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4 テープ オートローダの 操 作..................... 41 リモート 管 理 インターフェース(RMI).............................. 41 概 要.......................................... 41 ログイン........................................ 42 Statusペイン...................................... 43 追 加 情 報 の 入 手 先................................... 44 Identity( 識 別 情 報 )................................... 44 静 的 なデバイス 情 報 の 表 示.............................. 44 静 的 なドライブ 情 報 の 表 示.............................. 45 Status(ステータス)................................... 47 動 的 なデバイス 情 報 の 表 示.............................. 47 動 的 なドライブ 情 報 の 表 示.............................. 48 テープ カートリッジ インベントリの 表 示......................... 49 Configuration( 設 定 )................................... 50 システム 設 定 の 変 更................................. 50 ドライブ 設 定 の 変 更................................. 52 ネットワーク 設 定 の 変 更............................... 52 管 理 者 パスワードの 変 更............................... 54 日 付 と 時 刻 の 設 定.................................. 54 エラー ログ モードの 設 定............................... 55 イベント 通 知 パラメータの 設 定............................. 55 工 場 出 荷 時 設 定 の 復 元............................... 56 操 作.......................................... 57 メディアの 移 動................................... 57 現 在 のメディア インベントリのアップデート........................ 57 マガジンの 解 除 と 交 換................................ 58 サポート........................................ 58 全 般 的 な 診 断 の 実 行................................ 58 HP Service(HPサービス) - 限 定 的 サービス....................... 59 ファームウェアの 確 認 とアップデート.......................... 59 デバイスの 再 起 動.................................. 60 ログの 表 示..................................... 60 テープ ドライブのクリーニング............................. 61 サポート チケットのダウンロード............................ 61 オペレータ コントロール パネル(OCP)............................. 62 LEDインジケータ.................................... 63 オートローダの[Home(ホーム)] 画 面............................ 63 オペレータ コントロール パネルのボタン.......................... 64 メニュー 構 造 について.................................. 65 管 理 者 パスワードの 入 力............................... 66 メールスロットのロック 解 除................................ 66 Status/Information(ステータス/ 情 報 )........................... 67 インベントリ..................................... 67 オートローダ 情 報.................................. 68 ドライブ 情 報.................................... 69 コンポーネントのステータス.............................. 69 ネットワーク 情 報.................................. 69 設 定.......................................... 70 管 理 者 パスワードの 変 更............................... 70 予 約 済 みスロットの 数 の 設 定............................. 70 メールスロットの 設 定................................. 71 バーコード レポートのフォーマット........................... 71 SCSIアドレスの 変 更 (SCSIドライブの 場 合 )....................... 72 動 作 の 設 定..................................... 72 日 付 と 時 刻 の 設 定.................................. 73 ネットワークの 設 定................................. 74 自 動 クリーニングの 設 定............................... 74 工 場 出 荷 時 設 定 の 復 元............................... 75 操 作.......................................... 76 マガジンのロック 解 除 取 り 出 し 交 換......................... 76 4

テープ ドライブのクリーニング............................. 76 オートローダ 内 でのテープの 移 動........................... 77 テープ カートリッジ インベントリのアップデート...................... 78 オートローダの 再 起 動................................ 78 パスワード ロックの 有 効 化.............................. 79 サポート........................................ 79 ドライブの 電 源 オン/オフ............................... 79 デモ モードでの 実 行................................. 80 スロット 間 テストの 実 行................................ 80 Wellness Test(ウェルネス テスト)の 実 行........................ 80 ファームウェアのアップグレード............................ 81 ログの 表 示..................................... 82 サポート チケットのダウンロード............................ 83 ドライブ 内 テープの 強 制 排 出............................. 83 5 トラブルシューティング....................... 85 パラレルSCSIデバイスの 設 置 後 の 検 出 に 関 する 問 題....................... 85 動 作 の 問 題......................................... 87 パフォーマンスに 関 する 問 題................................. 92 平 均 ファイル サイズ................................... 93 ファイル システムの 種 類................................. 93 ホスト サーバとディスクの 接 続.............................. 94 オペレーティング システムの 設 定............................. 96 Windows...................................... 96 Novell....................................... 97 バックアップ サーバ................................... 97 バックアップの 種 類................................... 98 完 全 装 備 バックアップ アプリケーションによるファイル 別 バックアップ............ 98 ネーティブ アプリケーションによるファイル 別 バックアップ................. 98 ディスク イメージ フラッシュ または 順 次 バックアップ................... 98 データベースのバックアップ.............................. 98 ホスト サーバとテープ オートローダの 接 続......................... 99 メディア....................................... 100 サービスと 修 理...................................... 100 マガジンの 手 動 解 除.................................. 100 エラー コード....................................... 101 OCPでのエラー コード 情 報 の 確 認............................ 101 RMIでのエラー コード 情 報 の 確 認............................ 102 L&TTサポート チケットまたはレポートでのエラー コード 情 報 の 確 認.............. 103 メイン エラー コードの 説 明............................... 105 エラー サブコードの 説 明................................ 109 ロボット 機 構 のエラー サブコード........................... 109 デバイスのエラー サブコード............................ 112 ドライブのエラー コード................................. 112 警 告 イベント....................................... 113 HP Library & Tape Toolsを 使 用 した 問 題 の 診 断........................ 113 6 テープ オートローダのアップグレードと 保 守............. 115 必 要 になる 可 能 性 があるツール............................... 115 テープ ドライブの 取 り 外 しと 交 換............................... 116 マガジンの 取 り 出 しと 交 換................................. 118 オペレータ コントロール パネルを 使 用 する 場 合...................... 118 リモート 管 理 インターフェースを 使 用 する 場 合....................... 119 手 動 で 解 除 する 場 合.................................. 119 ベース シャーシの 取 り 外 しと 交 換.............................. 120 構 成 設 定 の 記 録................................... 121 ドライブからのテープ カートリッジの 取 り 外 し........................ 121 ケーブル マガジン およびテープ ドライブの 取 り 外 し.................... 121 ラックまたはカバーからのベース シャーシの 取 り 外 し.................... 122 ユーザー/サービス ガイド 5

