地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題大田原市 矢板市及び那須町は栃木県の北部に位置し 東京圏から日帰りで観光が楽しめる地域として人気がある また 3 市町ともにサイクルツーリズムの推進を図っており 全国各地から訪れるサイクリストは近年着実に増加しているが 地域の魅力的な食や産業 宿泊 観光などの情報が一元化されておらず サイクリストの誘客効果が農業振興 産業振興 観光振興に十分に結び付いていない この様なことから サイクリストが利用しやすい宿泊施設やサイクリスト向けパッケージツアーなどを開発し 人の流れを金の流れに変える仕組みづくりが必要となっている また より多くのサイクリストを通年で取り込むためにはイベントや大会レース等の継続的な仕掛けが有効であるが 参加者及び来訪者の安全性の向上やおもてなしの充実 観光客の受け入れ体制の強化を図るための運営予算や人材不足が3 市町共通の課題である それら課題を解決するためには 民間ボランティア人材を効率的 安定的に確保 動員することが有効であるが 現状では3 市町ともにそのような体制が十分に整っていない 1
4-2 地方創生として目指す将来像サイクルツーリズムを促進すると同時に 特色ある農畜産物や豊かな観光資源をサイクルレースやイベント 3 市町で作成する web サイト等で発信し 新たな顧客の獲得や雇用の創出を図ることで サイクリストの誘客効果を農業 商工業 観光業に波及させる それにより 更なる人の流れを生み出す好循環を作り出し 地域経済全体の活性化を図る さらに スポーツボランティアの登録 育成 派遣 ( ボランティアシェアリング ) 体制を整備することにより サイクルレースやイベントの安全性の向上 地域への来訪者全体のおもてなしの心を共有し サイクリストのみならず 地域を訪れる観光客全体の受け入れ態勢強化を図る また 平成 29 年度から事業を実施できる3 市町が先行してサイクルツーリズムの推進を図り 県北地域全体の経済発展のため近隣の那須塩原市との連携体制整備に向けた調整を行う 数値目標 平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 9,460,000 人 250,000 人 260,000 人 270,000 人 ボランティア登録数 0 人 0 人 500 人 500 人 0PV 1,000PV 20,000PV 20,000PV KPI 増加分の累計 780,000 人 ボランティア登録数 1,000 人 41,000PV 2
5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 3 市町で作成する web サイトにおいて サイクリスト向け宿泊施設の紹介など様々な情報発信を行い サイクリストの誘客効果を農業 商工業 観光業に波及させる また スポーツボランティアの登録 育成 派遣を行うスキームを民間企業と共同で構築することにより サイクルレースやイベントの安全性の向上及び観光客へのおもてなし体制の強化を図る 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業地方創生推進交付金 ( 内閣府 ): A3007 1 事業主体大田原市 矢板市及び那須町 2 事業の名称 : チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 3 事業の内容大田原市と矢板市 那須町が連携し サイクリスト向けの広域的な情報プラットフォーム (web サイト ) を構築し サイクリストが泊まりやすい宿泊施設の紹介 宿泊施設と連携したサイクリスト向けパッケージツアーの開催 自転車で地元のカフェを巡るモデルコースの発信等を行う また スポーツボランティアの登録 育成 派遣のスキームを構築し サイクルレースやイベントの円滑な運営への参画に加え 一般観光客向けのボランティアガイドを実施する さらに 地場産品のPRやプロロードレースチームを活用した地域ブランドのPR 滞在型観光の推進 グリーンツーリズムの推進を図ることにより 栃木県北でしか体験できない旅を提供する 4 事業が先導的であると認められる理由 自立性 連携組織設立時に要する初期投資費用については行政が一部負担するが サイクリスト向け観光ツアー実施による事業収益や スポーツボランティア登録 育成プログラムによる会員からの登録費などにより 概ね3 年後の自立化を目指す また 平成 29 年度から大田原市が 3
