S1:Chl-a 濃度 18.6μg/L S1:Chl-a 濃度 15.4μg/L B3:Chl-a 濃度 19.5μg/L B3:Chl-a 濃度 11.0μg/L B2:Chl-a 濃度実測値 33.7μg/L 現況 注 ) 調整池は現況の計算対象外である S1:Chl-a 濃度 16.6μg/

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水質

水質

塩分 大岡分水路 表層 底層 図 1-2 塩分の水平分布 ( 左図 : 表層 右図 : 底層 ) 調査の結果 表層の塩分は 東京湾西岸で低く 東岸に向かうにしたがって高くなる傾向が確認されました 特に 隅田川や荒川 鶴見川, 大岡分水路の河口付近では 塩分が低くなっており これは調査日の3 日前に降

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全窒素 (T-N) 全リン (T-P) は 海域の富栄養化の指標です これらの値が高いほど富栄養化 ( 植物プランクトンが増殖し 海中の有機物が増加するとともに これらの有機物を分解する際に酸素が消費され底層で貧酸素化する ) が進行していることを示します 今回の一斉調査結果: 表層の T-N T-

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平成21年度東京都内湾 赤潮速報

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までの間, 毎月 回の頻度でシャットネラ属プランクトン調査を実施し, 本種の同定及び水質観測を行なった また, 湾内の 点 ( 図 ) においてシャットネラ属プランクトンのシスト分布調査を 6 月と 月に実施し, 採取した試泥をフ 6 AKA 8 FT FN 千葉 BC 8 FT BC FN 千葉

1

本プログラムでは, 植物プランクトンの増殖を COD で表 すこととし, 以下の式 6) により計算した A-COD: 植物プランクトン態 COD( mg /L),A-CODIn: 流入水の植物プランクトン態 COD( mg /L),μ: 比増殖速 度 (1/day),kd: 死滅速度 (1/day

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15.4. 家屋 宅地 施設等の浸水 湛水被害 (1) 調査の結果の概要 1) 調査事項及びその選択理由調査事項及びその選択理由は 表 に示すとおりである 表 家屋等 ( 家屋 宅地 施設等の浸水 湛水被害 ) の調査事項及びその選択理由調査事項選択理由 1 背後

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サンゴ礁生態系を取り巻く脅威 サンゴ大規模白化緊急対策会議 沖縄県のサンゴ礁は, 陸域に接した裾礁タイプが多く, 市街地からの生活排水や畜舎排水, 農地からの赤土流出に伴う化学肥料の流出などによって, サンゴ礁池内の栄養塩類濃度や濁度が上昇しやすいため, 貧栄養環境を好むサンゴ

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水質環境基準水質環境基準は 人の健康を保護し 生活環境を保全するうえで維持されることが望ましい基準として 環境基本法に基づいて定められており 人の健康の保護に関する基準 ( 健康項目 ) と 生活環境の保全に関する基準 ( 生活環境項目 ) があります (1) 人の健康の保護に関する環境基準 ( 健

1-3.概要

[ 廃棄物の最終処分場 ( 管理型 )] 平成 29(2017) 年度 1 施設名称 1 号管理型処分場 (1) 埋立てた廃棄物の各月ごとの種類及び数量 規則第 12 条の 7 の 2 第 8 項イ 種類汚泥燃え殻紙くずばいじん 合計 単位 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月

4 予測結果では 海側で少し環境目標値を超えているのですけれども 対岸の東海市のところは 新日鐵住金の工場等でしょうか 東海市側も臨港地区になりまして ご指摘の通り新日鐵住金等があるエリアです なお 対岸までの距離は約 1km ですが 住宅地までは約 3.5km です 5 煙源が地面に近く 施工区域

昭和 45 年 4 月 17 日 ~23 日 5 月 12 日 ~14 日 6 月 18 日 ~21 日 7 月 10 日 ~13 日 8 月 2 日 ~4 日 9 月 1 日 ~3 日 10 月 4 日 ~7 日 11 月 1 日 ~4 日 12 月 2 日 ~4 日 昭和 46 年 1 月 11

