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輸出入共通関連

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7071. 申告添付訂正 業務コード MSY01 業務名 申告添付訂正

1. 業務概要 システムに登録した以下の申告手続き ( 以下 各申告という ) に係る通関関係書類を申告等番号ごとに添 付ファイルで登録する 申告手続き輸入申告等 (IDC/SWC) 輸入マニフェスト通関申告 (MIC) 機用品蔵入承認申請 (CTC) 輸石油製品等移出 ( 総保出 ) 輸入申告 (

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項目名 ( 入力画面 ) 変更識別コード ( 変更識別 * 欄 ) ( 注 ) 内容次の区分に応じたコードを必須入力する 区分コード船 ( 機 ) 名変更 S 数量等変更 N 変更理由コード変更理由を変更理由コード ( 輸出許可後訂正理由 )( 業務コー ( 変更理由* 欄) ド集 参照 ) で必須

税関発給コードとは 税関発給コードには 上記の 税関輸出入者コード の他 貨物の仕出人又は仕向人を識別するための 仕出人 仕向人コード があり 以下のような 12 桁の体系になっています コードの体系 桁目 : 識別符号税関輸出入者コード= 数字 仕

1 関税法上の用語の定義 輸入 外国貨物を本邦に引き取ること輸出 内国貨物を外国に向けて送り出すこと 外国貨物 1 輸出の許可を受けた貨物 2 外国から本邦に到着した貨物 ( 外国の船舶により公海で採捕された水産物を含む ) で輸入が許可される前のもの内国貨物 1 本邦にある貨物で外国貨物でないもの

5021. 輸入申告等照会 業務コード IID (IID0W) 業務名 輸入申告等照会

「1 所得税及び復興特別所得税の確定申告書データをお持ちの方」からの更正の請求書・修正申告書作成編

12-1 納付情報登録依頼を作成する 納付情報登録依頼を作成し 受付システムに送信します なお 以下の手続は 帳票を作成し 送信すると同時に納付情報登録も完了するため 納付情報登録依頼の作成は不要です 源泉所得税及復興特別所得税 ( 自主納付分 ) 印紙税納付計器使用請求書及び印紙税税印押なつ請求書

輸出入 港湾関連情報処理センター株式会社 記入例 関税等のリアルタイム口座振替方式 ( ダイレクト方式 ) による納付申出書 輸出入 港湾関連情報処理センター株式会社殿 1 令和 年 月 日 私は 関税 とん税 特別とん税 内国消費税及び地方消費税 ( 以下 関税等 という ) を リアルタイム口座


税品 という ) を含む ) については AWB 等単位での管理から在庫管理への移行及び積込手 続までシステムを使用して行うことができる (3) 外貨航空機部品外貨航空機部品については 貨物情報がシステムに登録されている期間において AWB 等単位での管理によるものとする ( 外国貨物のまま在庫管理

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様式第 2 号 ( 第 7 条関係 ) 住 所 ( 所在地 ) 氏 名 ( 名 称 ) 様 第 号 平成 年 月 日 広島県知事印 産業廃棄物埋立税特別徴収義務者指定通知書 広島県産業廃棄物埋立税条例第 8 条第 2 項の規定により, あなた ( 貴社 ) を平成 年 月 日から産業廃棄物埋立税特別

(消費税)確定申告書作成(簡易課税)編

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「NACCS 貿易管理サブシステム」 平成29年度機能追加 変更内容説明(申請業務編)

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輸入しようとする郵便物に関する通関業務規約

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積荷目録事前報告 税関システム障害の場合は 通常通りNACCS 業務を行って差し支えない ただし 税関において 貨物移動差止 ( 解除 ) 事故確認及び訂正保留解除の登録ができない場合は 後続の手続について 必要に応じて書面により行うこととなる ストレート貨物 障害発生前 障害発生 復旧後 備考 A

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1. 業務概要 CY または保税蔵置場等に蔵置されている貨物について 関税法第 40 条第 1 項にいう 改装 及び 仕 分け を行う場合に登録する これにより取扱場所へ貨物取扱情報が通知される また 他所蔵置場所に蔵置されている貨物については 本業務をもって 関税法第 36 条第 2 項にいう税

