TCARD小冊子7.pub



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はじめに このマニュアルは カード 型 データベース TCARDの 使 い 方 を 目 的 別 に 操 作 方 法 を 解 説 するものです TCARD 付 属 のヘルプは 全 ての 機 能 を 網 羅 してはいますが 作 業 の 流 れに 沿 った 説 明 は 最 小 限 になっています 本 書 ではこの 作 業 をするときに どのような 操 作 をすればよいのか ということを 初 心 者 向 けに 解 説 し ています 本 書 の 範 囲 は 入 門 編 ということで 一 部 応 用 的 機 能 につい ての 解 説 はありません また 範 囲 内 でも 全 機 能 についての 解 説 があるわけではありません 細 かい 設 定 の 記 述 等 はありません あくまで 操 作 が 分 からない 人 に 対 し 基 本 的 な 操 作 方 法 を 解 説 するものです より 詳 細 な 内 容 について はヘルプを 見 てください なお バージョンアップによりメニュー 等 の 部 位 名 称 が 今 後 変 化 す る 場 合 もあり 得 ます ただし 本 質 的 な 変 化 はしないと 思 います 最 新 のマニュアルはヘルプになりますので 記 述 が 違 う 場 合 にはヘルプを 優 先 してください 表 記 について メニュー 操 作 の 場 合 :[ファイル]-[ 開 く]のように[ ]で 囲 んで 表 記 し ます [ファイル]-[ 開 く]と 書 いた 場 合 メニューから[ファイル]を 選 んで 出 てきたメニュー 中 の[ 開 く]を 選 択 する という 意 味 です キー 操 作 の 場 合 :Ctrl+Wキーと 書 いた 場 合 CtrlキーとWキーを 同 時 に 押 す という 意 味 です なお キー 操 作 は 初 期 設 定 時 のキーカスタマ イズに 基 づいていますので ご 自 身 で 変 更 された 場 合 には 操 作 する キーが 異 なる 場 合 があります ご 注 意 下 さい

第 1 章 TCARDの 概 要 第 1 章 TCARDの 概 要 1.1 TCARDとは TCARDはカード 型 データベースです カード 型 データベースというのは データ 一 件 をカードに 見 立 てて そ れに 必 要 事 項 を 記 入 していく 形 式 のデータベースを 言 います よって TCARDの 場 合 データ 一 件 のことを カード と 呼 びます (Accessなど 通 常 のデータベースではレコードと 呼 びます) データベースというのはデータをため 込 むソフトです ため 込 んで 様 々 な 形 に 加 工 して 使 います 例 えば 好 きな 順 番 に 整 列 したり 必 要 な データだけを 抜 き 出 したり 検 索 したり 印 刷 したり ホームページに したりすることが 出 来 ます カードにどのような 項 目 を 書 いていくかは 自 由 に 設 計 できます 用 途 は 住 所 録 から 読 書 データ CD/ビデオリスト などといった 個 人 用 のデータ から 顧 客 リストや 送 金 リストなどビジネスデータまでさまざまな 用 途 に 使 えます 1.2 操 作 の 流 れ ここではTCARDのおおまかな 操 作 の 流 れを 説 明 します 詳 細 は 後 の 章 で 説 明 します 1.ファイルの 作 成 新 規 にファイルを 作 成 します このとき どのような 項 目 名 にするかな どを 定 めますが 後 から 変 更 可 能 です 2.データの 入 力 作 成 したファイルにデータを 入 力 していきます 3.データの 加 工 入 力 したデータをTCARDでさまざまに 加 工 できます 4

第 1 章 TCARDの 概 要 4.データの 検 索 絞 り 込 み 分 析 必 要 なときに 必 要 なデータを 検 索 や 絞 り 込 みにより 素 早 く 取 り 出 します 5.データの 出 力 入 力 したデータを 印 刷 したり ホームページ 化 したりできます 1~3までがデータの 作 成 4~5がデータの 活 用 に 当 たります まずはデータを 作 成 し その 後 データを 活 用 していくことになります データの 作 成 は 最 初 は 入 力 することが 多 く 大 変 ですが 一 度 作 ってしま うとあとはメンテナンスになるので 比 較 的 楽 です 特 にTCARDの 場 合 データがCSVファイルなので 一 度 作 ってしまえば たとえもうTCARDは 使 わ ないことになっても 他 のソフトにデータを 移 すことが 可 能 です つまり 入 力 したデータは 無 駄 にならないのです 1.3 ファイルについて TCARDの1データファイルはCSVファイル(tcsvファイル)とTCVファイル ( 設 定 ファイル)の2つのファイルから 成 り 立 っています CSVファイルはカンマ 区 切 りのテキストファイルです この 形 式 のファイ ルはMicrosoft ExcelやMicrosoft Accessなど さまざまなソフトで 読 み 込 み 可 能 な 形 式 です TCARDのデータ データファイル (データそのもの) TCSVファイル CSVファイル カンマ 区 切 りの テキストファイル TCVファイル 項 目 のプロパティ 設 定 色 フォント 位 置 選 択 肢 計 算 式 etc. TCARDは 他 のソフトで 作 ら れたCSVファイルを 読 むこ とが 出 来 ますし 他 のソ フトでもTCARDが 作 成 した CSVファイルを 読 むことが 出 来 ます TCARDの 初 期 設 定 では データは.tcsv という 拡 張 子 で 保 存 されます こ のファイルはCSVファイル と 内 容 は 同 じですが 5

第 1 章 TCARDの 概 要 TCARDのデータであることを 示 すために 拡 張 子 が 初 期 設 定 で.tcsv になり ます これは 単 に 名 前 が 違 うだけです 拡 張 子 csv のファイルも 同 じよ うに 読 み 書 き 可 能 です なお TCARDのCSVファイルは 一 行 目 に 項 目 名 を 二 行 目 以 降 にデータを 書 く 形 です " 名 前 "," 住 所 "," 電 話 番 号 " " 古 原 伸 介 "," 熊 本 県 熊 本 市 ","096-000-0000" " 鈴 木 一 郎 "," 神 奈 川 県 横 浜 市 ","045-000-0000" 項 目 名 ここからデータ ただし 項 目 名 が 無 いデータを 読 むことも 出 来 ます この 場 合 読 み 込 ん だ 後 メニューから[ファイル]-[このファイルのプロパティ]で 一 行 目 を 項 目 カードとする のチェックを 外 してください(13.2ファイル 形 式 の 設 定 参 照 ) CSVファイルは 項 目 名 とその 内 容 つまり 純 粋 にデータだけを 表 していま す それ 以 外 の 情 報 例 えば 項 目 の 色 やフォント 計 算 式 選 択 肢 を 使 うかどうか などの 設 定 はCSV 形 式 に 保 存 することは 出 来 ませんので 別 途 TCVファイル(TCARD 設 定 ファイル)に 保 存 されます TCVファイル は そのような 設 定 を 使 わない 場 合 には 生 成 されません そのような 設 定 を 使 用 し 保 存 したときに 初 めて 生 成 されます 具 体 的 には [ 編 集 ]-[ 項 目 のプロパティ]を 行 ったり 項 目 を 移 動 させた り [ファイル]-[このファイルのプロパティ]を 設 定 したときです その ような 設 定 を 行 うと 保 存 時 に 自 動 的 にTCVファイルを 生 成 します TCARDのデータをバックアップする 際 には CSVファイル(TCSVファイル) とTCVファイルの 両 方 を 保 存 しておく 必 要 があります CSV/TCSVファイル はExcel 等 で 読 み 込 むことが 可 能 です 他 のソフトで 作 成 したCSVファイル を 読 み 込 む 場 合 にも 特 別 な 手 順 は 必 要 ありません [ファイル]-[ 開 く]で 読 み 込 めます ファイルの 拡 張 子 が.txtの 場 合 には ファイルの 種 類 を カンマ 区 切 りテキストファイル(*.txt) にして 読 み 込 んでくださ い 6

第 2 章 データベースを 新 規 に 作 る 第 2 章 データベースを 新 規 に 作 る 2.1 ファイルの 新 規 作 成 TCARDを 起 動 すると 以 下 のような 画 面 が 出 ます 出 ないときには メ ニューから[ファイル]-[ 新 規 作 成 ]を 行 ってください この 画 面 はファイルを 新 規 作 成 する 画 面 です ここで 行 うことはこれから 作 るデータベースにどのような 項 目 があるかを 決 めることです 項 目 は 後 から 変 更 することが 出 来 ますので とりあえず 現 在 思 いつく 分 の 項 目 名 を 入 力 していきます ここでは 項 目 の 名 前 を 決 めるだけです 例 えば 読 書 リストを 作 るとします 読 んだ 本 のデータベースです この ようなデータベースにふさわしい 項 目 は 何 でしょうか 以 下 のような 項 目 を 考 えてみました 書 名 出 版 社 著 者 ジャンル 価 格 評 価 感 想 まずはこれだけの 項 目 を 入 力 します 入 力 方 法 は 新 規 項 目 名 のところにまず 最 初 の 項 目 書 名 を 入 力 し Enterキーを 押 すと 最 初 の 位 置 に 入 ります 次 に 出 版 社 を 入 力 し Enterキーを 押 すと 二 番 目 の 位 置 に 入 ります このようにして 最 後 まで 入 力 します 7

