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ダムの運用改善の対応状況 資料 5-1 近畿地方整備局 平成 24 年度の取り組み 風屋ダム 池原ダム 電源開発 ( 株 ) は 学識者及び河川管理者からなる ダム操作に関する技術検討会 を設置し ダム運用の改善策を検討 平成 9 年に設定した目安水位 ( 自主運用 ) の低下を図り ダムの空き容量を確保することにより更なる洪水被害の軽減に努めることとし 暫定運用を平成 24 年度の出水期 (6 月 15 日 ) より開始した 暫定運用の内容を操作規程に明文化するため 近畿地方整備局は規程の変更を承認している この運用により 平成 24 年度の出水期における6 月の台風 4 号 9 月の台風 17 号では 一定の水位低減効果を発現した 近畿地方整備局で試算台風 4 号 : 相賀地点で約 1.4mの水位低減効果台風 17 号 : 相賀地点で約 1.1mの水位低減効果 ダム運用の他 情報伝達の改善についても実施している 猿谷ダム 国土交通省は 学識者及び河川管理者からなる 猿谷ダム技術検討会 を設置し ダム運用の改善策を検討 過去の主要な洪水が9 月上旬から1 月中旬に発生していることから 事前放流を含めたダムの空き容量確保による洪水被害の軽減を図る試行運用を平成 24 年度から開始した 9 月 1 日から9 月 15 日 : 貯水位を標高 426mを管理目標水位とする 9 月 16 日から1 月 31 日 : 洪水が予想される場合 貯水位を標高 426mを目標に事前放流を実施する 平成 24 年度は 試行運用の対象となる出水はなかったが 空き容量を活用して下流への放流量の軽減に努めた 情報伝達改善の取り組みとして ケーブルテレビや電光掲示板を活用した情報提供を実施している

ダムの運用改善の対応状況 近畿地方整備局 検討課題 第 2 回協議会 (H24.12.2) 以降 河川管理者はダム管理者とともに 以下について検討実施 1 猿谷ダム 風屋ダム 池原ダムの運用については 試行結果を検証し 更なる改善の可能性 2 試行中の3ダム以外のダムとして 二津野ダム 七色ダムについて実施可能な洪水軽減に向けた運用の改善 3 熊野川は十津川と北山川という二つの大きな川が合流することそれぞれに上下流の関係にあるダムが存在することから 個々のダムの運用と合わせ 現時点で複数ダムの運用調整により洪水軽減を図れる可能性について検討

資料5-2

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資料 5-3 第 3 回熊野川の総合的な治水対策協議会猿谷ダムの運用改善の対応状況について 国土交通省近畿地方整備局紀の川ダム統合管理事務所 平成 25 年 7 月 2 日 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 1 H24 年度の新たな取り組み試行運用 ( 第 2 回協議会資料から引用 ) 洪水前の空き容量の確保 目的これまで 洪水時の放流量を低減するため 空き容量を確保する 対象期間 9 月 1 日から 9 月 15 日の間については 標高 426m を管理目標水位として運用することで空き容量を確保する 9 月 16 日から 1 月 31 日までは 1,m3/s を超える洪水が予想される場合には 標高 426m を目標に事前放流を行うことで 空き容量を確保する 方法及び効果 約 4 万 m 3 H24 年から 標高 436m( 常時満水位 ) 4m 標高 432m 標高 436m( 常時満水位 ) 1,m 3 /s を超える洪水が予想される場合 事前に標高 426m を目標に貯水位を下げて運用する これにより 貯水位を 1m ダムの容量を約 9 万 m 3 確保する 約 9 万 m 3 1m 標高 426m 2

