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カナフレックススーパーは 金属と樹脂を複合体にして 独自の波付き構造に成形した画期的な排水管路です 強度 耐蝕性に優れた金属 耐蝕性 耐摩耗性に優れた樹脂 これら双方の特性を兼ね備えています 内面平滑のダブルタイプ 内面凹凸のシングルタイプがあります 特 長 4 耐蝕性 耐薬品性に優れる管の内外層に

来る条件とした また本工法は がけに近接して施工する場合 掘削及び混合 攪拌から 転圧 締固め施工時 施工に伴うがけへの影響を避けることが難しいので がけに影響を与えず施工出来る場合を条件とした 具体的にはバックホー等の施工機械を がけに近接配置して施工することを避けるとともに 特にがけ近接部分の転

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4. 粘土の圧密 4.1 圧密試験 沈下量 問 1 以下の問いに答えよ 1) 図中の括弧内に入る適切な語句を答えよ 2) C v( 圧密係数 ) を 圧密試験の結果から求める方法には 圧密度 U=90% の時間 t 90 から求める ( 5 ) 法と 一次圧密理論曲線を描いて作成される ( 6 )

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第 3 章 間知ブロック積み擁壁の標準図 133

土量変化率の一般的性質 ❶ 地山を切土してほぐした土量は 必ず地山の土量 1.0 よりも多くなる ( 例 ) 砂質土 :L=1.1~2.0 粘性土 :L=1.2~1.45 中硬岩 :L=1.50~1.70 ❷ 地山を切土してほぐして ( 運搬して ) 盛土をした場合 一般に盛土量は地山土量 1.0

L 型擁壁 (CP-WALL) 構造図 S=1/30 CP-WALL(C タイプ ) H=600~700 断面図 正面 背面図 H T1 T2 T4 T3 T4 H2 H1 100 B1 B2 T5 H 連結穴 M16 背面 水抜孔 φ75 正面 水抜孔 φ90 h1 h2 製品寸法表

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L 型擁壁 (CP-WALL) 構造図 S=1/30 CP-WALL(B タイプ ) H=1900~2500 断面図 正面 背面図 製品寸法表 適用 製品名 H H1 H2 B 各部寸法 (mm) B1 B2 T1 T2 T3 T4 T5 水抜孔位置 h1 h2 参考質量 (kg) (

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Super Build/宅造擁壁 出力例1

耐雪型歩道柵 (P 種 )H=1.1m ランク 3 ( 基礎ブロック ) 平成年月日

高密度ポリエチレン樹脂を独自の形状に波付け加工したカナプレストは 耐圧強度に優れ軽量なのはもちろん 耐薬品性 耐寒性にも非常に優れています 無孔管 (P) 全周有孔管 (PH) 2/3 周有孔管 (PH) の 3 種類があります 各種パイプの質量比較 ( 呼び径 φ400) 管種 カナプレストを 1

浸透側溝長尺 U 字溝 [KUSDC KURDC] 茨城県規格の長尺 U 字溝 [KUS KUR] の側壁部及び底版部に排水孔 ( 開口 ) を設けた浸透用側溝です 近年 都市化の進展により建物や道路などの不浸透域が拡大して ゲリラ豪雨による河川増水やその流域の浸水被害等 集中豪雨による都市の排水機

資料

保 証 最 低 基 準

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集水桝の構造計算(固定版編)V1-正規版.xls

( 第 10 刷まで反映 ) 擁壁工指針 ( 平成 24 年度版 ) の訂正 箇所修正前修正後 p.3 上から 9 行目と 10 行 目の間 地盤材料試験の方法と解説 なお, これらの基準 指針類が改定され, 地盤材料試験の方法と解説 舗装の構造に関する技術基準 同解説 ( 平成 13 年 ; 日本


国土技術政策総合研究所 研究資料

1. 設計手順 ディープウェル工事の設計は 下記に示す手順で実施する 掘削区域内への排水量の検討 ディープウェル仕様の仮定 ( 径 深さ ) ディープウェル 1 本当たりの揚水能力の検討 ディープウェル本数 配置の設定 井戸配置で最も不利な点を所要水位低下させるのに必要な各井戸の合計排水量の検討 -

12章 標準設計

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目次 章設計条件 適用基準 形式 形状寸法 地盤条件 使用材料 土砂 載荷荷重 その他荷重 浮力 土圧 水圧 基礎の条件..

