PowerPoint プレゼンテーション

Similar documents
PowerPoint プレゼンテーション

第 1 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +1.54% 収益率 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1.02% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +3,222 億円 総合収益額 ( ) ( 第 1 四半期 ) (+1,862 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 1 四半期末 )

Microsoft PowerPoint - ï¼fiã••PAL镕年+第ï¼fiQ;ver5.pptx

スライド 1

第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +0.09% 実現収益率 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用収益額 億円 実現収益額 ( ) ( 第 2 四半期 ) 運用資産残高 ( 第 2 四半期末 ) 357 億円 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に


目次 平成 29 年度 第 2 四半期運用実績 ( 概要 ) P 2 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 1 P 3 平成 29 年度 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 2 P 4 平成 29 年度 退職等年金給付組合積立金の資産構成割合 P 5 平成 29 年度 退職等年金給付組合

平成 28 年度第 3 四半期退職等年金給付組合積立金運用状況 警察共済組合

平成 9 第 3 四半期運用実績 ( 概要 ) 運用利回り +3.98% 収益率 ( ) ( 第 3 四半期 ) (+1.11% 実現収益率 ( )) 運用収益額 +4,418 億円 総合収益額 ( ) ( 第 3 四半期 ) (+1,05 億円 実現収益額 ( )) 運用資産残高 ( 第 3 四半

平成24年度 業務概況書

国家公務員共済組合連合会 厚生年金保険給付積立金の令和元年度第 1 四半期運用状況 第 1 四半期末の運用資産額は 6 兆 7,376 億円となりました 第 1 四半期の収益額は 実現収益額が 512 億円 総合収益額が 128 億円となりました 第 1 四半期の収益率は 実現収益率 ( 期間率 )

目次 1 運用実績の概要 ( 平成 28 年度第 3 四半期 ) 2 2 市場環境 ( 平成 28 年度第 3 四半期 ) 3 3 資産構成割合 ( 平成 28 年度第 3 四半期末 ) 5 4 運用利回り ( 平成 28 年度第 3 四半期 ) 6 ( 参考 ) 運用利回り ( 前年度 ) 7 5

1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

2018 年度第 3 四半期運用状況 ( 速報 ) 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要ですが 国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から 作成 公表が義務付けられている事業年度ごとの業務概況書のほか 四半期ごとに運用状況の速報として公表を行うも

1. 平成 29 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 : 日銀の金融緩和が継続される中 期初から 9 月上旬にかけては 北朝鮮のミサイル発射や核実験に伴う地政学的リスクの高まりなどから 10 年国債利回りは一時的にマイナスまで低下しました その後 株価指数の上昇 円

1. 平成 28 年度第 1 四半期運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 : 日銀の緩和的な金融政策を背景に 10 年国債利回りは マイナス 0.1% 前後での推移が続きました 6 月に入ると 世界的な景気低迷や不安定な金融市場の動きを受け 日銀の追加金融緩和観測が台頭し 1

1. 平成 28 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :7 月の日銀金融政策決定会合でマイナス金利の拡大が見送られたことから 10 年国債利回りは -0.01% 程度に上昇 ( 債券価格は下落 ) して推移しました また 期末に近い 9 月の金融政策決定会合で日銀が

1. 平成 28 第 3 運用環境 各市場の動き ( 10 月 ~ 12 月 ) 国内債券 :9 月に導入された日銀の 長短金利操作付き量的 質的金融緩和 を受け 期初から 10 年国債利回りはゼロ % をやや下回る水準で推移しましたが 11 月の米大統領選挙後は米国の財政拡大期待による米国金利上昇

平成 29 年度第 3 四半期運用状況 年金積立金管理運用独立行政法人年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要ですが 国民の皆様に対して適時適切な情報提供を行う観点から 作成 公表が義務付けられている事業年度ごとの業務概況書のほか 四半期ごとに運用状況の公表

目 次 1. 平成 27 年度 ( 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月 ) における運用環境について 2. 平成 27 年度 ( 平成 27 年 4 月 ~ 平成 28 年 3 月 ) のポートフォリオ別の運用状況 3. ベンチマーク インデックスの推移 ( 参考 ) 被保険者ポート

