Taro-03_H3009_ただし書同意基準

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名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

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3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

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01 手引き本文

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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線路敷 河川道路敷地道路久留米市建築確認申請の手引き (2016 年版 ) 制限の緩和等 ( 公園 水面 線路敷 道路 等 )(2/4) 関係条文法第 2 条第 1 項第六号 令第 20 条第 2 項 法第 42 条第 2 項 法第 53 条第 3 項第二号 市細則 17 条 令第 134 条 令第

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3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

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小松市告示第64号

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習志野市一団地の総合的設計制度認定基準 第 1 目的この基準は 建築基準法 ( 以下 法 という ) 第 86 条第 1 項又は第 86 条の2 第 1 項 ( 第 86 条第 1 項に係る部分に限る 以下同じ ) の規定による認定に関し必要な事項を定め 一団地の総合的設計制度の適用により良好な市街

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

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3-1 道路

(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

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8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

第 1 国等の建築物の小規模増改築に係る計画通知の除外 ( 法第 18 条第 2 項関係 ) 法第 6 条第 2 項における規定に鑑み 国等の建築物について 防火地域 準防火地域外に おいて増築 改築又は移転しようとする場合で その部分の床面積が 10 平方メートル以内 であるときは 計画通知を不要

岡谷市道路位置指定取扱要領 ( 趣旨 ) 第 1 この要領は 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 号 以下 法 という ) 第 42 条第 1 項第 5 号の規定により道路の位置の指定を行うことについて 同法施行令 ( 昭和 25 年制令第 号 以下 政令 という ) 同法

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静岡市の耐震対策事業

する暴力団員 ( 以下 暴力団員 という ) 又は同条第 1 号に規定する暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者 (5) その他特に市長が不適当とする者 ( 補助金交付の対象事業 ) 第 4 条補助金の交付の対象となる事業 ( 以下 補助対象事業 という ) は 通学路等に面し 道路面からの高

条例解説6~11条

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第二項第五号に掲げる事項には、同項第一号の区域のうち、広場、街灯、並木その他の都市の居住者その他の者(以下「都市居住者等

1 敷地規模敷地面積は 長崎市建築基準法施行細則 ( 昭和 46 年長崎市規則第 10 号 ) 第 7 条の 3の規定により表 1に掲げる数値以上であること 表 1- 敷地面積地域敷地面積の規模 ( m2 ) ⑴ 第一種低層住居専用地域又は第二種低層 1,000 住居専用地域 ⑵ 第一種中高層住居専

第種高度地区第 5 共通事項 尼崎市高度地区運用基準 ( 解説及び運用 ) (1) 建築物が複数の高度地区にわたる場合における建築物の各部分の高さは それぞれの部分の規定を適用する (2) パイプ等の見通しのきくバルコニー等の手すりの高さの算定については 建築基準法第 56 条第 1 項の取扱いと同

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[2] 道路幅員による容積率制限 ( 基準容積率 ) 敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合を 容積率 といい 用途地域ごとに容積率の上限 ( 指定容積率 ) が定められています しかし 前面道路の幅員が 12m 未満の場合 道路幅員に応じて計算される容積率 ( 基準容積率 ) が指定容積率を下回る

西宮市許可申請の取扱要領 西宮市都市局建築 開発指導部建築指導課 平成 6 年 10 月制定平成 11 年 5 月改正平成 22 年 11 月改正平成 24 年 4 月改正

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( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため

などについては連たんの戸数に含めることはできません また 建築物の敷地相互の間隔とは 相互の敷地端からの直線距離です (2) 本市では 昭和 46 年 3 月 15 日から市内を市街化区域と市街化調整区域に区分する 線引き を行っています ( 法第 3 3 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積

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Transcription:

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号による同意基準 [ 包括同意基準 ] 建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号を適用するためには 建築審査会の同意を得た上で特定行政庁 ( 秋田市 ) の許可を受ける必要があります 秋田市では 一定の基準 ( 包括同意基準 ) に適合するものについては 個別に建築審査会にかけることなく許可できる旨 あらかじめ承認を得ています この包括同意基準は 建築審査会で見直しが行われることがありますので相談 申請をする際は その時点での基準をご確認ください この基準の他に 都市計画法第 29 条 ( 開発許可 ) や建築基準法第 42 条第 1 項第 5 号 ( 道路位置指定 ) 等 他法令 制度との関連から指導がある場合があります この包括同意基準に適合しない場合でも 国土交通省令で定める基準に適合し 特定行政庁が交通上 安全上 防火上および衛生上支障がないと認められる場合には 建築審査会の同意を得て許可を受けられる場合がありますので 個別にご相談ください 平成 17 年 7 月 1 日施行平成 30 年 9 月 28 日一部改正秋田市都市整備部建築指導課

