平成 30 年 5 月 21 日 ( 月 ) 平成 30 年第 6 回経済財政諮問会議資料 4-1( 加藤臨時議員提出資料 ) 資料 年を見据えた社会保障の将来見通し ( 議論の素材 ) 平成 30 年 5 月 28 日 厚生労働省

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社会保障給付の規模 伸びと経済との関係 (2) 年金 平成 16 年年金制度改革において 少子化 高齢化の進展や平均寿命の伸び等に応じて給付水準を調整する マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びはの伸びとほぼ同程度に収まる ( ) マクロ経済スライド の導入により年金給付額の伸びは 1.6

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消費税 5% 引上げによる社会保障制度の安定財源確保 消費税率 ( 国 地方 ) を 2014 年 4 月より 8% へ 2017 年 4 月より 10% へ段階的に引上げ 消費税収の使い途は 国分については これまで高齢者 3 経費 ( 基礎年金 老人医療 介護 ) となっていたが 今回 社会保障

医療費適正化計画の概要について 国民の高齢期における適切な医療の確保を図る観点から 医療費適正化を総合的かつ計画的に推進するため 国 都道府県は 医療費適正化計画を定めている 根拠法 : 高齢者の医療の確保に関する法律作成主体 : 国 都道府県計画期間 :5 年 ( 第 1 期 : 平成 20~24

国 都道府県による財政リスクの軽減 運営については 保険料徴収は市町村が行い 財政運営は都道府県単位で全市町村が加入する広域連合が行う 広域連合の財政リスクの軽減については 国 都道府県が共同して責任を果たす仕組みとする 2 年単位の財政運営 負担 負担 高額医療費に係る公費負担 給付増リスク 後期

厚生年金 健康保険の強制適用となる者の推計 粗い推計 民間給与実態統計調査 ( 平成 22 年 ) 国税庁 5,479 万人 ( 年間平均 ) 厚生年金 健康保険の強制被保険者の可能性が高い者の総数は 5,479 万人 - 約 681 万人 - 約 120 万人 = 約 4,678 万人 従業員五人

税・社会保障等を通じた受益と負担について

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問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

☆表紙・目次 (国会議員説明会用:案なし)

( 参考 ) 平成 29 年度予算編成にあたっての財務大臣 厚生労働大臣の合意事項 ( 平成 29 年 12 月 19 日大臣折衝事項の別紙 ) < 医療制度改革 > 別紙 (1) 高額療養費制度の見直し 1 現役並み所得者 - 外来上限特例の上限額を 44,400 円から 57,600 円に引き上

4月20日(水)衆・厚労委 古屋範子議員の議事録(抜粋)

別紙2

資料4(ページなし)

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

法定福利費の明示について 1 社会保険等未加入対策 建設業者の社会保険等未加入対策として 社会保険等への加入を一層推進していくためには 必要な法定福利費が契約段階でも確保されていることが重要です 建設工事における元請 下請間では 各専門工事業団体が法定福利費を内訳明示した 標準見積書 を作成しており

いずれも 賃金上昇率により保険料負担額や年金給付額を65 歳時点の価格に換算し 年金給付総額を保険料負担総額で除した 給付負担倍率 の試算結果である なお 厚生年金保険料は労使折半であるが 以下では 全ての試算で負担額に事業主負担は含んでいない 図表 年財政検証の経済前提 将来の経済状

スライド 1

社会保障に係る費用の将来推計の改定について ( 平成 24 年 3 月 ) 今回試算の性質平成 23 年 6 月 社会保障に係る費用の将来推計 をベースとし 新しい人口推計及び経済の見通しが示されたことを踏まえ 将来推計の改定を行った また 新しい推計に基づいた 社会保険各制度 ( 年金 医療 介護

工事費構成内訳書の提出について ~ 法定福利費の明示が必要になります ~ 平成 29 年 12 月 6 日 中日本高速道路株式会社

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スライド 1

つのシナリオにおける社会保障給付費の超長期見通し ( マクロ ) (GDP 比 %) 年金 医療 介護の社会保障給付費合計 現行制度に即して社会保障給付の将来を推計 生産性 ( 実質賃金 ) 人口の規模や構成によって将来像 (1 人当たりや GDP 比 ) が違ってくる

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平成 29 年度 厚生年金保険法第七十九条の八第二項に基づく国家公務員共済組合連合会にかかる管理積立金の管理及び運用の状況についての評価の結果 概要 平成 30 年 12 月 財務省主計局給与共済課

本来目指すべき療養病棟の転換の方向性 ( イメージ ) 一般病床 医療療養病床 (5:) 介護療養病床 H9 年度末で廃止 (6 年間の経過期間 ) 地域医療構想の推進と療養病床の再編 現行の介護療養病床は平成 9 年度末で廃止 ( 経過措置あり ) となり 新たな類型として介護医療院が設置され こ

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政策課題分析シリーズ15(本文2)

第17回税制調査会 資料1-3

( 参考 ) と直近四半期末の資産構成割合について 乖離許容幅 資産構成割合 ( 平成 27(2015) 年 12 月末 ) 国内債券 35% ±10% 37.76% 国内株式 25% ±9% 23.35% 外国債券 15% ±4% 13.50% 外国株式 25% ±8% 22.82% 短期資産 -

渡した改訂はされていない そこで本推計では 現在予定 計画されて政策を盛り込み 政府から公表されている現時点で最新の将来推計人口 経済前提に即して 医療 介護 年金 子育て その他の分野ごとに社会保障給付費の推計を行った なお 推計人口は国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 2

スライド 1

年金改革の骨格に関する方向性と論点について

平成29年版高齢社会白書(全体版)

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

金のみの場合は年収 28 万円以上 1 年金収入以外の所得がある場合は合計所得金額 2 16 万円以上が対象となる ただし 合計所得金額が16 万円以上であっても 同一世帯の介護保険の第 1 号被保険者 (65 歳以上 ) の年金収入やその他の合計所得が単身世帯で28 万円 2 人以上世帯で346

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IT 人材需給に関する調査 ( 概要 ) 平成 31 年 4 月経済産業省情報技術利用促進課 1. 調査の目的 実施体制 未来投資戦略 2017 ( 平成 29 年 6 月 9 日閣議決定 ) に基づき 第四次産業革命下で求められる人材の必要性やミスマッチの状況を明確化するため 経済産業省 厚生労働

社会保障 税一体改革大綱(平成24 年2月17 日閣議決定)社会保障 税一体改革における年金制度改革と残された課題 < 一体改革で成立した法律 > 年金機能強化法 ( 平成 24 年 8 月 10 日成立 ) 基礎年金国庫負担 2 分の1の恒久化 : 平成 26 年 4 月 ~ 受給資格期間の短縮

経済財政モデル の概要 経済財政モデル は マクロ経済だけでなく 国 地方の財政 社会保障を一体かつ整合的に分析を行うためのツールとして開発 人口減少下での財政や社会保障の持続可能性の検証が重要な課題となる中で 政策審議 検討に寄与することを目的とした 5~10 年程度の中長期分析用の計量モデル 短

3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

タイトル

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Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 国保は構造的な問題を抱えており 被保険者の保険料負担軽減のために法定外繰入金を繰入れているといった状況は 全国的な状況であることから 国は全国で約 3,400 億円の公費を拡充し 国保の財政基盤の強化

< 参考資料 目次 > 1. 平成 16 年年金制度改正における給付と負担の見直し 1 2. 財政再計算と実績の比較 ( 収支差引残 ) 3 3. 実質的な運用利回り ( 厚生年金 ) の財政再計算と実績の比較 4 4. 厚生年金被保険者数の推移 5 5. 厚生年金保険の適用状況の推移 6 6. 基

医療・介護保険の費用負担の動向

2. 年金改定率の推移 2005 年度以降の年金改定率の推移をみると 2015 年度を除き 改定率はゼロかマイナスである ( 図表 2) 2015 年度の年金改定率がプラスとなったのは 2014 年 4 月の消費税率 8% への引き上げにより年金改定率の基準となる2014 年の物価上昇率が大きかった

