平成 29 年度 特別養護老人ホームの入所状況に関する調査 平成 30 年 3 月独立行政法人福祉医療機構経営サポートセンターリサーチグループ

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1 調査の概要 対象特別養護老人ホーム 3,533 施設 回答数 1,250 有効回答数 1,241 有効回答率 35.1% 実施期間 平成 29 年 10 月 16 日 ( 月 )~ 平成 29 年 11 月 8 日 ( 水 ) 方法 Web アンケート また 社会福祉法人が特養以外に実施してい

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事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

特別養護老人ホーム 優雅 社会福祉法人 桜寿会 ( 特別養護老人ホーム優雅 ) 福島県南会津郡南会津町田島字北下原 111 番 TEL: FAX: ( 郡山オフィス ) 福島県郡山市菜根一丁目 22 番 10 号 T

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2 居宅サービス事業所の状況

各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

PowerPoint プレゼンテーション

届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

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表 1 高齢者虐待の判断件数 相談通報件数 ( 平成 26 年度対比 ) 養介護施設従事者等 ( 1) によるもの虐待判断件数相談 通報件数 ( 3) ( 4) 養護者 ( 2) によるもの虐待判断件数相談 通報件数 ( 3) ( 4) 27 年度 408 件 1,640 件 15,976 件 26

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計画の今後の方向性

1.2 設置形態一般型のうち単独で設置している施設 ( 以下 単独型 という ) は 22.8% 他の事業と併設している施設 ( 以下 併設型 という ) は 77.2% であった 認知症対応型のうち単独型は 23.1% 併設型は 76.9% であった 1.3 事業規模 2 一般型のうち小規模型施設

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

Microsoft Word - 2_調査結果概要(訂正後)

2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

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総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

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地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

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Microsoft PowerPoint - 05短時間の身体介護 調査結果概要((5)短時間の身体介護)0320

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

(2) 医療処置の状況 医療処置の状況で あてはまるものはない は 特養入所待機者が約 6 割 施設入所者が 7 割近くとなっている 医療処置が必要な場合は 褥瘡 ( 床ずれ ) の処置 ( 特養入所待機者 % 施設入所者 %) 胃ろう 経管栄養 ( 特養入所待機者 % 施設入所者 %) が挙げられ

サービス提供体制強化加算に関する届出書 [ 定期巡回 随時対応型訪問介護看護事業所 ] 1 事業所名 平成年月日 2 異動区分 1 新規 2 変更 3 終了 3 届出項目 1 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ イ ) 2 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ ロ ) 4 研修等に関 1 する状況 3 サービ

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介護度 1 か月 (30 日 ) あたりの施設利用料グループホームかじかの里平成 28 年 5 月 1 日現在 負担割合 介護サービス利用料加算料金居室料食費光熱水費合計 要介護 1 1 割 2 割 22,770 45,540 2,475 4,949 37,500 30,000 11,

Microsoft Word - 04 Ⅳ章 doc

スライド 1

という ) は 282 件 (29.7%) 同加算を算定し ていない施設 ( 以下 従来型 という ) は 496 施設 (52.2%) であった また 在宅強化型老 健 ( 以下 在宅強化型 という ) は 137 件 (14.4%) 介護療養型老健 ( 以下 療養型 は 35 件 (3.7%)

【最終版】医療経営学会議配付資料 pptx

同一建物に居住する利用者の減算 特別地域加算 前年度の 1 月あたりの平均実利用者数の分かる書類 ( 地域に関する状況 ) 1 訪問看護ステーション ( 規模に関する状況 ) 前年度の 1 月あたりの平均延訪問回数の分かる書類 13 訪問看護 2 病院又は診療所 3 定期巡回 随時対応サービス連携

( 図表 1) 平成 28 年度医療法人の事業収益の分布 ( 図表 2) 平成 28 年度医療法人の従事者数の分布 25.4% 27.3% 15.8% 11.2% 5.9% n=961 n=961 n= % 18.6% 18.5% 18.9% 14.4% 11.6% 8.1% 資料出所

都市部の高齢化対策に関する検討会資料

訪問リハビリテーションに関する調査の概要

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スカイラ サービス付き高齢者向け住宅料金表 部屋タイプ 月額 内訳 料金 家賃 45,000 円 A タイプ (18m2) 138,000 円 食事 ( 1,6 0 0 円 / 日 ) 48,000 円共益費 35,000 円 サービス費 10,000 円 家賃 65,000 円 B タイプ (20

Ⅰ 調査目的 日本では人口の少子高齢化が急速に進んでいるため 介護サービスの需要は増加の一途をたどっている 介護保険制度が成立して以後 介護サービスを供給する企業も急増してきた しかし 2015 年 4 月の介護報酬改定で基本報酬が引き下げられたり 人手不足が続いていたりと 介護事業者を取り巻く経営

正誤表

改定事項 基本報酬 1 入居者の医療ニーズへの対応 2 生活機能向上連携加算の創設 3 機能訓練指導員の確保の促進 4 若年性認知症入居者受入加算の創設 5 口腔衛生管理の充実 6 栄養改善の取組の推進 7 短期利用特定施設入居者生活介護の利用者数の上限の見直し 8 身体的拘束等の適正化 9 運営推

1.2 回答者の属性回答病院の設置主体は医療法人が 81.7% 社会福祉法人が 7.4% 社会医療法人が 5.7% であった ( 図表 1) ( 図表 1) 設置主体 5.7% 4.6% 0.6% n=175 医療法人 7.4% 社会福祉法人 ( 図表 3) 療養病床割合 ( 対総病床数 ) n=1

体制届の主な項目と添付書類 居宅サービス 別途 資料の提出をお願いすることがあります サービスの種類 体制届の主な項目 別紙 添付書類 その他の添付書類 備考 施設等の区分 ( 通院等乗降介助 ) - 道路運送法の許可証 - 日中の身体介護 20 分未満体制 別紙 15 定期巡回 随時対応サービスに

在宅生活への円滑な移行に向けて

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第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

確認用答弁書(一般質問)

北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

サービス付き高齢者向け住宅の登録制度の概要 バリアフリー化や居住者への生活支援の実施等の基準を満たす住宅について都道府県等が登録を実施 サービス付き高齢者向け住宅の登録制度は 高齢者の居住の安定確保に関する法律 ( 高齢者住まい法 ) の改正により 平成 23 年 10 月に創設 料金やサービス内容