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液状化判定計算(道示編)V20-正規版.xls

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別添 別添 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針 本指針は 危険物の規制に関する政令 ( 以下 政令 という ) 第 13 条に掲げる地下タンク貯蔵所の位置 構造及び設備の技術上の基準のうち 当該二重殻タンクが堅固な基礎の上に固定され

別記26 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針

6. 現況堤防の安全性に関する検討方法および条件 6.1 浸透問題に関する検討方法および条件 検討方法 現況堤防の安全性に関する検討は 河川堤防の構造検討の手引き( 平成 14 年 7 月 ): 財団法人国土技術研究センター に準拠して実施する 安全性の照査 1) 堤防のモデル化 (1)

参考資料 -1 補強リングの強度計算 1) 強度計算式 (2 点支持 ) * 参考文献土木学会昭和 56 年構造力学公式集 (p410) Mo = wr1 2 (1/2+cosψ+ψsinψ-πsinψ+sin 2 ψ) No = wr1 (sin 2 ψ-1/2) Ra = πr1w Rb = π

道路土工擁壁工指針 (H24) に準拠 重力式擁壁の安定計算 ( 盛土土圧対応 ) 正規版 Ver 基本データの入力 2 地形データの入力 3 計算実行 Ver /01/18 Civil Tech 洋洋 本ソフトの概要 機能 道路土工 擁壁工指針 ( 平成 24 年度

カルバート工においては, 日本道路協会から発刊されている 道路土工 -カルバート工指針 が最も一般的に用いられている. 同指針は, 平成 22 年 3 月に改訂され, 指針が対象とする構造物を明らかにし, 性能規定の枠組みを取り入れた設計法を採用する際に基づくべき, 解析手法, 設計方法, 材料,

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土層強度検査棒 計測データ例 kn/ m2 45 滑り面の可能性ありとした箇所の条件 : 地下水に飽和していること 及び SS 試験で 100kg 以下で自沈する箇所であること 土層強度検査棒による地盤強度計測結果グラフ 粘着力 計測値 30 T2 O5 25 M4 M3 20 滑り面

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地盤調査報告書 スウェーデン式サウンディング試験に基づく地盤調査 調査名称 清水東町 I 号地事前調査 調査場所 熊本県熊本市北区清水東町 株式会社奥羽興産 金城重機株式会社 千葉県松戸市高塚新田 512 番 19 号 TEL FAX

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B5正誤表.indd

マンホール浮き上がり検討例

(2) 当該幹線管渠は この地域 ( 砂丘周縁部 ) 特有の土質特性 ( 軟弱な腐植土層 ) などの 不安定な堆積層による不等沈下の発生現象が予想された 一般的な下水道管路の流下 方式は 自然流下方式であるが 当該地域は全般に平坦な地形である事や流入点の無 い路線の区間距離が非常に長い事などから 圧

工事を見せるプレゼンテーション パワーポイント 見せる タブレット ペーパー

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ウィンドブリック施工要領書 2018 年 7 月

第1章 単 位

タイル タイル タイル 造 タイル タイル タイル タイル タイル タイル タイル タイル 水 水 水 水 水 水 圧 水 圧 解 水 圧 解 水 圧 験 水 圧 造 タイル 水

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TSK ブレイクアンカー ピンポイントアンカー Pinpoint Anchor Break Anchor

GEH-1011ARS-K GEH-1011BRS-K 1. 地震入力 参考 1-1. 設計基準 使用ワッシャー 準拠基準は以下による M10 Φ 30 内径 11 t2 建築設備耐震設計 施工指針 (2005 年版 ): 日本建築センター FH = KH M G KH: 設計用水平震度 KH =

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Microsoft Word - 建築研究資料143-1章以外

