Derek Prince Ministries Asia-Pacific THE TEACHING LEGACY OF DEREK PRINCE MINISTRIES ARCHIVE The Battlefield of the Mind - Derek

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2011 年 06 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )26 ローマ人への手紙 7:14~25 律法からの解放 (3) ロマ書 7 章クリスチャン 1. はじめに (1) 聖化 に関する 5 回目の学びである 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は

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創世記5 創世記2章4節b~25

神学総合演習・聖霊降臨後最終主日                  2005/11/16

2011 年 07 月 17 日 ( 日 ) 18 日 ( 月 )29 ローマ人への手紙 8:12~17 聖化の力 ( 聖霊 )(3) 養子の霊 1. はじめに (1) 聖化 に関する 8 回目の学びである 最終回 1 最大の悲劇は 律法を行うことによって聖化を達成しようとすること 2この理解は ク

第二に 聖さを得るために 私たちはすべての人との平和を追い求めなければなりません 私たちの思いの内にある敵対心や闘争心などを放っておかず 平和的に生きるように努めなければなりません へブル書の著者は このことについて 非常に厳しく警告しています 私たちが神の聖さにあずかる者とならない限り 主を見るこ

た 義認 の祝福を述べたものでしょうか しかしこの 1 節は 2 節の頭に なぜなら という言葉があるように 2 節と密接に関連しています ですから 2 節を見て行くことによって 1 節の意味を確かめることができます 2 節が述べていることは何でしょうか それは罪と死の原理からの解放です 私たちが

創世記5 創世記2章4節b~25

2019 年 7 月 28 日 ( 日 ) 29 日 ( 月 ) 70 回 12 人の弟子たちの救い 12 人の弟子たちの救い 使徒 19:1~7 1. はじめに (1) 第三次伝道旅行が始まった 1 使 18:23~21:17( 紀元 53 年の春から 56 年の春 ) 2パウロは ひとりで出かけ

2013 年 3 月 24 日 ( 日 ) 25 日 ( 月 ) 52 回目 Ⅵ-054 八福の教え 八福の教え 054 マタ 5:3~12 ルカ 6:20~26 1. はじめに (1) 文脈の重要性 1 文脈を無視して 山上の垂訓のある言葉を取り出すことが余りにも多い 2イエスは 神の国の福音をも

2018 年 5 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) 14 回 ペテロの第 2 のメッセージ (2) ペテロの第 2 のメッセージ (2) 使徒 3:17~26 1. はじめに (1) ペンテコステの日に教会が誕生した 1ペテロの第 1 回目のメッセージにより 3,000 人ほどの人たち

2012 年 1 月 15 日 ( 日 ) 16 日 ( 月 )53 ローマ人への手紙 14:13~15:3 キリスト者の自由 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)12 章は 基本的には教会内の行動についての勧めであ

2012 年 1 月 22 日 ( 日 ) 23 日 ( 月 )54 ローマ人への手紙 15:4~13 希望から希望へ 1. はじめに (1) 文脈の確認 11~8 章が教理 29~11 章がイスラエルの救い 312~16 章が適用 (2)14:1~15:13 は 雑多な問題を扱っている 1 超道徳

2011年度 牧羊者 第Ⅳ巻

2013 年 3 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 51 回目 Ⅵ-054 山上の垂訓 山上の垂訓 054 マタ 5:1~2 ルカ 6:17~19 1. はじめに (1) 呼び名について 1マタ 5:1~8:1 は 通常 山上の垂訓 ( 説教 ) と呼ばれる 2しかし この名称は 説教

(2) ロマ 7:1~6 の要約 1 律法の大原則 * 律法は 人に対して権限を持つ * 律法は 死んだ人には権限を持たない 2 結婚関係の例話 * 夫が生きている間は 結婚の律法によって制約されている * それを破れば 姦淫の女と呼ばれる * 夫が死ねば 結婚の律法から解放される * 再婚しても

牧会の祈り

2

聖書 : ピリピ 3:1~3 説教題 : 神の御霊による礼拝 日時 :2017 年 2 月 26 日 ( 朝拝 ) ピリピ人への手紙第 3 章に入ります この手紙は全部で 4 章からなっていますので 今日から後半部に入ることになります パウロは 最後に 私の兄弟たち と始めます この手紙はまだ半分ま

