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2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

 

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし


4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

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4. その 他 (1) 期 中 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 ( 連 結 範 囲 の 変 更 を 伴 う 特 定 子 会 社 の 異 動 ) 無 (2) 簡 便 な 会 計 処 理 及 び 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 有

平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで 公 益 目 的 事 業 科 目 公 1 公 2 公 3 公 4 法 人 会 計 合 計 共 通 小 計 苦 情 相 談 解 決 研 修 情 報 提 供 保 証 宅 建 取 引 健 全 育 成 Ⅰ. 一 般 正 味 財

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公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

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科 売 上 原 価 売 上 総 利 益 損 益 計 算 書 ( 自 平 成 26 年 4 月 1 日 至 平 成 27 年 3 月 31 日 ) 目 売 上 高 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 営 業 外 収 益 受 取 保 険 金 受 取 支 援 金 補 助 金 収 入 保

●電力自由化推進法案

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

18 国立高等専門学校機構

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Microsoft Word )40期決算公開用.doc

注 記 事 項 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間 における 重 要 な 子 会 社 の 異 動 : 無 (2) 四 半 期 連 結 財 務 諸 表 の 作 成 に 特 有 の 会 計 処 理 の 適 用 : 有 ( 注 ) 詳 細 は 添 付 資 料 4ページ 2.サマリー 情 報 (

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入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

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1 ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 の 事 業 税 の 課 税 について ガス 供 給 業 を 行 う 法 人 は 収 入 金 額 を 課 税 標 準 として 収 入 割 の 申 告 となります ( 法 72 条 の2 72 条 の 12 第 2 号 ) ガス 供 給 業 とその 他 の 事

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【労働保険事務組合事務処理規約】


2. 個 人 情 報 の 利 用 目 的 (1) 本 投 資 法 人 による 物 件 ( 信 託 受 益 権 に 係 る 不 動 産 を 含 みます 以 下 同 様 )の 取 得 取 得 に 先 立 つ 調 査 及 び 取 得 の 検 討 並 びに 事 後 管 理 業 務 を 行 うため (2) 本

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高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

目 次 高 山 市 連 結 財 務 諸 表 について 1 連 結 貸 借 対 照 表 2 連 結 行 政 コスト 計 算 書 4 連 結 純 資 産 変 動 計 算 書 6 連 結 資 金 収 支 計 算 書 7

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損 益 計 算 書 ( 平 成 25 年 10 月 1 日 から 平 成 26 年 9 月 30 日 まで) ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 304,971 営 業 費 用 566,243 営 業 総 損 失 261,271 営 業 外 収 益 受 取 利 息 3,545

( 補 助 金 等 交 付 決 定 通 知 に 加 える 条 件 ) 第 7 条 市 長 は 交 付 規 則 第 11 条 に 規 定 するところにより 補 助 金 の 交 付 決 定 に 際 し 次 に 掲 げる 条 件 を 付 するものとする (1) 事 業 完 了 後 に 消 費 税 及 び

( 運 用 制 限 ) 第 5 条 労 働 基 準 局 は 本 システムの 維 持 補 修 の 必 要 があるとき 天 災 地 変 その 他 の 事 由 によりシステムに 障 害 又 は 遅 延 の 生 じたとき その 他 理 由 の 如 何 を 問 わず その 裁 量 により システム 利 用 者

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m07 北見工業大学 様式①

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根 本 確 根 本 確 民 主 率 運 民 主 率 運 確 施 保 障 確 施 保 障 自 治 本 旨 現 資 自 治 本 旨 現 資 挙 管 挙 管 代 表 監 査 教 育 代 表 監 査 教 育 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部 市 町 村 警 視 総 監 道 府 県 警 察 本 部

第 一 部 企 業 情 報 第 1 企 業 の 概 況 1 主 要 な 経 営 指 標 等 の 推 移 回 次 第 15 期 第 1 四 半 期 連 結 累 計 期 間 第 14 期 会 計 期 間 自 平 成 26 年 4 月 1 日 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 6

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

情 報 通 信 機 器 等 に 係 る 繰 越 税 額 控 除 限 度 超 過 額 の 計 算 上 控 除 される 金 額 に 関 する 明 細 書 ( 付 表 ) 政 党 等 寄 附 金 特 別 控 除 額 の 計 算 明 細 書 国 庫 補 助 金 等 の 総 収 入 金 額 不 算 入 に 関

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2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

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ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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貸 借 対 照 表 内 訳 表 212 年 3 月 31 日 現 在 公 益 財 団 法 人 神 奈 川 県 公 園 協 会 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 収 益 事 業 等 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 H H H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H H H H5.4.1 H H5.4.1 ( 参 考

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定款  変更

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2. 個 人 情 報 の 利 用 目 的 (1) 本 投 資 法 人 による 物 件 ( 信 託 受 益 権 に 係 る 不 動 産 を 含 みます 以 下 同 様 )の 取 得 取 得 に 先 立 つ 調 査 及 び 取 得 の 検 討 並 びに 事 後 管 理 業 務 を 行 うため (2) 本

損 益 計 算 書 ( 自 平 成 23 年 4 月 1 日 至 平 成 24 年 3 月 31 日 ) 金 額 ( 単 位 : 百 万 円 ) 売 上 高 99,163 売 上 原 価 90,815 売 上 総 利 益 8,347 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 4,661 営 業 利 益

Transcription:

有 価 証 券 報 告 書 本 書 は EDINET(Electronic Disclosure for Investors' NETwork)システ ムを 利 用 して 金 融 庁 に 提 出 した 有 価 証 券 報 告 書 の 記 載 事 項 を 紙 媒 体 とし て 作 成 したものであります 株 式 会 社 アイスタイル (E26301)

目 次 表 紙 1 第 一 部 企 業 情 報 2 第 1 企 業 の 概 況 2 1 主 要 な 経 営 指 標 等 の 推 移 2 2 沿 革 4 3 事 業 の 内 容 5 4 関 係 会 社 の 状 況 7 5 従 業 員 の 状 況 8 第 2 事 業 の 状 況 9 1 業 績 等 の 概 要 9 2 生 産 受 注 及 び 販 売 の 状 況 11 3 対 処 すべき 課 題 12 4 事 業 等 のリスク 13 5 経 営 上 の 重 要 な 契 約 等 23 6 研 究 開 発 活 動 23 7 財 政 状 態 経 営 成 績 及 びキャッシュ フローの 状 況 の 分 析 24 第 3 設 備 の 状 況 27 1 設 備 投 資 等 の 概 要 27 2 主 要 な 設 備 の 状 況 27 3 設 備 の 新 設 除 却 等 の 計 画 28 第 4 提 出 会 社 の 状 況 29 1 株 式 等 の 状 況 29 (1) 株 式 の 総 数 等 29 1 株 式 の 総 数 29 2 発 行 済 株 式 29 (2) 新 株 予 約 権 等 の 状 況 29 (3) 行 使 価 額 修 正 条 項 付 新 株 予 約 権 付 社 債 券 等 の 行 使 状 況 等 39 (4) ライツプランの 内 容 39 (5) 発 行 済 株 式 総 数 資 本 金 等 の 推 移 39 (6) 所 有 者 別 状 況 40 (7) 大 株 主 の 状 況 40 (8) 議 決 権 の 状 況 41 1 発 行 済 株 式 41 2 自 己 株 式 等 41 (9) ストックオプション 制 度 の 内 容 42

2 自 己 株 式 の 取 得 等 の 状 況 46 株 式 の 種 類 等 46 (1) 株 主 総 会 決 議 による 取 得 の 状 況 46 (2) 取 締 役 会 決 議 による 取 得 の 状 況 46 (3) 株 主 総 会 決 議 又 は 取 締 役 会 決 議 に 基 づかないものの 内 容 46 (4) 取 得 自 己 株 式 の 処 理 状 況 及 び 保 有 状 況 46 3 配 当 政 策 47 4 株 価 の 推 移 47 (1) 最 近 5 年 間 の 事 業 年 度 別 最 高 最 低 株 価 47 (2) 最 近 6 月 間 の 月 別 最 高 最 低 株 価 47 5 役 員 の 状 況 48 6 コーポレート ガバナンスの 状 況 等 51 (1) コーポレート ガバナンスの 状 況 51 (2) 監 査 報 酬 の 内 容 等 57 1 監 査 公 認 会 計 士 等 に 対 する 報 酬 の 内 容 57 2 その 他 重 要 な 報 酬 の 内 容 57 3 監 査 公 認 会 計 士 等 の 提 出 会 社 に 対 する 非 監 査 業 務 の 内 容 57 4 監 査 報 酬 の 決 定 方 針 57 第 5 経 理 の 状 況 58 1 連 結 財 務 諸 表 等 59 (1) 連 結 財 務 諸 表 59 1 連 結 貸 借 対 照 表 59 2 連 結 損 益 計 算 書 及 び 連 結 包 括 利 益 計 算 書 61 連 結 損 益 計 算 書 61 連 結 包 括 利 益 計 算 書 62 3 連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 63 4 連 結 キャッシュ フロー 計 算 書 65 注 記 事 項 66 セグメント 情 報 86 関 連 情 報 88 報 告 セグメントごとの 固 定 資 産 の 減 損 損 失 に 関 する 情 報 89 報 告 セグメントごとののれんの 償 却 額 及 び 未 償 却 残 高 に 関 する 情 報 89 報 告 セグメントごとの 負 ののれん 発 生 益 に 関 する 情 報 89 関 連 当 事 者 情 報 90 5 連 結 附 属 明 細 表 93 社 債 明 細 表 93 借 入 金 等 明 細 表 93 資 産 除 去 債 務 明 細 表 93 (2) その 他 93

2 財 務 諸 表 等 94 (1) 財 務 諸 表 94 1 貸 借 対 照 表 94 2 損 益 計 算 書 96 売 上 原 価 明 細 書 97 3 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書 98 注 記 事 項 100 4 附 属 明 細 表 107 有 形 固 定 資 産 等 明 細 表 107 引 当 金 明 細 表 107 (2) 主 な 資 産 及 び 負 債 の 内 容 108 (3) その 他 108 第 6 提 出 会 社 の 株 式 事 務 の 概 要 109 第 7 提 出 会 社 の 参 考 情 報 110 1 提 出 会 社 の 親 会 社 等 の 情 報 110 2 その 他 の 参 考 情 報 110 第 二 部 提 出 会 社 の 保 証 会 社 等 の 情 報 111 監 査 報 告 書 巻 末

表 紙 提 出 書 類 有 価 証 券 報 告 書 根 拠 条 文 金 融 商 品 取 引 法 第 24 条 第 1 項 提 出 先 関 東 財 務 局 長 提 出 日 平 成 26 年 9 月 26 日 事 業 年 度 第 15 期 ( 自 平 成 25 年 7 月 1 日 至 平 成 26 年 6 月 30 日 ) 会 社 名 株 式 会 社 アイスタイル 英 訳 名 istyle Inc. 代 表 者 の 役 職 氏 名 代 表 取 締 役 社 長 吉 松 徹 郎 本 店 の 所 在 の 場 所 東 京 都 港 区 赤 坂 一 丁 目 12 番 32 号 電 話 番 号 03(5575)1260 事 務 連 絡 者 氏 名 取 締 役 CFO 菅 原 敬 最 寄 りの 連 絡 場 所 東 京 都 港 区 赤 坂 一 丁 目 12 番 32 号 電 話 番 号 03(5575)1260 事 務 連 絡 者 氏 名 取 締 役 CFO 菅 原 敬 縦 覧 に 供 する 場 所 株 式 会 社 東 京 証 券 取 引 所 ( 東 京 都 中 央 区 日 本 橋 兜 町 2 番 1 号 ) -1-

第 一 部 企 業 情 報 第 1 企 業 の 概 況 1 主 要 な 経 営 指 標 等 の 推 移 (1) 連 結 経 営 指 標 等 回 次 第 11 期 第 12 期 第 13 期 第 14 期 第 15 期 決 算 年 月 平 成 22 年 6 月 平 成 23 年 6 月 平 成 24 年 6 月 平 成 25 年 6 月 平 成 26 年 6 月 売 上 高 3,257,692 3,832,205 4,455,579 6,410,015 7,141,247 経 常 利 益 240,396 432,171 611,522 713,945 460,186 当 期 純 利 益 156,420 259,573 370,326 429,372 14,149 包 括 利 益 259,707 370,326 453,865 249,801 純 資 産 額 1,308,614 1,514,453 2,263,814 3,984,669 4,246,406 総 資 産 額 1,974,749 2,378,107 3,389,698 5,523,629 5,758,651 1 株 当 たり 純 資 産 額 ( 円 ) 23,015.68 136.40 185.55 273.14 286.83 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 金 額 ( 円 ) 2,755.34 23.15 32.50 32.26 0.97 潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 金 額 ( 円 ) 29.25 30.19 0.94 自 己 資 本 比 率 (%) 66.2 63.7 65.9 71.6 73.1 自 己 資 本 利 益 率 (%) 12.7 18.4 19.8 13.9 0.4 株 価 収 益 率 ( 倍 ) 21.9 19.9 432.9 営 業 活 動 による キャッシュ フロー 投 資 活 動 による キャッシュ フロー 財 務 活 動 による キャッシュ フロー 現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 期 末 残 高 従 業 員 数 ( 外 平 均 臨 時 雇 用 者 数 ) 335,916 536,425 463,899 447,311 433,197 272,384 108,859 265,003 1,028,769 1,167,828 139,446 94,200 324,246 1,628,318 56,144 796,982 1,130,348 1,653,490 2,707,881 1,950,540 ( 名 ) 158 169 283 328 388 (15) (20) (34) (34) (28) ( 注 ) 1 売 上 高 には 消 費 税 等 は 含 まれておりません 2 潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 金 額 については 新 株 引 受 権 及 び 新 株 予 約 権 の 残 高 がありますが 第 12 期 までは 当 社 株 式 は 非 上 場 であり 期 中 平 均 株 価 が 把 握 できないため 記 載 しておりません 3 株 価 収 益 率 は 第 12 期 までは 当 社 株 式 が 非 上 場 であるため 記 載 しておりません 4 従 業 員 数 は 就 業 人 員 ( 当 社 グループから 当 社 グループ 外 への 出 向 者 を 除 き 当 社 グループ 外 から 当 社 グル ープへの 出 向 者 を 含 む )であり 臨 時 従 業 員 数 (パートタイマーのみ 人 材 会 社 からの 派 遣 社 員 は 除 く )は 年 間 の 平 均 人 数 を( 外 数 )で 記 載 しております 5 第 13 期 より 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 に 関 する 会 計 基 準 ( 企 業 会 計 基 準 第 2 号 平 成 22 年 6 月 30 日 ) 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 に 関 する 会 計 基 準 の 適 用 指 針 ( 企 業 会 計 基 準 適 用 指 針 第 4 号 平 成 22 年 6 月 30 日 公 表 分 ) 及 び 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 に 関 する 実 務 上 の 取 扱 い ( 実 務 対 応 報 告 第 9 号 平 成 22 年 6 月 30 日 )を 適 用 しております 平 成 23 年 12 月 16 日 付 で 普 通 株 式 1 株 につき100 株 の 割 合 で 株 式 分 割 を 行 ってお り また 平 成 24 年 7 月 1 日 付 で 普 通 株 式 1 株 につき2 株 の 割 合 で 株 式 分 割 を 行 いましたが 第 12 期 の 期 首 に 当 該 株 式 分 割 が 行 われたと 仮 定 し 1 株 当 たり 純 資 産 額 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 金 額 及 び 潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 金 額 を 算 定 しております -2-

