平成 25 年度福岡県若者しごとサポートセンター就職支援事業業務委託仕様書 1 委託業務名福岡県若者しごとサポートセンター就職支援事業 2 事業の目的若者を安定的な職業に導くために 働くことへの理解を促すことにより就業意欲を喚起し 職業生活設計とそれを踏まえた職業選択を支援すること 3 実施期間平成 25 年 4 月 1 日 ~ 平成 26 年 3 月 31 日 4 事業の対象者概ね 29 歳までの若者 ただし ブランチにおいては概ね 39 歳までの者なお 福岡センターに来所した 30 歳 ~39 歳の者に対しては 併設の福岡県 30 代チャレンジ応援センター ( 別事業 ) において支援を実施する 5 事業の目標本事業利用者の就職決定率 60% 以上 かつ 就職決定者 3,300 人以上 目標管理を行うこと 6 事業内容 (1) キャリアコンサルティング事業就職に関する初期相談から就職達成まで 若者またはその保護者等の相談に対応し 就職のために必要な指導等を行うこと 職業紹介まで一貫したワンストップサービスを行うことができるよう 隣接する福岡新卒応援ハローワークと連携し 利用者が福岡新卒応援ハローワークの求人情報検索や紹介状発行等のサービスを利用できるようにすること 福岡県若者しごとサポートセンターの他の事業等について キャリアコンサルタントを対象とした研修を実施する等により 理解促進に努めるとともに 利用者をより効果的な事業へ誘導する等 連携を深めること 年度を通じてキャリアコンサルタントの資質向上を図ること 福岡県若者しごとサポートセンターホームページ上でのメール相談を行うこと ジョブ カードの周知及び交付を行うこと 従事者の資格 本事業に従事するキャリアコンサルタントは 以下の条件を満たす者とすること 1 中央職業能力開発協会 若年者向けキャリア コンサルティング研究会報告書 ( 若年者向けキャリア コンサルティング実施に必要な能力要件の見直し等に係る調査研究平成 20 年 3 月 ) における 見直し後の能力要件 を備えていること 2 キャリアコンサルタント養成のための訓練を修了していること または 若者を対象としたキャリアコンサルティングを行った経験が 1 年以上あること 実施の際の留意事項 職業紹介は行わないこと
実施場所 時間 キャリアコンサルタント配置数 福岡センター 福岡市中央区天神 1 丁目 4 番 2 号エルガーラオフィスビル 12 階開所時間月 ~ 金 10:00~19:00 土 日 祝日 10:00~17:00 休館日 12 月 29 日 ~1 月 3 日キャリアコンサルタント配置数常時 3 人での相談体制を確保すること また 責任者を 1 人配置し ブランチを含めた統括を行うこと なお 総合案内として 福岡県若者しごとサポートセンターの全事業及び福岡県 30 代チャレンジ応援センターの全事業についての案内業務を 30 代チャレンジ応援センター事業のスタッフが担当するので留意すること 北九州ブランチ 北九州市小倉北区浅野 3-8-1 AIM ビル2 階若者ワークプラザ内開所時間月 ~ 土 ( 木曜除く ) 第 2 日曜日 10:00~18:00 木曜日 10:00~20:00 休館日日 ( 第 2 日曜除く ) 祝日 12 月 29 日 ~1 月 3 日キャリアコンサルタント配置数常時 1 人北九州市が運営する若者ワークプラザ北九州と共同で事業を実施すること 筑豊ブランチ 飯塚市吉原町 6-1 あいタウン2 階市民交流プラザ内開所時間 10:00~18:00 ( うち1 時間を閉所時間とすることは差し支えない ) 休館日水 日 12 月 29 日 ~1 月 3 日キャリアコンサルタント配置数常時 1 人 筑後ブランチ 久留米市諏訪野町 2363-9 サンライフ久留米内開所時間月 ~ 金 10:00~19:00 土曜日 10:00~17:00 休館日日 祝日 12 月 29 日 ~1 月 3 日キャリアコンサルタント配置数常時 1 人その他 久留米市がキャリアコンサルタント 1 人を配置する予定であるため 共同で事業実施すること 