H24 年度の新たな取り組み試行運用 ( 第 2 回協議会資料から引用 ) 空き容量確保の実施基準 気象庁 MSM 数値予報モデルの予測雨量 と実績雨量による一連の雨量の 9 時間累積雨量が 13mm を超え かつ 台風の中心が 東経 128 度から 138 度の間で北緯 24 度以北に達し さらに猿谷ダムに接近が予想されるときには 標高 426m までの空き容量を確保出来るよう 事前放流の実施などの対応を行う 4 3 24 気象庁の 33 時間先までの 1 時間毎 約 5km メッシュの予測雨量 初期値は 6 時間ごと : 流入量が洪水量 1,m 3 /s に達する 24 時間前の台風の中心位置 2 S33.8 洪水 ( 台風 17 号 ) S4.9 洪水 ( 台風 24 号 ) H2.9 洪水 ( 台風 19 号 ) H21.1 洪水 ( 台風 18 号 ) S34.9 洪水 ( 伊勢湾台風 ) S46.9 洪水 ( 台風 29 号 ) H6.9 洪水 ( 台風 26 号 ) H23.9 洪水 ( 台風 12 号 ) S36.9 洪水 ( 台風 18 号 ) S57.8 洪水 ( 台風 1 号 ) H16.1 洪水 ( 台風 23 号 ) 128 13 ( 凡例 ) :5817 台風 :5915 台風 :6118 台風 :6524 台風 :7129 台風 :821 台風 :919 台風 :9426 台風 :423 台風 :918 台風 :1112 台風 台風経路図 流入量が洪水量 1,m 3 /s 以上の既往洪水での台風経路 138 14 3 H24 年度の貯水池運用状況 ( 第 2 回協議会資料から引用 ) 本年度の試行運用期間 (9 月 1 日から 1 月 31 日 ) のうち 9 月 1 日から 9 月 15 日の間については 標高 426m を管理目標水位として運用して 空き容量を確保した また 8 月においても 9 月 1 日に貯水位を標高 426m とするため 8 月 16 日から貯水位を低下させ擦り付ける運用を行った 1 9 常時満水位 集中豪雨 台風 16 号 台風 17 号 流入量 分水量 放流量 貯水位 44 436 8 9 月 1 日に 426m へ擦り付けるための運用を行った 432 7 クレストゲート敷高 管理目標水位 426m 428 6 424 流量 ( m3 /s) 5 426m を管理目標水位として運用を行った 事前放流の目標水位 426m 42 貯水位 (m) 4 416 3 412 2 48 1 44 8/1 8/6 8/11 8/16 8/21 8/26 8/31 9/5 9/1 9/15 9/2 9/25 9/3 1/5 1/1 1/15 1/2 1/25 1/3 平成 24 年 8 月 1 日 ~1 月 31 日の貯水池運用 (1 時間毎のデータ ) 4 4

台風 17 号時の操作状況 ( 第 2 回協議会資料から引用 ) 平成 24 年 9 月 ( 台風 17 号 ) 雨量 (mm/hr) 雨量 (mm/hr) 1 2 3 4 12 11 1 9 常時満水位 :436.m 洪水時の初期水位は 425m 程度である クレストゲート敷高 :425.5m 44 436 432 428 8 424 流量 ( m3 /s) 7 6 流入量 ゲート放流量 貯水位 最大流入量 712m 3 /s ピークを確認した後に 一定量放流を行った 42 416 貯水位 (m) 5 4 最大放流量 499m 3 /s 放流量との差 :21m 3 /s 412 48 3 2 1 立ち上がりが急な洪水で 洪水初期に多くをため込み 44 4 396 9/29 : 9/29 6: 9/29 12: 9/29 18: 9/3 : 9/3 6: 9/3 12: 9/3 18: 1/1 : 1/1 6: 1/1 12: 1/1 18: 1/2 : 392 出水時の初期貯水位は かんがい期が終了した後であったこともあり 標高約 425m 程度で 事前放流の目標水位以下であったため 事前放流実施の条件を満たした時間帯はあったが 水位低下の操作を実施する必要はなかった ダムへの流入量は毎秒約 7 m3となり 洪水量 ( 毎秒 1 m3 ) には達しなかったが 空き容量を活用し 下流への放流を最大で毎秒約 5 m3とするゲート操作を実施し 放流量を毎秒約 2 m3軽減することにより 下流への水位上昇を抑えた 5 猿谷ダムの放流設備と操作の問題点 不特定用水の補給標高 436m から標高 412m までの容量 17,3 千 m 3 を利用して 最大 16.7 m 3 /s を 主にかんがい用水として補給している 発電西吉野第一発電所では 標高 436m から標高 412m までの容量 17,3 千 m 3 を利用して 最大使用水量 16.7m 3 /s 最大出力 33,kW の発電を行っている 西吉野第二発電所では 最大使用水量 2.m 3 /s 最大出力 13,1kW の発電を行っている 貯水池容量配分図 最大放流能力 15m3/s 6

