調査の仕様

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農林水産省より 2015 年農林業センサス結果の概要 ( 確定値 ) が公表されましたので 富山県の概要について 次のとおりお知らせいたします 2015 年農林業センサス結果の概要 ( 確定値 ) について ( 農林業経営体調査 富山県分 ) - 農業経営体数が減少する一方 法人化や経営規模の拡大が

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2010 年世界農林業センサス統計表 長沼町産業振興課 本資料は 2010 年世界農林業センサス農林業経営体調査結果報告書 ( 北海道分 ) ( 平成 23 年 3 月 北海道 ) から 長沼町に関して公表された調査項目と数値を抽出し整理したものである

16 Ⅱ 農林業経営体及び農家の部 ウ権原に基づいて育林又は伐採 ( 立木竹のみを譲り受けてする伐採を除く ) を行うことができる山林 ( 以下 保有山林 という ) の面積が3ha 以上の規模の林業 ( 育林又は伐採を適切に実施するものに限る ) エ農作業の受託の事業オ委託を受けて行う育林若しくは

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4 農林業 経営耕地面積割合 ( 農家数 ) ( 平成 27 年 ) 畑 63.4% (171 戸 ) 田 11.3% (53 戸 ) 樹園地 25.3% (102 戸 )

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7 用語の解説 農林業経営体 (1) 農林業経営体 農林業経営体 農林産物の生産を行うか又は委託を受けて農林業作業を行い 生産又は作業に係る面積 頭数が 次の規定のいずれかに該当する事業を行う者をいう (1) 経営耕地面積が 30a 以上の規模の農業 (2) 農作物の作付面積又は栽培面積 家畜の飼養

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目 次 Ⅰ 集落営農数 Ⅱ 集落営農数 ( 詳細 ) 1 組織形態別集落営農数 2 農業経営を営む法人となる画の策定状況別集落営農数 3 設立年次別集落営農数 4 経営所得安定対策への加入状況別集落営農数 5 人 農地プランにおける位置づけ状況別集落営農数 (1) 中心経営体として位置づけの有無別

仕切り紙Ⅱ

(2) 地方農政局管轄区域地方農政局名所属都道府県名東北農政局 (1) の東北の所属都道府県と同じ 北陸農政局 (1) の北陸の所属都道府県と同じ 関東農政局茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 山梨 長野 静岡東海農政局岐阜 愛知 三重近畿農政局 (1) の近畿の所属都道府県と同じ 中国四国

林業経営体 農林業経営体のうち (3) 又は (5) のいずれかに該当する事業を行う者 をいう 家族経営体 1 世帯 ( 雇用者の有無は問わない ) で事業を行う者をいう なお 農家が法人化した形態である一戸一法人を含む 組織経営体 世帯で事業を行わない者 ( 家族経営体でない経営体 ) をいう 農

資料 4 < 論点 > ダウンサイジング社会の進展に伴い 農業をベースとした地域社会 ( 特に中山間地等 ) は 今後どう変わっていくのか? ダウンサイジングプロセスにおける課題が先進的に表れている地域社会 ( 中山間地等 ) の現状は どうなっているのか? また そこから何が読み取れるか? 地域社

島 根 県 津和野町 美郷町 岡 山 県 早島町 山 口 県 平生町 高 知 県 檮原町 福 岡 県 柳川市 筑後市 うきは市 大木町 みやこ町 吉富町 鹿 児 島 県 阿久根市 (2) 農山村地域調査については 農林水産省 - 地方統計組織の実施系統で行い 市区町村用調査票は 市区町村に対して電子

センサスからみた北海道農業 ~ 2015 年農林業センサス結果等より ~ 道央地域うち 稲作地域 ( 空知 上川 留萌 ) 稲作 野菜等地域 ( 石狩 胆振 ) 軽種馬地域 ( 日高 ) 道東 ( 酪農 ) 道北地域 ( 釧路 根室 宗谷 ) 道南地域 ( 渡島 檜山 後志 ) 道東 ( 畑作 )