福岡センター及び各ブランチの賃借料及び共益費は本事業で負担する必要はない 福岡センター及び各ブランチに設置されている物品については 契約期間中 委託業務を実施する場合に限り自由に利用することができる ただし 他の就職支援事業等でも利用するため 相互に協力すること 福岡センターでは 福岡県若者サポートステーション 福岡県若者しごとサポートセンターの他の事業 ( 若年者地域連携事業等 ) 福岡県 30 代チャレンジ応援センターの窓口の設置やセミナールームでの説明会等を実施するため 利用者の確保や施設の利用について協力すること (2) 就活集中講座合宿研修で求職者同士が自己研鑽する場を設定し 積極性 協調性など企業が求める資質を身に付けさせるとともに 未体験分野に対する興味を喚起する職場体験 ( 職場見学会を含む ) を実施すること 目標 5 事業の目標 に関わらず 事業利用者の就職決定率 80% 実施場所合宿研修 : 公的宿泊施設等職場体験 : 県内の中小企業等 日程合宿研修 :1 泊 2 日 職場体験 :2 日間程度を目安とする
( いずれか一方の参加でも可能とする ) 参加者合宿研修 : 年間延べ 240 人程度職場体験 : 年間延べ120 人程度 講師上記 (1) キャリアコンサルティング事業 の従事者と同程度の能力要件等を備えていること 修了者に対しては 就職内定するまで引き続きフォローできる体制を確保すること 合宿研修は 求職者同士が自己研鑽する場を設定し 積極性 協調性など企業が求める資質及びビジネススキルを身に付けるために効果的な内容を実施すること 職場体験は 求職者の未体験分野に対する興味を喚起させ 就職先の選択肢を広げることを目的として実施すること (3) 就職実践セミナーグループ活動を取り入れ 就職への目標管理 模擬面接 スピーチ等の実践的訓練や企業との交流を行うとともに 応募活動を義務付け 行動を強力に促すなど 就職活動を全面的に支援する短期集中型のセミナーを実施すること 目標 5 事業の目標 に関わらず 事業利用者の就職決定率 80% 実施場所福岡センター 日程 10 日間程度 ( 土 日除く ) 定員 10 人程度 回数年間 16 回程度 講師上記 (1) キャリアコンサルティング事業 の従事者と同程度の能力要件等を備えていること 修了者に対しては 就職内定するまで引き続きフォローできる体制を確保すること 概ね次のカリキュラムを基本とする 1~5 日目 6~9 日目 10 日目 ビジネスマナー 自己分析 目標設定 模擬面接 企業との交流会等 書類作成 求人検索 就職活動応募 会社訪問 活動報告等 就職活動応募 会社訪問 活動報告 活動の振り返り等 (4) その他就職支援セミナーキャリアコンサルティング事業利用者が 就職活動に必要な知識や技能を習得するための各種セミナーを実施すること 実施場所福岡センター及び各ブランチ 福岡センターは セミナールームにパソコンを 16 台設置しており利用することができる 筑後ブランチは 久留米市が配置する予定のキャリアコンサルタントと共同で行うこと 北九州ブランチは 北九州市が運営する若者ワークプラザ北九州の事業に協力すること 講師上記 (1) キャリアコンサルティング事業 の従事者と同程度の能力要件等を備えていること ただし 福岡センター及び各ブランチに配置されたキャリアコンサルタントが キャリアコンサルティング従事時間以外の時間を利用して実施することにより効率的な運用を図ることは差し支えない 月 8 回以上実施すること 内容 日程 定員は指定しない