平成30年度第1四半期における運用状況等

平成29年度における運用状況等

年金積立金管理運用独立行政法人 平成21年度第3四半期運用状況

PowerPoint プレゼンテーション


PowerPoint プレゼンテーション

< E97708AC28BAB82C982C282A282C42E786C73>

目次 1. 平成 29 年度第 1 四半期 ( 平成 29 年 4 月 ~6 月 ) における運用環境について 2. 平成 29 年度第 1 四半期 ( 平成 29 年 4 月 ~6 月 ) におけるポートフォリオ別の運用状況 3. ベンチマーク インデックスの推移 ( 参考 ) 用語の説明 頁 1

平成21年度第1四半期運用状況

平成 30 年度 厚生年金保険給付組合積立金 運用報告書

< C8E DA8E9F2E786C73>

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D F8A C52D8BC696B18A548BB58F91288CFA90B6944E8BE A C5817A2092C08BE08FE38FB897A68F4390B38CE32E >

1

1

1

退職等年金給付積立金 平成30年度第2四半期運用状況

(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2


<4D F736F F F696E74202D208C788E408BA48DCF91678D872091DE944E CA8AFA E B8CDD8AB B83685D>


運営管理機関 : ろうきん DIAM バランス ファンド <DC 年金 >1 安定型 2 安定 成長型 3 成長型 一般社団法人投資信託協会分類 DIAM バランス ファンド <DC 年金 >1 安定型 : 追加型投信 / 内外 / 資産複合 / インデックス型 DIAM バランス ファンド <DC

目次平成 28 年度の運用実績 ( 概要 ) 2 第 1 部平成 28 年度の運用状況 1 平成 28 年度市場環境 ( 通期 ) 3 2 資産の構成割合 4 3 平成 28 年度運用利回り 5 ( 参考 ) 平成 27 年度運用利回り 6 4 平成 28 年度運用収入の額 7 ( 参考 ) 平成

【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - 三井住友銀行様_FE UPDATE_Regend pptx

Microsoft Word - 20年度資産運用状況.doc

Microsoft Word - 21年度資産運用概況.doc

資産運用関係補足説明資料

運用経過の説明 1 基準価額等の推移 9, , , , ,000 第 180 期首 /3 5 6 純資産総額 ( 億円 )( 右軸 ) 分配金再投資基準価額 ( 左軸 ) 基準価額 ( 円 )( 左軸 ) 参考指数 ( 左軸

日本の債券市場 日本の債券市場の代表的な指数であるNOMURA-BPI 総合は 2 日比で0.09% 上昇しました 前週末発表の1 月の米雇用統計において 賃金上昇圧力が確認されたことを受け 金融引き締めに対する警戒感から各国株式市場が下落したことから 安全資産としての債券需要が高まり日本債券市場は

JP4 資産バランスファンド安定コース < 愛称 : ゆうバランス > 目次 JP4 資産バランスファンド安定コース 1 ( ご参考 ) 投資対象先の直近の内容 FOFs 用国内株式インデックス ファンドP( 適格機関投資家専用 ) 12 FOFs 用国内債券インデックス ファンドP( 適格機関投資


平成 29 年度 厚生年金保険法第七十九条の八第二項に基づく国家公務員共済組合連合会にかかる管理積立金の管理及び運用の状況についての評価の結果 概要 平成 30 年 12 月 財務省主計局給与共済課

2.債券運用-(3) 自家運用

運用経過 基準価額等の推移について ( 円 ) 3, 460 ( 百万円 ) 50 3, , , , , 435 期首 ( ) 0 期末 ( ) 基準価額 ( 左軸 ) 純資産総額 ( 右軸

平成24年度 業務概況書

当期中の基準価額等の推移について 運用経過 ( 第 1 期 :2018/2/2~2018/4/25) 基準価額の動き基準価額は設定時に比べ 4.7% の下落となりました ベンチマークとの差異 ファンドの騰落率は ベンチマークの騰落率 (-5.4%) を 0.7% 上回りました 第 1 期首 : 10

Microsoft PowerPoint - 月次レポート(PL)(18.11).pptx

PowerPoint Presentation

Microsoft PowerPoint - 02 運用報告書(退年) ppt [互換モード]

