全建事発第 号 平成 30 年 12 月 27 日 各都道府県建設業協会会長殿 一般社団法人全国建設業協会会長近藤晴貞 公印省略 高力ボルトの需給安定化に向けた対応について ( 協力要請 ) 平素は本会の活動に対しまして 格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます さて 標記につきまして 国

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事務連絡 平成 29 年 10 月 25 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 平成 28 年熊本地震の被災地域での建設工事等における 予定価格の適切な設定等について 公共工事の予定価格の設定については 市場における労務及び資材等の最新の実勢価格を適切に反映させつつ 実際の施工

Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

働き方改革 魅力ある建設業の構築に向けて 特集 域によっても大きな差があり, 北陸地方や北海道 など一部の地方では平成 28 年 10 月調査の加入率が 80% を超えているのに対し, 大都市部のある関東 地方 (55%) や近畿地方 (60%) は低い加入率に 留まっている ( ) 建設マネジメン

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イドライン が策定されたところです こうした中 平成 30 年 6 月 29 日に第 196 回通常国会で成立した 働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律 ( 以下 働き方改革関連法 という ) に基づく改正後の労働基準法において 建設業については 平成 31 年 4 月の法施行から5

平成 23 年 11 月 17 日 問い合わせ先 国土交通省土地 建設産業局土地市場課課長補佐松本浩 係長塩野進代表 : ( 内線 :30-214) 直通 : 土地取引動向調査 ( 平成 23 年 9 月調査 ) の結果について 1. 調査目的 本調査

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事務連絡 平成 30 年 11 月 9 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局建設業課長 公共工事の円滑な施工確保について 公共工事の適正な入札及び契約を通じて建設業の健全な発達を図るとともに 平成 30 年 7 月豪雨や平成 30 年北海道胆振東部地震等の大規模災害からの復旧 復興の加速

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RTE月次レポート企画

Microsoft Word NO0173

目 次 [Ⅰ] 調査方法 2 [Ⅱ] 地域区分図 3 [Ⅲ] アンケート調査票 4~5 [Ⅳ] 第 2 回不動産市況 DI 調査結果の概要 6 [Ⅴ] 設問ごとの回答内訳 [-1] 設問 2,3( 住宅地価格 ) 7~9 [-2] 設問 2,3( 商業地価格 ) 10~12 [-3] 設問 2,3(

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目 次 調査結果について 1 1. 調査実施の概要 3 2. 回答者の属性 3 (1) 主な事業地域 3 (2) 主な事業内容 3 3. 回答内容 4 (1) 地価動向の集計 4 1 岐阜県全域の集計 4 2 地域毎の集計 5 (2) 不動産取引 ( 取引件数 ) の動向 8 1 岐阜県全域の集計

公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 27 年 4 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所定

平成 24 年 5 月 1 日 問い合わせ先 国土交通省土地 建設産業局土地市場課課長補佐松本浩 係長長瀨裕太代表 : ( 内線 :30-214) 直通 : 土地取引動向調査 ( 平成 24 年 3 月調査 ) の結果について 1. 調査目的 本調査は

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

社会保険等未加入に対する取組 平成 29 年度を目途に 企業単位では加入義務のある建設業許可業者の加入率 100% となるよう社会保険等未加入企業に対する加入指導を強化します 実施項目経営事項審査の厳格化 平成 24 年 7 月より実施 建設業担当部局による立入検査 実施内容 経営事項審査において

平成 22 年 11 月 12 日 問い合わせ先 国土交通省土地 水資源局土地市場課課長補佐小酒井淑乃 係長塩野進代表 : ( 内線 :30-214) 直通 : 土地取引動向調査 (*) ( 平成 22 年 9 月調査 ) の結果について 1. 調査目

公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 29 年 4 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所定

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 26 年 10 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所

業界で躍進する 工事現場 の 要 登録基幹 技能者 登録基幹技能者制度推進協議会 一財 建設業振興基金

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公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 27 年 10 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所

