関係各位 2006.7.11 ライブラリーサービス部プロセッシングセンター佐藤麻美 Technical Bulletin 252 について これは Technical Bulletin 252 の和訳です 変更項目は作業用に抜粋していますので 説明に 省略 と記載されている項目については 英語版 (http://www.oclc.org/support/documentation/worldcat/tb/252/) で御確認下さい OCLC-MARC Format Update 2006 この Technical Bulletin は MARC 21 の更新に基づく OCLC MARC フォーマットの変更を説明しています ここで説明されている新しい機能 tag サブフィールド インジケータ 入力上の扱い コード 文字については OCLC から既に使用可能との告知済みです 新しい検索と索引の機能は 2006 年 5 月以降可能になっていますが OCLC でデータの変換を行う間 継続資料 (Continuing Resources) 統合資料 (Integrating Resources) シリアルを限定して行う検索は完全な結果を得られない可能性があります BLvl i を含む統合資料の新しい入力法 2006 年 6 月 OCLC の告知後全ての Connexion で導入可能です 新しい tag サブフィールド インジケータ 2006 年 6 月 OCLC の告知後全ての Connexion で使用可能です 新しいコード 2006 年 6 月 OCLC の告知後全ての Connexion で使用可能です ver. 1.50 ではドロップダウンリストに表示されませんが 手入力は可能です 新しい文字 2006 年 6 月 OCLC の告知後全ての Connexion で使用可能です これは該当する LCRI 1.0E の改定に応じたものです OCLC でデータの変換を行っている間 新しい文字を見つける可能性があります 各 Connexion の違い各 Connexion の違いについては 8 章最初のセクション Differences among 1/24
Connexion interfaces を参照して下さい ( 各章の繰り返しになるため 和訳では 8 章を省略しています クライアントバージョン 1.50 については各変更項目の Connexion client 1.50 を御覧下さい 1.60 は mi= の索引以外全ての変更に対応済みです ) Connexion client 1.60 へのアップグレード新しい機能を十分に利用し 1.50 による制限を避けるためには 2006 年 6 月に 1.60 がリリースされたらできるだけ早く 1.60 に移行する事を強くお薦めします データ変換 1.60 リリースまでに完了しない変換や変更は以下の通りです 統合資料の形への変換は 2006 年 6 月末以降も継続 以下の文字の変換は 2006 年 6 月末以降も継続 Alif:Unicode の値が 02BE から 02BC に変更 Musical Sharp:pound sign から sharp へ変更 Degree Sign: 上付きゼロから degree sign へ変更 継続資料の ISSN コード 008/20(ISSN) 006/03(ISSN) から 022 2 への変換は 2006 年 6 月末以降も継続 書誌レコード 典拠レコード共に 024 のバリデーションルールは 2006 年の後半に変更 Musical Incipits(031 p) を検索する新しいフレーズインデックス (mi=) は 2006 年中に予定 --Connexion client 1.50 1.60 共に mi= は使用不可 --Connexion ブラウザーバージョンでは 2006 年 5 月始めより使用可能 --2006 年後半にリリースされる Connexion client 1.70 では mi= が使用可能 データベース内のチェック OCLC は安全に行える範囲で廃止となった項目を新しい形に変換します 1. 統合資料統合資料に関して 2002 年に AACR2 が改定 (Technical Bulletin 247 で説明 ) されたが 今回の 2006 Update によりこの改定のサポートが完了する 2002 年の改定により AACR2 の第 12 章は継続資料 (Continuing Resources) と名称変更したが OCLC は今回の MARC Update でこの変更を実施する 継続資料という名称はより大きなカテゴリーとなる それにより データ作成や検索の 2/24