(2) 提 出 会 社 の 経 営 指 標 等 回 次 第 11 期 第 12 期 第 13 期 第 14 期 第 15 期 決 算 年 月 平 成 22 年 6 月 平 成 23 年 6 月 平 成 24 年 6 月 平 成 25 年 6 月 平 成 26 年 6 月 売 上 高 1,759,322 2,106,162 2,524,159 3,296,960 3,435,399 経 常 利 益 220,944 366,791 529,640 525,633 434,698 当 期 純 利 益 138,640 198,679 354,982 318,241 71,685 資 本 金 748,958 749,758 923,638 1,560,781 1,578,002 発 行 済 株 式 総 数 ( 株 ) 56,770 56,850 6,135,000 14,659,200 14,873,000 純 資 産 額 1,408,628 1,555,588 2,258,814 3,851,473 4,174,663 総 資 産 額 1,757,864 2,173,442 3,016,179 4,951,832 5,299,295 1 株 当 たり 純 資 産 額 ( 円 ) 24,812.91 140.10 187.69 266.15 283.58 1 株 当 たり 配 当 額 (1 株 当 たり 中 間 配 当 額 ) ( 円 ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 金 額 ( 円 ) 2,442.14 17.72 31.16 23.91 4.89 潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 金 額 ( 円 ) 28.04 22.37 4.79 自 己 資 本 比 率 (%) 80.1 71.6 74.9 77.8 78.6 自 己 資 本 利 益 率 (%) 10.4 13.4 18.6 10.4 1.8 株 価 収 益 率 ( 倍 ) 22.9 26.9 85.4 配 当 性 向 (%) 従 業 員 数 ( 外 平 均 臨 時 雇 用 者 数 ) ( 名 ) 116 129 156 185 203 (8) (9) (10) (10) (9) ( 注 ) 1 売 上 高 には 消 費 税 等 は 含 まれておりません 2 潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 金 額 については 新 株 引 受 権 及 び 新 株 予 約 権 の 残 高 がありますが 第 12 期 までは 当 社 株 式 は 非 上 場 であり 期 中 平 均 株 価 が 把 握 できないため 記 載 しておりません 3 株 価 収 益 率 は 第 12 期 までは 当 社 株 式 が 非 上 場 であるため 記 載 しておりません 4 従 業 員 数 は 就 業 人 員 ( 当 社 から 社 外 への 出 向 者 を 除 き 社 外 から 当 社 への 出 向 者 を 含 む )であり 臨 時 従 業 員 数 (パートタイマーのみ 人 材 会 社 からの 派 遣 社 員 は 除 く )は 年 間 の 平 均 人 数 を( 外 数 )で 記 載 しております 5 第 13 期 より 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 に 関 する 会 計 基 準 ( 企 業 会 計 基 準 第 2 号 平 成 22 年 6 月 30 日 ) 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 に 関 する 会 計 基 準 の 適 用 指 針 ( 企 業 会 計 基 準 適 用 指 針 第 4 号 平 成 22 年 6 月 30 日 公 表 分 ) 及 び 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 に 関 する 実 務 上 の 取 扱 い ( 実 務 対 応 報 告 第 9 号 平 成 22 年 6 月 30 日 )を 適 用 しております 平 成 23 年 12 月 16 日 付 で1 株 につき100 株 の 株 式 分 割 を 行 っており また 平 成 24 年 7 月 1 日 付 で1 株 につき2 株 の 株 式 分 割 を 行 いましたが 第 12 期 の 期 首 に 当 該 株 式 分 割 が 行 われたと 仮 定 し 1 株 当 たり 純 資 産 額 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 金 額 及 び 潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 たり 当 期 純 利 益 金 額 を 算 定 しておりま す -3-

2 沿 革 年 月 平 成 11 年 7 月 平 成 11 年 12 月 平 成 12 年 1 月 平 成 12 年 4 月 平 成 12 年 6 月 平 成 12 年 7 月 平 成 12 年 12 月 平 成 14 年 11 月 平 成 15 年 6 月 平 成 17 年 4 月 平 成 17 年 5 月 平 成 17 年 7 月 平 成 18 年 4 月 平 成 19 年 3 月 平 成 20 年 1 月 平 成 20 年 2 月 平 成 20 年 4 月 平 成 21 年 3 月 平 成 22 年 1 月 平 成 22 年 9 月 平 成 22 年 10 月 平 成 22 年 12 月 平 成 23 年 5 月 平 成 24 年 3 月 平 成 24 年 5 月 平 成 24 年 8 月 平 成 24 年 10 月 平 成 24 年 11 月 平 成 24 年 11 月 平 成 25 年 2 月 平 成 25 年 6 月 平 成 26 年 7 月 平 成 26 年 8 月 ( 注 )1 ECとは 電 子 商 取 引 (eコマース)のことであります( 文 中 において 以 下 同 様 といたします) 事 項 化 粧 品 に 関 する 消 費 者 情 報 をデータベース 化 し 企 業 の 各 種 マーケティング 活 動 を 支 援 することを 目 的 として 有 限 会 社 アイ スタイル( 東 京 都 世 田 谷 区 資 本 金 3,000 千 円 )を 設 立 インターネットのコスメ 情 報 ポータルサイト @cosme(アットコスメ) をオープン ネットイヤー インキュベーション キャピタル コンソーシアムより 出 資 を 受 け 資 本 金 を5,950 千 円 へ 増 資 株 式 会 社 アイスタイル( 資 本 金 23,800 千 円 )へ 組 織 変 更 化 粧 品 メーカーへの 各 種 マーケティング 支 援 サービスを 本 格 始 動 @cosme において 広 告 枠 の 販 売 を 開 始 し メディア 事 業 の 運 営 を 開 始 本 店 を 東 京 都 渋 谷 区 へ 移 転 株 式 会 社 エヌ ティ ティ ドコモの 運 営 するi-modeの 公 式 サイトとして i-mode 版 @cosme をオープン 化 粧 品 オンラインショッピングサイト cosme.com(コスメ コム) をオープンし EC( 注 1) 事 業 の 運 営 を 開 始 モバイル 版 cosme.com をオープン 本 社 を 東 京 都 港 区 に 移 転 株 式 会 社 サイバーエージェントより 出 資 を 受 け 資 本 金 423,218 千 円 へ 増 資 リサーチアンドコンサルティングサービスに 係 る 事 業 を 会 社 分 割 により 別 会 社 化 し 株 式 会 社 アイスタイル マーケ ティングソリューションズ を 設 立 ( 資 本 金 50,000 千 円 当 社 出 資 比 率 100.0%) 女 性 向 けサイト 専 門 の 広 告 代 理 業 を 目 的 として 株 式 会 社 サイバーエージェントとの 合 弁 により 株 式 会 社 フラウディ ア コミュニケーションズ を 設 立 ( 資 本 金 100,000 千 円 当 社 出 資 比 率 45.0%の 持 分 法 適 用 関 連 会 社 ) メディアの 企 画 開 発 を 目 的 として 株 式 会 社 アイメディアドライブを 設 立 ( 資 本 金 205,250 千 円 当 社 出 資 比 率 51.1%) 店 舗 支 援 業 務 で 提 携 をしていた 株 式 会 社 たしろ 薬 品 出 資 の 株 式 会 社 コスメネクスト ルミネエスト 新 宿 に @ cosme store(アットコスメストア) 第 1 号 店 をオープン 転 職 求 人 サイト @cosme Career をオープン 子 会 社 株 式 会 社 アイスタイル マーケティングソリューションズ を 吸 収 合 併 ヤフー 株 式 会 社 より 出 資 を 受 け 資 本 金 を673,958 千 円 へ 増 資 EC 事 業 を 目 的 として 子 会 社 株 式 会 社 コスメ コム 設 立 ( 資 本 金 30,000 千 円 当 社 出 資 比 率 100.0%の 連 結 子 会 社 ) @cosme store の 運 営 会 社 である 株 式 会 社 コスメネクストに 資 本 参 加 し 連 結 子 会 社 化 ( 当 社 出 資 比 率 98.5%) 店 舗 事 業 の 運 営 を 開 始 株 式 会 社 講 談 社 より 出 資 を 受 け 資 本 金 を733,958 千 円 へ 増 資 株 式 会 社 アイメディアドライブの 全 株 式 をデジタル アドバタイジング コンソーシアム 株 式 会 社 に 譲 渡 し 非 子 会 社 化 コスメ 情 報 ポータルサイト @cosme のPCサイトを より 幅 広 く 女 性 の 美 容 をサポートする 美 容 系 総 合 ポータルサ イト へとリニューアル 株 式 会 社 コスメネクストを 完 全 子 会 社 化 モバイル 版 @cosme で 新 サイトオープン 検 索 投 稿 機 能 等 PC 版 @cosme に 合 わせた 機 能 強 化 を 実 施 i-mode 版 @cosme にて 有 料 サービスであるプレミアム 会 員 サービスを 開 始 美 容 に 特 化 したSNS( 注 2)サイト @BEAUTIST(アットビューティスト) をオープン 東 京 証 券 取 引 所 マザーズ 市 場 に 株 式 を 上 場 持 分 法 適 用 関 連 会 社 である 株 式 会 社 フラウディア コミュニケーションズの 全 株 式 を 株 式 会 社 サイバーエージェントに 譲 渡 海 外 展 開 の 本 格 化 を 目 的 として istyle Global (Hong Kong) Co., Limitedを 設 立 ispot の 運 営 会 社 である 株 式 会 社 サイバースター( 現 株 式 会 社 アイスタイルビューティソリューションズ)に 資 本 参 加 し 連 結 子 会 社 化 ( 当 社 出 資 比 率 88.8%) その 他 事 業 運 営 を 開 始 株 式 会 社 アライドアーキテクツと 業 務 資 本 提 携 契 約 を 締 結 シンガポールにistyle Global (Singapore) Pte. Limitedを 設 立 中 国 にistyle China Co., Limitedを 設 立 インドネシアにPT. Creative Visions Indonesiaを 設 立 東 京 証 券 取 引 所 市 場 第 一 部 へ 市 場 変 更 株 式 会 社 ノンストレスに 出 資 株 式 会 社 バイバースと 業 務 資 本 提 携 を 締 結 ビューティー トレンド ジャパン 株 式 会 社 の 全 株 式 を 取 得 子 会 社 株 式 会 社 アイスポットの 商 号 を 株 式 会 社 アイスタイルビューティソリューションズへ 変 更 し 本 店 所 在 地 を 東 京 都 港 区 へ 移 転 2 SNSとはソーシャルネットワーキングサービスの 略 称 であり インターネット 上 において 人 と 人 とのつなが りを 促 進 サポートする コミュニティ 型 のWebサイトのことであります 3 資 本 金 について 千 円 未 満 は 切 捨 てて 表 記 しております -4-