 

引受保険会社 東京都港区白金 お問合せ先 : カスタマーサービスセンター Tel アクサ生命ホームページ 特別勘定 ( 世界分散型 30AF) 月次運用実績レポート 2016 年 11 月 利用する

運営管理機関 : ろうきん DIAM バランス ファンド <DC 年金 >1 安定型 2 安定 成長型 3 成 一般社団法人投資信託協会分類 DIAMバランス ファンド<DC 年金 >1 安定型 : 追加型投信 / 内外 / 資産複合 / インデックス型 DIAMバランス ファンド<DC 年金 >2

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

2018年度年金資産運用状況(速報).pdf

nichigingaiyo

 

ダイワファンドラップ外国債券セレクトエマージングプラス投資対象とする投資信託証券の追加のお知らせ 2018 年 9 月 8 日 平素はダイワファンドラップをご愛顧賜り 厚く御礼申し上げます ダイワファンドラップ外国債券セレクトエマージングプラス においては 株式会社大和ファンド コンサルティングの助

週間マーケット情報 (2017 年 3 月 17 日 ~2017 年 3 月 24 日 ) ご参考資料 2017 年 3 月 27 日 野村アセットマネジメント 市場の動向 日本の株式市場 日本の株式市場の代表的な指数である東証株価指数 (TOPIX) は 17 日比で 1.40% 下落しました 前

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 日本株式市場 運用環境 [ 2015 年 4 月 ~2016 年 3 月

受益者の皆様へ 先進国 8 資産分散ファンド エイト 愛称 プラチナ 8 追加型投信 / 内外 / 資産複合 2019 年 9 月 30 日 ( 月次改訂 ) 運用実績 2019 年 9 月 30 日現在 運用実績の推移 11,500 11,000 10,500 10,000 9,500 9,000

週間マーケット情報 (2016 年 9 月 2 日 ~2016 年 9 月 9 日 ) ご参考資料 2016 年 9 月 12 日 野村アセットマネジメント 市場の動向 日本の株式市場 日本の株式市場の代表的な指数である東証株価指数 (TOPIX) は 2 日比で 0.23% 上昇しました 週初の日

運用経過の説明 1 基準価額等の推移 16,000 14,000 12,000 10,000 8, ,000 第 7 期首 / /2 第 7 期末 純資産総額 ( 億円 )( 右軸 ) 基

PowerPoint プレゼンテーション

当ページは 利用する投資信託の委託会社による運用報告を アクサ生命保険株式会社が提供するものであり 内容に関して アクサ生命保険株式会社は一切責任を負いません 運用環境 日本株式市場 日本株式市場は上昇し TOPIX( 東証株価指数 ) は前月末比 +5.49% の 1, ポイントで月

ジャパン ゴールドファンド Ⅱ( ブル 2 倍型 ) 運用経過 基準価額等の推移について 期首 :11,205 円 償還時 :10,439 円 01 銭 騰落率 : 6.8%( 分配金再投資ベース ) 基準価額の主な変動要因わが国の金先物取引を積極的に活用し 日々の基準価額の値動きがわが国の金先物取

22101_PremierTouch_A011_H10B11_201906_2

Microsoft PowerPoint - 001_08101_StepRoad_E001_H01071[読み取り専用]

平成24年度 業務概況書

1

目 次 運用全般について 1. 基本ポートフォリオと運用資産構成 2. の推移 3. 運用資産額 責任準備金 利益剰余金 繰越欠損金の推移 各運用資産について 4. 国内債券 ( 簿価 ) 資産 ( 満期保有目的 ) 5. 融資経理貸付金 6. 生命保険資産 7. 委託運用資産 ( 国内株式 国内債

ヘッジ付き米国債利回りが一時マイナスに-為替変動リスクのヘッジコスト上昇とその理由

PowerPoint プレゼンテーション

チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

インデックスファンド 225 追加型投信 / 国内 / 株式 / インデックス型 第 32 期末 (2018 年 5 月 22 日 ) 基準価額 5,637 円 純資産総額 65,996 百万円 騰落率 ( 上昇率 下落率 ) +18.2% 分配金合計 0 円 第 32 期 ( 決算日 :2018