第 2 章 データベースを 新 規 に 作 る 途 中 で 間 違 っても 修 正 や 削 除 ボタンを 押 して 再 度 やりなおせま す また 項 目 の 順 番 も 上 へ 下 へ のボタンを 押 すことで 変 えるこ とができます これら 項 目 の 修 正 は 新 規 作 成 の 後 からも 出 来 ますので こ こで 完 全 に 項 目 を 決 めなくてもかまいません ただし 最 低 1 項 目 は 入 力 する 必 要 があります 項 目 の 入 力 を 終 了 したら 作 成 ボタンを 押 してください すると 新 しく 作 られたデータベースの 画 面 が 表 示 されます 2.2 カード 画 面 カード 画 面 は 大 きく2つに 分 かれます 一 つは 左 側 の 項 目 一 覧 です ここにはカードのある 項 目 が 一 覧 で 表 示 されます ここをクリックするこ とで 別 のカードを 見 ることが 出 来 ます 項 目 一 覧 に 表 示 する 項 目 を 変 えることも 可 能 です 項 目 一 覧 の 上 にあるコンボボッ クスで 項 目 を 変 更 できます 画 面 右 側 にはカード 画 面 があ ります ここにはカードの 項 目 名 項 目 内 容 が1カード 分 表 示 されます 項 目 内 容 をク リックし 直 接 編 集 することが 可 能 です 最 初 のうちは 項 目 内 容 が 無 い ため 編 集 部 分 は 狭 くなっています これは 入 力 が 進 むにつれ 自 動 的 に 大 きくなります また 自 分 で 大 きさを 指 定 することも 可 能 です なお 画 面 のフォントは[オプション]-[フォントの 設 定 ]で 変 更 することが 出 来 ます 項 目 一 覧 をクリック 後 に[オプション]-[フォントの 設 定 ]を 行 うと 項 目 一 覧 のフォントの 変 更 が 出 来 ます 8

第 2 章 データベースを 新 規 に 作 る 2.3 ファイルの 保 存 とりあえずデータベースを 作 成 したらまずはファイルを 保 存 しておくと 良 いでしょう [ファイル]-[ 名 前 を 付 けて 保 存 ]もしくは 上 書 き 保 存 を 選 択 します するとファイルを 保 存 する 画 面 が 出 てきますので ファイル 名 を 入 力 し 保 存 します 最 初 は tcsvファイル(もしくはcsvファイル)しか 生 成 されないと 思 いま すが それで 正 常 です 項 目 の 設 定 を 変 更 したり 画 面 デザインを 変 更 する ことで.tcvファイルが 保 存 されるようになります 2.4 データの 読 み 込 み ファイルを 保 存 したら 一 度 TCARDを 終 了 してみてください その 後 再 度 TCARDを 起 動 します すると 先 ほど 保 存 したデータが 表 示 され ていると 思 います このようにTCARDは 前 回 開 いていたファイルを 自 動 的 に 読 み 込 むようになっ ています これは[オプション]-[ 設 定 ]の 動 作 の 設 定 のところにある 起 動 時 のファイル の 設 定 によってそのようになります 前 回 のファイ ルを 開 きたくない 場 合 には この 設 定 で 新 規 ファイル あるいは 何 も 開 かない を 選 択 してください 直 前 のファイルではなく それ 以 前 に 開 いたファイルをもう 一 度 開 きたい 場 合 には [ファイル]メニューの 下 の 方 [ 終 了 ]の 上 に 最 近 開 いたファイ ルの 一 覧 が 出 ます これから 選 択 してください そこに 無 い 場 合 には [ファイル]-[ 開 く]でファイルを 開 きます 2.5 他 のソフトのデータの 読 み 込 み 他 のソフトで 作 成 したデータはCSVファイルであれば そのまま 読 み 込 むこ とが 出 来 ます その 方 法 は 通 常 のTCARDデータと 同 じです メニューから [ファイル]-[ 開 く]で 特 に 何 もせず 読 み 込 めます たとえば Excelの 場 合 にはExcel 側 で[ファイル]-[ 名 前 を 付 けて 保 存 ]で ファイルの 種 類 を CSV(カンマ 区 切 り) にして 保 存 をします その ファイルをTCARDで 読 み 込 めばいいわけです 9

第 2 章 データベースを 新 規 に 作 る 他 のソフトの 場 合 にもなんらかの 方 法 でCSVファイル(カンマ 区 切 りファイ ル)あるいはタブ 区 切 りファイル テキストファイルなどに 保 存 できる 場 合 があります この 場 合 TCARDでそのまま 読 み 込 むことが 出 来 ます タブ 区 切 りファイルの 場 合 拡 張 子 を.tsvにしてください 2.6 項 目 の 変 更 新 規 作 成 で 設 定 したデータベースの 項 目 を 追 加 したり 削 除 するには 主 に 2つの 方 法 があります 一 つはメニューから[カード]-[ 項 目 の 編 集 ]で 項 目 の 編 集 画 面 を 出 し 行 うものです この 画 面 で 追 加 ボタンを 押 すことで 項 目 の 追 加 が 出 来 ます また 削 除 や 名 前 変 更 項 目 の 並 べ 替 えなどが 可 能 です もう 一 つの 方 法 は 項 目 のところで 右 クリックする 方 法 です 項 目 に 関 するメニューが 出 て きますのでここで 項 目 の 追 加 や 削 除 名 前 変 更 が 出 来 ま す 削 除 名 前 変 更 をするに は 目 的 の 項 目 上 で 右 クリッ クし 項 目 の 削 除 もしくは 名 前 変 更 を 選 択 してください なお 項 目 の 追 加 は 常 に 最 後 の 位 置 に 項 目 が 追 加 されま す 項 目 の 挿 入 を 選 択 する と その 位 置 に 項 目 を 挿 入 す ることが 可 能 です 10

第 3 章 データの 入 力 第 3 章 データの 入 力 3.1 入 力 の 基 本 データベースの 項 目 が 決 まったら 入 力 を 開 始 します カーソルを 最 初 の 項 目 に 置 いて その 項 目 を 入 力 し 終 わったらEnterキーま たはTABキーで 次 の 項 目 に 進 みます 最 後 の 項 目 まで 入 力 し 終 わったらEnterキーを 押 すと 最 後 のカードです カードを 追 加 しますか? と 出 てきます ここでEnterを 押 すと 新 規 にカー ドが 追 加 されます 新 規 にカードを 追 加 するにはメニューから[カード]- [カードの 追 加 ]でも 可 能 です また 何 度 も 同 じ 内 容 を 入 力 したいとき があります この 場 合 には Ctrl+Wキー を 押 すと 編 集 履 歴 の 参 照 画 面 がでま す この 画 面 には 現 在 までにこの 項 目 に 入 力 された 内 容 が 表 示 されます この 内 容 か ら 選 択 することで 過 去 にこの 項 目 に 入 力 した 内 容 を 簡 単 に 挿 入 できます なお 日 本 語 入 力 のON/OFFを 項 目 によって 自 動 的 に 切 り 替 えることも 可 能 です これは 項 目 のプロパティ で 設 定 します 項 目 で 右 クリック 後 に 項 目 のプロパティ を 選 び 編 集 ページの IMEの 制 御 で 設 定 します 11

第 3 章 データの 入 力 3.2 項 目 幅 の 調 整 項 目 に 長 い 文 章 を 入 力 し 保 存 後 再 度 開 いたときには 入 力 領 域 の 幅 が 変 わってい ます これは 入 力 された 内 容 により 自 動 的 に 項 目 幅 を 設 定 するためです この 項 目 サイズの 調 整 を 入 力 直 後 の 時 点 で 行 うには カード 画 面 の 背 景 部 分 (グレー 部 分 )をダブルクリックしま す これにより 項 目 のサイズが 再 調 整 さ れます これはメニューの[オプショ ン]-[ 項 目 の 長 さを 再 設 定 ]を 選 択 することと 同 じです 背 景 部 分 のダブルクリックで 項 目 のサイズ 再 調 整 が 行 われると 今 までその 項 目 に 入 力 された 内 容 の 文 字 数 から 項 目 の 幅 が 決 まります 高 さは 改 行 の 数 で 調 整 されます 3.3 複 数 行 Enterキーは 次 の 項 目 への 移 動 や 次 の カードへ 移 動 するときに 使 われます 項 目 内 で 改 行 して 複 数 行 の 項 目 にした い 場 合 にはまずメニューから[ 編 集 ]- [ 改 行 の 挿 入 ]を 行 います これでその 項 目 は 複 数 行 になります 以 降 は Ctrl+Enterキーで 改 行 可 能 です 普 通 にEnterキーで 改 行 したい 場 合 には [オプション]-[キーカスタマイ ズ]でEnterキーを(なし)に 設 定 します 複 数 行 項 目 になった 後 には 入 力 領 域 の 高 さが 変 わります 変 わらない 場 合 には カード 画 面 の 背 景 部 分 をダブルクリックしてみてください 高 さの 自 動 調 節 時 には 最 高 行 数 が 決 まっています これは[オプション]- [ 設 定 ]の 自 動 調 節 時 項 目 の 最 大 行 数 で 設 定 された 数 です むやみに 1 項 目 の 行 数 が 多 くならないように 限 界 値 を 決 めているわけです 12

第 3 章 データの 入 力 3.4 選 択 肢 入 力 項 目 に 選 択 肢 を 付 けることも 可 能 です 入 力 する 代 わりに 選 択 肢 を 選 ぶだけで 内 容 を 設 定 できます 選 択 肢 は 項 目 のプロパティ で 設 定 します 該 当 項 目 で 右 クリック 後 に 項 目 のプロパティ を 選 び タイ プ ページの 項 目 のタイプ を 選 択 肢 に 設 定 します そして 選 択 肢 設 定 のボタンを 押 しま す すると 選 択 肢 を 設 定 する 画 面 が 表 示 されます ここで 追 加 ボタンを 押 し 選 択 肢 の1 つを 入 力 しOKを 押 します 選 択 肢 の 数 だけこの 作 業 を 行 います 終 わったら OKを 押 し 項 目 のプロパティ 画 面 でも OKを 押 します すると 該 当 項 目 がコンボボックスに 変 わります つまり 入 力 領 域 の 右 側 に ボタンが 出 てこれを 押 すと 選 択 肢 が 出 るようになります なお 入 力 は 選 択 肢 以 外 も 手 動 で 入 力 可 能 です すでに 入 力 したデータを 選 択 師 として 出 したい 場 合 には 選 択 肢 の 設 定 画 面 で 既 存 データを 追 加 ボタンを 押 します また 既 存 データ に 同 期 ボタンを 押 しても 同 様 の 効 果 が 得 られますが この 場 合 には 既 存 データにない 選 択 肢 は 削 除 されます 13