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であり, 大きく北部海域と南部海域に区分される. 北部海域は, 江田島, 能美島, 厳島に囲まれ, 三大湾 ( 大阪湾, 伊勢湾, 東京湾 ) と比べても閉鎖性が強く, 海域容積当たりの発生負荷量も大きい. このため底質の有機汚濁が進んだ状態となっている [3]. 今回調査対象とした海域 ( 図 1

(b) 流れ及び波浪の状況 a) 波浪 ( 波向 波高 ) ( ア ) 経時変化及び最大値顕著な高波浪を記録した夏季について 海域ごとの代表地点における経時変化を図 に示します また 各調査地点における最大値を資料編に示します 波浪調査地点 注 ) 波浪の経時変化 ( 図 -6.

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様式処 3 号 最終処分場水質検査の記録 最終処分場名 : 守山南部処分場 測定対象 : 放流水 試料採取場所 : 調整槽放流水試料採取口 試料採取年月日 H H H H H H 測定結果の得られた年月日 H30.5.7

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環境基準、排水基準説明資料

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佐賀県の地震活動概況 (2018 年 12 月 ) ( 1 / 10) 平成 31 年 1 月 15 日佐賀地方気象台 12 月の地震活動概況 12 月に佐賀県内で震度 1 以上を観測した地震は1 回でした (11 月はなし ) 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 図 1 震央分布図 (2018 年 1

地下水の水質及び水位地下水の水質及び水位について 工事の実施による影響 ( 工事の実施に伴う地下水位の変化 地下水位流動方向に対する影響 並びに土地の造成工事による降雨時の濁水の影響及びコンクリート打設工事及び地盤改良によるアルカリ排水の影響 ) を把握するために調査を実施した また

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また これは数年前の読売新聞のインターネットに出た記事で 非常にセンセイショナルというか 話題になったものです 清き瀬戸内? 魚去る と言って この折れ線が海水中に含まれる窒素の濃度で 右肩下がりに落ちてくると それに従って縦棒で表した漁獲量も どんどん落ちてきますという そういうお話です 一昨年

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大栄環境 ( 株 ) 和泉リサイクルセンター平井 5 工区管理型最終処分場 / 処理実績平成 26 年度契約処理 : 管理型埋立区分品目 平成 26 年 平成 27 年 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 燃え殻

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No. QCVN 08: 2008/BTNMT 地表水質基準に関する国家技術基準 No. QCVN 08: 2008/BTNMT National Technical Regulation on Surface Water Quality 1. 総則 1.1 規定範囲 本規定は 地表水質

( 福岡県 ) 1 58,000 ~ 63,000 5, , , , ,000 63,000 ~ 73,000 6, , , , ,000 73,000 ~ 83,000 7, ,

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閉鎖性湾としての浜名湖における汚濁解消の概念 誌名 東海大学紀要. 海洋学部 ISSN 著者 巻 / 号 松田, 義弘 1 巻 2 号 掲載ページ p 発行年月 2003 年 3 月 農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター Tsukuba Busin

言語表記等から推定すると 例えば 沖縄県石垣島では約 8 割を中国製が占めた一方 東京湾岸の富津では日本製がほとんど全てを占めていました ( 別添 1-2) 3 平成 27 年度のモニタリング調査は 調査実施時期が冬期となり日本海側及び北海道沿岸では調査が困難であったため 太平洋側 瀬戸内海沿岸及び

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6-2. 河川水質 (1) 環境基準 遠賀川の水質環境基準は昭和 年に最初の類型指定を受け その後平成 年に 見直しを受けており その指定状況は以下に示すとおりである A( ハ ) 響灘江川河口堰 B( イ ) C( イ ) 江川橋 島津橋 B( イ ) 伊佐橋 西川 B( イ ) 犬鳴川日の出橋

Transcription:

S:Chl-a 濃度 8.6μg/L S:Chl-a 濃度 5.4μg/L B:Chl-a 濃度 9.5μg/L B:Chl-a 濃度 μg/l B:Chl-a 濃度実測値.7μg/L 現況 注 ) 調整池は現況の計算対象外である S:Chl-a 濃度 6.6μg/L S:Chl-a 濃度 4.μg/L B:Chl-a 濃度 8.μg/L B:Chl-a 濃度 μg/l B:Chl-a 濃度 6.4μg/L B:Chl-a 濃度 4.6μg/L ケース ( 年目 ) ケース ( 年目 )- 現況 ( 左 : 表層 右 : 各地点の最下層 ) 図 5..5-5 クロロフィルa(Chl-a) 濃度平面分布図及び現況との差分図 ( ケース ( 年目 ):8 月平均 ) 5..5-9

