平成 26 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 27 年 2 月 高知県教育委員会

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平成20年度

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

H30全国HP

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

①H28公表資料p.1~2

瑞浪市調査結果概略(平成19年度全国学力・学習状況調査)

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 中学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 7 中学校数学 A( 知識 )

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

4 調査結果について (1) 教科に関する調査の結果 ( 公立 ) の平均正答率を % として換算した市内の領域 観点 問題形式別正答率 グラフの途切れは, 問題が出題されなかった項目 < 小学校 > : 概要 : 課題 : 今後の学習ポイント国語 A( 基礎 ) 国語 B( 活用 ) 話すこと聞く

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

今年度は 創立 125 周年 です 平成 29 年度 12 月号杉並区立杉並第三小学校 杉並区高円寺南 TEL FAX 杉三小の子

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

平成 30 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

file:///D:/Dreamweaber/学状Web/H24_WebReport/sho_san/index.htm

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 主として 知識 に関する題 主として 活用 に関する題 ともに, 全国平均をやや上回る状況でした [ 数学 ] 主として 知識 に関する題 は全国平均をやや上回り, 主として 活用 に関する題 はやや下回る状況でした 数学 A 資料の活用 の領域は, 全国平均

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

平成27年度全国学力・学習状況調査結果の概要

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

3 小学校 : 教科に関する調査 1 人吉 球磨の平均正答率と比較すると 国語 A 算数 Aともに下回っている 国語 B 算数 Bは人吉 球磨と同等である 2 熊本県の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている 3 全国の平均正答率と比較すると すべてにおいて下回っている (1) 小学校国語

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

平成 29 年度全国学力 学習状況調査 北見市の結果等の概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析するとともに教育施策の成果と課題を検証し その改善を図り 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等

スライド 1

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

5 学習到達度調査の基本的な考え方学習到達度調査では 各教科の設問ごとに 目標値 を定め 児童 生徒の 正答率 がこの 目標値 に対して -5ポイント以上から +5ポイント未満の間であった場合 目標値と同程度としている 目標値 学習指導要領に示された内容について標準的な時間をかけて学んだ場合 設問ご

2. 教科別結果の見方各学年の教科別の結果については 教科全体 及び 基礎 と 活用 の結果について示しています また 横須賀市の結果と共に 調査全体の数値を載せています 調査全体について : 同じ問題を受検した全国の児童全体です 学年や教科によって違いますが 母数は 13 万人から 20 万人とな

愛媛県学力向上5か年計画

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PowerPoint プレゼンテーション

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

スライド 1

平成 25 年度の全国学力 学習状況調査の下野市の全体の結果 ( 国語, 算数 数学 ) は, 小学校, 中学校ともに, すべての領域で, 全国平均正答率を上回る結果となった 小学校の全国学力調査全体結果について 小学校は国語 AB, 算数 AB ともに, 数ポイント全国平均正答率を上回っていた 小

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>

平成 25 年度学力定着状況確認問題の結果について 概要版 山口県教育庁義務教育課 平成 2 6 年 1 月 1 実施概要 (1) 目 的 児童生徒の客観的な学力状況の経年的な把握と分析を通して 課題解決に向けた 指導の工夫改善等の取組の充実を図る全県的な検証改善サイクルを確立し 県内す べての児童

小学校における県平均正答率との比較 市と県の平均正答率の差を比べると 国語 A B 算数 A B 理科のすべての教科 領域 区分で 5ポイント以上の差のものはなくなった 国語 A 市 :68.2% 県 :70.1% 差 :-1.9ポイント 国語 B 市 :49.6% 県 :53.6% 算数 A 市

平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県和歌山市 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

Microsoft Word - ★41_東海中 _学力向上に向けた取組(再提出)

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平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

平成18年度「島根県学力調査」の調査結果

平成 3 年度花乃井中のあゆみ 調査結果から 成果と課題 学力調査では すべての項目において平均値を上回っているが 平均値では若干下回っている教科もある 平均正答率を平均と比べると 国語 A は - ポイント 国語 B は -2.2 ポイント 数学 A は +6.9 ポイント 数学 B は +6.