第 4 章 カードの 操 作 と 並 び 替 え 第 4 章 カードの 操 作 と 並 び 替 え 4.1 カードの 追 加 と 削 除 新 しくカードを 追 加 する 場 合 メニューから[カード]-[カードの 追 加 ]で 行 うことが 出 来 ます またはツールバーの ボタン キーボードであれ ば Ctrl+Aで 行 うことが 出 来 ます 最 後 のカードの 一 番 下 の 項 目 でEnterキーを 押 した 場 合 にもカードが 追 加 されます カードを 削 除 するには メニューから[カード]-[カードの 削 除 ]で 行 うこ とが 出 来 ます これで 現 在 選 択 中 のカード( 項 目 リストで 反 転 しているカ ード 4.2 参 照 )が 全 て 削 除 されます 削 除 しても[ 編 集 ]-[アンドゥ] で 元 に 戻 すことは 出 来 ますが1 段 階 しかできないので 注 意 してください また 全 カードの 削 除 を 行 った 場 合 でも 必 ず1 枚 のカードが 白 紙 で 残 りま す 最 後 のカードを 削 除 した 場 合 空 白 のカードが1 枚 だけ 残 ります 4.2 カードの 選 択 カードは 複 数 選 択 することも 可 能 です Ctrlを 押 しながらクリックをする ことで 複 数 選 択 できます もしくはShiftを 押 しながらクリックすると 現 在 のカードからそのカードまで 全 部 を 選 択 することができます 項 目 一 覧 をクリックした 状 態 で[ 編 集 ]-[ 全 て 選 択 ]を 行 うと 全 カードの 選 択 も 可 能 です 14

第 4 章 カードの 操 作 と 並 び 替 え 4.3 カードのコピー カードをコピーするには まず 画 面 左 の 項 目 一 覧 でコピーすべきカードを 選 択 します カードを 選 択 した 状 態 で 右 クリックし[コピー]を 行 います その 後 今 度 は 項 目 一 覧 上 で 右 クリックし[ 追 加 貼 り 付 け]を 行 うとカード の 最 後 に 貼 り 付 けられます 最 後 ではなくカーソル 位 置 に 貼 り 付 けたい 場 合 には 項 目 一 覧 上 で 右 クリッ クし[ 貼 り 付 け]を 行 います なお メニューから[カード]-[このカードの 複 製 ]を 行 うと 現 在 のカー ドの 複 製 が 作 られ すぐ 次 のカードとして 挿 入 されます 4.4 カードの 移 動 コピーではなくカードの 移 動 を 行 いたい 場 合 には [ 切 り 取 り]を 行 って[ 貼 り 付 け]を 行 います まずは 目 的 のカードを 項 目 一 覧 で 選 択 し 右 クリックして[ 切 り 取 り]を 行 います これでカードがいったん 削 除 されますが 内 容 はクリップボード にあります 項 目 一 覧 の 目 的 位 置 で 右 クリックし[ 貼 り 付 け]を 行 うことでクリップボー ドにあったカードがその 位 置 に 貼 り 付 けられます カードを 一 つ 上 に または 一 つ 下 に 移 動 したい 場 合 にはツールバーの ボ タン(カードを 一 つ 上 へ) ボタン(カードを 一 つ 下 へ)を 押 すことで 簡 単 に 移 動 できます 目 的 のカードを 項 目 一 覧 で 選 択 した 後 にボタンを 押 すことで 一 つ 上 また は 下 に 移 動 します 15

第 4 章 カードの 操 作 と 並 び 替 え 4.5 データの 整 列 データの 内 容 に 従 って 自 動 的 に 全 カード の 並 び 替 え 整 列 を 行 うことが 出 来 ま す これを 整 列 (ソート) と 呼 びま す 整 列 を 実 行 するにはメニューから [データ]-[ 整 列 ]を 行 います(ツールバー の ボタンでも 可 ) 整 列 ではキーとなる 項 目 を 選 択 し その 並 べ 替 え 方 を 決 めます 並 べ 替 え 方 には 昇 順 ( 小 さい 順 ) と 降 順 ( 大 きい 順 ) の2 種 類 があり それぞれ 文 字 と 数 字 がありま す 数 字 の 場 合 入 力 されたデータが 数 値 データであると 判 断 し 数 値 に 直 してそれを 比 較 し 整 列 します もしも 数 値 が 入 力 されていない 場 合 には 正 しい 整 列 が 出 来 ません 全 て 数 値 が 入 力 されている 項 目 で 行 ってくださ い 郵 便 番 号 などのように 途 中 で - が 入 っている 場 合 には 文 字 にし てください 文 字 の 場 合 には 文 字 コードに 従 ってデータを 並 べ 替 えます 文 字 コ ードとは 文 字 に 振 られた 番 号 のことです ひらがな カタカナ は 50 音 順 数 字 は 数 の 順 番 になっています ただし 漢 字 の 文 字 コー ドは 読 み 方 と 一 致 しない 場 合 が 多 いでしょう この 場 合 50 音 順 で 正 し く 整 列 するためには 読 み の 項 目 を 別 に 作 ってカタカナかひらがなで 入 力 しておくする 必 要 があります また データが2007/05/25 のような 日 付 のデータの 場 合 には 文 字 で 整 列 し ます ただし 文 字 の 場 合 その 書 式 がバラバラの 場 合 には 正 しく 整 列 でき ません たとえば 2007/5/15 2007/06/25 の 場 合 2007/ の 後 の 文 字 が 5 よりも 0 の 方 が 文 字 コードが 小 さいの で 2007/06/25 の 方 が 先 に 来 てしまいます このようなときのために 日 16

第 4 章 カードの 操 作 と 並 び 替 え 付 の 正 規 化 というメニューがあります 項 目 選 択 後 [ 編 集 ]- [さまざ まな 置 換 ]-[ 日 付 の 正 規 化 ]を 行 うと2007/5/15 のような 書 式 が 2007/05/15 のように 変 換 されます これで 全 ての 項 目 が 同 じ 書 式 になり 正 しい 整 列 が 出 来 るようになります 4.6 複 数 項 目 の 整 列 [データ]-[ 整 列 ]では 一 つの 項 目 をキーにして 整 列 が 出 来 ますが 複 数 の 項 目 をキーにしたい 場 合 には [データ]-[ 複 数 キー 整 列 ]を 行 います (ツールバーの ボタンでも 可 ) 複 数 の 項 目 をキーにする というのはどういう 意 味 かというと たとえ ば 最 初 のキーを 出 版 社 二 番 目 のキーを 著 者 三 番 目 のキーを 書 名 にしたとします すると まず 出 版 社 で 並 べ 替 え 出 版 社 が 同 じグループの 中 で 著 者 の 順 番 で 並 べ 替 え さらに 同 じ 著 者 の 中 で 書 名 の 順 番 で 整 列 を 行 うわけです 複 数 キー 整 列 の 画 面 ではキーとなる 項 目 を 選 択 し 追 加 ボタンを 押 して 右 側 の ソート 項 目 に 入 れます もしくは 項 目 名 のダブルクリックでも 入 れることが 出 来 ます 最 初 に 追 加 した 項 目 が 最 初 のキーになります 整 列 キーをいくつか 追 加 したら OK を 押 すことで 整 列 が 完 了 します 4.7 整 列 の 保 存 再 実 行 [データ]-[ 複 数 キー 整 列 ]では 一 度 行 っ た 整 列 を 記 憶 しておき 後 で 簡 単 に 再 実 行 することが 出 来 ます この 保 存 は [データ]-[ 複 数 キー 整 列 ]の 画 面 で 追 加 ボタンを 押 して 設 定 を 行 った 後 に (OKを 押 す 前 に) 設 定 保 存 ボタンを 押 して 保 存 します このときにわ かりやすい 名 前 を 付 けておきます( 書 名 - 出 版 社 順 など) 17

第 5 章 データを 検 索 する 第 5 章 データを 検 索 する 5.1 データの 検 索 データを 入 力 したら 今 度 はそのデータを 検 索 して 探 し 出 してみましょ う TCARDのデータ 検 索 には 主 に2つの 方 法 があります 一 つは 条 件 に 合 う データを 順 次 一 つ 一 つ 探 していく[ 検 索 ]と 条 件 に 合 うデータ 全 てを 絞 り 込 む[ 絞 り 込 み]です まずは 手 軽 な[ 検 索 ]から 試 し てみましょう メニューの[ 編 集 ]-[ 検 索 ] (もしくはツールバーの ボタン)で 検 索 画 面 を 出 しま す そして 検 索 項 目 を 選 択 し 検 索 語 を 入 力 します 検 索 語 を 入 力 したら その 下 の 上 記 文 字 列 のところで 検 索 モードを 設 定 できます を 含 む を 選 択 すると 上 記 文 字 列 を 含 む カードを 検 索 するわけです この 検 索 モードには を 含 む や と 一 致 する が 最 初 にある などの 他 に 数 字 日 付 を 入 力 することを 前 提 とした より 大 き い より 小 さい などもあります 年 / 月 / 日 などの 形 式 で 検 索 語 を 入 力 すると 日 付 とみなし 以 上 以 下 などで 検 索 可 能 です なお 検 索 項 目 は 複 数 選 択 することが 可 能 です カードと 同 じようにCtrl+ クリックで 検 索 項 目 のところを 複 数 選 択 できます 全 項 目 のボタンを 押 すと 全 項 目 が 選 択 され 検 索 対 象 になります 以 上 を 設 定 したら 検 索 ボタンを 押 してみます 該 当 するカードにカーソル が 移 動 します 該 当 するカードが 無 い 場 合 には 検 索 語 が 見 つかりませ ん のメッセージが 出 ます 18