当ページは 各種の信頼できると考えられる情報源から取得した情報に基づき アクサ生命保険株式会社が作成し提供するものです 情報の内容に関しては万全を期しておりますが その正確性 完全性については これを保証するものではありません 運用環境 日本株式市場 TOPIX( 東証株価指数 ) は上昇し 前月末

 

( )

特別勘定の運用状況一覧 (2018 年 12 月 ) 日本株式型 (M225) 組入投資信託:MHAM 株式インデックスファンド225VA 騰落率基準価額 世界債券型 (MGB1) 組入投資信託:DIAMグローバル ボンド


受益者の皆様へ 平成 28 年 2 月 15 日 弊社投資信託の基準価額の下落について 平素より弊社投資信託をご愛顧賜り 厚くお礼申しあげます さて 先週末 2 月 12 日 ( 金 ) 以下のファンドの基準価額が 前営業日の基準価額に対して 5% 以上下落しており その要因につきましてご報告いたし

 

ハッピーエイジング 30 損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント バランス資産配分固定型信託報酬 ( 年率 税込 ) % 国内外の株式 ( 新興国含む ) 債券に分散投資 / 外貨建資産の為替ヘッジ 国内外の株式比率は 70% を基本とします 合成ベンチマークを上回る運用成果を目指しま

受益者のみなさまへ 毎々格別のお引き立てに預かり 厚くお礼申し上げます さて ご投資いただいておりました 新光 MMF( マネー マネージメント ファンド ) は 当初 信託期間を原則 無期限としておりましたが 投資信託契約を解約し 2016 年 7 月 29 日をもちまして繰上償還させていただきま

【11】ゼロからわかる『債券・金利』_1704.indd

週間マーケット情報 (2016 年 12 月 23 日 ~2016 年 12 月 30 日 ) ご参考資料 2017 年 1 月 4 日 野村アセットマネジメント 市場の動向 日本の株式市場 日本の株式市場の代表的な指数である東証株価指数 (TOPIX) は 12 月 23 日比で 1.63% 下落

交付運用報告書 NZAM J-REIT インデックスファンド ( 毎月分配型 ) 商品分類 ( 追加型投信 / 国内 / 不動産投信 / インデックス型 ) 第 69 期 ( 決算日 :2018 年 11 月 26 日 ) 第 70 期 ( 決算日 :2018 年 12 月 25 日 ) 第 71

退職等年金給付積立金等の管理運用の方針

Transcription:

第 2 四半期 経過的長期給付組合積立金 管理及び運用実績の状況 公立学校共済組合

目次 第 2 四半期運用実績の概要 2 市場環境 ( 第 2 四半期 ) 3 資産の構成割合 5 運用利回り 6 ( 参考 ) 平成 30 年度 運用利回り 7 運用収入の額 8 ( 参考 ) 平成 30 年度 運用収入の額 9 資産額 10 ( 参考 ) 平成 30 年度 資産額 11 用語解説 12 1

経過的長期給付組合積立金の運用について 経過的長期給付組合積立金の運用は 新規の掛金収入が発生しないという閉鎖型年金の特性を踏まえ 下振れリスクに特に留意しつつ 将来にわたる負債と積立金との関係を常に意識しながら 経過的長期給付事業の運営の安定に資することを目的としています 第 2 四半期運用実績の概要 第 2 四半期末の積立金残高は 2 兆 1,900 億円となりました 第 2 四半期の修正総合収益率は 1.16% 実現収益率は 0.66% となりました 第 2 四半期の総合収益額は 251 億円 実現収益額は 132 億円となりました 残高 ( 残高 ) 修正総合収益率 ( 実現収益率 ) 総合収益額 ( 実現収益額 ) ( 単位 : 億円 ) 第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 第 4 四半期 年度計 21,856 21,900 - - 20,247 20,132 - - 0.23% 1.16% - - 1.38% 0.52% 0.66% - - 1.17% 51 251 - - 303 106 132 - - 238 ( 注 1) 収益率及び収益額は 当該期間中に精算された運用手数料等を控除したものです ( 注 2) 各四半期及び年度計の収益率は 期間率です ( 注 3) 上記数値は速報値のため 年度末の決算等において 変更になる場合があります 情報公開を徹底する観点から 四半期ごとに運用状況の公表を行うものです 年金積立金は長期的な運用を行うものであり その運用状況も長期的に判断することが必要です 総合収益額は 各期末時点のに基づく評価であるため を含んでおり 市場の動向によって変動するものであることに留意が必要です 2