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

平成 28 年度山梨県学力把握調査 結果分析資料の見方 調査結果概況 正答数分布グラフ 分布の形状から児童生徒の解答状況が分かります 各学校の集計支援ツールでは, 形状だけでなく, 県のデータとの比較もできます 設問別正答率 無解答率グラフ 設問ごとの, 正答率や無解答率が分かります 正答率の低い設

(Microsoft Word H29 \221\254\225\361\202\314\212T\227v.docx)

教科の見方 ~ 例算数 ~ 大阪市の平均正答率を表しています ( 算数と理科のみ ) このグラフの項目は 学習指導要領ので平均正答率を表しています このグラフの項目は 問題の内容ごとに平均正答率を表しています 各学での がんばりがみられた点 と がんばりが必要な点 を示しています このグラフの項目は

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

平成 30 年度全国学力 学習状況調査学力調査の結果概要平成 30 年 4 月 17 日実施 調査の概要 (1) 調査の目的ア義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図る イ各学校における児童生徒への教

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

Taro-01 P T.v.jtd

< 中学校 3 年生 > [ 国語 ] 全体としては, 全国平均とほぼ同じ状況でした 主として 知識 に関する問題 では, 話すこと 聞くこと が全国平均をやや上回り, 他の領域はやや下回る状況でした 主として 活用 に関する問題 では, 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと が全国平均とほぼ同じ

平成 30 年度 品川区学力定着度調査 の結果から明らかになった課題と学力向上に向けた取組 ( 国語 ) 1. 国語の定着状況についての概要 どの学年もほとんどすべての項目において 目標値を上回った 昨年度から取り組んできた 文章を書き表す際の 言葉の正しい使い方の指導 が 言葉についての知識 理解

[2007版] 平成23年度 全国学力・学習状況調査の結果概要(01 小・・

全国学力・学習状況調査の指導改善策

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について 平成 30 年 4 月に全国学力 学習状況調査が実施されました 市内の小学校第 6 学年及び中学校第 3 学年の児童生徒がこの調査を実施しましたので この結果を公表いたします 1 調査の目的 白井市教育委員会 義務教育の機会均等とその水準の維持向

1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率1 平均正答率 小学校 6 年生 1252 人 ( 小学校第 5 学年内容 ) 8 6 全国 弘前市 コメント 話すこと 聞くこと の中の 意図 立場を明確にし

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

算数でも 知識 (A) 問題 活用 (B) 問題とも 全領域で全国平均を上回りました A 問題では 14 問中 12 問が全国平均を上回り うち8 問が5ポイント以上上回りました 下回った2 問は 直径と円周の長さの関係理解 と 除法で表す2 量関係の理解 でした B 問題では 10 問中 9 問が

H30全国学テ 保護者校内お知らせ鏡文

依然として課題 問題例 記述式の問題について 依然として課題が見られる が見られる問題 小学 3 年国語平均正答率 46.0% 書くことが苦手 というように 漠然とした課題把 握では 課題改善はなかなか進みませんね 今後の指導 算数 数学科においては 算数 数学的用語を用いて 事実 方法 理由や根拠

平成 28 年度全国学力 学習状況調査宮崎県の調査結果 1 結果の概要 学校政策課 調査の目的 (1) 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図る (2) 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習

平成19年度全国学力・学習状況調査の結果をふまえた指導改善策

3 教科に関する調査から見える成果と課題 成果 小学校国語 A B 算数 A B ともに全国平均正答率を超えました 小学校では 平成 19 年の調査実施以来初めて国語 算数のすべての調査 ( 知識 活用 ) で全国平均正答率を超えました 各小学校において 児童が話し合ったり自分の考えを書いたりする等

( 中学校調査 ) 1 時限目 2 時限目 3 時限目 4 時限目 5 時限目 国語 A (45 分 ) 国語 B (45 分 ) 数学 A (45 分 ) 数学 B (45 分 ) 生徒質問紙 (2 分程度 ) (6) 集計児童生徒 学校数 1 集計基準児童生徒に対する調査について, 平成 29

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

H27 国語

2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

平成21年度全国学力・学習状況調査の結果分析(非公表資料)

30年度『品川区学力調査』の結果より明らかになった成果・課題と学力向上に向けた取組

町全体の状況を把握 分析するとともに 平均正答率については 全国 全道との比較を数値以外の文言で表現します また 質問紙調査の結果や 課題解決に向けた学力向上の取組を示します (3) 学校ごとの公表小規模校において個人が特定される恐れのあることから 学校ごとの結果公表はしません (4) 北海道版結果

