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名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

目次 ( )

Microsoft Word - 法第43条第2項第2号許可基準

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の同意の取扱い基準 平成 18 年 6 月 1 日東広島市建築審査会 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 43 条第 2 項第 2 号の規定により許可を行う場合, 次 に定める基準のいずれかに該当する建築物の敷地については, 建築審査会

日影許可諮問(熊野小学校)

資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

東京都建築安全条例(昭和二十五年東京都条例第八十九号)新旧対照表(抄)

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

(2) 届出内容の確認方法について 建築計画内容を確認するために 委員会でチェックしやすい届出の 様式を作成しておくと便利です チェックしやすい様式としてチェックシートがあります 建築協定で定めている建築物に関する基準の項目を一覧表にし 建築主や代理者が建築計画の内容を記入できるものにしましょう 数

条例解説6~11条

上野原市規則第××号

5-1から3許可・不許可

許可及び認定申請等

エ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計は 現に存する建築物又は現に建築の工事中の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影面積の合計を超えないこと オ建替え後の建築物の絶対高さ制限を超える建築物の部分の水平投影部分の形状は 現に存する建築物又は現に建築の工事

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建築基準法第43条第1項ただし書に係る一括同意基準

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東京都建築安全条例の見直しの考え方

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

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建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号の規定による許可の基準 ( 包括同意基準 ) 平成 30 年 9 月 28 日 加古川市都市計画部建築指導課

隣地境界線126 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 消防用設備等の設置単位消防用設備等の設置単位は 建築物 ( 屋根及び柱又は壁を有するものをいう 以下同じ ) である防火対象物については 特段の規定 ( 政令第 8 条 第 9 条 第 9 条の

一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250

地区計画の届出とは

(4) 建築物の敷地の地盤面の高さは 原則 変更してはならない 但し 住宅建設と一体とみなされる地盤面の高さの変更については除くが この場合においても セットバック区域及び隣地境界線から1.0メートルの範囲は 地盤面の高さを一切変更してはならない (5) セットバック区域から建築物の外壁 柱の面をで

計画書 阪神間都市計画防災街区整備地区計画の変更 ( 尼崎市決定 ) 都市計画今福 杭瀬寺島地区防災街区整備地区計画を次のように変更する 名称 位置 面積 地区計画の目標 区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設及び地区防災施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 その他当該区域の

建築基準法第 43 条第 1 項ただし書による包括許可基準 平成 23 年 3 月 4 日 焼津市建築審査会承認 1 趣旨次の基準に適合するものは 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 43 条第 1 項ただし書の規定に基づき 特定行政庁が交通上 安全上 防火上

Taro-03_H3009_ただし書同意基準

(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

許可及び認定申請等

新千里西町B団地地区地区計画

南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち



⑴ ⑵ ⑶ ⑷ 1

⑴ ⑵ ⑶

⑴ ⑵ ⑶

⑴ ⑵ ⑶

⑴ ⑵ ⑶

⑴ ⑵ ⑶

大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

旧(現行)

ポリカーボネート板に関する建築物の屋根への適用状況

防災街区整備地区計画の届出及び認定申請(建築基準法第68条の5の5)の手続フロー

建築基準法第 86 条第 1 項 第 2 項の規定に基づく一団地の総合的設計制度及び連担建築物設計制度等の運用について 建築基準法第 86 条第 1 項 第 2 項及び法第 86 条の2 第 1 項の規定に基づく認定の運用は 平成 11 年 4 月 28 日付け建設省住街発第 48 号局長通達による

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工場立地法の概要

[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

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第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

第1章 開発許可制度の概要

( 注意 ) 1. 各面共通関係数字は算用数字を 単位はメートル法を用いてください 2. 第一面関係 1 申請者又は設計者の氏名の記載を自署で行う場合においては 押印を省略することができます 2 印のある欄は記入しないでください 3. 第二面関係 1 建築主が 2 以上のときは 1 欄は代表となる建

都市計画変更素案に関する説明会 建築規制の変更に関する説明会 特定整備路線補助 29 号線 井 東 込区間 (JR 横須賀線 区界 ) 沿道 日時 : 平成 29 年 8 3 ( ) 場所 : 品川区 伊藤 学校 前方右側に手話通訳者を配置しております 必要な方はお近くの席にお移り願います 1 本日

さいたま市消防用設備等に関する審査基準 2016 第 4 渡り廊下で接続されている場合の取り扱い 155 第 4 渡り廊下で接続されている場合の 取り扱い

第1号様式(第9条第1項関係)