目 次 調査の概要及び利用上の注意 1 三条市の結果の概要 ( 確定値 ) 1 農林業経営体 2 2 農業経営体 (1) 組織形態別農業経営体数 3 (2) 経営耕地面積規模別農業経営体数 3 (3) 農産物販売規模別農家数 ( 販売農家 ) 4 3 農家 (1) 総農家数 5 (2) 経営耕地面積

は  じ  め  に

地域の農業を見て 知って 活かす DB データ一覧 2016 年 6 月 出典 原典年次 表名称 ファイル名 農林業センサス 2010 農林業経営体 _ 調査客体 SA0001_2010_2010_XX.xlsx 農林業センサス 2010 農林業経営体 _ 組織形態別経営体数 SA0002_2010

唐津市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 2 9 年 11 月 8 日 唐津市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 といいます ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地

目 次 Ⅰ 関東農業の特徴 1 農業産出額からみた関東農業 1 2 農家数からみた関東農業 4 Ⅱ 担い手の動向 1 基幹的農業従事者数からみた担い手 7 2 農業後継者からみた担い手 1 3 集落営農からみた担い手 14 Ⅲ 農地の動向 1 耕地面積の動き 18 2 農作物の作付状況 19 3 耕

(2)

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北海道の農林水産業(詳細版)

資料 5-2 農業生産法人制度について 平成 2 4 年 2 月

田原市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 3 月 23 日 田原市農業委員会 第 1 基本的な考え方農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等の利

分析事例 の作成方法 分析に用いた DB 以下に示す DL ファイルは 全て 5 年の農業集落基準です 表名 ( ファイル名称 ) 表コード年次出典資料名利用項目対象列 農業経営体 _ 組織形態別経営体数 (SA9_5_5_ xlsx) (SA9 5_ xlsx) (SA9_5_5_ xlsx) S

24 経営耕地面積 順位 市町村 面積 (ha) (ha/ 農家 ) 全県 53, 加 須 市 4, 熊 谷 市 4, 深 谷 市 3, さいたま市 2, 行 田 市 2, 川 越 市 2,571.8

鶏卵流通統計調査 ( 平成 30 年 ) - 鶏卵生産量は 前年に比べ 1.0% 増加 - 調査結果 1 鶏卵の生産量平成 30 年の鶏卵生産量は262 万 7,764tで 前年に比べ1.0% 増加した 平成 31 年 3 月 5 日公表 図 1 鶏卵生産量の推移 ( 全国 ) ( 万 t) 270

1_表紙(資料編)

24 経営耕地面積 面積 (ha) 全県 58,746 1 加 須 市 5,151 2 深 谷 市 4,323 3 熊 谷 市 4,47 4 さいたま市 2,994 5 川 越 市 2,84 6 行 田 市 2,658 7 鴻 巣 市 2,563 8 久 喜 市 2,535 9 羽 生 市 2,18

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平成 29 年 北海道アイヌ生活実態調査 の実施結果について ( 概要 ) 1 調査の目的この調査は 北海道におけるアイヌの人たちの生活実態を把握し 今後の総合的施策のあり方を検討するため 必要な基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の対象この調査における アイヌ とは 地域社会でアイヌの

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農地の流動化とその要因

利用者のために Ⅰ 農林業センサスの沿革 1 センサスとは 古代ローマに " センソール " という職の役人がおり その役職は5 年ごとにローマ市民の数などを調査することを仕事としていたことから センソールが行う調査を " センサス " と呼んでいたといわれている これによりセンサスとは 通常全てを

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国営農地再編整備事業 ニセコ地区 事業の概要あぶたぐん本事業は 北海道南西部に位置する虻田郡ニセコ町の畑地帯において 区画整理を行い 生産性の高い基盤の形成を通じて農業の振興と耕作放棄地の解消 発生防止を図るものである 事業の目的 必要性本地区の農地は 基盤整備が遅れているため 小区画や急傾斜であり