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* ユダヤ人の歴史家ヨセフスもまた同じような書き方をしている 5 テオピロは ルカの執筆活動を支援するパトロンであった可能性が高い 6 もしそうなら テオピロはローマ人クリスチャンであったと思われる (2)1~2 節は ルカの福音書の要約である 1 前の書 というのは ルカの福音書 のことである 2

良いこと となります ともするとクリスチャンは こう考えやすいかもしれません 私は人がどう考えるかは気にしない 神がどう思われるかだけを心に留める と 確かにそこに真理はあるのですが そのあまり 人々がどう考えるかを顧慮しない傍若無人な態度を取るのが良いのではありません パウロはここで 人々がどう見

2008 年 7 月 27 日 ( 日 ) 28 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京創世記 8 創世記 8 創世記 3 章 14 節 ~24 節 アダム契約 イントロ : 1. 前回までの復習 (1) 創世記には 11 の区分 ( トルドット ) がある (2) 第 1のトルドットには 人類の

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2011 年 10 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 )42 ローマ人への手紙 11:25~36 拒否の解決 (3) イスラエルの救い 1. はじめに (1)10 月 13 日 ( 木 ) の日没から仮庵の祭りが始まった 1 第 7 の月の 15 日 満月 2 満月を眺めながら イスラエル

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1 説 教 聖日礼拝 北浜チャーチ 黒田 禎一郎 2017 年 6 月 4 日 ( 日 ) 主 題 : すべてを感謝しましょう! テキスト :1コロサイ人への手紙 3 章 17 節 はじめに たった一度しかない人生 私たちはどのように生きているでしょうか? 生き方を知っている人は幸いです しかし 多

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2012 年 2 月 26 日 ( 日 ) 27 日 ( 月 )59 ローマ人への手紙総まとめ 総まとめ 1. はじめに (1) 執筆の意図 1 使徒としての使命 * 所々 かなり大胆に書いた (15:15) 2 使徒としての奉仕の原則 * 他人の土台の上に建てない (15:20) * これまで ロ

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イエスさまの公的な活動は 2 年から 3 年と言われます その短い時間の中で人々に与えた影響は 考えられないほど大きいものでした ここに今日 わたしたちが集まって礼拝しているのも そのせいです けれどもその 2 年ないし 3 年のイエスさまの活動はずっと順調であったわけではありません イエスを愛し慕

2 奇跡 3 父 4 聖書 4. メッセージのゴール (1) イエスを誰だと言うか (2) イエスを信じる者の幸いとは何か このメッセージは イエスの業と主張について考えようとするものである Ⅰ. イエスと父は一体である (19~29 節 ) 1. 行動において まことに まことに あなたがたに告げ

がんの診療の流れ この図は がんの 受診 から 経過観察 への流れです 大まかでも 流れがみえると心にゆとりが生まれます ゆとりは 医師とのコミュニケーションを後押ししてくれるでしょう あなたらしく過ごすためにお役立てください がんの疑い 体調がおかしいな と思ったまま 放っておかないでください な

2017 年 10 月 8 日 ( 日 ) 9 日 ( 月 ) 15 回さらにすぐれた契約 さらにすぐれた契約 ヘブル 8:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし (2) ユダヤ教の 3 つの柱

牧会の祈り

牧会の祈り

2017 年 8 月 13 日 ( 日 ) 14 日 ( 月 ) 7 回 第 2 の警告 (2) 第 2 の警告 (2) ヘブル 4:1~13 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と誤

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From the Pulpit of the Japanese Baptist Church of North Texas July 8, 2018 信仰の勇者 ギデオン士師記 7:1-7 7:1 さてエルバアルと呼ばれるギデオンおよび彼と共にいたすべての民は朝早く起き ハロデの泉のほとりに陣を取っ

は歯が痛くなるとズキンズキンとして何をしていても繰り返し襲って来る痛みに悩まされますが そのように 絶えず痛みがある と言わずにいられないような痛みを感じ続けていた 一体それはどんな悲しみ 痛みだったのでしょうか それが同胞ユダヤ人の不信仰に関することでした パウロがどんなに同胞 同国人のことを思っ

一 マリヤへの恵みある教会に 何かというと 恵まれた女よ おめでとう と言う人がいました 女性のための聖書のクラスで 誰かが正しい答えを言ったら 恵まれた女よ おめでとう 感謝なことの証しをしたら 恵まれた女よ おめでとう 誰かが牧師に祈ってもらっている姿を見たら 恵まれた女よ おめでとう 彼女はい