<4D F736F F D AAE90AC94C5817A E7793B188C481698D5D E7397A791E58A A778D5A814094F68FE3816A2E646F63>

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

領域別レーダーチャート 教科の領域別に全国を 100 とした場合の全道及び根室市の状況をレーダーチャートで示したもの 小学校 : 国語 小学校 : 算数 国語 A( 話すこと 国語 B( 読むこと ) 聞くこと ) 国語 A( 書くこと

Microsoft PowerPoint - 29年度第6版1226

(2) 教科の問題結果から見られる特徴 基礎的な内容を問う問題については おおむね成果が見られるが 記述式の問 題や基礎的な内容を問う問題の一部に 依然として課題が見られる 主な成果主な課題 ( は問題形式による課題 ) 国語 学年別漢字配当表に示されている漢字を 指定された箇所の正しい筆順を示すこ

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

国語 B では 話すこと 聞くこと 領域において 全国及び県平均を上回っているが 他の三つの領域においては 全国及び県平均を下回っている 活用する力を育成する取組のさらなる充実が必要である 設問 1 の目的に応じて 話し合いの観点を整理する力は身についてきている 設問 3 の二つの詩を比べて読み 自

指導方法等の改善計画について

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

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平成 年度 高知県学力定着状況調査結果の概要 速報版 平成 年 月 高知県教育委員会

平成 年度高知県学力定着状況調査の概要 Ⅰ. 調査の目的本県の学力課題である小学校中学年の二極化 中 ギャップによる学力の低下に対応するために 小学校第 学年及び中学校第 学年の児童生徒の学力の定着状況を把 学習指導の充実や指導方法の改善握し 学習指導の充実や指導方法の改善に生かすとともに 各学校及び各教育委員会の学 小学校中学年からの二極化 中 ギャップによる学力の低下に対応力向上検証改善サイクルを確立することを目的とする これまでの全国学力 学習状況調査結果から 小学校においては 基礎的 基本的な内容はある Ⅱ. 調査の対象程度定着しているものの 活用をう内容は課題が見られる また 中学校においては 改善 () 小学校調査傾向にあるものの依然として厳しい状況にある 特に 活用をうB 題の記述式の正答率が市町村 ( 学校組合 ) 立小学校第 学年低い傾向が見られる () 中学校調査 市町村 ( 学校組合 ) 立中学校第 学年 県立中学校第 学年 小学校解答児童数 第 学年 国語, 人 算数, 人 第 学年 国語, 人 算数, 人 理科, 人 中学校解答生徒数第 学年国語, 人 社会, 人 数学, 人 理科, 人 外国語 ( 英語 ), 人 第 学年国語, 人 社会, 人 数学, 人 理科, 人 外国語 ( 英語 ), 人 Ⅲ. 調査事項 () 教科小学校第 学年 国語 算数小学校第 学年 国語 算数 理科中学校第 学年 国語 社会 数学 理科 外国語 ( 英語 ) 外国語 ( 英語 ) は 音声を聞いて答える題も出題 () 内容基礎的 基本的な知識 技能及び思考力 判断力 表現力等をみる題選択式 短答式 記述式の題形式 Ⅳ. 調査実施日平成 年 月 日 ( 金 )

これまでの学力調査結果等から明らかになった本県の課題 全国学力 学習状況調査結果 ( 平均正答率の経年変化 ) 中学校国語 B 中学校数学 B 高知県学力定着状況調査結果 ( 平成 年度及び平成 年度の平均正答率 ) 現状 基礎的 基本的な知識や技能に関する題については 一定の定着が見られる 複数の資料を関連付けて読み取ったり 根拠を明らかにして自分の考えを書いたりすることなどには依然として課題が見られる 上記のような現状を踏まえ 児童生徒一人一人の学習の定着状況を把握するとともに これまでの課題の改善状況を捉え 学習指導の充実や指導方法の改善に生かし 学習内容 の確実な定着を図るために 高知県学力定着状況調査を実施しています

教科に関する調査結果 小学校 < 第 学年 > 国語算数 < 第 学年 > 国語算数理科 話すこと 聞くこと書くこと読むこと 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 平成 年度..... 平成 年度..... 数と計算量と測定図形数量関係 平成 年度..... 平成 年度..... 話すこと 聞くこと書くこと読むこと 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 平成 年度..... 平成 年度..... 平成 年度..... 数と計算量と測定図形数量関係 平成 年度..... 平成 年度..... 平成 年度..... エネルギー粒子生命地球 平成 年度..... 平成 年度.....