建築基準法第85条第4項の仮設建築物の許可基準

申請者等の概要 1. 申請者 氏名又は名称のフリガナ 電話番号 2. 代理者 氏名又は名称のフリガナ 電話番号 3. 建築主 氏名又は名称のフリガナ 電話番号 設計者 資格 ( 1 級 ) 建築士 ( 建設大臣 ) 登録 号 氏名 建築士事務所名 ( 1 級 ) 建築

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

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東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

⑵ ⑶ ⑷ ⑸ ⑴ ⑵

金沢都市計画地区計画の変更

第 1 章要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断結果の報告 1 要緊急安全確認大規模建築物について平成 25 年 11 月 25 日の耐震改修促進法の改正により 不特定多数の者が利用する建築物及び避難弱者が利用する建築物のうち大規模なもの等が要緊急安全確認大規模建築物として規定され 平成 27 年 1

(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい


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鉄道建築ニュース用原稿 「シャッター」 070928   (社)日本シヤッター・ドア協会

第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建


資料 2 立川市景観計画の一部改定 ( 案 ) ( 現計画 ) P25 表 一般地域 景観形成地区の届出の対象となる行為の規模 P26 (4) 大規模建築物等にかかる事前協議の部分 ( 改定案 ) P25 表 一般地域 景観形成地区の届出の対象となる行為の規模 P26 (4)

条の規定に適合すること ⑵ 増築後の床面積の合計は, 基準時における床面積の合計の 1.2 倍を超えないこと ⑶ 増築後の条例第 5 条及び別表第 2 の規定に適合しない用途に供する建築物の部分の床面積の合計は, 基準時におけるその部分の床面積の合計の 1.2 倍を超えないこと ⑷ 条例第 5 条及


法規チェックリスト 法規チェックリスト1 敷地と道路 基準法上の道路 法 42 条 道路法による道路 法 42 条 1 項 1 号 道路法 都市計画法等による道路 法 42 条 1 項 2 号 都市計画法 土地 区画整理法 都市 再開発法 既存道路 法 42 条 1 項 3 号 事業執行予定道路 (

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

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事務連絡 平成 27 年 3 月 31 日 各都道府県消防防災主管課 東京消防庁 各指定都市消防本部 御中 消防庁予防課 認知症高齢者グループホーム等の火災対策の充実のための介護保険部 局 消防部局及び建築部局による情報共有 連携体制の構築に関するガイドラインに係る執務資料の送付 認知症高齢者グルー

区域の整備 開発及び保全に関する方針地建築区物等整に関備する計事項画地区計画ガイド八日市出町地区 八日市出町地区 地区計画の内容 名称八日市出町地区地区計画 位 置 金沢市八日市出町の一部 面積地区計画の目標土地利用の方針建築物等の整備方針 約 10.7 ha 本地区は 市中心部の南西約 4kmに位

申請者等の概要 1. 申請者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 2. 代理者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 3. 建築主 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 住所 電話番号 4. 設計者 資格 ( ) 建築士 ( ) 登録 号 氏名 建築士事務所名 (

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建築物に付属する門・塀の確認申請手続きについて

大阪市再開発地区計画にかかる

(4) 区域は 境界が明確であること (5) 区域は 道路に 4m 以上接していること ただし 次に掲げる場合は この限りでない ア路地状区域の場合は 道路に 2.7m 以上接すること イ小規模路地状区域の場合は 道路に 2m 以上接すること (6) 区域は 区域内の敷地を細分化する建築行為を含まな

< E8BE68C7689E696BC8FCC A2E6169>

建築物及びその敷地に関する事項 ( 第二面 ) 1. 地名地番 2. 住居表示 3. 防火地域 防火地域 準防火地域 指定なし 4. その他の区域 地域 地区 街区 5. 道路 イ. 幅員 m ロ. 敷地と接している部分の長さ m 6. 敷地面積 イ. 敷地面積 ( m2 )(1)( ) (2)(

目 次 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画書 1P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画図 3P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画運用基準 4P 地区整備計画の運用について 運用基準の解説 5P 6P (1) 建築物等の用途の制限 6P (2) 建築

公津西地区地区計画運用基準

目次 方針策定の背景 1-1. 用途地域指定の基本的な考え方 1-2. 住居系 [ 第一種低層住居専用地域 ] [ 第二種低層住居専用地域 ] [ 第一種中高層住居専用地域 ] [ 第二種中高層住居専用地域 ] [ 第一種住居地域 ] [ 第二種住居地域 ] [ 準住居地域 ] [ 田園住居地域 ]

