総合診療

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賀茂精神医療センターにおける精神科臨床研修プログラム 1. 研修の理念当院の理念である 共に生きる 社会の実現を目指す に則り 本来あるべき精神医療とは何かを 共に考えて実践していくことを最大の目標とする 将来いずれの診療科に進むことになっても リエゾン精神医学が普及した今日においては 精神疾患 症

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

診療科 血液内科 ( 専門医取得コース ) 到達目標 血液悪性腫瘍 出血性疾患 凝固異常症の診断から治療管理を含めた血液疾患一般臨床を豊富に経験し 血液専門医取得を目指す 研修日数 週 4 日 6 ヶ月 ~12 ヶ月 期間定員対象評価実技診療知識 1 年若干名専門医取得前の医師業務内容やサマリの確認

脂質異常症を診断できる 高尿酸血症を診断できる C. 症状 病態の経験 1. 頻度の高い症状 a 全身倦怠感 b 体重減少 体重増加 c 尿量異常 2. 緊急を要する病態 a 低血糖 b 糖尿性ケトアシドーシス 高浸透圧高血糖症候群 c 甲状腺クリーゼ d 副腎クリーゼ 副腎不全 e 粘液水腫性昏睡

平成18年度九州歯科大学附属病院 歯科医師臨床研修プログラム

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

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補綴歯科専門医研修プログラム作成指針 公益社団法人日本補綴歯科学会 1

認知症医療従事者等向け研修事業要領

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

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救総臨床実習の手引きv2.1

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平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

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医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1

3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

3. 結果愛知医科大学の教育全体を振り返っての満足度 (A48) は 十分に満足した が 35.7% 満足した が 59.2% 満足しなかった が 4.1% 全く満足しなかった が 1.0% であった ( 別紙 1-1) 47 項目すべてのコンピテンシーの結果を別紙 1 に示す 各コンピテンシーの項

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はじめに 平成 27 年の日本医療機能評価機構創立 20 周年を機に 病院機能評価事業のさらなる発展を目指すため 次世代医療機能評価のアジェンダ ( 以下 アジェンダ ) を取りまとめた アジェンダでは (1) 地域医療の質向上に寄与するための評価 の実現に向け 以下 2 点の施策について検討するこ

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はじめに 名古屋大学医学部附属病院 ( 以下 名大病院と略す ) における薬剤師レジデント制度は 6 年制教育を受けた薬剤師の卒後初期研修プログラムとして平成 24 年度から開始されたものである その後 6 年目を迎えた平成 29 年度には全国の薬剤師レジデント制度の中では初めて自己評価が実施され

SBOs- 3: がん診断期の患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 4: がん治療期 ; 化学療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 5: がん治療期 ; 放射線療法を受けている患者の心身の特徴について述べることができる SBOs- 6: がん治療期

診療所ごとの診療状況 一方 診療所では 外来診療を実施 と回答した診療所は 73 か所 (36.3%) 入院診療を実施 と回答した病院は 2 か所 (1.0%) となっており いずれも実施していない との回答が 124 か所 (61.7%) であった 診療所のてんかん診療実施状況 ( 有効回答数 =


看護師のクリニカルラダー ニ ズをとらえる力 ケアする力 協働する力 意思決定を支える力 レベル Ⅰ 定義 : 基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する 到達目標 ; 助言を得てケアの受け手や状況 ( 場 ) のニーズをとらえる 行動目標 情報収集 1 助言を受けながら情報収集の基本

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

( 様式 1-1) 日本専門医機構認定形成外科専門医資格更新申請書 20 年月日フリガナ 氏 名 生年月日年月日 所属施設 ( 病院 医院 ) 名 勤務先住所 連絡先 ( 電話 : - - ) ( FAX : - - ) アドレス 1: アドレス 2: 専門医登録番号 - 医籍登録番号

体制強化加算の施設基準にて 社会福祉士については 退院調整に関する 3 年以上の経験を有する者 であること とあるが この経験は 一般病棟等での退院調整の経験でもよいのか ( 疑義解釈その 1 問 49: 平成 26 年 3 月 31 日 ) ( 答 ) よい 体制強化加算の施設基準にて 当該病棟に

