Microsoft Word - 環境法令Monthly2014_1月号-5.doc

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資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

〔表紙〕

お知らせ

目 次 1. トップランナー制度について 1トップランナー制度の概要について 3 2トップランナー基準に関する基本的な考え方について 5 3トップランナー基準に関する主な規定について 8 4トップランナー基準策定及び運用の流れについて 9 2. ラベリング制度について 1ラベリング制度の概要について

取組概要 ( 申請書からの転記 ) 全 般 排 出 量 の 認 識 取組名称 認証取得者名取組の概要 適用したカーボン オフセット第三者認証基準のバージョン認証の有効期間オフセット主体認証ラベルの使途 認証対象活動 認証番号 :CO 有効期間満了報告書受領済み 持続可能な島嶼社会の発展に

別紙 フロン排出抑制法に基づく平成 28 年度のフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果について 環境省 1. 再生量等の集計結果 (1) 再生量フロン排出抑制法に基づき第一種フロン類再生業者から報告のあった平成 28 年度におけるフロン類の再生量の合計は約 1,248 トンであり 平成 27 年度

( 別紙 ) 中国電力株式会社及び JFE スチール株式会社 ( 仮称 ) 蘇我火力 発電所建設計画計画段階環境配慮書 に対する意見 1. 総論 (1) 石炭火力発電を巡る環境保全に係る国内外の状況を十分認識し 本事業を検討すること 本事業を実施する場合には 本事業に伴う環境影響を回避 低減するため

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定を法第十九条の二第一項において準用する場合を含む ) 第十九条第一項から第四項まで 第六十一条第一項から第四項まで並びに第八十七条第一項 を 第八条第三項 第九条第三項 第十条第一項から第三項まで 第十一条第二項 第十二条第三項 第十三条第一項から第四項まで 第十四条第三項 第十八条第一項から第四

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

準処理期間 経由機関での協議機関での処分機関での処理期間処理期間処理期間内訳設置許可 14 日 - - 変更許可 10 日設定年月日平成 26 年 4 月 1 日最終変更日年月日 備考


Microsoft Word - H29要綱_ docx

本日の説明内容 1. グリーン購入法の概要 2. プレミアム基準策定ガイドライン

事業者におけるエネルギー管理者の位置づけ 特定事業者 エネルギー管理統括者 [ 事業者全体としての取組 ] 経営的視点を踏まえた取組 中長期計画作成の取りまとめ 現場管理に係わる企画立案 実務の実施 ( マニュアルなどの作成 ) 事業者の代表者 補佐 条件 : 法律上 事業の実態を統括管理する者 を

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番号文書項目現行改定案 ( 仮 ) 1 モニタリン 別表 : 各種係 グ 算定規程 ( 排出削 数 ( 単位発熱量 排出係数 年度 排出係数 (kg-co2/kwh) 全電源 限界電源 平成 21 年度 年度 排出係数 (kg-co2/kwh) 全電源 限界電源 平成 21 年度 -

Qfuel, ベースラインエネルギー使用量 GJ/ 年 Qheat, 事業実施後使用熱量 GJ/ 年 事業実施前のボイラーのエネルギー消費効率 4 % Fheat, ΔTheat, 事業実施後の設備で加熱された温水の使用量又は熱媒油の流量事業実施後の設備で加熱された温水又は熱媒油の熱利用前後の温度差

都民の健康と安全を確保する環境に関する条例 ( 平成十二年東京都条例第二百十五号 ) 新旧対照表 ( 抄 ) 改正案現行目次 ( 現行のとおり ) 目次 ( 略 ) 第一条から第百十二条まで ( 現行のとおり ) 第一条から第百十二条まで ( 略 ) ( 土壌汚染対策指針の作成等 ) 第百十三条知事

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PowerPoint プレゼンテーション

(2) ベースラインエネルギー使用量 それぞれの排出起源のベースラインエネルギー使用量の算定方法は以下のとおり 1) 発電電力起源 EL BL = EL ( 式 1) 記号定義単位 ELBL ベースライン電力使用量 kwh/ 年 EL 事業実施後のコージェネレーションによる発電量 kwh/ 年 2)

