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Transcription:

クラウド移行から業務継続まで使えるクラウドのバックアップ 2017 年 1 月 27 日 ( 金 ) ソフトバンク株式会社 ICT イノベーション本部クラウドサービス統括部田中真

Agenda - オンプレミス環境バックアップの問題点 - ASPIREの特徴 - クラウドバックアップのメリット - ソリューション紹介 クラウド移行としての利用 災害対策としての利用 クラウド移行後も利用可能 - まとめ 2

オンプレミス環境で行うバックアップの問題点 テープバックアップの課題 人が介在する煩雑な管理 搬送中のテープ紛失の危険性 テープの劣化 故障 保管先ではリストアできない ストレージバックアップの課題 イニシャル ランニングコスト大 リソースの柔軟性がなく拡張が大変 複雑な構成による運用負荷 3

ASPIRE の特徴 初期費用ゼロにてクラウド利用開始が可能 スモールスタートが可能 仮想マシン ディスクサイズを柔軟に拡張が可能 ソフトバンクの閉域ネットワークサービスと連携 クラウド環境 オンプレミス環境 4

オンプレミス環境とクラウド環境の接続イメージ オンプレミス ( 自社環境 ) ホワイトクラウド ASPIRE ソフトバンクにて提供可能な範囲 初期費用ゼロ スモールスタート可能 柔軟に拡張可能 5

クラウドバックアップのメリット ストレージサイズが自由に調整可能 仮想マシンサイズを自由に調整 運用負荷の軽減 オンプレミス環境とは別環境なので ロケーション分離による災害対策が可能 テープ装置のようなデータ劣化は皆無 保管先でもリストアが可能 イニシャルコスト無しで 調達も不要 リソースは柔軟に拡張可能 1cpu/1GB メモリ 4cpu/8GB メモリ 機器購入の必要が無く 手間暇をかけずすぐに始められる 6

バックアップにおける経済性と拡張性 IT 投資額 余剰投資 ディスク不足によりバックアップを取れないことによるデータ紛失リスク 実際のディスク需要 ディスク需要予測 従来の IT 投資 初期投資 時間 クラウドを利用することで 実際の負荷に合わせ コストを抑えた柔軟な運用が可能 7

ソリューション例 ASPIRE 上の仮想マシン + arcserve クラウドバックアップソリューション 8

バックアップソフトがないと 他手段のバックアップ バックアップは毎回手作業で実行 取得世代分だけデータは増大 例えば 3 か月毎日バックアップをとり続けると リストア時に どの世代から戻せばいいのか 管理が煩雑 データは増大し バックアップ先のディスクは日々増大 90 以上の世代数 9

バックアップソフト利用のメリット 1 こんな時に便利! 指定した曜日に指定したバックアップを実行したい 少ない世代で長期間バックアップデータを保持したい 曜日の指定 例 ) 月 ~ 金 : 増分バックアップ土日 : バックアップしない 日月火水木金土 増増増増増 増増増増増 バックアップする曜日を選択して必要なバックアップデータ ( 復旧ポイント ) を保持できる 日次 / 週次 / 月次で設定 日次 週次 月次を設定できると 月次 :2 か月分 増 増 増 増 増 先々月末 先月末 週次 :3 週間分 3 週間前 2 週間前 1 週間前 日次 :7 日分 増増増増増増増 全部増分でも OK それぞれ設定した世代数を残せるのでリストア時も対象が探しやすい! 10

バックアップソフト利用のメリット 2 こんな時に便利! 複数のサーバをまとめてバックアップ 個々のサーバにログインせず 1 か所でまとめて管理したい オンプレミス ホワイトクラウド vcloud ASPIRE Air RPS Web サーバ App サーバ DB サーバ RPS ESXi 管理サーバである 復旧ポイントサーバ (RPS) を利用することで 一元管理での統合バックアップが可能 11

arcserve 製品ラインナップ arcserve Backup arcserve Unified Data Protection arcserve Replication/HA ファイルベース バックアップ 多彩なバックアップ / リカバリ設定 イメージバックアップ 簡単 高速 安価 リアルタイムレプリケーション 遠隔地へ災害対策 業務継続 12

