建築基準法施行規則第10条の2第1号

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日影許可諮問(熊野小学校)

建築基準法第 43 条第 1 項ただし書による包括許可基準 平成 23 年 3 月 4 日 焼津市建築審査会承認 1 趣旨次の基準に適合するものは 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 43 条第 1 項ただし書の規定に基づき 特定行政庁が交通上 安全上 防火上

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改正包括同意基準参考図

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建築基準法第43条第1項ただし書に係る一括同意基準

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の基準 ( 包括同意基準 ) 平成 30 年 9 月 28 日 加古川市都市計画部建築指導課

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01 手引き本文

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

調布都市計画深大寺通り沿道観光関連産業保護育成地区の概要

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

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別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

建築基準法第 86 条第 1 項 第 2 項の規定に基づく一団地の総合的設計制度及び連担建築物設計制度等の運用について 建築基準法第 86 条第 1 項 第 2 項及び法第 86 条の2 第 1 項の規定に基づく認定の運用は 平成 11 年 4 月 28 日付け建設省住街発第 48 号局長通達による

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大阪市再開発地区計画にかかる

条例解説6~11条

市街化調整区域における都市計画法第 34 条第 12 号の規定による開発許可等の基準に関する条例 の審査基準 ( 趣旨 ) 第 1 条この条例は 市街化調整区域における都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 34 条第 12 号の規定による開発許可の基準及び都市計

最高限度1 制限の緩和 (1) この規定の適用による隣地との関係等による緩和に関する措置は 次の各号に定めるところによる ただし イの規定については 北側の前面道路又は隣地との関係についての建築物の各部分の高さの最高限度 ( 以下 斜線型高さ制限 という ) が定められている場合において その高さを

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東京都建築安全条例(昭和二十五年東京都条例第八十九号)新旧対照表(抄)

根拠条項 第 131 条の 2 第 3 項 壁面線の指定等がある場合の高さ制限の例外認定 法令の定め第 131 条の 2 3 前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ後退して壁面線の指定がある場合又は前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ 後退して法第 68 条の 2

線路敷 河川道路敷地道路久留米市建築確認申請の手引き (2016 年版 ) 制限の緩和等 ( 公園 水面 線路敷 道路 等 )(2/4) 関係条文法第 2 条第 1 項第六号 令第 20 条第 2 項 法第 42 条第 2 項 法第 53 条第 3 項第二号 市細則 17 条 令第 134 条 令第

( 趣旨 ) 第 1 条この条例は, 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 50 条及び第 52 条第 5 項の規定により, 周辺環境との調和のとれた斜面地建築物の敷地の利用を図り, もってその周辺における良好な居住環境の確保に資するため, 斜面地建築物の階数に

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

1) 建築基準法第 43 条第 2 項第 1 号の認定について 建築基準法第 43 条第 1 項では 建築物の敷地は建築基準法による道路に2m 以上接していなければならないと規定されています この例外として 当該規定に適合しない敷地であっても 法第 43 条第 2 項第 2 号 ( 旧法第 43 条


富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

東京都市計画用途地域の変更 ( 東京都決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する ( 中野区分 ) 種類面積容積率建ぺい率 第一種低層住居専用地域 第 二 種 低層住居 専用地域 /10 15/10 4/10 5/10 外壁の後退距離の限度 建築物の敷

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

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3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

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3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

習志野市一団地の総合的設計制度認定基準 第 1 目的この基準は 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 86 条第 1 項又は第 86 条の2 第 1 項 ( 第 86 条第 1 項に係る部分に限る 以下同じ ) の規定による認定に関し必要な事項を定め 一団地の総合的設計制度の適用により良好な市街

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阪神間都市計画新住宅市街地開発事業の変更(兵庫県決定)

建築基準法第 43 条第 1 項ただし書きの規定に基づく事後報告許可基準の取り扱いについて 平成 21 年 12 月 1 日施行 ( 平成 23 年 4 月 1 日一部改正 ) 1. 申請人の資格について 特例許可の申請人は原則として次によること イ. この特例許可の申請人は 法第 43 条の接道義

筑豊広域都市計画用途地域の変更 ( 鞍手町決定 ) 都市計画用途地域を次のように変更する 種類 第一種低層住居専用地域 第二種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域第二種中高層住居専用地域 面積 約 45ha 約 29ha 建築物の容積率 8/10 以下 8/10 以下 建築物の建蔽率 5/10