(5) 出張キャリアコンサルティング市町村や若者就職支援施設等 ( 学校を除く ) から 出張キャリアコンサルティングやセミナーの要望があった場合は これに応じること 福岡センター及び各ブランチに配置されたキャリアコンサルタントが キャリアコンサルティング従事時間以外の時間を利用して実施することは差し支えない (6) 大学生等就職支援事業 事業の目的大学 短期大学 ( 以下 大学等 という ) の学生の就職内定率向上を目的として 大学等と連携した就職活動の実践的な支援を行う 事業の対象者大学等の学生 事業の目標キャリアコンサルティングの実施 1,000 人面接訓練研修の参加者 1,250 人 目標管理を行うこと 事業内容 1 キャリアコンサルティング就職に関する初期相談から就職達成まで 学生の相談に対応し 就職のために必要な指導等を行うこと 実施に当たっては 大学等と連携し学校へ出向くなどして実施すること キャリアコンサルタントとして 2 人を配置すること ( 常時 2 人以上で対応できる体制をとること ) 従事者の資格 本事業に従事するキャリアコンサルタントは 以下の条件を満たす者とすること なお 大学等就職支援事業担当のキャリアコンサルタントは 大学等のキャリア教育に携わるキャリアコンサルタントを対象とした講習の受講等により年度を通じて資質向上を図ること 中央職業能力開発協会 若年者向けキャリア コンサルティング研究会報告書 ( 若年者向けキャリア コンサルティング実施に必要な能力要件の見直し等に係る調査研究平成 20 年 3 月 ) における 見直し後の能力要件 を備えていること キャリアコンサルタント養成のための訓練を修了していること または 若者を対象としたキャリアコンサルティングを行った経験が 1 年以上あること 2 面接訓練研修学生の就職支援として 就職活動に直接つながる面接指導を個別 グループワーク等により実施すること なお 就職内定に直接効果のある指導 ( 個別や小グループで行う指導に限る ) を面接指導と合わせて実施することは差し支えない 実施場所各大学等と協議すること 実施内容各大学等と協議すること 講師上記 1 キャリアコンサルティング事業 の従事者と同程度の能力要件等を備えていること 修了者に対しては 就職内定するまで引き続きフォローできる体制を確保すること 3 福岡県若者しごとサポートセンターへの登録利用者に対し 福岡県若者しごとサポートセンターへの登録を促すこと なお 学生の登録については 各大学等にも理解を得るようにすること 4 アンケート調査利用者や大学等へのアンケート調査を実施し 事業の有効性等を検証すること
5 利用者の就職状況等の把握 本事業を利用した学生に対しては 定期的に連絡をとる等により就職活動の進捗をフォローし 本事業や福岡県若者しごとサポートセンターの活用を促すこと 卒業年次の学生については 就職内定状況を把握すること (7) 利用者データの入力福岡県若者しごとサポートセンターの来所者及び全ての事業利用者について登録を行うこと 登録者のうち 一定期間にわたり福岡県若者しごとサポートセンターの利用がない者等に対しては 電話等による状況確認及び利用案内を行うこと 状況確認及び利用案内に係る手順は別に定める (8) アンケート調査各事業の実施に当たって 参加者の意識の変化や事業の有効性について定期的にアンケート調査による分析および事業内容の改善をおこなうこと 7 就職状況の把握登録者に対し 計画的 ( 基本毎日一定時間の架電等 ) に就職決定の確認等を行い 取りこぼしのない就職状況の把握方法を提案すること 8 事業の広報活動対象求職者に対するセンター広報活動について 日頃できる継続的かつ効果的であると思われる取り組みを提案すること その際には 本協会と随時打合せ 協力の上実施すること 9 業務の円滑な引き継ぎ次年度本事業へ参加しないなど事業年度終了時に本事業実施団体に変更が生じる場合を想定し 次年度 4 月 1 日業務開始に向けての適正かつ効率的な引き継ぎを行うこと 10 実績報告等本事業に係る実績を毎月 翌月の 5 日までに報告すること また 実績等に関する報告を求める場合があるので その都度報告すること 平成 26 年 4 月 4 日までに委託業務完了報告書 収支精算書及び事業実施報告書を提出すること 11 その他事業実施に当たっては 福岡県若者しごとサポートセンターの他事業 30 代チャレンジ応援センター事業及びその他関連事業についての研修を実施する等 十分な理解に努め 事業間の連携を図ること 福岡県若者しごとサポートセンター全体として一体的な運営を図り 若者が早期に就職できるよう環境を整えること