3 事 業 の 内 容 当 社 グループは 当 社 連 結 子 会 社 7 社 ( 株 式 会 社 コスメ コム 株 式 会 社 コスメネクスト 株 式 会 社 アイスポット ( 現 株 式 会 社 アイスタイルビューティソリューションズ 以 下 同 様 ) ISMM 設 立 準 備 株 式 会 社 istyle China Co.,Limited istyle Global(Singapore)Pte. Limited. PT. Creative Visions Indonesia) 非 連 結 子 会 社 及 び 関 連 会 社 で 構 成 されており @cosme の 運 営 により 構 築 した 事 業 基 盤 をプラットフォームとして 確 立 し 化 粧 品 美 容 業 界 に 特 化 した 業 界 横 断 型 のサービスを 展 開 しております 当 社 及 び 当 社 の 関 係 会 社 の 事 業 における 位 置 付 け 及 びセグメントとの 関 連 は 次 のとおりであります なお セグメ ントと 同 一 の 区 分 であります (1) メディア 事 業 メディア 事 業 では 株 式 会 社 アイスタイルを 中 心 として 化 粧 品 美 容 の 総 合 サイト @cosme をメディアと した 広 告 枠 の 販 売 等 を 主 に 行 っております (2)EC 事 業 連 結 子 会 社 である 株 式 会 社 コスメ コムにおいて @cosme の 姉 妹 サイトである 化 粧 品 オンラインショッピ ングサイト cosme.com を 運 営 しており 当 該 サイトにおいて 化 粧 品 医 薬 部 外 品 食 品 ( 健 康 食 品 ) その 他 の 商 品 を 仕 入 販 売 しております (3) 店 舗 事 業 連 結 子 会 社 である 株 式 会 社 コスメネクストにおいて ネットとリアルが 融 合 した 新 しい 化 粧 品 小 売 業 態 の 企 画 開 発 運 営 を 行 っており 平 成 26 年 6 月 末 時 点 で @cosme store(アットコスメストア) を5 店 舗 展 開 しており ます オープン 平 成 19 年 3 月 平 成 20 年 11 月 平 成 21 年 4 月 平 成 24 年 4 月 平 成 26 年 2 月 店 舗 名 @cosme store ルミネエスト 新 宿 店 @cosme store 上 野 マルイ 店 @cosme store マルイシティ 渋 谷 店 @cosme store ルミネ 池 袋 店 @cosme store ルミネ 有 楽 町 店 (4)その 他 事 業 連 結 子 会 社 である 株 式 会 社 アイスポットにおいて エステサロン 等 の 情 報 サイト ispot(アイスポット) を 運 営 し 各 種 掲 載 サービスや 予 約 代 行 サービス 広 告 サービス 提 供 等 を 主 に 行 っております -5-

[ 事 業 系 統 図 ] ( 注 )1 連 結 対 象 のISMM 設 立 準 備 ( 株 ) 及 び 海 外 現 地 法 人 はメディア 事 業 に 含 まれております 非 連 結 子 会 社 及 び 関 連 会 社 については 記 載 を 省 略 しております 2 株 式 会 社 アイスポットは 平 成 26 年 8 月 より 商 号 を 株 式 会 社 アイスタイルビューティソリューションズへ 変 更 しております -6-

4 関 係 会 社 の 状 況 名 称 ( 連 結 子 会 社 ) 株 式 会 社 コスメ コム ( 注 )1 ( 連 結 子 会 社 ) 株 式 会 社 コスメネクスト ( 注 )1 4 ( 連 結 子 会 社 ) 株 式 会 社 アイスポット ( 注 )1 5 ( 連 結 子 会 社 ) ISMM 設 立 準 備 株 式 会 社 ( 注 )1 ( 連 結 子 会 社 ) istyle China Co.,Limited ( 注 )1 ( 連 結 子 会 社 ) istyle Global (Singapore)Pte Limited ( 注 )1 2 ( 連 結 子 会 社 ) PT.Creative Visions Indonesia ( 注 )1 住 所 資 本 金 主 要 な 事 業 の 内 容 議 決 権 の 所 有 割 合 (%) 東 京 都 港 区 60,000 EC 事 業 100.0 東 京 都 港 区 95,000 店 舗 事 業 100.0 大 阪 市 中 央 区 98,000 その 他 事 業 91.1 東 京 都 港 区 51,000 メディア 事 業 100.0 関 係 内 容 役 員 の 兼 任 従 業 員 の 出 向 施 設 の 賃 貸 借 等 プロモーションサー ビスの 仕 入 役 員 の 兼 任 従 業 員 の 出 向 施 設 の 賃 貸 借 等 プロモーションサー ビスの 仕 入 役 員 の 兼 任 従 業 員 の 出 向 施 設 の 賃 貸 借 等 役 員 の 兼 任 従 業 員 の 出 向 施 設 の 賃 貸 借 等 プロモーションサー ビスの 仕 入 中 国 上 海 市 70,000 メディア 事 業 100.0 役 員 の 兼 任 シンガポール インドネシア ( 現 地 通 貨 ) 2,685 千 S$ ( 現 地 通 貨 ) 580,000 $ メディア 事 業 100.0 役 員 の 兼 任 メディア 事 業 100.0 95.0 役 員 の 兼 任 ( 注 ) 1 主 要 な 事 業 の 内 容 欄 には セグメント 情 報 に 記 載 された 名 称 を 記 載 しております 2 特 定 子 会 社 であります 3 有 価 証 券 届 出 書 または 有 価 証 券 報 告 書 を 提 出 している 会 社 はありません 4 株 式 会 社 コスメネクストについては 売 上 高 ( 連 結 会 社 相 互 間 の 内 部 売 上 高 を 除 く )の 連 結 売 上 高 に 占 める 割 合 が100 分 の10を 超 えておりますが セグメント 情 報 における 店 舗 事 業 及 びその 他 事 業 の 売 上 高 に 占 める 当 該 連 結 子 会 社 の 売 上 高 (セグメント 間 の 内 部 売 上 高 または 振 替 高 を 含 む )の 割 合 が100 分 の90を 超 えたため 主 要 な 損 益 情 報 等 の 記 載 を 省 略 しています 5 株 式 会 社 アイスポットについては 平 成 26 年 8 月 1 日 付 で 株 式 会 社 アイスタイルビューティソリューシ ョンズに 商 号 変 更 し 本 店 所 在 地 を 大 阪 市 中 央 区 から 東 京 都 港 区 に 移 転 しております 6 議 決 権 の 所 有 割 合 欄 の 内 書 は 間 接 所 有 であります -7-

5 従 業 員 の 状 況 (1) 連 結 会 社 の 状 況 セグメントの 名 称 従 業 員 数 ( 名 ) 平 成 26 年 6 月 30 日 現 在 メディア 事 業 247(9) EC 事 業 7(3) 店 舗 事 業 42(12) その 他 事 業 92(4) 合 計 388(28) ( 注 )1 従 業 員 数 は 就 業 人 員 ( 当 社 グループから 当 社 グループ 外 への 出 向 者 を 除 き 当 社 グループ 外 から 当 社 グ ループ への 出 向 者 を 含 む )であり 臨 時 従 業 員 数 (パートタイマーのみ 人 材 会 社 からの 派 遣 社 員 は 除 く )は 年 間 の 平 均 人 数 を( 外 数 )で 記 載 しております 2 前 連 結 会 計 年 度 末 に 比 べ 従 業 員 数 が60 名 増 加 しております 主 な 理 由 は 業 容 の 拡 大 に 伴 い 期 中 採 用 が 増 加 したことによるものであります (2) 提 出 会 社 の 状 況 平 成 26 年 6 月 30 日 現 在 従 業 員 数 ( 名 ) 平 均 年 齢 ( 歳 ) 平 均 勤 続 年 数 ( 年 ) 平 均 年 間 給 与 203 (9) 32.5 2.9 5,185 セグメントの 名 称 従 業 員 数 ( 名 ) メディア 事 業 203(9) 合 計 203(9) ( 注 ) 1 従 業 員 数 は 就 業 人 員 ( 当 社 から 社 外 への 出 向 者 を 除 き 社 外 から 当 社 への 出 向 者 を 含 む )であり 臨 時 従 業 員 数 (パートタイマーのみ 人 材 会 社 からの 派 遣 社 員 は 除 く )は 年 間 の 平 均 人 数 を( 外 数 )で 記 載 しております 2 平 均 年 間 給 与 は 賞 与 及 び 基 準 外 賃 金 を 含 んでおります (3) 労 働 組 合 の 状 況 当 社 グループには 労 働 組 合 は 結 成 されておりませんが 労 使 関 係 については 良 好 であります -8-

第 2 事 業 の 状 況 1 業 績 等 の 概 要 (1) 業 績 当 社 グループは 平 成 26 年 6 月 期 を 転 換 期 と 位 置 づけ 事 業 改 善 や 新 規 事 業 への 投 資 を 積 極 的 に 行 ってまいりま した 以 上 の 結 果 当 連 結 会 計 年 度 の 業 績 は 下 記 のとおりとなりました 売 上 高 7,141,247 千 円 ( 前 年 同 期 比 11.4% 増 ) 営 業 利 益 473,617 千 円 ( 前 年 同 期 比 35.9% 減 ) 経 常 利 益 460,186 千 円 ( 前 年 同 期 比 35.5% 減 ) 当 期 純 利 益 14,149 千 円 ( 前 年 同 期 比 96.7% 減 ) 各 セグメントの 業 績 につきましては 以 下 のとおりです 1メディア 事 業 @cosme を 運 営 するメディア 事 業 では 下 期 よりクライアントの 出 稿 抑 制 もみられたことから 平 成 26 年 5 月 に 業 績 予 想 の 修 正 を 行 いました その 後 営 業 強 化 やサービス 設 計 の 改 善 に 努 めた 結 果 翌 月 の 広 告 売 上 は 大 きく 伸 長 いたしました 課 金 サービスにつきましては 他 社 とのアライアンスによる 会 員 増 を 見 込 んでおりましたが 当 該 施 策 経 由 の 入 会 者 が 想 定 を 下 回 りました 結 果 目 標 とする 会 員 数 には 至 らず また その 施 策 に 関 連 する 費 用 も 計 画 を 下 回 りました 一 方 で 海 外 事 業 や 新 規 サービス ちぢまる のローンチなど 積 極 的 な 事 業 投 資 を 行 ってまいりました 以 上 の 結 果 当 連 結 会 計 年 度 における 売 上 高 は3,617,411 千 円 ( 前 年 同 期 比 9.6% 増 ) セグメント 利 益 は242,225 千 円 ( 前 年 同 期 比 49.6% 減 )となりました 2EC 事 業 EC 事 業 においては 計 画 に 対 しては 若 干 の 未 達 となりましたが 前 年 の 売 上 高 は 上 回 りました 一 方 で 人 員 抑 制 や 物 流 コストの 見 直 しによる 費 用 削 減 に 努 めた 結 果 利 益 は 計 画 を 上 回 る 結 果 となりました 平 成 26 年 6 月 には 当 日 発 送 のサービスも 開 始 し ユーザーの 利 便 性 向 上 に 努 めております 以 上 の 結 果 当 連 結 会 計 年 度 における 売 上 高 は639,766 千 円 ( 前 年 同 期 比 12.9% 増 ) セグメント 利 益 は71,234 千 円 ( 前 年 同 期 比 35.0% 増 )となりました 3 店 舗 事 業 店 舗 事 業 においては 平 成 25 年 9 月 に 上 野 店 をリニューアルし 売 場 面 積 を 拡 大 いたしました また 平 成 26 年 2 月 末 には 売 場 面 積 の 小 さい 銀 座 店 を 閉 店 し 有 楽 町 店 を 開 店 いたしました 消 費 税 率 変 更 後 の 大 きな 影 響 もなく 売 上 は 順 調 に 推 移 し 全 店 舗 で 売 上 計 画 を 達 成 いたしました 以 上 の 結 果 当 連 結 会 計 年 度 における 売 上 高 は2,302,304 千 円 ( 前 年 同 期 比 23.0% 増 ) セグメント 利 益 は 205,681 千 円 ( 前 年 同 期 比 103.7% 増 )となりました 4その 他 事 業 エステサロン 情 報 を 提 供 する ispot を 運 営 するその 他 事 業 では サービスの 変 更 により 上 期 は 収 益 が 落 ち 込 ん でおりましたが その 後 戦 略 を 見 直 し 下 期 から 徐 々に 売 上 が 改 善 してまいりました 一 方 で 第 4 四 半 期 におい て 一 部 ソフトウエアの 耐 用 年 数 を 変 更 したことにより 一 時 的 に 費 用 が 増 加 し 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 が 増 加 いたし ました 以 上 の 結 果 当 連 結 会 計 年 度 における 売 上 高 は581,764 千 円 ( 前 年 同 期 比 13.3% 減 ) セグメント 損 失 は80,744 千 円 ( 前 年 同 期 はセグメント 利 益 63,872 千 円 )となりました -9-

(2) キャッシュ フローの 状 況 当 連 結 会 計 年 度 末 における 現 金 及 び 現 金 同 等 物 ( 以 下 資 金 という)の 残 高 は 前 連 結 会 計 年 度 末 より757,341 千 円 減 少 し 残 高 は1,950,540 千 円 となりました 当 連 結 会 計 年 度 における 各 キャッシュ フローの 状 況 と 要 因 は 以 下 の 通 りであります ( 営 業 活 動 によるキャッシュ フロー) 当 連 結 会 計 年 度 において 営 業 活 動 の 結 果 得 られた 資 金 は 433,197 千 円 ( 前 年 同 期 は447,311 千 円 の 収 入 )であり ます この 主 な 要 因 は 売 上 債 権 の 増 加 170,633 千 円 法 人 税 等 の 支 払 額 265,359 千 円 があったものの 仕 入 債 務 の 増 加 91,636 千 円 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 の 計 上 267,114 千 円 減 価 償 却 費 の 計 上 399,173 千 円 等 があったことによ るものであります ( 投 資 活 動 によるキャッシュ フロー) 当 連 結 会 計 年 度 において 投 資 活 動 の 結 果 使 用 された 資 金 は 1,167,828 千 円 ( 前 年 同 期 は1,028,769 千 円 の 支 出 ) であります この 主 な 要 因 は 投 資 有 価 証 券 の 取 得 による 支 出 401,160 千 円 及 び 有 形 無 形 固 定 資 産 の 取 得 によ る 支 出 845,838 千 円 等 があったことによるものであります ( 財 務 活 動 によるキャッシュ フロー) 当 連 結 会 計 年 度 において 財 務 活 動 の 結 果 使 用 された 資 金 は 56,144 千 円 ( 前 年 同 期 は1,628,318 千 円 の 収 入 )で あります この 主 な 要 因 は 長 期 借 入 れによる 収 入 370,000 千 円 株 式 の 発 行 による 収 入 34,349 千 円 等 があるもの の 長 期 借 入 金 の 返 済 による 支 出 459,389 千 円 等 があったことによるものであります -10-