第 5 章 データを 検 索 する この 検 索 では 全 カードの 最 初 から 該 当 するデータを 検 索 していき 最 初 に 該 当 したデータにカーソルを 移 動 し 表 示 します 2 番 目 に 該 当 するデータ を 探 したいときには[ 編 集 ]-[ 次 検 索 ](もしくはツールバーの ボタン) を 行 います 次 検 索 では 前 回 と 全 く 同 じ 検 索 条 件 で 次 のデータを 検 索 する わけです [ 次 検 索 ]は 何 回 も 繰 り 返 すことが 出 来 ます 一 つ 前 の 検 索 データに 戻 りた いときには [ 編 集 ]-[ 後 検 索 ](もしくはツールバーの ボタン)を 行 い ます 5.2 特 定 のデータを 取 り 出 す~ 絞 り 込 み [ 検 索 ]では 条 件 に 合 うデータを 一 つずつ 見 ていくことしかできません 条 件 に 合 うデータのみを 絞 り 込 んでまとめて 表 示 したい 場 合 には [ 絞 り 込 み]を 行 います 絞 り 込 みはメニューから[データ]- [ 絞 り 込 み](もしくはツールバーの ボタン)で 絞 り 込 みの 画 面 を 出 し ます この 画 面 は 検 索 画 面 と 基 本 的 に 同 じ です 検 索 対 象 とする 項 目 を 選 択 し 検 索 語 を 入 力 します 検 索 対 象 とする 項 目 はCtrl+クリックで 複 数 選 択 することが 可 能 です [ 検 索 ]と 同 様 に 検 索 語 を 入 力 しますが その 際 コンボボックスの を 押 すと 現 在 カードに 入 力 されているその 項 目 の 内 容 が 出 てきます 既 存 の 内 容 を 選 択 し 入 力 することが 可 能 です 検 索 語 を 入 力 したら その 下 の 上 記 文 字 列 のところで 検 索 モードを 設 定 できます これは[ 検 索 ]と 同 じで す 画 面 には[ 絞 り 込 み 方 法 ]という 設 定 がありますが これは2 回 目 以 降 の 絞 り 込 みで 使 う 設 定 です 第 一 段 階 の 絞 り 込 みでは 全 カードからの 絞 り 込 み になっています これについて 次 項 で 解 説 します 19

第 5 章 データを 検 索 する 絞 り 込 みの 条 件 を 入 力 し 開 始 ボタンを 押 すと 絞 り 込 みが 行 われます つま り 条 件 に 合 うカードのみが 表 示 されるようになります この 状 態 を 解 除 するにはメニューから[データ]-[ 絞 り 込 み 解 除 ]を 行 います 絞 り 込 んでいる 状 態 で 特 定 のカードを 絞 り 込 みから 外 す 場 合 には [デー タ]-[このカードのみ 絞 り 込 み 解 除 ]を 行 います 絞 り 込 みが 行 われている 状 態 では 全 ての 処 理 は 原 則 として 絞 り 込 んだ カードに 対 してのみ 行 われます たとえば 絞 り 込 んだ 状 態 で 検 索 を 行 う と 絞 り 込 んだ 状 態 のカード 内 のみを 検 索 しますし 印 刷 も 絞 り 込 んだ カードのみが 行 われます 絞 り 込 んだ 状 態 で[データ]-[ 廃 棄 ]を 行 うと 絞 り 込 みを 行 っているカードが 全 て 削 除 され 絞 り 込 み 状 態 も 解 除 されます 5.3 特 定 のデータを 取 り 出 す~2 段 階 の 絞 り 込 み [ 絞 り 込 み]は 何 段 階 も 行 うことが 出 来 ます 一 度 絞 り 込 みを 行 った 状 態 で 再 度 絞 り 込 みを 行 うと そのデータの 中 か ら 条 件 にあったものを 取 り 出 せま す または 現 在 の 絞 り 込 みカード に 別 の 条 件 で 絞 り 込 んだカードを 追 加 することも 可 能 です 一 度 絞 り 込 みを 行 った 状 態 で 再 びメ ニューから[データ]-[ 絞 り 込 み]で 絞 り 込 みの 画 面 を 出 します このとき 絞 り 込 み 方 法 のところが 選 択 できるようになっています 注 : 最 初 に 絞 り 込 みを 行 う 段 階 では 絞 り 込 み 方 法 は 選 択 できません( 常 に 全 カードから 絞 り 込 みます) すでに 絞 り 込 みを 行 っている 状 態 で[ 絞 り 込 み]を 再 度 行 うと 絞 り 込 み 方 法 が 選 択 できます 絞 り 込 み 方 法 は 絞 り 込 みを 最 初 の 状 態 からやり 直 す 全 カードから 絞 り 込 み の 他 に さらに 絞 り 込 む(AND) と 追 加 する(OR) がありま す 20

第 5 章 データを 検 索 する さらに 絞 り 込 む 絞 り 込 み 方 法 で さらに 絞 り 込 む(AND) を 選 択 した 場 合 現 在 絞 り 込 んでいるカード 内 からさらに 絞 り 込 みます 例 えば 検 索 語 SF で 絞 り 込 んだ 状 態 で さらに 絞 り 込 む(AND) で 2000 円 以 下 を 絞 り 込 むことで SFでかつ2000 円 以 下 のデータのみを 表 示 することが 出 来 ます データ 全 体 絞 り 込 み さらに 絞 り 込 む 絞 り 込 みに 追 加 絞 り 込 み 方 法 で 追 加 する(OR) を 選 択 した 場 合 現 在 絞 り 込 んでいる カードに 加 え それ 以 外 の データから 条 件 にあった データを 現 在 表 示 している データに 加 えます データ 全 体 絞 り 込 み 例 えば 検 索 語 SF で 絞 り 込 んだ 状 態 で 追 加 する (OR) で ミステリー の 絞 り 込 みを 行 うことで SFのデータとミステリーの データ 両 方 が 表 示 されることになります 追 加 する(OR) 21

第 5 章 データを 検 索 する 5.4 絞 り 込 みの 保 存 絞 り 込 み 条 件 を 保 存 させておくことが 可 能 です まず 目 的 の 絞 り 込 み 状 態 になるように 操 作 します これは2 段 階 でも3 段 階 でも 行 うことが 可 能 です( 最 初 の 状 態 は 絞 り 込 みを 解 除 した 状 態 から 行 ってください) 目 的 の 絞 り 込 みを 行 った 状 態 で [データ]-[ 現 在 の 絞 り 込 み 条 件 の 保 存 ]を 行 います このとき 絞 り 込 み 条 件 に 名 前 を 付 けます これは 後 で 再 びこ の 絞 り 込 みを 実 行 するときにわかりやすい 名 前 を 付 けます 例 えば SF 2000 円 以 下 のようにつけます これで 絞 り 込 み 条 件 はデータ 内 に 保 存 されました 忘 れないようにファイ ル 保 存 を 行 ってください その 後 この 絞 り 込 み 条 件 を 実 行 したいときには[データ]-[ 保 存 した 絞 り 込 み 条 件 を 実 行 ]を 行 います すると 保 存 した 絞 り 込 み の 画 面 が 表 示 さ れます この 画 面 には[ 現 在 の 絞 り 込 み 条 件 の 保 存 ]のときに 付 けた 名 前 が 表 示 され ています 実 行 したい 絞 り 込 み 条 件 を 選 択 し 実 行 ボタンを 押 すこと でその 絞 り 込 みが 実 行 されます 22

第 5 章 データを 検 索 する 5.5 マーク 特 定 のカードにマークを 付 けておいて 後 で 検 索 したり マークがついたカードの みを 絞 り 込 んだりすることが 出 来 ます カードをマークするには メニューから [カード]-[マークのon/off]を 選 択 する か 項 目 リスト 上 で 右 クリックで[マー クのon/off] もしくはスペースキーでマークを 付 けることが 可 能 です マークをつけられたカードは 項 目 リストの 左 端 にマークの 印 が 表 示 されま す マークがついたカードを 検 索 するには [ 編 集 ]-[ 次 のマークへ](ツー ルバーの ボタン)もしくは[ 編 集 ]-[ 前 のマークへ](ツールバーの ボ タン)で 次 々にマークのついたカードにカーソル 位 置 を 移 すことが 出 来 ま す 絞 り 込 み 時 にもマークが[ありのみを 検 索 ][なしのみを 検 索 ]などを 指 定 す ることが 出 来 ます 単 純 にメニューから[データ]-[マーク]-[マークした カードを 絞 り 込 み]で マークしたカードのみを 表 示 することが 出 来 ます 5.6 インクリメンタルサーチ TCARDには 文 字 を 入 力 しながら 検 索 する インクリメンタルサーチ 機 能 を 搭 載 しています [オプション]-[ 設 定 ]-[ 動 作 の 設 定 ]で インクリメンタ ルサーチ 有 効 がチェックされているときに 作 動 します インクリメンタルサーチ 有 効 時 には 項 目 リストで 文 字 を 入 力 すると インクリメンタルサーチの 画 面 が 開 き そこに 入 力 した 文 字 と 前 方 一 致 す るカードに 自 動 的 にカーソルが 移 動 していきます これをやめるには Escapeキーを 押 します 一 覧 表 画 面 では[ 編 集 ]-[インクリメンタルサーチ]にチェックを 入 れておく ことで 有 効 になります 23