関係法令 建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号 ( 敷地等と道路との関係 ) ( 平成 30 年 9 月 25 日改正 ) 建築物の敷地は 道路 ( 次に掲げるものを除く 次条第 1 項を除き 以下同じ ) に 2 m 以上接しなければならない (1) (2) 略 2 前項の規定は 次の各号のいずれかに該当する建築物については 適用しない (1) その敷地が幅員 4 メートル以上の道 ( 道路に該当するものを除き 避難及び通行の安全上必要な国土交通省令で定める基準に適合するものに限る ) に 2 メートル以上接する建築物のうち 利用者が少数であるものとしてその用途及び規模に関し国土交通省令で定める基準に適合するもので 特定行政庁が交通上 安全上 防火上及び衛生上支障がないと認めるもの (2) その敷地の周囲に広い空地を有する建築物その他の国土交通省令で定める基準に適合する建築物で 特定行政庁が交通上 安全上 防火上及び衛生上支障がないと認めて建築審査会の同意を得て許可したもの 建築基準法施行規則第 10 条の 3 第 4 項 ( 敷地と道路との関係の特例の基準 ) ( 平成 30 年 9 月 25 日施行 ) 法第 43 条第 2 項第 2 号の国土交通省令で定める基準は 次の各号のいずれかに掲げるものとする (1) その敷地の周囲に公園 緑地 広場等広い空地を有する建築物であること (2) その敷地が農道その他これに類する公共の用に供する道 ( 幅員 4 m 以上のものに限る ) に 2 m 以上接する建築物であること (3) その敷地が その建築物の用途 規模 位置及び構造に応じ 避難及び通行の安全等の目的を達するために十分な幅員を有する通路であって 道路に通ずるものに有効に接する建築物であること

建築基準法第 43 条第 2 項第 2 号による同意基準 ( 包括同意基準 ) 平成 17 年 6 月 27 日秋田市建築審査会承認 ( 目的 ) 第 1 この基準に適合するものは 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 43 条第 2 項第 2 号 ( 以下 43 条空地 という ) および同法施行規則 ( 以下 省令 という ) 第 10 条の 3 第 4 項の規定に基づき 特定行政庁が交通上 安全上 防火上および衛生上支障がないと認めたとき 秋田市建築審査会の同意を得たものとみなし 許可することができるものとする ( 適用の原則 ) 第 2 都市計画区域内における建築物の敷地は 法第 43 条の規定により法第 42 条に規定される道路に 2m 以上接することが基本である したがって 明らかに 43 条空地 として認めることに支障がない場合に本基準を適用するものとする ( 基準 ) 第 3 次のいずれかに該当するものとする その敷地の周囲に公園 緑地 広場等広い空地を有する建築物であること ( 省令第 10 条の 3 第 4 項第 1 号 ) 1-1 号基準 公園等に面した敷地の場合で 下記の基準に合致するものとする 1 公園等が 道路に 4 m 以上有効に接していること 2 敷地から公園等を通って 道路まで通行上支障のない通路が確保されていること 3 敷地が 公園等に 2 m 以上有効に接し かつ その接する部分から反対側に 4 m 以上の空地を有すること 4 公園等の一部を通路として使用することについて管理者の承諾が得られていること 5 一戸建の専用住宅の建築 ( 新築は除く ) 大規模の修繕および大規模の模様替に限る 6 地上階数 2 以下とする 7 容積率は 公園等が接する道路の最小幅員により算定すること 8 道路斜線については 公園等を幅員 4 m の前面道路とみなした制限とする 9 高さ制限については 法第 56 条第 7 項による緩和は適用しない 1-2 号基準 公園等の中にある敷地の場合で 下記の基準に合致するものとする 1 公園等が 道路に 4 m 以上有効に接していること 2 敷地から公園等を通って 道路まで通行上支障のない通路が確保されていること 3 公園等の一部を通路として使用することについて管理者の承諾が得られていること 4 公園管理施設ならびに管理者が公園等の利用目的に支障がない建築物と認めるもの 5 容積率は 公園等が接する道路の最小幅員により算定すること 6 道路斜線については 公園等が接する道路による制限とする 7 高さ制限については 法第 56 条第 7 項による緩和は適用しない