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第 5 章国税の還付及び還付加算金 第 5 章国税の還付及び還付加算金 第 1 節国税の還付 学習のポイント 1 国税の還付金等とはどのようなものか 2 充当とはどのようなものか 1 還付金等の種類国税の還付には 還付金の還付と過誤納金の還付の二種類があり 還付金と過誤納金を併せて還付金等という (

Sea-NACCS 利用者研修 【通関編】

輸出入 港湾関連情報処理センター株式会社 記入例 関税等のリアルタイム口座振替方式 ( ダイレクト方式 ) による納付契約解約届 輸出入 港湾関連情報処理センター株式会社殿 1 平成 年 月 日 私は 関税 とん税 特別とん税 内国消費税及び地方消費税のリアルタイム口座振替方式 ( ダイレクト方式

「左記に該当しない方」からの確定申告書作成編

(消費税)確定申告書作成(一般課税)編

3 減免の期間及び割合 下表の左欄の期間に終了する事業年度又は課税期間に応じて右欄の減免割合を適用します H27.6.1~H 減免割合 5/6 納付割合 1/6 H28.6.1~H 減免割合 4/6 納付割合 2/6 H29.6.1~H 減免割合 3/6 納

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1. 業務概要マルチペイメントネットワーク ( 以下 MPN という ) からの消込依頼電文を受信し 以下の手続き ( 以下 輸入申告等という ) に係る関税等納付情報に消込情報 ( 領収確認情報 ( リアルタイム口座以外で納付され かつ許可が必要な場合 ) 及び収納済額 ) を登録する なお 納税

⑵ 過誤納金還付金が各税法の定めに基づいて発生するのに対して 過誤納金は 法律上 国税として納付すべき原因がないのに納付された金額で 国の一種の不当利得に係る返還金である なお この過誤納金は 次の二つに分かれる イ過納金過納金は 納付時には納付すべき確定した国税があったが 減額更正や不服審査の裁決

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改正後

契約者の変更申込 注意原則として 事業所単位 で弊社と契約 を交わしますので 契約者は事業所ごとにご登録ください 同一企業の複数事業所の契約者を一括で変更される場合は 契約者 管理責任者の一括変更 をご参照ください 貿易管理サブシステム をご利用のお客様は 企業単位で弊社と契約を交わします

操作の手順 : 個人住民税一括納付 / 新規依頼 修正 複写 個人住民税一括納付メニュー 個人住民税一括納付新規依頼修正複写 依頼 / 委託者情報入力 (P104) 依頼修正 / 委託者情報入力 (P110) 依頼複写 / 委託者情報入力 (P112) 確定確定確定 依頼 / 明細情報入力 (P10

ワンストップ特例について_表

平成 30 年度改正版 平成 30 年 6 月 1 日から平成 31(2019) 年 5 月 31 日までの間に終了する事業年度に ついては 減免割合が 2/6 に変更となりましたので 30 年度改正版をご使用くださ 1 減免の対象 ( 変更はありません ) 詳細は次ページをご覧ください 1 資本金

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業務説明書 Lv1 Lv2 機能構成図 業務名 (Lv0) 資料番号版数日付国税関係業務 1 作成更新 Lv3 Lv4 Lv5 作成者 計画 連絡 報告 税務統計 納税者に関する情報収集 納税者基礎情報の整理 申告書用紙等の発送

( 別添 3) 三者間契約の書式及び記載要領 1. 書式三者間契約に使用する書式は 別添 2のとおりです (Excel ファイル様式と PDF ファイル様式の2 種類を用意しています Excel ファイル様式の場合には パソコンでの入力が可能です ) 2. 記載要領三者間契約書の各項目の記載要領は

目次 マークは おすすめする機能アップ内容や 注目していただきたい変更内容になります 全般 [ 会社運用設定 ] や [ 会計期間設定 ] メニューなどの設定内容を 他の利用者が資産登録などの作業中でも確認できるようになりました 3 メニュー体系 償却資産申告関連のメニュー体系が変更になりました 3