健保組合の概況 適用状況 適用状況 (2012 年度予算 ) 組単一 1,170 組合合数総合 265 組合 計 1,435 組合加入被保険者数 15,621,006 人者被扶養者数 13,875,379 人数計 29,496,385 人 平均標準報酬月額 平均標準賞与額 361,579 円 1,0

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2. 繰上げ受給と繰下げ受給 65 歳から支給される老齢厚生年金と老齢基礎年金は 本人の選択により6~64 歳に受給を開始する 繰上げ受給 と 66 歳以降に受給を開始する 繰下げ受給 が可能である 繰上げ受給 を選択した場合には 繰上げ1カ月につき年金額が.5% 減額される 例えば 支給 開始年齢

制度 後期高齢者医療制度とは 3 資格 被保険者 4 被保険者証 保険証 5 保険料の算定 6 保険料の納付方法 7 保険料の軽減と納付相談 8 お医者さんにかかるときの自己負担割合 10 療養費 12 接骨院 整骨院 柔道整復 のかかり方 13 訪問看護療養費 移送費 13 高額療養費 14 特定

1. 厚生労働省の社会保障の充実 重点化に対する基本的な考え方 ひと くらし みらいのために 厚生労働省 厚生労働省の基本的な考え方 急速に高齢化が進展する中で 社会保障給付が増大することは避けられないが 受益との均衡に配慮しつつ 保険料等の負担の増大の抑制を図るとともに 社会保障の機能充実と給付の

H28秋_24地方税財源

Microsoft PowerPoint - 395医療保険制度改革

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日本経済の現状と見通し ( インフレーションを中心に ) 2017 年 2 月 17 日 関根敏隆日本銀行調査統計局

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政策課題分析シリーズ16(付注)

2025 年に向けた医療制度 介護制度の改革 医療制度 介護制度は 人生 100 年時代の国民生活を支える重要な基盤 一方 我が国は 75 歳以上人口の急増 生産年齢人口の減少など 制度を取り巻く構造的な変化に直面 将来にわたる国民生活の安心を確保するため こうした課題に正面から取り組む必要 団塊の

スライド 1

健康保険組合に加入の皆さまへ 健康保険組合に加入の皆さまには 平素より格別のご高配を賜り 厚くお礼申し上げます 健康保険組合は 事業主と加入者が連携し 自主 自立の精神で運営を行うなかで 民間の創意工夫をもとに加入者の健康保持 増進 疾病予防に取り組んできました 最近では特定健康診査 ( 特定健診

13 (参考資料4-5)松下参考人資料(三菱総研)

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

資料№1

【参考資料2】費用負担

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

(2) 保険料の算定に関する基本的な方針 1 保険料負担の水準保険料負担の水準については 計画の対象期間である3 年間を通じ おおむね財政の均衡を確保することが可能となるよう 保険料を算定します したがって 人口の高齢化が進展する中では 保険給付が増大することに伴い 保険料負担が増大することは 避け

平成14年度社会保障給付費(概要)

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Ⅱ. 赤字の解消計画 Ⅱ (1) 赤字解消のための基本方針 Ⅱ (2) 赤字解消のための具体的取組 平成 28 年度決算時点において 本市に解消すべき法定外繰入金及び赤字はない Ⅱ (3) 赤字解消の年次計画 ( 総括表国定義 ) 以下の法定外繰入にかかる項目は別紙の内訳を自動集計します 法定外繰入

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

平成 31 年度社会保障関係予算のポイント 頁 新 ( 平成 31 年 1 月 18 日閣議決定 ) 旧 ( 平成 年 12 月 21 日閣議決定 ) 1 平成 31 年度社会保障関係費の姿 平成 31 年度社会保障関係費の姿 ( 注 ) 年度 31 年度増 減 329, ,914 +1

三鷹市健康福祉総合計画2022

研究報告(田近、小林)

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

被用者保険の被保険者の配偶者の位置付け 被用者保険の被保険者の配偶者が社会保険制度上どのような位置付けになるかは 1 まず 通常の労働者のおおむね 4 分の 3 以上就労している場合は 自ら被用者保険の被保険者となり 2 1 に該当しない年収 130 万円未満の者で 1 に扶養される配偶者が被用者保

平成28年版高齢社会白書(概要版)

個人情報保護・情報管理・情報システム 平成22年度新採用職員合同オリエンテーション 平成22年4月2日(金) 14:40~15:50

Microsoft PowerPoint - (参考資料1)介護保険サービスに関する消費税の取扱い等について

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資料 1-2 中長期の経済財政に関する試算 ( 平成 29 年 7 月 18 日経済財政諮問会議提出 ) 本試算は 経済財政諮問会議の審議のための参考として 内閣府が作成し 提出するものである 内閣府

平成14年度社会保障給付費(概要)

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

我が国中小企業の課題と対応策

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Microsoft Word - 介護保険最新情報vol.556表紙

14 日本 ( 社人研推計 ) 日本 ( 国連推計 ) 韓国中国イタリアドイツ英国フランススウェーデン 米国 図 1. 1 主要国の高齢化率の推移と将来推計 ( 国立社会保障 人口問題研究所 資料による ) 高齢者を支える

費用負担のあり方 1. 介護保険制度における費用負担 介護保険制度は 制度創設時において 介護サービスの財源を安定的に確保していくためには 給付と負担の関係が明確で 負担について国民の理解を得やすい社会保険方式とすることとし 介護サービスの地域性や地方分権の流れ等も踏まえ 国民に最も身近な行政単位で

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(問)被用者保険の被扶養者に対する2年間の経過措置になる軽減額は、他の被保険者の保険料で補填すると考えてよいのか

02_公表資料<厚生年金・国民年金の平成27年度収支決算の概要>

参考 平成 27 年 11 月 政府税制調査会 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する論点整理 において示された個人所得課税についての考え方 4 平成 28 年 11 月 14 日 政府税制調査会から 経済社会の構造変化を踏まえた税制のあり方に関する中間報告 が公表され 前記 1 の 配偶

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

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150130【物価2.7%版】プレス案(年金+0.9%)

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平成27年版高齢社会白書(全体版)

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Transcription:

平成 30 年 5 月 21 日 ( 月 ) 平成 30 年第 6 回経済財政諮問会議資料 4-1( 加藤臨時議員提出資料 ) 資料 8-1 2040 年を見据えた社会保障の将来見通し ( 議論の素材 ) 平成 30 年 5 月 28 日 厚生労働省