構造力学Ⅰ第12回

第 2 章 構造解析 8

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目次 1章 設計条件 1.1 一般事項 適用基準 1.3 形式 形状寸法 1.5 使用材料 土砂 1.7 載荷荷重 雪荷重 1.9 その他荷重 水位 1.11 浮力 土圧 1.13 水圧 基礎の

図 1 盛土内の水は安定に悪い 抵抗する力は 分子で抵抗する力 =スベリ面の長さ 粘着力 +スベリ面から上の土の重量 cos( 円弧中心とスベリ面を結ぶ線が鉛直となす角度 ) tan( せん断抵抗角 ) となります ここで 盛土内に水があると抵抗する力から 水圧分をマイナスする必要がありますので 安

1-3-7 止水設備 ⑵ 道路部における止水栓の設置ア止水栓の材料について φ25 はボ-ル止水栓を使用し φ30~φ 50 は青銅製バルブを使用する イ HIVP 管を使用する場合の継手は φ25 止水栓にあってはH IVPユニオンナットを φ30~φ50 にあっては止水栓ユニオン 止

6 章擁壁工 6.1 プレキャスト擁壁工 6.2 補強土壁工 ( テールアルメ工 多数アンカー工 ) 6.3 ジオテキスタイル工 6.4 場所打擁壁工 場所打擁壁 (1) 場所打擁壁 (2) 1-6-1

はじめに 宅地造成等規制法が昭和 36 年に制定されてからおよそ半世紀を経過しました この間 平成 18 年には同法制定以来初めての抜本改正が行われています この改正は 阪神 淡路大震災 ( 平成 7 年 ) 新潟県中越地震 ( 平成 16 年 ) などで被災例が多かった大規模盛土造成地に対応するの

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鎌倉市道路占用、掘削及び復旧工事に関する運用基準

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1- 擁壁断面の形状 寸法及び荷重の計算 ( 常時 ) フェンス荷重 1 kn/m 1,100 0 上載荷重 10 m kn/ 3, (1) 自重 地表面と水平面とのなす角度 α=0.00 壁背面と鉛直面とのなす角度 θ=.73 擁壁

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スライド 1

締固めた土の性質 の締固め 既に存在している自然状態の土の対比としての 材料としての土 = ダム 鉄道 道路盛土 宅地等の建設の為の材料としての土 : a) この場合 製造のプロセス ( 盛土材料の選択と締固め作業 ) が 製品 ( 盛土 ) の性能 ( 安定性と変形性 ) を決める b) なんやか

1. 製品についてベントフィックスは 1987 年にドイツナウエファーザーテクニク社において製品開発され 現在世界的に池 河川 ゴミの最終処分場等の遮水材として広く採用されており 1984 年にはI SO9001にも認証された最も信頼性の高いGCL(=ベントナイト系遮水材 ) です 製品の断面構造は

アート VS 側溝縦断用 製品 CAD データ 近畿版 製品名 アート VS 側溝縦断用 サイズ ~ 2000 アート模様の付いた自由勾配側溝 コンクリート蓋は車道用と歩道用(300サイズ) グレーチング蓋は普通目 細目

様式-1

作成 承認 簡単取扱説明書 ( シュミットハンマー :NR 型 ) (1.0)

Transcription:

5-8 埋設断面および土被り表 1) 突出型 (1) 埋設条件項 目 (1) (2) (3) ト ラ ッ ク 荷 重 後輪片側 100kN 後輪片側 100kN 後輪片側 100kN 裏 込 め 材 料 良質土 φ450 以下 砕石 4 号 5 号 φ500 以上 砕石 3 号 4 号 土の反力係数 (E ) 300 700 1400( 転圧十分 ) 変形遅れ係数 (Fd) 1.5 1.5 1.25 支持角 θによる定数 (Fk) 0.096( 支持角 90 ) 0.096( 支持角 90 ) 0.090( 支持角 120 ) 埋設断面図 H 3D SGL 勾配 1:1 裏込め D 支持角 2θ 基床 GL B (2) 埋設断面寸法 P- PH- 呼称 基床掘幅 B (cm) (1),(2) (3) 基床厚さ及び基床掘幅管頂からの裏込め高さ B (cm) (cm) 29 基床厚さ及び管頂からの裏込め高さ (cm) 75 30 30 100 35 35 10 150 40 40 15 200 50 50 250 60 60 300 70 70 350 80 15 80 20 400 90 90 450 100 100 500 110 110 600 130 130 700 140 20 140 25 800 150 150 900 160 160 1000 180 30 180 35