新 しいシャーシの 開 梱................................. 122 ベース シャーシの 交 換................................. 123 A 技 術 仕 様........................... 127 物 理 仕 様......................................... 127 環 境 仕 様......................................... 127 B 規 定 と 安 全 性 に 関 するご 注 意................... 129 規 定 に 関 するご 注 意.................................... 129 規 定 準 拠 識 別 番 号.................................. 129 規 定 準 拠 ラベルの 場 所............................... 129 Federal Communications Commission notice........................ 129 Class A equipment................................. 129 Class B equipment................................. 129 Declaration of conformity for products marked with the FCC logo, United States only..... 130 Modifications................................... 130 Cables...................................... 130 レーザー 装 置..................................... 130 レーザー 安 全 基 準 に 関 する 警 告........................... 130 各 国 別 勧 告........................................ 131 Canadian notice(avis Canadien)(カナダおよびカナダ フランス 語 使 用 地 域 ).......... 131 Class A equipment................................. 131 Class B equipment................................. 131 European Union notice( 欧 州 ).............................. 131 BSMI notice( 台 湾 ).................................. 131 Japanese notice.................................... 132 Korean notices.................................... 132 安 全 性.......................................... 132 Taiwan battery recycling notice............................. 132 電 源 コード...................................... 132 電 源 コードに 関 するご 注 意............................... 133 Waste electrical and electronic equipment directive....................... 133 Czechoslovakian notice................................. 133 Danish notice..................................... 133 Dutch notice..................................... 134 English notice..................................... 134 Estonian notice.................................... 134 Finnish notice..................................... 135 French notice..................................... 135 German notice..................................... 135 Greek notice..................................... 136 Hungarian notice.................................... 136 Italian notice..................................... 137 Latvian notice..................................... 137 Lihuanian notice.................................... 137 Polish notice..................................... 138 Portuguese notice................................... 138 Slovakian notice.................................... 138 Slovenian notice.................................... 139 Spanish notice..................................... 139 Swedish notice.................................... 139 C 静 電 気 対 策.......................... 141 静 電 気 による 損 傷 の 防 止.................................. 141 アースの 方 法....................................... 141 用 語 集............................. 143 6

索 引.............................. 147 ユーザー/サービス ガイド 7

図 一 覧 1.. 前 面 パネルの 概 要................................ 17 2..オペレータ コントロール パネルのLED........................ 18 3..パラレルSCSIテープ ドライブ 搭 載 時 の 背 面 パネルの 概 観................ 18 4..SASテープ ドライブ 搭 載 時 の 背 面 パネルの 概 観.................... 18 5..テープ ドライブLED................................ 19 6..SASファンアウト ケーブル............................. 23 7.. 製 品 の 付 属 品.................................. 26 8..オートローダの 底 面 へ 脚 を 取 り 付 ける........................ 27 9.. 搬 送 用 ロックの 位 置................................ 27 10.. 搬 送 用 ロックの 保 管 位 置............................. 28 11..ラック キット................................... 28 12..ラックへのレールの 取 り 付 け............................ 29 13..ラックへのオートローダの 取 り 付 け......................... 29 14..テーブルトップ コンバージョン カバーの 取 り 付 け................... 30 15..UltriumドライブへのパラレルSCSIケーブルの 接 続................... 31 16..SASケーブル................................... 31 17.. 電 源 コードの 取 り 付 け............................... 32 18..Ultriumデータ カートリッジの 書 き 込 み 禁 止...................... 38 19.. 左 側 マガジン メールスロットを 有 効 にした 場 合 のスロット 番 号............. 39 20.. 右 側 マガジン メールスロットを 有 効 にした 場 合 のスロット 番 号............. 39 21..RMIのログイン ページ............................... 42 22..System Statusペイン............................... 43 23..[Help]ボタン................................... 44 24..[Identity]: [Autoloader]ページ........................... 44 25..[Identity]: [Drive]ページ(パラレルSCSI)....................... 45 26..[Identity]: [Drive]ページ(SAS)........................... 46 27..[Status]: [Autoloader]ページ............................ 47 28..[Status]: [Drive]ページ.............................. 48 29..[Status]: [Inventory]ページ............................ 49 30..[Status]: [Inventory]: [Media details]ペイン...................... 49 31..[Configuration]: [System]ページ.......................... 50 32..[Configuration]: [Drive]ページ........................... 52 33..[Configuration]: [Drive]ページ(SAS)........................ 52 34..[Configuration]: [Network]ページ.......................... 53 35..[Configuration]: [Password]ページ.......................... 54 36..[Configuration]: [Date/Time]ページ......................... 55 37..[Configuration]: [Log]ページ............................ 55 38..[Configuration]: [Event notification]ページ...................... 56 39..[Configuration]: [Restore defaults]ページ....................... 56 40..[Operations]: [Move Media]ページ.......................... 57 41..[Operations]: [Inventory]ページ........................... 58 42..[Operations]: [Magazines]ページ.......................... 58 43..[Support]: [General Diagnostic]ページ........................ 59 44..[Support]: [HP Service]ページ........................... 59 45..[Support]: [Firmware]ページ............................ 60 46..[Support]: [Reboot]ページ............................. 60 47..[Support]: [Autoloader Logs]ページ......................... 61 8