を与えられて 祈りつつ取り組んで行くように導かれる ですから私たちは自分の願い事を一方的に神に祈る祈りはやめて まず聖書を通してまず神を見上げること 御名を賛美することから始めたいのです そのような神への賛美また信仰告白から始まる祈りこそ祝福される祈りの基礎です さて第 2 の祈りは 御国が来ますよ

大阪インターナショナルチャーチ アリステア・マッケナ師 2015/6/28

最初に 女の子は皆子供のとき 恋愛に興味を持っている 私もいつも恋愛と関係あるアニメを見たり マンガや小説を読んだりしていた そしてその中の一つは日本のアニメやマンガだった 何年間もアニメやマンガを見て 日本人の恋愛について影響を与えられて 様々なイメージができた それに加え インターネットでも色々

資料1

聖 書 へブル12:11,12 (第41講)

* ダニエル書 3 捕囚期後 (3) * ハガイ書 * ゼカリヤ書 * マラキ書 (5) 預言者たちが語ったメッセージの要約 1 神の主権と聖なるご性質 2 契約の民イスラエルの不従順の罪 3 悔い改めへの招き 4 迫り来る神の裁きと捕囚 5イスラエルの民を攻撃する周辺国への裁き 6 捕囚からのレム

2016 年 12 月 10 日 ( 日 ) 11 日 ( 月 ) 16 回 ラッパの裁き 5 ラッパの裁き 5 黙 9:1~11 1. はじめに (1)6 章から 9 章までの流れ 16 章で 巻き物の封印が解かれる 最初の 6 つの封印 * ここから大患難時代が始まる 27 章は 挿入句である

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らしめ ということばが使われています 箴言 13:24 むちを控える者はその子を憎む者である 子を愛する者はつとめてこれを懲らしめる また箴言 22:15 愚かさは子どもの心につながれている 懲らしめの杖がこれを断ち切る また申命記 8:5 あなたは 人がその子を訓練するように あなたの神 主 があ

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  聖 書 へブル12:11,12 (第41講)

2017 年 7 月 16 日 ( 日 ) 17 日 ( 月 ) 3 回 御使いに勝る御子 (2) 御使いに勝る御子 (2) ヘブル 2:1~9 1. はじめに (1) この手紙が書かれた理由を再確認する 1 信仰が後退しつつあった第 2 世代のメシアニック ジューたちへの励まし 2 彼らは 迫害と

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2016 年 2 月 14 日川越教会 すべての民と共に 加藤享 [ 聖書 ] ローマの信徒への手紙 15 章 7~13 節だから 神の栄光のためにキリストがあなたがたを受け入れてくださったように あなたがたも互いに相手を受け入れなさい わたしは言う キリストは神の真実を現すために 割礼ある者たちに

(1) 獣の形状 (1~2 節 ) (2) 獣の復活 (3~4 節 ) (3) 獣の支配 (5~8 節 ) (4) 励ましのことば (9~10 節 ) 3. 結論 : 反キリストはキリストの真似をする 反キリストの働きについて学ぶ Ⅰ. 獣の形状 (1~2 節 ) 1.1 節 Rev 13:1 また

神学総合演習・聖霊降臨後最終主日                  2005/11/16

2 イエスの戒めを守るなら イエスの愛に留まることになる (2) その教えを話した理由は 弟子たちが喜びに満たされるためである 1イエスは 自分が経験している喜びを弟子たちに与えようとしている 2イエスの喜びは 父なる神への従順 ( 喜ばせること ) によって生まれる 3ヘブ 12:2 Heb 12

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聖 書 へブル12:11,12 (第41講)

神殿とは 神の住まいです 自分の中に神が住まわれたということが救いであり このよ うにしてイエス様とつながっているから イエス キリストを知ることができるようになる のです 神とのつながりを断ち切ることはできない わたしは彼らに永遠のいのちを与えます 彼らは決して滅びることがなく また だれ もわた

2017 年 7 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 1 回 ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル人への手紙のテーマ ヘブル 1:1~3 1. はじめに (1) 著者 1いくつかの名が上げられてきた * パウロ * ルカ ( パウロがヘブル語で書いたものを ルカがギリシア語に翻訳した ) * バ