24 第 6 章 一 覧 表 第 6 章 一 覧 表 6.1 一 覧 表 示 と 入 力 TCARDはカード 画 面 だけではなく 一 覧 表 での 表 示 も 可 能 です [ 表 示 ]-[ 一 覧 表 ](またはツール バーの ボタン)で 表 示 されま す カード 画 面 には[ 表 示 ]-[カード] (またはツールバーの ボタン) で 戻 すことが 出 来 ます 一 覧 表 の 列 の 幅 は 項 目 名 横 の 線 をドラッグすることで 変 更 可 能 です また は 右 クリックし[ 項 目 のプロパティ]を 出 して 列 幅 を 指 定 する をチェッ クし 数 値 を 手 動 で 入 力 することも 出 来 ます 自 動 で 列 幅 を 最 適 な 状 態 にす るには[ 表 示 ]-[ 一 覧 表 の 列 幅 を 最 適 化 ]を 行 ってください 一 覧 表 画 面 では 編 集 も 可 能 です 編 集 したい 部 分 をダブルクリックするこ とで 編 集 状 態 になります またはEnterキーでも 編 集 状 態 になります 編 集 が 終 わったらEscapeキーを 押 すと 非 編 集 状 態 に 戻 ります 編 集 が 終 わったときにEnterキーを 押 すと 次 の 項 目 に 移 動 し すぐに 入 力 す ることが 可 能 です つまり 入 力 とEnterキーを 繰 り 返 すことで 次 々に 入 力 を 繰 り 返 すことが 出 来 ます このとき Enterキーを 押 してカーソルが 右 に 移 動 するか 下 に 移 動 するか は 設 定 可 能 です [オプション]-[ 設 定 ]の 動 作 の 設 定 で 一 覧 表 の 編 集 後 の 移 動 方 法 で 右 か 下 かを 設 定 します 6.2 一 覧 表 でのコピー 一 覧 表 でカードをコピーしたい 場 合 には 一 覧 表 の 左 側 カード 番 号 が 書 いてある 部 分 をクリックします するとその 行 全 体 が 選 択 されます この 状 態 で 右 クリックし[カードのコピー]を 行 うことでカードがクリップ

第 6 章 一 覧 表 ボードにコピーされます あとは 目 的 位 置 で 右 クリックし[カードの 貼 り 付 け]を 行 うとカードが 貼 り 付 けられます もし くは[ 追 加 貼 り 付 け]を 行 うと 最 後 の 位 置 に 貼 り 付 けられます カードの 移 動 も 同 様 に[ 切 り 取 り] [ 貼 り 付 け]で 行 います 6.3 一 覧 表 での 項 目 変 更 一 覧 表 で 項 目 名 を 変 更 するには 項 目 名 の 位 置 をクリックします そして 右 クリックし[ 項 目 の 変 更 ]を 選 択 します 同 様 に 項 目 名 を 選 択 することで 項 目 の 削 除 や 追 加 / 並 べ 替 えが 行 えます 6.4 一 覧 表 を 最 初 に 表 示 する カード 画 面 よりも 一 覧 表 をメインに 使 いたいという 場 合 には 起 動 時 に 一 覧 表 が 表 示 された 方 が 便 利 です 起 動 時 にカード 画 面 ではなく 一 覧 表 を 表 示 したい 場 合 には[オプション]-[ 設 定 ]の 表 示 設 定 で カードの 表 示 形 式 の 初 期 設 定 で 一 覧 表 を 設 定 します ただし この 場 合 全 てのファイルが 開 いたときに 一 覧 表 で 表 示 されるよ うになります そうではなく そのファイルだけ 開 いたときに 一 覧 表 で 表 示 したいという 場 合 には[ファイル]-[このファイルのプロパティ]で 初 期 表 示 を 一 覧 表 にしてください その 後 ファイルを 保 存 してくださ い 6.5 枠 の 固 定 一 覧 表 画 面 では 例 えば 一 番 左 に 見 出 しとなる 項 目 がある 場 合 その 項 目 は 常 に 表 示 させておいて その 右 側 だけを 横 スクロールさせたい という ことがあります このようなときには 枠 固 定 を 使 います まず 横 スクロールさせたい 最 初 の 項 目 を 選 択 します その 項 目 より 左 側 が 横 スクロールされない 部 分 になります 目 的 の 場 所 を 選 択 したら[オプ ション]-[ 枠 固 定 ]を 行 います すると 少 し 太 い 線 が 選 択 した 項 目 の 左 側 に 表 示 されます この 状 態 で 横 スクロールさせてみると 太 い 線 より 左 側 は 25

第 7 章 画 面 をデザインする 第 7 章 画 面 をデザインする 7.1 項 目 移 動 モード TCARDのデータを 表 示 するカード 画 面 を 自 分 の 好 きなようにデザインするこ とが 可 能 です 例 えば 項 目 の 幅 を 変 えたり 位 置 を 変 えたりすることが 出 来 ます 画 面 をデザインするためには まずカード 画 面 をクリックし メニューか ら[オプション]-[ 項 目 移 動 モード]を 選 択 します これによりTCARDは 項 目 移 動 モード になります これはTCARDの 項 目 を マウスで 移 動 できるモードです 項 目 をマウスで 移 動 するには まず 目 的 の 項 目 をクリックします すると 項 目 の 周 りに 枠 が 付 きます あとは 枠 の 部 分 をクリックしてド ラッグすることで 項 目 を 移 動 でき ます 入 力 部 分 だけではなくラベルの 部 分 ( 項 目 名 の 部 分 )も 移 動 可 能 で す 項 目 移 動 モードは 再 度 [オプション]-[ 項 目 移 動 モード]を 選 択 することで チェックが 外 れ 項 目 移 動 モードから 普 通 のモードに 戻 ります 通 常 は 普 通 のモードで 入 力 などの 作 業 を 行 ってください 画 面 デザインを 変 更 したいときのみ 項 目 移 動 モードにします 7.2 位 置 合 わせ 項 目 移 動 モードの 時 にマウスだけでしっかり 位 置 を 合 わせるのは 大 変 で す 例 えば 項 目 名 を 右 端 にそろえたい 場 合 などはどうしたらよいでしょう か この 場 合 位 置 合 わせ の 機 能 を 使 います まず 対 象 となる 項 目 を 複 数 選 択 します 26

第 7 章 画 面 をデザインする その 後 画 面 下 の 位 置 合 わせのボ タンを 使 用 して 位 置 を 合 わせま す たとえば 左 合 わせのボタンで 選 択 している 項 目 が 一 番 右 の 項 目 に 合 わせられます 同 様 に 上 合 わせ や 左 合 わ せ が 可 能 です また サイズを 合 わせることも 出 来 ます 高 い 方 にサ イズ 変 更 広 い 方 にサイズ 変 更 などでサイズを 複 数 の 項 目 のサイズ を 同 じに 出 来 ます 7.3 色 フォントを 変 える [オプション]-[フォントの 設 定 ]でフォントを 変 えることが 出 来 ますが これはカード 全 体 のフォントを 一 度 に 変 えます 項 目 毎 に 色 やフォントを 変 更 す るには[ 項 目 のプロパティ]を 用 います これは 項 目 を 右 クリックして [ 項 目 のプロパティ]を 選 択 する ことで 設 定 画 面 が 出 てきます この 画 面 の 色 とフォント で 項 目 の 色 やフォントを 指 定 します なお カードの 背 景 色 はここでは 変 更 できません カードの 背 景 色 は[ファ イル]-[このファイルのプロパティ]で 設 定 します 7.4 数 値 指 定 での 位 置 設 定 [ 項 目 のプロパティ] 画 面 の 位 置 のページでは 項 目 位 置 が 数 値 で 表 され ています ここでは 項 目 移 動 モードにしなくても 位 置 を 指 定 のチェッ クを 入 れて 数 値 を 指 定 することで 項 目 の 位 置 を 指 定 出 来 ます 27

第 7 章 画 面 をデザインする [ 位 置 を 指 定 する]のチェックがされ ているときには 位 置 が 固 定 になり 常 にこの 項 目 は 指 定 された 位 置 に 表 示 されます これがチェックされて いないときには 位 置 は 可 変 です す なわち 項 目 を 挿 入 した 場 合 などに は 自 動 的 に 下 の 位 置 に 移 動 しますし 入 力 内 容 によって 幅 高 さも 変 わり ます 項 目 の 位 置 が 確 定 していない 初 期 の 段 階 では[ 位 置 を 指 定 する]のチェックが 無 い 方 がデータベースを 作 りやすいと 思 います 7.5 それ 以 外 の 設 定 [ 位 置 ]の 設 定 にはそれ 以 外 に 横 位 置 があります これは 編 集 欄 で 文 字 の 表 示 位 置 を 左 寄 せにするのか 中 央 寄 せにするのか 右 寄 せにするのか を 示 します 通 常 は 左 寄 せにしておき 数 値 を 入 れる 項 目 では 右 寄 せにす ると 良 いでしょう [ 表 示 する]のチェックを 外 した 場 合 その 項 目 が 表 示 されなくなりますの で 注 意 してください これは 計 算 の 都 合 上 必 要 になるが 表 示 したくない 場 合 などにチェックを 外 します 誤 ってチェックを 外 し 表 示 されなくなった 場 合 には 他 の 項 目 のプロパティを 表 示 し 次 の 項 目 へ ボタンで 項 目 を 移 動 して[ 表 示 する]のチェックを 入 れることで 再 表 示 されます ラベル エディットの 表 示 はラベル( 項 目 名 )を 表 示 するかどうかを 指 定 します ラベルが 不 要 な 項 目 は ラベルを 表 示 しない で 内 容 だけが 表 示 されます ラベルのみ 表 示 にすると 内 容 は 表 示 されずラベルだけ が 表 示 されます これは 説 明 など 単 に 固 定 の 文 章 を 表 示 したいときに 使 い ます 28

