第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

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詳細に伝えるためにインタビューやアンケートを実施して情報を収集したりする活動を設定することにする 整理する 場面では,CM のテーマをもとに集めた情報の中から伝えたいことが受け手にしっかりと伝えることができる情報を選択する また, 選択肢した情報を加工しながら, 伝えたいことが伝わりやすい CM の

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

また 情報の作り手としての活動も学習に組み込まれている 放送局は情報の作り手として 考えたことや伝えたいことなどから話題を集め 収集した知識や情報を関連付け 目的や意図に応じて 事柄が明確に伝わるように話の構成を工夫している これは 学習指導要領に示されている 話すこと 聞くこと の話すこと内容と同

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

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いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

20情報【授業】

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

国語科学習指導案

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

Microsoft Word - åł½èªžç§‚2å¹´2çµ—ã••ï¼™ã†¤ã†®ã†łã†¤ã‡†ã†—ã‡™ã†‘ã‡›ã†¹ã‡‹ã†ƒã••ã•„ã†µã‡“ã†Šã†“ã†¯ã•†ã†©ã‡fiㆪㆬㆮ㕓æ„⁄尔桋

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

案3                            ⑤なかまの誘い方(小学校低学年)

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

第1学年国語科学習指導案

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

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6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第1学年国語科学習指導案

の一部のみであるしたがって教科書の本文だけから小説 こころ の全体像を浮かび上がらせることは難しいしかし 掲載された部分だけでも 先生 と という二人の青年の揺れ動く こころ を描き 生徒たちを作品の中に引き込む力は群を抜いたものであると考える高校 3 年生である生徒たちは 心の葛藤というものを多く

う来なかった 翌々日の月曜日 あきらは じゅんに いいよ と返事をもらったのに どうしてこなかったのか と詰め寄った それに対して じゅんからは いいよ って 断ったじゃないか という返事が返ってきた という内容である ここでは 文字だけで思いを伝える難しさと 相手の立場をよく考えて情報を発信する大

解答類型

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

○数学科 2年 連立方程式

<小学校 生活科>

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

いろいろな衣装を知ろう

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

ことが大切である 本単元では, 児童にとってもっとも身近な存在である父親や児童が選んだ相手に手紙や暑中見舞いを出すことで, 気持ちを伝える学習ができるように工夫する この学習を通し, 障害児学級の児童の感情表現を豊かにし, 人とのかかわりを広げることにつながっていくと考える (4) 個に応じた支援に

第4学年算数科学習指導案

0630指導案A1

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第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

第○学年 ○○科指導計画

Microsoft Word - 社会科

1

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

国語科学習指導案

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

4 展開計画 ( 全 5 時間 ) 時テーマ ねらい活動 内容使用教材 1 タンザニアを知ろう! No.1 アフリカの途上国 タンザニア という国について知る 興味を持ち どんな文化なのかどんな生活をしているのかを自ら調べようとする タンザニアについての基本的な情報を聞く ワークシートパワーポイント

5 単元について (1) 教材観本教材 だいじなことをれんらくしよう は 学校紹介に向けて児童が学校の先生に情報を伝達したり インタビューしたりする インタビューして得た情報を園児に向けて分かりやすく説明できるように 台本を考え 聞き合い よかったところや改善点を見つけていく 実際に 3 学期に園児

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授業の構成要素 学び合う授業で育つ 3 つの力 資料 2 基礎 基本の力知識 理解 技能 問題解決力思考力 判断力 表現力 想像力 学ぼうとする力学習意欲 自己有用感 身に付けた知識 技能を活用したり その成果を踏まえた探究活動を行う中で学び合う授業を展開する 教師の役割 < 問題提示の工夫 > 多

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6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

人的環境の整備 教師 友達 分かりやすい説明の手本となるように, 話す速さや声の大きさを意識して簡潔に話したり, 話すポイントを視覚的に示したりする 道案内の手順を知ることや説明原稿の作成に時間が掛かった場合は, 教師間で役割分担しながらアドバイスする グループ内での自分の役割が明確になるように,