S:Chl-a 濃度 8.5μg/L S:Chl-a 濃度 8.4μg/L B:Chl-a 濃度 μg/l B:Chl-a 濃度 7.5μg/L B:Chl-a 濃度実測値 67.μg/L 現況 注 ) 調整池は現況の計算対象外である S:Chl-a 濃度 8.7μg/L S:Chl-a 濃度 8.4μg/L B:Chl-a 濃度 μg/l B:Chl-a 濃度 7.5μg/L B:Chl-a 濃度.μg/L B:Chl-a 濃度.μg/L ケース ( 年目 ) ケース ( 年目 )- 現況 ( 左 : 表層 右 : 各地点の最下層 ) 図 5..5-5 クロロフィルa(Chl-a) 濃度平面分布図及び現況との差分図 ( ケース ( 年目 ): 月平均 ) 5..5-9

ロ調整池ケース ( 年目 ) における調整池 B B の化学的酸素要求量 (COD) 全窒素 (T-N) 全リン (T-P) クロロフィルa(Chl-a) の経時変化を図 5..5-5 に示し 図 5..5-9 に示した調整池の測線について 7 月から 8 月の断面分布の経時変化を図 5..5-54 に示す ケース ( 年目 ) の化学的酸素要求量 (COD) は 開門初期及び夏季出水時を除くと表層 底層ともに概ね mg/l 前後で推移する 同様に全窒素 (T-N) は表層 底層ともに概ね ~mg/l で推移し 全リン (T-P) は表層 底層ともに概ね 5~.mg/L で推移する クロロフィルa(Chl-a) については 開門前の淡水性植物プランクトンによる高濃度値 ( 初期値 7μg/L) が開門開始から ヶ月程度の期間で大きく低下し μg/l 程度となる その後 海水性植物プランクトンが移入して夏季までは μg/l 程度で推移し 7 月初旬の出水の影響で一時低下するものの その後 調整池北部の B では μg/l 調整池南部の B では μg/l を超えるレベルにまで増殖する 本明川からの淡水流入の影響を直接受ける調整池の北部水域に対し 南部水域では本明川の直接的な影響が北部水域に比べて小さく 滞留性も強いため 晴天及び高温が続いた 8 月に 海水性植物プランクトンの増殖が活発になったものと考えられる 5..5-9

B B B B COD.5.5.5.5.5.5 B B T-N 5 4 B B T-P 5 4 ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) クロロフィル a 図 5..5-5() 調整池における水質経時変化 ( ケース : 年目表層 ) 5..5-94

B B B B COD.5.5.5.5.5.5 B B T-N 5 4 B B T-P 5 4 ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) ケース( 年目 ) クロロフィル a 図 5..5-5() 調整池における水質経時変化 ( ケース : 年目底層 ) 5..5-95

本明川北部排水門 B 北部排水門 B B 南部排水門 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 図 5..5-54() 化学的酸素要求量 (COD) 断面分布の経時変化 ( ケース ( 年目 ):7 月 ) 5..5-96

本明川北部排水門 B 北部排水門 B B 南部排水門 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 図 5..5-54() 化学的酸素要求量 (COD) 断面分布の経時変化 ( ケース ( 年目 ):8 月 ) 5..5-97

本明川北部排水門 B 北部排水門 B B 南部排水門 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ T 図 5..5-54() 全窒素 (T-N) 断面分布の経時変化 ( ケース ( 年目 ):7 月 ) 5..5-98

本明川北部排水門 B 北部排水門 B B 南部排水門 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ T 図 5..5-54(4) 全窒素 (T-N) 断面分布の経時変化 ( ケース ( 年目 ):8 月 ) 5..5-99