2040 年を見据えた社会保障の将来見通し ( 議論の素材 )- 概要 - ( 内閣官房 内閣府 財務省 厚生労働省平成 30 年 5 月 21 日 ) 〇高齢者人口がピークを迎える 2040 年頃を見据え 社会保障給付や負担の姿を幅広く共有するための議論の素材を提供するために 一定の仮定をおいた上で 将来見通しを作成 試算結果 1 医療 介護給付費の見通し ( 計画ベースと現状投影との比較 ) 現在 全国の都道府県 市区町村において 医療 介護サービスの提供体制の改革や適正化の取組みが進められている これらの取組みに係る各種計画 ( 地域医療構想 医療費適正化計画 介護保険事業計画 ) を基礎とした 計画ベース の見通しと 現状の年齢別受療率 利用率を基に機械的に将来の患者数や利用者数を計算した 現状投影 の見通しを作成 医療 介護給付費について 2 つの見通しを比較すると 計画ベースでは 医療では 病床機能の分化 連携が進むとともに 後発医薬品の普及など適正化の取組みによって 入院患者数の減少や 医療費の適正化が行われ (2040 年度で 1.6 兆円 ) 介護では 地域のニーズに応じたサービス基盤の充実が行われることで (2040 年度で +1.2 兆円 ) 疾病や状態像に応じてその人にとって適切な医療 介護サービスが受けられる社会の実現を目指したものとなっている ( 兆円 ) 医療 介護給付費の見通し ( 現状投影 ) ( 経済ベースラインケース ) 92.9~94.7 (11.7~12.0%) ( 兆円 ) 医療 介護給付費の見通し ( 計画ベース ) 92.5~94.3 (11.7~11.9%) ( 経済ベースラインケース ) 介護 医療 49.9 (8.8%) 10.7 (1.9%) 39.2 (7.0%) 62.9~63.3 (9.7~9.8%) 14.6 (2.3%) 1:48.7 (7.5%) 2:48.3 (7.5%) 24.6 (3.1%) 1:68.3 (8.6%) 2:70.1 (8.9%) 介護 医療 49.9 (8.8%) 10.7 (1.9%) 39.2 (7.0%) 62.7~63.1 (9.7~9.8%) 15.3 (2.4%) 1:47.8 (7.4%) 2:47.4 (7.3%) 計画ベースと現状投影との差 (2025 年度 ) 医療介護計 0.2 兆円 ( 0.0%) 医療 0.9 兆円 ( 0.1%pt) 介護 +0.8 兆円 (+0.1%pt) 25.8 (3.3%) 1:66.7 (8.4%) 2:68.5 (8.7%) 計画ベースと現状投影との差 (2040 年度 ) 医療介護計 0.3~ 0.4 兆円 ( 0.0%) 医療 1.6 兆円 ( 0.2%pt) 介護 +1.2 兆円 (+0.2%pt) 2018 年度 GDP 564.3 兆円 2025 年度 GDP 645.6 兆円 2040 年度 GDP 790.6 兆円 2018 年度 GDP 564.3 兆円 2025 年度 GDP 645.6 兆円 2040 年度 GDP 790.6 兆円 ( 注 1) 医療については 単価の伸び率の仮定を 2 通り設定しており 給付費も 2 通り (1 と 2) 示している ( 注 2) 計画ベース は 地域医療構想に基づく 2025 年度までの病床機能の分化 連携の推進 第 3 期医療費適正化計画による 2023 年度までの外来医療費の適正化効果 第 7 期介護保険事業計画による 2025 年度までのサービス量の見込みを基礎として計算し それ以降の期間については 当該時点の年齢階級別の受療率等を基に機械的に計算 なお 介護保険事業計画において 地域医療構想の実現に向けたサービス基盤の整備については 例えば医療療養病床から介護保険施設等への転換分など 現段階で見通すことが困難な要素があることに留意する必要がある 平成 30 年度予算ベースを足元に 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 29 年推計 ) 内閣府 中長期の経済財政に関する試算 ( 平成 30 年 1 月 ) 等を踏まえて計算 なお 医療 介護費用の単価の伸び率については 社会保障 税一体改革時の試算の仮定を使用 ( ) 内は対 GDP 比 1

試算結果 2( 社会保障給付費全体の見通し ) 社会保障給付費の対 GDP 比は 2018 年度の 21.5%( 名目額 121.3 兆円 ) から 2025 年度に 21.7~21.8%( 同 140.2~140.6 兆円 ) となる その後 15 年間で 2.1~2.2% ポイント上昇し 2040 年度には 23.8~24.0%( 同 188.2~190.0 兆円 ) となる ( 計画ベース 経済ベースラインケース ) 経済成長実現ケース でも 社会保障給付費の対 GDP 比は概ね同様の傾向で増加するが 2040 年度で比較するとベースラインケースに比べて 1% ポイント程度低い水準 ( 対 GDP 比 22.6~23.2%( 名目額 210.8~215.8 兆円 ))( 計画ベース 経済成長実現ケース ) 経済ベースラインケース及び成長実現ケースの経済前提については次頁参照 社会保障給付費の見通し ( 経済ベースラインケース ) 医療福祉分野における就業者の見通し ( 兆円 ) その他子ども 子育て介護医療 121.3 (21.5%) 6.7 (1.2%) 7.9 (1.4%) 10.7(1.9%) 39.2 (7.0%) 140.2~140.6 (21.7~21.8%) 7.7 (1.2%) 10.0 (1.5%) 15.3 (2.4%) 1:47.8 (7.4%) 2:47.4 (7.3%) < 現状投影 > 140.4 ~140.8 (21.7~ 21.8%) 14.6 (2.3%) 1:48.7 (7.5%) 2:48.3 (7.5%) 188.2~190.0 (23.8~24.0%) 9.4 (1.2%) 13.1 (1.7%) 25.8 (3.3%) 1:66.7 (8.4%) 2:68.5 (8.7%) < 現状投影 > 188.5 ~190.3 (23.8~ 24.1%) 24.6 (3.1%) 1:68.3 (8.6%) 2:70.1 (8.9%) ( 万人 ) その他の福祉 介護 医療福祉全体 823 [12.5%] 180 334 931 [14.7%] 203 406 < 現状投影 > 933 [14.7%] (204) (402) 1,065 1,068 [18.8%] [18.9%] 233 505 < 現状投影 > (233) (501) 年金 56.7 (10.1%) 59.9 73.2 (9.3%) (9.3%) 医療 309 322 (327) 328 (334) 2018 年度 2025 年度 2040 年度 ( 計画ベース ) ( 計画ベース ) GDP : 564.3 兆円 645.6 兆円 790.6 兆円保険料負担 : 12.4% 12.6% 13.4~13.5% 公費負担 : 8.3% 9.0% 10.1~10.2% 2018 年度 就業者数全体 6,580 万人 2025 年度 ( 計画ベース ) 就業者数全体 6,353 万人 2040 年度 ( 計画ベース ) 就業者数全体 5,654 万人 ( 注 1) 医療については 単価の伸び率の仮定を2 通り設定しており 給付費も2 通り (1と2) 示している ( 注 2) 計画ベース は 地域医療構想に基づく2025 年度までの病床機能の分化 連携の推進 第 3 期医療費適正化計画による2023 年度までの外来医療費の適正化効果 第 7 期介護保険事業計画による2025 年度までのサービス量の見込みを基礎として計算し それ以降の期間については 当該時点の年齢階級別の受療率等を基に機械的に計算 なお 介護保険事業計画において 地域医療構想の実現に向けたサービス基盤の整備については 例えば医療療養病床から介護保険施設等への転換分など 現段階で見通すことが困難な要素があることに留意する必要がある ( 注 3) 医療福祉分野における就業者の見通しについては 1 医療 介護分野の就業者数については それぞれの需要の変化に応じて就業者数が変化すると仮定して就業者数を計算 2その他の福祉分野を含めた医療福祉分野全体の就業者数については 医療 介護分野の就業者数の変化率を用いて機械的に計算 3 医療福祉分野の短時間雇用者の比率等の雇用形態別の状況等については 現状のまま推移すると仮定して計算 平成 30 年度予算ベースを足元に 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 29 年推計 ) 内閣府 中長期の経済財政に関する試算( 平成 30 年 1 月 ) 等を踏まえて計算 なお 医療 介護費用の単価の伸び率については 社会保障 税 2 一体改革時の試算の仮定を使用 ( ) 内は対 GDP 比 [ ] 内は就業者数全体に対する割合 保険料負担及び公費負担は対 GDP 比