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

フロン回収・破壊法の改正内容等について

安全管理規程

(頭紙)公布通知

フロン類製造業者等の フロン類の使用合理化の状況

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Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

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軽井沢スキーバス事故対策検討委員会について

流通政策課関係団体配布資料 電球形 LED ランプにおける トップランナー規制について 平成 25 年 8 月資源エネルギー庁省エネルギー対策課 Ministry of Economy, Trade and Industry Agency for Natural Resources and Ener

Microsoft Word ①概要(整備令)

- 1 - 国土交通省告示第三百十六号高齢者 障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律施行規則(平成十八年国土交通省令第百十号)第六条の二 第六条の三 第六条の四及び第二十三条の規定に基づき 同規則第六条の二の規定に基づく国土交通大臣が定める要件並びに移動等円滑化取組計画書 移動等円滑化取組報告書

当該イ又はロに定める者 に改め 同号に次のように加える イ製造業者等であつて その主たる事務所並びに事業所 工場及び店舗が一の都道府県の区域内のみにあるもの(ロに規定する指定都市内製造業者等を除く 以下この条において 都道府県内製造業者等 という )当該都道府県の知事ロ製造業者等であつて その主たる

法律 出典 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年 8 月 10 日法律第 145 号 ) 政令 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行令 ( 昭和 36 年 1 月 26 日政令第 11 号 ) 省令 医薬品 医療機器等の品質

項目ご意見等の概要部会の考え方 ( 案 ) 1 操業中及び猶予中の工場等における土壌汚染状況調査 有害物質使用届出施設等の廃止後の土壌汚染状況調査が実施されておらず かつ 調査の猶予を受けていない土地についても 土地の利用履歴等の報告や土壌汚染状況調査の対象とする規定を設けるべきである 有害物質使用

4 推進体制別途添付いたします 5 公表の方法等 ホームページアドレス 閲覧場所 窓口で閲覧 所在地 冊 子 閲覧可能時間 冊子名 入手方法 その他

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

(2) ベースラインエネルギー使用量 それぞれの排出起源のベースラインエネルギー使用量の算定方法は以下のとおり 1) 発電電力起源 EL BL = EL ( 式 1) 記号定義単位 ELBL ベースライン電力使用量 kwh/ 年 EL 事業実施後のコージェネレーションによる発電量 kwh/ 年 2)

Microsoft Word - <局長レク後>都道府県・政令市宛て(総括指摘部分修正)

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Microsoft Word - 土壌汚染対策法施行規則の一部を改正する省令

B.2 モニタリング実績 (1) 活動量 ( 燃料消費量 生成熱量 生産量等 ) 記号 モニタリング項目 定義 単位 分類 1 モニタリング方法 概要 頻度 実績値 モニタリング実績 計測対象期間 ( 年月日 ~ 年月日 ) 備考 F PJ,biosolid プロジェクト実施後のバイオマス固形燃料使

npg2018JP_1011

Microsoft Word - 【施行②】第50条解釈適用指針Rev4.doc

新とする理由⑴ 政策目的 車体課税については 平成 23 年度税制改正大綱において エコカー減税の期限到来時までに 地球温暖化対策の観点や国及び地方の財政の状況を踏まえつつ 当分の間として適用される税率の取扱いを含め 簡素化 グリーン化 負担の軽減等を行う方向で抜本的な見直しを検討 することとされて

自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令に規定する国土交通大臣が告示で定める方法 ( 平成十八年三月十七日国土交通省告示第三百五十号 ) (10 15モード燃費値及びJC08モード燃費値の算定方法) 第一条自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令 ( 昭和 54 年通商産業省 運輸省令第

260401【厚生局宛て】施行通知

H28秋_24地方税財源

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

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平成 30 年度朝倉市地球温暖化対策実行計画 ( 事務事業編 ) 実施状況報告書 ( 平成 29 年度実績 ) 平成 30 年 9 月 朝倉市環境課