48..[Support]: [Clean Drive]ページ........................... 61 49..[Support]: [Support Ticket]ページ.......................... 62 50..LED....................................... 63 51..[Home(ホーム)] 画 面............................... 63 52..オペレータ コントロール パネルのボタン....................... 64 53..オートローダのメニュー ツリー........................... 65 54..メールスロットからのテープの 取 り 出 し........................ 67 55..[リムーバブル ストレージ]サービス......................... 96 56.. 左 右 のマガジン 用 アクセス ホール........................ 100 57..マガジンの 解 除................................ 100 58.. 最 初 のOCPエラー メッセージ........................... 101 59..OCPエラー ログでのエラー コード......................... 101 60..OCPエラー ログでのエラー メッセージ....................... 101 61..OCPエラー ログでの 追 加 情 報 (なし)....................... 102 62..OCPエラー ログでの 日 付 と 時 刻......................... 102 63..[Support]: [Autoloader Logs]ページ........................ 103 64..サポート チケットの 表 示............................. 104 65..クリティカル イベントの 詳 細........................... 104 66..ドライブLED.................................. 116 67..パラレルSCSIケーブル............................. 116 68..テープ ドライブ 上 の 脱 落 防 止 型 ネジ........................ 117 69..テープ ドライブの 取 り 外 し............................ 117 70..テープ ドライブの 取 り 付 け............................ 118 71..RMIのログイン ページ.............................. 119 72..[Operations]: [Magazines]ページ......................... 119 73..マガジンを 手 動 解 除 するためのリリース ホール................... 120 74.. 左 側 マガジンの 取 り 外 し............................. 120 75..テープ ドライブ 上 の 脱 落 防 止 型 ネジ........................ 121 76..テープ ドライブの 取 り 外 し............................ 122 77..ラックからのベース シャーシの 取 り 外 し...................... 122 78..シャーシの 底 面 への 脚 の 取 り 付 け......................... 124 79.. 搬 送 用 ロックの 位 置............................... 124 80..ラックへのオートローダの 取 り 付 け........................ 125 81..オートローダをスライドさせてカバーに 挿 入..................... 125 ユーザー/サービス ガイド 9

表 一 覧 1.. 表 記 上 の 規 則.................................. 11 2..カスタマー セルフリペア 対 象 部 品.......................... 13 3..モデルとインターフェース タイプの 対 応....................... 15 4..Ultrium 232 1/8 G2テープ オートローダの 仕 様.................... 15 5..Ultrium 448 1/8 G2テープ オートローダの 仕 様.................... 15 6..Ultrium 920 1/8 G2テープ オートローダの 仕 様.................... 16 7.. 設 置 場 所 の 基 準................................. 25 8..Ultrium 232テープ ドライブ............................. 35 9..Ultrium 448テープ ドライブ............................. 35 10..Ultrium 920テープ ドライブ............................. 35 11.. 読 み 取 りの 後 方 互 換 性.............................. 38 12..Drive status(ドライブ ステータス).......................... 64 13.. 表 示 される 記 号 の 説 明.............................. 68 14.. 電 源 に 関 する 問 題................................ 87 15.. 前 面 パネルに 表 示 される 障 害 / 注 意 指 標....................... 87 16..テープの 移 動 に 関 する 問 題............................ 88 17..メディアに 関 する 問 題............................... 89 18..パラレルSCSIデバイスが 検 出 されない........................ 90 19.. 注 意 LEDが 点 灯 している.............................. 91 20..インベントリに 関 する 問 題............................. 92 21..RMIネットワーク 接 続 に 関 する 問 題......................... 92 22..クリーニングに 関 する 問 題............................. 92 23..ファイル サイズのパフォーマンスへの 影 響...................... 93 24..ファイル システムのパフォーマンスへの 影 響..................... 94 25..ディスク 接 続 のパフォーマンスへの 影 響....................... 94 26..バックアップ サーバの 要 件............................. 97 27.. 各 種 オートローダ 接 続 のパフォーマンスへの 影 響................... 99 28..メイン エラー コード............................... 105 29..ロボット 機 構 のエラー サブコード......................... 110 30..デバイスのエラー サブコード........................... 112 31..ドライブのエラー コード............................. 112 32.. 警 告 イベント コード............................... 113 33..1/8 G2テープ オートローダの 物 理 的 仕 様 : 全 モデル................. 127 34.. 環 境 仕 様................................... 127 10

本 書 について 対 象 読 者 本 書 では 以 下 について 説 明 します HP StorageWorksテープ オートローダの 設 置 HP StorageWorksテープ オートローダの 設 定 と 操 作 HP StorageWorksテープ オートローダのトラブルシューティング HP StorageWorksテープ オートローダのアップグレードと 保 守 本 書 は HP StorageWorks 1/8 G2テープ オートローダの 設 置 操 作 またはアップグレードを 担 当 する ユーザーを 対 象 としています 表 記 上 の 規 則 および 記 号 表 1 表 記 上 の 規 則 規 則 ミディアム ブルーの 語 句 : 図 1 要 素 クロスリファレンス リンクおよびEメール アドレス ミディアム ブルーの 下 線 付 き 語 句 (http://www.hp.com/jp) Webサイト アドレス 太 字 アプリケーション 名 および 強 調 するべき 語 句 括 弧 ([ ])で 表 示 キー 名 ボックスなどのGUIで 入 力 される 文 字 列 クリックおよび 選 択 されるGUI(メニューおよびリスト 項 目 ボタン チェックボックス) Monospaceフォント ファイル 名 およびディレクトリ 名 システム 出 力 コード コマンドラインで 入 力 した 文 字 列 イタリック 体 のMonospaceフォ ント コード 変 数 コマンド ライン 変 数 太 字 体 のMonospaceフォント ファイル 名 ディレクトリ 名 システム 出 力 コード コマンドラインで 入 力 される 文 字 列 の 強 調 警 告! その 指 示 に 従 わないと 人 体 への 傷 害 や 生 命 の 危 険 を 引 き 起 こす 恐 れがある 警 告 事 項 を 表 します 注 意 : その 指 示 に 従 わないと 装 置 の 損 傷 やデータの 消 失 を 引 き 起 こす 恐 れがある 注 意 事 項 を 表 します ユーザー/サービス ガイド 11

