品目 1 エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト ( 別名 EPN) 及びこれを含有する製剤エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト (EPN) (1) 燃焼法 ( ア ) 木粉 ( おが屑 ) 等に吸収させてアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉で焼却する ( イ )

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- 2 - 六の九~六の十五(略)六の八~六の十四(略)七~十の二(略)七~十の二(略)十の三(略)十の三一 三 ジクロロプロパン 二 オール及びこれを含有する製剤十の四(ジクロロメチル)ベンゼン及びこれを含有する製剤(新設)十の五(略)十の四二 三 ジシアノ 一 四 ジチアアントラキノン(別名ジチ

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薬事法第 2 条第 1 4 項に規定する指定薬物及び同法第 7 6 条の4 に規定する医療等の用途を定める省令の一部改正について ( 施行通知 ) -- 末尾 [ 付録 ] < 厚生労働省 2014 年 1 月 10 日 >

を加え,0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液で滴定 2.50 する.0.05 mol/l チオ硫酸ナトリウム液の消費量は 0.2 ml 以下である ( 過酸化水素として 170 ppm 以下 ). (4) アルデヒド (ⅰ) ホルムアルデヒド標準液ホルムアルデヒド メタノール液のホルムアルデヒ

フォルハルト法 NH SCN の標準液または KSCN の標準液を用い,Ag または Hg を直接沈殿滴定する方法 および Cl, Br, I, CN, 試料溶液に Fe SCN, S 2 を指示薬として加える 例 : Cl の逆滴定による定量 などを逆滴定する方法をいう Fe を加えた試料液に硝酸

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渋谷清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 不燃物 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰 ( 含有試験 ) 6 4 周辺大気環境調査結果 7 5 試料採取日一覧 8 (

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足立清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

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化学変化をにおいの変化で実感する実験 ( バラのにおいからレモンのにおいへの変化 ) 化学変化におけるにおいは 好ましくないものも多い このため 生徒は 化学反応 =イヤな臭い というイメージを持ってしまう そこで 化学変化をよいにおいの変化としてとらえさせる実験を考えた クスノキの精油成分の一つで

世田谷清掃工場 平成 27 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 不燃物 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) スラグ ( ガス化溶融 )( 含

有明清掃工場 平成 28 年度環境測定結果 1 排ガス測定結果 1 (1) 煙突排ガス 1 (2) 煙道排ガス 2 2 排水測定結果 3 3 焼却灰等測定結果 5 (1) 主灰 ( 含有 性状試験 ) 5 (2) 飛灰処理汚泥 ( 含有 溶出試験 ) 6 (3) 汚水処理汚泥 ( 含有試験 ) 7

14551 フェノール ( チアゾール誘導体法 ) 測定範囲 : 0.10~2.50 mg/l C 6H 5OH 結果は mmol/l 単位でも表示できます 1. 試料の ph が ph 2~11 であるかチェックします 必要な場合 水酸化ナトリウム水溶液または硫酸を 1 滴ずつ加えて ph を調整

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注釈 * ここでニッケルジメチルグリオキシム錯体としてのニッケルの重量分析を行う場合 恒量値を得るために乾燥操作が必要だが それにはかなりの時間を要するであろう ** この方法は, 銅の含有量が 0.5% 未満の合金において最も良い結果が得られる 化学物質および試薬 合金試料, ~0.5 g, ある

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品目 1 エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト ( 別名 EPN) 及びこれを含有する製剤エチルパラニトロフェニルチオノベンゼンホスホネイト (EPN) ( イ ) 可燃性溶剤とともにアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する 2 ジエチル-S-( エチルチオエチル )-ジチオホスフェイト及びこれを含有する製剤ジエチル-S-( エチルチオエチル )-ジチオホスフェイト ( エチルチオメトン ジスルホトン ) ( イ ) 可燃性溶剤とともにアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する 廃棄方法 スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水 溶液を用いる スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム 水溶液を用いる 生成物 ( 注 ) 検定法 その他 ( 注 )1.( ) は 生成物が化学的変化を生じていないもの 以下同じ 2.* は 生成物が廃棄物の処理及び清掃に関する法律による規制を受けるもの 以下同じ