エネルギー規制 制度改革アクションプラン (11 月 1 日 ) の概要 重点課題と詳細リスト 現時点で政府が取り組むこととしている又は検討中の事項を 実施 検討事項詳細リスト (77 項目 ) として取りまとめ その中から 3つの柱で計 26 項目の重点課題を特定 1 電力システムの改革 (9 項

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自動車環境基準の審査

平成○○年○○月○○日

●アレルギー疾患対策基本法案

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

1 プロジェクト実施者の情報 1.1 プロジェクト実施者 ( 複数のプロジェクト実施者がいる場合は代表実施者 ) ( フリガナ ) エンジニアウッドミヤザキジギョウ実施者名キョウドウクミアイエンジニアウッド宮崎事業協同組合住所 宮崎県都城市吉尾町 プロジェクト代

PSP 省令 と それぞれ略称する 記 1. 改正施行規則について希少疾病用医療機器その他の医療上特にその必要性が高いと認められる医療機器であり かつ 当該医療機器についての臨床試験の実施に特に長期間を要すると認められるものに係る承認申請をする場合においては 改正 GVP 省令第 9 条の3 第 1

工場等に対する省エネ法の変遷 我が国は 石油ショックによる石油価格の高騰やグローバル競争の激化等を背景として 世界に率先して省エネ対策等に取り組んできた < 省エネルギー対策の変遷 ~ 日本の省エネは 60 年の歴史 ~> 熱管理規則制定 熱管理法施行

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【環境省】各行政機関における政策評価の結果及びこれらの政策への反映状況(個表)

Microsoft Word - 熱の利用の促進に関する法律案

02【通知案】年管管発 第号(周知・機構宛)

目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5

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目次 ( )

実用発電用原子炉の設置 運転等に関する規則 ( 抜粋 ) ( 昭和 53 年 最終改正 : 平成 25 年 )( 通商産業省令 ) ( 工場又は事業所において行われる廃棄 ) 第九十条法第四十三条の三の二十二第一項の規定により 発電用原子炉設置者は 発電用原子炉施設を設置した工場又は事業所において行

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

( 別紙 1) 省令の施行に伴う留意事項等について 1 総論及び省令第 1 条関係省令に係る法体系について化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 ( 昭和 48 年 10 月 16 日法律第 117 号 以下 化審法 という ) 第 17 条第 2 項において 業として第一種特定化学物質等を取り

第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

必要なものとして政令で定める原材料等の種類及びその使用に係る副産物の種類ごとに政令で定める業種をいう 8 この法律において 特定再利用業種 とは 再生資源又は再生部品を利用することが技術的及び経済的に可能であり かつ これらを利用することが当該再生資源又は再生部品の有効な利用を図る上で特に必要なもの


既存の高越ガス設備の耐震性向上対策について

記 第 1 参議院合同選挙区選挙の執行に関する事項 1 合同選挙区都道府県 ( 法第 5 条の6 第 1 項に規定する合同選挙区都道府県をいう 以下同じ ) の選挙管理委員会は 法第 22 条第 2 項の規定による選挙人名簿の登録が行われた日現在において選挙人名簿に登録されている選挙人の数 ( 参議

第一種特定製品の管理者が取り組むべき措置について フロン類の漏えい防止対策が必要です 第一種特定製品とは 1 業務用のエアコンディショナー 1 及び 2 業務用の冷蔵機器及び冷凍機器であ って 冷媒としてフロン類が使用されているもの 管理者とは原則として 当該製品の所有権を有する者 ( 所有者 )

蛍光ランプのみを主光源とする照明器具のエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等 平成 11 年 3 月 31 日通商産業省告示第 191 号 ( 廃止 制定 ) 平成 16 年 1 月 22 日経済産業省告示第 8 号 ( 一部 ) 平成 18 年 3 月 29

R-Style template v2.0

東洋インキグループの環境データ(2011〜2017年)

- 1 - 参照条文建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令の一部を改正する政令案建築物の耐震改修の促進に関する法律施行令(平成七年政令第四百二十九号)(抄) (通行障害建築物の要件)第四条法第五条第三項第二号の政令で定める建築物は そのいずれかの部分の高さが 当該部分から前面道路の境界線までの水平