方法が変更となる データ作成テキスト形式のシリアルと統合資料のデータを作成する場合 今後は Continuing Resources( 以前は Serial) のワークフォームを使用する この変更はコンスタントデータにも適用する テキスト形式でないシリアルやテキスト形式でない統合資料の 006 を入力する場合は Continuing Resources ( 以前は Serial) の 006 を使用するのは今まで通り 検索 継続資料と統合資料を限定する限定語がコマンドライン検索 ドロップダウンリスト共に使用可能 継続資料での限定はシリアルと統合資料両方を検索 シリアルと統合資料は各々より特定した限定語が使用可能 ( 検索結果は異なる ) 統合資料の検索結果 -- 簡略表示で Type:a BLvl:i を持つデータは [INTEGRATING RESOURCE] と表示 -- グループ表示で Type:a BLvl:i を持つデータは Textual Integrating Resources の見出しで表示 Connexion client 1.50 での検索コマンドラインでのみ cnr(continuing Resources: 継続資料 ) と int (Integrating Resources: 統合資料 ) の限定語が使用可能 コマンドライン検索で ser の限定は ( 従来の ) シリアルのみを検索し 統合資料は検索結果に含まれない int の限定語はテキスト形式の統合資料のみを検索 cnr の限定語は ser int のカテゴリー両方のデータ全てを検索する ドロップダウンリストから Serials を選んで検索した場合 ( 従来の ) シリアルのみを検索 Integrating Resources も Continuing Resources もドロップダウンリストの選択肢にはない 統合資料の検索結果 -- 簡略表示で Type:a BLvl:i を持つデータは [INTEGRATING RESOURCE] と表示 -- グループ表示で Type:a BLvl:i を持つデータはグループ化されるが Textual Integrating Resources の見出しは表示されない BLvl i と統合資料の暫定的ガイドライン 2006 Update で OCLC は BLvl の新しいコード i を実施する OCLC ユーザーはこの実施後 Technical Bulletin 247 における統合資料の暫定的ガイドライン 3/24
準拠を中止し 以下の統合資料入力基準に沿って入力しなければならない 注 :Cataloging Electronic Resources: OCLC-MARC Coding Guidelines もこの新しいガイドラインを反映して改訂予定 統合資料のガイドライン Type BLvl i 現状と同様 資料の最も重要な特徴に適合するコードを使用する 例えば言語資料なら Type a とする 統合資料には BLvl i を使用する 統合資料中の言語資料統合資料中の言語資料 (Type a BLvl i) の場合 固定長フィールドは以下の様に DtSt: 現在刊行中の統合資料には c( 以前は m を使用 ) を用いる 刊行が停止した統合資料には d( 以前は m を使用 ) を用いる Form: 電子統合資料には 今まで通り s を使用する Freq 及び Regl: その統合資料が真に 連続して更新される ( 例えば 絶えず更新するデータベース ニュースが発生する毎に更新する新聞のウェブサイト等 ) なら Frequency のコードは k を使用 これは 日刊以上の頻度 である事を意味し Regularity のコードは r と考えられる 通常その資料が日刊よりも低い頻度で更新され 他に適当な Frequency のコードがない場合はブランクを使用する (Frequency がブランクで Regularity が x) S/L: 統合資料のために改定されたルールで作成されたデータを示すため コード 2 を使用する SrTp: 更新されるデータベースにはコード d を使用 更新されるルーズリーフ資料にはコード l( エル ) を使用 更新されるウェブサイトにはコード w を使用する 電子的統合資料電子的統合資料には 引き続きコンピュータファイルの 006 と 007 を使用する 言語資料の場合 典型的なコンピュータファイルの 006 007 は以下の様になる COM 006: Type:m Audn: File:d GPub: COM 007: c b r d c e n 4/24
Dublin Core 用の新しいジャンル電子的テキスト統合資料の Dublin Core データ作成時には Textual data, updating を使用する 既存データの変換統合資料の既存データは OCLC において変換が適切であり可能であると判断できる限り新しいガイドラインに沿って変換される予定 OCLC の暫定的ガイドラインに従ったデータが最も安全に変換される OCLC は OCLC-MARC Update 後に変換の進捗状況を連絡する 変換の完了後に未変換のデータを見つけたユーザーは通常の変更レポートにより OCLC に届け出る Enhance/CONSER の編集機能 CONSER と Enhance 参加館は BLvl i レコードのメンテナンスにおいて責任を分担する CONSER オーソリゼーションでは Type a で BLvl b または s のデータを BLvl i に修正可能 また その逆も可能 ( 未認証レコードに限る ) CONSER オーソリゼーションは Type a で BLvl m のデータを BLvl i に修正可能 CONSER が BLvl i の取扱いに関するガイドラインを発行するまで CONSER 参加館は Type a で BLvl b または s の CONSER 認証レコードを BLvl i に修正することはできない ナショナルレベル Enhance 