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書き方 ( 例 ) 別記第 17 号様式 農業生産法人報告書 自 至 平成 年 月 日平成 年 月 日 伊達市農業委員会会長様 平成年月日 主たる事務所の所在地伊達市 町 番地 法人の名称株式会社 代表者氏名 印電話番号 次のとおり農地法第 6 条第 1

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平成 30 年産かんしょの作付面積及び収穫量 - かんしょの収穫量は 前年産に比べ 1% 減少 - 平成 31 年 2 月 5 日公表 調査結果 1 作付面積全国の作付面積は 3 万 5,700ha で 前年産並みであった 2 10a 当たり収量全国の 10a 当たり収量は 2,230kg で 前年

29 宇農委第 227 号 平成 29 年 12 月 5 日 宇治市農業委員会 農地等の利用の最適化の推進に関する指針 宇治市農業委員会 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) 第 7 条第 1 項の規定に基づき 宇治市農業委員会にかかる標記指針を下記のと

農業のすがた 農業の概況 本県の農業は 農家一戸当たりの耕地面積が 0.80haと全国平均の 2.09haと比べて規模は小さいです が 野菜や花きを中心に 高い技術力を生かして農地を高度に利用した土地生産性の高い経営が行われてい ます 農地については 面積に占める畑の割合が 80.7% と全国平均の

緑の雇用 事業を開始するまでは 林業の新規就業者数は年平均約 2 千人程度でしたが 事業 を開始した以後は約 3 千 4 百人に増加し 平成 22 年度には 4,013 人となっています ( 図 ) 2

花き産業の概要 1. 花きの動向 (1) 生産の動向 1 花き産業は 生産から中間流通 加工 小売まで広がりを持って展開しており うち花き農業の生産額は 順調に推移してきたものの 平成 10 年の6,345 億円をピークに減少傾向に推移しており 平成 20 年には4,012 億円となっている なお

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第 3 章農林 漁業 年 区分 総農家数 40. 経営耕地面積規模別農家数 各年 2 月 1 日現在 ( 単位 : 戸 ) 販売農家計 0.3ha 未満 0.3~0.5ha 0.5~1.0ha 1.0~1.5ha 1.5~2.0ha 2.0~3.0ha 3.0~5.0ha 昭和 60 年平成 2 年

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

( 別紙様式 2) 平成 29 年度の目標及びその達成に向けた活動の点検 評価 Ⅰ 農業委員会の状況 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 都道府県名 : 熊本県農業委員会名 : 宇土市農業委員会 1 農業の概要 単位 :ha 田 耕地面積 1, 経営耕地面積

加賀市農業委員会農地等の利用の最適化の推進に関する指針 平成 30 年 1 月 26 日制定 加賀市農業委員会 第 1 指針の目的 農業委員会等に関する法律 ( 昭和 26 年法律第 88 号 以下 法 という ) の一部改正法が平成 28 年 4 月 1 日に施行され 農業委員会においては 農地等

5. 農機具等の被害状況申出書 5 台以上お持ちの方は,2 枚,3 枚と使用してください No. ( ア ) 被災機種名 ( イ ) 被災機種能力等 ( ウ ) 買替 ( 更新 ) 機種能力等 ( エ ) 添付資料 ( オ ) 規模拡大 ( カ ) 見積額 ( 必須 ) ( 必須 ) ( 必須 )

Ⅱ 担い手への農地の利用集積 集約化 1 現状及び課題 管内の農地面積これまでの集積面積現状 ( 平成 28 年 4 月現在 ) 1, 課 題 1 貸手 借手のマッチングの強化 2 集落営農組織の推進 育成 集積率 単位 ha 1 管内の農地面積は 活動計画に記載した耕地及び作付面積統