事例2_自動車用材料

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1 平成 22 年度の取組み結果 平成 22 年度の取り組み結果は 下記のとおりです 温室効果ガスの総排出量 平成 22 年度 温室効果ガス総排出量 (t-co2) 26,876 27, % 具体的取り組み 平成 22 年度 電気使用量 (kwh) 37,334,706 38,665,4

2

個人情報保護法と 行政機関個人情報保護法の 改正点概要

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アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

PowerPoint プレゼンテーション

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

汚染の除去が行われた場合には 指定を解除その他 区域の指定等 1 要措置区域 ( 法第 6 条 ) 土壌汚染の摂取経路があり 健康被害が生ずるおそれがあるため 汚染の除去等の措置が必要な区域 汚染の除去等の措置を都道府県知事等が指示 ( 法第 7 条 ) 土地の形質の変更の原則禁止 ( 法第 9 条

はじめに

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事務ガイドライン ( 第三分冊 )13 指定信用情報機関関係新旧対照表 Ⅰ-2 業務の適切性 現行改正後 ( 案 ) Ⅰ-2 業務の適切性 Ⅰ-2-4 信用情報提供等業務の委託業務の効率化の観点から 内閣総理大臣 ( 金融庁長官 ) の承認を受けて信用情報提供等業務の一部を委託することが可能とされて

電化厨房機器における 「定格消費電力」の 統一表示について

01 施行通知(都道府県宛)

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Transcription:

~ 環境法規制制改正情報 (12 月 ) ~ 環境法規制の制改正情報 (2013 年 12 月 1 日 ~ 2013 年 12 月 31 日 ) 特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令の規定に基づき 電気事業者ごとの特定排出者による他人から供給された電気の使用に伴う二酸化炭素の排出の程度を示す係数及び代替する係数を公表する件の一部を改正する件 温室効果ガス算定排出量等の報告等に関する命令の規定に基づき 電気事業者ごとの調整後排出係数を公表する件の一部を改正する件 (2013/12/18 官報号外第 276 号 ) 解説特定排出者が 毎年度 事業所管大臣へ報告することが義務付けられている温室効果ガス排出量のうち エネルギー起源二酸化炭素 ( 他者から供給された電気の使用に伴う二酸化炭素 ) の排出量を算定する際に使用する排出係数 ( 実排出係数 調整後排出係数 ) が 公表されました 施行期日 :2013 年度温室効果ガス排出量 ( 実績 ) の算定 報告分に適用 < 特定排出者の方へ > エネルギー起源二酸化炭素の排出量の算定に使用する電気事業者ごとの排出係数 ( 実排出係数 調整後排出係数 ) が公表されました ( 告示表 ) 電気事業者名 1 実排出係数 (t-co2/kwh) 調整後排出係数 (t-co2/kwh) 北海道電力株式会社 0.000688 0.000680 東北電力株式会社 0.000600 0.000560 東京電力株式会社 0.000525 0.000406 中部電力株式会社 0.000516 0.000373 北陸電力株式会社 0.000663 0.000494 関西電力株式会社 0.000514 0.000475 中国電力株式会社 0.000738 0.000672 四国電力株式会社 0.000700 0.000656 九州電力株式会社 0.000612 0.000599 沖縄電力株式会社 0.000903 0.000692 他 29 社 省略 省略 実排出係数 : 電気事業者が電気の発電 ( 燃料の燃焼 ) に伴って排出した二酸化炭素の量を販売電力量で除した値調整後排出係数 : 電気事業者が電気の発電 ( 燃料の燃焼 ) に伴って排出した二酸化炭素の量から京都メカニズムクレジット等を控除した量を販売電力量で除した値 電気事業者以外の者から供給された電気の場合であって 実測等に基づく適切な排出係数を用いて算定が困難な場合に代替する係数は 0.000550t-CO2/kWh とされました ( 告示表 ) 2013 年度温室効果ガス排出量 ( 実績 ) の算定 報告にあたっては 上表の排出係数 ( 実排出係数 調整後排出係数 ) を使用して算定し 2014 年 7 月末日までに事業所管大臣へ報告しなければなりません

エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律の施行期日を定める政令 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) 解説第 183 回通常国会において成立した エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する法律 による改正事項 (*1) について その施行期日が定められました (*1) 改正事項は 環境法令 MONTHLY 環境法規制の制改正情報 (2013 年 5 月 1 日 ~2013 年 5 月 31 日 ) で解説しております そちらをご覧ください < 事業者の方全般へ > 次の事項は 2013 年 12 月 28 日より施行 1トップランナー制度 ( 現在商品化されている製品のうち省エネ性能 熱損失防止性能が最も優れている製品を目標基準とし 目標年度までにその目標基準以上の省エネ性能 熱損失防止性能を目指す制度 ) の対象として 1 特定機器に関係する機器 ( 特定機器の部品として使用される機器 専ら特定機器とともに使用される機器 ) 2 熱損失防止のための建築材料 を追加 ( 法第 78 条 ~ 第 81 条の 5) 次の事項は 2014 年 4 月 1 日より施行 1 法律の題名の変更 エネルギーの使用の合理化に関する法律 エネルギーの使用の合理化等に関する法律 2 電力ピーク対策 電気の需要の平準化 ( 電気の需要量の季節や時間帯による変動を縮小させること ) に係る次の取組 エネルギー使用者の努力 ( 法第 4 条 ) 経済産業大臣が定める基本方針に留意して 電気の需要の平準化に努めること 荷主の努力 ( 法第 58 条 ) 経済産業大臣が定める基本方針に留意して 貨物輸送事業者に行わせる貨物の輸送において 電気需要平準化時間帯 ( 電気の需要の平準化を推進する必要がある時間帯として経済産業大臣が指定する時間帯 ) から 他の時間帯への貨物の輸送を行わせる時間変更に努めること 事業者の努力 ( 法第 70 条 ) 経済産業大臣が定める基本方針に留意して 従業員の通勤における公共交通機関の利用の推進 その他の措置について 電気の需要の平準化に努めること 建築物の建築をしようとする者等の努力 ( 法第 72 条 ) 経済産業大臣が定める基本方針に留意して 建築物に設置する電気を消費する機械器具について 電気の需要の平準化に資する措置を行うよう努めること < 修正履歴 > 下記のとおり誤記等の修正を行いました (2014 年 2 月 14 日赤文字箇所 ) 1) 環境法令 MONTHLY 6 月号 環境法令 MONTHLY 環境法規制の制改正情報 (2013 年 5 月 1 日 ~2013 年 5 月 31 日 ) へ修正 2) 法第 77 条 ~ 法第 78 条 ~ へ修正 3) 電気使用者の努力 エネルギー使用者の努力 へ修正 4) 建築主の努力 建築物の建築をしようとする者等の努力 へ修正 2

エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令 エネルギーの使用の合理化に関する法律施行規則等の一部を改正する省令 断熱材の性能の向上に関する熱損失防止建築材料製造事業者等の判断の基準等 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) 解説トップランナー制度の対象として追加された 熱損失防止のための建築材料について その対象 目標基準及び目標年度等が定められました 施行期日 :2013 年 12 月 28 日より施行 ( 一部 2015 年 7 月 1 日より施行 ) < 断熱材の製造事業者等の方へ > トップランナー制度の対象として 断熱材 ( 押出法ポリスチレンフォーム ガラス繊維 ( グラスウールを含む ) 又はスラグウール若しくはロックウールを用いたものに限り 真空断熱材その他経済産業省令で定めるものを除く ) が指定されました ( 施行令第 23 条の 2) 経済産業省令 ( エネルギーの使用の合理化に関する法律施行規則 ) では 次の断熱材を対象から除くこととされました ( 施行規則第 49 条の 2) 1ガラス繊維 ( グラスウールを含む ) スラグウール ロックウールを用いた断熱材のうち吹込式のもの 2ガラス繊維 ( グラスウールを含む ) を用いた断熱材のうち密度が 24kg/m3 以上のもの 断熱材の目標基準 ( 種類に応じた基準熱損失防止性能 ) 目標年度 (2022 年度 ) 熱損失防止性能の測定方法が定められました ( 判断の基準 ) 製造事業者等が本体 カタログ 断熱材の選定にあたり製造事業者等により提示される資料に表示すべき事項が定められました ( 判断の基準 ) 本表示に係る事項のみ 2015 年 7 月 1 日より施行されます 目標年度までに目標基準をクリアできなかった場合 勧告等の対象となる製造事業者の要件が 断熱材の年間生産量又は年間輸入量が 18 万 m2 以上の製造事業者等 とされました ( 施行令第 23 条の3) ( 目標年度までに目標基準をクリアできなかった場合 要件に該当する製造事業者に対しては エネルギーの使用の合理化に関する法律 第 81 条の 5 に基づき 目標基準と比較して熱損失防止性能の向上を相当程度行う必要があると認められた時に限り その向上を図るべき旨の勧告が行われ 勧告に従わなかった際には公表 命令 罰則 ( 罰金 ) という措置がとられます ) 断熱材を製造 加工 輸入するにあたり 目標年度までに目標基準をクリアするようン熱損失防止性能を向上させる必要があります 3