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2009年8月17日

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臨床研修の目標の概要 歯科医師として好ましい態度 習慣を身に付け 頻度の高い歯科治療処置を確実に実施できるようになり 生涯にわたりより広範囲の歯科医療について知識 技能を習得する態度を養い 生涯研修の第一歩とすることである 社会に貢献し 国民の健康増進に寄与する歯科医となるよう以下を目標とする 1

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2005年 vol.17-2/1     目次・広告

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高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の

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豊川市民病院 バースセンターのご案内 バースセンターとは 豊川市民病院にあるバースセンターとは 医療設備のある病院内でのお産と 助産所のような自然なお産という 両方の良さを兼ね備えたお産のシステムです 部屋は バストイレ付きの畳敷きの部屋で 産後はご家族で過ごすことができます 正常経過の妊婦さんを対

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

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生活保護医療券 財務経理部医事室 受給者の確認 登録 1 住所 2 氏名 3 生年月日 4 公費番号 国立長寿医療研究センターで生活保護医療を受けた患者様 行政機関からの通知 ( 所在地 ) 愛知県大府市森岡町源吾 35 訂正及び利用停止について 他の法律又はこれに基づく命令の規定に

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. 週間スケジュール 月火水木金 午前 読影病棟業務血管造影読影読影 午後 読影病棟カンファレンス月 回キャンサーボード 回診勉強会核医学読影放射線治療医局会. 研修医の事前準備 放射線科教科書の予習 7. 研修指導体制 研修責任者 : 上谷 雅孝 指導医 : コメディカル : 坂本一郎 森川実 末

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平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

検査項目情報 6475 ヒト TARC 一次サンプル採取マニュアル 5. 免疫学的検査 >> 5J. サイトカイン >> 5J228. ヒトTARC Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital Ver.6 thymus a

届出上の注意 1 届出前 1 ヶ月の各病棟の勤務計画表 ( 勤務実績 ) 及び 2 つの勤務帯が重複する各勤務帯の申し送りの時間が分かる書類を添付すること 2 7 対 1 特別入院基本料及び 10 対 1 特別入院基本料を算定する場合には 看護職員の採用活動状況等に関する書類を添付すること

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訪問審査当日の進行表 審査体制区分 1: 主機能のみ < 訪問 2 日目 > 時間 内容 8:50~9:00 10 分程度休憩を入れる可能性があります 9:00~10:30 薬剤部門 臨床検査部門 画像診断部門 地域医療連携室 相談室 リハビリテーション部門 医療機器管理部門 中央滅菌材料部門 =

医療法人高幡会大西病院 日本慢性期医療協会統計 2016 年度

リウマチケア看護師規則(案) 21/11・1

目標 5) (1) 対象の言動を受け止め否定せず 関わることができる (2) 一貫した治療的態度で接する事ができる (3) レクリエーションの企画 実施を通して対象の状況に応じた声かけ誘導ができる 目標 6) (1) 対象の生活状況の理解と 施設の役割を学習する (2) サービス提供をする医療福祉従

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02 入職 (1 年目 ) 2 写真 ( 脇さん ) No.1 就活している学生の皆さんへ! 私の場合は 条件がかなり限定的だったため 決めやすかったのですが 病院の特徴と薬剤科がどのような仕事内容なのかをしっかり説明して頂ける病院にしました それは 入職後に望んだ条件ではないのが分かったとしても

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平成 30 年度診療報酬改定に向けた検討について H29/1/16WG 厚労省提出資料 平成 30 年度診療報酬改定に向けた検討の方向性 平成 30 年度診療報酬改定に向けて 以下の遠隔医療形態モデルも参考に 委員からご指摘のあった初診に関する取扱いも含め 対面診療に比べて患者に対する医療サービスの

表. 認定看護師認定更新者活動状況調査分野別調査対象及び回収状況 配布数 回収数更新 回目更新 回目更新回数不明計 回収率 (%) 救急看護 8 0. 皮膚 排泄ケア 集中ケア 8. 緩和ケア.0 がん化学療法看護. がん性疼痛看護 感染管理.9 糖尿病看護 0.0 不妊症看

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医研修制度が始まる前から内科系を中心にできるだけ多くの科をローテーションすることを勧めてきました 今後もそのスタンスを維持していきますので 腎臓内科もやりたいけど 他の科とも迷っている 将来は一般内科をやりたい などの希望を持っている人にも適しています 5. 考える腎臓内科医を育てます 腎臓内科は手