図書フォーマットのナショナルレベル Enhance オーソリゼーションは Type a で BLvl a c d m のデータを BLvl i にまたはその逆に修正できる 図書フォーマット以外のナショナルレベル Enhance オーソリゼーションはそのオーソリゼーション特定のフォーマットのレコードなら BLvl を自由に変更できる 通常の Enhance 図書フォーマットの Enhance オーソリゼーションはコード化レベル (ELvl) を変更せず 042 の制限が既にあるという条件下で Type a で BLvl a c d m のデータを BLvl i にまたはその逆に修正できる 図書フォーマット以外の Enhance オーソリゼーションはコード化レベル (ELvl) を変更せず 042 の制限が既にあるという条件下で 5/24
そのオーソリゼーション特定のフォーマットのレコードなら BLvl を自由に変更できる Database enrichment Database Enrichment ルールは変更せず BLvl i データは既存のルールに支配される Minimal-level upgrade 最小レベルデータのアップグレードは今まで同様 書誌フォーマットの変更をしない限り BLvl の変更が可能 ただし以下の場合を除く Type a または t で BLvl a c d m なら BLvl i に変更可能 Type a で BLvl b または s なら BLvl i に変更可能 新規作成 どのオーソリゼーションレベルでもいずれの BLvl を使用した新規レコードの作成ができるのはいままで通り 6/24
2. 書誌レコード上の変更 BLvl Bibliographic Level(Leader/07) コード追加 i 統合資料 使用法 索引 既存データの変換 前項の統合資料ガイドラインを参照 広範囲には継続資料 より特定されたレベルではシリアルと統合資料の限定で検索される様索引 前項参照 フォーマットの索引統合資料 (int) が追加 int で検索した時の結果は シリアル (ser) で検索した時の結果とは異なる int と ser は継続資料 (cnr) 索引に含まれる 資料タイプの索引 int ser cnr の区分と各書誌項目との関係は以下の通り 名称 コード 定義 Type: BLvl: 006/00 注 Leader/06 Leader/07 Integrating resource int 全て i Integrating resource int s SER 006/04 SrTp d, l, w Integrating resource int a, t s, b s SER 008/21 SrTp d, l, w Serial ser 全て s, b s Serial ser SER 006/04 SrTp d, l, w 以外 Continuing resource cnr 全て s, b, i Continuing resource cnr s Connexion client 1.50 固定長 BLvl のドロップダウンリストに i は含まれない 手入力で入力可 ISSN ISSN Center (CNR 008/20; CNR 006/03) 固定長項目の廃止 ISSN:Continuing resources 006/03 廃止既存データのこの項目は 022 2 に移行される 7/24
ISSN:Continuing resources 008/20 廃止既存データのこの項目は 022 2 に移行される 既存データの変換 ISSN(Continuing Resources 008/20 と 006/03) は Continuing Resources フォーマットのデータや表示から削除される 既存データのこの項目は 022 2 に移行される Connexion client 1.50 Serial フォーマットのワークフォームに固定長項目として ISSN は残るが 有効な値はブランクのみ 既存データに存在するこの項目の値は 022 2 に変換して表示される Part Music Parts(SCO & REC 008/21; SCO & REC 006/04) Relf Relief(MAP 008/18-21; MAP 006/01-04) 廃止コード h 使用しないコード c に変更 既存データの変換コード c へ変換中 Connexion client 1.50 コード h は固定長フィールド Relf のドロップダウンリストに残っているが これを選択した場合にはバリデーションエラーとなる TrAr Transposition and Arrangement(SCO & REC 008/33; SCO & REC 006/16) 016 National Bibliographic Agency Control Number(R) 017 Copyright or Legal Deposit Number(R) 8/24