バックアップ方式の違いについて イメージバックアップ バックアップ元サーバ バックアップ 1 つのイメージデータ サーバデータを丸ごと 1 つのイメージでバックアップする方式 バックアップ リストアが簡単で短時間 ファイルバックアップ バックアップ元サーバ バックアップ ファイル or フォルダ ファイル / フォルダ単位でバックアップする方式 必要ファイルのみバックアップするので保存先の容量を抑えることが可能 13

arcserve UDP の紹介 arcserve UDP - arcserve イメージバックアップ製品 D2D 機能を通じてのベアメタル復旧 遠隔地のバックアップデータ管理が容易 別環境への移行時に活用可能 通常のファイルバックアップ機能搭載 14

ASPIRE + arcserve 良いところ 継続増分機能 ディスクの有効活用が可能 例 : バックアップを 3 世代保存するケース 最大ディスク使用量 1 2 3 3 3 世代数 arcserve UDP の機能を利用すると 初回のみフルバックアップを行い 以降は 永久増分バックアップが可能 指定した保存数を超えると最も古い増分データを合成 ( マージ ) するので フルバックアップの取り直しが不要 初期設定では 7 個を保持 ( 最大 1344 個まで設定可 ) 15

ASPIRE + arcserve 良いところ 継続増分機能 フルバックアップは1 回のみ 変更をブロックレベルで保存 リストアは復旧ポイントを選んで1 回だけでOK! (I2テクノロジー 独自技術) 1 回目のバックアップ ( フルバックアップ ) イロハニホヘトチバックアップ イロハニホヘトチ 2 回目のバックアップ ( 増分バックアップ ) ロハホト 3 回目のバックアップ ( 増分バックアップ ) 1 2 復旧ポイント イハホ 3 リストア 復旧ポイント時点の最新データイメージからリストア イロハニホヘトチ 16

ASPIRE + arcserve 良いところ 継続増分機能 ディスクの有効活用が可能 他社イメージバックアップ製品 (A) と比べ arcserve UDP (B) は定期的なフルバックアップがいらないので バックアップ先のディスクの節約が可能 arcserve Japan 調べ 17

ASPIRE + arcserve なにがいいの? 1 クラウド移行に使える オンプレミス環境のサーバをそのまま クラウド上に再現 2 災害対策に使える 3 クラウド移行後も使える 18

1 クラウド移行としての利用 19

オンプレミス環境から ASPIRE への移行方法 社内環境 ( オンプレミス環境 ) 1 バックアップソフト利用 ホワイトクラウド ASPIRE ( パブリッククラウド環境 ) 2OVA Export/Import vsphere 環境 3 物理 HDD 持ち込み利用 20

現実のクラウド移行への課題 大量のデータをどのようにクラウドへ移行するか データは肥大化し TB 級のデータも多くなりつつある インターネット越しに大量データを転送するのは 速度に問題があるのでは OVA 形式でのファイル移行では 差分ファイルの転送ができない 停止時間をどのように短くするか 停止が許容されるサーバは OVA 形式ファイルを利用し簡単に移行が可能 しかし 停止時間があまり取れないサーバは バックアップソフトを利用した移行方法で解決!! 21

バックアップデータをクラウドに転送 RPS RPS オンプレミス環境 ネットワーク越しに クラウドへデータ転送を実施 でも WAN に流れるデータは少なくしたい 22

バックアップデータをクラウドに転送 RPS RPS オンプレミス環境 ネットワーク越しに最少サイズで転送 継続増分 重複排除 変更ブロックだけをバックアップしてデータを最小化 無駄な重複ブロックを排除し 最少サイズで転送 23

バックアップデータをクラウドに転送 データを細分化し 同一ブロックを排除します 重複排除なしの場合書込みデータ : コマギレにした対象データ重複排除ありの場合書込みデータ : OS 領域の重複するデータなど 重複データ存在している場合に 重複データの保存を除外することで バックアップ先のディスク容量を節約することが可能 24

arcseve UDP 重複排除の仕組み (2) Network 越しに重複排除機能を利用 ソフトバンクの閉域網と組み合わせて利用することで安定した通信が可能 オンプレミス ホワイトクラウド vcloud Air ASPIRE ESXi RPS RPS arcserve UDP の重複排除機能を利用するためには復旧ポイントサーバー (RPS) が必要 重複排除機能を利用する場合 RPS サーバー間での通信が発生するため 安定した通信環境が望ましい 25