2 生 産 受 注 及 び 販 売 の 状 況 (1) 生 産 実 績 当 社 グループは 生 産 活 動 を 行 っておりませんので 該 当 事 項 はありません (2) 仕 入 実 績 当 連 結 会 計 年 度 における 仕 入 実 績 をセグメントごとに 示 すと 次 のとおりであります セグメントの 名 称 仕 入 高 前 年 同 期 比 (%) EC 事 業 380,568 +18.0 店 舗 事 業 1,430,470 +23.2 合 計 1,811,038 +22.1 ( 注 ) 1 上 記 の 金 額 には 消 費 税 等 は 含 まれておりません 2 セグメント 間 取 引 については 相 殺 消 去 しております 3 金 額 は 仕 入 価 格 によっております (3) 受 注 実 績 当 社 グループは 概 ね 受 注 から 役 務 提 供 までの 期 間 が 短 いため 受 注 状 況 に 関 する 記 載 を 省 略 しております (4) 販 売 実 績 当 連 結 会 計 年 度 における 販 売 実 績 をセグメントごとに 示 すと 次 のとおりであります セグメントの 名 称 販 売 高 前 年 同 期 比 (%) メディア 事 業 3,617,411 +9.6 EC 事 業 639,766 +12.9 店 舗 事 業 2,302,304 +23.0 その 他 事 業 581,764 13.3 合 計 7,141,247 +11.4 ( 注 ) 1 上 記 の 金 額 には 消 費 税 等 は 含 まれておりません 2 セグメント 間 取 引 については 相 殺 消 去 しております 3 主 な 相 手 先 別 の 販 売 実 績 及 び 当 該 販 売 実 績 の 総 販 売 実 績 に 対 する 割 合 相 手 先 前 連 結 会 計 年 度 当 連 結 会 計 年 度 販 売 高 割 合 (%) 販 売 高 割 合 (%) ルミネ 1,115,125 17.4 1,456,710 20.4 丸 井 - - 745,747 10.4 サイバー コミュニ ケーションズ 787,639 12.3 - - ( 注 ) 1 前 連 結 会 計 年 度 の 丸 井 に 対 する 販 売 実 績 は 当 該 販 売 実 績 の 総 販 売 実 績 に 対 する 割 合 が 10% 未 満 であるため 記 載 を 省 略 しております 2 当 連 結 会 計 年 度 の サイバー コミュニケーションズに 対 する 販 売 実 績 は 当 該 販 売 実 績 の 総 販 売 実 績 に 対 する 割 合 が10% 未 満 であるため 記 載 を 省 略 しております -11-

3 対 処 すべき 課 題 当 社 グループは 創 業 当 初 より 化 粧 品 美 容 の 総 合 サイト @cosme を 中 核 に 事 業 を 展 開 してまいりまし た 現 在 では@cosmeは20~30 代 の 女 性 の 約 過 半 数 が 毎 月 利 用 するサイトにまで 成 長 いたしました しかしながら インターネット 業 界 はスマートフォンやタブレット 端 末 の 普 及 やアドテクノロジーの 伸 展 等 によ る 変 革 期 にあり 新 たなユーザーニーズやクライアントの 課 題 に 応 えていくことが 今 後 の 継 続 的 な 発 展 に 必 要 だと 考 えております 当 社 グループでは 以 下 の 事 項 を 今 後 の 事 業 展 開 における 主 要 な 課 題 として 認 識 し 事 業 発 展 を 図 る 方 針 です 1 領 域 の 拡 大 対 象 領 域 を 化 粧 品 に 限 らず 拡 大 し 女 性 が 求 める 幅 広 い Beauty に 出 会 える 場 所 を 創 出 することが 今 後 の 事 業 の 発 展 にとって 不 可 欠 であると 考 えております ユーザーだけでなく Beauty に 関 わる 企 業 や 個 人 事 業 主 が 集 う 場 所 になるべく 新 しいサービスの 開 発 やデータベースの 強 化 を 図 ってまいります 2(BtoC)ユーザーニーズの 把 握 とサービスへの 反 映 ユーザーへのサービス 提 供 においては グループ 全 体 を 俯 瞰 したグランドデザインを 踏 まえたうえで 展 開 するこ とが 重 要 だと 考 えております グループの 連 携 を 強 化 し ユーザーファースト の 視 点 でサービス 開 発 に 取 り 組 んでまいります 3(BtoB) 新 規 サービスの 反 映 クライアントの 課 題 を 把 握 し マーケティングに 関 するトータルソリューションを 提 供 していくことが 必 要 だと 認 識 しております そのため クライアントとの 関 係 強 化 はもとより 従 業 員 の 教 育 や 機 動 的 な 組 織 体 制 を 整 備 し よりよいサービスの 提 供 に 努 めてまいります 4 スピーディな 開 発 目 まぐるしく 環 境 が 変 化 するインターネット 業 界 においては サービスを 随 時 提 供 していくことが 不 可 欠 である と 認 識 しております そのため 多 様 なデバイスに 対 応 できるシステム 構 造 へ 移 行 し スピーディな 開 発 体 制 の 整 備 に 注 力 してまいります -12-

4 事 業 等 のリスク 以 下 に 当 社 グループの 事 業 展 開 上 リスク 要 因 となり 得 る 主 な 事 項 を 記 載 しております また 当 社 グループ は 当 社 グループでコントロールできない 外 部 要 因 や 事 業 上 のリスクとして 具 体 化 する 可 能 性 が 必 ずしも 高 くないと みられる 事 項 を 含 め 投 資 家 の 投 資 判 断 上 重 要 と 考 えられる 事 項 については 積 極 的 に 開 示 することとしております 当 社 グループは これらのリスク 発 生 の 可 能 性 を 認 識 した 上 で その 発 生 の 予 防 及 び 発 生 時 の 対 応 に 努 力 する 方 針 ですが 当 社 グループの 経 営 状 況 及 び 将 来 の 事 業 についての 判 断 は 以 下 の 記 載 事 項 を 慎 重 に 検 討 した 上 で 行 われる 必 要 があると 考 えています なお 文 中 における 将 来 に 関 する 事 項 は 当 連 結 会 計 年 度 末 ( 平 成 26 年 6 月 30 日 )において 当 社 グループが 判 断 し たものであります (1) インターネットを 取 り 巻 く 環 境 について 当 社 グループは インターネット 上 における 美 容 系 総 合 ポータルサイト @cosme の 運 営 を 事 業 基 盤 として おり インターネット 及 び 関 連 サービス 等 の 更 なる 発 展 が 当 社 グループが 今 後 成 長 を 図 る 上 で 重 要 であると 考 えて おります これまで インターネット 利 用 者 は 増 加 を 続 けており 総 務 省 の 平 成 25 年 通 信 利 用 動 向 調 査 ( 平 成 26 年 6 月 公 表 ) によれば 日 本 国 内 のインターネット 利 用 者 数 は10,044 万 人 ( 対 前 年 比 392 万 人 増 )と 人 口 に 対 する 普 及 率 は82.8% と 推 計 されております また インターネット 業 界 では 新 たなビジネスモデルの 開 発 や 技 術 の 革 新 が 活 発 に 行 われ ております しかしながら インターネットの 普 及 に 伴 う 個 人 情 報 の 漏 洩 改 ざん 不 正 使 用 等 や 社 会 道 徳 又 は 公 序 良 俗 に 反 する 行 為 等 への 対 応 としての 新 たな 法 的 規 制 導 入 や その 他 予 期 せぬ 要 因 によって インターネット 及 び 関 連 サービ ス 等 の 発 展 が 阻 害 される 可 能 性 があり これらの 動 向 等 により 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります (2) 化 粧 品 関 連 市 場 に 係 るリスクについて 当 社 グループは 化 粧 品 関 連 市 場 を 主 たる 事 業 領 域 として 事 業 を 展 開 しております 化 粧 品 関 連 市 場 は その 広 告 宣 伝 活 動 や 消 費 動 向 等 について 比 較 的 景 気 変 動 等 の 影 響 を 受 けにくい 特 徴 があるものと 認 識 しておりますが 今 後 において 当 該 市 場 の 動 向 に 大 きな 変 化 が 生 じた 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります (3) 美 容 系 総 合 ポータルサイト @cosme について 1 @cosme への 依 存 について 当 社 グループは 美 容 系 総 合 ポータルサイト @cosme の 運 営 を 事 業 の 中 核 として 化 粧 品 関 連 市 場 に 特 化 した 各 種 サービスを 展 開 しており 当 社 グループが 提 供 する 各 種 サービスは @cosme のページビュー(PV) 数 総 会 員 数 累 計 クチコミ 件 数 等 を 背 景 としたものとなっております したがって 新 たな 法 的 規 制 の 導 入 等 の 予 期 せぬ 事 象 の 発 生 によりサイトの 利 便 性 が 低 下 し 又 はユーザーの 嗜 好 に 応 じきれず PV 数 総 会 員 数 累 計 クチコ ミ 件 数 等 の 各 種 指 標 が 著 しく 減 少 することにより @cosme の 広 告 媒 体 としての 魅 力 及 び 価 値 が 低 下 した 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 2 ソーシャルメディアの 動 向 について @cosme のサイト 規 模 の 拡 大 については 他 社 が 運 営 するサイトや 個 人 が 運 営 するブログやクチコミサイ トを 含 めたソーシャルメディアの 利 用 拡 大 を 前 提 としております 足 元 の 状 況 では Facebook や Twitter などのソーシャルメディアの 利 用 拡 大 に 伴 い 企 業 がソーシャルメ ディアを 活 用 したマーケティング プロモーションを 促 進 していること 等 から 当 社 グループでは ソーシャルメデ ィアの 利 用 拡 大 が 今 後 においても 加 速 するものと 想 定 しております しかしながら ソーシャルメディアの 利 用 拡 大 が 当 社 グループの 想 定 通 りに 推 移 する 保 証 はなく 新 たなメディ ア 市 場 の 登 場 等 によりソーシャルメディア 市 場 が 縮 小 した 場 合 やソーシャルメディアを 参 考 にした 購 買 消 費 という 行 動 様 式 に 変 化 が 生 じた 場 合 等 には ソーシャルメディアの 利 用 が 低 迷 する 可 能 性 があり これらソーシャルメディ アの 動 向 等 によっては 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります -13-

3 競 合 について 現 在 インターネット 上 において 化 粧 品 等 を 対 象 としたクチコミを 特 徴 とする 女 性 向 けサイトは 会 員 登 録 数 ク チコミ 件 数 サイト 閲 覧 件 数 及 び 認 知 度 等 の 状 況 から 国 内 において @cosme と 同 規 模 以 上 の 化 粧 品 クチコ ミサイトは 存 在 しないものと 当 社 グループは 認 識 しております 当 社 グループは 今 後 においても @cosme のサイト 規 模 拡 大 と 質 的 な 充 実 を 図 ることにより 当 該 サイト の 一 層 の 強 化 を 推 進 していく 方 針 でありますが 当 該 分 野 における 大 手 企 業 の 新 規 参 入 や 既 存 の 他 社 サイトの 規 模 拡 大 等 によりユーザーの 獲 得 競 争 が 激 化 した 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼ す 可 能 性 があります また 化 粧 品 分 野 及 びそれ 以 外 の 大 手 の 女 性 向 けサイトも 複 数 存 在 していることから これら サイトとの 競 合 が 発 生 した 場 合 にも 同 様 のリスクが 発 生 する 可 能 性 があります 4 サイト 運 営 の 健 全 性 等 について @cosme では 登 録 会 員 が 化 粧 品 等 の 使 用 感 や 商 品 の 評 価 (クチコミ)を 自 由 に 投 稿 することが 可 能 です が 当 社 グループでは サイト 運 営 に 関 して 利 用 規 約 ガイドラインを 策 定 し サイト 上 に 明 示 することによって 登 録 会 員 の 適 切 な 利 用 を 促 すよう 努 めております また クチコミは システム 上 同 一 登 録 会 員 による1 商 品 に 対 する 投 稿 が1 度 に 限 られる 等 の 仕 様 とするほか 外 部 委 託 を 含 む 投 稿 内 容 の 全 件 監 視 体 制 を 構 築 しており 登 録 会 員 の 実 際 の 商 品 評 価 に 基 づかない 恣 意 的 な 投 稿 や 当 社 グループとしてサイト 運 営 上 容 認 できない 誹 謗 中 傷 いやが らせ 知 的 財 産 権 の 侵 害 及 び 社 会 道 徳 公 序 良 俗 に 反 する 内 容 等 の 不 適 切 な 投 稿 等 を 発 見 した 場 合 には 当 該 投 稿 を 削 除 するなど 一 定 の 規 制 を 実 施 することにより 健 全 なサイト 運 営 を 維 持 しております @cosme におけるクチコミ 以 外 の 情 報 の 投 稿 (コミュニティ 機 能 における 投 稿 等 )においても ガイドラ インの 策 定 監 視 体 制 の 構 築 等 の 一 定 の 規 制 を 実 施 することにより 健 全 なサイト 運 営 を 維 持 しております しかしながら サイト 内 の 不 適 切 な 投 稿 について 当 社 グループが 十 分 に 対 応 できず 又 は 対 応 が 遅 れる 場 合 に は 法 的 責 任 が 問 われる 可 能 性 があり また サイトの 健 全 性 を 維 持 できなかった 場 合 には サイトに 対 するユーザ ーの 支 持 低 下 等 が 生 じる 可 能 性 があり 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があ ります また 当 社 グループが 行 う 投 稿 内 容 の 削 除 や 修 正 等 の 規 制 がユーザーに 受 け 入 れられなかった 場 合 にも 同 様 のリスクがあるものと 考 えられます 5 サイトにおける 新 サービス( 機 能 ) 導 入 について 近 年 インターネット 業 界 においては SNSやブログ 等 の 新 たなコミュニケーションサービスが 拡 大 しつつあり 今 後 もインターネット 上 において 新 たなサービスの 導 入 やその 手 法 等 の 多 様 化 が 進 むものと 想 定 されます 当 社 グループでは ユーザーのニーズにあわせて 継 続 的 に 新 たな 機 能 の 追 加 を 行 っており サイトの 活 性 化 及 びユ ーザビリティーの 強 化 を 図 っておりますが それらの 施 策 が 当 社 グループの 想 定 どおりに 進 捗 しない 又 は 想 定 どお りの 効 果 が 発 揮 されない 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がありま す また 今 後 においても 既 存 サービスの 強 化 と 新 規 サービスの 導 入 を 図 るとともに そのために 必 要 なシステムの 拡 充 を 継 続 的 に 行 う 方 針 でありますが 適 切 な 対 応 ができずにサービスの 陳 腐 化 が 生 じた 場 合 又 は 新 サービスがユー ザーに 受 け 入 れられなかった 場 合 等 においては @cosme のユーザーの 流 出 を 促 し サイト 規 模 拡 大 の 阻 害 及 び 各 サービスにおける 競 争 力 低 下 が 生 じ 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります -14-