< 第 学年 > 国語 社会 数学 理科 外国語 ( 英語 ) < 第 学年 > 中学校 話すこと 聞くこと書くこと読むこと 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 平成 年度..... 平成 年度..... 世界の様々な地域歴史のとらえ方古代までの日本 平成 年度.... 平成 年度.... 数と式図形関数資料の活用 平成 年度.... 平成 年度.... エネルギー粒子生命地球 平成 年度.... 平成 年度.... 聞くこと読むこと書くこと 平成 年度.... 平成 年度.... 話すこと 聞くこと書くこと読むこと 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 平成 年度..... 国語平成 年度..... 平成 年度..... 社会 数学 世界の様々な地域日本の様々な地域近世の日本近代の日本と世界 平成 年度..... 平成 年度..... 平成 年度.... 数と式図形関数資料の活用 平成 年度..... 平成 年度..... 平成 年度..... エネルギー粒子生命地球 平成 年度..... 理科平成 年度..... 平成 年度..... 外国語 ( 英語 ) 聞くこと読むこと書くこと 平成 年度.... 平成 年度.... 平成 年度....

東部教育事務所 小学校第 学年 東部高知県.. 小学校第 学年 東部高知県........ 国語 算数 国語算数理科 中部教育事務所 小学校第 学年 中部高知県.... 小学校第 学年 中部高知県...... 国語 算数 国語算数理科 西部教育事務所 小学校第 学年 西部高知県.. 小学校第 学年 西部高知県........ 国語 算数 国語算数理科

東部教育事務所中学校第 学年 東部高知県.......... 国語社会数学理科外国語 中学校第 学年 東部高知県.......... 国語社会数学理科外国語 中部教育事務所中学校第 学年 中部高知県.......... 国語社会数学理科外国語 中学校第 学年 中部高知県.......... 国語社会数学理科外国語 西部教育事務所中学校第 学年 西部高知県.......... 国語社会数学理科外国語 中学校第 学年 西部高知県.......... 国語社会数学理科外国語

小学校第 学年国語 児童数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )..................... 国語の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 書こうとすることの中心を明確にし 目的に応じて理由を挙げて書くこと [ 三正答率.% 無解答率.%] 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 伝統的な言語文化と 国語の特質 に関する事項.... 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての 知識 理解 技能 題形式... 選択式短答式記述式 学習シート等との関連国語学習シート 国語指導改善資料集 P.~

小学校第 学年国語 児童数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )................... 話すこと 聞くこと... 書くこと 読むこと 伝統的な言語文化と 国語の特質 に関する事項 国語の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 目的に応じて複数の文章を比べて読み 適切に引用して書くこと [ 三正答率.% 無解答率.%].... 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての 知識 理解 技能 題形式... 選択式 短答式 記述式 学習シート等との関連国語学習シート

小学校第 学年算数 児童数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )........................... 数と計算 量と測定 図形 数量関係 算数の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 示された情報を基に必要な量と残りの量の大小を判断し その理由を記述できること [() 正答率.% 無解答率.%]. 数学的な考え方. 数量や図形についての技能. 数量や図形についての知識 理解 題形式... 選択式短答式記述式

小学校第 学年算数 児童数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )........................... 数と計算量と測定図形数量関係 算数の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 数学的に表現された説明を基に 敷き詰めることができる理由を記述できること [() 正答率.% 無解答率.%]. 数学的な考え方. 数量や図形についての技能. 数量や図形についての知識 理解 題形式... 選択式短答式記述式 学習シート等との関連 年算数シート

小学校第 学年理科 児童数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )...................... エネルギー粒子生命地球 理科の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 流れる水の働きについて調べる実験を 条件を制御しながら考えること [() 正答率.% 無解答率.%]... 科学的な思考 表現 観察 実験の技能 自然事象についての 知識 理解 題形式... 選択式短答式記述式 学習シート等との関連高知県理科思考力題集小 -

本調査と関連がある 高知県理科思考力題集 小 - 流水の働き 中 - 植物の体のつくりと働き 高知県理科思考力題集 や 授業アイデア例 を活用し 思考力を育む授業づくりを進めていきましょう

中学校第 学年国語 生徒数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )...................... 国語の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 文章の内容について根拠を明確にして自分の考えを書くこと [ 三正答率.% 無解答率.%] 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 伝統的な言語文化と 国語の特質 に関する事項.... 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての 知識 理解 技能 題形式... 選択式 短答式 記述式 学習シート等との関連国語学習シート 国語学習シート活用事例集 P.~