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08-1_固定資産税に関する事務_基礎項目評価書

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議案用 12P

2 税務署への提出方法の選択 画面において 書面提出 をクリックする 3 申告書等印刷を行う際の確認事項 画面において ご利用のパソコンの環境が推奨環境を満たしていることを確認の上 ご利用のパソコンの環境 (O S/ ブラウザ /PDF 閲覧ソフト ) が以下の推奨環境を満たしている をチェックする

<< このマニュアルの内容 >> ついて P.2 登録 1 伝票の追加登録 1-1 新規追加 P.6 : 一時保存

改正後第 2 章通関業 第 1 節許可 新旧対照表 別紙 3 通関業法基本通達( 昭和 47 年 3 月 1 日蔵関第 105 号 ) ( 注 ) 下線を付した箇所が改正部分である 改正前第 2 章通関業第 1 節許可 3-8 削除 ( 譲渡 相続 合併又は分割の場合における通関業の許可の効果 )

特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 7 鳥取市個人住民税事務基礎項目評価書 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 鳥取市は個人住民税事務における特定個人情報ファイルの取扱いにあたり, その取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及ぼしかねないことを認識し,

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(1) 理由付記等

伝統工芸複製助成申請書等の記入要領 第 1 事業助成申請書 ( 別記様式 1) 1 申請日書類の作成日又は郵送日 持参日のいずれか遅い方の日付を記入して下さい また 書類作成にあたっては 提出期限 ( 助成事業申請募集時に示される 募集 申請期間 内 ) について留意して下さい 2 申請者 (1)

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

綾瀬市インフルエンザ予防接種実施要領

II. 課税標準の確定申告と納付 ( 地 税法第 103 条の23) 1. 申告期限 各事業年度の終了 が属する の末 から4ヶ 以内 ( 連結法 は5ヶ 以内 ) に納税地管轄の地 治 団体の に申告 納付しなければなりません 法 地 所得税の申告納付期限は下記のとおり 部変更されました 区分 従

出力情報名 ( 出力情報 ) 輸入許可等通知情報 (SAD1AG 等 ) 出力情報の詳細は オンライン業務共通設計書の別紙 D01 輸入許可等通知情報について を参照 Y 属繰繰項番欄項目名桁帳票レイアウト帳票レイアウト性 1 2 輸入 ( 引取 ) /B 承認通知 / 展示等不 /B 承認通 /B

4. 仕向送金 2. 外為トップ画面 4. 仕向送金 42

1. 贈与税のながれ はじめに行う作業 1 データの 新規追加 2 税理士登録 3 受贈者登録 4 贈与者登録 贈与税申告書の作成 5 贈与税申告書 の作成 その他の帳票作成 印刷 6 税務代理権限証書 の作成 印刷 2

項番 項目名 内容 3 申告先種別コード ( 申告先種別 欄) 4 識別符号 ( 識別符号 欄) 次の区分に応じたコードを入力する 区分 コード 一般申告 ( 緊急通関貨物 ) R 一般申告 ( 特別通関貨物 ) T 自由化申告 ( 緊急通関貨物 ) E( 注 ) 横持ち申告 Y 横持ち申告 ( 緊

供託者等の住所 氏名または名称および個人番号または法人番 号は 供託者等の口座管理機関から日本銀行に対して 課税事 務のために提供される 2 所得税の徴収 納 入 利付国債の利子または割引国債等 ( 国庫短期証券のうち その銘柄の価格競争入札における募入最低価格 ( 額面金額 100 円当り ) が


1 ログインし, 請求書を選択します ( 登記 供託オンライン申請システムトップページ ) クリック 登記 供託オンライン申請システムトップページの かんたん証明書請求 をクリックします 初めての方は, 申請者情報登録 を行ってください ( ログイン画面 ) 申請者情報登 録 の際に登録し た申請者