重 要 : 詳 細 情 報 または 特 定 の 手 順 を 示 します 注 記 : 補 足 情 報 を 示 します ヒント: 役 に 立 つ 情 報 やショートカットを 示 します ラックに 関 する 注 意 ラックの 安 定 性 を 保 つことにより けがや 装 置 の 損 傷 を 防 ぎます 警 告! けがや 装 置 の 損 傷 を 防 止 するために 次 の 点 に 注 意 してください ラックの 水 平 脚 を 床 まで 伸 ばしてください ラックの 全 重 量 が 水 平 脚 にかかるようにしてください ラックに 固 定 脚 を 取 り 付 けてください 複 数 のラックを 設 置 する 場 合 は ラックをしっかりと 連 結 してください ラック コンポーネントは 一 度 に1つずつ 引 き 出 してください 一 度 に 複 数 のコンポーネントを 引 き 出 すと ラックが 不 安 定 になる 場 合 があります HPテクニカル サポート 各 国 のサポート 窓 口 の 電 話 番 号 は 次 のHPサポートのWebサイトで 調 べることができます http://www.hp.com/support/( 日 本 語 ) カスタマー セルフリペア HPカスタマーセルフリペア(CSR)プログラムにより ユーザー 自 身 でStorageWorks 製 品 を 修 理 できます CSR 部 品 の 交 換 が 必 要 な 場 合 その 部 品 をHPから 直 接 ユーザーに 配 送 しますので ご 都 合 に 合 わせ て 取 り 付 けてください 一 部 の 部 品 は CSRとして 認 められていません CSRによる 修 理 が 可 能 かどう かについては HPサポート 窓 口 が 判 断 します 本 製 品 の 交 換 可 能 部 品 のステータスについては 表 2 を 参 照 してください CSRの 詳 細 については HPおサポート 窓 口 にお 問 い 合 わせください 12 本 書 について

表 2 カスタマー セルフリペア 対 象 部 品 部 品 マガジン メディア テープ ドライブ 外 付 ケーブルおよびSCSIターミネータ シャーシ ラックマウント キット ラック/テーブルトップ コンバージョン キット CSRステータス 必 須 CSR 必 須 CSR 必 須 CSR 必 須 CSR 必 須 CSR オプションCSR 必 須 CSR HP Webサイト その 他 の 製 品 情 報 については 以 下 のHP Webサイトを 参 照 してください http://www.hp.com( 英 語 ) HPのWebサイト http://www.hp.com/go/storage( 英 語 ) HPストレージ 製 品 http://www.hp.com/jp/tape_connect( 日 本 語 ) 互 換 性 に 関 する 情 報 http://www.hp.com/support/manuals( 英 語 ) HP 製 品 に 関 する 資 料 http://www.hp.com/jp/ltt/( 日 本 語 ) HP L&TT 診 断 ソフトウェア ユーザー/サービス ガイド 13

14 本 書 について

1 機 能 と 概 要 最 大 ストレージ 容 量 最 大 データ 転 送 速 度 およびテープ カートリッジについては 表 4 表 5 およ び 表 6に 明 記 されています HP StorageWorks 1/8 G2テープ オートローダは データの 容 易 な 自 動 バックアップを 実 現 する コンパクト で 大 容 量 な 低 コスト ソリューションを 提 供 します 独 自 デザインのコンパクトな1Uフォーム ファクタの 筐 体 に は 最 大 8 個 のテープ カートリッジを 収 容 でき 2つのリムーバブル マガジンと 設 定 可 能 なメールスロットによ りテープ カートリッジの 着 脱 も 簡 単 です 各 マガジンには 最 大 4 個 のカートリッジを 収 容 できます オートローダはUltrium 232またはUltrium 448パラレルSCSIハーフ ハイト テープ ドライブを1 台 または Ultrium 920パラレルSCSI/SASハーフ ハイト テープ ドライブを1 台 サポートできます HP StorageWorks 1/8 G2テープ オートローダは SASまたはSCSIインターフェースをサポートするほと んどのオペレーティング システムやOE(オペレーティング 環 境 )と 互 換 性 があります ただし オー トローダが 持 つ 多 様 な 機 能 を 十 分 に 活 用 するには オペレーティング システムからの 直 接 サポー ト または 互 換 性 のあるバックアップ アプリケーションが 必 要 になります 互 換 性 を 確 認 するには http://www.hp.com/jp/tape_connect( 日 本 語 )を 参 照 してください HP StorageWorks 1/8 G2テープ オートローダは 表 3で 説 明 するSCSIインターフェース タイプを 使 用 しま す このテープ オートローダは 2つの 論 理 ユニット 番 号 (LUN)を 持 つ1つのSCSI IDを 使 用 します 1つは テープ ドライブ 用 もう1つはロボット 機 構 用 です 表 3 モデルとインターフェース タイプの 対 応 モデル LTOの 世 代 インターフェース SCSI ID Ultrium 232 LTO1 Ultra 160 SCSI LVD/SE 4 Ultrium 448 LTO2 Ultra 160 SCSI LVD/SE 4 Ultrium 920 LTO3 Ultra 320 SCSI LVD SAS 4 表 4 Ultrium 232 1/8 G2テープ オートローダの 仕 様 特 性 最 大 ストレージ 容 量 データ カートリッジ8 個 使 用 時 仕 様 非 圧 縮 : 0.8TB ( 8 100GB ) 圧 縮 (2:1): 1.6TB 最 大 データ 転 送 速 度 非 圧 縮 :16MB/ 秒 (60GB/ 時 ) 圧 縮 (2:1): 32MB/ 秒 (119GB/ 時 ) データ カートリッジ クリーニング カートリッジ HP Ultrium 200GBデータ カートリッジUltrium 1 青 製 品 番 号 C7971A HP Ultrium Universalクリーニング カートリッジ(50 回 分 ) オレンジ 製 品 番 号 C7978A 表 5 Ultrium 448 1/8 G2テープ オートローダの 仕 様 特 性 最 大 ストレージ 容 量 データ カートリッジ8 個 使 用 時 仕 様 非 圧 縮 : 1.6TB ( 8 200GB ) 圧 縮 (2:1): 3.2TB 最 大 データ 転 送 速 度 非 圧 縮 :24MB/ 秒 (86GB/ 時 ) 圧 縮 (2:1): 48MB/ 秒 (172GB/ 時 ) データ カートリッジ クリーニング カートリッジ HP Ultrium 400GBデータ カートリッジUltrium 2 赤 製 品 番 号 C7972A HP Ultrium Universalクリーニング カートリッジ(50 回 分 ) オレンジ 製 品 番 号 C7978A ユーザー/サービス ガイド 15