本取組みに参画することによって より多様な観光プランの作成が可能になるほか 事業エリアが拡大することに伴い より多くのスポーツボランティアの参加が見込めることから 事業基盤の安定化が期待できる 官民協働 民間は事業を実施するうえで必要な人材の確保 育成を行うとともに 新商品の開発や資金調達を主体的に行う 行政は事業を実施するうえでプラットフォーム構築や情報発信の面で積極的な支援を行う 政策間連携 自転車が持つ広い移動範囲を活かして 当地域が持つ豊かな自然環境への誘導やサイクリストの行動心理を動かす食 健康をつなげることで 自転車を切り口に各政策のブラッシュアップを図る 地域間連携 3 市町が推進するスポーツツーリズムの取組みにおいて連携しそれぞれの強み 弱みを補い合いながら 新たな誘客や幅広い業種への効果波及に向けた仕組み作りなどに取り組む 連携自治体が増加する効果の例として 冬場の那須町においては 降雪により来訪するサイクリストが減少傾向にあるため サイクリングや飲食は降雪の少なく交通アクセスが充実した矢板市や大田原市で宿泊は那須へなど 3 市町が連携することにより季節の変化に対応した多様な観光ツアーを提供することが可能となり 年間を通して安定した来訪者の確保に繋げるための相乗効果を生み出せる その他の先導性 特になし 4
5 重要業績評価指標 (KPI) 及び目標年月 数値目標 平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 9,460,000 人 250,000 人 260,000 人 270,000 人 ボランティア登録数 0 人 0 人 500 人 500 人 0PV 1,000PV 20,000PV 20,000PV KPI 増加分の累計 780,000 人 ボランティア登録数 1,000 人 41,000PV 6 評価の方法 時期及び体制 検証方法 毎年度 3 月末時点のKPIの達成状況を各市町企画担当部署が取りまとめる 外部組織の参画者 総合戦略検討委員会を構成する有識者や議会の関与を得ながら検証結果報告をまとめる 検証結果の公表の方法 必要に応じて地方版総合戦略や今後の事業経営方針に反映させる 検証結果は毎年度 ホームページで公表する 5
7 交付対象事業に要する経費 法第 5 条第 4 項第 1 号イに関する事業 A3007 総事業費 71,096 千円 8 事業実施期間 地域再生計画認定の日から平成 31 年 3 月 31 日 (3 ヵ年度 ) 9 その他必要な事項特になし 5-3 その他の事業 5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援措置 該当なし 5-3-2 支援措置によらない独自の取組 (1) スポーツを基軸とした新たな観光スタイル & スポーツ 事業概要 : スポーツを基軸とした新たな観光スタイル & スポーツ を提案し スポーツに 食 や 宿泊 など +αの複合的なコンテンツを付加することで 東京圏からの来訪者が矢板市を通過点ではなく目的地とする動機をつくり 交流人口の増加を図りながら新たな魅力を生み出し 定住人口の増加へつなげていく 実施主体 : 矢板市事業期間 : 平成 27 年度 ~ 平成 28 年度 6 計画期間 地域再生計画認定の日から平成 31 年 3 月 31 日 7 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況にかかる評価の手法 検証方法 毎年度 3 月末時点のKPIの達成状況を各市町企画担当部署が取りまとめる 6
外部組織の参画者 総合戦略検討委員会を構成する有識者や議会の関与を得ながら検 証結果報告をまとめる 7-2 目標の達成状況にかかる評価の時期及び評価を行う内容 数値目標 平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度事業開始前増加分増加分増加分 ( 現時点 ) (1 年目 ) (2 年目 ) (3 年目 ) 9,460,000 人 250,000 人 260,000 人 270,000 人 ボランティア登録数 0 人 0 人 500 人 500 人 0PV 1,000PV 20,000PV 20,000PV KPI 増加分の累計 780,000 人 ボランティア登録数 1,000 人 41,000PV 7-3 目標の達成状況にかかる評価の公表の手法毎年度 3 月末時点のKPIの達成状況を各市町企画担当部署が取りまとめて 総合戦略検討委員会を構成する有識者や議会の関与を得ながら検証結果報告をまとめる また 検証結果は必要に応じて地方版総合戦略や今後の事業経営方針に反映させるとともに 検証結果は毎年度 ホームページで公表する 7