予定 地域密着型通所介護 に関する Q&A 通所介護事業所のうち 小規模な通所介護事業 ( 利用定員が 18 人以下の予定 ) については 平成 28 年 4 月 1 日から 地域密着型通所介護 として地域密着型サービスに移行することになりました つきましては その取扱いについてまとめましたので参考

平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

京都市介護老人福祉施設入所指針 Q&A( 特例入所関連 平成 27 年 2 月 ) 1 制度変更の概要について Q1 なぜ, 特養の入所対象者が原則として要介護 3 以上の高齢者に限定されるのか A 特別養護老人ホームについては, 限られた資源の中で, より入所の必要性が高い方々 が入所しやすくなる

法人等が当該都道府県内で実施する介護サービス 介護サービスの種類か所数主な事業所等の名称 所在地 < 居宅サービス > 訪問介護 訪問入浴介護 訪問看護 訪問リハビリテーション 居宅療養管理指導 通所介護 通所リハビリテーション 短期入所生活介護 短期入所療養介護 特定施設入居者生活介護 福祉用具貸

月額報酬対象サービス月途中の事由 区分変更( 要介護 1~ 要介護 5の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 小規模多機能型居宅介護介護予防小規模多機能型居宅介護複合型サービス ( 看護小規模多機能型居宅介護 ) 区分変更( 要介護 要支援 ) サービス事業所の変更( 同一サービス種類のみ ) 事業( 指定

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07体制届留意事項(就労継続支援A型)

居宅介護支援事業者向け説明会


Microsoft Word - 3

06 参考資料1 平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

平成21年度 介護サービス事業者における事故発生状況

加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

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居宅介護支援 共通事項 記入年月日 記入年月日を記載すること 記入者名 省令第 140 条の 51 第 2 号に規定する調査客体を代表する者の名称 ( 以下 記入者 という ) を記載すること 所属 職名 記入者の所属部署の名称及びその職名について 記載すること 1. 事業所を運営する法人等に関する

4 介護支援専門員証の有効期間を更新するためには 所定の研修の受講が必要です 更新のために必要な研修を受講された人は研修を受講後 有効期間満了の 1 か月前までに様式第 4 号 介護支援専門員証有効期間更新交付申請書 を提出手数料として 香川県証紙 4,200 円分が必要 有効期間満了日までの 5

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

別表 有料老人ホームの類型及び表示事項 類型介護付有料老人ホーム ( 一般型特定施設入居者生活介護 ) 介護付有料老人ホーム ( 外部サービス利用型特定施設入居者生活介護 ) 住宅型有料老人ホーム ( 注 ) 健康型有料老人ホーム ( 注 ) 類型の説明介護等のサービスが付いた高齢者向けの居住施設で

はじめに

資 _ 図表 37-1 人口動態 二次医療圏市区町村人口 人口密度 2025 年総人口 2040 年総人口 年総人口増減率 年総人口増減率 2015 年 人口 2025 年 人口 2040 年 人口 年 人口増減率 年 人口増減率 全国

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Microsoft Word - 24年度HP事業報告書.doc

Microsoft Word - 調査結果

12. 短期入所生活介護 107

8_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用について

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第1回 障害者グループホームと医療との連携体制構築のための検討会

Ⅰ-9_(資料9)_月額包括報酬の日割り請求にかかる適用_

意見を表示したものの全文 有料老人ホーム等の入居者が利用する訪問介護に係る介護給付費の算定について ( 平成 29 年 10 月 19 日付け厚生労働大臣宛て ) 標記について 会計検査院法第 36 条の規定により 下記のとおり意見を表示する 1 制度の概要 (1) 有料老人ホーム等の概要 記 貴省

( 別紙 1-1) 介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 ( 居宅サービス 施設サービス 居宅介護支援 ) 法人 ( 開設者 ) 名事業所名事業所番号 提供サービス 施設等の区分 人員配置区分 その他該当する体制等 割引 各サービス共通 地域区分 1 1 級地 6 2 級地 7 3 級地 2 4 級

大阪府特別養護老人ホーム入所指針

Ⅱ 各論第 2 章 各 論 第 2 章 介護と医療 関係機関の連携 第 1 節 介護と医療 関係機関の連携 1 連携のための関係機関のネットワークづくり 現状 課題 平成 19 年度に内閣府が公表した 高齢者の健康に関する意識調査 によると 多くの高齢者が要介護状態になっても 可能な限り住み慣れた地

平成30年度介護報酬改定における各サービス毎の改定事項について

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第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

14 訪問リハビリテーション 31 居宅療養管理指導 15 通所介護 1 病院又は診療所 2 介護老人保健施設 3 介護医療院 4 通常規模型事業所 6 大規模型事業所 (Ⅰ) 7 大規模型事業所 (Ⅱ) 特別地域加算 中山間地域等における小規模事業所加算 ( 地域に関する状況 ) 中山間地域等にお

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平成 29 年度 特別養護老人ホームの入所状況に関する調査 平成 30 年 3 月独立行政法人福祉医療機構経営サポートセンターリサーチグループ

平成 29 年度特別養護老人ホームの入所状況に関する調査の概要 目的特別養護老人ホームについて 地域別の入所者数や待機者の変動状況 入所者の受入れ体制や空床防止のための取組み状況等を把握することで 入所利用率の維持と安定的な経営に資する情報を提供する アンケートの対象および回収状況 対 象 :3,533 施設 回答数 :1,250 有効回答数 :1,241 有効回答率 :35.1% 実施期間 平成 29 年 10 月 16 日 ( 月 )~ 平成 29 年 11 月 8 日 ( 水 ) 方法 Web アンケート 結果の概要 入所状況をみると ここ 1 年間で利用率が低下したとする施設は約 2 割であった 低下した理由として他施設との競合の激化を挙げた施設が約 3 割あった 入所経路は本人または家族が自ら申し込むケースがもっとも多く約 8 割であった 待機状況をみると 1 施設当たりの平均待機者は 117.3 人 定員 1 名当たりの待機者は 1.75 人であったが ここ 1 年間で待機者が減少したとする施設は 48.8% と約半数を占めた 待機者が減少した理由としては 他施設との競合の激化 要介護 2 以下の入所制限をあげる施設が多く 全体の約 8 割を占めた 入所者受入れのための取組みでは 地域との関係づくりや PR を目的とし ホームページで法人 施設の概要やケアの内容等の基本情報を公開している施設が多くみられた 待機者の減少により入所者の受入れに苦戦する一方 医療的ケアや認知症への対応が困難であることを理由に 入所を打診できないでいる施設が約 4 割あった 受入れ体制を強化するための取組みとしては 研修等を通じた職員のスキルアップや申込者のこまめな状況把握を挙げた施設が多く 今後特別養護老人ホームに求められる役割を踏まえると こうした取組みはさらに重要となるだろう 入所者受入れのための取組みや施設の受入れ体制強化により利用率を維持し 経営基盤を盤石なものにしていくことが肝要であるといえる 1