本明川北部排水門 B 北部排水門 B B 南部排水門 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 図 5..5-54(5) 全リン (T-P) 断面分布の経時変化 ( ケース ( 年目 ):7 月 ) 5..5-

本明川北部排水門 B 北部排水門 B B 南部排水門 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 図 5..5-54(6) 全リン (T-P) 断面分布の経時変化 ( ケース ( 年目 ):8 月 ) 5..5-

本明川北部排水門 B 北部排水門 B B 南部排水門 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 7/ 7/5 7/7 7/9 7/ 図 5..5-54(7) クロロフィル a(chl-a) 断面分布の経時変化 ( ケース ( 年目 ):7 月 ) 5..5-

本明川北部排水門 B 北部排水門 B B 南部排水門 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 8/ 8/5 8/7 8/9 8/ 図 5..5-54(8) クロロフィル a(chl-a) 断面分布の経時変化 ( ケース ( 年目 ):8 月 ) 5..5-

B 開門 年目 ( 第 段階 年目 ) イ海域 a 化学的酸素要求量 (COD) について 図 5..5-5 に示した地点の化学的酸素要求量 (COD) の経時変化を現況及びケース ( 年目 ) と比較して図 5..5-55 に示し 8 月の月平均化学的酸素要求量 (COD) について 現況 及び と現況の濃度差分図を図 5..5-56 に示す ケース の 年目については 年目と比べて顕著な変化はみられない b 全窒素 (T-N) について 図 5..5-5 に示した地点の全窒素 (T-N) の経時変化を現況及びケース ( 年目 ) と比較して図 5..5-57 に示し 8 月の月平均全窒素 (T-N) について 現況 及び と現況の濃度差分図を図 5..5-58 に示す ケース の 年目については 年目と比べて顕著な変化はみられない c 全リン (T-P) について 図 5..5-5 に示した地点の全リン (T-P) の経時変化を現況及びケース ( 年目 ) と比較して図 5..5-59 に示し 8 月の月平均全リン (T-P) 濃度について 現況 及び と現況の濃度差分図を図 5..5- に示す ケース の 年目については 年目と比べて顕著な変化はみられない d クロロフィルa(Chl-a) について 図 5..5-5 に示した地点のクロロフィルa(Chl-a) の経時変化を現況及びケース ( 年目 ) と比較して図 5..5-6 に示し 8 月の月平均クロロフィルa(Chl-a) について 現況 及び と現況の濃度差分図を図 5..5-6 に示す ケース の 年目については 年目と比べて顕著な変化はみられない 5..5-4

S S6 B B4 B5 B6 - - - 図 5..5-55() 化学的酸素要求量 (COD) 経時変化比較 ( : 諫早湾表層 ) 5..5-5

佐賀 A- 佐賀 A- 佐賀 B- 佐賀 B- - - - 図 5..5-55() 化学的酸素要求量 (COD) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-6

福岡 St-5 福岡 St-6 福岡 St-7 福岡 St-9 長崎島原沖 - - - 図 5..5-55() 化学的酸素要求量 (COD) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-7

熊本 St- 熊本 K- 熊本 St-5 熊本 K- 熊本 K-6 熊本 St- - - - 図 5..5-55(4) 化学的酸素要求量 (COD) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-8

S S6 B B4 B5 B6 - - - 図 5..5-55(5) 化学的酸素要求量 (COD) 経時変化比較 ( : 諫早湾底層 ) 5..5-9

佐賀 A- 佐賀 A- 佐賀 B- 佐賀 B- - - - 図 5..5-55(6) 化学的酸素要求量 (COD) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-

福岡 St-5 福岡 St-6 福岡 St-7 福岡 St-9 長崎島原沖 - - - 図 5..5-55(7) 化学的酸素要求量 (COD) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-

熊本 St- 熊本 K- 熊本 St-5 熊本 K- 熊本 K-6 熊本 St- - - - 図 5..5-55(8) 化学的酸素要求量 (COD) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-

S:COD 濃度.mg/L S:COD 濃度.mg/L B:COD 濃度実測値 8.mg/L 現況 注 ) 調整池は現況の計算対象外である S:COD 濃度 mg/l S:COD 濃度.mg/L B:COD 濃度.mg/L B:COD 濃度.4mg/L - 現況 ( 左 : 表層 右 : 各地点の最下層 ) 図 5..5-56 化学的酸素要求量 (COD) 濃度平面分布図及び現況との差分図 ( :8 月平均 ) 5..5-