足元値 人口 経済の前提 方法等 平成 30 年度予算ベース ただし 介護については第 7 期介護保険事業計画の集計値を基礎としている 人口前提国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 29 年推計 ) ( 出生中位 ( 死亡中位 ) 推計 ) ただし 子ども 子育ての推計については 2020 年度以降給付の対象となる子ども数を固定した形で推計 経済前提 2027 年度までは 内閣府 中長期の経済財政に関する試算 ( 平成 30 年 1 月 ) 等 2028 年度以降は 公的年金の平成 26 年財政検証に基づいた前提値を使用 経済前提は 2 つのケースで試算 ( ベースラインケース (2028 年度以降は平成 26 年財政検証ケース F) 成長実現ケース (2028 年度以降は平成 26 年財政検証ケース E)) 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028~ (H30) (H31) (H32) (H33) (H34) (H35) (H36) (H37) (H38) (H39) (H40~) 名目経済成長率 (%) 成長実現 2.5 2.8 3.1 3.2 3.4 3.4 3.5 3.5 3.5 3.5 1.6 ベースライン 2.5 2.4 2.2 1.9 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8 1.7 1.3 物価上昇率 (%) 成長実現 1.0 1.9 2.3 2.1 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 1.2 ベースライン 1.0 1.6 1.7 1.3 1.1 1.1 1.1 1.1 1.1 1.1 1.2 注. 賃金上昇率については 2018 年度は 平成 30 年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度 ( 平成 30 年 1 月 22 日閣議決定 ) に基づいて 1.7% と設定し 2019~2027 年度までは名目経済成長率と同率 2028 年度以降は平成 26 年財政検証の前提 ( ケース E F) に基づいて 2.5% としている 将来見通しの作成方法 ( 全般的考え方 ) 公的年金平成 26(2014) 年財政検証に 新たな将来推計人口 経済前提を簡易的に反映 年金生活者支援給付金の実施を織り込んで計算 医療 介護年齢階級別受療率等に将来推計人口を適用して需要を推計し サービスごとの単価 伸び率等を適用 子ども 子育て 子育て安心プラン 新しい経済政策パッケージ (2 兆円パッケージ ) ( 制度の詳細が決定していない高等教育の無償化等は反映していない ) を織り込んだ上で 2020 年度以降給付の対象となる子ども数を固定 上記以外 GDP に対する給付規模が将来にわたって変わらないことを基本として機械的に計算 ( なお 短期的には近年の予算等の動向も踏まえつつ計算 ) ( 留意事項 ) 本見通しは 一定の仮定をおいて行ったものであり 結果は相当程度の幅をもってみる必要がある 特に 長期の推計であるため 長期間の人口変動の動向とこれが経済社会に与える影響 経済 雇用の動向 給付単価の伸び率の動向等が 給付費の総額や対 GDP 比等の結果に大きな影響を与える可能性があることに留意する必要がある 本見通しは 一体改革試算と同様 患者数や利用者数などの需要を基礎とした計算となっており 供給面については必要な需給をちょうどまかなうだけの供給が行われるものと仮定して 必要マンパワーや費用等を計算している 従って 需要側である患者数が減少した際には その減少に合わせてサービス供給量も減少することを仮定していることに留意する必要がある 本見通しでは 医療においては年齢別制度別実効給付率 介護においては全体の実効給付率を現状の値で固定して将来の医療給付費および介護給付費を算出していることに留意する必要がある 計画ベース の見通しでは 介護保険事業計画において 地域医療構想の実現に向けたサービス基盤の整備については 例えば医療療養病床から介護保険施設等への転換分など 現段階で見通すことが困難な要素があることに留意する必要がある 3

2040 年を見据えた社会保障の将来見通し ( 議論の素材 ) 内閣官房 内閣府 財務省 厚生労働省 平成 30 年 5 月 21 日 本見通しは 人口減少 高齢化の進展する中での持続可能な経済財政の構築に向けて ~ 中長期展望と政策対応 ~ ( 平成 30 年 3 月 29 日 経済財政諮問会議資料 ) を受けて 2040 年頃を見据え 社会保障の給付と負担の姿を幅広く共有するための議論の素材を提供するために行うもの

Ⅰ. 将来見通しの位置付け 人口減少 高齢化の進展する中での持続可能な経済財政の構築に向けて~ 中長期展望と政策対応 ~ ( 平成 30 年 3 月 29 日 経済財政諮問会議資料 ) を受けて 2040 年頃を見据え 社会保障給付や負担の姿を幅広く共有するための議論の素材を提供するためのもの Ⅱ. 人口 経済の前提 方法等 ( 詳細は別紙 1 参照 ) 人口 : 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 29 年推計 ) ( 出生中位 ( 死亡中位 )) 経済 : 内閣府 中長期の経済財政に関する試算 ( 平成 30 年 1 月 ) 等 に基づき 一定の仮定をおいた上で 将来見通しを作成 Ⅲ. 将来見通しの内容 ( 詳細は別紙 2 参照 ) 各種計画値 ( 地域医療構想 医療費適正化計画 介護計画 ) を基礎とした 計画ベース と 現状の年齢別受療率 利用率を基に機械的に計算した 現状投影 の 2 つの見通しを作成 [1] 現状投影の見通し : 医療 介護サービスの足元の利用状況を基に機械的に計算したもの [2] 計画ベースの見通し : 現在取り組んでいる各種計画等を基礎としたもの 5

Ⅳ. 将来見通しの結果 ( ポイント ) 社会保障給付費の対 GDP 比は 2018 年度の 21.5%( 名目額 121.3 兆円 ) から 2025 年度に 21.7~ 21.8%( 同 140.2~140.6 兆円 ) となる その後 15 年間で 2.1~2.2% ポイント上昇し 2040 年度には 23.8~ 24.0%( 同 188.2~190.0 兆円 ) となる ( 計画ベース 経済ベースライン 以下 医療 介護関係及び社会保障負担について同様 ) 医療 介護給付費について 各種計画 ( 地域医療構想 医療費適正化計画 介護保険事業計画 ) を基礎とした 計画ベース の見通しと 現状の年齢別受療率 利用率を基に機械的に将来の患者数や利用者数を計算した 現状投影 の見通しを比較すると 計画ベース では 医療では 病床機能の分化 連携が進むとともに 後発医薬品の普及など適正化の取組みによって 入院患者数の減少や 医療費の適正化が行われ (2040 年度で 1.6 兆円 ) 介護では 地域のニーズに応じたサービス基盤の充実が行われることで (2040 年度で +1.2 兆円 ) 疾病や状態像に応じてその人にとって適切な医療 介護サービスが受けられる社会の実現を目指したものとなっている 社会保障負担の対 GDP 比は 2018 年度の 20.8%( 名目額 117.2 兆円 ) から 2025 年度に 21.5~21.6% ( 同 139.0~139.4 兆円 ) となり 2040 年度は 23.5~23.7%( 同 185.6~187.3 兆円 ) へと上昇 その内訳をみると 保険料負担は 2018 年度の 12.4%( 同 70.2 兆円 ) から 2025 年度に 12.6%( 同 81.2~81.4 兆円 ) となり 2040 年度には 13.4~13.5%( 同 106.1~107.0 兆円 ) へと上昇 公費負担は 2018 年度の 8.3%( 同 46.9 兆円 ) から 2025 年度に 9.0%( 同 57.8~58.0 兆円 ) となり 2040 年度には 10.1~10.2%( 同 79.5~ 80.3 兆円 ) へと. 上昇 医療福祉分野の就業者数は 2018 年度の 823 万人 ( 就業者数全体に占める割合 12.5%) から 2025 年度 931~933 万人 ( 同 14.7~14.7%) 2040 年度 1065~1068 万人 ( 同 18.8~18.9%) と大きく増加 経済成長実現ケース でも 社会保障給付費や社会保障負担の対 GDP 比は概ね同様の傾向で上昇するが 2040 年度で経済ベースラインケースと比べて 1% ポイント程度低い水準 ( 給付費対 GDP 比 22.6~ 23.2%( 名目額 210.8~215.8 兆円 ))( 計画ベース 成長実現ケース ) 経済ベースラインケース及び成長実現ケースの経済前提については 12 頁参照 6