ることができない信仰の弱い者 もう言葉にならないようなうめきや渇きや絶望を心に抱えている それで苦しんでいる そこで倒れようとしている そういう者のそばに すっと入ってきてくださって 今隣に座っていい? と やさしく 具体的に 一緒に座ってくださって 私に寄りかかってきなよ と 私に頼っていいよ と

? 牧師よりもきたし 親愛なる HSK の皆様へ! 明けましておめでとうございます と 再び言ってもいい でしょうか? 今年が始まりましたが とても良い出だしで共 に始められたと思っています 先週の日曜日も 皆さんと一 緒にお餅を頂き とても嬉しく思いました これからも 皆さ んの写真をもっと撮って

  聖 書 へブル12:11,12 (第41講)

LOGO あなたが最短で正しい浮気調査の理解を深める 5 ステップ 株式会社スプラッシュジャパン 代表取締役 講師浮気調査コンサルタント 今野裕幸 Copyright スプラッシュジャパン All Rights Reserved. 記事 写真 アーカイブ ドキュメン

Heb 11:7 信仰によって ノアは まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき 恐れかしこんで その家族の救いのために箱舟を造り その箱舟によって 世の罪を定め 信仰による義を相続する者となりました (1) ノアは 神から警告を受けた 1 創 6:17 Gen 6:17 わたしは今 いの

授業概要と課題 第 1 回 オリエンテェーション 授業内容の説明と予定 指定された幼児さんびか 聖書絵本について事後学習する 第 2 回 宗教教育について 宗教と教育の関係を考える 次回の授業内容を事前学習し 聖書劇で扱う絵本を選択する 第 3 回 キリスト教保育とは 1 キリスト教保育の理念と目的

このメッセージは メシアの義とパリサイ人の義について学ぼうとするものである Ⅰ. 真の信仰者の特徴 (5:13~16) 1. 地の塩 (13 節 ) あなたがたは 地の塩です もし塩が塩けをなくしたら 何によって塩けをつけるのでしょう もう何の役にも立たず 外に捨てられて 人々に踏みつけられるだけで

2016 年 10 月 2 日 ( 日 ) 3 日 ( 月 ) 7 回 フィラデルフィアの教会 フィラデルフィアにある教会 黙 3:7~13 1. はじめに (1) 黙示録の 3 区分 1 黙 1:19 は 黙示録を 3 区分している Rev 1:19 そこで あなたの見た事 今ある事 この後に起こ

2017 年 2 月 5 日 ( 日 ) 6 日 ( 月 ) 22 回 イスラエルに対する戦い (2) イスラエルに対する戦い (2) 黙 12:7~17 1. はじめに (1) キリストの再臨の前に何が起こるかを見ている 110 章 ~14 章は 挿入箇所である * 物語の進展はなく 状況の説明が

ひめぎん情報259

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07/06/17  礼拝メッセージ  近藤修司 牧師

현장 전도를 위한 1단계 전도훈련교재 4

                 

た私の霊が住んでいる大事な住居として用いるようにされており 私であるという強い自意識を持ちながら からだも心も性格もあらゆる特徴も 私らしさという特質を持った者として生かされているのです * それは 後に与えられると言われている霊のからだ 朽ちないからだと表現されている 天に属するよみがえりのからだ

2017 年 6 月 11 日 ( 日 ) 12 日 ( 月 ) 39 回 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 新しいエルサレムの特徴 ( 後半 ) 黙 22:1~5 1. はじめに (1) 旧約聖書の預言のハイライトは メシア的王国である 1 黙示 20 章は メシア的王国が千年で終わることを啓

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1 それは キリストにのみ適用される御名である (2) 旧約聖書では 御使いたちは 神の子たち と呼ばれた Job 38:7 そのとき 明けの星々が共に喜び歌い / 神の子たちはみな喜び叫んだ 1 新約聖書では 信者が 神の子たち と呼ばれる ( ヨハ 11:52) 2しかし 御子 ( ヒュイオス

2014 年 10 月 7 日 ( 火 ) 60 分で分かる創世記 60 分で分かる創世記 1. はじめに (1) 60 分で分かる〇〇 のシリーズを開始する 11 節 1 節の解説も重要であるが 鳥瞰図的な理解も必要である 2その場合重要なのは センス オブ プロポーション である (2) 創世記

HからのつながりH J Hでは 欧米 という言葉が二回も出てきた Jではヨーロッパのことが書いてあったので Hにつながる 内開き 外開き 内開きのドアというのが 前の問題になっているから Hで欧米は内に開くと説明しているのに Jで内開きのドアのよさを説明 Hに続いて内開きのドアのよさを説明している