3 1 1 -ジメチル-4 4 -ジピリジニウムヒドロキシド その塩類及びこれらのいずれかを含有する製剤 1 1 -ジメチル-4 4 -ジピリニジウムジクロリド ( パラコート パラコートジクロリド ) 4 2-イソプロピルフェニル-N-メチルカルバメート及びこれを含有する製剤 2-イソプロピルフェニル-N-メチルカルバメート (MIPC, イソプロカルブ ) ( イ ) そのままアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液を用いる ( ア ) そのまま焼却炉で焼却する ( イ ) 可燃性溶剤とともにスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する (2) アルカリ法水酸化ナトリウム水溶液等と加温して加水分解する 加水分解の際 反応液の ph を 10 以上に また 反応液の温度を 40 以上とする 吸光光度法 アルカリ性の場合には廃液中にフェノール類が生 成する

5 2-イソプロピル-4-メチルピリミジル-6-ジエチルチオホスフェイト ( 別名ダイアジノン ) 及びこれを含有する製剤 2-イソプロピル-4-メチルピリミジル-6-ジエチルチオホスフェイト ( ダイアジノン ) 6 エチルジフェニルジチオホスフェイト及びこれを含有する製剤エチルジフェニルジチオホスフェイト (EDDP エジフェンホス ) ( イ ) 可燃性溶剤とともにアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液を用いる ( イ ) 可燃性溶剤とともにアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液を用いる

7 塩素酸塩類及びこれを含有する製剤 8 1 3- ジカルバモイルチオ -2-(N,N- ジメチルア ミノ )- プロパン その塩類及びこれらのいずれか を含有する製剤 塩素酸ナトリウム ( 塩素酸ソーダ ) (1) 還元法還元剤 ( 例えばチオ硫酸ナトリウム等 ) の水溶液に希硫酸を加えて酸性にし この中に少量ずつ投入する 反応終了後 反応液を中和し多量の水で希釈して処理する 1 3-ジカルバモイルチオ-2-(N,N-ジメチルアミノ )-プロパン塩酸塩 ( カルタップ ) そのままあるいは水に溶解して スクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液を用いる 滴定法 吸光光度法 ア一度に大量の塩素酸ナトリウムを投入すると 有毒で爆発性のある二酸化塩素を発生するので注意する イ劇物の付着した使用済の容器等をそのまま焼却しないこと

9 ジ (2- クロルイソプロピル ) エーテル及び これを含有する製剤 10 2,2 - ジピリジリウム -1,1 - エチレンジブロミ ド及びこれを含有する製剤 ジ (2- クロルイソプロピル ) エーテル (DCIP) 2,2 - ジピリジリウム -1,1 - エチレンジブロミド ( ジクワット ジクワットジブロミド ) ( イ ) 可燃性溶剤とともにアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する ( ア ) 木粉 ( おが屑 ) 等に吸収させて アフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉で焼却する ( イ ) そのままアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液 を用いる スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液 を用いる 吸光光度法

11 ジメチル -2,2- ジクロルビニルホスフェイト ( 別名 DDVP) 及びこれを含有する製剤 12 ジメチルジチオホスホリルフェニル酢酸エチ ル及びこれを含有する製剤 ジメチル-2,2-ジクロルビニルホスフェイト (DDVP ジクロルボス) ( イ ) 可燃性溶剤とともにアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する ジメチルジチオホスホリルフェニル酢酸エチル (PAP フェントエート) ( イ ) 可燃性溶剤とともにアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する (2) アルカリ法 10 倍量以上の水と攪拌しながら加熱還流して加水分解し 冷却後 水酸化ナトリウム等の水溶液で中和する スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液 を用いる スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液 を用いる