市場環境 ( 第 2 四半期 ) 各市場の動き ( 7 月 ~9 月 ) 国内債券 : 国内株式 : 外国債券 : 外国株式 : 外国為替 : 10 年国債利回りは 日銀が長短金利操作付き量的 質的金融緩和政策を継続する中 8 月に米中貿易摩擦が激化しグローバルに金利低下圧力がかかり 低下しました その後は米中貿易交渉の進展に対する期待から上昇する局面もありましたが 9 月の金融政策決定会合で日銀が追加緩和に前向きな姿勢を示すと 月末にかけて低下 ( 債券価格は上昇 ) しました 国内株式は 米中貿易摩擦の激化を受けた米国株式の下落や為替が円高となったことを受け 8 月下旬にかけて下落したものの その後は日米欧の中央銀行の緩和的な金融政策による景気下支え期待や 米中貿易交渉の進展に対する期待から 上昇しました 米国 10 年国債利回りは 8 月に米中貿易摩擦の激化を受け 低下しました 9 月に入り 米中貿易交渉の進展に対する期待から上昇しましたが 米トランプ大統領の弾劾問題等を受け 低下 ( 債券価格は上昇 ) しました ドイツ 10 年国債利回りは 英国の合意なき EU 離脱懸念やドイツの実質 GDP 成長率がマイナスとなったことを受け 低下 ( 債券価格は上昇 ) しました 米国株式は 追加利下げ期待の高まりから上昇後 8 月に米中貿易摩擦の激化を受け下落しましたが その後は米中貿易交渉の進展に対する期待から 上昇しました ドイツ株式は ユーロ圏の景気減速懸念や軟調な米国株式市場に連れて下落しましたが 9 月に入り米中貿易交渉の進展に対する期待やドイツの財政出動期待が高まり 上昇しました ドル / 円は 米国長期金利低下を背景に 8 月に 105 円台まで円高ドル安が進行しましたが 9 月に入り米国長期金利の上昇に伴い 円安ドル高となりました ユーロ / 円は 英国の EU 離脱懸念の高まりや ユーロ圏の景況感悪化を背景に円高ユーロ安となりました 参考指標 R 元年 6 月末 7 月末 8 月末 9 月末 国内債券 10 年国債利回り (%) -0.16-0.15-0.27-0.21 TOPIX 配当なし ( ポイント ) 1,551.14 1,565.14 1,511.86 1,587.80 国内株式日経平均株価 ( 円 ) 21,275.92 21,521.53 20,704.37 21,755.84 米国 10 年国債利回り (%) 2.01 2.01 1.50 1.66 外国債券ドイツ10 年国債利回り (%) -0.33-0.44-0.70-0.57 NYダウ ( ドル ) 26,599.96 26,864.27 26,403.28 26,916.83 ナスダック ( ポイント ) 8,006.24 8,175.42 7,962.88 7,999.34 外国株式ドイツDAX ( ポイント ) 12,398.80 12,189.04 11,939.28 12,428.08 イギリスFT100 ( ポイント ) 7,425.63 7,586.78 7,207.18 7,408.21 ドル / 円 ( 円 ) 107.74 108.58 106.15 108.08 外国為替ユーロ / 円 ( 円 ) 122.69 120.89 116.89 117.82 ドル / 円 ユーロ / 円は WM ロイター ( ロンドン 16 時 ) ( ベンチマーク収益率 ) 国内債券 NOMURA-BPI 総合国内株式 TOPIX( 配当込み ) 外国債券 FTSE 世界国債インテ ックス ( 除く日本 ヘッシ なし 円ヘ ース ) 外国株式 MSCI ACWI( 除く日本 円ヘ ース 配当込み ) 令和元年 7 月 ~9 月 0.40% 3.39% 1.32% 0.17% 3