届出の手引き

1級建築士

ガイア指定第 1 号様式第二号様式 ( 第一条の三 第二条 第三条 第三条の三関係 )(A4) 確認申請書 ( 建築物 ) ( 第一面 ) 建築基準法第 6 条第 1 項又は第 6 条の 2 第 1 項の規定による確認を申請しますが 申請するにあたっては 株式会社ガイア確認検査業務規程 及び確認検査

開発許可申請の手引き 平成 31 年 4 月改訂 熊本市都市建設局

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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ


根拠条項 第 131 条の 2 第 3 項 壁面線の指定等がある場合の高さ制限の例外認定 法令の定め第 131 条の 2 3 前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ後退して壁面線の指定がある場合又は前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ 後退して法第 68 条の 2

Transcription:

2 建築基準法 ( 補足 ) < 集団規定 単体規定 > 防火 準防火地域関連 単体規定の細かな部分 建築確認申請 建築協定 1

集団規定 1 防火地域 準防火地域の規制 < 防火地域内 > 耐火建築物にしなければならないもの (1)3 階以上 ( 地階を含む ) の建築物 (2) または延べ面積が 100 m2を超える建築物 準耐火でもいいもの上記以外の建築物 準耐火でなくてもいいもの ( 特別なもの ) (1) 延べ 50 m2以内 平家の付属建物で 外壁 軒裏が防火構造のもの (2) 卸売市場の上家または機械製作工場で 主要構造が不燃材料で造られたもの (3) 高さ 2m 以下の門または塀 (4) 高さ 2m を超える門または塀で 不燃材料で造りまたは覆われたもの 2

< 防火地域内特有の規制 > 防火地域内にある看板 広告塔 装飾塔等の工作物で ⑴ 建築物の屋上に設けるもの ⑵ 高さ 3m を超えるものは その主要な部分を不燃材料で造り または覆わなければならない ~ 準防火地域に類似の規定はない! 3

< 準防火地域内 > 耐火建築物にしなければならないもの (1)4 階以上 ( 地階を除く ) の建築物 (2) または延べ面積が 1,500 m2を超える建築物 準耐火でもいいもの (1) 階数が 3 以下で 延べ面積が 500 m2を超え 1,500 m2以下の建築物 準耐火でなくても一定の技術的基準を満たせばよいもの (1)3 階建 ( 地階を除く ) で 延べ面積は 500 m2以下の建築物 規制がないもの (1) 地階を除く階数が 2 以下で延べ面積 500 m2以下の建築物 (2) 卸売市場の上家または機械製作工場で 主要構造部が不燃材料で造られたもの 4

< 防火 準防火地域共通の規制 > 屋根 開口部 外壁 外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に 一定の構造の防火戸その他の防火設備を設けなければならない 外壁が耐火構造の建築物は その外壁を隣地境界線に接して設けることができる < 建築物が防火地域の内外にわたる場合 > 全部について規制の厳しい方の規定が適用される 5

単体規定 1 防火壁 延べ面積が1000m2を超える建築物は 防火壁によって各区画の面積が1,000 m2以内となるように区画しなければならない ( ただし耐火 準耐火建築物などの場合はこの必要がない ) 2 避雷設備 高さ20mを超える建築物 3 非常用の昇降機 高さ31mを超える建築物 4アスベスト シックハウス対策 石綿すべての建築物に 添加しない 添加材料を使用しない クロルピリホス居室を有する建築物に 添加 添加材料を使用しない ホルムアルデヒド居室を有する建築物に 発散量に応じて規制 5 敷地の衛生 安全 敷地の高さ接する道路より 周囲の土地より高くする 下水管 ためますなどの施設要 6

6 開口部の確保 住宅等の居室採光のため 床面積の 1/7 以上換気のため 床面積の 1/20 以上 7 地階における住宅等の居室 住宅の居室 学校の教室 病院の病室などで地階に設けるもの壁 床の防湿措置 その他の事項について 衛生上必要なものに 8 便所 下水道処理区域内 水洗便所以外のものにしてはいけない 直接外気に接する窓が必要 ( これに代わる設備をしたときはこの限りではない ) 7

