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排出削減事業計画 排出削減事業の名称 : スーパーマーケットにおける総合的省エネルギー事業 排出削減事業者名 : スーパーサンシ株式会社 排出削減事業共同実施者名 : 株式会社日本環境取引機構 その他関連事業者名 :

目次 1 排出削減事業者の情報 2 2 排出削減事業概要 3 2.1 排出削減事業の名称 3 2.2 排出削減事業の目的 3 2.3 温室効果ガス排出量の削減方法 3 3 排出削減量の計画 7 4 国内クレジット認証期間 8 5 活動量 原単位 9 5.1 活動量 原単位 9 5.2 活動量の採用根拠 9 6 温室効果ガス排出削減量の算定 10 6.1 排出削減事業に適用する排出削減方法論 10 6.2 選択した方法論がこの排出削減事業に適用できる理由 10 6.3 事業の範囲 ( バウンダリー ) 10 6.4 ベースライン排出量の算定 11 6.5 リーケージ排出量の算定 13 6.6 事業実施後排出量の算定 13 6.7 温室効果ガス排出削減量の算定 15 6.8 追加性に関する情報 16 7 モニタリング方法の詳細 17 7.1 モニタリング対象 17 7.2 モニタリング対象のQA/QC 17 1

1 排出削減事業者の情報排出削減事業者 会社名 スーパーサンシ株式会社 排出削減事業を実施する事業所 事業所名 スーパーサンシいくわ店 住所 三重県四日市市生桑町榎下 167-1 排出削減事業共同実施者 ( 国内クレジット保有予定者 ) 排出削減事業共同実施者名 株式会社日本環境取引機構 2

2 排出削減事業概要 2.1 排出削減事業の名称スーパーサンシいくわ店における冷蔵 冷凍設備及び店舗内照明の高効率化による総合的省エネルギー事業 2.2 排出削減事業の目的 本事業は スーパーの冷蔵 冷凍設備及び店舗内照明を高効率化する事により 省エネを図り CO2 排出量を削減することを目的としている 2.3 温室効果ガス排出量の削減方法 1 冷蔵 冷凍設備の省エネルギー化冷凍冷蔵ショーケースに外付けの高効率照明器具を導入して棚下照明を削減する事及び 冷凍機にインバーターを導入する事により消費電力量を削減し CO2 排出量を削減する 2 店舗内照明の省エネルギー化店舗内主照明を調光型に更新して自動調光制御を行う事及び 陳列棚商品用照明を高効率照明器具に更新する事により消費電力量を削減する 3

( 排出削減事業実施前の設備概要 ) 電気 主照明 方法論 006 照明設備の更新 方法論 022 冷蔵 冷凍設備の更新 バックヤード ショーケース照明 33 台 陳列棚商品用照明 店舗内 電気 冷凍機 冷凍冷蔵ショーケース 陳列棚 ( 排出削減事業実施後の設備概要 ) 方法論 006 照明設備の更新 電気 方法論 022 冷蔵 冷凍設備の更新 主照明 計測器 バックヤード 高効率ショーケース照明 33 台 店舗内 陳列棚用高効率照明 87 台 電気 M 冷凍機 冷凍冷蔵ショーケース 陳列棚 インバーター 5 台 4

3 排出削減量の計画 限界電源炭素排出係数を適用 ( 方法論 022 と 006 の合計値 ) 年 ベースライン排出量事業実施後排出量排出削減量 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度合計 - 64.4 521.4 429.8 364.8 1,380.4-44.3 358.8 295.8 251.0 949.9-20 162 134 113 429 2010 年 2 月 16 日 ~2011 年 2 月 15 日 : 限界電源炭素排出係数 0.00015 2011 年 2 月 16 日 ~2012 年 8 月 15 日 : 限界電源炭素排出係数 0.00012075 2012 年 8 月 16 日 ~2013 年 3 月 31 日 : 限界電源炭素排出係数 0.0000915 * 年度内で限界電源炭素排出係数が変わるため 日割り計算で年間排出量を求めた 参考 : 全電源排出係数を適用 ( 方法論 022 と 006 の合計値 ) 年 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度合計 ベースライン排出量 事業実施後排出量 排出削減量 - - - 39.6 27.3 12 325.7 224.1 101 325.7 224.1 101 325.7 224.1 101 1,016.7 699.6 315 方法論別排出削減量 限界電源炭素排出係数を適用 方法論 022 年 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度合計 冷蔵 冷凍設備の更新 ベースライン排出量 事業実施後排出量 排出削減量 - - - 32.5 24.4 8 263.0 197.7 65 216.8 162.9 53 184.0 138.3 45 696.3 523.3 171 方法論 006 年 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度合計 照明設備の更新 ベースライン排出量 事業実施後排出量 排出削減量 - - - 31.9 19.9 12 258.4 161.1 97 213.0 132.8 80 180.8 112.7 68 684.1 426.5 257 5