(4) メディア 事 業 に 関 するリスク 1 インターネット 広 告 市 場 について 株 式 会 社 電 通 発 表 の 2013 年 日 本 の 広 告 費 ( 平 成 26 年 2 月 公 表 )によれば 平 成 25 年 のインターネット 広 告 市 場 は 7,203 億 円 と 前 年 比 108.7%で 伸 長 していると 推 計 されており インターネット 広 告 はテレビに 次 ぐ 広 告 媒 体 と なっております しかしながら 広 告 市 場 は 企 業 の 景 気 動 向 に 敏 感 であるため 今 後 急 激 な 景 気 の 変 化 等 により 広 告 需 要 及 びインタ ーネット 広 告 需 要 に 影 響 が 及 ぶ 可 能 性 があります そのような 事 態 が 生 じた 場 合 や クライアント 企 業 における 広 告 媒 体 別 の 予 算 配 分 方 針 に 変 更 が 生 じた 場 合 には インターネット 広 告 への 広 告 出 稿 量 の 減 少 や 単 価 の 低 下 等 を 要 因 と して 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります また インターネット 広 告 市 場 の 拡 大 に 伴 い インターネット 広 告 媒 体 間 の 広 告 獲 得 競 争 は 激 化 しており 広 告 媒 体 としての 魅 力 及 び 価 値 の 低 下 により @cosme の 集 客 力 及 び 競 争 力 が 低 下 した 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 2 メディア 事 業 に 関 する 収 入 への 依 存 について 当 社 グループの 主 たる 収 入 は メディア 事 業 に 関 する 収 入 によるものであり 当 連 結 会 計 年 度 の 連 結 売 上 高 (7,141,247 千 円 )に 占 めるメディア 事 業 の 売 上 高 (3,617,411 千 円 )の 割 合 は50.6%と その 依 存 度 は 高 い 状 況 にあ ります したがって メディア 事 業 における 競 争 激 化 によるクライアント 企 業 の 広 告 出 稿 量 の 減 少 等 を 通 じて メデ ィア 事 業 の 収 入 が 減 少 する 事 態 が 生 じた 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります また 当 社 グループは 更 なる 事 業 成 長 を 図 るため EC 事 業 店 舗 事 業 その 他 事 業 の 拡 大 によりメディア 事 業 へ の 依 存 を 低 減 させていく 方 針 でありますが 今 後 におけるそれら 各 事 業 に 関 わる 事 業 計 画 が 当 社 グループの 想 定 どお りに 推 移 しない 場 合 は メディア 事 業 の 収 入 の 変 動 が 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 3 広 告 代 理 店 への 依 存 について 当 社 グループのメディア 事 業 においては インターネット 広 告 の 販 売 につき 複 数 の 広 告 代 理 店 を 活 用 しておりま す 現 状 においては 主 要 な 広 告 代 理 店 に 対 しての 依 存 度 が 特 に 高 く 総 販 売 実 績 に 対 する 販 売 代 理 店 上 位 3 社 への 販 売 実 績 は 当 連 結 会 計 年 度 において 連 結 売 上 高 の15.8%と 高 い 水 準 となっております これら 特 定 の 広 告 代 理 店 に 対 する 依 存 度 が 高 い 状 況 においては 当 該 各 広 告 代 理 店 における 営 業 戦 略 の 変 化 や 取 引 条 件 の 変 更 等 により 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 4 化 粧 品 関 連 市 場 における 季 節 変 動 について 化 粧 品 関 連 市 場 においては 一 般 に 新 製 品 は 季 節 変 化 に 応 じて 夏 期 及 び 冬 期 向 けに 発 売 されるため これら 発 売 時 期 に 合 わせたマーケティング 活 動 が 行 われております よって 発 売 前 のプロモーション 時 期 に 化 粧 品 メーカー 等 において 広 告 宣 伝 等 に 多 くの 予 算 が 投 入 されるという 特 性 があります したがって 当 社 グループにおけるメディ ア 事 業 の 売 上 高 についても 3 月 ~5 月 及 び9 月 ~11 月 に 集 中 する 傾 向 があります このため 当 該 時 期 の 販 売 動 向 によっては 当 社 グループの 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります -15-

(5) EC 事 業 に 関 するリスク 1 EC 市 場 について 経 済 産 業 省 の 平 成 24 年 度 我 が 国 情 報 経 済 社 会 における 基 盤 整 備 ( 電 子 商 取 引 に 関 する 市 場 調 査 ) 報 告 書 ( 平 成 25 年 9 月 公 表 )によれば 平 成 24 年 の 国 内 のBtoC-EC 市 場 規 模 は 対 前 年 比 112.5%の9 兆 5,130 億 円 に 達 していると 推 計 されており その 中 でも 当 社 グループのEC 事 業 と 最 も 関 連 性 が 高 い 医 薬 化 粧 品 小 売 業 のBtoC-EC 市 場 は 対 前 年 比 119.3%と 推 計 されており 商 取 引 の 電 子 化 が 伸 展 していることが 窺 えます しかしながら 今 後 においてECサイトの 利 用 者 が 増 加 せず EC 市 場 が 当 社 グループの 期 待 通 りに 拡 大 しない 場 合 等 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 2 取 扱 い 商 品 の 差 別 化 について 当 社 グループは EC 事 業 において 卸 業 者 又 は 化 粧 品 メーカー 等 の 仕 入 先 と 販 売 する 商 品 の 品 揃 えや 独 自 商 品 の 企 画 を 共 同 で 行 っており cosme.com において 他 社 が 運 営 するECサイトに 先 行 した 販 売 や 限 定 商 品 の 販 売 を 行 う こと 等 により 他 社 が 運 営 するECサイトとの 差 別 化 を 図 っております しかしながら 商 品 の 品 揃 え 及 び 独 自 商 品 企 画 に 関 して 卸 業 者 又 は 化 粧 品 メーカー 等 の 仕 入 先 からの 協 力 が 得 ら れない 等 の 事 象 が 発 生 し cosme.com で 販 売 する 商 品 の 特 色 がなくなった 場 合 又 は 他 社 が 運 営 するECサイトと の 差 別 化 が 図 れない 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 3 物 流 関 連 業 務 の 外 部 委 託 について 当 社 グループは EC 事 業 において 卸 業 者 又 は 化 粧 品 メーカー 等 の 仕 入 先 から 納 品 される 商 品 の 在 庫 管 理 業 務 商 品 の 梱 包 発 送 等 に 関 する 業 務 顧 客 への 商 品 受 け 渡 し 商 品 代 金 回 収 業 務 等 の 物 流 関 連 業 務 を 外 部 業 者 に 委 託 して おります このため 外 部 業 者 のサービスの 遅 延 及 び 障 害 等 が 発 生 した 場 合 には 外 部 委 託 先 との 契 約 に 基 づき 直 接 的 な 損 害 は 外 部 委 託 業 者 に 賠 償 請 求 できるものの 当 社 に 対 する 顧 客 の 信 用 低 下 が 発 生 した 場 合 等 においては 当 社 グルー プの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります (6) 店 舗 事 業 に 関 するリスク 1 出 店 政 策 について 当 社 グループでは 当 社 の 子 会 社 である 株 式 会 社 コスメネクストにおいて @cosme の 情 報 を 活 用 した 化 粧 品 等 の 小 売 業 態 である @cosme store を 運 営 しております 当 社 グループでは 本 書 提 出 日 現 在 において 東 京 都 内 に5 店 舗 を 有 しております 当 社 グループでは 当 社 グループの 定 める 出 店 基 準 に 基 づき 店 舗 の 出 店 につい ては 商 業 集 積 地 区 等 で 高 い 集 客 が 見 込 める 物 件 を 選 択 しております しかしながら 賃 料 等 の 出 店 条 件 に 見 合 う 物 件 や 販 売 員 の 確 保 ができないこと 等 により 出 店 政 策 が 当 社 グループ の 想 定 どおりに 推 移 しない 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があり ます -16-

2 減 損 損 失 の 発 生 について 当 社 グループは 経 済 環 境 の 著 しい 変 化 等 により 店 舗 の 収 益 性 が 低 下 し 事 業 計 画 における 店 舗 の 収 益 計 画 に 対 して 大 きな 乖 離 が 発 生 した 場 合 等 には 店 舗 において 使 用 する 固 定 資 産 に 関 して 減 損 損 失 を 計 上 する 可 能 性 があり 当 社 グループの 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります (7) その 他 事 業 に 関 するリスク 1 サイト 運 営 について ispot では サロン(エステティックサロン ネイルサロン 等 ) ヘアサロン クリニックの 店 舗 情 報 ( 営 業 時 間 所 在 地 サービスメニュー 診 療 内 容 等 )や 株 式 会 社 アイスポット( 現 株 式 会 社 アイスタイルビューティソ リューションズ)のスタッフが 店 舗 に 取 材 して 作 成 したレポート ユーザーからの 評 価 情 報 (クチコミ)を 掲 載 して おります 当 社 グループでは サイトの 健 全 性 を 維 持 するため 店 舗 情 報 及 びレポートの 作 成 にあたっては 当 社 グループに おいて 一 定 の 基 準 を 設 定 し 店 舗 情 報 の 確 認 等 を 行 うとともに サイト 等 における 表 示 についても 関 係 法 令 に 照 らし て 不 適 切 な 表 現 等 の 防 止 に 留 意 しております また クチコミは 投 稿 内 容 の 全 件 監 視 体 制 を 構 築 し 登 録 会 員 の 実 際 の 利 用 評 価 に 基 づかない 恣 意 的 なクチコミや 当 社 グループとしてサイト 運 営 上 容 認 できない 誹 謗 中 傷 いやが らせ 知 的 財 産 権 の 侵 害 及 び 社 会 道 徳 公 序 良 俗 に 反 する 内 容 等 の 不 適 切 なクチコミを 発 見 した 場 合 には 当 該 情 報 を 削 除 するなど 一 定 の 規 制 を 実 施 することにより 著 しく 信 憑 性 の 低 いクチコミや 他 者 の 権 利 を 侵 害 するようなク チコミがサイトに 掲 載 されることがないよう 健 全 なサイト 運 営 を 維 持 しております しかしながら サイト 内 の 不 適 正 不 適 法 な 掲 載 情 報 について 当 社 グループが 十 分 に 対 応 できず 又 は 対 応 が 遅 れる 場 合 には 法 的 責 任 が 問 われる 可 能 性 があり また サイトの 健 全 性 を 維 持 できなかった 場 合 には サイトに 対 するユーザーの 支 持 低 下 等 が 生 じる 可 能 性 があり 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 2 脱 毛 施 術 を 提 供 するエステティックサロンの 掲 載 基 準 について 当 社 グループが 運 営 している サロン(エステティックサロン ネイルサロン 等 ) ヘアサロン クリニックを 紹 介 する 情 報 サイト ispot では エステティックサロンに 関 する 店 舗 情 報 等 を 掲 載 しております ispot で 掲 載 しているエステティックサロンが 提 供 する 脱 毛 施 術 については 厚 生 労 働 省 医 政 局 医 事 課 長 から 都 道 府 県 衛 生 主 管 部 ( 局 ) 長 宛 の 通 知 文 である 医 師 免 許 を 有 しない 者 による 脱 毛 行 為 等 の 取 扱 いについて( 厚 生 労 働 省 医 政 医 発 第 105 号 平 成 13 年 11 月 8 日 ) において 用 いる 機 器 が 医 療 用 であるか 否 かを 問 わず レーザー 光 線 又 はその 他 の 強 力 なエネルギーを 有 する 光 線 を 毛 根 部 分 に 照 射 し 毛 乳 頭 皮 脂 腺 開 口 部 等 を 破 壊 する 行 為 は 医 師 免 許 を 有 しない 者 が 業 として 行 えば 医 師 法 第 17 条 に 違 反 する との 見 解 が 記 載 されております その 一 方 で 日 本 エステティック 振 興 協 議 会 が 平 成 24 年 5 月 25 日 に 公 表 した 光 脱 毛 行 為 による 医 師 法 違 反 容 疑 者 逮 捕 の 報 道 について においては 当 該 協 議 会 の 定 めた 自 主 規 制 に 沿 った 光 脱 毛 を 医 療 の 光 脱 毛 と 明 確 に 区 別 するために 美 容 ライト 脱 毛 と 呼 び エステ ティックサロンで 行 う 美 容 ライト 脱 毛 を 医 療 行 為 である 光 脱 毛 と 明 確 に 区 別 している との 見 解 を 公 表 しておりま す 当 社 グループでは 上 記 の 通 知 文 及 び 公 表 文 等 を 参 考 にし 法 令 に 違 反 するレーザー 脱 毛 施 術 及 び 光 脱 毛 施 術 を 提 供 していると 判 明 したエステティックサロンは 掲 載 対 象 としない 方 針 を 取 っております しかしながら 今 後 関 係 法 令 の 改 正 解 釈 の 変 更 等 の 理 由 により エステティックサロンが 提 供 できる 脱 毛 施 術 の 範 囲 が 変 更 され 美 容 ライト 脱 毛 が 違 法 と 判 断 された 場 合 には ispot に 掲 載 しているエステティックサ ロンのうち 美 容 ライト 脱 毛 を 提 供 するエステティックサロンとの 契 約 を 解 消 せざるを 得 なくなるため 当 社 グ ループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります -17-