中学校第 学年国語 生徒数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )..................... 国語の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 今までの自分の体験と結び付けて 文章に書かれている内容を説明すること [ 二正答率.% 無解答率.%] 話すこと 聞くこと 書くこと 読むこと 伝統的な言語文化と 国語の特質 に関する事項.... 話す 聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての 知識 理解 技能 題形式... 選択式 短答式 記述式 学習シート等との関連国語学習シート 国語学習シート活用事例集 P.~

中学校第 学年社会 生徒数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 ).................... 世界の様々な地域. 歴史のとらえ方. 古代までの日本 社会の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた バイオ燃料車の普及を環境保護の取り組みとして捉え 説明すること [() 正答率.% 無解答率.%]. 社会的な思考 判断 表現.. 資料活用の技能 社会的事象についての知識 理解 題形式... 選択式 短答式 記述式

中学校第 学年社会 生徒数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )....................... 世界の様々な地域.. 日本の様々な地域 近世の日本. 近代の日本と世界 社会の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 明治政府が目指した国づくりについて 江戸時代との違いに着目して 説明すること ()Y 正答率.% 無解答率.% Z 正答率.% 無解答率.%. 社会的な思考 判断 表現.. 資料活用の技能 社会的事象についての知識 理解 題形式... 選択式 短答式 記述式

中学校第 学年数学 生徒数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )........................ 本調査での出題はありません 数と式図形関数資料の活用 数学の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 事象を数学的に解釈し 題解決の方法を数学的に説明すること [() 正答率.% 無解答率.%]. 数学的な見方や考え方. 数学的な技能. 数量や図形などについての知識 理解 題形式... 選択式短答式記述式 学習シート等との関連全国学力 学習状況調査 B 題集第 学年 C 数量関係 ( 年度 )

中学校第 学年数学 生徒数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )....................... 数と式 図形 関数 資料の活用 数学の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 作図が正しいことを 三角形の合同条件を基にして証明すること [() 正答率.% 無解答率.%]. 数学的な見方や考え方.. 数学的な技能 数量や図形などについての知識 理解 題形式... 選択式 短答式 記述式 学習シート等との関連 年数学シート 高知県数学思考力題集 図形の性質を調べよう (--B) 高知県数学思考力題集 指導事例集 ( 図形の性質を調べよう ) 月末配付予定

中学校第 学年理科 生徒数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )..................... 本調査での出題はありません エネルギー粒子生命地球 理科の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 植物の呼吸を確かめる実験の条件を見いだすこと [() 正答率.% 無解答率.%]... 科学的な思考 表現 観察 実験の技能 自然事象についての 知識 理解 題形式... 選択式 短答式 記述式 学習シート等との関連高知県理科思考力題集中 -

中学校第 学年理科 生徒数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 )...................... エネルギー 粒子 生命 地球 理科の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 火山や地層 堆積岩の知識を活用し 過去の火山活動が活発だった時期の回数について考察し 根拠を示して説明すること [() 正答率.% 無解答率.%]... 科学的な思考 表現 観察 実験の技能 自然事象についての 知識 理解 題形式... 選択式短答式記述式 学習シート等との関連高知県理科思考力題集中 -

中学校第 学年外国語 ( 英語 ) 生徒数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 ).......................... 聞くこと 読むこと 書くこと 外国語 ( 英語 ) の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 資料に関連させて 語と語のつながりなどに注意して正しく文を書くこと [ 正答率.% 無解答率.%]... 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての 知識 理解 題形式... 選択式短答式記述式 学習シート等との関連英語ライティングシート Ⅲ テーマ作文編 年生 P.~

中学校第 学年外国語 ( 英語 ) 生徒数 平均 平均正答率. 高知県,. /... 分布グラフ ( 横軸 : 縦軸 : 割合 ).......................... 聞くこと 読むこと 書くこと 外国語 ( 英語 ) の平均正答率は.% で 例えば次のような課題が見られた 資料を基に 語と語のつながりなどに注意して正しく文を書くこと () 正答率.% 無解答率.% () 正答率.% 無解答率.% () 正答率.% 無解答率.%... 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての 知識 理解 題形式... 選択式 短答式 記述式 学習シート等との関連英語ライティングシート Ⅲ テーマ作文編 年生 P.~