元請建設企業のみなさんへ 公共工事等の受注に伴い 保証人 不動産担保なく 融資を受けたいときは 地域建設業経営強化融資制度 公共工事等の請負代金債権を担保に 低利で融資を受けられます 未完成部分の施工に要する資金も融資を受けやすくなります! 制度の概要 受注した公共工事の出来高が5 割に達した場合

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

平成 22 年 5 月 7 日 問い合わせ先 国土交通省土地 水資源局土地市場課課長補佐小酒井淑乃 係長塩野進代表 : ( 内線 :30-214, ) 直通 : 土地取引動向調査 (*) ( 平成 22 年 3 月調査 ) の結果について

2013年3月○○日

公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 29 年 10 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など

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社団法人日本生産技能労務協会

新規文書1

熊本商工会議所 製本第四四半期(HP・報道機関用)

( 保 99) 平成 29 年 9 月 4 日 都道府県医師会 社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事 松本純一 被保険者証の氏名表記について 被保険者証の氏名表記につきましては 性同一性障害を有する被保険者又は被扶養者から 被保険者証において通称名の記載を希望する旨の申出があったことから 保険者が

働き方改革実現に向けた週休二日の取得に関する取組について 直轄工事における週休二日取得の取り組み 施工時期の平準化適正な工期設定 週休二日算定が可能な 工期設定支援システム の導入 工事着手準備期間 後片付け期間の見直し 余裕期間制度の活用週休二日を考慮した間接費の補正 < 週休二日対象工事 > 対

老高発 0713 第 1 号 平成 30 年 7 月 13 日 各都道府県介護保険主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省老健局高齢者支援課長 ( 公印省略 ) 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について の一部改正について 今般 居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について (

社会保険等加入及び法定福利費を内訳明示した見積書に関する実態調査について 1. 調査の目的 これまでに実施してきた各施策に関する各建設企業における取組状況および施策の現場への浸透状況等を総合的に把握し 社会保険等未加入対策の目標達成を見据えた加入徹底方策を検討することを目的とする 2. 調査の概要

平成 29 年 7 月 地域別木質チップ市場価格 ( 平成 29 年 4 月時点 ) 北東北 -2.7~ ~1.7 南東北 -0.8~ ~ ~1.0 変動なし 北関東 1.0~ ~ ~1.8 変化なし 中関東 6.5~ ~2.8

平成 30 年度の税制改正に関する要望 一般社団法人全国建設業協会会長近藤晴貞 平素は 建設業界に対し一方ならぬご配慮を賜り 厚く御礼申し上げます 平成 29 年度公共事業関係の当初予算は ほぼ横ばいながら 5 年連続の微増となりました また 国土交通省関係予算では 当初予算で初となる ゼロ国債 を

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2.1% 増 ) [ 成約報告件数 ]2 万 7426 件 ( 同 3.7% 増 ) うち 売物件 =8134 件 ( 同 11.5% 増 ) 賃貸物件 =1 万 9292 件 ( 同 0.7% 増 ) [ 条件検索 ]1229 万 5504 件 ( 同 6.6% 増 ) [ 図面検索 ]2449

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2 上記 1と同等以上の精度を有する分析方法として以下に掲げる方法 (1) 廃止前の平成 8 年 3 月 29 日付け基発第 188 号 建築物の耐火等吹付け材の石綿含有率の判定方法について の別紙の第 3の3の 位相差顕微鏡を使用した分散染色法による分散色の確認 による定性分析の方法 ( 以下 分

2 採用する受注者選定方式の検討について廃棄物処理施設整備事業で一般的に採用されている受注者選定方式は表 -2のとおりです 受注者選定方式の検討に際しての論点を下記に整理しましたので 採用する受注者選定方式について審議をお願いいたします 本施設に求められる5つの整備基本方針に合致した施設の整備運営に