(3) 突出型の変形と許容土被りカナプレスト許容土被り ( 突出型 T 荷重 後輪片側 100kN) 表中の数字は 変形量 (%) を示す 許容変形量 8% により 変形率及び許容土被りは次のようになります カナプレスト ( 突出型 ) 土被り表 60.0 表中の数字は 変形率 (%) を示す 50.0 7.9 7.8 7.9 8.0 8.0 7.8 7.9 7.9 7.9 7.9 7.9 8.0 7.9 7.9 8.0 土被り H (m) 40.0 30.0 20.0 10.0 7.7 7.8 7.8 8.0 7.5 7.6 7.6 7.6 7.7 7.7 7.8 7.8 7.8 7.9 7.8 7.9 7.9 7.5 7.9 7.3 7.3 7.3 7.5 7.5 7.6 7.7 7.7 7.7 7.7 7.8 (3) (2) 1.0 (1) 0.5 0.3 5.3 5.4 5.9 6.2 6.3 6.3 6.3 6.5 6.5 6.5 6.6 6.6 6.6 6.6 6.6 3.8 3.8 4.0 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.2 4.2 4.2 4.2 4.2 4.2 (2) 最小土被り 最大土被り サイズ (1) ( 砂 良質土 ) (2) ( 砕石 ) (3) ( 砕石 ) 転圧十分 (1) ( 砂 良質土 ) (2) ( 砕石 ) (3) ( 砕石 ) 転圧十分 計算条件 活荷重 土の単位体積質量 土の反力係数 E φ75 φ100 φ150 φ200 φ250 φ300 φ350 φ400 φ450 φ500 φ600 φ700 φ800 φ900 φ1000 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 10 10 9 9 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 8 21 21 20 20 19 19 19 19 19 19 19 19 19 19 19 52 51 50 50 50 49 49 49 49 49 49 49 49 49 49 単位 :m T 荷重 250kN( 後輪片側 100kN) 18kN/m 3 (1) E =300N/cm 2 (2) E =700N/cm 2 (3) E =1400N/cm 2 管の許容変形率 8.0% 注意上表は 計算上の結果であるため 参考資料として取扱い願います 30

1) 逆突出型 (1) 埋設条件 項 目 (1) (2) (3) ト ラ ッ ク 荷 重 後輪片側 100kN 後輪片側 100kN 後輪片側 100kN 裏 込 め 材 料 良質土 φ450 以下 砕石 4 号 5 号 φ500 以上 砕石 3 号 4 号 土の反力係数 (E ) 300( 転圧十分 ) 700 1400( 転圧十分 ) 変形遅れ係数 (Fd) 1.5 1.5 1.25 支持角 θによる定数 (Fk) 0.096( 支持角 90 ) 0.096( 支持角 90 ) 0.090( 支持角 120 ) < 埋設断面 - 逆突出型 > SGL H ( 土被り ) h2 GL( 地盤 ) 勾配 1:0.3 f D( 外径 ) B 裏込め 支持角 2θ 基床 (2) 埋設断面寸法 P- PH- 呼称 基床掘幅 B(cm) (1),(2) (3) 溝深さ f(cm) 管頂から自然地盤までの距離 h2(cm) 基床厚さ (cm) 基床掘幅 B(cm) 溝深さ f(cm) 管頂から自然地盤までの距離 h2(cm) 基床厚さ (cm) 75 30 48 30 53 100 35 51 35 56 10 150 40 57 30 40 62 30 15 200 50 62 50 67 250 60 72 60 77 300 70 81 32.86 70 86 32.86 350 80 91 38.04 15 80 96 38.04 20 400 90 102 43.50 90 107 43.50 450 100 113 48.88 100 118 48.88 500 110 129 54.60 110 134 54.60 600 130 146 130 151 700 140 157 20 140 162 25 800 150 167 60 150 172 60 900 160 180 160 185 1000 180 201 30 180 206 35 31