1 施設の概要 1.1 開設経過年数 (n=1,241) 5 年未満 210 16.9% 5 年以上 10 年未満 168 13.5% 10 年以上 15 年未満 226 18.2% 15 年以上 20 年未満 203 16.4% 20 年以上 30 年未満 214 17.2% 30 年以上 220 17.7% 注 1: とは サンプル法人全体に占めるを指す ( 以下同じ ) 注 2: 数値は四捨五入しているため 内訳の合計が合わない場合がある ( 以下同じ ) 1.2 施設タイプ (n=1,241) 広域型 1,016 81.9% 地域密着型 223 18.0% サテライト型 2 0.2% 1.3 居室タイプ (n=1,241) 従来型 564 45.4% 個室ユニット型 583 47.0% 一部個室ユニット型 94 7.6% 1.4 法人が実施している事業 ( 複数回答 )(n=1,241) ショートステイ 1151 92.7% デイサービス 984 79.3% 居宅介護支援事業所 928 74.8% 訪問介護事業 464 37.4% 認知症高齢者グループホーム 371 29.9% 地域包括支援センター 298 24.0% ケアハウス 280 22.6% 小規模多機能型居宅介護事業 231 18.6% 介護老人保健施設 106 8.5% 有料老人ホーム 77 6.2% サービス付き高齢者向け住宅 75 6.0% 病院 42 3.4% その他社会福祉施設 357 28.8% その他医療施設 50 4.0% 注 : 法人が実施している事業 とは 特別養護老人ホーム以外に当該法人が実施しているものを指す 1.5 定員数 (n=1,241) 30 人未満 224 18.0% 30 人以上 50 人未満 67 5.4% 50 人以上 100 人未満 734 59.1% 100 人以上 216 17.4% 2

2 施設の入所 待機状況 2.1 平成 29 年 10 月 1 日時点の利用率 (n=1,241) 50% 未満 3 0.2% 50% 以上 80% 未満 28 2.3% 80% 以上 90% 未満 314 25.3% 90% 以上 95% 未満 119 9.6% 95% 以上 98% 未満 347 28.0% 98% 以上 430 34.6% 2.2 1 年前 ( 平成 28 年 10 月 1 日時点 ) と比較した利用率の変化 (n=1,241) 上昇した 218 17.6% 変わらない 763 61.5% 低下した 260 21.0% 2.2.2 利用率が上昇した理由として もっとも考えられるもの (n=218) 受入れ体制を強化し 待機者が入所につながったため 91 41.7% 地域の高齢者が増加し 入所ニーズが増加したため 39 17.9% 地域の高齢者は増加していないが 入所ニーズが増加したため 29 13.3% 他施設との競合状況が緩和したため 4 1.8% その他 55 25.2% 2.2.3 利用率が低下した理由として もっとも考えられるもの (n=260) 他施設との競合が激化したため 75 28.8% 要介護 2 以下が入所要件から外れたため 47 18.1% 受入れ体制が整わず 待機者の入所につながらなかったため 45 17.3% 地域の高齢者は減少していないが 入所ニーズが減少したため 17 6.5% 地域の高齢者が減少し 入所ニーズが減少したため 9 3.5% 定員数の拡充をしたため 2 0.8% その他 65 25.0% 2.3 待機者数 (n=1,241) 1 施設当たり定員 1 名当たり待機者に占める人数待機者数待機者数要介護 3 以上の 145,623 人 117.3 人 1.75 人 64.9% 3

2.4 待機者数の内訳 (n=1,241) 49 人以下 422 34.0% 50 人以上 99 人以下 318 25.6% 100 人以上 149 人以下 212 17.1% 150 人以上 199 人以下 115 9.3% 200 人以上 174 14.0% 2.5 入所申込みの受付窓口 (n=1,241) 施設で受付け 1,182 95.2% 自治体で受付け 39 3.1% 自治体 施設どちらも 20 1.6% 2.6 待機者の受入れができない理由 ( 複数回答 )(n=501) 入所候補者の回答を待っているため 277 55.3% 待機者の医療ニーズ等 個々の状態に応える体制がないため 121 24.2% 引っ越し等の手続きを待っているため 107 21.4% 入所候補者の性別に合う居室が空いていないため 51 10.2% 運営基準上の職員数は満たしているが 施設独自の職員配置基準を満たしていないため 50 10.0% 運営基準上の職員数を満たしていないため 13 2.6% その他 123 24.6% 注 : 平成 29 年 10 月 1 日時点の入所者数が定員数を下回っている施設 (501 施設 ) を対象 2.7 1 年前 ( 平成 28 年 10 月 1 日時点 ) と比較した待機者数の変化 (n=1,241) 増加した 217 17.5% 変わらない 419 33.8% 減少した 605 48.8% 2.7.2 待機者数が増加した理由として もっとも考えられるもの (n=217) 地域の高齢者が増加し 入所ニーズが増加したため 106 48.8% 地域の高齢者は増加していないが 入所ニーズが増加したため 78 35.9% 他施設との競合状況が緩和したため 3 1.4% その他 30 13.8% 4