1. 休日 適正工期の確保について 働き方改革関連法がいよいよ今年 4 月に施行します そんな中で建設業界でも 大手ゼネコンで組織する日本建設業連合会 ( 日建連 ) が 2019 年度末までに 4 週 6 閉所以上を実現することを中間目標とし 2021 年度末までにすべての事業所で週休二日 ( 土

地区医師会長殿 東都医情発第 770 号 ( 地区第 371 号 ) 平成 27 年 6 月 16 日 公益社団法人 東京都医師会長 野中博 東京都医師会文書管理システム (DocuShare) の会員への開放 並びに会員用アカウントの配布について 平素は 本会会務運営にご理解とご協力を賜り厚く御礼

都道府県医師会担当理事殿 年税第 47 号平成 29 年 0 月 0 日 公益社団法人日本医師会常任理事今村定臣 国税庁の確定申告における医療費控除の提出資料変更に係るチラシの設置について 今般 国税庁より 確定申告における医療費控除の提出資料変更について 別添の通り チラシの設置についての協力依頼

国土入企第 5 4 号 平成 31 年 2 月 22 日 建設業団体の長殿 国土交通省土地 建設産業局長 技能労働者への適切な賃金水準の確保について 技能労働者の確保 育成のためには 適切な賃金水準の確保等による処遇改善が極めて重要です 国土交通省においては これまでの 6 度にわたる公共工事設計労

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( 資料 3) 比較検討した住宅 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資料 4) 住宅の選択理由 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資

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目次 1 調査概要 P2~P4 2 平成 29 年度の販売見込みについて ( 住宅事業者 ) P5~P6 3 平成 29 年度の住宅の買い時感について ( 一般消費者 ) P7 4 住宅で重視するポイントは?( 住宅事業者 一般消費者 ) P8~P9 5 建物の性能で重視する事項は?( 住宅事業者

Microsoft Word NO0057

土木工事書類スリム化ガイドの発行にあたり 関東地方整備局では 平成 20 年度の 土木工事書類作成マニュアル 策定を契機に 工事書類の簡素化に努めています また 平成 27 年度より 工事書類の提出方法を事前協議で明確にすることで 紙媒体の提出に加えて電子データを提出する二重提出の防止に向けて取り組

土木工事に係る設計 調査等業務委託における管理技術者及び照査技術者等の資格要件 別紙 2 1. 管理技術者 照査技術者の資格要件 業務の種類管理技術者照査技術者 設計業務 技術士法 ( 昭和 58 年法律第 25 号 ) 第 2 条に規定する技術士 [ 総合技術 監理部門 ( 業務に該当する選択科目

熊本商工会議所 製本第四四半期(HP用)

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第 3 章認定品の利用推進に関する基本方針 ( 認定品の周知 ) 第 6 認定品の製品情報については, 環境生活部環境政策課ホームページ等を参考とするものとする ( 認定品の使用 ) 第 7 工事等において, 認定品を積極的に使用するものとし, 資材の名称, 規格 寸法等の必要項目を設計図書 ( 条

407-1 No.

202000歩掛関係(151001) END.xls


平成16年度 事業報告書

多様な入札 契約特集 2. 技術提案 交渉方式について 技術提案 交渉方式は, 品確法 第 18 条の規 定により, 発注者が, 当該工事の性格等により, 仕様を確定することが困難な場合に適用される 今回のケースでは, 北側復旧ルートは 1 日も早い完成が望まれるが, 本トンネルの十分な調査が完了し

【別添3】道内住宅ローン市場動向調査結果(概要版)[1]

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中古マンション概況 首都圏における 214 年 1~3 月の中古マンション成約は 9,993 件 ( 前年同期比 3.4% 増 ) で 1 期連続で前年同期を上回っています 都県 地域別に見ると埼玉県および横浜川崎地域を除く各都県 地域で前年同期を上回っています の 1 m2当たり単価は首都圏平均で

