Fusion360 で CAD 設計を覚えよう Fusion360 で CAD 設計を覚えよう Fusion360 を体験しょう ねぇ CAD 先生 Fusion360 の Fusion とは 融合という意味は わかったけど 360 って どういう意味なの? Fusion360 は 製品開発のすべて (360 度 ) をカバーする統合型プラットフォームなのです と言う意味で 360 らしいよ わたしは 円の角度が 360 度なので 回るくおさまるように 360 なのかと思ったわ : はてなちゃん : おしえて君 :CAD 先生 : 設計先生 Fusion365 で 一年間 365 日使おうって 言うのはどうかなぁ? ってか やっぱり 360 の方がいいみたいだね
Fusion360 を体験しょう まずは Fusion360 を起動しましょう Fusion360 は 最新のクラウド統合型 CAD となっており 作成したデータをどこでも 誰とでも 共有することができます それでは Fusion360 でモデリングをはじめましょう 最初は Fusion360 のインターフェースを見てみましょう 1 / 15
なんだが わかりやすい画面だね この格子をもとに モデルを作成するんだね でも コマンドが少ないような気がするわ そうだね はてなちゃん コマンドにマウスのカーソルを近づけると コマンドの名前が表示されるよ しばらく 近づけたままにしておくと 説明も表示されるからね そして コマンドの下に小さい三角マークがあるでしょ ここをクリックすると 隠れたコマンドが展開されて 選択できるようになるよ 2 / 15
コマンドの説明の画像があるから わかりやすいね コマンドは 展開されてなかったから 少なかったんだね このメニューを変更することはできるの? コマンドの横に を切り替えることで メニューに表示したり 表示を消したりすることができるんだよ それじゃ Fusion360 でモデリングを体験しょう 3 次元モデリングの基本を説明すると まずは 断面 (2 次元 ) を入力するんだ そのためには 断面を描く平面を指示して 形状によっては スケッチで入力をする 必要によっては 寸法や拘束を行なうんだよ そして 3 次元形状 ( ソリッド ) を作成するんだよ 何だかよくわからないわ まずは 断面形状を作成するのね そうだね CAD の操作は 習う ものでなく 慣れる ことなんだ 実際に モデリングしてみると すぐにわかると思うわよ 3 / 15
Fusion360 は 基本的には フィーチャベースの 3 次元 CAD なんだ モデリングは フィーチャ の積み重ねで作成するんだよ 画面下に フィーチャの履歴バーが 表示されているでしょ わかったわ この履歴バーで フィーチャの割り込みや順番の入れ替えができるんでしょ そうだよ 履歴バーのゲージを移動することで 簡単に前の形状に戻れるんだよ フィーチャの編集なんかも このメニューのアイコンからできるんだ 作成履歴がわかるからどのようにモデルが作成されたかのかも わかるんだよ わかったわ この履歴バーで 作成した履歴や形状の修正ができて 便利なんだね それで フィーチャは どうやって作成するの? 4 / 15
Fusion360 では フィーチャを 作成 と 修正 で分類されているんだ ねぇ CAD 先生 作成 にあるフィーチャと 修正 にあるフィーチャと何が違うの? Fusion360 では スケッチタイプのフィーチャ と 配置タイプのフィーチャ が あって スケッチタイプのフィーチャをさらに分類しているんだ スケッチタイプのフィーチャは 作成 タブに格納されており 配置タイプのフィーチャは 修正 タブに格納されているんだよ わかったわ これらのフィーチャコマンドの使い方を覚えるのね アイコンを見ただけで どんな形状が作成できるのか だいたい検討がつくわ でも 直方体 と 押し出し って どっちも同じように思えるんだけど 何が違うの? コマンドの違いは モデリング基本操作で 詳しく説明するからね 5 / 15
それじゃ 実際に Fusion360 を使ってモデリングをしょう 最初に作成する形状は ベースフィーチャ といって まずは 基準平面に断面 (2 次元 ) を描くんだよ それじゃ 簡単なブロックを作成しよう 作成するのは 大きさ 60 30 50 の直方体だよ わかったわコマンドは で 作成するんでしょ なにから始めればいいの? それじゃ 作成 から 直方体 コマンドを選択しましょう コマンドの選択は マウスの左ボタンをクリックするんだよ 直方体 コマンドを選択すると 基準平面が表示されたわ この基準面を選んで 2 次元の断面を入力するのね 基準平面に カーソルを近づけると 自動的に基準平面が選択されて グリッドの位置が変わるんだね どの基準平面を選択すればいいの? それじゃ X-Y の基準平面に断面スケッチを描いてみよう 6 / 15
