Web of Science の Citation Report Web of Science の Citation Report に関するセッションをご覧頂きありがとうございます 1
Citation Report について 特定の期間に出版された論文の引用回数を迅速に確認できます 検索結果の統合した引用統計を提供します 年代別の出版状況と被引用状況のグラフを表示 アイテムごとの被引用回数と年間平均被引用回数 H-index 自誌引用の除外 2 Citation Reportは Web of Scienceに収録されている論文ごとの被引用データを統合し 論文の時間経過に伴う引用状況を簡単に確認できます Citation Reportに関するグラフは 特定の検索結果の集合に関して出版と被引用状況の両方を表示します 平均被引用回数を簡単に確認でき 自誌引用を除外した論文ごとの h-インデックス を確認できます 2
Citation Report 10,000 件までのレコードで Citation Report を作成できます 以下の機能でご利用いただけます Quick Search General Search Search within a Set Author Finder Refine/Analyze( 絞込み / 分析 ) 以下ではご利用いただけません Cited Reference Search Citing Articles Summary Related Records Search Results 3 Citation Reportは Quick Search General Search Search within a Set Author Finder Refine( 絞込み ) Analyze( 分析 ) 機能で 1 万件までのレコードに対して作成できます 3
著者名検索 4 著者の引用状況を確認するには General SearchページのAuthorフィールドを使って その著者が書いた論文のリストを作成してください Authorフィールドのボックスに 著者名とイニシャルを入力してください 名前やイニシャルの記載に複数のバリエーションがある著者や 改名した著者の場合など 考えられるバリエーションを全て含めた検索をしてください 著者を特定するのに Author Finderを使っても便利です また 同じ名前の著者が複数存在する場合 機関名をアドレスフィールドに入力すると 検索を狭めることができます 例として MA Marraで検索してみましょう 4
著者名検索結果 5 検索結果は 67 件ヒットしました これらの被引用状況を解析するには まず Citation Report ボタンをクリックします 5
Citation Report 6 Citation Report は トップにグラフとサマリーデータを表示します そして 各レポートの詳細な引用情報は下に表示されます 6
Citation Report 7 グラフは この67 件のレコードの年代ごとの出版数と被引用数を表示しています グラフの右手には サマリー情報が記載されています MA Marraが書いた論文は Web of Scienceに67 件収録されており 被引用回数はトータルで7776 回 平均すると各論文は約 116 回ずつ引用されていることを表します ViewのリンクをクリックするとMarraの論文を見ることができ またMarraが自誌を引用している場合 その自誌引用を除外した被引用文献を見ることもできます この集合では H-index も確認できます h- インデックスは その人自身の研究に対する相対的な影響を測定する目安となる計量書誌学的測定値です Marra の論文の h- インデックスは 21 です 7
H-index 8 H-indexが21であるということは 少なくとも21 回ずつ引用された論文を Marraは既に21 点発表していると言うことです 被引用回数順に並んだ論文リスト中で H-indexは緑の線で表示されます ここでは 被引用回数が論文の順位数を下回る位置であるNo.21と22の論文の間に引かれています 8
H-index Hirsch, J. E. (2005). An index to quantify an individual s scientific research output. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 102(46), 16569-16572. 同じ分野内における他の研究者との比較は重要です ある分野の研究者には 全く別の分野の研究者とは異なった h- インデックスリストがあるかもしれません ( 例えば ライフサイエンス分野と物理学分野 ) 9 H-index は JE Hirsch 博士により発案されました Proceedings of the National Academy of Sciences of the US の中に Hirsch 博士の H-index に関する論文が掲載されています 彼は 引用状況は研究分野により大きく違うので H-index は同じ研究分野内の研究者を比較するのに使用されるべきであると示唆します 例えば 生命科学の研究者は 物理学者より高い h- インデックスを持つ傾向があります H-index は 研究分野を考慮して理解されるべきです 9
被引用回数 10 Citation Reportの下部では 引用回数が多いものから順にMarraの論文が表示されています リストは著者名 ジャーナルタイトルまたは日付で並び替えできます 各論文の引用回数は 年代ごとの被引用回数 発表以降の総被引用回数 および1 年あたりの平均引用回数を表示しています 総被引用回数をクリックすると 引用している文献が全て表示されます この引用回数リストは Web of Scienceで索引されている論文の引用を反映しています Web of Scienceに収録されていない論文への引用は含まれていません 包括的なデータを取るためには Cited Reference Searchを実行されるのが望ましいです この表の印刷 メール送信 保存が可能です 10
Citation Report データの出力 11 データをEmailで送付するには HTMLかCSV 形式で行います CSVはExcelのスプレッドシートに出力します CSVファイルとしてデスクトップに保存することも可能です 11
お問い合わせ先 日本語ホームページ http://www.thomsonscientific.jp/support ts.support.jp@thomson.com ヘルプデスク :0800-888-8855 (9:30~18:00) テクニカルサポート ( 英語 ) http://scientific.thomson.com/support/techsupport/ その他のセッション ( 英語 ): http://scientific.thomson.com/support/recordedtraining/ 12 このセッションをご覧頂き ありがとうございました お問い合わせ その他のセッションにはこちらの URL からアクセスして下さい 12