Rev 17:2 地の王たちは この女と不品行を行い 地に住む人々も この女の不品行のぶどう酒に酔ったのです (1) 大淫婦と不品行 1 旧約聖書では 淫婦 は 偽の宗教 を象徴する言葉である 2 淫行 は 偶像礼拝を象徴する言葉である 霊的姦淫である * 通常は 真の神を信じると告白しながら 偶像

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聖 書 へブル12:11,12 (第41講)

比喩:その他

としたこと それに対してイエスは 今は 止めないでほしい 正しい ことをすべて行うのは 我々にふさわしいことです ( マタイ 3 15) と 言って ヨハネから洗礼をお受けになったと伝えています しかしマルコ福音書は そういうことは何も伝えていません イエス は ユダヤの全地方から集まって来た大勢の

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聖 書 へブル12:11,12 (第41講)

3 仲介者としての祭司たちが存在していた (2) 新約時代の状態 1すべての信者が まことの聖所に入ることができる * 天の聖所で 神の臨在の前に出ることができる 2これは 万人祭司の教えである 3 訳文の比較 こういうわけですから 兄弟たち 私たちは イエスの血によって 大胆にまことの聖所に入るこ

2010 年 2 月 21 日 ( 日 ) 22 日 ( 月 ) ハーベストフォーラム東京出エジプト記 13 出エジ 13 出エジプト記 9 章 13 節 ~10 章 29 節 最後の 3 つの災い 1. 文脈の確認 (1) エジプトに主からの 10 の災いが下る (2)10 の災いの記述は 考え抜

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Derek Prince Ministries Asia-Pacific www.derekprince.co.nz THE TEACHING LEGACY OF DEREK PRINCE MINISTRIES ARCHIVE The Battlefield of the Mind - Derek Prince デレク プリンス 教えの遺産アーカイブ 学びの書簡シリーズ 思いの戦い 思いの戦い あなたは 何かうまくいかなかったことを 自分の落ち度だと思い込んだことがありますか 自分が希望する仕事に就くことはできないだろうと思っていましたか 面接をする前に すでにそう思い込んでいましたか あなたはその仕事に就くことができましたか あるいは 自分の子どもが車で家に帰るとき 事故に遭うに違いないと思い込んだことがありますか その後 無事に子どもは家に着きましたか あとで振り返ってみると なぜ そんな心配をしていたのかと不思議に思うことがよくあります そして 心配していたことは 考えすぎだった という結論にたどり着くことがあったでしょうか それは意外なことではなく 聖書は 考えすぎ 症候群について言っています 私たちは 用心深くしていないと 関係が壊れ 良くないことが起こるという さまざまなシナリオを想像してしまう者になり得るということを 神は知っておられます ですから 神は 私たちが自制心を失いやすいことを認め それを克服するための助言をみことばの中に組み入れてくださいました これら私たちの思いの中の戦いは 実際 クリスチャン生活に普通にあるものです コリント人への 手紙第二 10 章で パウロはこれについて非常に鮮明に語っています 3 節で彼は言っています 私たちは肉にあって歩んではいても 肉に従って戦ってはいません パウロは 私たちは物質的な世界に肉体を持って生きていると言っています 同時に 私たちは戦い の中にありますが その戦いは 肉体や物質的領域のものに挑むものではありません それは異なった 領域のものです 4 節で彼は説明しています 私たちの戦いの武器は 肉の物ではなく 神の御前で 要塞をも破るほどに力のあるものです 私たちのこの戦いは 肉の領域ではないので 神は私たちにふさわしい武器を与えてくださいました

