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ア 行 遺 構 (いこう) 石 垣 や 溝 の 痕 跡 など 土 地 につながり 残 存 する 不 動 産 的 な 人 間 活 動 の 痕 跡 遺 跡 (いせき) 地 球 上 に 残 る 過 去 の 人 間 活 動 の 痕 跡 遺 構 と 遺 物 を 主 要 な 構 成 要 素 とする 遺 物 (いぶつ) 土 器 石 器 など 人 間 が 加 工 製 作 した ものや 運 搬 交 易 によりもたらされた 動 産 的 な 人 間 活 動 の 痕 跡 入 角 (いりずみ) 石 垣 の 塁 線 ( 石 垣 や 土 塁 のラインのこ と)を 曲 げて 作 られた 角 のうち 内 側 にへ こませた 凹 部 分 の 角 のこと (P45,58 掲 載 ) 図 2 カ 行 近 世 (きんせい) 日 本 における 時 代 区 分 のうち 安 土 桃 山 時 代 から 幕 末 までをさす 竹 田 城 跡 では 石 垣 による 防 御 が 完 成 し た 時 期 に 造 られた 遺 構 を 近 世 城 郭 遺 構 と 呼 ぶ 切 岸 (きりぎし) 曲 輪 の 縁 辺 を 削 った 人 工 の 急 斜 面 のこ と (P47 掲 載 ) 図 1 畝 状 竪 堀 (うねじょうたてぼり) 竪 堀 とそれに 沿 う 土 塁 を 交 互 にそれぞ れ3 条 以 上 並 べたものをさす 斜 面 を 登 っ て 侵 入 しようとする 敵 を 強 制 的 に 堀 底 へ と 導 き 曲 輪 からの 弓 や 鉄 砲 による 防 射 で 撃 退 したり 横 方 向 への 移 動 を 阻 害 したり するためのものと 考 えられている (P38,47,48,49 掲 載 ) 図 3 近 代 (きんだい) 日 本 における 時 代 区 分 のうち 幕 末 から 第 2 次 世 界 大 戦 までをさす 隅 角 部 (ぐうかくぶ) 石 垣 が 他 の 石 垣 と 接 して 形 成 される 角 部 のこと 入 角 (いりずみ) 出 角 (で ずみ) シノギ 角 (しのぎずみ) で 構 成 される (P45,58,59,60,65 掲 載 ) i

ことのできる 地 方 公 共 団 体 景 観 行 政 団 体 は 地 域 特 性 を 活 かした 独 自 の 景 観 計 画 を 定 めることができる (P2 掲 載 ) 虎 口 (こぐち) 城 館 の 曲 輪 への 出 入 り 口 のこと 出 入 り のための 空 間 と 建 築 物 としての 門 からな り 様 々な 防 御 の 工 夫 が 凝 らされた 図 4 曲 輪 (くるわ) 城 郭 城 館 を 構 成 する 空 間 の 基 本 的 な 単 位 で 防 御 施 設 で 囲 まれた 平 坦 面 をさす 図 6 図 5 サ 行 雑 木 (ざつぼく) 城 の 樹 木 のうち 管 理 の 対 象 に 当 たらな いもの 景 観 (けいかん) 景 色 眺 望 など 人 間 の 視 覚 によって 捉 えられる 地 表 面 の 認 識 像 竹 田 城 跡 の 場 合 は 山 川 や 植 生 などによる 自 然 的 景 観 と 城 跡 による 歴 史 的 景 観 で 構 成 される 管 理 団 体 (かんりだんたい) 文 化 財 の 所 有 者 が 判 明 しない 場 合 や 所 有 者 などによる 管 理 が 著 しく 困 難 若 しく は 不 適 当 と 認 められる 場 合 文 化 庁 長 官 は 適 当 な 地 方 公 共 団 体 その 他 の 法 人 を 指 定 して 文 化 財 の 保 存 に 必 要 な 管 理 を 行 わせ ることができる ( 文 化 財 保 護 法 : 第 三 十 二 条 の 二 )この 団 体 をさす (P2,11,41,114,119,128,130 掲 載 ) 算 木 積 み(さんぎづみ) 隅 角 部 を 構 成 する 角 石 の 積 み 方 の 一 つ 直 方 体 の 角 石 の 小 面 と 大 面 を 交 互 に 組 み 合 わせて 積 み 隅 角 部 に 対 してかかる 石 垣 の 全 重 量 を 左 右 に 分 散 して 支 える 構 造 を 持 つ 隅 角 部 の 積 み 方 は 算 木 積 みだけではな く 角 石 のみでの 積 み 方 がある (P45,58,59 掲 載 ) 景 観 行 政 団 体 (けいかんかんりだんたい) 景 観 法 に 基 づく 様 々な 景 観 施 策 を 行 う 写 真 1 ii