020 International Standard Book Number(R) 廃止 sub b Binding information 使用しない 既存データの変換 020 a または z が存在し b がある場合は b の内容を a または z の後ろに ( ) に入った形で保持し b を削除 b のみがある場合 または b と c のみがある場合は tag そのものを削除 022 International Standard Serial Number(R) ind.1 の定義変更 0 Continuing resource of international interest 1 Continuing resource not of international interest * 用語が Serial から Continuing resource に変更 新 sub. 2 Source(NR) 既存データの変換 固定長 ISSN(Continuing Resources 008/20 及び 006/03) は Serial レコードと表示から削除予定 既存データは 022 2 に表示される様変換予定 変換は OCLC-MARC Update 実施後に行われ 固定長項目の削除は変換完了後に行われる 024 Other Standard Identifier(R) チェック文字特定の標準番号に対して入力ミスをなくすためにチェック文字が自動的に作成される バリデーションによりいくつかの標準番号について長さと形式のチェックが行われる この変更に引き続き 024 に入力される標準番号に対してチェック文字に基づいたより綿密なバリデーションが行われる 031 Musical Incipits Information(R) 041 Language Code(R) バリデーション規則の変更 9/24
バリデーションにより ind.2 にブランクの値を持つ 041 1 つと ind.2 に 7 の値を持つ複数の 041 がチェックされる ISO 639-1 の言語コードが有効 2002 年 MARC の言語コード以外のコードに対応するため 041 が繰り返し可に変更となった 今回の MARC Update では ISO 639-1:2002 リストによる 2 文字の言語コードが使用可能となった ISO リストは http://www.loc.gov/standards/iso639-2/langcodes.html を参照 索引 ISO の 2 文字のコードを入力する場合は 2 に iso639-1 とする コード 拡張語共に索引される 複数のコードはそれぞれ別の sub. に入力 2 に iso639-1 がない 2 文字のコードは索引されない 041 は今後 ISO の 2 文字コードと MARC の言語コードに使用される 等しい言語を表す各コードでの検索結果は同じとなる 等しい言語を表すコードは Codes for the Representations of Names of Languages http://www.loc.gov/standards/iso639-2/langcodes.html を参照 例 )eng と en と English は同じ検索結果となる 言語グループを示す言語コードはそのグループに属する各言語のコードで検索可能になった 例えば aus はオーストラリア諸言語を表すが オーストラリア諸言語の内どの言語コードで検索しても aus のコードを持つデータ全てが検索される 3 文字の MARC コードの索引については変更なし 詳細 言語コード変更の詳細は第 4 章 New and changed language codes の表を参照 042 Authentication Code(R) 044 Country of Publishing/Producing Entity Code(NR) 050 Library of Congress Call Number(R) 廃止の sub. d Supplementary Class Number 廃止 10/24
既存データの変換全ての 050 d は WorldCat から削除済 055 Classification Numbers Assigned in Canada(R) 072 Subject Category Code(R) 100 Main Entry-Personal Name(NR) 廃止の sub. s Version 廃止 既存データの変換全ての 100 s は手作業で変換済 110 Main Entry-Corporate Name(NR) 廃止の sub. h Medium 廃止 s Version 廃止 既存データの変換全ての 110 h と s は手作業で変換済 111 Main Entry-Meeting Name(NR) 廃止の sub. h Medium 廃止 s Version 廃止 既存データの変換全ての 111 h と s は手作業で変換済 258 Philatelic Issue Date(R) 11/24