大分県農業共済組合 大分県農業共済組合作成 収入保険と既存制度の掛金及び補てん金の比較 ( 大分県 ) 品目 : 米 平均収入 100 万円作付面積 83a 単収 504kg/10a シナリオ 1 販売価格が 地域平均で シナリオ 2 販売価格が 個人のみで シナリオ 3 自然災害により 地域全体が

( 別紙様式 2) 平成 30 年度の目標及びその達成に向けた活動の点検 評価 Ⅰ 農業委員会の状況 ( 平成 31 年 3 月 31 日現在 ) 都道府県名 : 茨城県農業委員会名 : 守谷市 1 農業の概要 単位 :ha 田 耕地面積 経営耕地面積

( 問 3) 売却証明書を発行することができるのは どのような市場ですか 売却証明書を発行できるのは 以下の市場において売却した場合です 1 家畜市場家畜取引法 ( 昭和 31 年法律第 123 号 ) 第 2 条第 3 項に規定する家畜市場及び同法第 27 条に規定する臨時市場 2 中央卸売市場

農林水産統計調査専門調査員の募集について この度 農林水産省が実施している各種農林水産統計調査に関し 専門調査員を募集しています ( 別添資料参照 ) 任命期間中は非常勤の一般職の国家公務員となるため シルバー人材センターがその業務を受託することはできませんが 高齢者の経験及び能力等の活用に資するも

地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(第7次地方分権一括法)の概要

( 別紙様式 2) 平成 29 年度の目標及びその達成に向けた活動の点検 評価 Ⅰ 農業委員会の状況 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 都道府県名 : 埼玉県農業委員会名 : 杉戸町農業委員会 1 農業の概要 単位 :ha 耕地面積 経営耕地面積

Microsoft Word _研修機関等認定要領

( 別紙様式 2) 平成 28 年度の目標及びその達成に向けた活動の点検 評価 Ⅰ 農業委員会の状況 ( 平成 29 年 3 月 31 日現在 ) 都道府県名 : 北海道農業委員会名 : 美唄市農業委員会 1 農業の概要 単位 :ha 田 畑 普通畑樹園地牧草畑 耕地面積 8,

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広報たかす

ニュースリリース 農業景況調査 : 景況 平成 3 1 年 3 月 1 8 日 株式会社日本政策金融公庫 平成 30 年農業景況 DI 天候不順響き大幅大幅低下 < 農業景況調査 ( 平成 31 年 1 月調査 )> 日本政策金融公庫 ( 略称 : 日本公庫 ) 農林水産事業は 融資先の担い手農業者

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Q&A 〇税制度 Q1 生産緑地地区の指定を受けると 固定資産税は農地評価と聞いていますが 都市計画税はどうでしょうか A1 固定資産税 都市計画税が農地評価 農地課税となります Q2 主たる従事者の死亡や故障等により 生産緑地地区の指定から 30 年経過せずに指定が解除された場合 固定資産税を遡っ

本検討会で扱う「所有者の所在の把握が難しい土地」とは

2 農業委員会の運営 2 農業委員会は 市町村長が議会の同意を得て任命した 農業委員 で組織され 農業委員は 合議体としての意思決定 ( 農地の権利移動の許可 不許可の決定など ) を担当 農業委員会は 農地利用最適化推進委員 ( 以下 推進委員 という ) を委嘱し 推進委員は 担当区域における農

所得税確定申告セミナー

調査結果の主な利活用 食料 農業 農村基本計画における生産努力目標の策定及び達成状況検証のための資料 茶に関する生産振興に資する各種事業 ( 強い農業づくり交付金等 ) の推進のための資料 農業災害補償法 ( 昭和 22 年法律第 185 号 ) に基づく農業共済事業の適正な運営のための資料 累年デ

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長野県の農林業 本資料は 長野県の農林業の現状について 農林水産省統計部が実施している各種調査のうち 主要な統計調査結果をグラフ等でわかりやすく編集したものです 問い合わせ先 連絡先 : 関東農政局統計部統計企画課電話 : ( 直通 ) FAX :