第 8 章 計 算 式 を 使 う 第 8 章 計 算 式 を 使 う 8.1 計 算 式 とは? TCARDでは 項 目 を 入 力 しなくても 自 動 的 に 計 算 によって 表 示 する 項 目 を 作 る ことが 出 来 ます たとえば 価 格 を 入 力 すれば 自 動 的 に 消 費 税 が 出 るよう な 項 目 です このような 項 目 は[ 計 算 式 ]を 設 定 することで 実 現 できます 計 算 式 を 設 定 した 項 目 は 自 動 的 に 計 算 されて 表 示 されますのでその 項 目 に 入 力 を 行 うこ とはできません 計 算 式 を 設 定 するには まず 項 目 を 右 クリックして[ 項 目 のプロパティ]を 選 択 し 編 集 のページを 出 します そのページの 計 算 式 のところ で 計 算 式 を 設 定 します このとき 最 初 の 設 定 は 計 算 式 エディタ を 使 ってしか 行 えません 初 回 設 定 は 計 算 式 エディタ ボタンを 押 して 計 算 式 を 設 定 します 計 算 式 エディタではボタンを 使 っ て 簡 単 に 計 算 式 を 設 定 することが 可 能 です なお 計 算 式 を 設 定 した 項 目 には 自 動 的 に 値 が 入 るため もしその 項 目 にそれまでに 何 か 入 力 した 内 容 がある 場 合 には 全 て 上 書 きされ てしまいます 誤 って 重 要 データ の 項 目 に 計 算 式 を 設 定 しないように 注 意 してください 原 則 として 計 算 式 を 設 定 する 場 合 には 既 存 の 項 目 ではなく 新 しい 項 目 を 作 ってその 項 目 に 計 算 式 を 設 定 するようにしてください 29

第 8 章 計 算 式 を 使 う 8.2 計 算 式 を 設 定 する では 簡 単 な 計 算 式 を 設 定 してみましょう たとえば 価 格 という 項 目 があり 消 費 税 という 項 目 があったと します 価 格 に 値 が 入 ってるときに 消 費 税 に 自 動 的 に 値 が 入 るよ うにします このときには 消 費 税 に 計 算 式 を 設 定 します 消 費 税 にカーソルを 置 き 右 クリックし 項 目 のプロパティ から 編 集 のページで 計 算 式 エディタ ボタンを 押 します この 画 面 で 以 下 のような 式 を 設 定 します %[ 価 格 ]*1.05 %[ 項 目 名 ]でその 項 目 の 内 容 を 表 します %[ 価 格 ]と 書 くことでそのカード の 価 格 の 内 容 が 式 に 入 ります たとえばそのカードの 価 格 項 目 に2000 と 入 力 されていれば 2000が 入 ります つまり 2000*1.05 という 式 になり 300という 答 えが 消 費 税 項 目 に 入 ります この 計 算 式 を 計 算 式 エディタで 設 定 するとき 全 てを 手 入 力 する 必 要 はあ りません %[ 価 格 ]の 部 分 は 項 目 のリストで 価 格 をダブルクリックする ことで 挿 入 することが 出 来 ます(もしくは 項 目 のリストで 価 格 を 選 択 した 状 態 で 項 目 挿 入 ボタンを 押 します) また 演 算 子 や 数 字 の 部 分 もボタンのクリックで 挿 入 できます もちろ ん キーボードから 直 接 入 力 してもかまいません 計 算 式 の 挿 入 をやめる 場 合 にはキャンセルを 押 します 30

第 8 章 計 算 式 を 使 う 8.3 さまざまな 計 算 式 計 算 式 では 以 下 の 演 算 子 を 使 うことが 出 来 ます + - * / 足 し 算 引 き 算 掛 け 算 割 り 算 ^ べき 乗 (2 乗 3 乗 など) % 剰 余 ( 割 った 余 り) たとえば %[ 価 格 ]^2 とすると 価 格 の 二 乗 になります %[ 価 格 ]%1000 とすると 価 格 を1000で 割 った 余 りになります また 計 算 式 中 で 括 弧 () を 使 うことが 出 来 ます たとえば 1.05*(%[ 価 格 ]+100) とするとまず 価 格 に100を 足 してそれに 1.05を 掛 ける 式 になります プログラミング 言 語 では 計 算 式 を 見 やすくするために 間 に 空 白 を 書 く 場 合 もありますが TCARDでは 見 やすくするための 空 白 を 入 れることは 出 来 ま せんので 注 意 してください 8.4 関 数 を 使 用 する TCARDでは 計 算 式 に 関 数 を 使 用 することができます 関 数 を 使 うことで 通 常 の 計 算 式 では 出 来 ないようなことが 可 能 になりま す たとえば 価 格 の100 円 未 満 を 四 捨 五 入 する 場 合 には 以 下 のように 設 定 します ROUND(%[ 価 格 ],-2) また 価 格 の 合 計 を 表 示 する 場 合 には 以 下 のように 設 定 します SUM(%[ 価 格 ]) このように 関 数 名 を 前 についてその 後 に()を 書 いて その 関 数 に 渡 すデー タ( 引 数 )を 指 定 します そのデータを 元 に 計 算 が 行 われ 結 果 が 出 ま す 31

第 8 章 計 算 式 を 使 う 関 数 は 計 算 式 内 に 組 み 込 むことも 可 能 です たとえば 合 計 の 二 倍 を 求 め るには SUM(%[ 価 格 ])*2 と 書 くことが 出 来 ます どのような 関 数 があるかは 計 算 式 エディタの 関 数 ボタンを 押 すことで 表 示 されます 関 数 にはさまざまな 種 類 があり ます 通 常 の 計 算 を 補 助 するよ うな 数 学 系 の 関 数 や 三 角 関 数 日 付 関 連 の 計 算 を 行 う 日 付 関 数 他 の 項 目 やカー ドの 内 容 を 参 照 する 参 照 関 数 合 計 や 平 均 を 計 算 する 統 計 関 数 文 字 を 扱 う 文 字 列 関 数 な どです これらの 関 数 のジャンルを 左 側 から 選 択 すると 右 側 に 関 数 のリストが 出 ま す それをクリックすると 下 に 使 い 方 と 説 明 が 出 ます たとえばSQRという 関 数 をクリックすると 下 に SQR( 値 ) 平 方 根 を 求 める のように 出 ます 説 明 からこの 関 数 は 平 方 根 を 求 める 関 数 であることがわ かります そして SQR()の 括 弧 の 中 には 求 める 元 の 値 を 書 くことが 分 か ります 値 ( 引 数 )を2つ 以 上 指 定 する 関 数 もあります このときには,で 区 切 りま す たとえば 大 きい 方 の 数 字 を 求 める 関 数 MAX がそうです MAX(%[ 項 目 1],%[ 項 目 2]) 32

第 8 章 計 算 式 を 使 う 8.5 日 付 関 数 日 付 関 数 では 日 付 の シリアル 値 という 概 念 が 出 てきます これは 日 付 を 表 す 数 値 で 西 暦 1 年 1 月 1 日 からの 日 数 を 示 す 値 です たとえば2007 年 1 月 1 日 であれば 733043 というシリアル 値 になります これを 利 用 すると たとえば 日 数 を 計 算 する 場 合 にシリアル 値 の 差 を 求 めれば 計 算 できること になります DAYS 関 数 でその 日 付 のシリアル 値 を 求 められます たとえば 開 始 日 終 了 日 という 項 目 があったとして その 間 の 日 数 を 求 めるには 以 下 のように 計 算 できます DAYS(%[ 終 了 日 ])-DAYS(%[ 開 始 日 ]) 日 付 のシリアル 値 はTCARDの 関 数 内 でさまざまな 形 で 利 用 されます たとえ ば MONTH という 関 数 はシリアル 値 から 月 を 返 します これを 使 えばシリ アル 値 にある 一 定 の 数 を 足 してその 日 が 何 月 かを 知 ることが 出 来 ます た とえば 開 始 日 から10 日 後 が 何 月 か を 計 算 するには MONTH(DAYS(%[ 開 始 日 ])+10) と 書 くことが 出 来 ます DAYS 関 数 で 開 始 日 のシリアル 値 を 求 めておき そ れに10を 足 した 値 が 何 月 か を 求 めます シリアル 値 を 文 字 列 (2007/1/3のような 形 )にするにはDATESTR 関 数 を 使 い ます また 日 付 の 処 理 というと 誕 生 日 から 年 齢 を 計 算 する 処 理 というのがよ くあります この 場 合 YEARS 関 数 を 使 うと 簡 単 です YEARS 関 数 は 日 付 文 字 列 から 現 在 までの 年 数 を 返 しますので 誕 生 日 という 項 目 があると き 年 齢 を 計 算 したいときには 以 下 のように 書 くことが 出 来 ます YEARS(%[ 誕 生 日 ]) 33

34 第 8 章 計 算 式 を 使 う 8.6 条 件 分 け IF 関 数 を 使 うと 条 件 分 けをした 計 算 が 可 能 になります IF 関 数 は 以 下 のよ うな 書 き 方 をします IF( 条 件 式, 項 目 1, 項 目 2) 条 件 が 正 しいときには 項 目 1を そうでないときには 項 目 2を 返 します たとえば 送 料 を 計 算 するとして 重 さ という 項 目 があるとしましょ う 重 さが10kg 以 上 であれば 送 料 は1000 円 そうでなければ500 円 というよ うな 計 算 をしたいとします この 場 合 以 下 のような 計 算 式 を 設 定 します IF(%[ 重 さ]<10,500,1000) 重 さの 項 目 が10 未 満 のときには500を そうでないときには1000になりま す このようにIF 関 数 の 最 初 の 引 数 には 条 件 式 を 書 きます 条 件 式 では < や > や = を 使 うことが 出 来 ます < 左 辺 が 右 辺 未 満 > 右 辺 が 左 辺 未 満 = 左 辺 右 辺 が 等 しい 上 の 例 の 場 合 重 さが10kg 以 上 であれば1000 円 そうでなければ500 円 と いう 条 件 ですが 以 上 という 記 号 はないので 未 満 < を 使 って10kg 未 満 なら 500 円 そうでなければ1000 円 というようにしています なお 条 件 式 で 数 値 を 比 較 するのではなく 文 字 列 を 比 較 したい 場 合 には IFS 関 数 を 使 います たとえば 会 員 種 別 という 項 目 があり 会 員 種 別 が 会 員 の 場 合 には 価 格 を1 割 引 する そうでない 場 合 にはそのまま 価 格 を 表 示 するという 場 合 以 下 のような 計 算 式 になります IFS(%[ 会 員 種 別 ]= 会 員,%[ 価 格 ]*0.9,%[ 価 格 ])