260 Publication, Distribution, etc.(imprint)(nr) sub. 繰り返し規則の変更 e Place of manufacture(r) 以前はNR f Manufacturer(R) 以前はNR g Date of manufacture(r) 以前はNR 印刷 e f g はデータに入力されている順序で印刷される * この場合の印刷とはデータからの目録カード アクセッションリスト出力を指しています 300 Physical Description(R) 廃止の sub. d Accompanying material 廃止 既存データの変換全ての 300 d は e に変換済 352 Digital Graphic Representation(R) 523 Time Period of Content Note(R) 538 System Details Note(R) 新 sub. i Display Text(NR) u Uniform Resource Identifier(R) 3 Materials supecified(nr) 印刷 索引 u は印刷されない i と 3 はデータに入力されている順序で印刷される * この場合の印刷とはデータからの目録カード アクセッションリスト出力を指しています u は Access Method (am : または am=) に索引される 12/24
541 Immediate Source of Acquisition(R) 561 Ownership and Custodial History(R) 583 Action Note(R) 648 Subject Added Entry-Chronological Term(R) 654 Subject Added Entry-Faceted Topical Terms(R) 773 Host Item Entry(R) 新 sub. q Enumeration and first page(nr) 既存データの変換既存データから 773 q への変換は不可能 入力例 773 t California journal g Vol. 24, pt. B no. 9 (Sept. 1993), p. 235-48 q 247:B:9<235 938 Vendor Specific Ordering Data(R) 945-949 Local Processing Information(R) 新 sub. 0 各館にて定義 (R) 13/24
1 2 3 4 5 7 9 各館にて定義 (R) 各館にて定義 (R) 各館にて定義 (R) 各館にて定義 (R) 各館にて定義 (R) 各館にて定義 (R) 各館にて定義 (R) 950 OCLC Locally Defined(R) tag の廃止 今後使用しない 989 Project Identifier(NR) 14/24
3. 典拠レコード上の変更 016 Natinoal Bibliographic Agency Control Number(R) 024 Other Standard Identifier(R) 031 Musical Incipits Information(R) 055 Library and Archives Canada Call Number(R) 15/24
4.MARC コードリスト上の変更 新設または変更された言語コード コードが使用できる tag と sub. 以下の tag と sub. で使用可能 書誌レコード : 典拠レコード : Lang(008/35-37) 040 b 041 242 y 775 e 040 b 注 : 下の表で 以前のコード 欄に入っているコードは個々の言語や言語グループにおいては今後も使用可能 データの変換既存データの手作業での変換は可能なものについて行われる予定 参加館は修正が必要なデータを見つけた場合レポートを提出する事が求められる 索引 全ての新しいコードと用語は Language(la) に索引される 古い言語名も Language(la) 索引に残る 例 )ltz lb Letzeburgesch Luxembourgish はいずれも同じ検索結果となる * これは次頁で説明する言語名の変更と ISO 639-1 コードの例です コード 言語名 以前のコード ain Ainu mis(miscellaneous) alt Southern Altai tut(altaic (Other)) anp Angika bih(bihari) byn Bilin cus(cushitic(other)) csb Kashubian sla(slavic(other) dsb Lower Sorbian wen(sorbian languages) fil Filipino frr Northern Frisian frs Eastern Frisian gsw Swiss German ger(german) hsb Upper Sorbian wen(sorbian languages) jbo Lojban(Artificial Language) krc Karachay-Balkar tut(altaic (Other)) krl Karelian fiu(finno-ugrian (Other)) mdf Moksha fiu(finno-ugrian (Other)) mwl Mirandese myv Erzya fiu(finno-ugrian (Other)) nwc Newari, Old rup Aromanian 16/24