【資料1-4】電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」周知啓発用資料について

2. 様式の改正については平成 25 年 4 月 1 日付けで行う予定としているが 4 月以降も当面の間は改正前の様式を引き続きご利用できること 3. 改正後の新様式で届出を行う場合の記載方法等については別添 1 改正前の様式で届出を行う場合の記載方法については別添 2のとおりリーフレットを作成した

Microsoft Word - 季報サマリーレポート(2018年07~09月).doc

技術者等及び現場代理人の適正配置について

財営第   号

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目次 1. はじめに... 1 (1) 静岡市電子納品実施マニュアル入門編 工事 の位置づけ... 1 (2) 電子納品とは... 1 (3) 静岡市の電子納品導入計画 電子納品のフロー 準備... 2 (1) 電子納品の適用範囲... 2 (2) 対象となる電子成果

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2 低入札対策の拡充

1. 生産性向上について建設現場での週休二日を拡大 定着させるためには 一層の生産性向上を進め 工期の延伸をできる限り抑制する必要などがあります このため 日建連では 2020 年までを対象期間とした 生産性向上推進要綱 を策定し 発注者 設計者 コンサルタントも巻き込んで生産性向上に取り組むことと

Microsoft Word - 季報サマリーレポート(2018年04~06月).doc

Microsoft Word - 季報サマリーレポート(2017年07~09月).doc

3. 対象者 : 各県内に拠点を置く建設企業 又は 各県内での施工実績を有する建設企業 法人 個人は問いません 建設業関係団体への加盟 非加盟も問いません 4. 参加申込 : 建設企業等の方について ( 建設企業等 ) 本会議への参加は 原則として事前申込みが必要となります 当日 に余裕がある場合は

都道府県医師会 情報システム担当理事殿 ( 情シ 35) 平成 30 年 11 月 6 日日本医師会常任理事石川広己 医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策の周知について 時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます 日頃より会務運営に対しましてご高配を賜り深く感謝申し上げます 医療機関でのIT

4. 施工者とは 当該工事の受注者をいう ( 品質証明者 ) 5. 品質証明者とは 一定の資格及び実務経験を有し 施工者と品質証明業務について契約した組織又は個人で 以下の要件に該当しないものをいう 1 組織においては 以下のいずれかに該当する者 (1) 当該工事の施工者 (2) 当該工事の施工者と

平成 29 年 6 月 1 日 ( 木 ) 国土交通省関東地方整備局企画部 記者発表資料週休 2 日の達成を目指す試行工事をスタートします ~ 建設業が取り組む 週休 2 日の定着 を発注者としてサポート ~ 関東地方整備局においては 平成 27 年度から 週休 2 日確保試行工事 ( 以下 試行工

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工事施工中における受発注者間の情報共有システム機能要件 (Rev4.0) 平成 26 年 7 月版 ( 国土交通省国土技術政策総合研究所 )( 以下 機能要件 ) ( ただし データ連携機能を除く ) 工事帳票 確認 立会願 段階確認書 工事履行報告書 材料確認願 及び 工事打合せ簿 に

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公共工事における予定価格設定時の 歩切り に関する調査の結果について 平成 27 年 4 月 28 日総務省国土交通省 昨年 6 月の公共工事の品質確保の促進に関する法律 ( 平成 17 年法律第 18 号 以下 公共工事品質確保法 という ) の改正により 予定価格の適正な設定が発注者の責務として

旅行市場動向調査について 一般社団法人日本旅行業協会 (JATA) では JATA 会員および中連協会員各社へ調査モニターへの登録を依頼し 会員 1,198 社社中 登録のあった 588 社を対象として 四半期ごとに 旅行市場動向調査 を実施し その結果を発表しております 旅行市場動向調査 は 現況