当院人工透析室における看護必要度調査 佐藤幸子 木村房子 大館市立総合病院人工透析室 The Evaluation of the Grade of Nursing Requirement in Hemodialysis Patients in Odate Municipal Hospital < 諸

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DOTS 実施率に関する補足資料 平成 26 年 12 月 25 日 結核研究所対策支援部作成 平成 23 年 5 月に改正された 結核に関する特定感染症予防指針 に DOTS の実施状況は自治体による違いが大きく実施体制の強化が必要であること 院内 DOTS 及び地域 DOTS の実施において医療

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4 月 17 日 4 医療制度 2( 医療計画 ) GIO: 医療計画 地域連携 へき地医療について理解する SBO: 1. 医療計画について説明できる 2. 医療圏と基準病床数について説明できる 3. 在宅医療と地域連携について説明できる 4. 救急医療体制について説明できる 5. へき地医療につ

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1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

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総合診療 (1 ヶ月水準 ) 1. 研修内容 : 総合診療研修では 外来を主な研修の場とし 一般症候からの診断推論 診療方針の立て方について学習する 外来から入院となった症例は 受け持ち医として入院診療に従事する 適宜 専門科と診療連携する 診断における病歴聴取と身体所見取得の重要性を理解し症候に応じて特異度の高いものを選択し診断する習慣を身につける 複数領域にまたがった疾患を有する患者 (multi-morbidity) への対応の仕方についても学習する 生物医学的 (bio-medical) 社会心理学的 (psycho-social) アプローチの重要性を理解すると共に 外来および病棟診療で実践する 臨床医の基本的スキルとして 診療科内 他診療科 他職種が十分に理解可能な適切な診療録記載とプレゼンテーションの仕方について学習する 学術集会 ( 院内 院外 ) 参加を推奨する 優先的にスケジュール調整を行う A. 総合診療能力向上勉強会 :1ER ランチョンレポート 2ER カンファレンス 3MKSAP/ ハリソン勉強 4 モーニングジャーナルクラブ 5 画像カンファレンス 6 院外講師招聘 7M &M カンファレンス 8 総合診療勉強会 B. 診断推論勉強会 :9 東京 GIM カンファレンス ( 毎月 ) C. ポートフォリオ勉強会 :10 川崎市立多摩病院 ( 隔月 ) 2. 指導体制 : 外来 病棟では 固定した指導医がマンツーマンで対応し 診療の指導を行う 指導医には 臨床経験 7 年以上の プライマリ ケアを中心とした指導が行える十分な能力を有した医師が担当する 3. 一般目標 ( 総合診療研修における ): 患者が抱える健康上の諸問題に適切に対処するため 患者の周辺環境 家族背景を含めた心理社会学的な側面にも配慮すると共に 急性期病院における総合診療医に必要な医学生物学的な知識と基本的な技能を身につける 4. 行動目標 ( 総合診療研修における ): 1. 良好な患者 - 医師関係を結ぶことができる 2. 上級医および同僚医師に適切に報告 連絡 相談ができる 3. 多職種の役割を理解し コミュニケーションができる 4. 外来カンファレンスで外来担当患者の症例提示ができる 5. 朝夕カンファレンスで病棟担当患者の症例提示ができる 6. 多職種にも理解可能な診療録の記載ができる 5. 経験目標 ( 総合診療研修における ): 1. 症候について適切に病歴聴取 身体所見取得ができる 2.Shared Decision Making を理解し 活用できる 3. 心理社会学的な背景と症候や疾患との関連性について説明できる 4.Frailty を有する高齢者の診療の特徴について説明できる 96

5. 医療 介護と連携し 患者の生活支援に寄与できる 6. 研修実績 : 1. 外来初診患者数 : 月 10 例以上 2. 入院担当患者数 : 月 5 例以上 7. 研修評価 : 前述の C. 研修の評価 D. 評価の方法 を参照 97