コード 言語名 以前のコード scn Sicilian Italian ita(italian) srn Sranan cpe(creole and Pidgins, English-based (Other)) tlh Klingon(Artificial Language) zxx No Linguistic Content N/A またはブランク3つ (008/35-37) Connexion client 1.50 固定長フィールド Lang のドロップダウンリストには新しいコードや変更後のコードは入っていない 手入力はできる 検索画面上の Language: のドロップダウンリストには新しいコードや変更後のコードは入っていない コマンドラインでの検索はできる 新しい言語コード ZXX について コード使用のガイドライン資料の主な内容に言語が使用されていない場合 ( 通常 歌や台詞のない楽譜や録音資料 ) OCLC では Lang(008/35-37) に使用するコードとして長期に渡り N/A を使用してきた それ以前にはブランク 3 つを使用していた 今後はその様な資料の場合 Lang(008/35-37) に用いる言語コードは zxx とする コードを使用するフィールド zxx を使用するフィールドは Lang(008/35-37) のみ 既存データの変換 Lang(008/35-37) に N/A やブランク 3 つを持つものは zxx に変換予定 言語名の変更 言語コードは変わらず 言語名のみ変更になったのは以下の 5 つ 以前の言語名 新しい言語名 コード ISO 639-1 Truk Chuukese chk Frisian Western Frisian fry fy Kutenai Kootenai kut Lamba Lamba(Zambia and Congo) Letzeburgesch Luxembourgish ltz lb 17/24
出版国コードの変更 コードが使用できる tag sub. 以下の tag sub. で使用可能 書誌レコード : Ctry(008/15-17) 044 535 g 775 f 852 g オーストラリアのコードが詳細化オーストラリアの一般的なコード at は引き続き使用可能だが 個々の州や特別地域を示す個別のコードも使用できる様になった 既存データの変換既存データは変換されない 索引 全ての新しいコードと用語は出版国 (cp) で索引される 新コード 地名 以前のコード aca Australian Capital Territory at xga Coral Sea Islands Territory at xna New South Wales at xoa Northern Territory at qea Queensland at xra South Australia at tma Tasmania at vra Victoria at wea Western Australia at Connexion client 1.50 固定長フィールド Ctry のドロップダウンリストには新しいコードや変更後のコードは入っていない 手入力はできる Geographic Area Codes の変更 新しい Relator Codes 18/24
新しい Classification Source Codes 新しい Term, Name, Title Source Codes 新しい Description Convention Codes その他の新しい Source Codes Category Code Source Code 19/24
5. 文字セットの変更 基本ラテン文字セット 以下の文字が入力可能となった ( 現在の 16 進コードを使った入力法も可能 ) 注 : 新しく入力可能となった spacing characters と以前から使用している nonspacing characters を混同しないように注意 spacing characters は殆ど URL 専用に限定して使用する 名称文字 16 進コード索引 Spacing circumflex/circumflex %5E Access Method の索引に accent ^ のみ 一文字として索引される Spacing underscore/low line* _ %5F Access Method の索引にのみ 一文字として索引される Spacing grave/grave accent ` %60 Access Method の索引にのみ 一文字として索引される Opening curly bracket/left curly bracket { %7B 索引されない Closing curly bracket/right curly bracket } %7D 索引されない Spacing tilde/tilde ~ %7E Access Method の索引にのみ 一文字として索引される *Spacing underscore は MARC 出力時に問題が発生する可能性があるので 16 進コード %5F の方を入力することが好ましい Curly brackets はこの Update 以前は入力不可 ラテン拡張文字セット 今後 OCLC の目録インターフェイスで使用可能 協力目録プログラム (BIBCO CONSER NACO SACO) 参加館はこれらの文字の PCC 慣行に従う 詳細は Library of Congress Usage of New MARC 21 Characters Plus Processing Implications(http://www.loc.gov/catdir/cpso/newchar2.pdf) 参照 20/24