ベンチマークインデックスの推移 ( 7 月 ~9 月 ) 105 国内債券 105 外国債券 100 100 ( 令和元年 6 月末 =100 として指数化 ) 95 6 月末 7 月末 8 月末 9 月末 ( 令和元年 6 月末 =100として指数化 ) 95 6 月末 7 月末 8 月末 9 月末 110 国内株式 110 外国株式 105 105 100 100 95 95 ( 令和元年 6 月末 =100として指数化 ) 90 6 月末 7 月末 8 月末 9 月末 ( 令和元年 6 月末 =100として指数化 ) 90 6 月末 7 月末 8 月末 9 月末 4

資産の構成割合 ( 単位 :%) 平成 30 年度第 1 四半期末第 2 四半期末第 3 四半期末年度末 国内債券 40.7 39.8 39.5 - - 第 2 四半期末運用資産別の構成割合 短期資産 1.8% 国内株式 21.9 22.0 22.8 - - 外国債券 11.7 12.1 12.3 - - 外国株式 23.5% 国内債券 39.5% 外国株式 22.7 23.6 23.5 - - 短期資産 3.0 2.4 1.8 - - 合計 100.0 100.0 100.0 - - 外国債券 12.3% 国内株式 22.8% ( 注 1) 基本ポートフォリオは 国内債券 35%(±15%) 国内株式 25%(±14%) 外国債券 15%(±6%) 外国株式 25%(±12%) です ( 注 2) 共済独自資産 ( 不動産 ) 及び生命保険は国内債券に含めています ( 注 3) 上記数値は四捨五入のため 各数値の合算は合計値と必ずしも一致しません ( 注 4) 上記数値は速報値のため 年度末の決算等において 変更になる場合があります 5

運用利回り 第 2 四半期の修正総合収益率は 1.16% 実現収益率は 0.66% となりました 資産別の修正総合収益率については 国内債券は 0.38% 国内株式は 4.15% 外国債券は 1.39% とプラスの収益率となりましたが 外国株式は 0.34% とマイナスの収益率となりました ( 単位 :%) 第 1 四半期第 2 四半期第 3 四半期第 4 四半期年度計 % 1.50 修正総合収益率 ( 各期 ) 1.38 実現収益率 0.52 0.66 - - 1.17 1.25 1.16 修正総合収益率 0.23 1.16 - - 1.38 1.00 0.75 第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 第 4 四半期 年度計 0.50 0.25 0.23 修正総合収益率 0.23 1.16 - - 1.38 0.00 第 1 四半期第 2 四半期第 3 四半期第 4 四半期年度計 国内債券 0.65 0.38 - - 1.03 国内株式 -2.29 4.15 - - 1.80 外国債券 0.80 1.39 - - 2.21 修正総合収益率 ( 第 2 四半期資産別 ) % 5.00 4.15 4.00 外国株式 1.64-0.34 - - 1.28 3.00 2.00 1.39 短期資産 0.00 0.00 - - 0.00 ( 注 1) 収益率は 運用手数料控除後のものです ( 注 2) 各四半期及び年度計の収益率は期間率です ( 注 3) 修正総合収益率は 実現収益率に評価によるの増減を加味したものです ( 注 4) 上記数値は速報値のため 年度末の決算等において 変更になる場合があります 1.00 0.00-1.00 0.38 0.00 国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 -0.34 短期資産 6

( 参考 ) 平成 30 年度運用利回り ( 単位 :%) 平成 30 年度 第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 第 4 四半期 年度計 % 8.00 修正総合収益率 ( 平成 30 年度各期 ) 実現収益率 修正総合収益率 0.85 0.72 0.32 0.47 2.38 1.49 2.81-8.05 5.30 0.99 6.00 4.00 2.00 0.00-2.00 5.30 2.81 1.49 0.99 第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 第 4 四半期 年度計 平成 30 年度 -4.00 修正総合収益率 第 1 四半期第 2 四半期第 3 四半期第 4 四半期年度計 1.49 2.81-8.05 5.30 0.99-6.00-8.00-10.00-8.05 国内債券 0.22-0.56 0.85 0.88 1.33 国内株式 0.51 5.85-18.53 7.53-6.73 外国債券 0.70 1.39-2.37 2.81 2.48 外国株式 6.05 7.30-16.65 14.43 8.35 短期資産 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 ( 注 1) 収益率は 運用手数料控除後のものです ( 注 2) 各四半期及の収益率は期間率です ( 注 3) 修正総合収益率は 実現収益率に評価によるの増減を加味したものです % 10.00 8.00 6.00 4.00 2.00 0.00-2.00-4.00-6.00-8.00 修正総合収益率 ( 平成 30 年度資産別 ) 8.35 2.48 1.33 0.00 国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 短期資産 -6.73 7