その敷地が 農道その他これに類する公共の用に供する道に 2 m 以上接する建築物であること ( 省令第 10 条の 3 第 4 項第 2 号 ) 2-1 号基準 農道等整備事業による道に面する場合で 下記の基準に合致するものとする 1 敷地が 幅員 4 m 以上の農道等整備事業による道に 2 m 以上有効に接していること ただし 秋田県建築基準条例第 6 条 第 7 条および第 8 条 ( 以下 県条例 という ) に該当する建築物の場合は この限りでない 2 道を使用することについて管理者の承諾が得られていること 3 容積率は 道を道路とみなして最小幅員により算定すること 4 道路斜線については 道を前面道路とみなした制限とする 2-2 号基準 港湾 河川又は海岸管理用通路の公的管理道に面する場合で 下記の基準に合致するものとする 1 敷地が 幅員 4 m 以上の公的管理道に 2 m 以上有効に接していること ただし 県条例に該当する建築物の場合は この限りでない 2 道を使用することについて管理者の承諾が得られていること 3 容積率は 道を道路とみなして最小幅員により算定すること 4 道路斜線については 道を前面道路とみなした制限とする 2-3 号基準 用途上可分な空港又は大規模工場等の施設にある構内道の場合で 下記の基準に合致するものとする 1 敷地が 幅員 4 m 以上の構内道に 2 m 以上有効に接していること ただし 県条例に該当する建築物の場合は この限りでない 2 構内道を使用することについて管理者の承諾が得られていること 3 容積率は 構内道を道路とみなして最小幅員により算定すること

その敷地が その建築物の用途 規模 位置及び構造に応じ 避難及び通行の安全等の目的を達するために十分な幅員を有する通路であって 道路に通ずるものに有効に接する建築物であること ( 省令第 10 条の 3 第 4 項第 3 号 ) 3-1 号基準 敷地と道路との間に河川等が存在し橋等を介している場合で 下記の基準に合致するものとする 1 敷地が 占用橋等で道路に 2 m 以上有効に接していること ただし 県条例に該当する建築物の場合は この限りでない 2 占用する部分について管理者の許可等が得られていること 3 容積率は 道路の最小幅員により算定すること 4 道路斜線については 河川等が接する道路による制限とする 6 橋等を新設又は増設する場合は 占用許可書の写しを添付すること 3-2 号基準 敷地と道路との間に拡幅予定の道路用地が存在する場合で 下記の基準に合致するものとする 1 拡幅予定部分が 既に事業主体により買収されているもので 通行上支障のない状態であること 2 敷地が 拡幅予定部分に 2m 以上有効に接していること ただし 県条例に該当する建築物の場合は この限りでない 3 拡幅予定部分を使用することについて事業主体の承諾が得られていること 4 容積率は 道路の最小幅員により算定すること 5 道路斜線については 道路用地が接する道路による制限とする 6 高さ制限については 法第 56 条第 7 項による緩和は適用しない 3-3 号基準 道に沿って公共用地 ( 官地 ) が存在する場合で 下記の基準に合致するものとする 1 敷地が 公共用地を含めた幅員 4 m 以上の道に 2 m 以上有効に接していること ただし 県条例に該当する建築物の場合は この限りでない 2 公共用地を使用することについて管理者の承諾が得られていること 3 容積率は 公共用地を含めて道路とみなして最小幅員により算定すること 4 道路斜線については 公共用地を含めて道路とみなした制限とする 3-4 号基準 既に建築物が立ち並んでいる幅員 1.8m 以上 2.7m 未満の公的又は私的管理通路に面している場合で 下記の基準に合致するものとする 1 通路は 改正法施行時 ( 平成 11 年 5 月 1 日 ) 以前から存在し 建築物が立ち並んでいること 2 通路幅員は 1.8m 以上 2.7m 未満であること 3 通路は 範囲 形態が明確に確認でき 通行に支障がないよう適切に管理されている