基準平面を選択すると カーソルのマークが長方形に変わったわ 断面は 長方形を作成すればいいのね 直方体 コマンドの断面は 長方形を描くので 最初のコーナーの位置を原点にするほうがいいね カーソルを原点に近づけると 表示が変わるのがわかるかな カーソルを原点に丸められるのが わかったわ それじゃ グリッドを確認しながら 大きさを決めて 長方形を描いてみてね 矢印を選んで引っ張っても ダイアログに数値を入力しても 形状の作成や変更ができるよ ベースフィーチャのブロックが作成できたわ CAD の操作って 簡単だね 7 / 15
それじゃ 詳細な形状まで作成しましょう 下図のようにモデリングすると簡単だよ ( モデリングの手順 ) わかったわ 次は コマンドだね フィレット は 複数のエッジを指示することができるんだね 8 / 15
次は コマンドだね この形状は シェル コマンドを使うと簡単に側壁形状ができるんだね わたしは 断面を入力して カットして作成するんだと思ったわ モデリングの方法は いろいろなアプローチがあるからね 設計のことを考えて 上手なモデリングをするのが大事なことなんだよ わかったわ次は コマンドだね これは カットするための コマンドの断面スケッチでしょ スケッチの作成で 長穴のスケッチは コマンドで 作成できるの? スケッチについては 後日詳しく説明するね スケッチには 拘束条件の設定があるので 形状が簡単に編集できるんだ だから 設計変更には 欠かせない機能なんだよ 9 / 15
わかったわ それじゃ コマンドで フィーチャの作成をするね 押し出しコマンドは テーパ角度の入力もできるんだね 今回の勉強は 体験なので説明はしないけど 後日 モデリングについても詳しく紹介するからね それじゃ 最後のフィーチャを作成し モデリングを完了してね わかったわ ここでは コマンドでフィーチャを作成するんだね でも このコマンドって どこにあるの? このコマンドの使い方もわからないわ パターンコマンドは 作成 パターン を選択すればいいよ そんなときは ヘルプを使うといいよ ヘルプは 画面の右上にあるよ 10 / 15
あと ヘルプがうまく見れないときには 下記の URL から見ることができるよ http://help.autodesk.com/view/ninvfus/jpn/ 矩形パターンのヘルプは 動画もあってわかりやすかったわ でも動画は 3:55 もあって長かったわ おまけに英語だったしね この形状の場合は パターン より コピー か ミラー の方が わかりやすいんじゃない そうだね コピー や ミラー コマンドは この後のモデリングで 詳しく説明するからね 11 / 15
これで 完成でしょ 簡単にモデリングできたわ ねぇ CAD 先生 モデリングの編集をしてみたい それじゃ 厚みを 5 mmから 2 mmに変更してみよう 厚みをつけたのは シェル コマンドだから シェル を編集すればいいんでしょ どこから 編集すればいいの? 編集は 履歴バー から行えるよ シェル のアイコンにカーソルを近づけると 下図のように 表示されるよ シェル をマウス右ボタンで選択すると 右図のようなメニューが表示されるので フィーチャ編集 を選択するんだ 簡単に 変更できたわ 12 / 15
大きさも変更してみるね 直方体 を編集して 長さと幅を変更するね 矢印を引っ張るだけだから簡単に 形状が修正できるわ 次は 長穴を増やしてみるね はてなちゃん 履歴バーにある カーソルバーを左側に移動して見て あっ 簡単に履歴が戻るんだね それに 再生 ボタンを押すと 形状の作成が自動で進むんだね 13 / 15
それじゃ フィーチャを抑制 について説明するね ここでは フィレットを 抑制 しているんだよ 抑制 すると そのフィーチャが表示されなくなるんだね 抑制 は 削除 とは違うの? 一度 削除 してしまうと もう復活できないけど 抑制だと フィーチャの抑制解除 で 抑制を解除することができるんだよ それじゃ フィレットで丸みが付いた形状を 面取り に変更するね フィレットフィーチャは 元の形状に戻せるように 抑制したほういいでしょ そして 履歴のカーソルバーを移動して シェル まで戻ってから 割り込んで 面取り を作成して見るね 簡単に 変更できたわ 14 / 15
あと 履歴バーから フィーチャの順番変更ができるよ 例えば シェル を後ろのフィーチャに移動してみよう わかった やってみるね 簡単にフィーチャの順番を変更することができたわ はてなちゃん Fusion360 を使ってみてどうだった 3 次元 CAD って 簡単に使えるでしょう 次からは 設計 について説明するからね わかったわ CAD は 設計 するための道具だものね CAD 先生 ありがとう 15 / 15