第 9 章 データの 分 析 活 用 第 9 章 データの 分 析 活 用 9.1 データの 統 計 情 報 を 見 る TCARDでは 入 力 した 情 報 の 様 々な 統 計 情 報 を 簡 単 に 見 ることが 出 来 ます まずは[ 合 計 と 平 均 ]を 試 してみましょう これは 指 定 項 目 の 合 計 や 平 均 な どをすぐに 見 ることができる 機 能 です まず 目 的 の 項 目 をクリックし メニューから [データ]-[ 合 計 と 平 均 ]を 行 います すると 右 のような 画 面 が 出 ます ここでは 全 項 目 の 合 計 や 平 均 最 大 値 最 小 値 などが 表 示 されます その 横 には 選 択 中 の 項 目 の 合 計 や 平 均 が 表 示 されます ある 特 定 のカード の 合 計 を 知 りたい 場 合 には カード 画 面 であれば 画 面 左 の 項 目 リストで Ctrl+クリックやShift+クリックで 複 数 選 択 して[データ]-[ 合 計 と 平 均 ]を 行 うことで 見 ることが 出 来 ます 一 覧 表 の 場 合 には 指 定 項 目 をドラッグし て 右 クリックして[ 合 計 と 平 均 ]を 行 うことで 見 ることが 出 来 ます 同 じ 内 容 が 何 件 入 力 されているだろう か? というのを 知 るのに 便 利 なのは [ 件 数 集 計 ]です たとえば 出 版 社 ごと に 何 件 のデータがあるか?などを 知 る ことが 出 来 ます これも 目 的 の 項 目 を クリックし メニューから[データ]- [ 件 数 集 計 ]を 行 うことで 表 示 されま す 多 い 方 から 順 に 表 示 され 割 合 も 表 示 されます 35

第 9 章 データの 分 析 活 用 9.2 データを 集 計 する たとえば 取 引 先 毎 の 金 額 を 集 計 したいとします そのようなときには データの 集 計 機 能 を 使 います 集 計 機 能 はある 項 目 をキーにして 別 の 項 目 の 数 値 データを 合 計 するものです 例 として 取 引 先 という 項 目 と 金 額 という 項 目 があるとします 取 引 先 毎 に 金 額 を 集 計 してみます まず メニューから[データ]-[ 集 計 ]で 集 計 の 画 面 を 出 します 集 計 キーとなる 項 目 で 取 引 先 を 選 択 します そして 集 計 される( 数 値 ) 項 目 で 金 額 にチェックを 入 れます そして OKを 押 すと 取 引 先 毎 に 金 額 が 集 計 されます ここで 表 示 されている 画 面 はTCARD の 新 規 ファイルとして 一 覧 表 形 式 で 表 示 されています つまり このまま 保 存 してTCARDの データとして 使 うことも 可 能 です し この 画 面 でさらに 合 計 と 平 均 などの 機 能 を 使 うことも 出 来 ます 閉 じるには[ファイル]-[ 閉 じる]で 閉 じることが 出 来 ます または[ウィンドウ]メニューから 切 り 替 えること が 出 来 ます 36

第 9 章 データの 分 析 活 用 9.3 月 単 位 でデータを 集 計 する 日 付 の 項 目 があったとしてデータを 月 ごとに 集 計 するにはどうすればいい でしょうか? たとえば 日 付 の 項 目 に 以 下 のように 入 力 されているとしま す 2007/05/03 このような 場 合 左 から7 文 字 までで 月 を 表 します 2007/05 の 部 分 で す ですから 左 から7 文 字 までで 集 計 することで 月 ごとのデータを 出 せま す [データ]-[ 集 計 ]の 集 計 の 画 面 で 集 計 キーとなる 項 目 の 下 に 左 から 文 字 をキーと する という 箇 所 があります ここに7を 入 力 することで 左 から7 文 字 をキーに 出 来 るわけ です あとは 先 ほどと 同 じよ うに 集 計 キーに 日 付 集 計 される( 数 値 ) 項 目 で 金 額 にチェックを 入 れ れば 月 ごとの 集 計 結 果 が 出 ます しかし 日 付 項 目 の 書 式 が 以 下 のようにバラバラの 場 合 にはこれではうま くいきません カードA:2007/5/3 カードB:2007/05/14 カードC:2007/11/2 この 場 合 に 左 から7 文 字 と 指 定 しても カードBはうまくいきますが カードAの 場 合 2007/5/ までが7 文 字 となり うまくいきません 6 文 字 でもカードBとCがうまくいきません 37

第 9 章 データの 分 析 活 用 そのようなときには 日 付 項 目 で 日 付 の 正 規 化 を 行 っていったん 書 式 を 整 えます これは 日 付 項 目 にカーソルを 置 いて メニューから[ 編 集 ]-[さ まざまな 置 換 ]-[ 日 付 の 正 規 化 ]で 行 えます これを 行 うと 上 の 例 の 場 合 以 下 のような 形 になります( 設 定 で 書 式 は 変 えられます) カードA:2007/05/03 カードB:2007/05/14 カードC:2007/11/02 その 後 左 から7 文 字 をキーにして 集 計 して 月 ごとの 集 計 結 果 を 出 せるわ けです 9.4 クロス 集 計 集 計 の 例 では 取 引 先 毎 に 金 額 を 集 計 した 例 と 月 ごとに 金 額 を 集 計 した 例 を 出 しました では 取 引 先 毎 の 金 額 をさらに 月 ごとに 集 計 した 表 を 作 りたい 場 合 にはどうしたらよいでしょうか このような 場 合 にクロス 集 計 を 使 います クロス 集 計 はキーが2つある 集 計 です 上 の 例 だと 取 引 先 毎 にが4 月 はいくら 5 月 はいくら といっ た 表 ができあがります この 場 合 キーとなるのは 取 引 先 と 日 付 の 月 までの 部 分 ( 左 から7 文 字 )となります 38

第 9 章 データの 分 析 活 用 TCARDのクロス 集 計 画 面 ではそれをわかりやすく 指 定 することが 出 来 ます まず 縦 の 集 計 キーと 横 の 集 計 キーがあります データ 数 が 多 くなる 方 を 縦 の 集 計 キーとした 方 が 良 いでしょう 今 回 の 例 の 場 合 通 常 は 取 引 先 よ りも 日 付 の 方 が 多 いでしょうから 縦 の 集 計 キーは 日 付 とします ただ し 今 回 は 日 付 の 月 までの 部 分 で 集 計 するので 左 文 字 をキーとする の 部 分 に7と 入 力 します 横 の 集 計 キーは 取 引 先 にします 集 計 される 数 値 項 目 はこの 場 合 金 額 になります 縦 合 計 あり を チェックすると 縦 の 列 で 合 計 した 金 額 が 出 ます つまり この 場 合 取 引 先 毎 の 全 合 計 が 出 ます あとはOKを 押 すだけです このクロス 集 計 の 結 果 も 結 果 もTCARDの 新 規 ファ イルとして 一 覧 表 形 式 で 表 示 されています つまり このまま 保 存 して TCARDのデータとして 使 うことも 可 能 です 閉 じるには[ファイル]-[ 閉 じ る]で 閉 じることが 出 来 ます 39

第 10 章 印 刷 する 第 10 章 印 刷 する 10.1 TCARDでの 印 刷 TCARDでの 印 刷 は 定 型 で 行 うことが 出 来 ます 自 由 な 形 式 での 印 刷 を 行 うこ とは 出 来 ません TCARDでの 印 刷 には3 種 類 の 形 式 があります カード 印 刷 一 覧 表 印 刷 タックシール 印 刷 です カード 印 刷 では 項 目 名 : 内 容 の 形 でカード 毎 に 印 刷 します カード1 枚 ごとに 改 ページすることも 可 能 です なお カード 印 刷 は 画 面 に 表 示 さ れる 見 た 目 そのままに 印 刷 することは 出 来 ません 単 に 項 目 名 : 内 容 の 形 で 印 刷 するだけです 一 覧 表 印 刷 では 表 の 形 式 で 印 刷 します 罫 線 を 含 んだ 表 を 簡 単 に 印 刷 する ことが 出 来 ます タックシール 印 刷 では 宛 名 ラベルなどのタックシールへ 印 刷 するために 便 利 な 印 刷 形 式 です 行 数 列 数 を 指 定 して 必 要 な 項 目 を 印 刷 できます 印 刷 の 形 式 は[ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]で 指 定 可 能 です 40