参考 : 全電源排出係数を適用方法論 022 冷蔵 冷凍設備の更新 年 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度合計 ベースライン排出量 事業実施後排出量 排出削減量 - - - 19.8 14.9 4 164.3 123.5 40 164.3 123.5 40 164.3 123.5 40 512.7 385.4 124 方法論 006 年 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度合計 照明設備の更新 ベースライン排出量 事業実施後排出量 排出削減量 - - - 19.5 12.1 7 161.4 100.6 60 161.4 100.6 60 161.4 100.6 60 503.7 313.9 187 4 国内クレジット認証期間 事業開始日終了予定日 2010 年 2 月 16 日 2013 年 3 月 31 日 6

5 活動量 原単位 5.1 活動量 原単位 対象活動量原単位 ベースラインエネルギー使用量 営業時間 事業実施前 照明器具全数の消費電力合計値 5.2 活動量の採用根拠照明設備事業実施後の年間活動量には 照明設備のエネルギー使用量に最も影響を与える活動量として照明設備点灯時間を採用する 照明設備点灯時間 =1 日あたりの消費電力 営業日数 当該物件については 照明設備点灯時間を下記の通りとした ショーケース照明営業時間を採用した照明設備点灯時間 :5,475(h/ 年 )(=15h 365 日 / 年 ) 店舗内照明営業時間及び営業時間前後 0.5hの合計値を採用した照明設備点灯時間 :5,840(h/ 年 )(=16h 365 日 / 年 ) 7

6 温室効果ガス排出削減量の算定 6.1 排出削減事業に適用する排出削減方法論 方法論番号 022 冷蔵 冷凍設備の更新 006 照明設備の更新 方法論名称 6.2 選択した方法論がこの排出削減事業に適用できる理由 1. 方法論 022 冷蔵 冷凍設備の更新 既存の冷蔵 冷凍設備にインバータを設置することにより 高効率の冷蔵 冷凍設備にしていることから条件 1を満たしている 冷蔵 冷凍設備を更新しなかった場合 既存の冷蔵 冷凍設備を継続的に利用することができるため条件 2を満足する 2. 方法論 006 照明設備の更新 事業実施前の照明設備よりも省電力の照明設備に更新していることから条件 1を満足している 照明設備の更新を行わなかった場合 既存の設備を継続的に利用することができることから条件 2を満足している 事業実施前及び実施後のエネルギー消費量に最も影響を与える活動量を把握できることから条件 3を満足している 6.3 事業の範囲 ( バウンダリー ) 電気 主照明 計測器 バックヤード 高効率ショーケース照明 33 台 店舗内 陳列棚用高効率照明 87 台 電気 M 冷凍機 冷凍冷蔵ショーケース 陳列棚 インバーター 5 台 8

6.4 ベースライン排出量の算定 方法論 022 冷蔵 冷凍設備の更新 (1) ベースライン排出量の考え方ベースライン排出量は 冷蔵 冷凍設備の更新を行わずに 更新前の冷蔵 冷凍設備を使用し続けた場合に想定される二酸化炭素排出量である (2) ベースラインエネルギー使用量 εpj022 EL BL 022 = EL PJ 022 ε BL022 記号 定義 単位 EL BL022 ベースライン電力使用量 kwh/ 年 EL PJ022 事業実施後の電力使用量 kwh/ 年 ε BL022 更新前の冷蔵 冷凍設備のエネルギー消費効率 - ε PJ022 更新後の冷蔵 冷凍設備のエネルギー消費効率 - 本事業において EL PJ022 =368,104.0(kWh/ 年 ) ε PJ022 :COP=3.10 (5 台の平均 COP) ε BL022 :COP=2.33 (5 台の平均 COP) 従って ベースラインエネルギー使用量は EL BL022 =368,104.0 3.10 2.33=489,752.1(kWh/ 年 ) 方法論 006 照明設備の更新 EL = R T BL 006 BL 006 PJ 記号 定義 単位 EL BL006 ベースライン電力使用量 kwh/ 年 R BL006 事業実施前の電力使用量の原単位 kw T PJ 事業実施後の活動量 h/ 年 本事業において 1ショーケース照明 R BL006 = 16.377(kW) T PJ =5,475(h/ 年 ) EL BL006 =16.377 5,475=89,664.1(kWh/ 年 ) 2 店内照明 R BL006 = 67.029(kW) T PJ =5,840(h/ 年 ) EL BL006 =67.029 5,840=391,449.4(kWh/ 年 ) 9