台風 17 号時の操作の問題点 平成 24 年 9 月 ( 台風 17 号 ) 雨量 (mm/hr) 雨量 (mm/hr) 1 2 3 4 12 11 1 9 常時満水位 :436.m 洪水時の初期水位は 425m 程度である クレストゲート敷高 :425.5m 44 436 432 428 8 424 流量 ( m3 /s) 7 6 流入量 ゲート放流量 貯水位 最大流入量 712m 3 /s ピークを確認した後に 一定量放流を行った 42 416 貯水位 (m) 5 4 最大放流量 499m 3 /s 放流量との差 :21m 3 /s 412 48 3 2 1 立ち上がりが急な洪水で 洪水初期に多くをため込み 44 4 396 9/29 : 9/29 6: 9/29 12: 9/29 18: 9/3 : 9/3 6: 9/3 12: 9/3 18: 1/1 : 1/1 6: 1/1 12: 1/1 18: 1/2 : 392 出水時の初期貯水位が クレストゲート敷き高 (EL.425.5m) より低い標高約 425m 程度であったことから ダムへの流入量が 3m3/s に達しているにもかかわらずゲート放流ができない状態 このことから ゲート放流が可能となった時点では 流入量に対して放流量の増加が困難で 出水の初期にダムの空き容量を消費することとなっている このように ダムの水位をコントロールできない状況にならないよう水位管理を行うか 対象とする流量に見合った放流設備が必要となる 今年度は 利水運用による水位の低下によって発生するこのような現象に対して効果的な水位コントロールが行える方策について検討したい 7 猿谷ダムと風屋ダムの関係について ( 運用調整 ) 猿谷ダムの事前放流は 猿谷ダムの放流の原則に従って実施しているが 事前放流の初期段階においては 猿谷ダムの放流量が風屋ダムを上回る このため 洪水初期に風屋ダムの貯水位が一時的に上昇する可能性がある これを回避するため 両ダムの操作のタイミングを連携調整する必要がある 放流の原則 猿谷ダム 風屋ダム 14 1 分間における放流量の増加割合 (m 3 /s/1min) 12 1 8 6 4 2 1 この時間帯は 猿谷ダムの放流量が風屋ダムの放流量を上回ることから 風屋ダムにおいて結果的に貯留される場合あり得る 2 一方 この時間帯は 風屋ダムの放流量が猿谷ダムの放流量を上回ることから 1 で貯留された場合でも 貯留量は放流可能と考えられる 2 4 6 8 1 12 14 16 直前の放流量 (m 3 /s) 猿谷ダムと風屋ダムの放流の原則 ( 放流制限 ) 8

情報伝達の改善に関する取り組み状況について 出水時には ケーブルテレビを経由して ダム流域での降雨量や貯水位 流入 放流量等の情報を発信した 流域平均雨量 流域累加雨量 貯水位 流入量 放流量 9月台風16号時に配 信した猿谷ダム情報 9 情報伝達の改善に関する取り組み状況について 情報板 猿谷ダムの放流量を表示 回転灯 3個の回転灯により放流量を表示 回転灯3個点灯 1000m3/s以上の放流 回転灯2個点灯 500m3/s以上 1000m3/s未満の放流 回転灯1個点灯 500m3/s未満の放流 情報板 1箇所設置 回転灯 3箇所設置 情報板表示 配信期間 降雨に伴い 猿谷ダムより放流を行う期間 設置場所 五條市大塔町宇井地区 回転灯1個点灯 5m3/s未満の 放流 回転灯2個点灯 5m3/s以上 1m3/s未満 の放流 回転灯1個点灯 1m3/s以上 の放流 1