Microsoft Word - zeisyou9記載の手引.doc

いよぎんインターネットEB ご利用の手引

間の初日以後 3 年を経過する日の属する課税期間までの各課税期間 6 高額特定資産を取得した場合の納税義務の免除の特例事業者 ( 免税事業者を除く ) が簡易課税制度の適用を受けない課税期間中に国内における高額特定資産の課税仕入れ又は高額特定資産に該当する課税貨物の保税地域からの引取り ( 以下 高

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平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場

(共通)e-Taxで送信するための準備編

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4. ご利 者さま情報の登録について ( 初回ご利 時 ) システムの初回ご利用時に, ご利用者情報の登録を行なっていただく必要がございます ご利用者情報は, 主に託送申込みを担当される方を, まず 名, 代表者さま としてご登録していただきます その他に, ご利用者さまの追加登録をご希望される場合

債権発生記録請求 ( 一括 ) 概要 一括して ( まとめて ) 記録請求を行うことができます 一括記録請求が可能な記録請求は 発生記録 ( 債務者請求 ) 発生記録( 債権者請求 ) 譲渡記録( 分割記録含む ) です 1 担当者は一括記録請求を行う共通フォーマット形式の固定長ファイルをアップロー

申告所得税関係 手続名 帳票名平成年分セルフメディケーション税制の明細書 ( 次葉 ) 特定証券投資信託に係る配当控除額の計算書 平成 年分給与所得の源泉徴収票 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分特定口座年間取引報告書 ( 平成 28 年以降用 ) 平成 年分公的年金等の源泉徴収票 ( 平成

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Transcription:

NACCS 業務資料 関税等更正請求 輸出入 港湾関連情報処理センター株式会社 平成 24 29 年 12 10 月更新

目次 1 関税等更正請求について 関税等更正請求業務とは P2 関税等更正請求業務の留意事項 P3 関税等更正請求業務フロー P4 DLI03 業務から KKB 業務で補完する項目 1 P5 DLI03 業務から KKB 業務で補完する項目 2 P6 当初輸入申告情報呼出し ( 関税等更正請求 )(DLI03) P7 関税等更正請求事項呼出し (KKB) P8 関税等更正請求事項登録 (KKA) 共通部 P9 関税等更正請求事項登録 (KKA) 繰返部 P10 関税等更正請求 (KKC) P11 関税等更正請求照会 (IKK) P12 帳票サンプル ( 関税等更正通知書 ) P13 帳票サンプル ( 関税等更正請求書控 ) P14

関税等更正請求業務とは 2 更正の請求とは当初申告を行った際の税額等の計算が法律の規定に従っていなかったり 計算に誤りがあったため 納税額が過大となっている場合に 税関長に対しその申告に係る税額等についての減額を請求することです 更正の請求は 当初申告から許可が行われるまで または輸入許可の日 1 から 5 年 2 以内請求可能です 従って 納期限延長された申告が輸入許可後 関税等の納付前であっても請求可能です 1 特例申告貨物については特例申告書の提出期限から 5 年 2 以内 BP 貨物については BP 承認の翌日から 5 年 2 を経過する日と IBP の日のいずれか遅い日 2 但し 2011 年 12 月 1 日以前許可のものは 1 年以内となります 関税等更正請求業務とは 更正の請求を行うための業務です KKA 関税等更正請求事項登録 KKB 関税等更正請求事項呼出し KKC 関税等更正請求 当初輸入申告情報を利用して更正請求業務を行うことも可能です 当初申告をシステムを利用して行った場合は 当初輸入申告情報呼出し ( 関税等更正請求 )(DLI03) 業務を利用することで 当初の輸入申告情報を利用して更正請求を行うことも出来ます