運用収入の額 第 2 四半期の総合収益額は 251 億円 実現収益額は 132 億円となりました 資産別の総合収益額については 国内債券は 33 億円 国内株式は 199 億円 外国債券は 37 億円とプラスの収益額となりましたが 外国株式は 18 億円とマイナスの収益額となりました ( 単位 : 億円 ) 実現収益額 第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 第 4 四半期 年度計 106 132 - - 238 億 350 円 300 250 総合収益額 ( 各期 ) 251 303 総合収益額 51 251 - - 303 200 150 第 1 四半期第 2 四半期第 3 四半期第 4 四半期年度計 100 50 51 総合収益額 51 251 - - 303 0 第 1 四半期第 2 四半期第 3 四半期第 4 四半期年度計 国内債券 58 33 - - 91 国内株式 -112 199 - - 88 外国債券 21 37 - - 58 億円 250 200 総合収益額 ( 第 2 四半期資産別 ) 199 外国株式 84-18 - - 66 150 100 短期資産 0 0 - - 0 50 33 37 ( 注 1) 収益額は 運用手数料控除後のものです ( 注 2) 総合収益額は 実現収益額に評価によるの増減を加味したものです ( 注 3) 上記数値は四捨五入のため 各数値の合算は合計値と必ずしも一致しません ( 注 4) 上記数値は速報値のため 年度末の決算等において 変更になる場合があります 0-50 国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 短期資産 -18 0 8

( 参考 ) 平成 30 年度運用収入の額 ( 単位 : 億円 ) 実現収益額 平成 30 年度 第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 第 4 四半期 年度計 186 154 67 99 507 億円 1,500 1,000 500 総合収益額 ( 平成 30 年度各期 ) 1,140 662 353 229 総合収益額 353 662-1,925 1,140 229 0-500 第 1 四半期第 2 四半期第 3 四半期第 4 四半期年度計 総合収益額 平成 30 年度 第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 第 4 四半期 年度計 353 662-1,925 1,140 229-1,000-1,500-2,000-2,500-1,925 国内債券 22-56 82 81 129 国内株式 28 317-1,053 344-365 外国債券 18 36-62 72 64 外国株式 285 365-892 643 400 短期資産 0 0 0 0 0 ( 注 1) 収益額は 運用手数料控除後のものです ( 注 2) 総合収益額は 実現収益額に評価によるの増減を加味したものです ( 注 3) 上記数値は四捨五入のため 各数値の合算は合計値と必ずしも一致しません 億円 500 400 300 200 100 0-100 -200-300 -400-500 総合収益額 ( 平成 30 年度資産別 ) 400 129 64 0 国内債券 国内株式 外国債券 外国株式 短期資産 -365 9

資産額 第 1 四半期末第 2 四半期末第 3 四半期末年度末 ( 単位 : 億円 ) 国内債券 8,506 8,709 203 8,463 8,661 198 - - - - - - 国内株式 4,509 4,802 293 4,513 5,001 489 - - - - - - 外国債券 2,674 2,652-22 2,679 2,689 10 - - - - - - 外国株式 4,032 5,168 1,135 4,079 5,150 1,071 - - - - - - 短期資産 526 526 0 399 399 0 - - - - - - 合計 20,247 21,856 1,609 20,132 21,900 1,768 - - - - - - ( 注 1) 上記数値は四捨五入のため 各数値の合算は合計値と必ずしも一致しません ( 注 2) 上記数値は速報値のため 年度末の決算等において 変更になる場合があります 10