研修方略 評価 総合診療 行動目標 研修方法 場所と人数 期間 時間 (/ 週 ) 指導者 協力者 評価方法 測定者 時期 0.5 時間 ( 開始時 ) 1 良好な患者 - 医師関係を結ぶことができる 1ヶ月 患者 観察記録 終了時 2 上級医および同僚医師に適切に報告 連絡 相談できる 1ヶ月 観察記録 終了時 カンファレンス CR 0.5 時間 ( 開始時 ) 3 多職種の役割を理解し コミュニケーションができる 1ヶ月 看護師 観察記録 終了時 4 外来カンファレンスで外来担当患者の症例提示ができる カンファレンス CR 1ヶ月 観察記録 終了時 5 朝夕カンファレンスで病棟担当患者の症例提示ができる カンファレンス CR 1ヶ月 観察記録 終了時 ミニレクチャー CR 0.5 時間 ( 開始時 ) 6 多職種にも理解可能な診療録の記載ができる 1ヶ月 看護師 観察記録 終了時 週間合計 週 46 時間に設定 経験目標 研修方法 場所と人数 期間 時間 (/ 週 ) 指導者 協力者 評価方法 測定者 時期 0.5 時間 ( 開始時 ) 1 症候について適切に病歴聴取 身体所見取得ができる 1ヶ月 観察記録 終了時 2 Shared Decision Makingを理解し 活用できる 1ヶ月 観察記録 終了時 3 心理社会学的な背景と症候や疾患との関連性について説明できる 1ヶ月 口頭試問 終了時 4 Frailtyを有する高齢者の診療の特徴について説明できる 1ヶ月 口頭試問 終了時 ミニレクチャー CR 0.5 時間 ( 開始時 ) 5 医療 介護部門とも連携し 患者の生活支援に寄与できる 1ヶ月 看護師 MSW 観察記録 終了時 週間合計 週 46 時間に設定 総合診療 off-jt on-jt ミニ レクチャー コア セミナー ER 夜間研修 診療科業務例 研修内容 診療科業務例 研修内容 診療科業務例 研修内容 診療科業務例 研修内容 診療科業務例 研修内容 診療科業務例 研修内容 月 火 水 木 金 土 7:00 MKSAP/ ハリソン 総合診療勉強会 8:00 ERモーニングレポート ERモーニングレポート ERモーニングレポート ERモーニングレポート ERモーニングレポート 朝カンファ 朝カンファ 朝カンファ 朝カンファ 朝カンファ 朝カンファ 朝カンファ 朝カンファ 朝カンファ 朝カンファ 9:00 病棟研修病棟研修病棟研修病棟研修病棟研修 行 2 6, 経 1-5 行 2 6, 経 1-5 行 2 6, 経 1-5 行 2 6, 経 1-5 行 2 6, 経 1-5 10:00 11:00 12:00 13:00 外来カンファレンス外来カンファレンス ERランチョンレポート ERランチョンレポート外来カンファレンス外来カンファレンス外来カンファレンス外来カンファレンス外来カンファレンス 行 4 行 4 行 4 14:00 外来カンファレンス病棟研修外来カンファレンス 行 4 行 2 6, 経 1-5 15:00 病棟研修病棟研修 ミニレクチャー 行 2 6, 経 1-5 病棟研修 行 2 6, 経 1-5 16:00 行 1 3 6, 経 1-5 行 2 6, 経 1-5 病棟研修 17:00 行 2 6, 経 1-5 夕カンファ 夕カンファ 行 5 夕カンファ 夕カンファ 行 5 夕カンファ 夕カンファ 行 5 夕カンファ 夕カンファ 行 5 夕カンファ 行 5 18:00 画像カンファ ER 19:00 カンファレンス コアセミナー 外来カンファレンス 行 4 病棟研修 行 2 6, 経 1-5 20:00 21:00 ER 夜間研修 22:00 23:00 24:00 98