重複排除 +α 圧縮機能の利用が可能 圧縮機能により更にディスク有効活用が可能 右図は 某社の arcserve UDP の利用例 ポイント 1 : 増分バックアップでバックアップ容量を削減! ポイント 2 : 重複排除 + 圧縮は初回のフルバックアップから効果あり! 右図のサーバ例では 重複排除と圧縮を組み合わせることで 初回のバックアップでは 84% の容量削減効果あり (= バックアップ先に書き込まれた正味のバックアップデータのサイズが少なくなる ) 1 回目のフルバックアップ 2 回目の増分バックアップ 26

2 災害対策としての利用 27

オンプレミス環境のデータクラウド環境へ arcserve UDP 機能継続増分圧縮重複排除同時利用可能! arcserve UDP で上記 3 つの仕組みを併用することでバックアップデータを小さくして転送することが可能 RPS RPS オンプレミス環境 災害対策として オンプレミス環境のデータをクラウドへ転送する際 帯域が細い WAN 回線を使用していても 活用できるソリューション 28

クラウド上での復旧手順 arcserve UDP 機能を利用したケース 他社クラウド IaaS での復旧 動作確認 運用再開アプリケーションデータの復旧バックアップソフトのインストールアプリケーションのインストールサービスパックやパッチの適用 Windows OSのインストール ASPIRE でのベアメタル復旧 簡単! 速い! 動作確認 運用再開 システム データを丸ごと復旧復旧用 ISOファイルからサーバを起動 仮想マシンの立ち上げ 29

用語説明 : ベアメタル復旧 ベアメタル サーバ OS やアプリケーションなどがインストールのされていない状態 語源は 何も書き込まれていないむき出しの金属 ベアメタル復旧 サーバ OS が書き込まれていない状態のサーバ ( 仮想マシン ) に イメージバックアップファイル (ISO 形式ファイル ) をマウントして ブートすることで システム復旧が可能な復旧方式 アプリケーションソフトウェアの稼働環境を再構成する必要なく 災害時に非常に有効なソリューション 30

クラウド上での復旧手順詳細 ASPIRE 仮想マシンポータル操作イメージ バックアップ済 ISO ファイル RPS ASPIRE 上で arcserve UDP を用いたベアメタル復旧が可能 arcserve のイメージバックアップファイル (ISO 形式ファイル ) から ASPIRE 上の仮想マシンに リストアが可能 31

クラウド環境での復旧 災害発生時 本番サーバをリストア RPS RPS オンプレミス環境 バックアップデータ バックアップしたデータは直接クラウド上でリストア可能 32

3 クラウド移行後の利用 33

クラウドに移行したら バックアップは不要? クラウドマシンでデータ損失を伴うミスやエラー間違ったファイル削除 / 上書きデータ破損などは起こりえます ウィルス感染やランサムウェア被害など外部からアクセス可能な限り オンプレミスと同様 100% 安全ではありません 別サイトにクラウドマシンをコピーしているし 災害に備え 仮想マシンを別サイトにコピーしている場合でも 必要なファイルだけリストアしたり 必要なタイミングにリストアできるとは限りません クラウドでもバックアップは必要です! 34

クラウド上の仮想マシンをバックアップ 本番サーバを定期バックアップ RPS 移行済み RPS オンプレミス環境 重複排除 バックアップデータ 永久増分 クラウド環境のバックアップに利用が可能 35

まとめ 36

ASPIRE + arcserve なにがいいの? どんなメリットが? トータルコストの削減が可能クラウド移行に利用可能災害対策に利用可能 クラウドの初期費用無しで オンプレミス環境からクラウド環境へのリモートバックアップが可能 自社のインフラメンテナンスコストが削減可能 バックアップデータは その後のクラウド移行へも活用可能 有事の際は クラウド環境側を本番環境として活用可能 クラウド移行後も利用可能 移行した後は クラウド環境のバックアップとして引き続き活用可能 37

ご清聴 ありがとうございました 38 38