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別記様式第一号 ( 第一条関係 ) 免許申請書 ( 第一面 ) 宅地建物取引業法第 4 条第 1 項の規定により 同法第 3 条第 1 項の免許を申請します この申請書及び添付書類の記載事項は 事実に相違ありません 地方整備局長北海道開発局長山形県知事 殿 申請者商号又は名称 郵便番号 ( - )

様式 1 農業経営改善計画認定申請書 平成年月日 札幌市長 様 申請者 住所氏名 名称 代表者 電話 < 法人設立年月日 印 年月日生 ( 歳 ) 年月日設立 > 農業経営基盤強化促進法 ( 昭和 55 年法律第 65 号 ) 第 12 条第 1 項の規定に基づき 次の農業経営改善計画の認定を申請し

Ⅱ 担い手への農地の利用集積 集約化 1 現状及び課題 現状 ( 平成 30 年 3 月現在 ) 農業従事者の減少 高齢化等による耕作放棄地の増加 農地の分散錯圃等が 農地の確保 有効利用を図る上での課題となっている 課題農業用水利システムの改修に伴い 農業者の管理 省力化に対応した維持管理方法の提

Microsoft Word - 3 保険料の国庫補助

H24/08/00

Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

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千葉県の農林水産業 本資料は 千葉県の農林水産業の現状について 農林水産省統計部が実施している各種調査のうち 主要な統計調査結果をグラフ等でわかりやすく編集したものです 問い合わせ先 連絡先 : 関東農政局統計部統計企画課電話 : ( 直通 ) FAX :

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平成 30 年産一番茶の摘採面積 生葉収穫量及び荒茶生産量 ( 主産県 ) - 一番茶の荒茶生産量は前年産に比べ 12% 増加 - 調査結果 1 摘採面積主産県の摘採面積 ( 注 1) は2 万 7,800ha で 前年産に比べ 400ha(1%) 減少した 2 10a 当たり生葉収量主産県の 10

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地域農業の将来動向と担い手経営の成立・展開に必要な技術開発方向

農業経営改善計画認定申請書_記入要領・記載例

平成 27 年 7 月 2 日東海農政局統計部 1 切り花類 出花き出荷量 ( 平成 26 年産 ) 全国の切り花類の出荷量は39 億 5 千万本で 出荷量が最も多かった平成 8 年に比べて18 億本 (31%) 減少 そのうち 愛知県は6 億 1 千万本で 全国シェアは15.5% と上昇傾向 愛知

目 次 1 林地台帳の公表 情報提供 1-1 公表 情報提供の範囲 1-2 公表の方法 1-3 情報提供の方法 2 林地台帳の修正 更新 2-1 修正申出の方法 2-2 情報の修正 更新手順 3 林地台帳管理システム 3-1 管理システムの機能 3-2 林地台帳情報と森林資源情報の連携 4. 運用マ

2 作物ごとの取組方針 (1) 主食用米本県産米は 県産 ヒノヒカリ が 平成 22 年から平成 27 年まで 米の食味ランキングで6 年連続特 Aの評価を獲得するなど 高品質米をアピールするブランド化を図りながら 生産数量目標に沿った作付けの推進を図る また 平成 30 年からの米政策改革の着実な