< 建築確認の制度 > 〇建築主が 工事着手前に 建築主事 ( または指定確認機関 ) の確認を受け 検査済証の交付を受けなければならないチェック項目 建築工事が 建築物の敷地 構造 建築設備に関する法令に適合するものかどうか〇建築確認が不要なもの ( 例外 ) 防火 準防火地域以外で 増築 改築 移転をする場合で その部分の床面積の合計が 10 m2以内であれば 建築確認はいらない! <H28 改正 > 改正前 構造計算適合性判定を要する建築物の場合 建築主事等を通して構造計算適合性判定機関へ判定依頼を行っていました 改正後 平成 27 年 6 月 1 日以降に建築確認の申請を行う場合 構造計算適合性判定を建築主が構造計算適合性判定機関へ直接申請するようになりました 8

9

1 一定の特殊建築物 ~ 映画館 病院 ホテル 共同住宅 倉庫 バー 自動車車庫 物品販売業を営む店舗等 2 木造の大規模建築物 階数が 3 以上 延べ面積が 500 m2を超える 高さが 13m を超える 軒の高さが 9m を超える 3 木造以外の大規模建築物 階数が 2 以上 延べ面積が 200 m2を超える 4 用途変更 ( 用途変更で結果的に 100 m2を超える特殊建築物は確認要 ) 特殊建築物 他の特殊建築物要 ( ただし寄宿舎 下宿 ( 類似用途 ) は確認不要 ) 一般建築物 特殊建築物要 特殊建築物 一般建築物不要 10

〇建築確認から完了検査までの手続き確認申請 7 日または 35 日以内建築確認 着工 特定工程を含む場合は中間検査工事完了 4 日以内完了検査の申請 7 日以内完了検査 検査済証の交付 使用開始 理日から 7 日を経過した時 検査済証の交付を受けた後でなければ その建築物の使用は不可! ( 例外 ) 特定行政庁 ( 建築主事 ) が仮使用の承認をしたとき完了検査の申請受理日から 7 日を経過した時 11

<H28 改正 > 検査済証を受けるまでの建築物の使用制限 改正前 特定行政庁 ( 一定の場合には 建築主事 ) が 安全上 防火上及び避難上支障がないと認めて仮使用の承認をしたときには 検査済証の交付前であっても仮使用することができる 改正後 特定行政庁が 安全上 防火上及び避難上支障がないと認めたときには 検査済証の交付前であっても仮使用することができる ( 認定したとき ) 上記の改正に加え 下記の規定が新設された 建築主事及び指定確認検査機関が国土交通大臣の定める基準に適合していることを認めたときには 検査済証の交付前であっても仮使用することができる ( 認定したとき ) 承認 認定 に変更 指定確認検査機関が認めた場合も仮使用 OK! 12

〇違反建築物に対する措置 1 是正のための手続きの原則特定行政庁 建築主 請負人 現場管理者 所有者 管理者 占有者 工事施工の停止 除却 移転 改築 修繕 使用停止 使用制限等 2 緊急時特定行政庁 or 建築監視員 使用禁止 使用制限 工事施工停止 3 不服申立ての制度あり 4 維持保全 報告 検査等 13

<H29 改正 >( 細かいところだと思います ) 建築物等に関する定期報告制度報告対象 < 改正前 > 地域の実情に応じ 特定行政庁が報告の対象を定める < 改正後 > 安全上 防火上または衛生上特に重要な建築物等は 政令により一律定期報告の対象とするそれ以外の建造物等は 特定行政庁が地域の実情に応じて指定する調査 検査を行う資格者制度資格が法に位置付けられた国が これら資格者に 資格証の交付 調査等に関して不誠実な行為をしたときなどの資格者証の返納命令等の監督を行う防火設備防火設備検査員が検査を行う仕組みを導入 従来の特殊建築物等調査資格者の業務範囲から防火設備の設置状況の確認を除去 名称が 特殊建築物等調査資格者 から 特定検査物調査員 へ改称 14

< 建築協定 > 住民たちなどが自主的に 建築物の敷地や構造 用途 形態や意匠に関し 法の基準を超える基準を定めることができる制度 〇手続きなど ⑴ 市町村の条例で建築協定が締結できる旨を定めた区域を定める ~ 都市計画区域の内外は無関係 ⑵ 土地の所有者等 ( 所有者 地上権者 賃借権者 ) の全員の合意で 建築協定書を作成し 特定行政庁の認可を受ける ⑶ 建築協定の効力認可の公告後の所有者等にも効力が及ぶ ⑷ 協定の内容を変更するときも全員の合意がいる ⑸ 協定を廃止するときは過半数の合意で OK! ⑹ 一人協定認可の日から 3 年以内に 2 以上の所有権者等が存在して発効する 15