第 3 学年 学級活動学習指導案 平成 18 年 6 月 30 日 ( 金曜日 ) 第 5 時限指導者二階堂聡 1 題 材 夏休みに向けて1 学期の学習を振り返ろう 2 題材について 生徒にとって, 夏休みの過ごし方はそれぞれである 部活動に熱中する生徒, 夏期 講習に参加し, 学力向上に努める生徒

<ICTの活用 > 第 3 時でデジタルカメラを使い子ども達の制作途中の作品を撮影し, 大型テレビを活用して提示する 道具の使い方の工夫を分かりやすく示したり, 作品の面白さを紹介したりすることで 自分の作品にも取り入れてみたい という活動への意欲付けになると考える 2 題材の目標 粘土を切ったりけ

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gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

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2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

学習指導案 潮江東小学校全校研 3 単元名討論会を開こうー説得力のある話し方をゲットしようー教材名 立場を決めて討論をしよう ( 東京書籍 5 年 ) ( 金 ) 潮江東小学校 5 年 2 組上平田学級

5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

ICTを軸にした小中連携

2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

第4学年国語科学習指導案.doc

3 時限目日本にあるブラジル生まれの食べ物を知る 4 時限目なぜピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える 一部が隠れた写真を使い, 日本にあるブラジルのものを考える活動を行う 感想を交流する ピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える活動を行う 感想

第1学年国語科学習指導案

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

Transcription:

第 3 学年学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って ~ 5. 単元の目標 メディア活用への関心 意欲 態度 短くまとめて伝えることに関心をもち, 要点が相手に伝わるような工夫をしようとする メディア活用についての思考 判断 表現 短くまとめて伝えるための方法や短くまとめて伝えることの長所や短所を考え, 整理する メディア活用に関する知識 理解 技能 短くまとめて伝えるための方法を知り, お話などを要点が伝わるように短くまとめて伝える 身近な情報も短くまとめられている( 要約されている ) ことを知る 6. 単元の評価規準 メディア活用への関心 意欲 態度 短くまとめて伝えることに関心をもっている 要点が相手に伝わるような工夫をしようとしている メディア活用についての思考 判断 表現 短くまとめて伝えるための方法を考える 短くまとめて伝えることの長所や短所を考え, 整理する メディア活用に関する知識 理解 技能 短くまとめて伝えるための方法を理解している お話などを要点が伝わるように短くまとめて伝えている 身近な情報も短くまとめられている( 要約されている ) ことを理解している 7. 児童の学びについて単元の導入では, プロ野球のテレビ中継 ( 日本シリーズ日本ハム- 広島第 4 戦 ) の映像を見た 予想通り, 最初はクラス全員がうれしそうに映像を見ていたが,10 分程経って, ある打者がファウルで粘るシーンあたりから, 映像に飽きてきた児童が多く見られるようになった そこで児童に, この映像が全部で 4 時間くらいあり, この続きを見るかどうかを聞いた その結果, 多くの児童がもう見たくないと言った その理由を聞くと, 授業中だから や ルールがわからないからおもしろくない などの様々な意見が出た そこで, この試合を 2 分程度にまとめたニュースの映像を見ることにした その後, ニュースの映像を見て気づいたことや感じたこと

