Welcome-Kit ~~ STM32L0-Nucleo ~~
はじめに 本書は ST マイクロエレクトロニクス株式会社が提供する development board Nucleo-L053R8 を 初めてでも簡単に動作させることができる をコンセプトに作成したドキュメントです 入門書として ツールの導入から各ペリフェラルの使い方まで一通り解説をしております 安価に評価できる環境をご紹介しておりますので 是非お試しください 使用しているツール及びマイコンの機能概要は下記の通りです 使用ツール MDK-ARM V5.4.0.0 ( フリーライセンス ) 2 STM32CubeMX Version 4..0 3 HALドライバ Version.3.0 4 Nucleo-L053R8 お知らせ 初期設定のコードを削減したい! ドライバを使用せず作成したい! などのご要望向けに 別資料 Welcome-Kit R も用意しております あわせてご活用ください マイコン機能概要 型番 STM32L053R8T6 CPUコア Cortex-M0+ (32bit) CPU CLK (MHz) 32 Pin 64 電源電圧 (V).65-3.6 ROM (KB) 64 RAM (KB) 8 EEPROM (KB) 2 Timer 6bit 5 RTC 有り ADC (2bit) Ch 6 DAC (2bit) Ch UART 3 通信 I/F SPI 2 I2C 2 USB 有り LCD driver 有無 有 (4x3/8x28) コンパレータ 2 なお 本書及び付属のプログラムやデータは保証されたものではありません 利用する事により発生した損害に関して 責任を負いかねますのでご了承ください
2 目次 対応機能一覧 P4 第 章 : プロジェクト立ち上げ手順 P7 MDK-ARM v5のインストール方法 P8 STM32CubeMXの使い方 P4 Welcome-Kitに含まれるExamplesの使い方 P22 第 2 章 :Welcome-Kitの概要 P29 Welcome-Kitの構成 P30 ペリフェラルドライバ概要 P32 P34 GPIO P35 EXTI ( 外部端子割り込み ) P36 ADC ( シングル変換モード ) P37 ADC ( 連続変換モード ) P38 ADC ( マルチ チャネルスキャン ) P39 ADC ( オートOFFモード ) P40 ADC ( 温度センサ ) P4 DAC ( 外部トリガ :SWTRIG) P42 COMP ( 入力 :VREFINT) P43 DMA ( メモリ to ペリフェラル転送モード ) P44 DMA ( ペリフェラル to ペリフェラル転送モード ) P45 DMA ( メモリ to メモリ転送モード ) P46 DMA ( サーキュラモード ) P47 TIM ( 分周機能 ) P48 TIM ( アップカウントモード ) P49 TIM ( 外部クロックソース) P50 TIM ( 入力キャプチャモード ) P5 TIM (PWM 入力モード ) P52 TIM ( 強制出力モード ) P53 TIM ( 出力比較モード ) P54 TIM (PWMエッジアラインモード) P55 TIM (PWMセンタアラインモード) P56 LPTIM ( 分周機能 ) P57 LPTIM ( 外部トリガ :GPIO) P58 LPTIM ( 外部トリガ :RTCアラーム) P59 LPTIM ( 外部トリガ :RTC TAMPER) P60 LPTIM ( 外部トリガ :COMP OUT) P6 LPTIM ( 連続モード ) P62 LPTIM ( タイムアウト ) P63 LPTIM ( 波形生成 ) P64 LPTIM ( 外部クロックソース ) P65 LPTIM ( エンコーダモード ) P66 第 3 章 :Examples 本書の目次のページリンク先がずれる場合がございます その場合は PDF viewer の設定を 単一ページ表示 にしてください