社会保障給付費の見通し ( 経済 : ベースラインケース ) ( 兆円 ) 188.5~190.3 188.2~190.0 (23.8~24.1%) (23.8~24.0%) 9.4 (1.2%) 9.4 (1.2%) 13.1 (1.7%) 13.1 (1.7%) 計画ベースと現状投影との差 その他子ども 子育て 介護医療 121.3 (21.5%) 6.7 (1.2%) 7.9 (1.4%) 10.7 (1.9%) 39.2 (7.0%) 140.4~140.8 140.2~140.6 (21.7~21.8%) (21.7~21.8%) 7.7 (1.2%) 7.7 (1.2%) 10.0 (1.5%) 10.0 (1.5%) 14.6 (2.3%) 15.3 (2.4%) 1:48.7 (7.5%) 2:48.3 (7.5%) 1:47.8 (7.4%) 2:47.4 (7.3%) 24.6 (3.1%) 25.8 (3.3%) 1:68.3 (8.6%) 2:70.1 (8.9%) 1:66.7 (8.4%) 2:68.5 (8.7%) 介護 +1.2 兆円 (+0.2%pt) 医療 1 1.6 兆円 2 1.6 兆円 ( 0.2%pt) 年金 56.7 (10.1%) 59.9 (9.3%) 59.9 (9.3%) 73.2 (9.3%) 73.2 (9.3%) 2018 年度 GDP 564.3 兆円 ( 現状投影 ) ( 計画ベース ) 2025 年度 GDP 645.6 兆円 ( 現状投影 ) ( 計画ベース ) 2040 年度 GDP 790.6 兆円 ( 注 1) ( ) 内は対 GDP 比 医療は単価の伸び率について 2 通りの仮定をおいており給付費に幅がある ( 注 2) 現状投影 は 医療 介護サービスの足下の利用状況を基に機械的に計算した場合 計画ベース は 医療は地域医療構想及び第 3 期医療費適正化計画 介護は第 7 期介護保険事業計画を基礎とした場合 7

社会保障負担の見通し ( 経済 : ベースラインケース ) ( 兆円 ) 185.9~187.7 185.5~187.3 (23.5~23.7%) (23.5~23.7%) 公費 117.2 (20.8%) 46.9 (8.3%) 139.2~139.6 139.0~139.4 (21.6%) (21.5~21.6%) 57.8~58.0 (9.0%) 57.8~58.0 (9.0%) 79.6~80.4 (10.1 ~10.2%) 79.5~80.3 (10.1 ~10.2%) 保険料 70.2 (12.4%) 81.3~81.6 (12.6%) 81.2~81.4 (12.6%) 106.3 ~107.3 (13.4 ~13.6%) 106.1 ~107.0 (13.4 ~13.5%) 2018 年度 GDP 564.3 兆円 ( 現状投影 ) ( 計画ベース ) 2025 年度 GDP 645.6 兆円 ( 現状投影 ) ( 計画ベース ) 2040 年度 GDP 790.6 兆円 ( 注 1) ( ) 内は対 GDP 比 医療は単価の伸び率について 2 通りの仮定をおいており負担額に幅がある ( 注 2) 給付との差は 年金制度の積立金活用等によるものである ( 注 3) 現状投影 は 医療 介護サービスの足下の利用状況を基に機械的に計算した場合 計画ベース は 医療は地域医療構想及び第 3 期医療費適正化計画 介護は第 7 期介護保険事業計画を基礎とした場合 8

社会保障給付費の見通し ( 経済 : 成長実現ケース ) ( 兆円 ) 211.1~216.2 210.8~215.8 (22.7~23.2%) (22.6~23.2%) 11.1 (1.2%) 11.1 (1.2%) 14.8 (1.6%) 14.8 (1.6%) 計画ベースと現状投影との差 149.4~151.0 149.3~150.8 (21.1~21.3%) (21.1~21.3%) 27.3 (2.9%) 28.7 (3.1%) 介護 +1.4 兆円 (+0.1%pt) その他子ども 子育て 介護医療 121.3 (21.5%) 6.7 (1.2%) 7.9 (1.4%) 10.7 (1.9%) 39.2 (7.0%) 8.4 (1.2%) 8.4 (1.2%) 10.8 (1.5%) 10.8 (1.5%) 15.7 (2.2%) 16.5 (2.3%) 1:50.2 (7.1%) 2:51.8 (7.3%) 1:49.3 (7.0%) 2:50.8 (7.2%) 1:72.1 (7.7%) 2:77.2 (8.3%) 1:70.5 (7.6%) 2:75.4 (8.1%) 医療 1 1.6 兆円 2 1.8 兆円 ( 0.2%pt) 年金 56.7 (10.1%) 64.2 (9.1%) 64.2 (9.1%) 85.9 (9.2%) 85.9 (9.2%) 2018 年度 GDP 564.3 兆円 ( 現状投影 ) ( 計画ベース ) 2025 年度 GDP 707.3 兆円 ( 現状投影 ) ( 計画ベース ) 2040 年度 GDP 931.6 兆円 ( 注 1) ( ) 内は対 GDP 比 医療は単価の伸び率について 2 通りの仮定をおいており給付費に幅がある ( 注 2) 現状投影 は 医療 介護サービスの足下の利用状況を基に機械的に計算した場合 計画ベース は 医療は地域医療構想及び第 3 期医療費適正化計画 介護は第 7 期介護保険事業計画を基礎とした場合 9

社会保障負担の見通し ( 経済 : 成長実現ケース ) ( 兆円 ) 207.4~212.5 207.1~212.1 (22.3~22.8%) (22.2~22.8%) 148.8~150.4 148.7~150.2 (21.0~21.3%) (21.0~21.2%) 87.6~90.0 (9.4~9.7%) 87.5~89.9 (9.4~9.6%) 117.2 (20.8%) 61.3~62.0 (8.7~8.8%) 61.3~62.0 (8.7~8.8%) 公費 46.9 (8.3%) 保険料 70.2 (12.4%) 87.5~88.4 (12.4 ~12.5%) 87.4~88.2 (12.4 ~12.5%) 119.9 ~122.6 (12.9 ~13.2%) 119.6 ~122.2 (12.8 ~13.1%) 2018 年度 GDP 564.3 兆円 ( 現状投影 ) ( 計画ベース ) 2025 年度 GDP 707.3 兆円 ( 現状投影 ) ( 計画ベース ) 2040 年度 GDP 931.6 兆円 ( 注 1) ( ) 内は対 GDP 比 医療は単価の伸び率について 2 通りの仮定をおいており負担額に幅がある ( 注 2) 給付との差は 年金制度の積立金活用等によるものである ( 注 3) 現状投影 は 医療 介護サービスの足下の利用状況を基に機械的に計算した場合 計画ベース は 医療は地域医療構想及び第 3 期医療費適正化計画 介護は第 7 期介護保険事業計画を基礎とした場合 10

医療福祉分野の就業者数の見通し ( 万人 ) 1,200 1,000 医療福祉全体 823 [12.5%] 933 [14.7%] 931 [14.7%] 1,068 [18.9%] 1,065 [18.8%] 800 600 介護 334 402 406 501 505 400 医療 200 309 327 322 334 328 0 2018 年度 就業者数全体 6,580 万人 ( 現状投影 ) ( 計画ベース ) ( 現状投影 ) ( 計画ベース ) 2025 年度 就業者数全体 6,353 万人 2040 年度 就業者数全体 5,654 万人 ( 注 1) [ ] 内は就業者数全体に対する割合 ( 注 2) 医療福祉分野における就業者の見通しについては 1 医療 介護分野の就業者数については それぞれの需要の変化に応じて就業者数が変化すると仮定して就業者数を計算 2 その他の福祉分野を含めた医療福祉分野全体の就業者数については 医療 介護分野の就業者数の変化率を用いて機械的に計算 3 医療福祉分野の短時間雇用者の比率等の雇用形態別の状況等については 現状のまま推移すると仮定して計算 ( 注 3) 就業者数全体は 2018 年度は内閣府 経済見通しと経済財政運営の基本的態度 2025 年度以降は 独立行政法人労働政策研究 研修機構 平成 27 年労働力需給の推計 および国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口平成 29 年推計 ( 出生中位 ( 死亡中位 ) 推計 ) を元に機械的に算出している 11