をプリントに記入し, 記入したことをクラス全体で交流した ルールを知らないけど, まとめてくれて, 野球をはじめから最後まで見られない人でもわかる 長い時間を伝わるように短くするのはすごい ( 難しい ) と思う いいところだけを映していた だいたいの内容がわかるようになっていた 注目の選手やホームランを打った選手を詳しく説明していてよかった 短くてわかりやすかった といった意見が出た その一方で 長い方がよかった という意見の児童もいた そして, 単元名が 短くまとめてつたえよう であることと, うさぎとかめ の紙芝居を短くまとめることを伝えた うわぎとかめ の紙芝居は 8 つの場面で構成されているものを使った そこから児童は 4 つの場面を選び, それぞれの場面に合う言葉も考えた 予想以上に, 児童は短くまとめる作業に戸惑っていた 児童からは, 書くものと書かないものをわけるのが大変だった 言葉選びが大変だった 自分の言葉にするのが難しかった 長くなってしまった といった意見が聞かれた それでも, 話がとばないようにした 重要なことを自分の言葉にした うさぎとかめのことばは省いた といった意見からもわかるように, それなりに短くまとめることはできていた その後, 短くまとめたお話を交流し, 教科書で要約や筋書き, 要点について確認した 特に要点は, 児童があまり意識をしていなかったことのようであった 教科書では, かめを中心に, 最後まであきらめずにがんばること を要点にした例が紹介されていたので, 次回はウサギを中心に, 油断してはいけないこと を要点にして, うさぎとかめ のお話を短くまとめることを伝えた 短くまとめる作業は二回目ということもあり, 前回より早くできていた そして, 短くまとめたお話を伝え合った後, 全体での意見の交流をおこなった そこでは, 要点を言い換えていた や 絵をうまく使っている などの意見が出た この後は, さるかに合戦 と 北風と太陽 のお話を, 自分で要点を決めて短くまとめる そして, 友達に短くまとめたお話を伝え, 自分で決めた要点が伝わったかどうかを聞く うまく伝わっていればいいが, そうでない場合は友達からのアドバイスをもらい, 改善をしていく そうすることで, 伝えたいこと ( 要点 ) を伝えるための要約の仕方を考えられるようにしたい 本時では, 前時の学習を振り返り, 短くまとめて ( 要約して ) 伝えることの長所と短所を整理する そして, 導入で見た野球のニュース映像をもう一度見て, 気づいたことや感じたことを交流する この時には, これまでの紙芝居を使って要約したお話をつくり, 伝えたことから学んだ, 要約をして伝えることの長所や短所などを踏まえての交流ができると考えている また, この交流が身近にある要約された情報にどのように接すればいいのか, さらには情報を要約して伝える時には, どのようなことに気を付けなければならないのかを考えるきっかけになるようにしたい 8. 本題材について本単元は, 学習指導要領解説第 3 章第 2 節第 3 学年及び第 4 学年の目標と内容 2 内容 (1) (1) 対面的な発表 を行う活動の内容ウ 記録した情報を, 活用する目的や場面に応じて順序立てて整理し, すすんでまとまること に基づいている 取り扱う題材は, 要約である 要約とは, 文章や話の要点を短くまとめること また, まとめたもの ( 大辞林第三版 ) であり, 要点とは, 物事の中心となる大切な点 重要なポイント ( 大辞林第三版 ) である つまり, 情報を伝える時に要約をすることで, 物事の重要なポイントを短時間で伝えることができるのである この様に考えると, 私たちが普段伝えられている情報のほとんどが要約されているといっても過言ではない メディアを介して伝えられる情報は, 何らかの形で要約されていると言えるのである これまでにおこなってきた, をはじめとした様々な学習の中でも, 児童が要約された情報に触れたり, 要約をして誰かに情報を伝えたりしてきたが, 要約について意識をすることはなかったと考えられる そこで, 本単元で要約する方法や, その長所や短所について学習をすることで, 児童が今後接する情報を多面的 多角的に捉えることができるようになったり, 要点に気づくようになったりすると考えられる さらに, 情報を発信する側になったときに, 適切に情報を要約することで, 伝えたいことを短時間でよりわかりやすく相手に伝えることができることに気づけると考えられる