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

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Ⅰ 調査の仕様 1 調査の目的 2015 年世界農林業センサスは 農林業に関する基礎データを作成し 食料 農業 農村基本計画及び森林 林業基本計画に基づく諸施策並びに農林業に関する諸統計調査に必要な基礎資料を整備するとともに 地域の農林業の実態を明らかにすることを目的としています 2 調査の対象 規定 (6 用語の解説 農林業経営体 参照 ) に該当するすべての農林業 経営体を対象としました 3 調査期日 平成 27 年 2 月 1 日現在で実施しました 4 調査方法 農林水産省 栃木県 大田原市 指導員 調査員の実施系統で行う調査員 調査で 農林業経営体による自計申告調査としています 5 数値について (1) この結果概要の数値は確定値です (2) 統計表の面積の数値については 各単位ごとに四捨五入しており 合計と内訳の計が一致しないときがあります (3) 表中に用いた記号は以下のとおり 0 単位に満たないもの ( 例 :0.4ha 0ha) - 調査は行なったが事実のないもの 負数または減尐したもの Ⅹ 調査客体保護の観点からⅩとしたもの 6 用語の解説 (1) 農林業経営体農林産物の生産を行うか又は委託を受けて農林業作業を行い 生産又は作業に係る面積 頭数が 次の規定のいずれかに該当する事業を行う者をいいます ア経営耕地面積が30a 以上の規模の農業イ農作物の作付面積又は栽培面積 家畜の飼養頭羽数又は出荷羽数 その他の事業の規模が次の農林業経営体の基準以上の規模の農業 1 露地野菜作付面積 15a 2 施設野菜栽培面積 350m2 3 果樹栽培面積 10a 1

4 露地花き栽培面積 10a 5 施設花き栽培面積 250m2 6 搾乳牛飼養頭数 1 頭 7 肥育牛飼養頭数 1 頭 8 豚飼養頭数 15 頭 9 採卵鶏飼養羽数 150 羽 10 ブロイラー年間出荷羽数 1,000 羽 11 その他調査期日前 1 年間における農業生産物の総販売額 50 万円に相当する事業の規模ウ権原に基づいて育林又は伐採 ( 立木竹のみを譲り受けてする伐採を除く ) を行うことができる山林 ( 以下 保有山林 といいます ) の面積が 3ha 以上の規模の林業 ( 育林又は伐採を適切に実施するものに限ります ) エ農作業の受託の事業オ委託を受けて行う育林若しくは素材生産又は立木を購入して行う素材生産の事業 (2) 農業経営体 農林業経営体 の規定のうち ア イ エのいずれかに該当する事業を行う者 (3) 法人経営体 農林業経営体 の規定のうち 法人化して事業を行なう者( 一戸一法人は含みます ) (4) 林業経営体 農林業経営体 の規定のうち ウ オのいずれかに該当する事業を行なう者 (5) 家族経営体一世帯 ( 雇用者の有無は問わない ) で事業を行う者 なお 農家が法人化した形態である一戸一法人を含みます (6) 組織経営体複数世帯で事業を行う者 ( 家族経営体 に該当しない者) (7) 農家平成 27 年 2 月 1 日現在の経営耕地面積が10a 以上の農業を営む世帯又は経営耕地面積が10a 未満であっても調査期日前 1 年間の農産物販売金額が15 万円以上あった世帯 ( 例外規定農家 ) (8) 販売農家経営耕地面積が30a 以上又は調査期日前 1 年間の農産物販売金額が5 0 万円以上の農家 (9) 自給的農家経営耕地面積が30a 未満かつ調査期日前 1 年間の農産物販売金額が5 0 万円未満の農家 2