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第 1 国等の建築物の小規模増改築に係る計画通知の除外 ( 法第 18 条第 2 項関係 ) 法第 6 条第 2 項における規定に鑑み 国等の建築物について 防火地域 準防火地域外に おいて増築 改築又は移転しようとする場合で その部分の床面積が 10 平方メートル以内 であるときは 計画通知を不要

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

東京都建築安全条例の見直しの考え方

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などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

目次 1. 敷地と道路等との関係について ( 接道 ) P1 2. 法第 42 条第 1 項第 1 号道路について P1~2 3. 法第 42 条第 1 項第 4 号道路 ( 事業計画のある道路 ) について P2 4. 法第 42 条第 1 項第 5 号道路 ( 位置指定道路 ) について P2

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高度地区計画書

都市計画法41条の制限区域

小松市告示第64号

一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250

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( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため

法 34 条 7 号 既存工場と密接な関連を有する事業の建築物等の用に供する建築行為 提案基準 13 既存工場の事業の質的改善 提案基準 25 工業系ゾーンに位置づけられた区域内の工場 及び提案基準 32 研究施設 における工場又は研究施設の規模及び敷地計画 法 34 条 7 号 立地基準編第 2

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都市計画法による市街化調整区域等における開発許可等の基準に関する条例

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(★ 方針・基準)

静岡市の耐震対策事業

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面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

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八千代市道路位置指定申請取扱要領

東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 2 建築物の各部分の高さは 当該部分から前面道路の反対側の境界線又は隣地境界線までの真北方向の水 資料 5 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種 類 面積 建築物の高さの最高限度又は最低限度 備考 約 ha 建築物の各部分の高さ (

都市計画図 外神田二・三丁目地区(PDF)

国土技術政策総合研究所 研究資料

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(4) 区域は 境界が明確であること (5) 区域は 道路に 4m 以上接していること ただし 次に掲げる場合は この限りでない ア路地状区域の場合は 道路に 2.7m 以上接すること イ小規模路地状区域の場合は 道路に 2m 以上接すること (6) 区域は 区域内の敷地を細分化する建築行為を含まな

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2 都市計画法第 34 条第 11 号に係る区域指定の許可基準について 都市計画法の趣旨 施策の方針市街化調整区域において, 市街化区域に隣接又は近接し, 一体的な日常生活圏を構成している市街化の進行した一定の区域を条例で指定し, 予定建築物を周辺環境と調和する用途に制限することにより, 許可の対象

基準2 消防用設備等の設置単位の取扱いに関する基準

許可及び認定申請等

建築物等の整備の方針 1 健全な地域環境の維持 形成を図るため 風俗営業等の用途の建築物を規制する 2 地域コミュニティの維持 再生を図るため ワンルーム形式の集合住宅の集中を避け 多様な住宅供給を誘導する 3 定住人口の回復を誘導するため 住宅等の用途に供する建築物に係わる容積率制限の特例を適用す

開発許可申請の手引き 平成 31 年 4 月改訂 熊本市都市建設局

[2] 道路幅員による容積率制限 ( 基準容積率 ) 敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合を 容積率 といい 用途地域ごとに容積率の上限 ( 指定容積率 ) が定められています しかし 前面道路の幅員が 12m 未満の場合 道路幅員に応じて計算される容積率 ( 基準容積率 ) が指定容積率を下回る

隣地境界線126 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 消防用設備等の設置単位消防用設備等の設置単位は 建築物 ( 屋根及び柱又は壁を有するものをいう 以下同じ ) である防火対象物については 特段の規定 ( 政令第 8 条 第 9 条 第 9 条の

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札幌市ワンルーム形式集合住宅に関する建築指導要綱 平成元年 6 月 15 日助役決裁 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は ワンルーム形式集合住宅の建築計画 管理等について必要な事項を定め 建築主等に協力を要請することにより その建築に伴う紛争の未然防止と良好な居住環境の確保を図ることを

消防法施行規則等の一部を改正する省令等の公布について ( 参考資料 ) 別紙 1 1 改正理由 (1) 背景住宅宿泊事業法 ( 平成 9 年法律第 65 号 ) が平成 30 年 6 月 15 日に施行され 住宅宿泊事業に係る事前の届出が同年 3 月 15 日に開始された ( 住宅宿泊事業法の施行期

持及び修繕が図られるよう 必要な措置を講ずること を定めるとともに 上記のほか 都市公園の維持及び修繕に関する技術的基準は 国土交通省令で定めるものとする 5 認定公募設置等計画に基づき公募対象公園施設を設ける場合における第 6 条第 項の規定の適用について 現行において 一の都市公