(8) システム 等 に 関 連 するリスクについて 1 システム 障 害 及 びセキュリティ 対 策 について 当 社 グループが 営 む 事 業 は インターネット 環 境 におけるサービス 提 供 が 主 体 であり サーバー 等 の 各 種 機 器 及 び 通 信 回 線 等 を 利 用 しております 当 社 グループは サービスの 安 定 供 給 を 図 るために 地 震 に 対 応 可 能 な 耐 震 構 造 を 備 えたデータセンターを 利 用 し また システムの 構 造 について ファイアーウォールソフトの 導 入 により 当 社 サー バーへの 外 部 からの 不 正 アクセスを 遮 断 するとともに サーバー 上 で 稼 動 するOSレベルでのセキュリティを 設 定 する 等 の 二 重 の 防 護 策 を 実 施 した 上 で 定 期 的 に 脆 弱 性 の 点 検 を 行 い 不 正 アクセスやウィルスへの 感 染 への 対 策 を 実 施 しております また サーバー 上 で 保 存 しているデータについては 毎 日 バックアップを 取 得 し 定 期 的 に 複 製 して おり データ 保 全 に 努 める 等 のセキュリティ 対 策 を 講 じております しかしながら アクセス 集 中 による 一 時 的 な 過 負 荷 や 電 力 供 給 の 停 止 通 信 回 線 の 遮 断 ソフトウエア 又 はハード ウエアの 不 具 合 自 然 災 害 人 為 的 なミス 事 故 及 び 外 部 からの 不 正 な 進 入 等 の 犯 罪 行 為 など 当 社 グループの 想 定 しないシステム 障 害 等 が 生 じた 場 合 には 当 社 グループの 事 業 活 動 に 支 障 をきたす 可 能 性 があります また サーバー 等 の 作 動 不 能 や 欠 陥 等 に 起 因 して 重 要 なデータが 消 失 又 はサービスが 利 用 できなくなった 場 合 や 予 定 通 りに 広 告 を 掲 載 することができなくなった 場 合 には 信 用 低 下 や 損 害 賠 償 等 により 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 2 技 術 革 新 への 対 応 について インターネット 関 連 分 野 においては 活 発 な 技 術 革 新 が 行 われており 当 社 グループとしても 技 術 革 新 に 応 じたシ ステム 拡 充 及 び 事 業 戦 略 の 修 正 等 を 迅 速 に 行 う 必 要 があるものと 考 えており 業 界 の 動 向 を 注 視 しつつ 専 任 のシス テム 部 門 を 中 心 として 迅 速 にシステム 開 発 を 行 う 体 制 を 敷 いております しかしながら 予 期 しない 技 術 革 新 等 があった 場 合 その 対 応 に 係 る 追 加 のシステム 開 発 費 用 が 発 生 する 可 能 性 が あります また システム 開 発 等 の 適 切 な 対 応 に 支 障 が 生 じた 場 合 には 各 事 業 における 競 争 力 低 下 及 びユーザーの 流 出 等 を 招 く 可 能 性 があり 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 3 システム 投 資 等 について 当 社 グループは 新 たなインターネット 技 術 を 活 用 したサービスの 台 頭 やコミュニケーション 手 法 の 多 様 化 に 対 応 すべく 既 存 サービスの 強 化 及 び 新 規 サービスの 導 入 を 図 るとともに 今 後 の 会 員 数 及 びサイト 閲 覧 件 数 の 増 加 に 備 え システムプラットフォーム 等 への 継 続 的 なシステム 投 資 を 計 画 しております しかしながら インターネットにおける 技 術 サービス 等 の 急 激 な 変 化 や 当 社 グループの 計 画 を 上 回 る 急 激 な 会 員 数 及 びサイト 閲 覧 件 数 の 増 加 があった 場 合 システム 投 資 の 時 期 内 容 規 模 について 変 更 せざるを 得 なくなる 可 能 性 があります このような 事 態 が 生 じた 場 合 には システム 投 資 減 価 償 却 費 負 担 の 増 加 や 減 損 損 失 の 計 上 が 想 定 さ れ 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります (9) 組 織 体 制 について 1 特 定 人 物 への 依 存 について 当 社 の 代 表 取 締 役 社 長 である 吉 松 徹 郎 は 創 業 者 であり 当 社 設 立 以 来 最 高 経 営 責 任 者 として 代 表 取 締 役 を 務 めて おります 同 氏 は インターネット 業 界 を 中 心 とする 人 的 ネットワーク 等 を 通 じて 現 在 の 事 業 基 盤 を 構 築 してきた 経 緯 から インターネット 関 連 業 界 に 精 通 しており 同 業 界 に 事 業 基 盤 を 有 する 当 社 グループの 経 営 方 針 や 事 業 戦 略 の 決 定 及 びその 遂 行 に 重 要 な 役 割 を 果 たしております 当 社 グループにおいては 取 締 役 会 や 経 営 会 議 等 における 役 員 及 び 幹 部 社 員 の 情 報 共 有 や 経 営 組 織 の 強 化 を 図 り 同 氏 に 過 度 に 依 存 しない 経 営 体 制 の 整 備 を 進 めておりますが 何 らかの 理 由 により 同 氏 が 当 社 グループの 業 務 を 継 続 することが 困 難 になった 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がありま す -18-

2 人 員 の 獲 得 及 び 育 成 について 当 社 グループは 今 後 想 定 される 事 業 拡 大 や 新 規 事 業 の 展 開 に 伴 い 継 続 した 人 材 の 確 保 が 必 要 であると 考 えてお ります 特 に 事 業 基 盤 を 拡 大 成 長 させていくための 高 度 なマネジメント 能 力 やシステム 技 術 分 野 のスキルを 有 す る 人 材 確 保 に 努 めるとともに 教 育 体 制 の 整 備 を 進 め 人 材 の 定 着 を 図 るよう 努 めていく 方 針 であります しかしながら 当 社 グループの 求 める 人 材 が 十 分 に 確 保 育 成 できなかった 場 合 や 人 材 の 流 出 が 進 んだ 場 合 には 経 常 的 な 業 務 運 営 及 び 新 規 事 業 の 拡 大 等 に 支 障 が 生 じる 可 能 性 があり そのような 事 態 が 生 じた 場 合 には 当 社 グル ープの 事 業 展 開 等 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 3 内 部 管 理 体 制 について 当 社 グループは 企 業 価 値 の 持 続 的 な 増 大 を 図 るためにはコーポレート ガバナンスが 有 効 に 機 能 することが 不 可 欠 であるとの 認 識 のもと 業 務 の 適 正 性 及 び 財 務 報 告 の 信 頼 性 の 確 保 さらに 健 全 な 倫 理 観 に 基 づく 法 令 遵 守 の 徹 底 が 必 要 と 認 識 しております 当 社 グループでは 役 職 員 等 の 内 部 関 係 者 の 不 正 行 為 等 が 発 生 しないよう コンプライアンス 規 程 を 制 定 し 当 社 グループの 役 職 員 が 遵 守 すべき 法 令 ルールを 定 めており 内 部 監 査 等 により 遵 守 状 況 の 確 認 を 行 っております し かしながら 法 令 等 に 抵 触 する 事 態 や 内 部 関 係 者 による 不 正 行 為 が 発 生 するといった 事 態 が 生 じた 場 合 事 業 の 急 速 な 拡 大 により 内 部 管 理 体 制 の 構 築 が 追 いつかないという 事 態 が 生 じる 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 与 える 可 能 性 があります (10) 法 的 規 制 について 1 インターネットにおける 法 的 規 制 について 当 社 グループは インターネット 上 の 事 業 展 開 において 各 種 法 的 規 制 等 を 受 けており その 主 な 内 容 及 び 当 社 グル ープの 対 応 状 況 は 以 下 のとおりであります ア) 電 気 通 信 事 業 法 電 気 通 信 事 業 者 に 対 して 通 信 の 秘 密 の 保 護 等 の 義 務 が 課 せられております 当 社 は 同 法 に 基 づき 電 気 通 信 事 業 者 として 届 出 を 行 っております イ) 特 定 電 気 通 信 役 務 提 供 者 の 損 害 賠 償 責 任 の 制 限 及 び 発 信 者 情 報 の 開 示 に 関 する 法 律 (プロバイダ 責 任 制 限 法 ) 同 法 における 特 定 電 気 通 信 役 務 提 供 者 として 不 特 定 の 者 によって 受 信 されることを 目 的 とする 電 気 通 信 による 情 報 の 流 通 において 他 人 の 権 利 の 侵 害 があった 場 合 には 権 利 を 侵 害 された 者 に 対 して 損 害 賠 償 義 務 及 び 権 利 を 侵 害 した 情 報 を 発 信 した 者 に 関 する 情 報 の 開 示 義 務 を 課 されております ウ) 不 正 アクセス 行 為 の 禁 止 等 に 関 する 法 律 ( 不 正 アクセス 禁 止 法 ) 同 法 におけるアクセス 管 理 者 として 努 力 義 務 ながら 不 正 アクセス 行 為 からの 一 定 の 防 御 措 置 を 講 ずる 義 務 が 課 されております エ) 特 定 電 子 メールの 送 信 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 ( 特 定 電 子 メール 法 ) 営 利 団 体 等 が 個 人 ( 送 信 に 同 意 した 者 等 を 除 く )に 対 し 広 告 宣 伝 の 手 段 として 電 子 メールを 送 信 する 場 合 に 一 定 の 事 項 を 表 示 する 義 務 等 が 課 されております 当 社 グループは 会 員 向 けメールマガジン 等 の 配 信 にお いては その 送 信 につき 事 前 に 同 意 した 会 員 等 に 対 してのみ 配 信 する 方 針 をとっております 近 年 インターネット 上 のトラブル 等 への 対 応 として インターネット 関 連 事 業 を 規 制 する 法 令 は 徐 々に 整 備 さ れている 状 況 にあり 今 後 インターネットの 利 用 や 関 連 するサービス 及 びインターネット 関 連 事 業 を 営 む 事 業 者 を 規 制 対 象 とする 新 たな 法 令 等 の 規 制 や 既 存 法 令 等 の 解 釈 変 更 等 がなされた 場 合 には 当 社 グループの 事 業 が 制 約 を 受 ける 可 能 性 があり その 場 合 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があり ます 2 メディア 事 業 における 法 的 規 制 について 当 社 グループのメディア 事 業 における 広 告 掲 載 に 関 しては サイトの 特 性 上 主 たる 広 告 主 として 化 粧 品 メーカー からの 広 告 出 稿 がその 多 くを 占 めております 当 社 グループでは サイトへの 広 告 掲 載 について 以 下 の 法 令 に 抵 触 しないよう 法 令 に 準 じて 基 準 を 定 め 運 用 を 徹 底 しております -19-

ア) 薬 事 法 医 薬 品 医 薬 部 外 品 化 粧 品 等 についての 取 扱 い 広 告 等 に 関 する 規 制 等 が 定 められており 虚 偽 誇 大 広 告 の 禁 止 効 能 効 果 等 に 関 する 表 現 の 規 制 等 の 遵 守 が 求 められております イ) 食 品 衛 生 法 食 品 についての 取 扱 い 広 告 等 に 関 する 規 制 等 が 定 められており 虚 偽 誇 大 な 広 告 等 の 禁 止 等 の 遵 守 が 求 めら れております ウ) 健 康 増 進 法 食 品 についての 取 扱 い 広 告 等 に 関 する 規 制 等 が 定 められており 健 康 保 持 増 進 効 果 等 について 著 しく 事 実 に 相 違 する 表 示 又 は 著 しく 人 を 誤 認 させるような 表 示 の 禁 止 等 の 遵 守 が 求 められております エ) 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 過 度 に 高 額 な 景 品 等 の 不 当 な 景 品 類 の 禁 止 優 良 誤 認 有 利 誤 認 等 不 当 な 表 示 の 禁 止 等 の 遵 守 が 求 められており ます 当 社 グループでは 広 告 掲 載 前 に 広 告 内 容 の 審 査 を 行 い 広 告 の 内 容 が 法 令 に 抵 触 する 恐 れがある 場 合 や 公 序 良 俗 に 反 する 内 容 である 場 合 には 速 やかに 掲 載 停 止 等 の 措 置 を 講 じる 体 制 を 敷 いております しかしながら 予 期 せぬ 人 的 ミスの 発 生 等 により 法 令 に 抵 触 する 恐 れのある 広 告 等 の 誤 った 情 報 を 掲 載 してしま う 可 能 性 は 否 定 できず ユーザーからのクレームや 行 政 当 局 からの 指 導 勧 告 を 受 ける 可 能 性 があり これらに 起 因 してユーザーや 取 引 先 の 信 頼 の 低 下 等 が 生 じた 場 合 や 化 粧 品 及 び 健 康 食 品 等 に 係 る 広 告 に 関 する 規 制 が 強 化 される 等 の 不 測 の 事 態 が 生 じた 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 がありま す 3 EC 事 業 及 び 店 舗 事 業 における 法 的 規 制 について 当 社 グループが 運 営 しているECサイト cosme.com 及 び 小 売 販 売 店 @cosme store においては 化 粧 品 医 薬 部 外 品 及 び 食 品 ( 健 康 食 品 ) 等 の 販 売 を 行 っており これら 商 品 の 販 売 者 として 主 に 以 下 に 掲 げる 法 律 等 の 規 制 を 受 けております ア) 薬 事 法 医 薬 品 医 薬 部 外 品 化 粧 品 等 についての 取 扱 い 広 告 等 に 関 する 規 制 等 が 定 められており 無 許 可 無 認 可 医 薬 品 の 販 売 等 の 禁 止 原 料 や 表 示 等 に 関 して 法 令 の 要 件 を 満 たさない 商 品 の 販 売 等 の 禁 止 虚 偽 誇 大 広 告 の 禁 止 効 能 効 果 等 に 関 する 表 現 の 規 制 等 の 遵 守 が 求 められております なお 食 品 等 についても 医 薬 品 的 効 能 効 果 等 を 標 榜 して 販 売 等 を 行 った 場 合 には 無 許 可 無 認 可 医 薬 品 の 販 売 等 にあたる 恐 れがあるものとされておりま す イ) 食 品 衛 生 法 食 品 についての 取 扱 い 広 告 等 に 関 する 規 制 等 が 定 められており 原 料 や 表 示 等 に 関 して 法 令 の 要 件 を 満 たさな い 商 品 の 販 売 等 の 禁 止 虚 偽 誇 大 な 広 告 等 の 禁 止 等 の 遵 守 が 求 められております ウ) 健 康 増 進 法 食 品 についての 取 扱 い 広 告 等 に 関 する 規 制 等 が 定 められており 健 康 保 持 増 進 効 果 等 について 著 しく 事 実 に 相 違 する 表 示 又 は 著 しく 人 を 誤 認 させるような 表 示 の 禁 止 等 の 遵 守 が 求 められております エ) 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 過 度 に 高 額 な 景 品 等 の 不 当 な 景 品 類 の 禁 止 優 良 誤 認 有 利 誤 認 等 不 当 な 表 示 の 禁 止 等 の 遵 守 が 求 められており ます オ) 特 定 商 取 引 に 関 する 法 律 cosme.com においては 通 信 販 売 を 行 う 事 業 者 として 広 告 における 一 定 事 項 の 表 示 誇 大 広 告 の 禁 止 等 の 遵 守 が 求 められております -20-