シノギ 角 (しのぎずみ) 石 垣 の 崩 落 を 防 ぐため 石 垣 立 面 弧 状 に 湾 曲 させる 輪 取 り と 同 様 の 効 果 を 求 め て 鈍 角 状 に 組 まれた 隅 角 部 のこと (P56,58,60 掲 載 ) 重 要 文 化 的 景 観 (じゅうようぶんかてきけ いかん) 地 域 における 人 々の 生 活 または 生 業 及 び 当 該 地 域 の 風 土 により 形 成 された 景 観 地 で 我 が 国 民 の 生 活 または 生 業 の 理 解 の ため 欠 くことのできないもの( 文 化 財 保 護 法 第 二 条 第 1 項 第 五 号 )のうち 特 に 重 要 なもの (P22,28,36 掲 載 ) 図 7 植 生 (しょくせい) ある 土 地 に 生 育 している 植 物 の 集 団 竹 田 城 跡 の 立 地 する 古 城 山 の 植 物 を 全 体 的 にさす 場 合 に 用 いる タ 行 竪 堀 (たてぼり) 等 高 線 に 直 交 する 形 で 斜 面 に 掘 った 堀 のこと 斜 面 を 登 って 侵 入 する 敵 が 横 方 向 へ 移 動 するのを 防 ぎ 上 からの 攻 撃 を 容 易 にするために 設 けられた 樹 木 (じゅもく) 植 生 を 構 成 する 植 物 のうち 立 ち 木 をさ す 竹 田 城 跡 の 立 地 する 古 城 山 ではソメイ ヨシノ アカマツ アベマキなどが 中 心 を なす 史 跡 (しせき) 不 動 産 を 対 象 とする 文 化 財 のうち 城 跡 などの 遺 跡 で 歴 史 上 または 学 術 上 価 値 の 高 いもの 国 指 定 史 跡 は 重 要 なものとし て 文 部 科 学 大 臣 が 指 定 したもの 修 景 (しゅうけい) 本 来 は 造 園 上 の 用 語 で 公 園 美 化 などを 意 味 するが 近 年 は 施 設 の 形 態 意 匠 色 調 などを 周 囲 の 環 境 に 調 和 させる 行 為 図 8 出 角 (でずみ) 石 垣 の 塁 線 ( 石 垣 や 土 塁 のラインのこ と)を 曲 げて 作 られた 角 のうち 外 側 に 出 っ 張 らせた 凸 部 分 の 角 のこと (P45,58 掲 載 ) 主 郭 (しゅかく) 城 の 中 心 的 機 能 をもつ 曲 輪 のこと 近 世 の 城 郭 では 本 丸 とも 呼 称 さる 竹 田 城 跡 で は 本 丸 が 主 郭 にあたる 図 9 iii

土 塁 (どるい) 曲 輪 の 周 縁 部 や 出 入 り 口 周 囲 に 設 けた 防 御 のための 土 手 のこと (P47,48,75 掲 載 ) ナ 行 縄 張 り 図 (なわばりず) 切 岸 や 堀 土 塁 石 垣 などの 防 御 施 設 や それらに 防 御 された 削 平 地 の 配 置 ( 城 郭 の 平 面 構 成 )のこと また 地 表 面 観 察 を 行 って 縄 張 りを 図 化 したものを 縄 張 り 図 と いう 図 10 眺 望 (ちょうぼう) 遠 くからの 見 た 目 景 観 が 意 味 を 持 つ 認 識 像 であるのに 対 して 見 え 方 をさす 中 世 (ちゅうせい) 日 本 における 時 代 区 分 のうち 鎌 倉 時 代 から 戦 国 時 代 までをさす 竹 田 城 跡 では 主 郭 部 で 石 垣 による 防 御 が 完 成 する 以 前 に 造 られた 遺 構 を 中 世 城 郭 遺 構 と 呼 ぶ 図 11 布 崩 し 積 み(ぬのくずしつみ) 布 積 みの 一 類 型 で 短 い 横 目 地 を 上 下 左 右 に 通 すもので 築 石 ( 平 石 )を 配 置 す る 積 み 方 のこと (P58 掲 載 ) 鉄 砲 狭 間 (てっぽうさま) 鉄 砲 を 撃 つために 城 壁 などに 設 けた 小 窓 状 の 施 設 竹 田 城 跡 の 場 合 は 花 屋 敷 の 曲 輪 の 外 周 に 築 かれた 石 塁 の 天 端 を 部 分 的 に 凹 ませることにより 銃 座 としている ものを 鉄 砲 狭 間 と 呼 んでいる (P51,52 掲 載 ) 写 真 3 野 面 積 み(のづらづみ) 石 垣 のうち 自 然 のまままたは 整 美 な 整 形 を 行 わない 石 材 を 使 用 して 積 み 上 げた もの (P92 掲 載 ) 写 真 2 iv