2.7.3 待機者数が減少した理由として もっとも考えられるもの (n=605) 他施設との競合が激化したため 257 42.5% 要介護 2 以下が入所要件から外れたため 227 37.5% 地域の高齢者は減少していないが 入所ニーズが減少したため 48 7.9% 地域の高齢者が減少し 入所ニーズが減少したため 25 4.1% その他 48 7.9% 2.8 特段の取組みを行わなくても 入所申込みが来る状況か (n=1,241) はい 649 52.3% いいえ 592 47.7% 3 入所者の状況 3.1 新規入所者の入所前の居住場所 ( 定員 100 名当たりの人数 )(n=1,241) 施設の所在する市区町村内 施設の所在する市区町村外 ( 同一都道府県 ) 施設の所在する都道府県外 うちうちうちうち 法人内法人内法人内法人内 家庭 10.5-1.3-0.2-12.0 - ケアハウス 0.3 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.2 認知症高齢者グループホーム 1.0 0.3 0.1 0.0 0.0 0.0 1.2 0.3 他の特別養護老人ホーム 0.3 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 0.4 0.1 有料老人ホーム 1.0 0.0 0.2 0.0 0.1 0.0 1.2 0.0 サービス付き高齢者向け住宅 0.5 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 介護老人保健施設 5.2 0.4 1.2 0.1 0.2 0.0 6.6 0.5 病院 5.5 0.2 1.4 0.0 0.2 0.0 7.1 0.3 その他 1.3 0.6 0.2 0.0 0.0 0.0 1.5 0.7 計 25.6 1.9 4.7 0.2 0.7 0.0 30.9 2.1 3.2 新規入所者の入所前の居住場所 ( 上位 3 つ )( 複数回答 )(n=1,241) 家庭 1,144 92.2% 病院 971 78.2% 介護老人保健施設 936 75.4% 認知症高齢者グループホーム 258 20.8% 有料老人ホーム 247 19.9% サービス付き高齢者向け住宅 125 10.1% 他の特別養護老人ホーム 99 8.0% ケアハウス 71 5.7% その他 216 17.4% 注 : 同率 1 位 2 位 3 位を含む 計 5

3.3 各居住場所からの入所状況 (n=1,241) 家庭 特養入所の理由 ( 複数回答 )(n=1,144) 介護者がいない 631 55.2% 介護者はいるが 障害 病気等の理由により 十分な介護が困難 623 54.5% 認知症や知的障害 精神障害等により居宅での生活が困難 485 42.4% 家族等による深刻な虐待が見られ 心身の安全の確保が困難 26 2.3% その他 655 57.3% 特養入所の理由のうち もっとも入所者数が多いもの (n=1,144) 介護者がいない 251 21.9% 介護者はいるが 障害 病気等の理由により 十分な介護が困難 581 50.8% 認知症や知的障害 精神障害等により居宅での生活が困難 293 25.6% 家族等による深刻な虐待が見られ 心身の安全の確保が困難 2 0.2% その他 17 1.5% 入所直前まで利用していたサービス ( 複数回答 )(n=1,144) ショートステイ 1,085 94.8% デイサービス 890 77.8% 小規模多機能型居宅介護事業 208 18.2% 訪問介護事業 617 53.9% 訪問看護事業 275 24.0% その他 50 4.4% とくになし 15 1.3% ケアハウス 特養入所の理由 ( 複数回答 )(n=71) 要介護度が上昇し 入所前の居住場所での生活が困難 62 87.3% 認知症や知的障害 精神障害等により入所前の居住場所での生活が困難 33 46.5% 特別養護老人ホームの入所待ちとして入所前の居住場所に入所したが 特別養護老人ホームに空き 14 19.7% が出たため その他 1 1.4% 6

特養入所の理由のうち もっとも入所者数が多いもの (n=71) 要介護度が上昇し 入所前の居住場所での生活が困難 48 67.6% 認知症や知的障害 精神障害等により入所前の居住場所での生活が困難 16 22.5% 特別養護老人ホームの入所待ちとして入所前の居住場所に入所したが 特別養護老人ホームに空き 6 8.5% が出たため その他 1 1.4% 認知症高齢者グループホーム 特養入所の理由 ( 複数回答 )(n=258) 要介護度が上昇し 入所前の居住場所での生活が困難 187 72.5% 認知症や知的障害 精神障害等により入所前の居住場所での生活が困難 55 21.3% 特別養護老人ホームの入所待ちとして入所前の居住場所に入所したが 特別養護老人ホームに空き 136 52.7% が出たため その他 14 5.4% 特養入所の理由のうち もっとも入所者数が多いもの (n=258) 要介護度が上昇し 入所前の居住場所での生活が困難 145 56.2% 認知症や知的障害 精神障害等により入所前の居住場所での生活が困難 16 6.2% 特別養護老人ホームの入所待ちとして入所前の居住場所に入所したが 特別養護老人ホームに空き 88 34.1% が出たため その他 9 3.5% 他の特別養護老人ホーム 特養入所の理由 ( 複数回答 )(n=99) 要介護度が上昇し 入所前の居住場所での生活が困難 16 16.2% 認知症や知的障害 精神障害等により入所前の居住場所での生活が困難 8 8.1% 特別養護老人ホームの入所待ちとして入所前の居住場所に入所したが 特別養護老人ホームに空き 50 50.5% が出たため その他 42 42.4% 7

特養入所の理由のうち もっとも入所者数が多いもの (n=99) 要介護度が上昇し 入所前の居住場所での生活が困難 11 11.1% 認知症や知的障害 精神障害等により入所前の居住場所での生活が困難 5 5.1% 特別養護老人ホームの入所待ちとして入所前の居住場所に入所したが 特別養護老人ホームに空き 44 44.4% が出たため その他 39 39.4% 有料老人ホーム 特養入所の理由 ( 複数回答 )(n=247) 要介護度が上昇し 入所前の居住場所での生活が困難 103 41.7% 認知症や知的障害 精神障害等により入所前の居住場所での生活が困難 57 23.1% 特別養護老人ホームの入所待ちとして入所前の居住場所に入所したが 特別養護老人ホームに空き 199 80.6% が出たため その他 36 14.6% 特養入所の理由のうち もっとも入所者数が多いもの (n=247) 要介護度が上昇し 入所前の居住場所での生活が困難 48 19.4% 認知症や知的障害 精神障害等により入所前の居住場所での生活が困難 15 6.1% 特別養護老人ホームの入所待ちとして入所前の居住場所に入所したが 特別養護老人ホームに空き 159 64.4% が出たため その他 25 10.1% 入所直前まで利用していたサービス ( 複数回答 )(n=247) ショートステイ 70 28.3% デイサービス 125 50.6% 小規模多機能型居宅介護事業 15 6.1% 訪問介護事業 85 34.4% 訪問看護事業 34 13.8% その他 8 3.2% とくになし 75 30.4% 8