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全建事発第 1 0 6 号 平成 30 年 12 月 27 日 各都道府県建設業協会会長殿 一般社団法人全国建設業協会会長近藤晴貞 公印省略 高力ボルトの需給安定化に向けた対応について ( 協力要請 ) 平素は本会の活動に対しまして 格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます さて 標記につきまして 国土交通省土地 建設産業局建設業課長並びに同局建設市場整備課長より 建設資材として使用される高力ボルトにおいて 全国的に需給のひっ迫 調達困難な状況が生じており その要因として 取り置きなどで実需以上の注文が一時的に発生している可能性があることから 必要となる時期と数量を明確にした計画的発注等の取組を促進していただきたいとの協力要請がございました つきましては ご多用のところ誠に恐縮ですが 貴会会員企業の皆様に周知賜わりますよう よろしくお願い申し上げます 添付資料 国土交通省通知文 高力ボルトの需給動向に関する調査結果 ( 国土交通省 ) 担当 事業部下永吉 TEL:03-3551-9396 FAX:03-3555-3218 E-mail:jigyo@zenken-net.or.jp

国土建第 3 4 5 号 国土建整第 7 2 号 平成 3 0 年 1 2 月 2 6 日 建設業団体等の長 あて 国土交通省土地 建設産業局 建設業課長 国土交通省土地 建設産業局建設市場整備課長 高力ボルトの需給安定化に向けた対応について ( 協力要請 ) 建設工事を円滑に施工する上で 建設資機材の需給の安定は重要であり 建設業界において積極的に取り組んでいくことが必要です 現在 建設資材として使用される高力ボルトにおいて 全国的に需給のひっ迫 調達困難な状況が生じております 先般 11 月 22 日に国土交通省が公表した 高力ボルトの需給動向に関する調査 結果においても 全国的な需給のひっ迫が確認されており 納期は通常時の約 1.5ヶ月程度から約 6か月程度まで長期化し 8 割強の工事で工期に影響が及んでいる状況となりました 需給動向は様々な要因により決まるものであり ひっ迫の要因は必ずしも定かではありませんが 取り置きなどで実需以上の注文が一時的に発生している可能性もあります このため必要となる時期と数量を明確にした計画的発注等の取組を促進して頂きたく 貴団体加盟各社への周知方お願い申し上げます

平成 3 0 年 1 1 月 2 2 日 土地 建設産業局建設市場整備課 建設現場の高力ボルト需給ひっ迫を受け緊急調査を実施 8 割強で工期に影響 ~ 高力ボルトの需給動向等に関するアンケート調査 の結果を公表 ~ 国土交通省では 建設現場での高力ボルトの需給ひっ迫の声を受け 10 月 25 日より全国で 高力ボルトの需給動向等に関するアンケート調査 を実施しました 調査の結果 需給動向は全国的に ひっ迫 傾向にあり 納期も通常より長期化している傾向 が確認されました また 将来 (3 ヶ月後 ) においても同様の傾向が予想される結果となりまし た 高力ボルト : 建物の鋼材などの接合に使われる高い強度を持つボルト 1. 調査 (1) 調査対象 : 鋼材関係を取り扱う供給側及び需要側の 558 社 (2) 調査項目 : 価格 需給動向 納期の状況 関連する工事の工期への影響 等 (3) 調査期間 : 平成 30 年 10 月 25 日 ~11 月 2 日 (4) 調査方法 : アンケート (5) 有効回答 :305 社 ( 回答率 : 約 55%) 2. 結果 (1) 需給動向 : ひっ迫 うち 高力ボルトの取扱いありと回答したのは 159 社 緩和 やや緩和 均衡 ややひっ迫 ひっ迫 を 1~5 点として回答 全国平均 4.76 (2) 価格動向 : やや上昇 下落 やや下落 横ばい やや上昇 上昇 を 1~5 点として回答 全国平均 4.28 (3) ひっ迫の状況 : 工事種類では建築が 53% 土木が 34% (4) 要因として聞かれた声 : 再開発を含めた建築等の需要が旺盛 ボルトメーカーに対する材料供給が追いついていない等 (5) 納期及び工期への影響 : 高力ボルト ( 全般 ) の納期は 通常時の約 1.5 か月程度から約 6 か月程度 まで長期化している 回答があった社の 8 割強で工期に影響があると回答 問い合わせ先 国土交通省土地 建設産業局建設市場整備課労働資材対策室 TEL:03-5253-8111( 代表 ) 03-5253-8283( 直通 ) FAX:03-5253-1555 課長補佐鷲尾 ( 内線 24863) 資材係長小西 ( 内線 24864)