風 致 (ふうち) 一 般 的 には 自 然 の 風 景 などが 持 つおも むき 味 わいをさすが 本 書 では 土 地 の 利 用 目 的 に 相 応 しい 適 正 な 環 境 のありかた をさす 写 真 4 登 り 石 垣 (のぼりいしがき) 倭 城 において 城 の 防 備 を 固 めるために 山 の 斜 面 を 登 るように 築 かれた 石 塁 のこ と 朝 鮮 半 島 に 出 兵 した 大 名 が 築 城 や 改 修 の 際 にこの 手 法 を 用 いる 例 が 確 認 され ている 竹 田 城 跡 では 北 千 畳 の 北 西 の 尾 根 に 向 かって 築 かれている 堀 切 (ほりきり) 尾 根 筋 をほぼ 直 角 に 掘 り 込 んだ 空 堀 の こと 特 に 主 郭 の 周 囲 や 城 域 を 画 する 堀 切 には 大 規 模 なものが 多 い (P47,48,49,53,84 掲 載 ) 図 13 本 質 的 価 値 (ほんしつてきかち) 文 化 財 の 評 価 に 関 わる 歴 史 上 または 学 術 上 の 価 値 図 12 ハ 行 ハサミ 石 (はさみいし) 石 垣 の 隅 角 部 に 反 りをつけるため 隅 石 の 間 に 挟 みこむ 小 さめの 石 のこと (P59 掲 載 ) マ 行 埋 蔵 文 化 財 包 蔵 地 (まいぞうぶんかざいほ うぞうち) 地 中 に 埋 蔵 された 文 化 財 (= 埋 蔵 文 化 財 )の 存 在 が 考 えられる 土 地 のこと 枡 形 虎 口 (ますがたこぐち) 屈 曲 した 通 路 と 門 の 前 後 の 広 場 を 組 み 合 わせた 構 造 の 出 入 り 口 で 敵 が 容 易 に 城 内 に 進 入 できないようになっている (P55 掲 載 ) 写 真 5 v

< 内 枡 形 > 図 14 ヤ 行 横 堀 (よこぼり) 山 城 では 曲 輪 の 周 囲 を 取 り 巻 くように めぐらした 横 方 向 に 掘 られた 堀 をさす 敵 が 斜 面 への 侵 入 することを 防 ぐために 造 られたと 考 えられている (P49,52 掲 載 ) ラ 行 裸 地 化 (らちか) 草 原 などで 覆 われていた 草 が 消 滅 した ことにより 地 表 面 が 露 出 すること 竹 田 城 跡 では 多 くの 人 が 訪 れたことに より 城 跡 内 の 草 が 踏 み 荒 らされ 裸 地 化 がおこった 歴 史 文 化 遺 産 (れきしぶんかいさん) 地 域 文 化 の 構 成 する 様 々な 歴 史 的 文 化 的 自 然 的 遺 産 のこと 先 人 によって 育 まれ 現 代 まで 伝 えられた 地 域 でいわれの ある 知 恵 経 験 活 動 の 成 果 およびそれ が 存 在 する 相 対 的 な 環 境 をさす (P13,80,83,115,129 掲 載 ) ワ 行 倭 城 (わじょう) 豊 臣 秀 吉 が 文 禄 慶 長 年 間 に 朝 鮮 半 島 へ 出 兵 した 際 に 築 いた 日 本 式 の 要 塞 ( 城 )の こと 朝 鮮 半 島 の 南 部 を 中 心 に 石 垣 の 城 跡 が 数 多 く 残 る vi

位 置 図 用 語 の 参 考 文 献 城 館 調 査 ハンドブック 千 田 嘉 博 小 島 道 裕 前 川 要 新 人 物 往 来 社 1993 年 史 跡 整 備 のてびき 保 存 と 活 用 のために 文 化 庁 文 化 財 部 記 念 物 課 同 成 社 2005 年 発 掘 調 査 のてびき- 集 落 遺 跡 発 掘 編 - 文 化 庁 文 化 財 部 記 念 物 課 同 成 社 2010 年 発 掘 調 査 のてびき- 各 種 遺 跡 調 査 編 - 文 化 庁 文 化 財 部 記 念 物 課 同 成 社 2013 年 石 垣 整 備 のてびき 文 化 庁 文 化 財 部 記 念 物 課 同 成 社 2015 年 図 表 出 典 ここに 提 出 していないものは 朝 来 市 竹 田 城 課 の 作 成 による 図 11: 但 馬 和 田 山 史 跡 竹 田 城 跡 35 頁 竹 田 城 跡 縄 張 り 図 を 一 部 改 変 vii