サービス付き高齢者向け住宅 特養入所の理由 ( 複数回答 )(n=125) 要介護度が上昇し 入所前の居住場所での生活が困難 65 52.0% 認知症や知的障害 精神障害等により入所前の居住場所での生活が困難 35 28.0% 特別養護老人ホームの入所待ちとして入所前の居住場所に入所したが 特別養護老人ホームに空き 76 60.8% が出たため その他 11 8.8% 特養入所の理由のうち もっとも入所者数が多いもの (n=125) 要介護度が上昇し 入所前の居住場所での生活が困難 45 36.0% 認知症や知的障害 精神障害等により入所前の居住場所での生活が困難 13 10.4% 特別養護老人ホームの入所待ちとして入所前の居住場所に入所したが 特別養護老人ホームに空き 61 48.8% が出たため その他 6 4.8% 入所直前まで利用していたサービス ( 複数回答 )(n=125) ショートステイ 35 28.0% デイサービス 79 63.2% 小規模多機能型居宅介護事業 8 6.4% 訪問介護事業 64 51.2% 訪問看護事業 24 19.2% その他 4 3.2% とくになし 16 12.8% 介護老人保健施設 特養入所の理由 ( 複数回答 )(n=936) 退所後 介護者がいないため居宅での生活が困難 631 67.4% 退所後 介護者はいるが 障害 病気等の理由により 十分な介護が困難 623 66.6% 退所後 認知症や知的障害 精神障害等により 居宅での生活が困難 485 51.8% 家族等による深刻な虐待が見られ 退所後の心身の安全の確保が困難 26 2.8% 特別養護老人ホームの入所待ちとして介護老人保健施設で生活していたが 特別養護老人ホームに 655 70.0% 空きが出たため その他 21 2.2% 9

特養入所の理由のうち もっとも入所者数が多いもの (n=936) 退所後 介護者がいないため居宅での生活が困難 218 23.3% 退所後 介護者はいるが 障害 病気等の理由により 十分な介護が困難 236 25.2% 退所後 認知症や知的障害 精神障害等により 居宅での生活が困難 98 10.5% 家族等による深刻な虐待が見られ 退所後の心身の安全の確保が困難 0 0.0% 特別養護老人ホームの入所待ちとして介護老人保健施設で生活していたが 特別養護老人ホームに 374 40.0% 空きが出たため その他 10 1.1% 病院 特養入所の理由 ( 複数回答 )(n=971) 退院後 介護者がいないため居宅での生活が困難 730 75.2% 退院後 介護者はいるが 障害 病気等の理由により 十分な介護が困難 754 77.7% 退院後 認知症や知的障害 精神障害等により居宅での生活が困難 620 63.9% 家族等による深刻な虐待が見られ 退院後の心身の安全の確保が困難 39 4.0% その他 28 2.9% 特養入所の理由のうち もっとも入所者数が多いもの (n=971) 退院後 介護者がいないため居宅での生活が困難 340 35.0% 退院後 介護者はいるが 障害 病気等の理由により 十分な介護が困難 428 44.1% 退院後 認知症や知的障害 精神障害等により居宅での生活が困難 186 19.2% 家族等による深刻な虐待が見られ 退院後の心身の安全の確保が困難 1 0.1% その他 16 1.6% 入所直前まで利用していたサービス ( 複数回答 )(n=971) ショートステイ 542 55.8% デイサービス 414 42.6% 小規模多機能型居宅介護事業 84 8.7% 訪問介護事業 272 28.0% 訪問看護事業 137 14.1% その他 51 5.3% とくになし 349 35.9% 10

入所までに連絡をとった病院内の部門 組織 ( 複数回答 )(n=971) MSW 611 62.9% 地域連携推進室等退院支援部門 609 62.7% 病棟看護師 353 36.4% 担当看護師 242 24.9% 退院調整看護師 167 17.2% 担当医師 152 15.7% 事務部 管理部 30 3.1% その他 13 1.3% 3.4 申込みの中で一番実績が多かったもの (n=1,241) 本人 家族が自ら申込み 1,023 82.4% 入所前の居住場所 ( 家庭以外 ) からの紹介 すすめによる申込み 103 8.3% 第三者 ( 本人 家族 入所前の居住場所以外の施設 機関 ) からの紹介 すすめによる申込み 115 9.3% 3.4.2 本人 家族から申込み先として選ばれた理由 ( 上位 3 つ )( 複数回答 )(n=475) 本人の住み慣れた場所に近いため 332 69.9% 家族の居住地に近いため 315 66.3% 本人 家族がサービスの利用等でなじみがあったため 231 48.6% 空床があり比較的すぐに入所が可能であると思われたため 92 19.4% 料金が他施設と比較して安価なため 91 19.2% 地域での知名度 評判が高いため 66 13.9% 施設への交通アクセスが良いため 61 12.8% 普段かかっている医療機関との連携を行っているため 42 8.8% 看取りの体制が整っているため 33 6.9% 医療的ニーズに対応できるため 29 6.1% 施設イベント等への参加経験があったため 15 3.2% その他 11 2.3% 不明 8 1.7% 注 :2.8 で いいえ 3.4 で 本人 家族が自ら申込み と回答した施設 (475 施設 ) を対象 11