チェックリスト ( 総合診療 1 ケ月水準 ) 評価基準 1 点 : 研修不十分 2 点 : 研修合格 ( 目標水準の 8 割以上に到達 ) 3 点 : 他のレジデントに指導できる ( 完全に目標水準に到達 ) 行動目標 ( 総合診療科研修における ) 評価の項目 : 指導医評価 ( 点 ) 1. 良好な患者 - 医師関係を結ぶことができる 1 2 3 2. 上級医および同僚医師に適切に報告 連絡 相談ができる 1 2 3 3. 多職種の役割を理解し コミュニケーションができる 1 2 3 4. 外来カンファレンスで外来担当患者の症例提示ができる 1 2 3 5. 朝夕カンファレンスで病棟担当患者の症例提示ができる 1 2 3 6. 多職種にも理解可能な診療録の記載ができる 1 2 3 行動目標計 :( /18) 厚生労働省経験目標 (2 年間で 16 回 ) の到達度評価の項目 : 指導医評価 ( 点 ) A. 経験すべき診療法 手技 治療法研修分野別マトリックス票 A 経験目標 (66 小項目 ) 1 2 3 B. 経験すべき症状 病態 疾患研修分野別マトリックス票 B 経験目標 (140 小項目 ) 1 2 3 C. 特定の医療現場の経験研修分野別マトリックス票 C 経験目標 (27 小項目 ) 1 2 3 厚生労働省経験目標計 :( /9) 経験目標 ( 総合診療科研修における ) 評価の項目 : 指導医評価 ( 点 ) 1. 症候について適切に病歴聴取 身体所見取得ができる 1 2 3 2.Shared Decision Making を理解し 活用できる 1 2 3 3. 心理社会学的な背景と症候や疾患との関連性について説明できる 1 2 3 4.Frailty を有する高齢者の診療の特徴について説明できる 1 2 3 5. 医療 介護と連携し 患者の生活支援に寄与できる 1 2 3 経験目標計 :( /15) 研修実績 ( 総合診療科研修における ) 評価の項目 : 指導医評価 ( 点 ) 1.. 外来初診患者数 : 月 10 例以上 1 2 3 2.. 入院担当患者数 : 月 5 例以上 1 2 3 研修実績計 :( /6) 次ページの 態度評価 の記入もお願い致します 99

態度評価基準 1 点 : 測定不能 2 点 : 不合格 ( 研修不十分で再教育を要する ) 3 点 : 合格の最低基準 ( 業務に支障を来さない水準 ) 4 点 ;3 点と 5 点の間 5 点 : 他の研修医の模範となる水準 態度教育 (2 年間で 16 回 ) 評価の項目 : 指導医評価 ( 点 ) 1. 仕事の処理 ( 処方箋 指示票など ) 1 2 3 4 5 2. 報告 連絡 ( スタッフとの共有すべき事項など ) 1 2 3 4 5 3. 患者さんへの接し方 1 2 3 4 5 4. 規律 ( 時間厳守 病棟毎のルールなど ) 1 2 3 4 5 5. 協調性 1 2 3 4 5 6. 責任感 ( 検査 治療 スタッフへの申し送り 患者さんへの説明 ) 1 2 3 4 5 7. 誠実性 ( 患者さんの前で スタッフの前で ) 1 2 3 4 5 8. 明朗性 ( 誰の前でも ) 1 2 3 4 5 9. 積極性 ( 臨床能力向上に向けて ) 1 2 3 4 5 10. 理解 判断 ( 指示出しが的確である ) 1 2 3 4 5 11. 知識 技術 ( 診療能力を高めようとする姿勢と自己に対しての謙虚さ ) 1 2 3 4 5 12. リーダーシップ ( スタッフへの ) 1 2 3 4 5 ( 指導医 ) 態度教育評価合計 :( /60) 態度教育 (2 年間で 16 回 ) 評価の項目 : 看護師評価 ( 点 ) 1. 仕事の処理 ( 処方箋 指示票など ) 1 2 3 4 5 2. 報告 連絡 ( スタッフとの共有すべき事項など ) 1 2 3 4 5 3. 患者さんへの接し方 1 2 3 4 5 4. 規律 ( 時間厳守 病棟毎のルールなど ) 1 2 3 4 5 5. 協調性 1 2 3 4 5 6. 責任感 ( 検査 治療 スタッフへの申し送り 患者さんへの説明 ) 1 2 3 4 5 7. 誠実性 ( 患者さんの前で スタッフの前で ) 1 2 3 4 5 8. 明朗性 ( 誰の前でも ) 1 2 3 4 5 9. 積極性 ( 臨床能力向上に向けて ) 1 2 3 4 5 10. 理解 判断 ( 指示出しが的確である ) 1 2 3 4 5 11. 知識 技術 ( 診療能力を高めようとする姿勢と自己に対しての謙虚さ ) 1 2 3 4 5 12. リーダーシップ ( スタッフへの ) 1 2 3 4 5 ( 看護師 ) 態度教育評価合計 :( /60) 評価実施日 : 年 月 日 指導医 ( 評定者 ) : 研修医名 : 看護師 ( 病棟 ): 研修期間 : ケ月 100