第 10 章 印 刷 する なお どの 形 式 でも 最 初 に 印 刷 プレビューを 行 うときに 印 刷 する 項 目 を 指 定 します 印 刷 したい 項 目 を 選 択 し 追 加 ボタンを 押 して 印 刷 項 目 を 選 んでください 印 刷 する 項 目 を 選 択 した 後 プ ロパティボタンで 項 目 毎 の 印 刷 設 定 が 出 来 ます なお 印 刷 項 目 は[ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]の 印 刷 項 目 の 設 定 ボタンでも 変 えることが 出 来 ます 10.2 印 刷 の 設 定 [ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]での 設 定 は 名 前 を 付 けて 保 存 しておくことが 可 能 で す 初 期 設 定 では 印 刷 設 定 の 名 前 が 標 準 の 設 定 という 名 前 になってい ます これは 設 定 名 変 更 で 変 えることが 出 来 ます 現 在 の 設 定 とは 違 う 新 しい 設 定 を 作 りたいときには 新 規 設 定 ボタンを 押 します 新 しい 名 前 を 付 けて 新 規 の 設 定 が 出 来 ます 設 定 は 設 定 名 のところを 選 択 することで 切 り 替 え 可 能 です 設 定 名 のところの 順 番 の 並 べ 替 えは ボタンで 行 うことが 出 来 ま す ボタンを 押 すことで 現 在 の 設 定 が 一 つ 上 に 移 動 します 印 刷 形 式 の 画 面 では 印 刷 形 式 の 種 類 によって 設 定 できる 内 容 が 変 わっ てきます 特 にタックシールの 形 式 の 時 には タックシール 詳 細 設 定 で 設 定 を 行 うため 通 常 の 印 刷 設 定 画 面 では フォント ぐらいしか 設 定 出 来 る 内 容 がありません カード 一 覧 表 の 形 式 での 印 刷 では 共 通 す る 設 定 があります 41

第 10 章 印 刷 する ヘッダ フッタ ヘッダの 設 定 フッタの 設 定 では 印 刷 時 の 全 ページの 冒 頭 (ヘッ ダ)に 印 刷 する 文 章 最 後 (フッタ)に 印 刷 する 文 章 を 指 定 することが 出 来 ます たとえばヘッダで XX 名 簿 などとタイトルを 付 けることが 出 来 るわけです ヘッダとフッタは 左 側 ( 左 寄 せ) 中 央 ( 中 央 寄 せ) 右 側 ( 右 寄 せ)に 分 けて 指 定 することが 出 来 ます ヘッダとフッタを 指 定 する 際 にページ 番 号 や 日 付 を 指 定 することが 可 能 で す これは 対 応 するボタンを 押 すことで その 記 号 が 挿 入 されます たと えばページ 番 号 であれば &p が 挿 入 されます 日 付 の 場 合 その 書 式 を 選 択 し 挿 入 します マージン 上 下 左 右 の マージン は 余 白 のことです 印 刷 時 に どのくらいの 余 白 を 空 けるかを 指 定 します 印 刷 時 のフォント 印 刷 時 のフォントを 設 定 するには [ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]で フォント ボタンを 押 し 設 定 します フォントは 全 項 目 で 共 通 です 印 刷 項 目 の 設 定 [ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]の 印 刷 項 目 の 設 定 では 項 目 毎 の 設 定 が 可 能 で す この 画 面 は 初 回 印 刷 プレビュー 時 にも 表 示 されます 42

第 10 章 印 刷 する 10.3 カード 印 刷 カード 印 刷 はカード 画 面 の 形 で 印 刷 するものです 通 常 は 印 刷 できる 限 り1 枚 に 何 カードも 印 刷 されます カード 毎 に 改 ペー ジするには [ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]で カード 毎 に 改 ページ をチェック します 印 刷 されるのは 選 択 されているカードです つまり 通 常 の 状 態 では 現 在 のカード1 枚 のみが 印 刷 されます 複 数 カードを 印 刷 したい 場 合 には 複 数 のカードを 選 択 する 必 要 があります カード 画 面 であれば 画 面 左 の 項 目 リストでCtrl+クリックやShift+クリックで 印 刷 したい 複 数 のカードを 選 択 してください カードのフォーム の 設 定 は 現 在 のものを 使 用 のままでかまいませ ん これは 現 在 のカード 形 式 画 面 のような 形 で 印 刷 するという 意 味 です これを 箇 条 書 き にすると 項 目 名 と 内 容 が 一 行 ずつ 印 刷 されます 43

第 10 章 印 刷 する 10.4 一 覧 表 印 刷 一 覧 表 印 刷 はデータを 表 形 式 で 印 刷 するものです なお 用 紙 の 幅 をはみ 出 してしまう 部 分 は 印 刷 されません この 場 合 各 列 の 幅 を 縮 めるかフォントを 小 さくして 対 応 してください 印 刷 フォント は[ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]の フォント ボタンで 変 更 可 能 です 各 列 の 幅 は[ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]の 印 刷 項 目 の 設 定 ボタンを 押 し 印 刷 する 項 目 を 選 択 し プロパティ を 押 すことで 幅 を 設 定 可 能 です なお 幅 は 文 字 数 で 指 定 しますが フォント 幅 の 関 係 で 必 ずしもこの 文 字 数 で 印 刷 されるわけではありません 幅 の 目 安 と 考 えて 下 さい また 列 の 幅 は 一 覧 表 画 面 でも 設 定 可 能 です そのためにはあらかじめ [ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]の 一 覧 表 幅 の 画 面 連 動 をチェックしておきま す この 状 態 で 一 覧 表 画 面 を 出 し 幅 を 調 節 します これで 画 面 の 幅 でそ のまま 印 刷 されます 44

第 10 章 印 刷 する 一 覧 表 形 式 の 場 合 罫 線 付 きでの 印 刷 も 可 能 です この 場 合 表 として 線 で 区 切 られた 形 で 印 刷 されます [ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]の 罫 線 の 部 分 を 罫 線 あり にすることで 罫 線 付 きで 印 刷 されます 一 覧 表 形 式 では 通 常 は1データ 一 行 で 印 刷 されますが 複 数 行 のデータが あるときには 改 行 した 印 刷 も 可 能 です この 場 合 一 覧 表 の 改 行 を チェックします 一 覧 表 印 刷 ではそのカード 番 号 を 左 側 に 印 刷 することが 可 能 です これは 一 覧 表 の 番 号 印 刷 で 番 号 印 刷 にすることで 印 刷 されるようになり ます 絞 り 込 み 時 には 通 常 は 絞 り 込 まれたカードだけでの 番 号 を 印 刷 しま すが 絶 対 番 号 印 刷 を 指 定 すると 全 体 から 見 たカード 番 号 が 印 刷 さ れます 10.5 タックシール 印 刷 タックシール 形 式 の 印 刷 では 印 刷 するシートに 合 わせて 縦 横 のデータ 数 を 指 定 可 能 です [ファイル]-[ 印 刷 形 式 ]で 印 刷 形 式 を タックシール にすると 画 面 中 央 に タックシール 詳 細 設 定 ボタンが 表 示 されます 45

第 10 章 印 刷 する この タックシール 詳 細 設 定 ボタンを 押 すことで タックシール 関 係 の 設 定 が 出 来 ます ここで 設 定 した 内 容 は 保 存 しておくことが 可 能 です 新 しく 別 の 設 定 をしたい 場 合 には 新 規 設 定 ボタン を 押 して 新 しい 設 定 を 作 り ます 設 定 名 を 入 力 する 画 面 が 出 るので わかりやす い 名 前 を 入 力 します 通 常 は 用 紙 の 製 品 名 がいいで しょう そして 後 は 画 面 に 従 い 設 定 を 入 力 していきます 一 つ 一 つの 設 定 がどの 内 容 に 当 たるのかは 図 示 されているのでわかりやすいと 思 います 通 常 ラベル 用 紙 には 寸 法 が 書 かれた 紙 が 入 っていますのでそれを 参 考 にして 入 力 してください 設 定 を 入 力 したらOKを 押 します それが 出 来 たら 印 刷 プレビューをしてみます 最 初 の 印 刷 プレビュー 時 に 印 刷 する 項 目 名 を 選 択 します このとき 印 刷 する 項 目 で 項 目 を 選 択 して プロパティ ボタンを 押 すと タックシール 用 の 印 刷 項 目 プロパ ティが 出 てきます 46

第 10 章 印 刷 する ここでは 最 初 に 追 加 する 文 字 最 後 に 追 加 する 文 字 を 設 定 可 能 で す たとえば 宛 名 ラベルを 印 刷 するとして 郵 便 番 号 という 項 目 が あった 場 合 そのデータの 前 に を 追 加 したい そういうときに 最 初 に 追 加 する 文 字 に を 指 定 します 最 後 に 追 加 する 文 字 は たとえば 宛 名 の 氏 名 の 後 に ** 様 のよ うに 様 を 追 加 したい 場 合 に 最 後 に 追 加 する 文 字 に 様 を 指 定 しま す また 項 目 名 はタックシールでは 通 常 印 刷 されません 印 刷 したい 場 合 に はこのプロパティ 画 面 の 項 目 名 の 印 刷 をチェックします 直 後 に 空 白 行 を 挿 入 をチェックすると1 行 空 けることが 出 来 ます 通 常 は 改 行 をチェックしますが チェックしないと 次 の 項 目 の 印 刷 を 改 行 せずに 行 います これはたとえば 名 前 が 姓 と 名 に 分 かれてい るときに 一 行 で 印 刷 したい 場 合 に 姓 の 項 目 で 改 行 をチェックし ないことで 一 行 印 刷 が 可 能 になります 10.6 rtfへのエクスポートによる 印 刷 カード 形 式 印 刷 などで 何 か 変 更 を 入 れたい 場 合 には いったん Wordなど で 扱 えるデータ 形 式 であるrtf 形 式 でエクスポート(ファイル 出 力 )し Microosft WordやWindows 標 準 アクセサリの ワードパッド などで 印 刷 す るという 方 法 があります この 場 合 印 刷 したいカードを 選 択 し [ファイル]-[エクスポート]-[RTF 出 力 ]を 行 います ファイル 名 を 入 力 し 保 存 します できあがったファイ ルをMicrosoft Word 等 で 開 き 修 正 後 に 印 刷 を 行 ってください 47

カード 型 データベース TCARD 入 門 2009 年 10 月 1 日 発 行 有 限 会 社 ディクレ http://www.dicre.com Copyright 2009 Dicre Ltd. TCARD for Windows は ( 有 )ディクレが 開 発 しています ホームページ: http://www.dicre.com お 問 い 合 わせ:skohara@dicre.com