世界の生産エンジニアリングメーカー 平田機工におけるグローバル化と機械安全 平田機工株式会社 技術本部システム開発部木下博文 2012/03/05
平田機工におけるグローバル化 ~ 会社説明 ( 抜粋 ) ~ 2
成長の軌跡 ( 単位 : 百万円 ) 50,000 自動車 FPD 半導体関連生産設備に選択と集中 45,000 40,000 35,000 Non-Consolidated 単体売上高 Sales Consolidated 連結売上高 Sales ソフトウェアも含めた生産エンジニアリング ブラウン管生産設備を中心 とした家電向け 30,000 25,000 ロボット 自動機を組み込んだ自動組立ライン 主にビデオ カラーテレビ向け 20,000 15,000 10,000 5,000 コンベヤを主体とした生産ライン ( 特にフリーフロー方式コンベヤが成功 ) リヤカーなどの産業用車両およびベルトコンベヤ 0 1951/12 1956/12 1961/12 1966/12 1971/12 1976/6 1981/3 1986/3 1991/3 1996/3 2001/3 2006/3 2011/3 3
Hirata の特徴 一貫生産 生産エンジニアリング 開発 提案 システムエンジニアリングプロセスエンジニアリングソリューションレビューと最適化 設計 機械設計制御設計ソフトウェア設計 グローバル対応力 組立 検証 部品製造 機械部品制御盤ワイヤーハーネス 保守 サービス 運用上の教育 研修サポートメンテナンスアップデート サポート力 生産立ち上げ 現地据付 テスト 社内組立 試運転 検査 モノ造り力 Hirata は 生産エンジニアリングとモノ造り力という総合力を持ち合わせた世界的にもユニークな企業です 開発 提案 設計 製作 試運転 生産立ち上げまでのソフト ハードのエンジニアリング力を持ち 一貫したモノ造りの体制により 納期 品質 コストの徹底した管理 と お客様の要求に応える柔軟性 という一般には相反する課題を高いレベルで解決します 4
Hirata の特徴 生産エンジニアリング モノ造り力 システムインテグレーター ~ 豊富な経験とノウハウ ~ 一貫生産 機械 + 制御 + 総合システムの能力 社内製造能力 機械設計から製造まで 制御設計から製造まで ロボットの開発 製造 ソフトの開発 高い社内製造率 システム計装 ソフトウェア開発 制御 自動機 生産管理システム 当社工場内での完全試運転 ロボット System Integration フィーダー CAD/CAM システム プロセス装置 ストッカ 搬送機 組立 精密部品加工 5
国内拠点 本社 管理部門工場 自動車関連 FPD 関連 熊本工場 ( 東工場 ) 営業, 設計, 製造, 開発, 管理 半導体関連 関西工場 ( 滋賀 ) 営業, 設計, 製造, 管理 搬送設備 / 電子機器機械器具関連 FPD 関連 / 半導体関連 楠野工場 営業, 設計, 製造, 管理 関東工場 ( 栃木 ) 営業, 設計, 製造, 管理 熊本本部 経営企画, 経理, 総務情報企画, 購買, 品質管理 熊本工場 営業, 設計, 製造, 加工, 開発, 管理 FPD 関連 七城工場製造, 管理 本社 ( 東京 ) 6
海外拠点 欧州 米州 HEE( ト イツ ) 中国 台湾 HAS, HME ( 中国上海 ) HCA (USA インテ ィアナ ミシカ ン ) 東南アジア HET( タイ ) 平田機工 ( 日本 ) HCT( 台湾 ) HEM ( メキシコ ) HSL( シンカ ホ ール ) さまざまなエリアにおいて 販売 サービス もの造りに対応できます 7
海外生産拠点 - 米州 欧州 HCA (USA インテ ィアナ ) (USA ミシガン ) 所在地敷地工場従業員数 USAインディアナ 38,040m2 1,380m2 USAミシガン 11,736m2 2,603m2 HEE( ト イツ ) 57 名 敷地 工場 従業員数 2,340m2 1,000m2 17 名 8
海外生産拠点 - アジア HAS( 中国上海 ) HCT( 台湾 ) 敷地工場従業員数 27,347 m2 13,511 m2 108 名 HSL( シンカ ホ ール ) 敷地工場従業員数 10,915 m2 2,000 m2 47 名 敷地工場従業員数 5,499 m2 1,960 m2 48 名 9
地域別売上高構成 北米 24% ヨーロッパ 4% アジア 19% 日本 53% 2011/3 期 10
平田機工における機械安全 11
市場環境と社内環境 機械産業の海外 ( 新興国 ) シフト化が急速に進んでいる ISO IEC NFPA SEMI 韓国 S マークなどへの対応が当然のように要求される これまでの お客様要求仕様通り で済む安全は少ない 安全の仕様詳細は出せないが 法律はこれ 準拠規格はこれ と 指定されるケースが多くなっている その要求に応え続けていくためには 設計 製作の効率向上を追求しなければならない そのためにも 機械安全に関する社内基準と ISO9001 手順書の充実化が急務である 12