( 参考 ) 平成 30 年度資産額 平成 30 年度 第 1 四半期末第 2 四半期末第 3 四半期末年度末 ( 単位 : 億円 ) 国内債券 9,795 9,983 188 9,709 9,820 111 9,264 9,446 182 8,921 9,114 193 国内株式 4,551 5,400 849 4,579 5,717 1,137 4,516 4,570 53 4,540 4,914 373 外国債券 2,639 2,585-54 2,648 2,621-26 2,658 2,559-99 2,683 2,631-52 外国株式 3,838 4,968 1,130 3,897 5,333 1,436 3,946 4,441 495 3,984 5,084 1,100 短期資産 710 710 0 653 653 0 620 620 0 671 671 0 合計 21,534 23,647 2,113 21,486 24,144 2,657 21,004 21,635 631 20,800 22,413 1,613 ( 注 ) 上記数値は四捨五入のため 各数値の合算は合計値と必ずしも一致しません 11

用語解説 (50 音順 ) 基本ポートフォリオ統計的な手法により定めた 最も適格と考えられる資産構成比 ( ベース ) です 許容乖離幅資産構成比が基本ポートフォリオから乖離した場合には 資産の入替え等を行い乖離を解消することとなります しかし の変動等により小規模な乖離が生じるたびに入替えを行うことは 売買コストの面等から非効率であるため 基本ポートフォリオからの乖離を許容する範囲を定めており これを許容乖離幅といいます 経過的長期給付組合積立金組合が経過的長期給付 ( 旧職域部分 ) のため管理運用する積立金です 修正総合収益率ベースで運用成果を測定する尺度の1つです 実現収益額に資産の評価による増減を加え に基づく収益を把握し それを元本平均残高に前期末未収収益と前期末を加えたもので除したベースの比率です 算出が比較的容易なことから 運用の効率性を表すベースの資産価値の変化を把握する指標として用いられます ( 計算式 ) 修正総合収益率 ={ 売買損益 + 利息 配当金収入 + 未収収益増減 ( 当期末未収収益 - 前期末未収収益 ) + 増減 ( 当期末 - 前期末 )}/ ( 元本平均残高 + 前期末未収収益 + 前期末 ) 総合収益額実現収益額に資産の評価による増減を加えることにより に基づく収益把握を行ったものです ( 計算式 ) 総合収益額 = 売買損益 + 利息 配当金収入 + 未収収益増減 ( 当期末未収収益 - 前期末未収収益 ) + 増減 ( 当期末 - 前期末 ) ベンチマーク運用成果を評価する際に 相対比較の対象となる基準指標のことをいい 市場の動きを代表する指数を使用しています 12

組合で採用している各運用資産のベンチマークは以下のとおりです 国内債券 NOMURA-BPI 総合野村證券株式会社が作成 発表している国内債券市場の代表的なベンチマークです NOMURA BPI 総合 ( 以下 対象インデックス という ) は 野村證券株式会社が公表している指数で その知的財産権は同社に帰属します なお 同社は 対象インデックスを用いて行われる当組合の事業活動 サービスに関し一切責任を負いません 国内株式 TOPIX( 配当込み ) 東京証券取引所が作成 発表している国内株式の代表的なベンチマークです 東証第一部の基準時の総額を 100 として その後の総額を指数化したものです TOPIX 配当指数の指数値の標章は 東京証券取引所の知的財産であり この指数の算出 指数値の公表 利用など株価指数に関するすべての権利及び TOPIX 配当 指数等の標章に関するすべての権利は東京証券取引所が有します 外国債券 FTSE 世界国債インデックス ( 除く日本 ヘッジなし 円ベース ) FTSE Fixed Income LLC が作成 公表している 世界主要国の国債の総合収益率を各市場の総額で加重平均した債券インデックスで 国際債券投資の代表的なベンチマークです このインデックスのデータは 情報提供のみを目的としており FTSE Fixed Income LLC は 当該データの正確性および完全性を保証せず またデータの誤謬, 脱漏または遅延につき何ら責任を負いません このインデックスに対する著作権等の知的財産その他一切の権利は FTSE Fixed Income LLC に帰属します 外国株式 MSCI ACWI( 除く日本 円ベース 配当込み ) MSCI Inc. が作成する日本を除く先進国及び新興国で構成された株式のベンチマークです ベンチマーク収益率ベンチマークの騰落率で いわゆる市場平均収益率のことです 13