3.4.3 入所前の居住場所 ( 家庭以外 ) からの紹介 すすめが行われた理由 ( 複数回答 )(n=52) 本人の住み慣れた場所に近いため 44 84.6% 本人 家族から貴施設への入所希望があったため 43 82.7% 家族の居住地に近いため 38 73.1% 同法人 グループ法人の施設のため 19 36.5% 料金が他施設と比較して安価なため 16 30.8% 普段より連絡等を行っており 馴染みの関係であったため 16 30.8% 空床があり 比較的すぐに入所が可能であると思われたため 13 25.0% 本人の医療的ニーズに対応できるため 11 21.2% 地域での知名度 評判が高いため 8 15.4% 注 :2.8 で いいえ 3.4 で 入所前の居住場所 ( 家庭以外 ) からの紹介 すすめによる申込み と回答した施設 (52 施設 ) を対象 3.4.4 入所前の居住場所 ( 家庭以外 ) からの紹介につなげるため 入所前の居住場所と行っている連絡等 ( 複数回答 )(n=52) 入所候補者のケース情報の共有 特養の空床情報の共有 電話 メール FAX による情報交換 37 71.2% 各種会議での情報交換 16 30.8% 訪問による情報共有 21 40.4% 電話 メール FAX による情報交換 28 53.8% 各種会議での情報交換 16 30.8% 訪問による情報共有 15 28.8% 入所資料の配布 29 55.8% とくになし 0 0.0% 注 :2.8 で いいえ 3.4 で 入所前の居住場所 ( 家庭以外 ) からの紹介 すすめによる申込み と回答した施設 (52 施設 ) を対象 3.4.5 3.4.4 のうち 効果のあるもの ( 複数回答 )(n=52) 入所候補者のケース情報の共有 特養の空床情報の共有 電話 メール FAX による情報交換 34 65.4% 各種会議での情報交換 10 19.2% 訪問による情報共有 17 32.7% 電話 メール FAX による情報交換 26 50.0% 各種会議での情報交換 10 19.2% 訪問による情報共有 10 19.2% 入所資料の配布 19 36.5% とくになし 1 1.9% 注 :2.8 で いいえ 3.4 で 入所前の居住場所 ( 家庭以外 ) からの紹介 すすめによる申込み と回答した施設 (52 施設 ) を対象 12

3.4.6 第三者 ( 本人 家族 入所前の居住場所以外の施設 機関 ) からの紹介 すすめが行われた際の 紹介元の機関等 ( 複数回答 )(n=65) 法人内 法人外 ショートステイ 27 41.5% デイサービス 11 16.9% 小規模多機能型居宅介護事業所 8 12.3% 訪問介護事業所 3 4.6% ケアハウス 6 9.2% 認知症高齢者グループホーム 8 12.3% 他特別養護老人ホーム 1 1.5% 有料老人ホーム 2 3.1% サービス付き高齢者向け住宅 0 0.0% 介護老人保健施設 7 10.8% 病院 2 3.1% 診療所 0 0.0% 地域包括支援センター 0 0.0% 居宅介護支援事業所 35 53.8% その他 2 3.1% 市区町村 10 15.4% ショートステイ 10 15.4% デイサービス 3 4.6% 小規模多機能型居宅介護事業所 6 9.2% 訪問介護事業所 7 10.8% ケアハウス 2 3.1% 認知症高齢者グループホーム 8 12.3% 他特別養護老人ホーム 4 6.2% 有料老人ホーム 6 9.2% サービス付き高齢者向け住宅 3 4.6% 介護老人保健施設 29 44.6% 病院 40 61.5% 診療所 2 3.1% 社会福祉協議会 3 4.6% 地域包括支援センター 9 13.8% 居宅介護支援事業所 51 78.5% 介護支援専門員 27 41.5% 民生委員 1 1.5% 町内会 自治会 0 0.0% 近隣住民 3 4.6% その他 1 1.5% 注 :2.8 で いいえ 3.4 で 第三者 ( 本人 家族 入所前の居住場所以外の施設 機関 ) からの紹介 すすめによる申込み と回答した施設 (65 施設 ) を対象 13

3.4.7 第三者 ( 本人 家族 入所前の居住場所以外の施設 機関 ) からの紹介 すすめが行われた理由 ( 複数回答 )(n=65) 本人の住み慣れた場所に近いため 54 83.1% 本人 家族から貴施設への入所希望があったため 49 75.4% 本人の家族の居住地に近いため 43 66.2% 普段より連絡等を行っており 馴染みの関係であったため 22 33.8% 同法人 グループ法人の施設のため 19 29.2% 空床があり 比較的すぐに入所が可能であると思われたため 16 24.6% 料金が他施設と比較して安価なため 13 20.0% 本人の医療的ニーズに対応できるため 12 18.5% 地域での知名度 評判が高いため 11 16.9% その他 3 4.6% 注 :2.8 で いいえ 3.4 で 第三者 ( 本人 家族 入所前の居住場所以外の施設 機関 ) からの紹介 すすめによる申込み と回答した施設 (65 施設 ) を対象 3.4.8 第三者 ( 本人 家族 入所前の居住場所以外の施設 機関 ) からの紹介につなげるために 入所前の居住場所と行っている連絡等 ( 複数回答 )(n=65) 入所候補者のケース情報の共有 特養の空床情報の共有 電話 メール FAX による情報交換 46 70.8% 各種会議での情報交換 21 32.3% 訪問による情報共有 30 46.2% 電話 メール FAX による情報交換 38 58.5% 各種会議での情報交換 14 21.5% 訪問による情報共有 13 20.0% 入所資料の配布 33 50.8% その他 2 3.1% とくになし 2 3.1% 注 :2.8 で いいえ 3.4 で 第三者 ( 本人 家族 入所前の居住場所以外の施設 機関 ) からの紹介 すすめによる申込み と回答した施設 (65 施設 ) を対象 14

3.4.9 3.4.8 のうち 効果のあるもの ( 複数回答 )(n=65) 入所候補者のケース情報の共有 特養の空床情報の共有 電話 メール FAX による情報交換 41 63.1% 各種会議での情報交換 14 21.5% 訪問による情報共有 23 35.4% 電話 メール FAX による情報交換 36 55.4% 各種会議での情報交換 10 15.4% 訪問による情報共有 11 16.9% 入所資料の配布 21 32.3% とくになし 2 3.1% 注 :2.8 で いいえ 3.4 で 第三者 ( 本人 家族 入所前の居住場所以外の施設 機関 ) からの紹介 すすめによる申込み と回答した施設 (65 施設 ) を対象 4 施設 法人の PR 地域との関係づくり 4.1 施設 法人の PR 地域との関係づくりのために実施している内容( 複数回答 )(n=1,241) ホームページで情報公開 ちらし パンフレットの配布 雑誌 新聞等への広告掲載 基本情報 ( 法人 施設の概要 ケアの内容等 ) 1122 90.4% 申し込み方法 579 46.7% イベント情報 474 38.2% パンフレット 398 32.1% 空床状況 120 9.7% 基本情報 ( 法人 施設の概要 ケアの内容等 ) 738 59.5% イベント情報 323 26.0% 空床状況 70 5.6% 基本情報 ( 法人 施設の概要 ケアの内容等 ) 132 10.6% イベント情報 57 4.6% 空床状況 4 0.3% 施設イベントの開催 727 58.6% 地域イベントへの参加 617 49.7% 地域交流スペースの開設 462 37.2% 施設見学会の開催 333 26.8% 地域住民の居宅訪問 62 5.0% その他 108 8.7% とくになし 23 1.9% 15