S 5. S6 5. B 5. B4 5. B5 5. B6 5. - - - 図 5..5-57() 全窒素 (T-N) 経時変化比較 ( : 諫早湾表層 ) 5..5-4

佐賀 A- 5. 佐賀 A- 5. 佐賀 B- 5. 佐賀 B- 5. - - - 図 5..5-57() 全窒素 (T-N) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-5

福岡 St-5 5. 福岡 St-6 5. 福岡 St-7 5. 福岡 St-9 5. 長崎島原沖 5. - - - 図 5..5-57() 全窒素 (T-N) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-6

熊本 St- 5. 熊本 K- 5. 熊本 St-5 5. 熊本 K- 5. 熊本 K-6 5. 熊本 St- 5. - - - 図 5..5-57(4) 全窒素 (T-N) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-7

5. S 5. S6 5. B B4.5.5.5 B5.5.5.5 B6.5.5.5 - - - 図 5..5-57(5) 全窒素 (T-N) 経時変化比較 ( : 諫早湾底層 ) 5..5-8

佐賀 A- 5. 佐賀 A- 5. 佐賀 B- 5. 佐賀 B- 5. - - - 図 5..5-57(6) 全窒素 (T-N) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-9

福岡 St-5 5. 福岡 St-6 5. 福岡 St-7 5. 福岡 St-9 5. 長崎島原沖 5. - - - 図 5..5-57(7) 全窒素 (T-N) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-

熊本 St- 5. 熊本 K- 5. 熊本 St-5 5. 熊本 K- 5. 熊本 K-6 5. 熊本 St- 5. - - - 図 5..5-57(8) 全窒素 (T-N) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-

S:T-N 濃度 9mg/L S:T-N 濃度 4mg/L B:T-N 濃度実測値.mg/L 現況 注 ) 調整池は現況の計算対象外である S:T-N 濃度 8mg/L S:T-N 濃度 7mg/L B:T-N 濃度.mg/L B:T-N 濃度.5mg/L - 現況 ( 左 : 表層 右 : 各地点の最下層 ) 図 5..5-58 全窒素 (T-N) 濃度平面分布図及び現況との差分図 ( :8 月平均 ) 5..5-

S S6 B B4 B5 B6 - - - 図 5..5-59() 全リン (T-P) 経時変化比較 ( : 諫早湾表層 ) 5..5-

佐賀 A- 佐賀 A- 佐賀 B- 佐賀 B- - - - 図 5..5-59() 全リン (T-P) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-4

福岡 St-5 福岡 St-6 福岡 St-7 福岡 St-9 長崎島原沖 - - - 図 5..5-59() 全リン (T-P) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-5

熊本 St- 熊本 K- 熊本 St-5 熊本 K- 熊本 K-6 熊本 St- - - - 図 5..5-59(4) 全リン (T-P) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-6

S S6 B B4 B5 B6 - - - 図 5..5-59(5) 全リン (T-P) 経時変化比較 ( : 諫早湾底層 ) 5..5-7

佐賀 A- 佐賀 A- 佐賀 B- 佐賀 B- - - - 図 5..5-59(6) 全リン (T-P) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-8

福岡 St-5 福岡 St-6 福岡 St-7 福岡 St-9 長崎島原沖 - - - 図 5..5-59(7) 全リン (T-P) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-9

熊本 St- 熊本 K- 熊本 St-5 熊本 K- 熊本 K-6 熊本 St- - - - 図 5..5-59(8) 全リン (T-P) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-

S:T-P 濃度 5mg/L S:T-P 濃度 44mg/L B:T-P 濃度実測値 95mg/L 現況 注 ) 調整池は現況の計算対象外である S:T-P 濃度 5mg/L S:T-P 濃度 49mg/L B:T-P 濃度 mg/l B:T-P 濃度 65mg/L - 現況 ( 左 : 表層 右 : 各地点の最下層 ) 図 5..5- 全リン (T-P) 濃度平面分布図及び現況との差分図 ( :8 月平均 ) 5..5-