13 ジメチル -4- メチルメルカプト -3- メチルフェニ ルチオホスフェイト及びこれを含有する製剤 14 トリクロルヒドロキシエチルジメチルホスホ ネイト及びこれを含有する製剤 ジメチル -4- メチルメルカプト -3- メチルフェニル チオホスフェイト (MPP フェンチオン ) トリクロルヒドロキシエチルジメチルホスホネ イト (DEP トリクロルホン ) ( イ ) 可燃性溶剤と共にアフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液を用いる ( ア ) そのままスクラバーを具備した焼却炉で焼却する ( イ ) 可燃性溶剤とともにスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する (2) アルカリ法水酸化ナトリウム水溶液等と加温して加水分解する 1 スクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液を用いる 2 加水分解する際 反応液の ph を 13 以上に また 反応液の温度を 50 以上とする 薄層クロマトグラフ法

15 トリフルオロメタンスルホン酸及びこれを 含有する製剤 16 N- メチル -1- ナフチルカルバメート及びこれを 含有する製剤 トリフルオロメタンスルホン酸 多量の水に徐々に加えて希釈し 水酸化ナトリウムの水溶液を攪拌しながら加えて中和した後 アフターバーナー及びスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し焼却する 洗浄廃液に消石灰等の水溶液を加えて処理し 沈殿ろ過して埋立処分する アスクラバーの洗浄液には 水酸化ナトリウム水溶液を用いる イ焼却炉は 有機ハロゲン化合物を焼却するのに適したものであること ウトリフルオロメタンスルホン酸は 水と急激に接触すると多量の熱を発生し 酸が飛散することがあるので注意する N-メチル-1-ナフチルカルバメート (NAC カルバリル) ( ア ) そのまま焼却炉で焼却する ( イ ) 可燃性溶剤とともに焼却炉の火室へ噴霧し焼却する (2) アルカリ法水酸化ナトリウム水溶液等と加温して加水分解する 加水分解の際 反応液の ph を 10 以上に また 反応液の温度 40 以上とする CaF2 吸光光度法 イオン電極法 (F) 劇物の付着した使用済の容器等を焼却すると弗化 水素ガスを発生するので 洗浄装置のない焼却炉等 で焼却しない アルカリ法の場合には廃液中にフェノール類が生 成する

17 3- メチルフェニル -N- メチルカルバメート 及びこれを含有する製剤 18 2-(1- メチルプロピル )- フェニル -N- メチルカ ルバメート及びこれを含有する製剤 3- メチルフェニル -N- メチルカルバメート (MTMC, メトルカルブ ) 2-(1- メチルプロピル )- フェニル -N- メチルカルバ メート (BPMC フェノブカルブ ) ( ア ) そのまま焼却炉で焼却する ( イ ) 可燃性溶剤とともに焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する ( ア ) そのまま焼却炉で焼却する ( イ ) 可燃性溶剤とともに焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する (2) アルカリ法 水酸化ナトリウム水溶液等と加温して加水分解す る 加水分解の際 反応液の ph を 10 以上に また 反応液の温度を 40 以上とする アルカリ法の場合には廃液中にフェノール類が生 成する

19 S-メチル-N-[( メチルカルバモイル )- オキシ ] -チオアセトイミデート( 別名メトミル ) 及びこれを含有する製剤 S-メチル-N-[( メチルカルバモイル )-オキシ]- チオアセトイミデート ( メトミル メソミル ) ( ア ) そのままスクラバーを具備した焼却炉で焼却する ( イ ) 可燃性溶剤とともにスクラバーを具備した焼却炉の火室へ噴霧し 焼却する (2) アルカリ法 水酸化ナトリウム水溶液と加温して加水分解する アスクラバーの洗浄液には水酸化ナトリウム水溶液を用いる イ加水分解の際 反応液の ph を 10 以上に また 反応液の温度を 40 以上とする