(10) 土地持ち非農家農家以外で 耕地及び耕作放棄地を5a 以上所有している世帯 (11) 農事組合法人農業協同組合法に基づき農業生産について協業を図ることにより 共同の利益を増進することを目的として設立された法人 (12) 株式会社会社法に基づく株式会社の組織形態をとっているもの なお 会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律に定める特例有限会社の形態組織をとっているものを含みます (13) 合名 合資会社会社法に基づく合名会社と合資会社の組織形態をとっているもの (14) 相互会社保険業法に基づき 加入者自身を構成員とし お互いが構成員のために保険業務を行なう団体 (15) 合同会社会社法に基づき 合同会社の組織形態をとっているもの (16) 農協農業協同組合法に基づく農業協同組合 農業協同組合の連合組織が該当 (17) 森林組合森林組合法に基づき組織された組合で 森林組合 生産森林組合 森林組合連合会が該当 (18) その他の各種団体農業災害補償法に基づく農業共済組合や農業関係団体 または森林組合以外の組合 愛林組合 林業研究グループ等の団体が該当 林業公社 ( 第 3セクター ) もここに含めます (19) 地方公共団体 財産区地方公共団体とは 都道府県 市区町村が該当 財産区とは 地方自治法に基づき 市区町村の一部を財産として所有するために設けられた特別区 (20) 単一経営農産物販売金額のうち 主位部門の販売金額が8 割以上の経営 (21) 準単一経営農産物販売金額のうち 主位部門の販売金額が6 割以上 8 割未満の経営 (22) 複合経営農産物販売金額のうち 主位部門の販売金額が6 割未満の経営 (23) 経営耕地面積農林業経営体が経営する耕地 ( 田 畑及び樹園地の計 ) の面積をいい 経営体が所有している耕地のうち貸付している耕地と耕作放棄地を除いたもの ( 自作地 ) に借りている耕地 ( 借入耕地 ) を加えたもの (24) 借入耕地他人から耕作を目的に借り入れている耕地 3

(25) 貸付耕地他人に貸し付けている自己所有耕地 (26) 耕作放棄地面積所有している耕地のうち 過去 1 年以上作付けせず しかもこの数年の間に再び作付けする考えのない耕地の面積転作のため休耕している耕地で 今後作付けする考えのある耕地は含みません (27) 主副業別分類農業所得と農業労働力の状況を組み合わせて農業生産の担い手農家をより鮮明に析出する農家分類として 1995 年農林業センサスから採用しました (28) 主業農家農業所得が主 ( 農家所得の50% 以上が農業所得 ) で 65 歳未満の農業従事 60 日以上の者がいる農家 (29) 準主業農家農外所得が主で 65 歳未満の農業従事 60 日以上の者がいる農家 (30) 副業的農家 65 歳未満の農業従事 60 日以上の者がいない農家 (31) 農業専従者農業従事者 ( 自営農業に従事した世帯員 ) のうち 調査期日前 1 年間に農業に150 日以上従事した者 (32) 専業農家世帯員の中に兼業従事者 ( 調査期日前 1 年間に30 日以上雇用兼業に従事した者又は調査期日前 1 年間に販売金額が15 万円以上ある自営兼業に従事した者 ) が1 人もいない農家 (33) 兼業農家世帯員の中に兼業従事者が1 人以上いる農家 (34) 第 1 種兼業農家農業所得を主とする兼業農家 (35) 第 2 種兼業農家農業所得を従とする兼業農家 (36) 農業従事者満 15 歳以上の世帯員のうち 調査期日前 1 年間に自営農業に従事した者 (37) 農業就業人口農業従事者のうち 調査期日前 1 年間に自営農業のみに従事した者又は農業とそれ以外の仕事の両方に従事した者のうち 自営農業が主の者 (38) 基幹的農業従事者農業就業人口のうち 調査期日前 1 年間にふだん仕事として主に自営農業に従事した者 4

(39) 農業生産関連事業自己農産物を利用した加工 店や消費者に直接販売や観光農園等経営に付帯する事業 (40) 契約生産予め特定の者 ( スーパー等小売店を含む ) と売買契約をして農業生産を行なっているもの (41) 一世帯複数経営同一の世帯内で複数の者がそれぞれ独立した経営管理又は収支決算のもとに 農業経営又は林業経営を行い それぞれの経営が農林業経営体の規定のいずれかに該当する事業を行なう経営 (42) 環境保全型農業 環境保全型農業推進の基本的考え方 ( 平成 6 年 4 月農林水産省環境保全型農業推進本部 ) によれば 農業の持つ物質循環機能を生かし 生産性と調和に留意しつつ 土づくり等を通じて 化学肥料 農薬の使用等による環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業 と定義されており 地域の慣行 ( 地域で従来から行なわれている方法 ) に比べて農薬や化学肥料の使用量を減らしたり 堆肥による土づくりを行うなど 環境に配慮した農業 5