表 6 Ultrium 920 1/8 G2テープ オートローダの 仕 様 特 性 最 大 ストレージ 容 量 データ カートリッジ8 個 使 用 時 仕 様 非 圧 縮 : 3.2TB ( 8 400GB ) 圧 縮 (2:1): 6.4TB 最 大 データ 転 送 速 度 非 圧 縮 : 60MB/ 秒 ( 215GB/ 時 ) 圧 縮 (2:1): 120MB/ 秒 (430GB/ 時 ) データ カートリッジ クリーニング カートリッジ HP Ultrium 800GBデータ カートリッジUltrium 3( 黄 色 製 品 番 号 : C7973A) HP Ultrium 800GB WORMデータ カートリッジUltrium 3(2 色 ( 黄 色 と 白 色 ) 製 品 番 号 : C7973W) HP Ultrium Universalクリーニング カートリッジ(50 回 分 ) オレンジ 製 品 番 号 C7978A パラレルSCSIドライブのインターフェース 仕 様 および 要 件 HP StorageWorksテープ オートローダは Wide SCSI-2またはWide SCSI-3 対 応 低 電 圧 ディファレンシャル (LVD)SCSIバスを 搭 載 しています ご 使 用 のSCSIホスト アダプタまたはSCSIホスト コントローラが これら の 規 格 をサポートしていることを 確 認 してください 重 要 : HP StorageWorksテープ オートローダは 標 準 のディファレンシャル(Diff)や 高 電 圧 ディファレンシャル (HVD)のSCSIバスと 互 換 性 がありません オートローダをNarrow(50ピン)パラレルSCSIバスに 接 続 し ないでください 接 続 すると パフォーマンスが 著 しく 低 下 します パラレルSCSIホスト バス アダプタ(HBA) 最 適 なパフォーマンスを 得 られるように オートローダの 読 み 取 り/ 書 き 込 み 速 度 に 匹 敵 するデータ 転 送 速 度 を 備 えるHBAを 使 用 し オートローダを 専 用 のSCSIバスに 配 置 してください また HBAは ご 使 用 のオ ペレーティング システムでサポートされている 必 要 があります 最 新 のHBA 互 換 性 に 関 する 情 報 について は http://www.hp.com/jp/tape_connect( 日 本 語 )にあるEBSマトリックスを 参 照 してください Ultrium 920テープ ドライブには Ultra 320 規 格 のHBAを 使 用 してください Ultrium 232およびUltrium 448テープ ドライブには Ultra 320またはUltra 160 規 格 のHBAを 使 用 して ください 重 要 : Ultriumテープ ドライブをSE SCSIバスに 接 続 しないでください オートローダのパフォーマンスが 著 しく 低 下 します SE SCSI HBAを 使 用 するとオートローダのパフォーマンスが 大 幅 に 低 下 し ケーブル 長 も 制 限 されます また SCSIバスに 何 らかのSEデバイスが 接 続 されていると そのバスに 接 続 されてい るすべてのデバイスの 速 度 がSEのレベルまで 下 がり パフォーマンスが 大 幅 に 低 下 します 複 数 LUNのサポート テープ オートローダは 1つのSCSI IDと2つの 論 理 ユニット 番 号 (LUN)を 使 用 します LUN 0はテープ ドラ イブを 制 御 し LUN 1はロボット 機 構 を 制 御 します オートローダには 複 数 LUNをサポートするHBAが 必 要 です 複 数 LUNのサポートが 無 効 の 場 合 ホスト コンピュータはオートローダを 検 出 する 際 に LUN 0より 先 をスキャンすることができません つまり テープ ドライブしか 認 識 できません パラレルSCSIのHP Smartアレイ コントローラ RAIDコントローラ および 大 部 分 のオンボードHBAは 複 数 LUNをサポートしません 最 新 のHBA 互 換 性 に 関 する 情 報 については http://www.hp.com/jp/tape_connect ( 日 本 語 )にあるEBSマトリックスを 参 照 してください 16 機 能 と 概 要