高力ボルトの需給動向等に関する調査結果 高力ボルトに関する 価格 需給動向 や 納期の状況 関連する工事の工期への影響 等について調査を実施 ( 平成 30 年 10 月時点 ) 調査回答社 :305 社 ( 回収率 :55% 調査対象数 :558 社 ) その内高力ボルト取扱い社は供給側と需要側合わせて 159 社 調査結果をみると 全国的に需給動向は ひっ迫 傾向 将来 (3 ヶ月後 ) においても同様の傾向 高力ボルト使用比率は 建築で 53% 土木 34% 調査対象は建設資材の供給側と需要側から全国 558 社を選定 ( うち有効回答者数全国 305 社 ) カッコ内数字は回答社数 価格動向 ( 注 ) 価格動向は モニターから得た回答 下落 やや下落 横ばい やや上昇 上昇 を 1~5 点として回答を平均したもの 四国 (10) 全国平均値現在 (10 月時点 ) :4.28< やや上昇 > 関東 (34) 四国 (10) 関東 (34) 全国平均値将来 (3 か月先 ) :4.44< やや上昇 > 使用比率 < 公共 民間の別 > 公共 民間, 24% 公共, 39% 民間, 37% 需給動向 全国平均値現在 (10 月時点 ) :4.76< ひっ迫 > 需給動向は モニターから得た回答 緩和 やや緩和 均衡 ややひっ迫 ひっ迫 を 1~5 点として回答を平均したもの 四国 (10) 関東 (34) 四国 (10) 関東 (34) 全国平均値将来 (3 か月先 ) :4.83< ひっ迫 > < 工事種類 > 土木 建築, 13% 建築, 53% 土木, 34% 高力ボルト取扱い社のうち 工事工期への影響について回答が得られたものから集計

高力ボルトの需給動向等に関する調査結果 需給ひっ迫 納期長期化の要因としては 再開発を含めた建築等の需要が旺盛なこと ボルトメーカーに対する材料供給が追いついていないことが主な要因とする声が聞かれた 高力ボルト ( 全般 ) の納期は 通常時の約 1.5 か月程度から約 6 か月程度まで長期化している 納期延期により工事工期に影響を受ける場合は 受注者と発注者で工期変更含めた調整して対応しているものもある 納期 最新納期 回答があった納期を平均したもの 最大納期は 1 年以上の場合もある 10.0 8.0 6.0 7.8 高力ボルト納期について ( 地方ブロック毎 ) 通常納期 6.0 6.2 6.4 6.5 5.4 5.6 6.1 最新納期 5.6 2.0 1.5 1.4 1.6 1.2 1.5 2.0 1.7 1.2 1.4 通常納期 0.0 0.0 1.0 2.0 6.0 7.0 ( ヶ月 ) 工期への影響 工期影響無し, 17% 納期長期化要因 ( 調査回答結果より抜粋 要約 ) 東京オリンピック 大型再開発など ここ数年建築の物件が多く 鉄骨需要が旺盛な状況が続いている ボルトの材料となる鋼材の供給が追いつかず ボルトメーカーの生産がボルトの需要に追いついていない ボルトの材料となる鋼材は 自動車 機械 建設 で使用されているが 自動車 機械 が好調であるため 建設 に回る量がボルトの需要に追いついていない 溶接工不足により 鋼材の継手部がボルト継手に変更された為 需要が増えたとの話もある 工期影響有り, 83% 調査対象者が行っている対応 ( 調査回答結果より抜粋 要約 ) 工事工期や工法の変更等を官民発注者に協議している 必要なボルトの早期発注を行う 高力ボルト取扱い社のうち 工事工期への影響について回答が得られたものから集計