(3) 逆突出型の変形と許容土被りカナプレスト許容土被り ( 逆突出型 T 荷重 後輪片側 100kN) 表中の数字は 変形量 (%) を示す 許容変形量 8% により 変形率及び許容土被りは次のようになります カナプレスト ( 逆突出型 ) 土被り表 表中の数字は 変形率 (%) を示す 70.0 60.0 50.0 7.9 8.0 8.0 7.9 7.9 8.0 8.0 7.9 7.9 7.9 7.9 7.9 7.9 7.9 7.9 土被り H (m) 40.0 30.0 20.0 10.0 7.9 7.9 8.0 7.7 7.8 7.9 7.7 7.8 7.8 7.9 7.9 8.0 8.0 7.7 7.8 7.6 7.8 7.8 7.7 7.7 7.8 7.8 8.0 7.2 7.4 7.6 7.8 7.8 7.9 7.3 (3) (2) 1.0 (1) 0.5 0.3 5.3 5.4 5.9 6.2 6.3 6.3 6.3 6.5 6.5 6.5 6.6 6.6 6.6 6.6 6.6 3.8 3.8 4.0 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.1 4.2 4.2 4.2 4.2 4.2 4.2 (2) 最小土被り 最大土被り サイズ (1) ( 砂 良質土 ) (2) ( 砕石 ) (3) ( 砕石 ) 転圧十分 計算条件 活荷重 (1) ( 砂 良質土 ) (2) ( 砕石 ) (3) ( 砕石 ) 転圧十分 φ75 φ100 φ150 φ200 φ250 φ300 φ350 φ400 φ450 φ500 φ600 φ700 φ800 φ900 φ1000 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 14 13 11 10 9 9 9 9 8 8 8 8 8 8 7 29 27 25 22 21 21 21 21 21 20 20 19 19 19 18 68 65 61 56 53 53 53 53 53 53 52 51 50 49 48 単位 :m T 荷重 250kN( 後輪片側 100kN) 土の単位体積質量 土の反力係数 E 管の許容変形率 18kN/m 3 (1) E =300N/cm 2 (2) E =700N/cm 2 (3) E =1400N/cm 2 8.0% 注意上表は 計算上の結果であるため 参考資料として取扱い願います 32

6. カナプレストの埋設 施工 カナプレストは 撓み性パイプであり 周囲の土と協力して鉛直荷重を支えています 従って側面の抵抗土圧が十分働くように良質土又は砕石などを用いてパイプ周辺を裏込めし 十分均一に締固めを行うことが必要です もし 不良材料 ( 凍結した土砂 草 芝 木根 その他有機物を多く含む土等 ) で裏込めしたり 締固めを怠った場合には 側面抵抗が働かずパイプの撓み性を有効に活用することはできません 又 有孔管の場合不良材料で裏込めを行うと集水不良の原因ともなりますので 裏込めには砕石等を使用して下さい 裏込め材が良質で締固めが充分変形小 裏込め材が不良 又は締固めが不十分変形大 裏込め材が不良で締固めなし座屈 6-1 掘削 普通地盤又はよく締め固めた盛土を掘削してパイプを埋設する場合の溝は 継手の接続作業及び締固めが完全に出来る範囲内で 出来るだけ幅を小さくし かつ 土質その他の条件が許す限り 壁面を鉛直か又はそれに近づけて下さい このことは 工費が少なくて済む点や 溝の高さが一定ならば溝幅を小さいほど管に加わる土圧は小さくなる (Marston の公式による ) という点からも 溝幅を小さく壁面を鉛直に掘削して埋設することは有利となります しかし 軟弱地盤を掘削して埋設する場合や 盛土後すぐに掘削して埋設する場合等は 裏込め材の支持力が十分に発揮出来るように溝幅を大きくしなければなりません 33