こと 4 敷地は 通路に 2 m 以上有効に接していること 5 通路の中心線から水平に 2 m 後退した位置を道路境界線とみなし その位置を現地に明確に表示すること ただし 敷地後退部分の反対側に後退を要しない敷地がある場合は その敷地と通路の境界線から通路側へ水平に 4 m 後退した位置を道路境界線とみなす 6 行き止まり ( 袋小路 ) 通路の部分にあっては 現況通路の終端に原則として 2 m 4 m 以上の空地を通路に接して有効に敷地内に確保されていること 7 通路を使用することについて管理者および所有者が承諾していること 8 通路に面する関係権利者 ( 角地の権利者を含む ) 全員の間で 空地確保について協議されていること 9 建築物は 一戸建の専用住宅 ( 令第 130 条の 3 に規定する兼用住宅を含む ) とし 地上階数 3 以下であること 10 容積率は 通路を幅員 4 m の道路とみなして算定すること 11 道路斜線については 通路を幅員 4 m の道路とみなした制限とする 12 高さ制限については 法第 56 条第 7 項による緩和は適用しない 13 敷地の後退部分に工作物 生け垣等がある場合は これを撤去して空地確保がなされていること 14 敷地面積は 敷地後退部分 ( 空地 ) を除くものとする 3-5 号基準 既に建築物が立ち並んでいる幅員 2.7m 以上 4.0m 未満の公的又は私的管理通路に面している場合で 下記の基準に合致するものとする 1 通路は 改正法施行時 ( 平成 11 年 5 月 1 日 ) 以前から存在し 建築物が立ち並んでいること 2 通路幅員は 2.7m 以上 4.0m 未満であること 3 通路は 範囲 形態が明確に確認でき 通行に支障がないよう適切に管理されていること 4 敷地は 通路に 2 m 以上有効に接していること ただし 県条例に該当する建築物の場合は この限りでない 5 通路の中心線から水平に 2 m 後退した位置を道路境界線とみなし その位置を現地に明確に表示すること ただし 敷地後退部分の反対側に後退を要しない敷地がある場合は その敷地と通路の境界線から通路側へ水平に 4 m 後退した位置を道路境界線とみなす 6 行き止まり ( 袋小路 ) 通路の部分にあっては 現況通路の終端に原則として 2 m 4 m 以上の空地を通路に接して有効に敷地内に確保されていること 7 通路を使用することについて管理者および所有者が承諾していること 8 通路に面する関係権利者 ( 角地の権利者を含む ) 全員の間で 空地確保について協議されていること 9 建築物は地上階数 2 以下とする ただし 一戸建の専用住宅 ( 令第 130 条の 3 に規定する兼用住宅を含む ) については 地上階数 3 以下とすることができる 10 容積率は 通路を幅員 4m の道路とみなして算定すること 11 道路斜線については 通路を幅員 4m の道路とみなした制限とする 12 高さ制限については 法第 56 条第 7 項による緩和は適用しない 13 敷地の後退部分に工作物 生け垣等がある場合は これを撤去して空地確保がなされていること 14 敷地面積は 敷地後退部分 ( 空地 ) を除くものとする

3-6 号基準 既に建築物が立ち並んでいる幅員 4.0m 以上の公的又は私的管理通路に面している場合で 下記の基準に合致するものとする 1 通路は 改正法施行時 ( 平成 11 年 5 月 1 日 ) 以前から存在し 建築物が立ち並んでいること 2 通路幅員は 4.0m 以上であること 3 通路は 範囲 形態が明確に確認でき 通行に支障のないよう適切に管理されていること 4 敷地が 通路に 2 m 以上有効に接していること ただし 県条例に該当する建築物の場合は この限りでない 5 通路を使用することについて管理者および所有者が承諾していること 6 容積率は 通路を道路とみなして算定すること 7 道路斜線については 通路を道路とみなした制限とする 8 高さ制限については 法第 56 条第 7 項による緩和は適用しない ( 委任 ) 第 4 この要領に定めるもののほか必要な事項は 別に定める 附則この基準は 平成 17 年 7 月 1 日から適用する この基準は 平成 30 年 9 月 28 日から適用する