これまでの調査結果との比較成果 国語における文章の敬体と常体の違い 接続語の役割の理解や算数 数学における作図する方法の理解など 基礎的 基本的な知識や技能に関する題について 改善傾向にある 課題 文章の内容を正確に捉えること また 複数の資料を関連付けて読み取ったり 根拠を明らかにして自分の考えを書いたりすることなどには引き続き課題が見られる 各教科における課題への対応 改善状況の把握本調査は 実施後すぐに各学校で採点することで 児童生徒の解答状況から 学習内容の定着を捉えることができます 定着が十分でない場合は 年度内に個別指導や補充学習等の適切な指導を行い 課題に対して迅速に対応し 年度内に補完してください また 各教科で 月 ~ 月に取り組んだ改善策の効果を評価題や定期テスト等で検証し 次年度の 学校経営計画 に基づく取り組みに反映させてください 調査を活用した検証改善サイクルの確立 今年度中に取り組むべきこと 次ページの数学科における実践例を参考に 短期 PDCA サイクルを充実させましょう 本年度から導入した期待正答率 本調査における各設は 学習指導要領を踏まえ すべての児童生徒に身に付けさせたい指導事項をうものです その内容 題形式 これまでの学力調査の結果等をもとに 達成することが期待される割合を期待正答率として示していますので 分析の際に活用してください 経年結果分析 本調査も 回目の実施となり 全国学力 学習状況調査と併せて活用することにより 児童生徒の学力をきめ細かく分析し 改善していく仕組みが整ってきています 各学校においては 同一児童生徒の学力調査結果の伸びや学力調査における同様の題の経年変化などを分析することにより この仕組みを一層効果的に機能させ 今後の学力向上対策を充実させてください

調査結果の分析を基に 学習指導の改善 充実を図るために 数学科における実践例 ( 月 日調査実施後 ~ 月末までに取り組むべきこと ) 取り組みの検証 改善策 授業実践 取り組みの検証 検証結果の反映 Ⅰ 自校採点による解答状況の把握 Ⅱ 課題の焦点化 ( 指導による強み 弱みの分析 ) 正答率が高かった題の分析 正答率が低かった題の分析 高知県学力定着状況調査と全国学力 学習状況調査を併せて分析 Ⅲ 改善策の明確化 ( 各教科における課題への対応 ) 具体的な目標の設定 指導方法や学習活動の改善策 Ⅳ 改善策の実施 ( 課題解決のための日々の授業づくり ) 指導方法や学習活動の充実 Ⅴ 改善状況の把握 評価題の結果分析 Ⅵ 検証を踏まえた手立て 既習内容の確実な定着 次年度指導計画への反映 課題を踏まえ 知識 技能の習得とそれを活用する力を バランスよく身に付けさせるための指導計画の作成 集計ファイルを活用し 設ごとの状況を把握する 計算技能においては 数学シート 単元テスト等の 成果 : 計算技能においては 数学シート 活用で定着が見られた 単元テスト等の活用で定着が見られた 記述式題については正答率が低く 無解答率が高課題 : い 全国調査と同様に 方法の説明 理由の説無解答率が高い 全国調査と同様に 方法の説明 理由の説明 に課題があり 論理明 に課題があり 論理的に記述する力がついてい的に記述する力が付いていない ない 本年度授業改善プランの検証に反映する 年度末に 方法の説明 理由の説明 を記述する評価題を実施する ( 目標 : 正答率 %) 年度内の学習の中で 方法を説明する場面を設定する また 根拠をい 根拠を明確にする活動を取り入れ 理由を説明する力を育む 毎時間 なぜ成り立つのかをい 根拠を言わせたり 書かせたりする 方法の説明については 単元の中で取り扱う場面が限られるため 年間の復習の場面でも取り上げる 年度末に評価題で 取り組みの効果を検証する 方法の説明の正答率 % 理由の説明の正答率 % 県調査と比較して伸びており 力は付いてきた しかし 方法の説明は目標を達成できておらず 年間を通した計画的な取り組みが必要である 春休みの宿題として 全国学力 学習状況調査 A 題をまとめたもの ( 単元テストシステムHPより ) を活用する 各単元の指導計画を見直す 評価規準として数学的な見方や考え方を設定している時間では 思考力題集 指導事例集等を参考にして授業を構想し 説明する力を育成する また その時間の評価題を作成し 到達状況を随時把握する 次年度授業改善プランに反映する