重 要 : テープ オートローダには 複 数 LUN( LUNスキャン とも 呼 びます)をサポートするHBAが 必 要 です SASドライブのインターフェース 仕 様 および 要 件 サーバには HPまたは 他 社 製 の 外 部 コネクタ 付 きSASホスト バス アダプタが 必 要 です 製 品 の 付 属 ケー ブルには HBA 側 にSAS 4x(IB)コネクタがあります デバイスは 複 数 LUNを 使 用 してオートローダと 通 信 します ほとんどのSAS RAIDコントローラは 複 数 LUNをサポートしていません http://www.hp.com/jp/tape_connect( 日 本 語 )にあるEBSマトリックスで ご 使 用 のサーバでサポートされ オートローダに 適 合 しているSAS HBAについて 確 認 してください ほとんどのSAS HBAポートには 4 個 のSASチャネルがあります オートローダは チャネル0を 使 用 しま す 本 製 品 に 付 属 しているHPケーブルの 各 線 の 末 端 にはコネクタが1つ 付 いています ただし 使 用 できる のは4つのチャネルの 内 1つのみです 別 のチャネルを 使 用 する 場 合 SASファンアウト ケーブルを 別 途 購 入 します この 製 品 を 使 用 すると 1つのHBAポートに 最 大 4 台 のSASテープ ドライブを 接 続 できま す 別 のケーブルを 使 用 する 場 合 は チャネル0を 通 過 しており テープ ドライブ 側 のミニSASコネクタが 位 置 4に 適 合 していることを 確 認 してください SASの 詳 細 については SASについて (23ページ)を 参 照 してください 前 面 パネルの 概 要 テープ オートローダの 前 面 パネルには 電 源 ボタン オペレータ コントロール パネル 左 右 のマガジン LED メールスロットがあります( 図 1を 参 照 ) OCP 機 能 については オペレータ コントロール パネル (OCP) (62ページ)を 参 照 してください 7 2 1 3 5 7 図 1 前 面 パネルの 概 要 6 4 6 1. 電 源 ボタン 2. Mailslot(メールスロット) 3. 前 面 パネルLED 4. 前 面 パネルLCD 画 面 5. コントロール ボタン 6. 通 気 孔 7. マガジン オペレータ コントロール パネルには4つのLEDがあり 図 2に 示 すようなさまざまな 情 報 を 提 供 します 11131 ユーザー/サービス ガイド 17

1 2 3 4 11256 図 2 オペレータ コントロール パネルのLED 1. 緑 色 Ready 電 源 が 入 っているときに 点 灯 します テープ ドライブまたはロボット 機 構 の 動 作 中 は 点 滅 します 2. 黄 色 Clean クリーニング カートリッジによるテープ ドライブのクリーニングが 必 要 なときに 点 灯 します クリーニングは デバイスから 指 示 があったときにのみ 実 施 してください それ 以 上 のクリーニングは 必 要 ありません 3. 黄 色 Attention オペレータの 操 作 が 必 要 な 状 態 が 検 出 されたときに 点 灯 します 4. 黄 色 Error 回 復 不 可 能 なエラーが 発 生 したときに 点 灯 します 対 応 するエラー メッセージが LCD 画 面 に 表 示 されます( 詳 細 については トラブルシューティング (85ページ)を 参 照 ) 背 面 パネルの 概 要 背 面 パネルには ドライブ インターフェース コネクタ テープ ドライブ 電 源 コネクタ Ethernetポート シ リアル ポート USBポート およびマガジンを 解 除 するためのリリース ホールがあります( 図 3 お よび 図 4 を 参 照 ) 1 8 2 4 9 3 12 4 5 6 7 11239 図 3 パラレルSCSIテープ ドライブ 搭 載 時 の 背 面 パネルの 概 観 1 8 2 4 11 3 12 4 5 6 7 11238 図 4 SASテープ ドライブ 搭 載 時 の 背 面 パネルの 概 観 1. 電 源 コネクタ 2. ファン 通 気 孔 3. テープ ドライブ 4. マガジンを 解 除 するためのリリース ホール 5. Ethernetポート 6. シリアル ポート 7. USBポート 8. 搬 送 用 ロックの 保 管 位 置 9. 68ピン パラレルSCSIコネクタ 11. SASポート 12. シリアル 番 号 および 他 の 製 品 情 報 を 記 載 した 引 き 抜 き 式 タブ デバイスには110/220ボルトのAC 電 源 接 続 が 必 要 です 18 機 能 と 概 要

テープ ドライブLED 各 テープ ドライブには テープ ドライブに 電 源 が 入 っていることを 示 す 緑 色 のLEDがあります( 図 5 を 参 照 してください) To HBA 1 11268 図 5 テープ ドライブLED 1. テープ ドライブLED ユーザー/サービス ガイド 19

20 機 能 と 概 要

2 テープ オートローダの 設 置 この 章 では テープ オートローダの 設 置 と 設 定 について 説 明 します 設 置 手 順 は 以 下 のとおりです ホストの 準 備 SCSI 設 定 のプランニング または SAS 設 定 のプランニング 設 置 場 所 の 選 択 デバイスの 開 梱 製 品 の 付 属 品 の 確 認 脚 の 取 り 付 け 搬 送 用 ロックの 取 り 外 し ラックへのデバイスの 設 置 テーブルトップ コンバージョン キットの 取 り 付 け SCSIケーブルの 接 続 (パラレルSCSIデバイスのみ) SASケーブルの 接 続 (SASデバイスのみ) デバイスの 設 定 接 続 の 確 認 テープ カートリッジのラベル 貼 付 とロード ホストの 準 備 重 要 : 適 切 な 手 順 を 実 行 して 静 電 気 放 電 (ESD)を 防 止 してください( 付 録 : 静 電 気 対 策 (141ページ)を 参 照 ) 内 部 の 部 品 を 扱 うときは 帯 電 防 止 用 アース バンドと 静 電 気 防 止 マットを 使 用 してください 以 下 に 示 す 一 般 的 な 手 順 を 実 行 してください ホスト サーバがネットワークに 接 続 されている 場 合 は コンピュータの 電 源 を 切 る 前 にシステム 管 理 者 に 確 認 してください パラレルSCSIオートローダの 場 合 は 複 数 LUNをサポートするパラレルSCSIホスト バス アダプタ (HBA)を 取 り 付 けます 取 り 付 け 手 順 については ホストコンピュータとHBA のマニュアルを 参 照 し てください 推 奨 されるHBAについては パラレルSCSIホスト バス アダプタ(HBA) (16ページ) を 参 照 してください SASオートローダの 場 合 は 複 数 LUNをサポートする 外 部 SAS 4x(IB)コネクタ 付 きのSASホスト バス アダプタ(HBA)を 取 り 付 けます 取 り 付 け 手 順 については ホストコンピュータとHBA の マニュアルを 参 照 してください 構 成 要 件 については SAS 設 定 のプランニング (23ページ) を 参 照 してください ホスト コンピュータで 複 数 LUNのサポートが 有 効 になっていることを 確 認 してください 複 数 LUN のサポート (16ページ)を 参 照 してください パラレルSCSI 設 定 のプランニング ホスト コンピュータに 接 続 するパラレルSCSIデバイスがこのテープ オートローダのみの 場 合 は この 項 を 省 略 して 設 置 場 所 の 選 択 (24ページ)に 進 んでください ホスト コンピュータに 複 数 のパラレルSCSIデバイスを 接 続 する 場 合 は 1つまたは 複 数 のパラレルSCSIバ スにそれらのデバイスをどのように 構 成 するかを 決 めておく 必 要 があります ユーザー/サービス ガイド 21

