やスポーツ, 文化の施策全体に わたって一体的に推進するため, 障害者学習支援推進室 を生涯学習政策局に 設置 都道府県 市町村に, 関係機関との連携や取組の推進を行う部署の明確化など, 体制の整備 充実を依頼 第 2 障害者の生涯学習支援活動に係る文部科学大臣表彰のための推薦について 障害者の生涯学習を支える活動を行う団体等を表彰予定 1 適切な候補の推薦を依頼 1: 平成 29 年 5 月 9 日付で都道府県等に推薦依頼済 第 3 障害者スポーツ振興を総合的に推進するための体制整備について スポーツ事務の一元化を含め, 障害者スポーツ振興を総合的に推進するための 体制整備を依頼 第 4 Special プロジェクト 2020 について 全国の特別支援学校においてスポーツ, 文化, 教育の祭典を開催するため, モデ ル事業を実施 都道府県の関係部署や関係団体等が連携して, プロジェクトの推 進に向けた体制の構築を依頼 第 5 障害者による文化芸術活動の充実について 障害者の優れた文化芸術活動の取組の調査研究や 成果発表の公演などの 支援を実施 障害者の個性と能力の発揮 社会参加の促進 相互理解につながる文化芸術 活動の充実を依頼 第 6 特別支援教育におけるスポーツ 文化芸術活動等の取組の充実 近日中に告示予定 2 の特別支援学校小学部 中学部学習指導要領の趣旨を踏まえ 障害のある児童生徒のスポーツ 文化芸術活動等の充実を依頼 多くの特別支援学校で行われている卒業生のフォローアップ等について 障害の ある子供たちが円滑に次のステージに進めるよう取組の充実を依頼 2: 平成 29 年 4 月 28 日付で告示済 第 7 小学校等における障害者に対する理解の推進 告示した幼稚園 小学校 中学校の学習指導要領等の趣旨を踏まえ 学校教育に おける障害者に対する理解に関する取組の充実を依頼 第 8 高等教育における障害のある学生支援に関する検討 大学等における障害のある学生の修学支援の在り方について 検討結果を 第二次まとめ として取りまとめた これを広く周知し 共通理解と連携を深め 取組の充実に努めるよう依頼 2

平成 29 年度予算事業 今後の取組 今後 以下の平成 29 年度予算事業を推進 併せて 1 障害者の生涯学習支援活動に係る文部科学大臣表彰 2 平成 29 年度事業の障害者支援の観点からの総点検 3 各方面への周知 機運醸成 などを進める さらに 既存の施策の充実に加え 学校卒業後も教育 文化 スポーツに親しむための支援策について ニーズを十分に捉えながら 平成 30 年度概算要求なども視野に検討を進める 障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実に関する主な平成 29 年度予算事業 Special プロジェクト 2020 ( 新規 )7,600 万円 担当 : スポーツ庁健康スポーツ課障害者スポーツ振興室 2020 年東京大会のレガシーとして共生社会を実現するため 2020 年に全国の特別支援学校でスポーツ 文化 教育の全国的な祭典を開催するためのモデル事業や 特別支援学校等を活用した地域における障害者スポーツの拠点づくり事業等を実施 特別な支援を必要とする子供への就学前から学齢期 社会参加までの切れ目のない支援体制整備 ( 新規 )3 億 4,500 万円の内数 担当 : 初等中等教育局特別支援教育課 特別な支援を必要とする子供について 就学前から卒業後にわたる切れ目ない支援体制の整備を促すため 教育部局と福祉 保健 医療 労働等の部局が連携し一貫した支援体制を構築する地域を支援 地域学校協働活動推進事業 ( 拡充 )64 億 3,500 万円の内数 担当 : 生涯学習政策局社会教育課地域学校協働推進室 コーディネーターを中心として 地域と学校の連携 協働の下 幅広い地域住民等が参画し 地域全体で未来を担う子供たちの成長を支え地域を創生する 地域学校協働活動 を 特別支援学校を含め 全国的に推進 障害者の文化芸術活動の充実 ( 拡充 )116 億円の内数 担当 : 文化庁芸術文化課 戦略的芸術文化創造推進事業 7.0 億円の内数芸術文化の振興に必要な芸術活動や障害者の優れた芸術活動の調査研究 国内外での成果発表のための公演 展覧会の開催等を実施 文化芸術による子供の育成事業 52.2 億円の内数特別支援学校の子供たちへの文化芸術の鑑賞 体験機会を提供小中学校等の子供たちへ障害のある芸術家等による文化芸術の鑑賞 体験機会を提供 文化芸術創造活用プラットフォーム形成事業 29.6 億円の内数地域の文化芸術資源 ( 現代アート メディア芸術 工芸 障害者芸術など ) を活用した 地域経済の活性化や共生社会の実現につながる先進的な取組等を支援 社会で活躍する障害学生支援センター形成事業 ( 新規 )4,500 万円 担当 : 高等教育局学生 留学生課 大学等や福祉 労働行政機関 企業等が協力し 障害のある学生の修学 就職支援を連携して進める 社会で活躍する障害学生支援センター を形成 3

~ 参考資料 ~