S 5 4 S6 5 4 B 5 4 B4 5 4 B5 5 4 B6 5 4 - - - 図 5..5-6() クロロフィル a(chl-a) 経時変化比較 ( : 諫早湾表層 ) 5..5-

佐賀 A- 5 4 佐賀 A- 5 4 佐賀 B- 5 4 佐賀 B- 5 4 - - - 図 5..5-6() クロロフィル a(chl-a) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-

福岡 St-5 5 4 福岡 St-6 5 4 福岡 St-7 5 4 福岡 St-9 5 4 長崎島原沖 5 4 - - - 図 5..5-6() クロロフィル a(chl-a) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-4

熊本 St- 5 4 熊本 K- 5 4 熊本 St-5 5 4 熊本 K- 5 4 熊本 K-6 5 4 熊本 St- 5 4 - - - 図 5..5-6(4) クロロフィル a(chl-a) 経時変化比較 ( : 有明海表層 ) 5..5-5

S 5 4 S6 5 4 B 5 4 B4 5 4 B5 5 4 B6 5 4 - - - 図 5..5-6(5) クロロフィル a(chl-a) 経時変化比較 ( : 諫早湾底層 ) 5..5-6

佐賀 A- 5 4 佐賀 A- 5 4 佐賀 B- 5 4 佐賀 B- 5 4 - - - 図 5..5-6(6) クロロフィル a(chl-a) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-7

福岡 St-5 5 4 福岡 St-6 5 4 福岡 St-7 5 4 福岡 St-9 5 4 長崎島原沖 5 4 - - - 図 5..5-6(7) クロロフィル a(chl-a) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-8

熊本 St- 5 4 熊本 K- 5 4 / / / / 4/ 5/ 6/9 7/9 8/8 9/7 /7 /6 /6 熊本 St-5 5 4 熊本 K- 5 4 / / / / 4/ 5/ 6/9 7/9 8/8 9/7 /7 /6 /6 熊本 K-6 5 4 熊本 St- 5 4 - - - 図 5..5-6(8) クロロフィル a(chl-a) 経時変化比較 ( : 有明海底層 ) 5..5-9

S:Chl-a 濃度 8.6μg/L S:Chl-a 濃度 5.4μg/L B:Chl-a 濃度 9.5μg/L B:Chl-a 濃度 μg/l B:Chl-a 濃度実測値.7μg/L 現況 注 ) 調整池は現況の計算対象外である S:Chl-a 濃度 9.μg/L S:Chl-a 濃度 5.μg/L B:Chl-a 濃度 8.5μg/L B:Chl-a 濃度 μg/l B:Chl-a 濃度 6.4μg/L B:Chl-a 濃度 4.5μg/L - 現況 ( 左 : 表層 右 : 各地点の最下層 ) 図 5..5-6 クロロフィルa(Chl-a) 濃度平面分布図及び現況との差分図 ( :8 月平均 ) 5..5-

ロ調整池 における調整池 B B の化学的酸素要求量 (COD) 全窒素 (T-N) 全リン (T-P) クロロフィルa(Chl-a) の経時変化を図 5..5-6 に示し 図 5..5-9 に示した調整池の測線について 7 月から 8 月の断面分布の経時変化を図 5..5-64 に示す ケース の 年目については 調整池の化学的酸素要求量 (COD) 全窒素(T-N) 全リン (T-P) は 年目と比べて顕著な変化はみられない クロロフィルa(Chl-a) については 年目と比べて濃度が低下しており 特に B で顕著である これは 開門方法の第 段階から第 段階への移行により 調整池と海域との海水交換が大きくなったことと濁りが増加することによる透明度の低下の影響と考えられる 5..5-4

B B B B COD 5. 5. B B T-N B B T-P 5 4 5 4 ケース ( 年目 ) ケース ( 年目 ) ケース ( 年目 ) ケース ( 年目 ) ケース ( 年目 ) ケース ( 年目 ) ケース ( 年目 ) ケース ( 年目 ) クロロフィル a 図 5..5-6() 調整池における水質経時変化 ( ケース : 年目表層 ) 5..5-4