( 別紙 1) 人口 経済の前提 方法等 足元値平成 30 年度予算ベース ただし 介護については第 7 期介護保険事業計画の集計値を基礎としている 人口前提国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 29 年推計 ) ( 出生中位 ( 死亡中位 ) 推計 ) ただし 子ども 子育ての推計については 2020 年度以降給付の対象となる子ども数を固定した形で推計 経済前提 2027 年度までは 内閣府 中長期の経済財政に関する試算 ( 平成 30 年 1 月 ) 等 2028 年度以降は 公的年金の平成 26 年財政検証に基づいた前提値を使用 経済前提は 2 つのケースで試算 ( ベースラインケース (2028 年度以降は平成 26 年財政検証ケース F) 成長実現ケース (2028 年度以降は平成 26 年財政検証ケース E)) 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028~ (H30) (H31) (H32) (H33) (H34) (H35) (H36) (H37) (H38) (H39) (H40~) 名目経済成長率 (%) 物価上昇率 (%) 成長実現 2.5 2.8 3.1 3.2 3.4 3.4 3.5 3.5 3.5 3.5 1.6 ベースライン 2.5 2.4 2.2 1.9 1.8 1.8 1.8 1.8 1.8 1.7 1.3 成長実現 1.0 1.9 2.3 2.1 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 1.2 ベースライン 1.0 1.6 1.7 1.3 1.1 1.1 1.1 1.1 1.1 1.1 1.2 注. 賃金上昇率については 2018 年度は 平成 30 年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度 ( 平成 30 年 1 月 22 日閣議決定 ) に基づいて 1.7% と設定し 2019~2027 年度までは名目経済成長率と同率 2028 年度以降は平成 26 年財政検証の前提 ( ケース E F) に基づいて 2.5% としている 将来見通しの作成方法 ( 全般的考え方 ) 公的年金平成 26(2014) 年財政検証に 新たな将来推計人口 経済前提を簡易的に反映 年金生活者支援給付金の実施を織り込んで計算 医療 介護年齢階級別受療率等に将来推計人口を適用して需要を推計し サービスごとの単価 伸び率等を適用 子ども 子育て 子育て安心プラン 新しい経済政策パッケージ(2 兆円パッケージ ) ( 制度の詳細が決定していない高等教育の無償化等は反映していない ) を織り込んだ上で 2020 年度以降給付の対象となる子ども数を固定 上記以外 GDPに対する給付規模が将来にわたって変わらないことを基本として機械的に計算 ( なお 短期的には近年の予算等の動向も踏まえつつ計算 ) 就業者数医療福祉分野における就業者の見通しについては 1 医療 介護分野の就業者数については それぞれの需要の変化に応じて就業者数が変化すると仮定して就業者数を計算 2 その他の福祉分野を含めた医療福祉分野全体の就業者数については 医療 介護分野の就業者数の変化率を用いて機械的に計算 3 医療福祉分野の短時間雇用者の比率等の雇用形態別の状況等については 現状のまま推移すると仮定して計算 12

( 別紙 2) 将来見通しの内容 [1] 現状投影 医療 介護サービスの足元の年齢階級別の受療率等 ( 入院 外来の受療率 サービスごとの利用率 ) を基に機械的に将来の患者数や利用者数を計算 また サービスごとの単価は足元の単価に一定の伸び率を乗じて計算 単価に乗じる伸び率は 医療は 1 経済成長率 1/3+1.9%-0.1% 2 賃金上昇率と物価上昇率の平均 +0.7% 介護は 賃金上昇率と物価上昇率を 65:35 で加重平均 ( 社会保障 税一体改革の試算の仮定をそのまま使用 ) [2] 計画ベース 医療 介護に関し 地域医療構想に基づく 2025 年度までの病床機能の分化 連携の推進 第 3 期医療費適正化計画による 2023 年度までの外来医療費の適正化効果 第 7 期介護保険事業計画による 2025 年度までのサービス量の見込みを基礎として計算し それ以降の期間については 当該時点の年齢階級別の受療率等を基に機械的に計算 なお 介護保険事業計画において 地域医療構想の実現に向けたサービス基盤の整備については 例えば医療療養病床から介護保険施設等への転換分など 現段階で見通すことが困難な要素があることに留意する必要がある 13

留意事項 ( 将来見通しの全体について ) 本見通しは 一定の仮定をおいて行ったものであり 結果は相当程度の幅をもってみる必要がある 特に 長期の推計であるため 長期間の人口変動の動向とこれが経済社会に与える影響 経済 雇用の動向 給付単価の伸び率の動向等が給付費の総額や対 GDP 比等の結果に大きな影響を与える可能性があることに留意する必要がある 経済前提は 2027 年度までは 内閣府 中長期の経済財政に関する試算 ( 平成 30 年 1 月 ) を用いているが 同試算では賃金上昇率が示されていないため 本見通しでは名目経済成長率を賃金上昇率の代替として使用した また 2028 年度以降は 年金の平成 26 年財政検証に用いた前提値を使用しているが 現在 次の財政検証を見据えて経済前提等に関する議論が始められていることに留意する必要がある ( 就業者数 医療福祉分野における就業者数について ) 本見通しは 将来の就業者数について 独立行政法人労働政策研究 研修機構 平成 27 年労働力需給の推計 における性 年齢階級別の人口に対する就業者の割合 ( 就業者割合 ) を 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 29 年推計 ) ( 出生中位 ( 死亡中位 )) の推計値に適用して推計 労働力需給の将来の就業者割合については 2020 年 2030 年の値が示されており 2025 年度については 2020 年と 2030 年の値の平均を使用 2040 年度については 2030 年の値を使用している 従って 2030 年以降 性 年齢階級別の就業者割合を固定した計算となっている 福祉分野も含めた医療福祉分野全体の就業者数については 医療 介護分野の需要の変化を基にした機械的な計算を行っていることに留意する必要がある 独立行政法人労働政策研究 研修機構 平成 27 年労働力需給の推計 においても産業別就業者数の見通しの一部として 医療 福祉 における就業者数の見通しが示されているが この推計においては 各産業における需要と労働力の供給の両方を推計した上で さらに需要と供給を調整する形で推計を行っており 需要のみに着目して推計している本見通しとは試算の手法が異なっていることに留意する必要がある 14

( 医療 介護について ) 本見通しは 社会保障 税一体改革における 社会保障の費用にかかる将来推計について ( 平成 23 年 6 月 ) 及び 医療 介護に係る長期推計 ( 主にサービス提供体制改革に係る改革について ) ( 平成 23 年 6 月 )( 以下 一体改革試算 と総称する ) と同様に 医療 介護の需要を計算し それを基礎に 必要なマンパワーや費用等を計算しているが 以下の点に留意する必要がある 一体改革試算における改革シナリオは 一定のサービス提供体制等の改革のシナリオに基づき サービス利用状況や単価等を変化させた上で試算を行ったものであるが 本見通しにおける計画ベースは 既に具体的に定められている各種計画 ( 地域医療構想 医療費適正化計画 第 7 期介護保険事業計画 ) における数値等を 基本的に そのまま反映させたものとなっている 社会保障 税一体改革における社会保障の充実については 平成 30 年度時点で既に行われているもの ( 診療報酬改定 介護報酬改定における消費税財源の活用分 ( 介護職員の処遇改善等を含む ) 国民健康保険への財政支援 地域支援事業の充実等 ) 及び 平成 31 年 10 月に予定されている消費税 10% への引上げによる財源を活用して行うこととなっている介護保険の第 1 号被保険者に係る保険料軽減の完全実施等を織り込んでいる 本見通しは一体改革試算と同様 患者数や利用者数などの需要を基礎とした計算となっており 供給面については必要な需給をちょうどまかなうだけの供給が行われるものと仮定して 必要マンパワーや費用等を計算している 従って 需要側である患者数が減少した際には その減少に合わせてサービス供給量も減少することを仮定していることに留意する必要がある 本見通しでは 医療においては年齢別制度別実効給付率 介護においては全体の実効給付率を現状の値で固定して将来の医療給付費および介護給付費を算出していることに留意する必要がある 15