工場等における電気の需要の平準化に資する措置に関する事業者の指針 荷主における電気の需要の平準化に資する措置に関する事業者の指針 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) 解説工場 事業場及び荷主における電力ピーク対策の適切かつ有効な実施を図るために 事業者が取り組むべき措置に関する指針が定められました 施行期日 :2014 年 4 月 1 日より施行 < 事業者の方全般へ > 電力ピーク対策を推進する必要があると認められる時間帯 ( 電気需要平準化時間帯 ) が定められました 17 月 1 日 ~9 月 30 日までの 8 時 ~22 時 212 月 1 日 ~3 月 31 日までの 8 時 ~22 時 工場 事業場における電力ピーク対策への取組が定められました ( 技術的かつ経済的に可能な範囲内で また実施にあたって労働環境の悪化や従業員への負担の増加につながらないよう十分留意して次の事項に取り組む ) 1 電気需要平準化時間帯における電気の使用から燃料又は熱の使用への転換 ( 自家発電設備の活用 空調機等の熱源の変更 ) を検討する 2 電気需要平準化時間帯から電気需要平準化時間帯以外の時間帯への電気を消費する機器の運転時間変更を検討する 荷主における電力ピーク対策への取組が定められました ( 技術的かつ経済的に可能な範囲内で また実施にあたって労働環境の悪化や従業員への負担の増加につながらないよう十分留意して次の事項に取り組む ) 1 電気需要平準化時間帯における貨物の輸送を軽減させるため 電気需要平準化時間帯から電気需要平準化時間帯以外の時間帯への荷送りの時間帯を見直し その他貨物輸送事業者の取組への協力を検討する ( 主に鉄道による輸送 ) 2 電気需要平準化時間帯における充電を軽減させるため 貨物輸送事業者が充電時間を電気需要平準化時間帯以外の時間帯への変更ができるよう 貨物の荷送りの時間帯を見直しを検討する ( 主に電気自動車による輸送 ) 3 電気需要平準化時間帯における貨物の受取りを軽減させるため 荷主及び貨物輸送事業者に協力し 荷受けの時間帯の見直しを検討する 技術的かつ経済的に可能な範囲内で また実施にあたって労働環境の悪化や従業員への負担の増加につながらないよう十分留意して 電力ピーク対策に取り組む必要があります 4