名称文字索引入力時検索時 Degree sign 索引されない上付きゼロは使用検索キー上は しないトルツメの扱い Sound recording 索引されない copyright Copyright sign 索引されない Music sharp sign # Inverted question mark Inverted exclamation mark Eszett Euro sign ß 索引されない pound sign は使用しない索引されない 索引されない Eszett と ss 両方で索引 索引されない ß は使用しない (ss を使用する ) 検索キー上はトルツメの扱い Eszett もしくは ss で検索 ( 結果は同じ ) * 前述 Library of Congress Usage of New MARC 21 Characters Plus Processing Implications では 7 月 11 日現在上記の文字を使用してよい事になっていません ただし Eszett 以外は将来使用予定となっています Eszett については ON HOLD の状態でしたので この部分のみ英文版と変えています ( 英文版では Do not use ss) バリデーション上記の文字リストは現在 Connexion で使用可能だが ブラウザーバージョンとクライアント 1.50 では 2006 年 5 月のホストインストール以降でないとバリデーションエラーとなる 2006 年 6 月リリースのクライアント 1.60 ではバリデーションエラーとはならない 注 :OCLC では該当する LCRI 1.0E の改定に従い 2006 年 6 月のクライアント 1.60 リリースまで新しく使用可となった文字を使用しない様 要望している Alif: 表示と export ラテン拡張文字 Alif(ʾ ) の Unicode での値が 02BE から 02BC に変更となる 全ての Connexion インターフェイスで Alif は正しく表示される MARC-8 での値はこの変更に影響を受けない Unicode で Export する場合 : 省略 MARC-8 で Export する場合 : Alif の MARC-8 での値は変更しないが Connexion クライアント 1.50 を使用 21/24
している場合は 以下のレコード中の Alif が正しく Export されないため 修正プログラムをダウンロードする必要がある WorldCat のオンライン上で Export する場合とオンラインセーブファイルから Export するレコード 2006 年 5 月の Connexion ホストインストール後にローカルセーブファイルに取り込んだレコード 修正プログラムは http://www.oclc.org/connexion/support/client_known_problems.htm から入手できる オフラインバリデーション : Connexion クライアント 1.50 1.60 に共通して 2006 年 5 月の Connexion ホストインストール以前にローカルセーブファイルに保存した Alif を持つレコードはオフラインバリデーションでエラーとなる この場合 単にオンラインでバリデーションし直すとエラーとならない 検索の際 Alif は無視し 前後を詰める OCLC では全ての既存の確認できる Alif を変換する予定 スクリプトエルの小文字スクリプトエルの小文字 (l ) は MARC-8 で MARC Out した場合の 16 進コードが BE から C1 に変更 UTF-8 での出力はこの変更に影響を受けない 検索時は今までどおり通常のエルに置き換える 既存データの変換新しく使用可能になった文字の代わりに使用されていた文字と支障なく同一と確認できる限り OCLC は必要に応じた変換を行う予定 参加館は変更が必要なデータを見つけた場合 レポートを提出する事が求められる 22/24
6. その他の OCLC-MARC レコード上の変更 sub. の変更 6 廃止 tag 以下の書誌レコード tag で 6 が廃止 027 Standard Technical Report Number 6 が新しく使用できる書誌レコード tag 031 Musical Incipits Information 258 Philatelic Issue Date 648 Subject Added Entry-Chronological Term 文字セットの変更 前章で説明済み 23/24
7. テンプレートと固定長フィールド表示上の変更 以下の図で underscore(_) はブランク pipe( ) は埋文字を表します Continuing Resource 以外のフォーマットは省略 (Books は変更なし ) 変更があった部分は網掛け Connexion クライアント Continuing Resources 006 項目名 ISSN が廃止 Continuing Resources 固定長フィールド項目名 ISSN が廃止 8. 各 Connexion での変更点 各章で説明済みのため 省略 24/24