当 社 グループは 商 品 の 取 り 扱 いやサイト 上 の 表 示 方 法 販 売 方 法 等 について 各 種 法 規 制 を 遵 守 すべく 適 宜 行 政 当 局 に 相 談 するとともに 法 務 の 体 制 強 化 を 推 進 しております 具 体 的 には 当 社 グループが 取 り 扱 う 商 品 については 必 ずしも 大 手 製 造 業 者 の 商 品 とは 限 らず 中 小 製 造 業 者 の 商 品 や 輸 入 商 品 等 も 取 り 扱 っていること 等 から 当 社 グループにおいては 一 定 の 基 準 及 びマニュアルを 策 定 し 取 扱 商 品 の 選 別 確 認 等 を 行 うとともに サイト 等 における 表 示 についても 法 規 制 に 照 らして 不 適 切 な 表 現 等 の 防 止 に 留 意 しております 当 社 グループにおきましては このように 適 切 な 事 業 運 営 に 努 めており 現 時 点 において 重 大 な 法 的 問 題 は 生 じて いないものと 認 識 しております しかしながら 薬 事 法 等 の 法 規 制 に 関 しては 個 別 事 象 にかかる 明 確 な 判 断 が 困 難 な 場 合 があることに 加 えて 今 後 法 規 制 が 変 更 された 場 合 には 当 社 グループの 人 員 体 制 の 限 界 等 から 当 該 法 規 制 が 求 める 対 応 等 が 十 分 に 実 施 できない 可 能 性 があることから 行 政 機 関 からの 指 摘 又 は 処 分 や 購 入 者 からのクレーム 又 は 損 害 賠 償 等 が 生 じる 可 能 性 があり その 場 合 には 当 社 グループの 信 用 低 下 等 が 生 じ 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります また 将 来 において 薬 事 法 食 品 衛 生 法 健 康 増 進 法 その 他 の 法 規 制 における 解 釈 運 用 の 変 化 や 規 制 の 強 化 新 たな 規 制 の 制 定 等 により より 厳 格 な 対 応 を 求 められる 可 能 性 は 否 定 できず 当 該 規 制 の 動 向 により 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 4 その 他 事 業 における 法 的 規 制 について 当 社 グループが 運 営 している サロン(エステティックサロン ネイルサロン 等 ) ヘアサロン クリニックを 紹 介 する 情 報 サイト ispot においては エステティックサロンやクリニックに 関 する 店 舗 情 報 等 を 掲 載 しており 主 に 以 下 に 掲 げる 法 律 等 の 規 制 を 受 けております ア) 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 過 度 に 高 額 な 景 品 等 の 不 当 な 景 品 類 の 禁 止 優 良 誤 認 有 利 誤 認 等 不 当 な 表 示 の 禁 止 等 の 遵 守 が 求 められており ます イ) 特 定 商 取 引 に 関 する 法 律 広 告 における 一 定 事 項 の 表 示 誇 大 広 告 の 禁 止 等 の 遵 守 が 求 められております ウ) 医 療 法 病 院 診 療 所 助 産 所 等 の 医 療 施 設 についての 開 設 管 理 広 告 等 に 関 する 規 制 等 が 定 められており 虚 偽 誇 大 比 較 広 告 の 禁 止 効 能 効 果 等 に 関 する 表 現 の 規 制 等 の 遵 守 が 求 められております エ) 薬 事 法 医 薬 品 医 薬 部 外 品 化 粧 品 医 療 機 器 等 についての 取 扱 い 広 告 等 に 関 する 規 制 等 が 定 められており 虚 偽 誇 大 広 告 の 禁 止 効 能 効 果 等 に 関 する 表 現 の 規 制 等 の 遵 守 が 求 められております 当 社 グループでは 店 舗 情 報 を 掲 載 する 前 に 店 舗 情 報 の 内 容 の 審 査 を 行 い 店 舗 情 報 の 内 容 が 法 令 に 抵 触 する 恐 れ がある 場 合 や 公 序 良 俗 に 反 する 内 容 である 場 合 には 速 やかに 掲 載 停 止 等 の 措 置 を 講 じる 体 制 を 敷 いております しかしながら 予 期 せぬ 人 的 ミスの 発 生 等 により 法 令 に 抵 触 する 恐 れのある 情 報 を 掲 載 してしまう 可 能 性 は 否 定 できず ユーザーからのクレームや 行 政 当 局 からの 指 導 勧 告 を 受 ける 可 能 性 があり これらに 起 因 してユーザーや 取 引 先 の 信 頼 の 低 下 等 が 生 じた 場 合 や 上 記 の 法 的 規 制 が 強 化 される 等 の 不 測 の 事 態 が 生 じた 場 合 には 当 社 グループ の 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります -21-

5 個 人 情 報 の 保 護 について 当 社 グループは サービスの 提 供 に 際 して 登 録 会 員 の 個 人 情 報 ( 名 前 メールアドレス 性 別 住 所 職 業 生 年 月 日 肌 質 髪 質 クチコミ 履 歴 化 粧 品 購 入 履 歴 等 )を 取 得 していることから 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 が 定 める 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 としての 義 務 を 課 されております 当 社 グループでは 個 人 情 報 の 保 護 の 徹 底 を 図 るべく 平 成 18 年 3 月 にはプライバシーマークを 取 得 し このプラ イバシーマークの 運 用 規 程 に 従 い 個 人 情 報 の 保 護 の 方 針 を 定 め 当 方 針 の 遵 守 を 徹 底 するよう 努 めるとともに 社 内 情 報 のアクセス 権 を 制 限 管 理 し かつ 個 人 情 報 の 取 扱 いに 関 する 社 内 教 育 を 行 うなど 管 理 運 用 面 についても 慎 重 を 期 しております しかしながら 当 社 グループが 保 有 する 個 人 情 報 等 について 漏 洩 改 ざん 不 正 使 用 外 部 からの 不 正 アクセ ス その 他 想 定 外 の 事 態 が 発 生 する 可 能 性 が 完 全 に 排 除 されているとはいえず これらの 事 態 が 発 生 した 場 合 適 切 な 対 応 を 行 うための 相 当 なコストの 負 担 当 社 グループへの 損 害 賠 償 請 求 当 社 グループの 信 用 の 低 下 等 によって 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります 6 知 的 財 産 権 について 当 社 グループは 第 三 者 の 特 許 権 商 標 権 等 の 知 的 財 産 権 に 関 して 外 部 の 弁 護 士 等 を 通 じて 調 査 する 等 その 権 利 を 侵 害 しないよう 留 意 するとともに 必 要 に 応 じて 当 社 グループの 知 的 財 産 権 の 登 録 等 について 申 請 することで 当 該 リスクの 回 避 を 検 討 しております しかしながら 当 社 グループの 認 識 していない 知 的 財 産 権 が 既 に 成 立 してい る 可 能 性 や 当 社 グループの 事 業 分 野 で 第 三 者 による 知 的 財 産 権 が 成 立 する 可 能 性 があること 等 から 当 社 グループに よる 第 三 者 の 知 的 財 産 権 の 侵 害 が 生 じる 可 能 性 は 否 定 できず 万 が 一 当 社 グループが 第 三 者 の 知 的 財 産 権 を 侵 害 し た 場 合 には 当 該 第 三 者 より 損 害 賠 償 請 求 使 用 差 止 請 求 ロイヤルティの 支 払 い 要 求 等 が 発 生 する 可 能 性 があ り その 場 合 には 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります また 当 社 グループは 会 員 が 投 稿 したクチコミを 広 告 又 は 販 促 物 等 に 使 用 することを 目 的 として 有 償 で 提 供 す る 場 合 があります この 場 合 において 当 社 グループでは 当 該 クチコミについて 弁 護 士 その 他 の 専 門 家 の 意 見 をふ まえて 会 員 登 録 時 に 投 稿 したクチコミを 当 社 が 利 用 することを 定 めた 利 用 規 約 への 同 意 を 得 ておりますが 当 該 クチコミの 利 用 において 権 利 処 理 に 関 連 した 投 稿 者 本 人 からのクレーム 等 に 起 因 する 風 評 問 題 等 が 発 生 した 場 合 に は 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります (11) 新 規 事 業 の 展 開 について 当 社 グループは メディア 事 業 におけるスマートフォンやタブレット 端 末 等 の 新 しいデバイスへの 対 応 プレミア ム 会 員 サービスの 拡 大 等 新 規 事 業 の 展 開 を 推 進 することを 計 画 しておりますが 新 規 事 業 の 展 開 に 当 っては 当 社 グループにおいて 大 規 模 な 事 業 開 発 及 びシステム 開 発 を 行 う 必 要 があり 当 該 開 発 が 人 員 不 足 等 の 原 因 により 対 応 が 遅 れた 場 合 や マルチデバイス 展 開 やプレミアム 会 員 サービスにおける 会 員 数 の 獲 得 が 想 定 どおりに 進 捗 しなかった 場 合 等 には 当 社 グループの 利 益 を 減 少 させる 可 能 性 があります また 事 業 開 発 及 びシステム 開 発 等 が 想 定 どおり に 進 捗 した 場 合 であっても 安 定 して 収 益 を 生 み 出 すにはある 程 度 の 期 間 を 要 する 可 能 性 もあり 結 果 的 に 当 社 グル ープの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります (12) 訴 訟 発 生 リスクについて 当 社 グループでは コンプライアンス 規 程 を 制 定 し 役 職 員 に 対 して 当 該 規 程 を 遵 守 させることで 法 令 違 反 等 の 発 生 リスクの 低 減 に 努 めております しかしながら 当 社 グループ 及 び 役 職 員 の 法 令 違 反 等 の 有 無 に 関 わらず ユー ザーや 取 引 先 第 三 者 との 間 で 予 期 せぬトラブルが 発 生 し 訴 訟 に 発 展 する 可 能 性 があります また 特 許 権 等 の 知 的 財 産 権 による 訴 訟 についても 前 述 のとおり 訴 訟 発 生 リスクがあるものと 考 えております 提 起 された 訴 訟 の 内 容 及 び 結 果 によっては 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります また 多 大 な 訴 訟 対 応 費 用 の 発 生 や 企 業 ブランドイメージの 悪 化 等 により 当 社 グループの 事 業 展 開 財 政 状 態 及 び 経 営 成 績 に 影 響 を 及 ぼす 可 能 性 があります -22-

(13) 配 当 政 策 について 当 社 は 設 立 以 来 配 当 を 実 施 した 実 績 はありませんが 株 主 に 対 する 利 益 還 元 を 重 要 な 経 営 課 題 であると 認 識 して おり 事 業 基 盤 の 整 備 状 況 業 績 や 財 政 状 態 などを 総 合 的 に 勘 案 のうえ 配 当 をしていきたいと 考 えております ただし 当 面 は 事 業 基 盤 の 整 備 を 優 先 することが 株 主 価 値 の 最 大 化 に 資 するとの 考 えから その 原 資 となる 内 部 留 保 の 充 実 を 基 本 方 針 とさせていただく 所 存 であります (14) ストック オプション 行 使 による 株 式 価 値 の 希 薄 化 について 当 社 グループでは 取 締 役 従 業 員 に 対 するインセンティブを 目 的 としたストック オプション 制 度 を 採 用 してお ります また 今 後 においてもストック オプション 制 度 を 活 用 していくことを 検 討 しており 現 在 付 与 している 新 株 予 約 権 等 に 加 え 今 後 付 与 される 新 株 予 約 権 等 について 行 使 が 行 われた 場 合 には 保 有 株 式 の 価 値 が 希 薄 化 する 可 能 性 があります 5 経 営 上 の 重 要 な 契 約 等 該 当 事 項 はありません 6 研 究 開 発 活 動 該 当 事 項 はありません -23-