Taro-改正後全文

第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

【道路台帳整備の対象となる指定道路】

第1章 開発許可制度の概要

スライド 1

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建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可に係る 塩竈市建築審査会第 1 趣旨建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 4 3 条第 2 項第 2 号の規定による許可の申請に対し 一定の基準を満たすものについて事前に建築審査会の同意を与えることにより迅速な手続きを可能にするため を定める なお 当該許可を受けた建築物については 直近の建築審査会に報告するものとする 第 2 次の基準のいずれかに該当する建築物については 法第 43 条第 2 項第 2 号に係る建築審査会の同意は一括同意とする なお 道 とは 一般の交通の用に供されている道路状空地のことをいう (1) その敷地の周囲に公園 緑地 広場等 避難及び安全上支障のない ( 将来とも安定的な利用ができるもの ) 広い公共の用に供する空地に接する建築物の敷地で その敷地の周囲に少なくとも 2 メートル以上の長さをもって 敷地がその空地に接している建築物であること (2) 市が管理する市有通路 法定外公共物 ( 農道と水路敷きで構成される場合を含む ) 港湾管理道路 漁港道路 河川又は海岸の管理用の道その他これらに類する幅員 4 メートル以上の道で その一端が法第 42 条に規定する道路に接続しているものに接する敷地内の建築物であること (3) 平成 11 年 4 月 30 日以前の日付で建築確認を受けて建築された建築物の敷地が次のアに該当し イに該当する建築物であること ア敷地が接する幅員 1.8 メートル以上の道の一端が 法第 42 条に規定する道路に接していること イ当該道の中心線から水平距離 2 メートルの範囲を法第 42 条に規定する道路とみなし 建築基準関係規定に適合すること (4) 市が管理する幅員 2 メートル以上の市有通路で 次のア及びイに該当するものに 2 メートル以上接する敷地に建築するもので その規模及び用途が次に揚げるウ及びエに該当する建築物であること ア両端又は 一端が 法第 42 条に規定する道路に接すること イ当該市有通路に接する敷地で建築基準法に基づく道路に接しない敷地 ( 道路が両端の場合は 2 敷地で 一端の場合は 1 敷地であること ) ウ地階を除く階数が 2 以下であること エ規模及び用途が次の 1~3 に該当するもの 1 一戸建て住宅及び長屋 ( 二世帯住宅 ) 1

2 併用住宅で住宅以外の用途に供する部分が 延べ床面積の 2 分の 1 以下のもの 3 1~2 までの建築物に附属する建築物であるもの (5) 水路 里道 その他これらに類する空地又は 水面 ( 以下 河川等 という ) に 幅 2 メートル以上の橋を設けることにより 法第 42 条に規定する道路に接続される敷地に建築される建築物で 河川等の占用等について管理者等と協議が終了しているもの (6) 旧国鉄の線路敷きで 現在は廃線敷きとなっており 公共空地として将来とも安定的に利用できる土地で 平成 11 年 4 月 30 日以前の日付で建築されたもので その規模及び用途が 次に揚げるア及びイに該当する建築物であること ア地階を除く階数が 2 以下であること イ規模及び用途が次の 1~3 のいずれかに該当するもの 1 一戸建て住宅及び長屋 ( 二世帯住宅 ) 2 併用住宅で住宅以外の用途に供する部分が 延べ床面積の 2 分の 1 以下のもの 3 1~2 までの建築物に附属する建築物であるもの 附則 ( 施行期日 ) 初回承認平成 12 年 3 月 23 日一部改正平成 30 年 10 月 23 日 2

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可に係るの解説塩竈市建設部定住促進課 建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可に係る ( 平成 30 年 10 月 23 日改正 以下 という ) に係る建築基準法施行規則 ( 以下 規則 という ) との関係及び基準のイメージ図について 以下のとおりである 第 4 項第一号 (1) その敷地の周囲に公園 緑地 広場等広い空地を有する建築物であること その敷地の周囲に公園 緑地 広場等 避難及び安全上支障のない ( 将来とも安定的な利用ができるもの ) 広い公共の用に供する空地に接する建築物の敷地で その敷地の周囲に少なくとも2メートル以上の長さをもって 敷地がその空地に接している建築物であること 4m 以上 法 42 条の道路 4m 未満 公園 広場等 2m 以上 4m 以上 法 42 条の道路 備考 2m 以上の接道とは 公園 広場等に 2m 以上接して 安全に 避難できることをいう 3