( 詳細結果表 ) 16

社会保障給付費の見通し ( 経済 : ベースラインケース )1 2018 年度 2025 年度 2040 年度 ( 対 GDP 比 ) ( 対 GDP 比 ) ( 対 GDP 比 ) 兆円 % 兆円 % 兆円 % 給付額 ( 現状投影 ) 140.4~140.8 21.7~21.8 188.5~190.3 23.8~24.1 121.3 21.5 140.2~140.6 21.7~21.8 188.2~190.0 23.8~24.0 年金 56.7 10.1 59.9 9.3 73.2 9.3 医療 ( 現状投影 ) 1:48.7 2:48.3 1:7.5 2:7.5 1:68.3 2:70.1 1:8.6 2:8.9 39.2 7.0 1:47.8 2:47.4 1:7.4 2:7.3 1:66.7 2:68.5 1:8.4 2:8.7 介護 ( 現状投影 ) 14.6 2.3 24.6 3.1 10.7 1.9 15.3 2.4 25.8 3.3 子ども 子育て 7.9 1.4 10.0 1.5 13.1 1.7 その他 6.7 1.2 7.7 1.2 9.4 1.2 負担額 ( 現状投影 ) 139.2~139.6 21.6~21.6 185.9~187.7 23.5~23.7 117.2 20.8 139.0~139.4 21.5~21.6 185.5~187.3 23.5~23.7 年金 52.6 9.3 58.7 9.1 70.6 8.9 医療 ( 現状投影 ) 1:48.7 2:48.3 1:7.5 2:7.5 1:68.3 2:70.1 1:8.6 2:8.9 39.2 7.0 1:47.8 2:47.4 1:7.4 2:7.3 1:66.7 2:68.5 1:8.4 2:8.7 介護 ( 現状投影 ) 14.6 2.3 24.6 3.1 10.7 1.9 15.3 2.4 25.8 3.3 子ども 子育て 7.9 1.4 10.0 1.5 13.1 1.7 その他 6.7 1.2 7.7 1.2 9.4 1.2 ( 参考 )GDP ( 兆円 ) 564.3 645.6 790.6 ( 注 ) 医療は 単価の伸び率の前提に応じて 1 および 2 と表示している 17

社会保障給付費の見通し ( 経済 : ベースラインケース )2 2018 年度 2025 年度 2040 年度 ( 対 GDP 比 ) ( 対 GDP 比 ) ( 対 GDP 比 ) 兆円 % 兆円 % 兆円 % 給付額 ( 現状投影 ) 140.4~140.8 21.7~21.8 188.5~190.3 23.8~24.1 121.3 21.5 140.2~140.6 21.7~21.8 188.2~190.0 23.8~24.0 負担額 ( 現状投影 ) 139.2~139.6 21.6~21.6 185.9~187.7 23.5~23.7 117.2 20.8 139.0~139.4 21.5~21.6 185.5~187.3 23.5~23.7 保険料負担 ( 現状投影 ) 81.3~81.6 12.6~12.6 106.3~107.3 13.4~13.6 70.2 12.4 81.2~81.4 12.6~12.6 106.1~107.0 13.4~13.5 年金 39.5 7.0 44.1 6.8 53.4 6.8 医療 ( 現状投影 ) 1:26.6 2:26.3 1:4.1 2:4.1 1:36.2 2:37.2 1:4.6 2:4.7 22.1 3.9 1:26.0 2:25.8 1:4.0 2:4.0 1:35.4 2:36.3 1:4.5 2:4.6 介護 ( 現状投影 ) 6.5 1.0 11.1 1.4 4.8 0.8 6.9 1.1 11.6 1.5 子ども 子育て 1.8 0.3 2.2 0.3 3.0 0.4 その他 2.0 0.3 2.2 0.3 2.6 0.3 公費負担 ( 現状投影 ) 57.8~58.0 9.0~9.0 79.6~80.4 10.1~10.2 46.9 8.3 57.8~58.0 9.0~9.0 79.5~80.3 10.1~10.2 年金 13.2 2.3 14.6 2.3 17.2 2.2 医療 ( 現状投影 ) 1:22.2 2:22.0 1:3.4 2:3.4 1:32.1 2:32.9 1:4.1 2:4.2 17.1 3.0 1:21.8 2:21.6 1:3.4 2:3.3 1:31.3 2:32.2 1:4.0 2:4.1 介護 ( 現状投影 ) 8.0 1.2 13.5 1.7 5.9 1.0 8.5 1.3 14.2 1.8 子ども 子育て 6.1 1.1 7.7 1.2 10.1 1.3 その他 4.7 0.8 5.5 0.9 6.7 0.9 ( 参考 )GDP ( 兆円 ) 564.3 645.6 790.6 ( 注 ) 医療は 単価の伸び率の前提に応じて 1および2と表示している 18

社会保障給付費の見通し ( 経済 : 成長実現ケース )3 2018 年度 2025 年度 2040 年度 ( 対 GDP 比 ) ( 対 GDP 比 ) ( 対 GDP 比 ) 兆円 % 兆円 % 兆円 % 給付額 ( 現状投影 ) 149.4~151.0 21.1~21.3 211.1~216.2 22.7~23.2 121.3 21.5 149.3~150.8 21.1~21.3 210.8~215.8 22.6~23.2 年金 56.7 10.1 64.2 9.1 85.9 9.2 医療 ( 現状投影 ) 1:50.2 2:51.8 1:7.1 2:7.3 1:72.1 2:77.2 1:7.7 2:8.3 39.2 7.0 1:49.3 2:50.8 1:7.0 2:7.2 1:70.5 2:75.4 1:7.6 2:8.1 介護 ( 現状投影 ) 15.7 2.2 27.3 2.9 10.7 1.9 16.5 2.3 28.7 3.1 子ども 子育て 7.9 1.4 10.8 1.5 14.8 1.6 その他 6.7 1.2 8.4 1.2 11.1 1.2 負担額 ( 現状投影 ) 148.8~150.4 21.0~21.3 207.4~212.5 22.3~22.8 117.2 20.8 148.7~150.2 21.0~21.2 207.1~212.1 22.2~22.8 年金 52.6 9.3 63.6 9.0 82.2 8.8 医療 ( 現状投影 ) 1:50.2 2:51.8 1:7.1 2:7.3 1:72.1 2:77.2 1:7.7 2:8.3 39.2 7.0 1:49.3 2:50.8 1:7.0 2:7.2 1:70.5 2:75.4 1:7.6 2:8.1 介護 ( 現状投影 ) 15.7 2.2 27.3 2.9 10.7 1.9 16.5 2.3 28.7 3.1 子ども 子育て 7.9 1.4 10.8 1.5 14.8 1.6 その他 6.7 1.2 8.4 1.2 11.1 1.2 ( 参考 )GDP ( 兆円 ) 564.3 707.3 931.6 ( 注 ) 医療は 単価の伸び率の前提に応じて 1 および 2 と表示している 19

社会保障給付費の見通し ( 経済 : 成長実現ケース )4 2018 年度 2025 年度 2040 年度 ( 対 GDP 比 ) ( 対 GDP 比 ) ( 対 GDP 比 ) 兆円 % 兆円 % 兆円 % 給付額 ( 現状投影 ) 149.4~151.0 21.1~21.3 211.1~216.2 22.7~23.2 121.3 21.5 149.3~150.8 21.1~21.3 210.8~215.8 22.6~23.2 負担額 ( 現状投影 ) 148.8~150.4 21.0~21.3 207.4~212.5 22.3~22.8 117.2 20.8 148.7~150.2 21.0~21.2 207.1~212.1 22.2~22.8 保険料負担 ( 現状投影 ) 87.5~88.4 12.4~12.5 119.9~122.6 12.9~13.2 70.2 12.4 87.4~88.2 12.4~12.5 119.6~122.2 12.8~13.1 年金 39.5 7.0 48.3 6.8 62.8 6.7 医療 ( 現状投影 ) 1:27.4 2:28.2 1:3.9 2:4.0 1:38.2 2:40.9 1:4.1 2:4.4 22.1 3.9 1:26.8 2:27.7 1:3.8 2:3.9 1:37.3 2:40.0 1:4.0 2:4.3 介護 ( 現状投影 ) 7.0 1.0 12.3 1.3 4.8 0.8 7.4 1.0 12.9 1.4 子ども 子育て 1.8 0.3 2.5 0.3 3.4 0.4 その他 2.0 0.3 2.4 0.3 3.1 0.3 公費負担 ( 現状投影 ) 61.3~62.0 8.7~8.8 87.6~90.0 9.4~9.7 46.9 8.3 61.3~62.0 8.7~8.8 87.5~89.9 9.4~9.6 年金 13.2 2.3 15.3 2.2 19.4 2.1 医療 ( 現状投影 ) 1:22.9 2:23.6 1:3.2 2:3.3 1:33.9 2:36.3 1:3.6 2:3.9 17.1 3.0 1:22.4 2:23.1 1:3.2 2:3.3 1:33.1 2:35.4 1:3.6 2:3.8 介護 ( 現状投影 ) 8.7 1.2 15.0 1.6 5.9 1.0 9.1 1.3 15.7 1.7 子ども 子育て 6.1 1.1 8.4 1.2 11.4 1.2 その他 4.7 0.8 6.0 0.9 7.9 0.9 ( 参考 )GDP ( 兆円 ) 564.3 707.3 931.6 ( 注 ) 医療は 単価の伸び率の前提に応じて 1および2と表示している 20