パラレルSCSIバスについて パラレルSCSIバスは ホスト バス アダプタ(HBA) パラレルSCSIデバイス パラレルSCSIケーブル およ びターミネータで 構 成 されます HBAとデバイスは チェーン 式 ( 隣 接 するデバイスどうしを 接 続 する)に 接 続 します 末 端 のデバイスには SCSIターミネータを 取 り 付 ける 必 要 があります チェーン 内 の 各 デ バイスは 一 意 のSCSIアドレス(SCSI ID)を 持 つ 必 要 があります オートローダのような 複 雑 なデバイスは デバイスの 各 部 に 論 理 ユニット 番 号 (LUN)と 呼 ぶサブアドレスを 割 り 当 てます HBAとオペレーティング システムは アプリケーション ソフトウェアがオートローダを 操 作 するために 複 数 LUN( LUNスキャン とも 呼 びます)をサポートする 必 要 があります HP Smartアレ イコントローラ ほとんどの 他 社 製 RAIDコントローラ および 多 くのオンボードSCSIコントローラは 複 数 LUNをサポートしません HBAには 各 チャネルが1 本 のパラレルSCSIバスをサポートする1 個 または2 個 のチャネルがある 場 合 があ ります HBAのチャネル 数 とすでにHBAに 接 続 されているデバイスを 確 認 してください パラレルSCSIディス ク ドライブのようなデバイスがサーバに 内 蔵 されている 場 合 があります パラレルSCSIバス 上 のデバイスは 帯 域 幅 を 共 有 するため バスに 複 数 のデバイスを 接 続 する 場 合 は 注 意 が 必 要 です また バスにシングル エンド(SE)SCSIデバイスを 接 続 すると バス 上 のすべてのデ バイスの 速 度 がSEの 速 度 まで 低 下 します 各 デバイスのインターフェース 仕 様 を 参 照 して パラレル SCSIインターフェースの 種 類 を 確 認 してください スループットの 最 適 化 SCSIアドレス オートローダは 可 能 な 限 り 専 用 のパラレルSCSIバスに 接 続 してください これにより 設 置 が 簡 単 になり 最 高 のパフォーマンスが 実 現 します テープ ドライブと1 台 または 複 数 の 他 のデバイスを 同 じSCSIバス 上 に 配 置 しなければならない 場 合 は 以 下 のガイドラインに 従 ってパラレルSCSIバスをプランニングし 最 適 なパフォーマンスが 得 られ るようにしてください テープ ドライブをディスク ドライブと 同 じパラレルSCSIバス 上 に 配 置 しないでください 同 じバス 上 に 配 置 すると ハード ドライブとテープ 間 でデータの 書 き 込 みを 行 う 際 にシステムとバックアップのパ フォーマンスが 低 下 します テープ ドライブをディスク アレイと 同 じSCSIバス 上 に 配 置 しないでください 同 じバス 上 に 配 置 すると ディスクとテープ ドライブのパフォーマンスが 低 下 します また ほとんどのRAIDコントローラは 複 数 LUNをサポートしていません さらに ディスク アレイ 上 のデータが 壊 れる 可 能 性 もあります SE SCSIデバイスをテープ ドライブと 同 じバス 上 に 配 置 しないでください SEデバイスによりテープ ドラ イブの 速 度 がSEのレベルまで 下 がり 使 用 できるケーブル 長 も 短 くなります バス 上 の 各 デバイスに 一 意 のSCSIアドレス(SCSI ID)が 割 り 当 てられていることを 確 認 します デフォルト では オートローダのSCSIアドレスは 4 です 4 がすでに 別 のデバイスに 割 り 当 てられている 場 合 設 置 作 業 を 行 う 際 にオートローダのSCSIアドレスを 変 更 する 必 要 があります 注 記 : HBAにもSCSIアドレスがあり 通 常 は 7 です 注 記 : HP Library & Tape Toolsを 使 用 して ご 使 用 のサーバのパラレルSCSI 設 定 を 確 認 してください HP Library & Tape Toolsユーティリティは HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/ltt/( 日 本 語 )から 無 償 で 入 手 できます 22 テープ オートローダの 設 置