2013 年 12 月 1 日 ~2013 年 12 月 31 日までに公布された環境法規制一覧 放射性物質による環境の汚染の防止のための関係法律の整備に関する法律の施行期日を定める政令 (2013/12/06 官報第 6187 号 ) 放射性物質による環境の汚染の防止のための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令 (2013/12/06 官報第 6187 号 ) ( 大気汚染防止法施行令 水質汚濁防止法施行令 湖沼水質保全特別措置法施行令改正 ) 海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律施行規則の一部を改正する省令 (2013/12/06 官報第 6187 号 ) エネルギーの使用の合理化に関する法律の規定により登録建築物調査機関を登録した件 ( 東京都新宿区 ) (2013/12/09 官報第 6188 号 ) 船舶の通常の活動に伴い生ずる汚水であつて海洋において処分することができるものの水質の基準を定める省令第二項の運輸大臣が定める方法の全部を改正する件 (2013/12/09 官報号外第 267 号 ) 福島県双葉郡大熊町の特別地域内除染実施計画に基づく土壌等の除染等の措置の実施に係る事項を告示する件 (2013/12/13 官報第 6192 号 ) 温室効果ガス総排出量の算定に係る他人から供給された電気の使用に伴う二酸化炭素の排出の程度を示す係数を公表する件の一部を改正する件 (2013/12/18 官報号外第 276 号 ) 特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令の規定に基づき 電気事業者ごとの特定排出者による他人から供給された電気の使用に伴う二酸化炭素の排出の程度を示す係数及び代替する係数を公表する件の一部を改正する件 (2013/12/18 官報号外第 276 号 ) 温室効果ガス算定排出量等の報告等に関する命令の規定に基づき 電気事業者ごとの調整後排出係数を公表する件の一部を改正する件 (2013/12/18 官報号外第 276 号 ) 放射性物質による環境の汚染の防止のための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係省令の整備に関する省令 (2013/12/19 官報第 6196 号 ) ( 大気汚染防止法施行規則 水質汚濁防止法施行規則改正 ) 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第二条第五項の規定に基づき化学物質を優先評価化学物質として指定した件 (2013/12/20 官報号外第 278 号 ) 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第二条第五項の規定に基づき指定をした優先評価化学物質の指定を取り消した件 (2013/12/20 官報号外第 278 号 ) 使用済自動車の再資源化等に関する法律第百六条第三号の規定に基づき 引取業者への使用済自動車の引渡しに支障が生じている地域を公示する件 (2013/12/26 官報第 6200 号 ) 使用済自動車の再資源化等に関する法律第百六条第三号の規定により 引取業者への使用済自動車の引渡しに支障が生じている地域を公示する件の一部を改正する件 (2013/12/26 官報第 6200 号 ) 消防法施行令の一部を改正する政令 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律の施行期日を定める政令 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) ( エネルギーの使用の合理化に関する法律施行令 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律施行令 地球温暖化対策の推進に関する法律施行令改正 ) 海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) 温室効果ガス算定排出量等の報告等に関する命令の一部を改正する命令 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) エネルギーの使用の合理化に関する法律施行規則等の一部を改正する省令 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) 自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令の一部を改正する省令 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) 特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令及び温室効果ガス算定排出量等の集計の方法等を定める省令の一部を改正する省令 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) エネルギーの使用の合理化等に関する基本方針 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) 5

エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律の施行に伴う経済産業省関係告示の整備に関する告示 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) ( 工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準 他改正 ) 断熱材の性能の向上に関する熱損失防止建築材料製造事業者等の判断の基準等 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) 工場等における電気の需要の平準化に資する措置に関する事業者の指針 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) 荷主における電気の需要の平準化に資する措置に関する事業者の指針 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) エネルギーの使用の合理化に関する法律の一部を改正する等の法律等の施行に伴う経済産業省 国土交通省関係告示の整理に関する告示 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) ( エネルギーの使用の合理化に関する法律の規定に基づき特定住宅の性能の向上に関する住宅事業建築主の判断の基準を定める件 エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準改正 ) 貨物自動車の性能の向上に関する製造事業者等の判断の基準等及び乗用自動車の性能の向上に関する製造事業者等の判断の基準等を改正する件 (2013/12/27 官報号外第 284 号 ) 自動車のエネルギー消費効率の算定等に関する省令に規定する国土交通大臣が告示で定める方法の一部を改正する件 (2013/12/27 官報号外第 285 号 ) 特定改造自動車のエネルギー消費効率相当値の算定実施要領の一部を改正する件 (2013/12/27 官報号外第 285 号 ) 自動車の燃費性能の評価及び公表に関する実施要領の一部を改正する件 (2013/12/27 官報号外第 285 号 ) 凡例 ) : 貴組織で関係する法規制にチェックするなどにご利用ください 太字 : 解説が前方ページにありますのでご覧ください 6