3 目次 2 RTC ( タイマ カレンダー アラーム ) P68 RTC ( ウェイクアップ ) P69 RTC ( タイムスタンプ ) P70 RTC (TAMPER 検出 ) P7 I2C P72 USART ( 非同期式シリアル通信 ) P73 USART ( 同期式シリアル通信 ) P74 LPUART ( 非同期式シリアル通信 ) P75 LPUART ( 単線式半二重通信 ) P76 SPI ( モトローラモード : 三線式 ) P77 IWDG P78 RCC ( クロック切り替え ) P79 CRS ( 同期信号ソース :USB SOF) P80 LCD ( 表示 :COM/SEGドライバ) P8 LCD ( 低電力モード ) P82 LCD ( コントラスト制御 ) P84 LCD ( 点滅機能 ) P85 PWR ( スリープモード ) P86 PWR ( ストップモード ) P88 PWR ( スタンバイモード ) P90 FLASH P92 付録 : トラブルシューティング P93 本書の目次のページリンク先がずれる場合がございます その場合は PDF viewer の設定を 単一ページ表示 にしてください
4 Welcome-Kit の構成 オリジナルソフトウェア / 日本語コメント付き ( ドキュメント同梱 ) 日本語ドキュメント ( 当ドキュメント ) Nucleo ボード ( 別売 ) STM32 Welcome-Kit
5 第 3 章 Examples ボードセットアップ ソフトウェア仕様 実行結果 STM32CubeMX 設定内容説明
COMP 入力 :VREFINT 6 プロジェクト仕様 コンパレータ入力 (COMP_INP) とDAC 出力 (DAC_OUT) を結線 TIM2を使用し 62.5usec 毎にユーザメモリSine2bit[] の値を D/A 変換 アナログ出力端子 (DAC_OUT) より出力 内部基準電圧 (.22V) と比較 両エッジで結果を出力 結線するコンパレータ出力 :CH0 コンパレータ入力 :CH DAC 出力 :CH4 COMP 仕様 Input[+]: コンパレータ入力 (COMP_INP) Input[-]: 内部基準電圧 (VREFINT) トリガ極性 : 立ち上がり 立ち下がり両エッジ 実行結果 DAC 出力 2COMP 出力 COMP 入力 :VREFINT CubeMX 上 COMP DAC TIM2 設定で下記箇所を設定しています 2 3 立ち上がり 立ち下がり両エッジ / イベントモード ( 割込みなし ) タイマカウント分周比 2 アップカウントモード 3 カウント周期 割り込み有効 ソフトウェアトリガ
7 免責事項 本書記載の社名 製品名について 本書に記載されている社名及び製品名 (STMicroelectronics,STM32,ARM Keil MDK-ARM 等 ) は 一般に開発メーカーの登録商標です その他の社名及び製品名も開発メーカーの登録商標です なお 本文中ではTM,R,C の各表示を明記しておりません 本書掲載記事の利用についてのご注意 本書掲載記事は著作権法により保護され また産業財産権が確立されている場合があります したがって記事として掲載された技術情報を元に製品化をするには 著作権者及び産業財産権者の許可が必要です また 掲載された技術情報を利用する事により発生した損害などに関して 三信電気株式会社 アクシスデバイステクノロジー株式会社及び著作権者ならびに産業財産権者は責任を負いかねますのでご了承ください 本書付属のサンプルプログラム ( ダウンロード ) についてのご注意 本書及び付属のサンプルプログラム ( ダウンロードしたプログラム及びデータ ) は 著作権法により保護されています したがって特別の表記がない限り 本書及び付属のサンプルプログラムの貸与または改変はできず また 個人で使用する場合を除いて複写複製 ( コピー ) はできません また 本書付属のプログラムやデータを利用する事により発生した損害に関して 三信電気株式会社 アクシスデバイステクノロジー株式会社及び著作権者は責任を負いかねますのでご了承ください 本書に関するご質問に関して 勝手ながら 本書の記載に関するご質問には応じられませんのでご了承ください 上記各免責が強行法規により無効となる場合でも, 三信電気株式会社 アクシスデバイステクノロジー株式会社並びに著作権者及び 産業財産権者は 通常且つ直接の損害に限り責任を負い 逸失利益 機会損失並びに間接損害, 特別損害及び結果損害につい ては一切責任を負わないものとします Welcome-Kit ~ STM32L0-Nucleo ~ 発行日 :205 年 月 6 日著者 : 相野高洋 / 大島啓太 / 梶本大樹 / 松井勝発行 : アクシスデバイス テクノロジー株式会社連絡先 : 08-004 東京都港区芝 4-4-2 TEL 03-5484-7340 無断転載を禁じます.