6-2 管体の基礎工法 管体の基礎工法は管体の設計条件 基礎の土質 地下水の状態 や経済性を考慮して 適切な工法を選定しなければなりません (1) 岩盤の場合敷設地盤が岩盤で堅固な場合 パイプを直に敷設すると不陸が生じ 集中荷重を受けて パイプが折損したり 破損したりします よって余掘りを行い 砂又は良質土で置き換えし 十分に締め固めた基床を設けてください (2) 良好地盤の場合均一な土質で 支持力の均等性が高い場合を良好地盤といいます 現地盤の状態が パイプを直接敷設しても支障がなく 掘削土の使用により締め固め効果が十分期待できる場合です ( 図 -1) なお 現地盤に岩などを含み 直接敷設するとパイプに支障がある場合や 施工性 ( 湧水等 ) から締め固め効果が十分に期待できない場合には 15cm 以上の基床を設けてください ( 図 -2) 図 -1 図 -2 掘削土を使用する場合でかつ締め固め効果が 現地盤と同程度に期待できる場合 搬入土又は掘削土を使用する場合で締め固め効果が 現地盤と同程度に期待できない場合 34

(3) 普通地盤の場合土層が互いに層をなし 支持力の均等性が悪い地盤を普通地盤といいます 普通地盤では 一般に基礎地盤の支持力の均等性が異なることから不等沈下が起こる可能性があります この為 パイプに作用する荷重を均等に支持できる良質な基礎材料で支持層を設ける必要があります 厚さはパイプ径により異なりますが φ400 φ450 では 15cm 以上 φ500~900 では 20cm 以上 φ1000 では 30cm 以上としてください 口径 φ200 以下 φ250~φ450 φ500~φ900 φ1000 基床厚 10cm 以上 15cm 以上 20cm 以上 30cm 以上 (4) 軟弱地盤の場合軟弱地盤は 次の値を目安とする 粘性土 N 4 砂質土 N 10 軟弱地盤 その他不適当 ( 草 芝 木 根 その他有機物を多く含む ) と思われる地盤では パイプの支持と 地盤の改良 ( 置換 ) を考慮してください 基床幅 :φ250 以上 3D φ200 以下 60cm 基床厚 :50cm 以上 かつ D (0.3~0.5) として下さい 3D かつ 60cm 以上 3D かつ 60cm 以上 35

砕石と土木安定シートを用いた基礎 はしご胴木と土木安定シートを用いた基礎 長さ方向に地盤が変化している場合にはそのおのおのの部分の地盤によってそれぞれに規定する基床を設けて下さい なお 地盤及び基床高の急激な変化を避けるために緩和区間を設けることが必要で 基床の底面に1:4 程度の勾配を付けて下さい 地盤が変化する場合の基床の例 (5) マンホール際等の基礎マンホールと管路との接続部分で不等沈下が生じないよう 相互の基礎の支持力にバランスを持たせるための次の様な基礎を講じて下さい 36

6-3 施工手順 (1) 溝型 逆突出型の場合 1) 掘削通常の地盤又は よく締め固めた盛土を掘削し パイプを埋設する場合の溝は 裏込めの締固めにさしつかえない程度で 出来るだけ 1 幅を小さくする 2 深さを深くする 3 壁面をなるべく鉛直にする 4 掘削底面が平らになる様 標準掘削断面を参考に掘削してください 2) 基床基床材料 : 良質土 砂 砕石 (φ450 以下は 4 号 5 号 φ500 以上は 3 号 4 号 ) 基床厚さ ():5-8. 埋設断面を参照してください 締め固め : 偏圧を受けない様にバイブロプレート等を使用して十分締め固めを行ってください 3) 配管パイプが溝の中心になる様設置してください 4) 裏込め裏込め材料 : E =300kN/cm 2 の時 砂又は良質土 E =700kN/cm 2 の時 砕石 (φ450 以下は 4 号 5 号 φ500 以上は 3 号 4 号 ) 裏込め高さ ():5-8. 埋設断面を参照してください ( 注 1) 管底側部は裏込め材料が回り込みにくく 締め固め不足が生じやすいので 裏込め材料を盛り付け 足づき又は突き棒等でよく突き固めてください 支持角を 120 以上としてください ( 注 2) 一回の裏込め高さを 20~30cm 位として 偏圧を受けない様十分に締め固める作業を繰り返し 最後に管頂 を超えるまで裏込めを行ってください 転圧は溝サイドから行い 最後にパイプ中心を行う様にしてください 盛土面 5) 埋戻し埋戻し材料 : 良質土現地盤まで埋め戻してください 転圧 現地盤 埋戻し 6) 盛土必要高さまで盛土を行ってください 注 : 土被りが 60cm 以下又は締固めが不十分な時に重機が通らないようにしてください 20~30cm 支持角 2θ B 裏込め基床 37