7 財 政 状 態 経 営 成 績 及 びキャッシュ フローの 状 況 の 分 析 文 中 の 将 来 に 関 する 事 項 は 当 連 結 会 計 年 度 末 現 在 において 当 社 グループが 判 断 したものであります (1) 重 要 な 会 計 方 針 及 び 見 積 り 当 社 グループの 連 結 財 務 諸 表 は わが 国 において 一 般 に 公 正 妥 当 と 認 められる 会 計 基 準 に 基 づき 作 成 されて おります 会 計 方 針 の 選 択 適 用 財 政 状 態 経 営 成 績 及 びキャッシュ フローの 状 況 の 相 対 的 な 開 示 には 経 営 者 による 過 去 の 実 績 等 を 勘 案 し 実 態 に 即 した 合 理 的 な 見 積 り 判 断 をしております 特 に 当 社 グループの 主 要 資 産 であるソフトウエアに 関 しては 管 理 系 のものを 除 き 急 速 なインターネッ ト 業 界 の 成 長 を 勘 案 して 償 却 年 数 を2 年 ( 有 税 償 却 )としております (2) 財 政 状 態 の 分 析 1 資 産 の 部 当 連 結 会 計 年 度 末 における 資 産 の 額 は 前 連 結 会 計 年 度 末 より235,022 千 円 増 加 し 5,758,651 千 円 とな りました これは 主 に 流 動 資 産 において 現 金 及 び 預 金 が 前 連 結 会 計 年 度 末 より757,341 千 円 減 少 したものの 受 取 手 形 及 び 売 掛 金 が 前 連 結 会 計 年 度 末 より174,922 千 円 増 加 したこと 並 びに 固 定 資 産 において 有 形 固 定 資 産 が 前 連 結 会 計 年 度 末 より236,414 千 円 ソフトウエアが 前 連 結 会 計 年 度 末 より85,413 千 円 増 加 し たこと 投 資 有 価 証 券 が656,396 千 円 増 加 したこと 等 によるものであります 2 負 債 の 部 当 連 結 会 計 年 度 末 における 負 債 の 額 は 前 連 結 会 計 年 度 末 より26,714 千 円 減 少 し 1,512,245 千 円 とな りました これは 主 に 流 動 負 債 において 1 年 内 返 済 予 定 の 長 期 借 入 金 が 前 連 結 会 計 年 度 末 より22,920 千 円 減 少 したこと 賞 与 引 当 金 が 前 連 結 会 計 年 度 末 より47,300 千 円 増 加 したこと 並 びに 固 定 負 債 において 長 期 借 入 金 が 前 連 結 会 計 年 度 末 より66,469 千 円 減 少 したこと 等 によるものであります 3 純 資 産 の 部 当 連 結 会 計 年 度 末 における 純 資 産 の 額 は 前 連 結 会 計 年 度 末 より261,736 千 円 増 加 し 4,246,406 千 円 と なりました これは 主 に その 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 が216,735 千 円 増 加 したこと 等 によるものであります -24-

(3) 経 営 成 績 の 分 析 1 売 上 高 当 連 結 会 計 年 度 における 売 上 高 は7,141,247 千 円 ( 前 年 同 期 比 11.4% 増 )となりました このうち メディア 事 業 においては 下 期 よりクライアントの 広 告 出 稿 抑 制 もみられましたが 月 額 固 定 型 のブランドファンクラブサービスや 海 外 法 人 の 売 上 が 伸 びたこと 等 により 前 年 同 期 比 9.6%の 増 加 とな りました EC 事 業 店 舗 事 業 においては 消 費 税 率 変 更 後 も 大 きな 落 ち 込 みが 見 られず 順 調 に 成 長 いたしました アイスポット を 運 営 するその 他 事 業 では サービスの 変 更 により 上 期 から 収 益 が 落 ち 込 みました その 後 戦 略 を 見 直 し 下 期 から 徐 々に 改 善 してまいりましたが 前 年 並 みに 回 復 はできず 前 年 同 期 比 13.3% 減 となりました 2 売 上 原 価 売 上 総 利 益 当 連 結 会 計 年 度 における 売 上 原 価 は 2,559,288 千 円 ( 前 年 同 期 比 24.8% 増 )となりました これは 主 に EC 事 業 及 び 店 舗 事 業 における 売 上 高 増 加 に 伴 い 商 品 仕 入 が 増 大 したことによります この 結 果 当 連 結 会 計 年 度 における 売 上 総 利 益 は 4,581,958 千 円 ( 前 年 同 期 比 5.1% 増 )となりまし た 3 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 業 利 益 当 連 結 会 計 年 度 における 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 は 4,108,341 千 円 ( 前 年 同 期 比 13.5% 増 )となりまし た これは 主 に 本 社 移 転 に 伴 う 賃 借 料 が 増 加 したこと 等 によるものであります この 結 果 当 連 結 会 計 年 度 における 営 業 利 益 は 473,617 千 円 ( 前 年 同 期 比 35.9% 減 )となりました 4 営 業 外 収 益 営 業 外 費 用 経 常 利 益 当 連 結 会 計 年 度 における 営 業 外 収 益 は 7,956 千 円 ( 前 年 同 期 比 18.0% 増 )となりました これは 主 に 受 取 手 数 料 の 計 上 によるものであります 当 連 結 会 計 年 度 における 営 業 外 費 用 は 21,387 千 円 ( 前 年 同 期 比 31.7% 減 )となりました これは 主 に 為 替 差 損 の 計 上 及 び 投 資 有 価 証 券 評 価 損 の 計 上 によるものであります この 結 果 当 連 結 会 計 年 度 における 経 常 利 益 は 460,186 千 円 ( 前 年 同 期 比 35.5% 減 )となりました 5 特 別 損 益 当 期 純 利 益 当 連 結 会 計 年 度 における 特 別 損 失 は 193,072 千 円 ( 前 年 同 期 比 212.7% 増 )となりました これは 主 に 減 損 損 失 を 計 上 したこと 等 によるものであります この 結 果 当 連 結 会 計 年 度 における 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 は 267,114 千 円 ( 前 年 同 期 比 59.0% 減 ) となりました また 当 連 結 会 計 年 度 における 法 人 税 住 民 税 及 び 事 業 税 ( 法 人 税 等 調 整 額 を 含 む)は 260,333 千 円 ( 前 年 同 期 比 21.6% 増 )となりました この 結 果 当 連 結 会 計 年 度 における 当 期 純 利 益 は 14,149 千 円 ( 前 年 同 期 比 96.7% 減 )となりました -25-

(4)キャッシュ フローの 状 況 当 連 結 会 計 年 度 末 における 現 金 及 び 現 金 同 等 物 ( 以 下 資 金 という)の 残 高 は 前 連 結 会 計 年 度 末 より 757,341 千 円 減 少 し 残 高 は1,950,540 千 円 となりました 当 連 結 会 計 年 度 における 各 キャッシュ フローの 状 況 と 要 因 は 以 下 の 通 りであります 1 営 業 活 動 によるキャッシュ フロー 当 連 結 会 計 年 度 において 営 業 活 動 の 結 果 得 られた 資 金 は 433,197 千 円 ( 前 年 同 期 は447,311 千 円 の 収 入 )であります この 主 な 要 因 は 売 上 債 権 の 増 加 170,633 千 円 法 人 税 等 の 支 払 額 265,359 千 円 があったものの 仕 入 債 務 の 増 加 91,636 千 円 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 の 計 上 267,114 千 円 減 価 償 却 費 の 計 上 399,173 千 円 等 があったことによるものであります 2 投 資 活 動 によるキャッシュ フロー 当 連 結 会 計 年 度 において 投 資 活 動 の 結 果 使 用 された 資 金 は 1,167,828 千 円 ( 前 年 同 期 は1,028,769 千 円 の 支 出 )であります この 主 な 要 因 は 投 資 有 価 証 券 の 取 得 による 支 出 401,160 千 円 及 び 有 形 無 形 固 定 資 産 の 取 得 に よる 支 出 845,838 千 円 等 があったことによるものであります 3 財 務 活 動 によるキャッシュ フロー 当 連 結 会 計 年 度 において 財 務 活 動 の 結 果 使 用 された 資 金 は 56,144 千 円 ( 前 年 同 期 は1,628,318 千 円 の 収 入 )であります この 主 な 要 因 は 長 期 借 入 れによる 収 入 370,000 千 円 株 式 の 発 行 による 収 入 34,349 千 円 等 がある ものの 長 期 借 入 金 の 返 済 による 支 出 459,389 千 円 等 があったことによるものであります -26-

第 3 設 備 の 状 況 1 設 備 投 資 等 の 概 要 当 連 結 会 計 年 度 の 事 業 拡 大 のために 行 った 設 備 投 資 ( 無 形 固 定 資 産 含 む)の 総 額 は 856,799 千 円 であります セグメントごとの 設 備 投 資 について 示 すと その 主 なものは 次 のとおりであります (1)メディア 事 業 当 連 結 会 計 年 度 の 主 な 設 備 投 資 は @cosme に 係 るシステム 開 発 に 伴 うソフトウエア 開 発 費 用 および 本 社 移 転 費 用 などを 中 心 とする 総 額 706,864 千 円 の 投 資 を 実 施 いたしました なお 重 要 な 設 備 の 除 却 又 は 売 却 はありません (2) 店 舗 事 業 当 連 結 会 計 年 度 の 主 な 設 備 投 資 は ルミネ 有 楽 町 店 新 規 出 店 費 などを 中 心 とする 総 額 73,947 千 円 の 投 資 を 実 施 いたしました なお 重 要 な 設 備 の 除 却 又 は 売 却 はありません (3)その 他 事 業 当 連 結 会 計 年 度 の 主 な 設 備 投 資 は ispot に 係 るシステム 開 発 に 伴 うソフトウエア 開 発 費 用 などを 中 心 とする 総 額 75,987 千 円 の 投 資 を 実 施 いたしました なお 重 要 な 設 備 の 除 却 又 は 売 却 はありません 2 主 要 な 設 備 の 状 況 (1) 提 出 会 社 平 成 26 年 6 月 30 日 現 在 事 業 所 名 ( 所 在 地 ) セグメントの 名 称 設 備 の 内 容 建 物 帳 簿 価 額 ソフト その 他 ウエア 合 計 従 業 員 数 ( 名 ) 本 社 ( 東 京 都 ) メディア 事 業 業 務 施 設 171,402 569,389 72,802 813,594 203(9) ( 注 ) 1 現 在 休 止 中 の 主 要 な 設 備 はありません 2 上 記 の 金 額 には 消 費 税 等 は 含 まれておりません 3 帳 簿 価 額 のうち その 他 は 工 具 器 具 及 び 備 品 等 であります 4 従 業 員 数 欄 の( 外 書 )は 臨 時 従 業 員 数 であります -27-

(2) 国 内 子 会 社 平 成 26 年 6 月 30 日 現 在 会 社 名 事 業 所 名 ( 所 在 地 ) セグメン トの 名 称 設 備 の 内 容 建 物 帳 簿 価 額 ソフト ウエア その 他 合 計 従 業 員 数 ( 名 ) コスメネ クスト 本 社 ( 東 京 都 ) 店 舗 ( 東 京 都 ) 店 舗 事 業 業 務 施 設 店 舗 施 設 55,781 7,451 55,644 118,877 42(12) アイスポ ット 本 社 ( 大 阪 府 ) 支 社 ( 東 京 都 ) ( 愛 知 県 ) ( 福 岡 県 ) その 他 事 業 業 務 施 設 2,522 54,499 6,797 63,818 92(4) ( 注 ) 1 現 在 休 止 中 の 主 要 な 設 備 はありません 2 上 記 の 金 額 には 消 費 税 等 は 含 まれておりません 3 帳 簿 価 額 のうち その 他 は 工 具 器 具 及 び 備 品 等 であります 4 従 業 員 数 欄 の( 外 書 )は 臨 時 従 業 員 数 であります 5 アイスポットについては 平 成 26 年 8 月 1 日 付 で アイスタイルビューティソリューションズに 商 号 変 更 し 本 店 所 在 地 を 大 阪 府 大 阪 市 より 東 京 都 港 区 に 移 転 しております 3 設 備 の 新 設 除 却 等 の 計 画 (1) 重 要 な 設 備 の 新 設 等 会 社 名 当 社 アイス ポット 事 業 所 名 ( 所 在 地 ) 本 社 ( 東 京 都 ) 本 社 ( 東 京 都 ) セグメン トの 名 称 メディア 事 業 その 他 事 業 設 備 の 内 容 投 資 予 定 額 総 額 既 支 払 額 資 金 調 達 方 法 ソフトウエア 373,277 自 己 資 金 ソフトウエア 22,499 自 己 資 金 ( 注 ) 1 上 記 の 金 額 には 消 費 税 等 は 含 まれておりません 2 アイスポットについては 平 成 26 年 8 月 1 日 付 で アイスタイルビューティソリューションズに 商 号 変 更 し 本 店 所 在 地 を 大 阪 府 大 阪 市 より 東 京 都 港 区 に 移 転 しております 着 手 予 定 年 月 平 成 26 年 7 月 平 成 26 年 7 月 完 成 予 定 年 月 平 成 27 年 6 月 平 成 27 年 6 月 完 成 後 の 増 加 能 力 既 存 サービス の 改 良 及 び 新 規 サービス への 対 応 既 存 サービス の 改 良 及 び 新 規 サービス への 対 応 (2) 重 要 な 設 備 の 除 却 等 経 常 的 な 設 備 の 更 新 のための 除 却 等 を 除 き 重 要 な 設 備 の 除 却 等 の 計 画 はありません -28-