4.1.2 4.1 のうち 入所者受け入れに効果があるもの ( 複数回答 )(n=1,241) ホームページで情報公開 ちらし パンフレットの配布 雑誌 新聞等への広告掲載 基本情報 ( 法人 施設の概要 ケアの内容等 ) 932 75.1% 申し込み方法 291 23.4% イベント情報 226 18.2% パンフレット 204 16.4% 空床状況 73 5.9% 基本情報 ( 法人 施設の概要 ケアの内容等 ) 626 50.4% イベント情報 210 16.9% 空床状況 48 3.9% 基本情報 ( 法人 施設の概要 ケアの内容等 ) 112 9.0% イベント情報 42 3.4% 空床状況 4 0.3% 施設イベントの開催 454 36.6% 地域イベントへの参加 307 24.7% 施設見学会の開催 259 20.9% 地域交流スペースの開設 224 18.0% 地域住民の居宅訪問 38 3.1% その他 61 4.9% とくになし 170 13.7% 4.2 入所者受け入れのため 地域住民に対してアピールしているポイント ( 抜粋 ) 地域交流スペースを無料で貸出している 地域との繋がりを重要視し 地域のイベント等に参加して交流を深めている 栄養面に配慮したバランスの取れた食事の提供 地産地消への取組み 医療的ケアが必要な入所者の受入れの拡充に努め 看取り介護体制を整えている 理学療法士が常勤にて勤務 リハビリを重視している 4.3 入所者受け入れのための施設 法人の PR 地域との関係づくりについて 今後 1 年以内に実施したい取組み ( 抜粋 ) 介護教室 認知症サポーター講座 地域防災訓練等の実施 施設見学会を実施し 施設での生活や支援体制を知ってもらう 庭園を整備して地域住民に開放し憩いの場となり入所者との交流の場とする 老人保健施設 居宅介護支援事業所への定期的な訪問 民生委員の会議や認知症カフェで行われている介護保険等学習会に参加し 地域との関係を構築 地域住民に有償ボランティアで施設に入ってもらい理解を図る 定期的に施設の広報誌を回覧 施設イベント等を SNS を使って情報提供 5 施設内で実施している取組み 5.1 過去 1 年間 ( 平成 28 年 10 月 1 日 ~ 平成 29 年 9 月 30 日 ) において 待機者に入所 を打診したケースの有無 (n=1,241) 1 施設当たり件数 定員 1 人当たり件数 あり 1,129 91.0% 27.36 0.41 なし 112 9.0% - - 16

5.1.2 過去 1 年間 ( 平成 28 年 10 月 1 日 ~ 平成 29 年 9 月 30 日 ) において 待機者に入 所を打診したが入所につながらなかったケースの有無 (n=1,129) 1 施設当たり件数 入所につながらなかった あり 833 73.8% 12.93 42.2% なし 296 26.2% - - 5.1.3 入所を打診したが入所につながらなかった理由 ( 複数回答 )(n=833) 他の特別養護老人ホームへすでに入所していた 591 70.9% 医療的ケアの必要性が高く 対応できなかった 419 50.3% 他の施設 ( 特別養護老人ホーム以外 ) へすでに入所していた 406 48.7% 死亡していた 387 46.5% 入院中であった 366 43.9% 在宅サービス利用により 在宅生活が可能であった 230 27.6% 本人が入所を拒否した 192 23.0% 要介護度が 2 以下になった 117 14.0% 認知症が悪化しており 対応できなかった 67 8.0% その他 105 12.6% 5.1.4 5.1.3 のうち もっとも多いもの (n=833) 他の特別養護老人ホームへすでに入所していた 297 35.7% 医療的ケアの必要性が高く 対応できなかった 121 14.5% 他の施設 ( 特別養護老人ホーム以外 ) へすでに入所していた 118 14.2% 在宅サービス利用により 在宅生活が可能であった 80 9.6% 死亡していた 63 7.6% 入院中であった 56 6.7% 本人が入所を拒否した 28 3.4% 要介護度が 2 以下になった 6 0.7% 認知症が悪化しており 対応できなかった 4 0.5% その他 60 7.2% 5.1.5 他の施設 ( 特別養護老人ホーム以外 ) へすでに入所していた場合のもっとも多い施設種別 (n=406) 介護老人保健施設 209 51.5% 有料老人ホーム 114 28.1% サービス付き高齢者向け住宅 35 8.6% 認知症高齢者グループホーム 29 7.1% その他 15 3.7% ケアハウス 4 1.0% 17