関税等更正請求業務の留意事項 3 当初輸入申告情報呼出し ( 関税等更正請求 )(DLI03) 業務を行うことによって呼出し可能な当初申告の情報は 1 申告となります 複数の当初申告をまとめて更正請求手続を行う場合は 繰返し部を利用することで 99 欄分までを 1 申告で行うことができます なお 内国消費税等は 6 科目まで登録が可能です 業務を行う際には次の事項にご注意願います 1 当初申告の納税義務者が同一であること 2 当初申告の輸入許可年月日又は輸入 ( 引取 ) 許可年月日が同一会計年度に属すること 3 当初申告の輸入許可時の通関蔵置場の所在地が同一の都道府県であること 4 当初申告の申告先税関官署が同一であること 5 当初申告として 輸入申告又は更正と特例申告が混在しないこと 6 消費税及び地方消費税について 異なる税率を含んでいないこと 受入科目毎の関税等更正後の税額が 関税等更正請求前の税額と同額か減額していること 受入科目毎の関税等更正後の税額の合計が 関税等更正請求前の税額の合計より減額していること

関税等更正請求業務フロー 4 更正請求を行う申告の輸入申告番号等を入力し 申告情報の呼出し依頼を行います ( 必須ではありません ) DLI03 当初輸入申告情報呼出し ( 関税等更正請求 ) DLI03 で払い出された更正請求番号を入力します 通関業者 KKB 関税等更正請求事項呼出し MSX 業務を利用して書類提出が可能 ( その場合 MSX 業務で提出した旨及び修正申告番号を税関に連絡する また入力控えの提出は不要 ) KKA 関税等更正請求事項登録 税関 登録した情報は登録日含めて 10 日後 ( 日祝除く ) に削除されます 関税等更正請求入力控 KKC 関税等更正請求 関税等更正請求控! 事項登録時と変更があった場合 控を税関に提出します CKE 関税等更正請求審査終了 更正を行わない場合 MSX 業務を利用して書類提出が可能 更正をしないことの通知書 更正を行う場合 更正通知書 更正通知書 印

DLI03 業務から KKB 業務で補完する項目 1 5 項番補完項目名 項番補完項目名 1 更正請求番号 16 輸入取引者コード 2 あて先官署コード 3 あて先部門コード 4 都道府県コード 5 請求者コード 6 請求者名 7 請求者郵便番号 8 請求者住所 1( 都道府県 ) 9 請求者住所 2( 市区町村 ( 行政区名 )) 10 請求者住所 3( 町域名 番地 ) 11 請求者住所 4( ビル名ほか ) 12 請求者電話番号 13 税関事務管理人コード 14 税関事務管理人受理番号 15 税関事務管理人名 17 輸入取引者名 18 更正請求適用法令 ( 関税法第 7 条の 15 第 1 項 ) 19 更正請求適用法令 ( 国税通則法第 23 条第 1 項 ) 20 更正請求適用法令 ( 地方税法第 72 条の 100 第 1 項 ) 21 更正請求理由コード 22 会計検査院提出対象識別 23 還付又は充当等の別 24 受領方法識別コード 25 銀行名 26 支店名 27 口座種類 28 口座番号 29 口座名義 ( フリガナ ) 30 口座名義

DLI03 業務から KKB 業務で補完する項目 2 6 項番 補完 項目名 31 社内整理用番号 32 輸入申告番号 33 輸入申告年月日 34 輸入許可年月日 項番 補完 項目名 46 関税更正後品目番号 47 関税更正後税率 48 関税更正後税額 49 内国消費税等更正請求前課税標準額 35 特例申告期限日 36 品名 37 関税更正請求前課税標準額 38 関税更正請求前課税標準数量 39 関税更正請求前課税標準数量単位コード 40 関税更正請求前品目番号 41 関税更正請求前税率 42 関税更正請求前税額 43 関税更正後課税標準額 44 関税更正後課税標準数量 45 関税更正後課税標準数量単位コード 50 内国消費税等更正請求前課税標準数量 51 内国消費税等更正請求前課税標準数量単位コード 52 内国消費税等更正請求前種別コード 53 内国消費税等更正請求前税率 54 内国消費税等更正請求前税額 55 内国消費税等更正後課税標準額 56 内国消費税等更正後課税標準数量 57 内国消費税等更正後課税標準数量単位コード 58 内国消費税等更正後種別コード 59 内国消費税等更正後税率 60 内国消費税等更正後税額