環境法規制制改正情報参考資料 ( ホームページ ) 以下に 今月 解説 でご紹介した 環境に関係する法規制の制定 改正 に関する参考資料 ( ホームページ ) をご紹介します 1) 環境省報道発表資料 (2013/12/19) 平成 24 年度の電気事業者ごとの実排出係数 調整後排出係数等の公表について ( お知らせ ) http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17512 2) 経済産業省報道発表資料 (2013/12/24) 改正省エネ法の施行のための政令等が閣議決定されました http://www.meti.go.jp/press/2013/12/20131224001/20131224001.html 3) 経済産業省報道発表資料 (2013/12/27) 改正省エネ法の施行のための省令等を本日公布しました http://www.meti.go.jp/press/2013/12/20131227001/20131227001.html 以下に 上記以外で今月の環境に関係する法規制の制定 改正情報に関する参考資料 ( ホームページ ) をご紹介します 4) 環境省報道発表資料 (2013/12/03) 放射性物質による環境の汚染の防止のための関係法律の整備に関する法律の施行期日を定める政令 等の制定について ( お知らせ ) http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17457 5) 環境省報道発表資料 (2013/12/19) 放射性物質による環境の汚染の防止のための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係省令の整備に関する省令 の制定について ( お知らせ ) http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17511 本ページに掲載されている環境法規制の制改正情報 及びその他情報は 十分注意して作成しておりますが ご利用になられる場合は 官報等の情報をご確認ください - 問合せ先 - 107-0052 東京都港区赤坂 2-2-19( アドレスビル ) 株式会社日本環境認証機構 HomePage: http://www.jaco.co.jp/ e-mail: elaw-m@jaco.co.jp 7

エコワンポイント 消防庁 HP より 1 化学工場等における作業中の事故防止徹底の通知発出 平成 26 年 1 月 9 日に発生した化学工場爆発事故を受け 消防庁では 1 月 10 日付けで以下の通知を各都道府県消防防災主管部長等あてに発出いたしました 本件事故は 保守作業のため熱交換器を取り外し 別の場所で洗浄作業を行っている際に何らかの原因により爆発が発生したものと考えられ 作業員 5 名が死亡 12 名が重軽傷を負ったとの報告されております このため 同種事故の再発を防止するため 化学工場等の危険物施設の関係事業者に対し必要な指導を適時適切に行っていただくことについて通知をしたものです 化学工場等における点検 保守等の作業中の事故防止の徹底について ( 通知 ) 1 点検 保守等の作業を実施する際には 次の事項に留意し 作業に携わる者全員に保安教育を実施して安全確保の徹底を図ること (1) 当該設備で取り扱っている化学物質 ( 危険物を含む ) の性状 作業環境等を踏まえた危険要因を洗い出すとともに 作業手順等が当該危険要因を排除するために有効であることを確認すること (2) 火災危険性を有する物質 ( 危険物を含む ) が残留している状態で点検 保守作業を行う場合は 点検 保守作業に伴う圧力変化 温度変化 洗浄剤等使用する物質等により火災危険性が増大することがないことを確認すること 2 平成 25 年度危険物事故防止アクションプランの取組について ( 平成 25 年 3 月 27 日消防危第 47 号 ) 別紙 1 等において示している近年の危険物に係る事故の傾向及び有効と思われる対策 その他過去に発生した事故やヒヤリハット事例等を踏まえ 施設等の特徴に応じた十分な安全対策を講じること 点検 保守作業中の安全確保を徹底しましょう! 平成 25 年度危険物事故防止アクションプランには次のような危険物事故防止に関する重点項目が定められています 地震 津波対策の推進 経年劣化による流出事故防止対策の推進 保安教育の充実 異常発生時における応急対応能力の向上 具体的な内容については 平成 25 年度危険物事故防止アクションプラン 2 をご覧ください 1 化学工場等における点検 保守等の作業中の事故防止の徹底について ( 通知 ) http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/ houdou/h26/2601/260110_1houdou/ 02_houdoushiryou.pdf 2 平成 25 年度危険物事故防止アクションプラン http://www.fdma.go.jp/concern/law/t uchi2503/pdf/250327_ki47.pdf 8