5.2 過去 1 年間 ( 平成 28 年 10 月 1 日 ~ 平成 29 年 9 月 30 日 ) において 待機者のうち 入所順位が高かったが 施設の受入れ体制を理由に入所を打診できなかったケースの有無 (n=1,241) 1 施設当たり件数 定員 1 人当たり件数 あり 487 39.2% 6.14 0.09 なし 754 60.8% - - 5.2.2 入所を打診できなかった理由 ( 複数回答 )(n=487) 医療的ケアの必要性が高く 対応できなかった 358 73.5% 認知症が悪化しており 対応できなかった 101 20.7% 性別に合った居室に空床がなかった 55 11.3% 上記 3 つ以外で 個々の状態に合わせた対応が難しかった 24 4.9% その他 230 47.2% 5.3 入所ニーズに応えるために施設で行っている体制強化 ( 複数回答 )(n=1,241) 研修等を通して 職員のスキルアップを図る 1,030 83.0% 申込者の状況をこまめに把握する 741 59.7% 退所発生を見越し 早めに申込み者に連絡する 655 52.8% 医療的ケアを行える職員数を増やす 418 33.7% 手厚いケアを行うために職員数を増やす 345 27.8% とくに実施していない 41 3.3% その他 39 3.1% 5.3.2 5.3 のうち 効果のあるもの ( 上位 3 つ )(n=1,241) 第 1 位 第 2 位 第 3 位 重み付け結果 研修等を通して 職員のスキルアップを図る 351 278 245 1,854 申込者の状況をこまめに把握する 266 258 123 1,437 退所発生を見越し 早めに申込み者に連絡する 299 198 87 1,380 医療的ケアを行える職員数を増やす 125 95 99 664 手厚いケアを行うために職員数を増やす 95 87 72 531 とくになし 72 57 104 434 その他 19 5 6 73 注 : 第 1 位 :3 点 第 2 位 :2 点 第 3 位 :1 点として算出 18

5.4 入所ニーズに応えるために施設で行っている体制強化について 今後 1 年以内に実施したいもの ( 抜粋 ) 認定特定行為業務従事者研修修了者の育成 職員向けに認知症ケアの研修を実施し 認知症のある入所者への支援を強化 24 時間シ - トを活用し 利用者個々の生活を把握 感染症対策 事故防止対策研修等をさらに充実し 支援体制を強化 月 1 回ターミナルケアの勉強会を開催し 職員一人一人が知識をもって看取り介護を実施 入所者の重度化による業務量の増と これに伴う入所者との関わりの減を改善すべく 業務全体の見直し 他の施設への見学や実習を実施し 見習ったり真似できる事柄を取り入れる 5.5 平成 29 年 10 月 1 日時点の入院による空床の有無 (n=1,241) 定員 1 人当たり平均空床数空床数 あり 854 68.8% 2.86 0.04 なし 387 31.2% - - 5.6 過去 1 年間 ( 平成 28 年 10 月 1 日 ~ 平成 29 年 9 月 30 日 ) における 様態悪化等による入院の有無 (n=1,241) 入所者 1 名 1 回あたり日数あり 1,212 97.7% 27.2 日 なし 29 2.3% - 5.7 入院による空床を防ぐため 実施している取組み ( 複数回答 )(n=1,241) 感染症 事故等を防ぐため 職員に対する研修等を行っている 1,060 85.4% 嘱託医とこまめに連携して 入所者の健康管理を行っている 992 79.9% 入所者への疾病感染を防ぐため 入所者以外 ( 職員 家族等 ) の健康管理を行っている 483 38.9% 看護師を手厚く配置し 入所者の健康管理を行っている 434 35.0% その他 87 7.0% 常勤医師を配置して 入所者の健康管理を行っている 50 4.0% とくに実施していない 35 2.8% 5.8 入所判定会議の開催頻度 時期 (n=1,241) 開催頻度 (1 ヶ月を 31 日とした場合 ) 定期的に実施 908 73.2% 61.3 日に 1 回 空床が発生した都度 256 20.6% - とくに決まっていない 77 6.2% - 19

6. 施設経営 6.1 施設の安定経営に必要と思われるもの ( 複数回答 )(n=1,241) 空床期間を発生させないようにする 1,051 84.7% 従事者確保 991 79.9% 入所申込み数の確保 797 64.2% 入所候補者の状況把握 714 57.5% 受入れ体制の強化 ( 医療ニーズへの対応等 ) 712 57.4% コスト削減 582 46.9% その他 51 4.1% とくになし 4 0.3% 6.1.2 6.1 のうち とくに必要だと思われるもの ( 上位 3 つ )(n=1,241) 第 1 位 第 2 位 第 3 位 重み付け結果 空床期間を発生させないようにする 429 291 195 2,064 従事者確保 399 241 187 1,866 入所申込み数の確保 218 183 138 1,158 受入れ体制の強化 ( 医療ニーズへの対応等 ) 99 187 201 872 入所候補者の状況把握 56 167 170 672 コスト削減 13 92 153 376 その他 23 9 7 94 注 : 第 1 位 :3 点 第 2 位 :2 点 第 3 位 :1 点として算出 6.2 今後の施設規模 ( 定員数 ) の変更についての考え (n=1,241) 施設規模 ( 定員数 ) の拡大を予定している 82 6.6% 施設規模 ( 定員数 ) の拡大を実施したいが できない 169 13.6% 施設規模 ( 定員数 ) の縮小を予定している 15 1.2% 施設規模 ( 定員数 ) の縮小を実施したいが できない 16 1.3% その他 50 4.0% とくになし 909 73.2% 6.2.2 6.2 の回答理由 ( 抜粋 ) 施設規模 ( 定員数 ) の拡大を予定している 地域のニーズが大きいため ロングショートステイ利用者が多いため 現在の定員数では 安定的な経営を継続するのに厳しさがあるため 立て替え時期に増床し 借入金返済原資をまかないたい 定員数の増加は難しい為 施設の増設を予定している 在宅生活が困難な方々に対して受け皿となるよう考えている 20

施設規模 ( 定員数 ) の拡大を実施したいが できない 介護職及び看護職員の確保が困難なため 土地の取得が困難なため 資金調達が困難なため 建設コストの上昇のため 施設規模を拡大し 借入金を返済していきたいが入所希望者や入所者が減少しているため 定員数を増やすことができない 地域密着型から広域型への転換が認められないため 自治体の要項上 施設開設から 1 年以上空けないと開設申込みができないため 施設規模 ( 定員数 ) の縮小を予定している 職員確保 入所希望者確保が困難なため 介護報酬のマイナス改定により 収入が減少しているため 申込者が減っているため 施設規模 ( 定員数 ) の縮小を実施したいが できない 職員不足であり規模縮小を検討するも 規模縮小では経営に影響するため 入所を希望する方がいるため 定員を維持して受け入れていきたいが 職員確保が困難な状況である 指定基準に満たなくなった場合定員縮小も考えなければならない 21

平成 29 年度 特別養護老人ホームの入所状況に関する調査 独立行政法人福祉医療機構経営サポートセンターリサーチグループ Tel:03-3438-9932 22