医療 介護の患者数 利用者数および就業者数 医患者数 利用者数等 ( 万人 ) 就業者数 ( 万人 ) 人口 ( 万人 ) 現状投影 計画ベース 2018 年度 2025 年度 2040 年度 2018 年度 2025 年度 2040 年度 療介104 129 171 104 121 162 護入院 132 144 155 132 132 140 外来 783 790 748 783 794 753 施設 居住系 46 56 75 46 57 76 医療福祉分野における就業者数 在宅 353 417 497 353 427 509 823 [12.5%] 933 [14.7%] 1,068 [18.9%] 823 [12.5%] 931 [14.7%] 1,065 [18.8%] 医療 309 327 334 309 322 328 介護 334 (200) 402 (241) 501 (301) 334 (200) 406 (245) 505 (305) 総人口 12,618 12,254 11,092 12,618 12,254 11,092 15~64 歳 7,516(59.6%) 7,170(58.5%) 5,978(53.9%) 7,516(59.6%) 7,170(58.5%) 5,978(53.9%) 20~39 歳 2,696(21.4%) 2,471(20.2%) 2,155(19.4%) 2,696(21.4%) 2,471(20.2%) 2,155(19.4%) 40~64 歳 4,232(33.5%) 4,163(34.0%) 3,387(30.5%) 4,232(33.5%) 4,163(34.0%) 3,387(30.5%) 65 歳 ~ 3,561(28.2%) 3,677(30.0%) 3,921(35.3%) 3,561(28.2%) 3,677(30.0%) 3,921(35.3%) 75 歳 ~ 1,800(14.3%) 2,180(17.8%) 2,239(20.2%) 1,800(14.3%) 2,180(17.8%) 2,239(20.2%) 就業者数 6,580 6,353 5,654 6,580 6,353 5,654 患者数はある日に医療機関に入院中又は外来受診した患者数 利用者数は ある月における介護サービスの利用者数であり 総合事業等における利用者数を含まない 就業者数欄の 医療福祉分野における就業者数 は 医療 介護分に その他の福祉分野の就業者数等を合わせた推計値 医療分 介護分ともに 直接に医療に従事する者や介護に従事する者以外に 間接業務に従事する者も含めた数値である [ ] 内は 就業者数全体に対する割合 ( ) 内は 介護職員の数 なお 介護職員数は 総合事業 ( 従前相当及び基準緩和型 ) における就業者数を含む 21

医療 介護の 1 人当たり保険料 保険料率の見通し 1 経済 : ベースラインケース 現状投影 計画ベース 2018 年度 2025 年度 2040 年度 2018 年度 2025 年度 2040 年度 医療保険 協会けんぽ 10.0% 110.8% 210.7% 111.8% 212.1% 10.0% 110.6% 210.5% 111.5% 211.8% 健保組合 9.2% 110.0% 2 9.9% 111.1% 211.4% 9.2% 1 9.8% 2 9.7% 110.9% 211.2% 市町村国保 (2018 年度賃金換算 ) 7,400 円 18,300 円 28,200 円 18,400 円 28,600 円 7,400 円 18,100 円 28,000 円 18,200 円 28,400 円 後期高齢者 (2018 年度賃金換算 ) 5,800 円 16,500 円 26,400 円 18,200 円 28,400 円 5,800 円 16,400 円 26,300 円 18,000 円 28,200 円 介護保険 1 号保険料 (2018 年度賃金換算 ) 約 5,900 円約 6,900 円約 8,800 円約 5,900 円約 7,200 円約 9,200 円 2 号保険料協会けんぽ 健保組合 協会けんぽ 1.57% 健保組合 1.52% 1.9% 2.5% 協会けんぽ 1.57% 健保組合 1.52% 2.0% 2.6% 2 号保険料市町村国保 (2018 年度賃金換算 ) 約 2,800 円約 3,300 円約 4,200 円約 2,800 円約 3,500 円約 4,400 円 医療保険の 2018 年度における保険料は 2018 年度実績見込み ( 協会けんぽは実際の保険料率 健保組合は健康保険組合連合会 平成 30 年度健保組合予算早期集計結果 より 市町村国保は予算ベースの所要保険料 後期高齢者は広域連合による見込みを基にした推計値 ) である また 2025 年度及び 2040 年度の保険料は 2018 年度の保険料と各制度の所要保険料の伸びから算出している 介護保険の 2018 年度における 2 号保険料の健保組合の値は 健康保険組合連合会 平成 30 年度健保組合予算早期集計結果 による また 市町村国保の保険料額は 一人当たり介護納付金額の月額について 公費を除いた額である 2018 年度におけるそのほかの保険料は 実際の基準保険料額 保険料率である 22

医療 介護の 1 人当たり保険料 保険料率の見通し 2 経済 : 成長実現ケース 現状投影 計画ベース 2018 年度 2025 年度 2040 年度 2018 年度 2025 年度 2040 年度 医療保険 協会けんぽ 10.0% 110.2% 210.5% 111.0% 211.8% 10.0% 110.0% 210.3% 110.8% 211.5% 健保組合 9.2% 1 9.4% 2 9.7% 110.4% 211.1% 9.2% 1 9.2% 2 9.5% 110.1% 210.9% 市町村国保 (2018 年度賃金換算 ) 7,400 円 17,800 円 28,000 円 17,800 円 28,400 円 7,400 円 17,600 円 27,900 円 17,700 円 28,200 円 後期高齢者 (2018 年度賃金換算 ) 5,800 円 16,100 円 26,300 円 17,600 円 28,200 円 5,800 円 16,000 円 26,200 円 17,400 円 28,000 円 介護保険 1 号保険料 (2018 年度賃金換算 ) 約 5,900 円約 6,800 円約 8,600 円約 5,900 円約 7,100 円約 9,000 円 2 号保険料協会けんぽ 健保組合 協会けんぽ 1.57% 健保組合 1.52% 1.9% 2.5% 協会けんぽ 1.57% 健保組合 1.52% 2.0% 2.6% 2 号保険料市町村国保 (2018 年度賃金換算 ) 約 2,800 円約 3,300 円約 4,200 円約 2,800 円約 3,500 円約 4,400 円 医療保険の 2018 年度における保険料は 2018 年度実績見込み ( 協会けんぽは実際の保険料率 健保組合は健康保険組合連合会 平成 30 年度健保組合予算早期集計結果 より 市町村国保は予算ベースの所要保険料 後期高齢者は広域連合による見込みを基にした推計値 ) である また 2025 年度及び 2040 年度の保険料は 2018 年度の保険料と各制度の所要保険料の伸びから算出している 介護保険の 2018 年度における 2 号保険料の健保組合の値は 健康保険組合連合会 平成 30 年度健保組合予算早期集計結果 による また 市町村国保の保険料額は 一人当たり介護納付金額の月額について 公費を除いた額である 2018 年度におけるそのほかの保険料は 実際の基準保険料額 保険料率である 23