その武器は 肉の物ではなく 霊的なものです 神は 要塞を破る霊的武器を私たちに与えてくださいました この戦いには 私たちと神に敵対する 要塞があります パウロは 続けて 5 節でこの要塞について描写しています さまざまの思弁と 神の知識に逆らって立つあらゆる高ぶりを打ち砕き すべてのはかり ごとをとりこにしてキリストに服従させ これらのことばはすべて 思いの領域に語ってきます さまざまの思弁と神の知識 すべてのはかり ごとをとりこにします パウロは戦いの場所が思いであることを明確にしています ですから あなたの思いにプレッシャーがあることは 不自然や異常なことではありません それは クリスチャン生活の一部です それは必ずしも あなたが何か間違ったことをしているとか 間違った 道にいるというしるしではありません クリスチャンとして経験するものの一部に過ぎません 内なる敵 私のクリスチャン経験で ある一時期 驚くべき発見をしました 私の内に神の敵がいたのです 私 はクリスチャンで神に仕えているにもかかわらず 私自身の思いの中に私の敵がいることを発見したの です ローマ 8:7 でパウロは説明しています というのは 肉の思いは神に対して反抗するものだからです それは神の律法に服従しません いや 服従できないのです 私は 非常に高い教育を受けて育ちました 一流大学に通い 教授になりました しかし 問題は 私の思いが神の敵に教育されていたことでした 私の内側には 常に高度な教育を受けた 神の敵がい たのです 多くの人は 教育を信用します しかし 教育はあなたの思いを神の敵であることから変えるものではありません 単に 神の敵の方法であなたの思いを教育するだけです あなたが肉の思いを持って神学校に5 年通っても おそらく あなたは内側に高い教育水準の肉の思いをもって卒業するでしょう それは すべて完全に変えられなければならないのです コリント人への手紙第二でパウロは 神は私たちにふさわしい武器を与えてくださった と言ってい ます この戦いに用いる武器は多くありますが 最も必要な武器は 神のみことばと 祈りに時間を割 くという 2 つであると私は信じます クリスチャンになって最初の頃 私は自分のからだのいやしのために丸 1 年間 みことばに信頼しな ければならないという経験をしました マタイ 4:4 でイエスは 人は 神の口から出る一つ一つのこ

とばによって 生きると言っています 私はそれを体験しなければなりませんでした その年の終わり に 私はからだがいやされただけではなく まったく異なった思いを持っていました 違う考え方をす ることを学んだのです 私は みことばに従って考えることを学んだのでした しかし 誤解しないでください その 1 年間の学びでは 多くの祈りの戦いがありました 私には真理の道への戦いがありました 疑い 失望 恐れなどの悪魔の嘘を祈りによって拒絶しなければなりませんでした みことばと祈りという2つの強力な武器を用いることにより 私は徐々に自分の思いの中の戦いに勝利していきました 3 つの要塞 第二コリントで パウロは 要塞 について語っています 別の訳では 思いの要塞 とも訳しています それはどのような要塞でしょうか 私はこれをじっくり考えてきました そこで 3つの項目に分けて分かち合いたいと思います 一つ目は 高ぶりです 悔い改めのないすべての人間の思いの最大の要塞は 利己心 自衛心 自己賞賛などの高ぶりです ほぼすべての人種や国々は いくらかの民族的誇りを持っています 私はイギリスで生まれました 私は イギリス人はプライドの高い民族であると思います イギリス人が自分たちはプライドの問題を 抱えていると認めるには 時間がかかるでしょう ドイツも 国家としてのプライドの歴史を持った もう一つの国です ヒトラーが ドイツ人だけで なく ドイツ人クリスチャンの群衆をさえ支配できた鍵は 国家主義であると私は思います 教派のプライドは この要塞と見なされる一面です 私は自分の教派を理解しているので たとえそれが聖書のことばであっても 私の教派の教理にそぐわないことは何も言わないでください と言う人がいます このように言う可能性があるのは バプテスト派 メソジスト派 ペンテコステ派 長老派など 数え上げればきりがないでしょう あなたが プロテスタントやカトリック また長老派 ペンテコステ派 その他どの教派であれ ある特定の教派の名のもとにすべてを縛り付けるなら あなたの思いの中に プライドの要塞があると私は考えます 二つ目は プライドから生まれてくる 偏見です それは あなたが事実を聞く前に 思いの中で組 み立ててしまうものです それは偏狭で 横柄で 破壊的です 三つ目の要塞は 先入観です 知らないものを知っているかのように考え はっきりとしていないも のを 鮮明に描いているつもりになっているのです あなた自身の要塞をチェックする一つの方法を提案させてください 上記に挙げた要塞の中で一つで も 自分に思い当たると感じるなら 何らかのかたちで取り扱われなければならないと素直に認めるべ