(2) 突出型の場合 1) 基床基床材料 : 良質土 砂 砕石 (φ450 以下は 4 号 5 号 φ500 以上は 3 号 4 号 ) 基床厚さ ():5-8. 埋設断面を参照してください 締め固め : 偏圧を受けない様にバイブロプレート等を使用して十分締め固めを行ってください 2) 配管パイプが基床の中心になる様設置してください 3) 裏込め裏込め材料 :E =300kN/cm 2 の時 砂又は良質土 E =700kN/cm 2 の時 砕石 (φ450 以下は 4 号 5 号 φ500 以上は 3 号 4 号 ) 裏込め範囲 :φ250 以上 3D φ200 以下 60cm 裏込め高さ ():5-8. 埋設断面を参照してください ( 注 1) 管底側部は裏込め材料が回り込みにくく 締め固め不足が生じやすいので 裏込め材料を盛り付け 足づき又は突き棒等でよく突き固めてください 支持角を 120 以上としてください ( 注 2) 一回の裏込め高さを 20~30cm 位として 偏圧を受けない様十分に締め固める作業を繰り返し 最後に管頂 を超えるまで裏込めを行ってください 転圧は溝サイドから行い 最後にパイプ中心を行う様にしてください 4) 盛土必要高さまで盛土を行ってください 注 : 土被りが 60cm 以下 又は締固めが不十分な時に重機が通らないようにしてください 盛土面 φ250 以上 :3D φ200 以下 :60cm 転圧 20~30cm 支持角 2θ 現地盤 D B 基床 裏込め 38

6-4. 浮力に対する検討 湧水地盤においては 管の浮力を考慮する必要があります (1) 管体に作用する浮力 2 U D 4 0 (2) 浮力防止のために最小土被り地下水位が地表面までの場合 1 S U W0 1 0 H 1 1 0 HD 3125D D 2 W 0 ここに H : 地下水位により管が浮上しない深さ (m) U : 管底における揚圧力 (N/m) W0 : 管の荷重 (N/m) D : 管の平均直径 (m) γ0 : 水の単位体積重量 10000 (N/m) γ1 : 湿潤土の単位体積重量 18000 (N/m) S : 安全率 1.25 (-) 39

次に浮力及び最小土被りを一覧表に示します 品名 : カナプレスト サイズ 外径 内径 重量 浮 力 最小土被り (cm) (m) (m) (N/m) (N/m) 地表面水位時 φ300 0.3286 0.2758 35.0 716 35 φ350 0.3804 0.3244 44.5 973 41 φ400 0.4350 0.3716 52.0 1276 48 φ450 0.4888 0.4168 70.0 1612 53 φ500 0.5460 0.4616 80.0 1995 59 φ600 0.6550 0.5540 120.0 2875 71 φ700 0.7650 0.6450 157.0 3904 83 φ800 0.8717 0.7377 210.0 5090 95 φ900 0.9960 0.8360 310.0 6590 107 φ1000 1.1120 0.9360 400.0 8235 120 6-5. 土砂の流出防止について パイプの取水口から大量の土砂が流入する可能性がある場合は 集中豪雨により 地区内のみならず 地区外にまで流出土砂による被害を及ぼします 又 多量の土砂により パイプ内面の損傷も引き起こします よって これを防止する対策が必要となります つまり 流出土砂を地区内で締め切って留め 流下する水だけを外に流せばよく 取水口の回りに 土砂をせき止めて 濾過する機能を設けてください 40