当初輸入申告情報呼出し ( 関税等更正請求 ) (DLI03) 7 更正請求を行う申告の輸入申告番号等を入力して 申告情報の呼出し依頼を行います ( 任意業務ですので 直接 KKA 業務を行うことも可能です 入力者 : 通関業 9: 登録 5: 変更 3: 呼出し 1: 削除 9: 登録の場合 入力不可 当初申告等番号は 1 桁目 : 0 以外の数字 2 桁目 : 0 又は 1 3~11 桁目 : 数字であること 更正請求番号 当初申告情報呼出し処理が終了した場合に出力される 随時処理結果通知情報より 呼出し用更正請求番号 欄の番号を入力します

関税等更正請求事項呼出し (KKB) 8 入力者 : 通関業 関税等更正請求事項登録 (KKA) 業務によりシステムに登録した情報を呼出します また 当初輸入申告情報呼出し ( 関税等更正請求 )(DLI03) 業務により払い出された更正請求番号を入力することにより 当初申告情報呼出し処理の終了後に当初申告情報を呼出す事もできます 更正請求番号 当初申告情報呼出し処理が終了した場合に出力される 随時処理結果通知情報より 呼出し用更正請求番号 欄の番号を入力します DLI03 業務の応答画面左下の 業務固有情報 欄に表示されている番号を入力します

関税等更正請求事項登録 (KKA) 共通部 9 入力者 : 通関業 関税等更正請求 (KKC) 業務に先立ち 関税等更正請求事項を登録します 登録した情報は KKC 業務まで訂正することができます 本業務は税関の開庁時間に関係なく行う事ができます 初期登録の場合 自動付与されます 入力は不要です 関税等更正請求事項の訂正の場合は 必須入力です 納税義務者の法人番号または輸出入者コードの先頭 13 桁または 8 桁を入力します 末尾 4 桁は 0000 が補完されます 無符号請求者の場合 入力不要です 還付 :1 充当又は委託納付 :2 納期限延長で輸入許可後納付前に更正請求を行う場合 入力不要です 理由 コード 適用税番 税率の誤り 1 課税標準の誤り 2 申告数量の誤り 3 税額の誤り 4 上記以外の理由 5 区分小切手受領口座振込国庫金送金 コード A B C

関税等更正請求事項登録 (KKA) 繰返部 10 入力者 : 通関業 当初申告の品名を入力します ( 上 ) 更正前 ( 下 ) 更正後 内国消費税等の種類が 6 種類以下であること 地方消費税 不当廉売関税 緊急関税 報復関税 相殺関税及び対抗関税を含む 関税等更正請求事項登録 (KKA) 業務後に 関税等更正請求入力控情報 が出力されます Sea-NACCS 関税等更正請求入力控情報出力コード :SAD4741 Air-NACCS 関税等更正請求入力控情報出力コード :AAD4741

関税等更正請求 (KKC) 11 関税等更正請求事項登録 (KKA) 業務で登録した情報を使用し 関税等更正請求を行います なお 本業務は税関の一般執務時間内のみ行う事ができます 関税等更正請求入力控等を税関に提出し 税関の確認を受けた後 関税等更正請求を行います 入力者 : 通関業 入力者について 関税等更正請求を行う入力者はシステムに通関士として登録されている通関業者となります 関税等更正請求事項登録により払い出された更正請求番号を入力します 撤回 訂正 関税等更正請求 (KKC) の登録後は システムを利用して当該請求内容を訂正することができません 変更不可項目の訂正が必要となった場合 撤回を行う場合は 税関 ( 通関担当部門 ) に相談のうえ 申告の訂正 撤回の手続を行います なお 撤回可能な期間については 審査終了までとなります

関税等更正請求照会 (IKK) 12 システムに登録されている関税等更正請求情報を照会します 入力者 : 通関業 照会を行う 更正請求番号を入力します 照会結果 共通部 繰返部

帳票サンプル 13 関税等更正通知書

帳票サンプル 14 関税等更正請求書控 更正をしないことの通知書