第 4 項第二号 (2) その敷地が農道その他これに類する公共の用に供する道 ( 幅員 4メートル以上のものに限る ) に2メートル以上接する建築物であること 市が管理する市有通路 法定外公共物 ( 農道と水路敷きで構成される場合を含む ) 港湾管理道路 漁港道路 河川又は海岸の管理用の道その他これらに類する幅員 4メートル以上の道で その一端が法第 42 条に規定する道路に接続しているものに接する敷地内の建築物であること 4m 以上の農道等 法第 42 条に規定する道路 備考 4

第 4 項第三号 (3) その敷地が その建築物の用途 規模 位置及び構造に応じ 避難及び通行の安全等の目的を達するために十分な幅員を有する通路であって 道路に通ずるものに有効に接する建築物であること 平成 11 年 4 月 30 日以前の日付で建築確認を受けて建築された建築物の敷地が次のアに該当し イに該当する建築物であること ア敷地が接する幅員 1.8メートル以上の道の一端が 法第 42 条に規定する道路に接していること イ当該道の中心線から水平距離 2メートルの範囲を法第 42 条に規定する道路とみなし 建築基準関係規定に適合すること 法第 42 条各号に規定する道路 敷地 A 1.8m 以上 敷地 B 2m 以上 4.0m 以上 敷地面積に算入してはならない. 備考 敷地が接する道を法第 42 条の道路とみなし 建築基準法関係規定に適合するように敷地及び建築物を維持すること 喉元敷地 ( 敷地 A 敷地 B) の承諾は不要とする 5

第 4 項第三号 (4) その敷地が その建築物の用途 規模 位置及び構造に応じ 避難及び通行の安全等の目的を達するために十分な幅員を有する通路であって 道路に通ずるものに有効に接する建築物であること 市が管理する幅員 2メートル以上の市有通路で 次のア及びイに該当するものに2メートル以上接する敷地に建築するもので その規模及び用途が次に揚げるウ及びエに該当する建築物であること ア両端又は 一端が 法第 42 条に規定する道路に接すること イ当該市有通路に接する敷地で建築基準法に基づく道路に接しない敷地 ( 道路が両端の場合は2 敷地で 一端の場合は 1 敷地であること ) ウ地階を除く階数が2 以下であること エ規模及び用途が次の1~3に該当するもの 1 一戸建て住宅及び長屋 ( 二世帯住宅 ) 2 併用住宅で住宅以外の用途に供する部分が 延べ床面積の2 分の1 以下のもの 3 1~2までの建築物に附属する建築物であるもの 法第 42 条に規定する道路 2m 以上 道路斜線による後退部分は 敷地面積に算入して良い 法第 42 条に規定する道路 備考 6

第 4 項第三号 (5) その敷地が その建築物の用途 規模 位置及び構造に応じ 避難及び通行の安全等の目的を達するために十分な幅員を有する通路であって 道路に通ずるものに有効に接する建築物であること 水路 里道 その他これらに類する空地又は 水面 ( 以下 河川等 という ) に 幅 2メートル以上の橋を設けることにより 法第 42 条に規定する道路に接続される敷地に建築される建築物で 河川等の占用等について管理者等と協議が終了しているもの 幅 2.0m 以上 の橋等 1.0m 以上 法第 42 条 の道路 道路幅員 4m 以上 法第 42 条に規定する道路 水路等 1.0m 以上 備考幅員 2.0m 以上の橋等の部分は 敷地面積に算入しないこと 7

第 4 項第三号 (6) その敷地が その建築物の用途 規模 位置及び構造に応じ 避難及び通行の安全等の目的を達するために十分な幅員を有する通路であって 道路に通ずるものに有効に接する建築物であること 旧国鉄の線路敷きで 現在は廃線敷きとなっており 公共空地として将来とも安定的に利用できる土地で 平成 11 年 4 月 30 日以前の日付で建築されたもので その規模及び用途が 次に揚げるア及びイに該当する建築物であること ア地階を除く階数が2 以下であること イ規模及び用途が次の1~3のいずれかに該当するもの 1 一戸建て住宅及び長屋 ( 二世帯住宅 ) 2 併用住宅で住宅以外の用途に供する部分が 延べ床面積の2 分の1 以下のもの 3 1~2までの建築物に附属する建築物であるもの 法第 42 条の道路とみなす箇所 4.0m 旧国鉄の廃線敷き 備考 8