従って ベースラインエネルギー使用量は EL BL006 =89,664.1+391,449.4=481,113.5(kWh/ 年 ) 方法論 022 と方法論 006 の合計ベースラインエネルギー使用量は 489,752.1(kWh/ 年 )+481,113.5(kWh/ 年 ) =970,865.6(kWh/ 年 ) (3) ベースライン排出量 EM EL CF BL = BL electricit y, t 記号定義単位 EM BL ベースライン排出量 tco2/ 年 EL BL ベースラインエネルギー使用量 kwh/ 年 CF electricity,t 電力の炭素排出係数 tc/kwh 電力の炭素排出係数は排出削減方法論に定められた限界電源炭素係数を適用し 以下の式で求める CF electrity,t =Cmo (1-f(t)) +Ca(t) f(t) ここで t: 電力需要変化以降の時間 ( 事業開始日以降の経過年 ) Cmo: 限界電源炭素排出係数 Ca(t):t 年に対応する全電源炭素排出係数 f't): 移行関数 0 [0 t<1 年 ] f(t)= 0.5 [1 年 t<2.5 年 ] 1 [2.5 年 t] 方法論 022 冷蔵 冷凍設備の更新 本事業において EL BL022 =489,752.1(kWh/ 年 ) 1)[0 t<1 年 ] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-0)+0.0000915 0=0.00015(tC/kWh) 44 12 EM BL022 =489,752.1 0.00015 44 12=269.4 2)[1 年 t<2.5 年 ] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-0.5)+0.0000915 0.5=0.00012075(tC/kWh) EM BL022 =489,752.1 0.00012075 44 12=216.8 3)[2.5 年 t] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-1)+0.0000915 1=0.0000915(tC/kWh) EM BL022 =489,752.1 0.0000915 44 12=164.3 10

参考 : 全電源炭素排出係数を用いて計算した結果 CF electricity,t =0.0000915(tC/kWh) EM BL022 =489,752.1 0.0000915 44 12=164.3 方法論 006 照明設備の更新 本事業において EL B006 =481,113.5(kWh/ 年 ) 1)[0 t<1 年 ] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-0)+0.0000915 0=0.00015(tC/kWh) EM BL022 =481,113.5 0.00015 44 12=264.6 2)[1 年 t<2.5 年 ] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-0.5)+0.0000915 0.5=0.00012075(tC/kWh) EM BL022 =481,113.5 0.00012075 44 12=213.0 3)[2.5 年 t] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-1)+0.0000915 1=0.0000915(tC/kWh) EM BL022 =481,113.5 0.0000915 44 12=161.4 参考 : 全電源炭素排出係数を用いて計算した結果 CF electricity,t =0.0000915(tC/kWh) EM BL022 =481,113.5 0.0000915 44 12=161.4 6.5 リーケージ排出量の算定 本事業によるリーケージはなく リーケージ排出量は0である 6.6 事業実施後排出量の算定 EM PJ = EL PJ CF electricit y, t 44 12 記号定義単位 EM PJ 事業実施後排出量 tco2/ 年 EL PJ 事業実施後電力使用量 kwh/ 年 CF electricity,t 電力の炭素排出係数 tc/kwh 方法論 022 冷蔵 冷凍設備の更新 本事業において EL PJ022 =368,104.0(kWh/ 年 ) 1)[0 t<1 年 ] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-0)+0.0000915 0=0.00015(tC/kWh) EM BL022 =368,104.0 0.00015 44 12=202.5 11

2)[1 年 t<2.5 年 ] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-0.5)+0.0000915 0.5=0.00012075(tC/kWh) EM BL022 =368,104.0 0.00012075 44 12=163.0 3)[2.5 年 t] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-1)+0.0000915 1=0.0000915(tC/kWh) EM BL022 =368,104.0 0.0000915 44 12=123.5 参考 : 全電源炭素排出係数を用いて計算した結果 CF electricity,t =0.0000915(tC/kWh) EM BL022 =368,104.0 0.0000915 44 12=123.5 方法論 006 照明設備の更新 本事業において EL PJ006 =10.799 5,475+41.232 5,840=299,919.4(kWh/ 年 ) 1)[0 t<1 年 ] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-0)+0.0000915 0=0.00015(tC/kWh) EM PJ022 =299,919.4 0.00015 44 12=165.0 2)[1 年 t<2.5 年 ] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-0.5)+0.0000915 0.5=0.00012075(tC/kWh) EM PJ022 =299,919.4 0.00012075 44 12=132.8 3)[2.5 年 t] の場合 CF electricity,t =0.00015 (1-1)+0.0000915 1=0.0000915(tC/kWh) EM PJ022 =299,919.4 0.0000915 44 12=100.6 参考 : 全電源炭素排出係数を用いて計算した結果 CF electricity,t =0.0000915(tC/kWh) EM BL022 =3299,919.4 0.0000915 44 12=100.6 12