きです それに向き合う最大の重要性は それらの要塞があなたの人生にみことばが入ることを妨げる からです 詩篇 119:130 から学ぶことができます みことばの戸が開くと 光が差し込み わきまえのない者に悟りを与えます あなたは 光と悟りを求めますか それとも 薄暗さ 無知 偏見の中に留まり続けたいですか 選択するのは あなたです あなたが 光と悟りを得ることを願うなら みことばの真理と祈りの力をもって あなた自身の思いの中にあるそれらの要塞に立ち向かう必要があります へりくだって みことばがあなたの内で働いて あなたを変え 調整し つくり変え 新しくしてくださるように どうして 私があなたのことをこんなにも知っているかと思われるかもしれません 私はあなたのことを知りません 私が知っているのは 私たちみんなについてです 私たちはみな これらの要塞に影響を受けやすいものです 私たちはみな 思いの中に霊的戦いがあり 神は勝利のための武器を私たちに与えてくださっています 望みのかぶと 私は それらの武器をどのように用いるかを直接学びました 1949 年から約 9 年間 私はロンドンの教会で牧師をしていました 自分の奉仕において ある程度成功を収めました 私たちの教会では 人々が救われ 癒され 聖霊のバプテスマを受けるのを常に見ることができました しかし 私には 答えを見いだせない個人的な問題がありました 特に 暗く重い雲のようなものに覆われる うつの発作が頻発する問題があったのです その雲は 私を押しつぶし 人との ( 自分の家族とさえも ) 普通のコミュニケーションからも切り離すかのようでした 私は自分の知る限りのあらゆる手段で これに立ち向かいました 祈りました 断食しました あらゆることをしましたが 少しも良くなりませんでした 実際 祈り 断食するほど悪くなりました 当時 14 歳だった娘の一人が ある日こう言ったのを忘れることができません お父さん お願いだから断食しないで 断食するともっと悪くなるわ 解決法に終わりが来ました ある日イザヤ 61:3 が 私の目をくぎ付けにしました 憂いの心の代わりに賛美の外套を その聖句を読んだとき 私は自分が霊と戦っていると突然わかったのです 私を研究し 私の弱点を知って どのように いつ 私を攻撃するかを知っている霊です 私は 単に自分の精神や心理的状態と戦っているのではありませんでした 習慣と戦っているのでもありませんでした そこには 私に逆らう者 私を研究し 私の破滅をたくらむサタンがいたのです

そして なぜ主に仕えたいと願えば願うほど プレッシャーが重くなるのかわかりました というのは その霊の使命は 神のための奉仕を妨げることだったからです 私が少し怠慢で無関心にしていると プレッシャーは取り除かれましたが 私が献身し 熱心になればなるほど プレッシャーは増し加わりました まさに そのプレッシャーをどのようにいつ用いるかを知っている知性の人格と私は戦っていたのです 自分の敵の正体を認識したことは 大きな前進でした 私は聖書を調べ 私の問題に解決をもたらす に違いないという節を見つけたのです ヨエル 2:32 は言っています しかし 主の名を呼ぶ者はみな救われる この約束は ヨハネ 3:16 と同様 すべての人に与えられていると私は信じます それは 御子を信じる者が ひとりとして滅びることなく 永遠のいのちを持つためである 私は ヨエル 2:32 を明確な解放の約束として理解しました イザヤ 61:3 とヨエル 2:32 の 2 つの聖句 を一緒にして特別な祈りとして祈りました 私は その霊 ( 重苦しい霊 ) を名指しし 神ご自身による 約束 ( 主の名を呼ぶ者はみな救われる ) を宣言しました こう祈りました みことばにより 神なる主イエス キリストの御名で おまえに命じる 私をこの 重苦しい霊から解放せよ! そして 私がその特定のみことばの祈りをすると 私は解放されました 重圧が取り除かれたのです さらに学びのプロセスは継続しました それは 解放されるべき一つのことでした なおも解放され るべきもう一つのことが残っていました 神は ご自身の役割をなされ 私は自分の役割をしなければならないということを示し始めてくださいました 神は悪魔の重圧から私の思いを解放してくださいました そして今 自分の思いを再教育することは私にかかっていたのです まったく違った視点と考え方を養うことです 解放される前は それをすることができませんでした 解放されたあと それを行なうことは私の責任でした 神は 私を解放するというご自身の役割をしてくださいましたが 私は その解放を維持するという自分の役割を果たさなければならなかったのです 神が救いや いやし 解放など あなたのために介入するほとんどの領域で これは当てはまると私 は考えます 神はご自身の役割をし あなたがあなたの役割をするかどうかはあなた次第です あなた の役割とは 神が与えてくださったものを手放さない 維持するということです