ビジョン 信念 行動基準 + ISO 基本方針 ビジョン 信念 行動基準 品質方針 ISO(9001/14001) 基本方針 + (1) お客様を第一とし お客様に満足して頂ける高い品質の製品を提供する (2) 技術革新に努め 環境に配慮した 付加価値の高いオリジナル製品をつくる (3) 法規 規格を遵守し 安全で使い易い製品をつくる (4) EMS と QMS の有効性の継続的な改善を通して 汚染の予防と品質向上に努める 機械安全への取組 設計 製造の基準をグループで共通化する = お客様の安全要求仕様に基づき 国際安全規格に準拠した機械安全社内技術基準を創造し 安定した安全品質の製品を提供する 13
機械安全 社内技術標準 世の中には様々な国際標準や地域 国家標準 団体標準がある それらを戦略的に上手く取り込み 当社の社内技術標準 標準 =HS(Hirata Standard) を作り 開発 設計や教育に活用していく 標準化 の促進が課題 国際標準 ISO/IEC 地域 国家標準 EN/BS/JIS/GB 団体標準 SEMI/ASME 等 社内技術標準全社標準 事業部標準 社内標準化開発 設計 / 教育への活用 14
HS(Hirata Standard) <HS 総則 > HS の目的平田機工 並びに顧客や協力企業が利益や利便性を公正に得ることを目指し 品質の安定 生産効率の向上 安全の維持 環境の保全などの観点から技術標準を規定する 適用範囲平田機工 並びに協力企業へ適用する HS の運用活動 並びに運用に関する手順は ISO9001 文書の (7.3) HS 運用手順書 で定める 15
製品安全 HS 大分類 中分類 D. 安全 1 2 3 4 5 製品安全 項目 1 製品安全とリスクアセスメント 更新と新規 改定日 2 安全規格 ( 概要 ) HS-D01-02-01 2011/06/29 製品安全に関する規定 1 製品の安全に関する規定 2 産業用ロボットの安全規格と安全教育 HS-D02-02-01 2011/06/29 3 半導体装置の安全ガイドライン (SEMI 規格 ) 4 レーザー装置及びレーザー装置を含んだラインの設計と使用時の安全基準 HS-D02-04-01 2011/08/10 人間工学 環境安全 1 人力 姿勢 作業環境 構造物に対する安全基準 1 設計の為の一般原則. 第 1 部 : 基本用語. 方法論 2 設計の為の一般原則. 第 1 部 : 技術原則. 仕様 3 製造物責任 (PL) 法 4 構造物の安全 ( 安全距離 挟まれの危険 ) HS-D04-04-01 2010/03/12 5 設計仕様書 6 設計参考図 7 火傷の限界 ( 安全 ) 8 騒音による規定 ( 安全 ) 9 空気圧及び油圧設備の危険防止 防爆関係の安全基準 1 防爆知識 HS-D05-01-01 2010/07/23 2 各国の防爆構造規格 3 防爆に関する電機機器分類 物質 大分類 中分類 D. 安全 6 7 8 項目 更新と新規 改定日 警告表示 ( ラベル ) 1 警告等の表示とラベル一覧 HS-D06-01-04 2010/10/01 電気安全設計 1 電気安全設計 ( 概要 ) HS-D07-01-01 2011/06/29 2 安全に関する用語と定義 HS-D07-02-01 2011/04/29 3 一般要求事項 4 外部電源導体端子及び遮断 断路装置 5 感電保護 6 機器の保護 7 等電位ボンディング 保護ボンディング 8 制御回路及び制御機能 9 安全カテゴリ HS-D07-09-01 2010/04/21 10 安全回路代表例 11 オペレーターインターフェイスと機械に取り付けられた制御機器 12 電子装置 13 コントロールギア : 配置, 取付け及びエンクロージャ 14 導体及びケーブル HS-D07-14-01 2010/07/23 15 配線の方法 16 電動モータ及び関連機器 17 附属品及び照明 18 マーキング 警告標識及び略号 19 技術文書 20 検証 21 再起動条件について HS-D07-21-01 2008/09/26 電気安全設計 1 安全チェックシート ( 制御 ) HS-D08-01-01 2011/08/10 16
製品安全 HS( 例 ) CE マーキング対応業務フロー ( 引合 ~ 契約 ) 営業 引き合い EC 域内国 EU 加盟国 CE マーキンク 対応 CEマーキンク 対応顧客基準 技術の打ち合わせ 見積り設備基本仕様書 CE マーキンク 対応客先基準 作成 契約 契約書 CE マーキンク 対応平田基準 CE マーキンク 対応平田基準 CE マーキング対応方針決定 EC 域外国 CE マーキンク 対応不要 CE マーキンク 対応不要明記 完了後 サイン必要 CE マーキングは欧州での製品流通パスポート EN 規格 JIS 規格は IEC/ISO 規格をもとに制定される ( 例 : ISO12100-1=EN ISO12100-1=JISB9700 IEC60204-1=EN60204-1=JISB9960) EC 指令 EN 規格 =IEC/ISO 規格 CE マーキンググローバル対応 機械の包括的な安全基準に関する指針 JIS 規格 =IEC/ISO 規格 グローバル対応 17
以上 機械安全の対応方針 取組を紹介しました 平田機工がグローバル市場で勝ち抜いていくためには 国際規格に基づいた安全な生産システムの提供が必要となりますが 機械安全の普及 定着 安全規格の国際的な動きへの追随が 課題となっております 目指すは 機械安全の普及 定着 追随 先導 競争力 UP です ご清聴ありがとうございました 18