また, 本単元では教材として紙芝居を使用する 紙芝居を使用する理由は次の三点である 一点目は,2 年生の ものがたりをつたえよう や 3 年生の BGM で伝えよう のいずれの学習でも紙芝居を教材として使用していたことである そのため, 児童は紙芝居の扱いになれており, 学習をより円滑に進めることできると考えたからである また, 本単元を 2 学期に実施した理由も同様である 二点目は, 紙芝居はそれぞれの場面が独立して描かれているために, 編集が容易にできるからである 三点目は,4 年生の めざせプレゼンテーションの達人 とのつながりを考えたからである めざせプレゼンテーションの達人 では, 主にスライドプレゼンテーションを取り扱う そのため, 紙芝居を取り扱うことでスライド ( ビジュアル ) と語り ( ストーリーテリング ) のつながりを感覚的に身に付けることができると考えたからである さらに, 導入とまとめでは野球の試合のニュース映像を使用する ニュース映像では,4 時間近くかかった試合が 2 分程度に短くまとめられている そして, 勝者の視点から伝えられている また, 多くの児童がこの様なニュース映像を見たことがあるとも考えられる こういった特徴を生かし, 導入では要約の具体例として用いる まとめでは, もう一度同じニュース映像を見て, 要点に気づいたり, 敗者の視点に立ったり, ニュース映像には使われなかった場面を想像したりできるようになっていることを確かめたいと考えている さらに, 野球の試合であれば, 勝者と敗者というようにはっきりとした立場がある この様な事例の方が, 小学 3 年生にとってはわかりやすいと考えた そのため, 本単元で使用する紙芝居でも, うさぎとかめ 北風と太陽 さるかに合戦 といった, 登場人物の立場がはっきりとわかれたお話を使用する 9. 単元の構造図 ものがたりを伝えよう 短くまとめて伝えよう 国語科 つたえよう, 楽しい学校生活 しりょうからわかる, 小学生のこと めざせ! プレゼンテーションの達人 10. 学習計画 ( 全 12 時間 ) 学習の流れ第 1 次短くまとめて伝えることの良さを考えよう (1 時間 ) 新聞やテレビの事例を見て, 短くまとめて伝えることの良さなどを考える 第 2 次お話を短くまとめて伝えよう (10 時間 ) お話を短くまとめる方法を考え, お話を短くまとめる お話を短くまとめ, 友達に伝える 友達のアドバイスを基に, 改善をする

もう一度, 短くまとめたお話 ( 改善したもの ) を友達に伝える 第 3 次短くまとめて伝えることの長所や短所を整理し, 身近に生かされていることに気づく (1 時間 ) これまでの活動から, 短くまとめて伝えることの長所や短所を整理し, 身近な情報も要約されていること知る ( 本時 ) 11. 本時について (1) 本時の目標 (12/12 時間 ) 身近な情報も要約されていることに気づく メディア活用についての思考 判断 表現 (2) 本時の展開教師の発問 ( ) と子どもの反応 ( ) 学習活動の 準備物 支援 留意点 評価 1. 前時の学習を振り返る 児童がつくった, 短くまとめたお話を電子黒板に 前の時間に話し合ったことを振り返りましょう 提示する 要点がとてもよく伝わった 児童がつくった, 短くまとめたお話 中心にしたものの絵が使われていたのでわかりやすかった 同じお話でも, まとめ方が違えば伝わることも違う もう少し, 短くできたと思う 短くまとめて要点を伝えるのは難しい 2. 短くまとめて ( 要約して ) 伝えることの長所や短所 児童の意見を基に, 短くまとめて伝えることの長について, 意見を交流する 所と短所をまとめていく 短くまとめて ( 要約して ) 伝えることの長所や短所 教科書を交流し, 教科書にまとめましょう 長所 短い時間で伝えることができる 要点をわかりやすく伝えることができる 短所 要点以外のことが伝えられない まとめ方によっては, 要点がうまく伝わらないこともある 身近な情報も要約されていることに気づく 3. 野球のニュース映像を見て, 気づいたことや感じたことを交流する 野球のニュースを見て, 気づいたことや感じたことを発表しましょう 勝ったチームのことが中心になっている 負けたチームのことはあまり伝えられていない ほかにかつやくした選手はいないのかな やっぱり, 試合を全部見てみたい ニュースでは, 要約したものが伝えられている 要点を考えながら見ないといけない 導入で書いたプリントと比較しながら交流を進める 今後, 要約された情報にどのように接していけばいいのかということを考えられるようにする 野球のニュース映像 導入で書いたプリント 身近な情報も要約されていることに気づけたか メディア活用についての思考 判断 表現

(3) 本時の評価 身近な情報も要約されていることに気づけたか メディア活用についての思考 判断 表現 (4) 板書計画 ホワイトボード電子黒板ホワイトボード 短くまとめてつたえよう 長所 短所 児童がつくった短くまとめたお話 ニュースの映像 ニュースのえいぞうを見て, 気づいたことや感じたことは?