6.7 温室効果ガス排出削減量の算定 ER = EM ( EM LE ) BL PJ + 記号 定義 単位 ER 事業実施後排出量 tco2/ 年 EM BL 事業実施前排出量 tco2/ 年 EM PJ 事業実施後排出量 tco2/ 年 LE リーケージ排出量 tco2/ 年 本事業において方法論 022における排出削減量は 1)[0 t<1 年 ] の場合 EM BL =269.4 EM PJ =202.5 ER =269.4-(202.5+0)=66 2)[1 年 t<2.5 年 ] の場合 EM BL =216.8 EM PJ =163.0 ER =216.8-(163.0+0)=53 3)[2.5 年 t] の場合 EM BL =164.3 EM PJ =123.5 ER =164.3-(123.5+0)=40 参考 : 全電源炭素排出係数を用いて計算した結果 EM BL =164.3 EM PJ =123.5 LE =0 ER =164.3-(123.5+0)=40 方法論 006における排出削減量は 1)[0 t<1 年 ] の場合 EM BL =264.6 EM PJ =165.0 ER =264.6-(165.0+0)=99 13

2)[1 年 t<2.5 年 ] の場合 EM BL =213.0 EM PJ =132.8 ER =213.0-(132.8+0)=80 3)[2.5 年 t] の場合 EM BL =161.4 EM PJ =100.6 ER =161.4-(100.6+0)=60 参考 : 全電源炭素排出係数を用いて計算した結果 EM BL =161.4 EM PJ =100.6 LE =0 ER =161.4-(100.6+0)=60 6.8 追加性に関する情報 6.8.1 基本的情報 排出削減事業の実施は 法的な要請に基づくものか? はい いいえ 設備更新を行わなかった場合 既存設備は継続して利用できるか? 利用できる 利用できない 6.8.3 投資回収に関する情報 投資回収年数 3.2 6.8.4 その他の障壁に関する情報 14

7 モニタリング方法の詳細 7.1 モニタリング対象 項目 定義 単位 排出削減量算定時記録データ記録方法データモニタリング方法に使用した値頻度 ( 電子媒体 紙媒保管期限 方法論 022 E LPJ022 事業実施後の冷凍機電力 kwh/ 年 368,104 電力計による計測 年 1 回 電子媒体 5 年 使用量 ε BL 方法論 022 カタログ値に基づいた計算更新前の冷蔵 冷凍設備 - COP:2.33 の効率値 年 1 回 紙媒体 5 年 ε PJ 方法論 022 カタログ値に基づいた計算更新後の冷蔵 冷凍設備 - COP:3.10 の効率値 年 1 回 紙媒体 5 年 R BL006 方法論 006 ショーケース :16.377 事業実施前の電力使用量 kw の原単位店舗 :67.029 カタログ値 年 1 回 紙媒体 5 年 R PJ006 方法論 006 ショーケース : カタロク 値ショーケース :10.799 事業実施後の電力使用量 kw 店舗 : カタロク 値 調光率 調の原単位店舗 :41.232 光時間の1 日積算値 年 1 回 紙媒体 5 年 備考 方法論 006 ショーケース :5,475 T PJ h/ 年 1 日の営業時間 営業日数事業実施後の活動量年 1 回紙媒体 5 年店舗 :5,840 CF electricity,t 電力の炭素排出係数 tc/kwh 0.0000915 デフォルト値 7.2 モニタリング対象のQA/QC 項目方法論 022: 事業実施後の冷凍機電力使用量方法論 006: 事業実施後の活動量電力の炭素排出係数 QA/QC 手順 1 年に1 度 電力計よりデータ収集を行い 電子媒体で保管 ( 管理者 ) 調光装置の設定値確認と営業時間の確認を行う( 管理者 ) 国内クレジット制度のホームページにて使用数値の確認を行う( 管理者 ) 15