SAS 設 定 のプランニング SAS 設 定 のプランニングでは 適 切 なHBAとケーブルを 入 手 することが 重 要 です SASは 新 しいテクノロ ジであるため コネクタやケーブルがまだ 標 準 化 されていません サーバには 複 数 LUNをサポートする HPまたは 他 社 製 のSASホスト バス アダプタが 必 要 です ほとんど のSAS RAIDコントローラは オートローダ コントローラと 通 信 するために 必 要 な 複 数 LUNをサポートしてい ません http://www.hp.com/jp/tape_connect( 日 本 語 )にあるEBSマトリックスで ご 使 用 のサーバでサポー トされ オートローダに 適 合 しているSAS HBAについて 確 認 してください 注 意 : EBSマトリックスでオートローダと 適 合 していないSAS RAIDコントローラにはオートローダを 接 続 し ないでください サポートされていないSAS RAIDコントローラにオートローダを 接 続 すると サー バが 起 動 できない 場 合 があります SASについて 製 品 の 付 属 ケーブルは HBA 側 にSAS 4x(IB)コネクタがあります 別 のケーブルを 使 用 する 場 合 は ケー ブルとコネクタの 追 加 要 件 について SASケーブルおよびコネクタ (23ページ)を 参 照 してください シリアル 接 続 SCSI(SAS)は 主 にディスク ドライブやテープ ドライブのようなストレージ デバイスとの 間 で データを 転 送 するために 使 用 されるコンピュータ バス テクノロジです SASはパラレルSCSIより 高 速 に データを 転 送 するように 設 計 されていますが 現 在 はUltra320 SCSIとほとんど 同 じ 速 度 です SASケーブルおよびコネクタ SASは シリアル 接 続 を 使 用 して ホスト サーバと 各 ストレージ デバイスを 直 接 接 続 します そのため パ ラレルSCSIと 異 なり SCSIバスを 設 定 し SCSI IDを 割 り 当 てる 必 要 がありません ほとんどのSAS HBAポートが 4 個 のSASチャネルをサポートしています 各 テープ ドライブが1 個 の チャネルを 使 用 します 両 端 にそれぞれ1 個 のコネクタを 持 つケーブルを 使 用 できますが チャネル0 だけが 使 用 されます 別 のチャネルを 使 用 する 場 合 各 チャネルにコネクタが1つ 付 いている( 図 6を 参 照 ) SASファンアウト ケーブルを 別 途 購 入 します このケーブルは HBA 側 の 各 チャネルをドライブ 側 のチャネル0にマップします 11273 図 6 SASファンアウト ケーブル オートローダでは テープ ドライブにミニSASコネクタが 付 いています コネクタは エンド デバイスの 標 準 位 置 である 位 置 4にキーが 付 いています 製 品 の 付 属 ケーブル 以 外 のケーブルを 使 用 する 場 合 は 位 置 4にキーが 付 いていることを 確 認 してください 別 の 位 置 にキーが 付 いているケーブルは 接 続 しにくいだけでなく おそらく 動 作 しません 注 意 : ミニSASコネクタにはキーが 付 いています 異 なるキーが 付 いている 場 合 があるため テープ ドライブ のミニSASコネクタにSASケーブルのミニSASコネクタを 無 理 に 押 し 込 まないでください ユーザー/サービス ガイド 23

SASでは 接 続 が 信 号 を 劣 化 させず HBAとオートローダ 間 の 接 続 数 を 最 小 限 に 抑 える 必 要 がありま す HBAとオートローダ 間 には アダプタやコンバータを 使 用 しないでください 推 奨 される 最 大 SAS ケーブル 長 は6mです World Wide 識 別 子 SASドライブは 一 意 識 別 子 によって 識 別 されます オートローダは ドライブ ベイにWorld Wide 識 別 子 を 割 り 当 てます テープ ドライブを 交 換 すると 新 しいテープ ドライブにWorld Wide 識 別 子 が 割 り 当 てられます 設 置 場 所 の 選 択 デバイスをラックに 設 置 する 場 合 は ラック 内 の 空 いている 位 置 を 選 びます できれば ラックの 中 央 ある いはそれより 上 で ホスト サーバおよび 電 源 コンセントに 近 い 位 置 を 選 んでください また オートローダを ラック 内 の 棚 の 上 に 置 くこともできます この 場 合 設 置 時 に 脚 を 取 り 付 ける 必 要 があります オートローダをテーブル 上 に 置 く 場 合 は ホスト サーバおよび 電 源 コンセントに 近 く オートローダの 両 端 を 十 分 支 えることのできる 広 さがある 水 平 な 面 を 選 びます 24 テープ オートローダの 設 置

表 7に 示 す 基 準 を 満 たす 設 置 場 所 を 選 択 してください 表 7 設 置 場 所 の 基 準 基 準 テーブルトップの 要 件 設 置 可 能 なラック モ デル 定 義 オートローダは プラスチック 製 脚 部 を 正 しく 取 り 付 けるか オートローダをオプションの テーブルトップ コンバージョン カバーでマウントした 場 合 のみ 平 面 に 設 置 できます ホス トサーバに 近 く 水 平 で 頑 丈 な 場 所 を 選 びます オートローダまたはテーブルトップ コン バージョン カバーのすべてのプラスチック 製 脚 部 が 支 えられることを 確 認 してください デバイスを 床 上 やカーペットを 敷 いた 面 に 置 かないようにしてください オートローダを 縦 置 きにしたり 上 下 逆 に 置 いたりしないでください オプションのテーブ ルトップ コンバージョン カバーが 取 り 付 けられている 場 合 を 除 いて オートローダの 上 に 物 を 置 かないでください テーブルトップ コンバージョン カバーは 15kgまでの 重 量 に 耐 えることができます HPラック5000 10000シリーズ およびHPラック システム/E 必 要 なラックの 大 きさ 1U(オプションのラック レールにマウントされる 場 合 ) 室 温 電 源 メディアなしの 重 量 メディアありの 重 量 空 気 質 湿 度 空 間 距 離 10~35 C AC 電 圧 : 100~127VAC 200~240VAC 回 線 周 波 数 : 50 ~ 60Hz デバイスは ACコンセントの 近 くに 配 置 してください この 製 品 のAC 電 源 を 切 断 すると きは 主 にAC 電 源 コードを 使 用 するので AC 電 源 コードは 常 に 手 の 届 きやすい 位 置 にある 必 要 があります 11.5kg 13.1kg デバイスは 粒 子 状 汚 染 物 の 発 生 源 が 最 小 である 場 所 に 配 置 します 頻 繁 に 使 用 さ れるドアや 通 路 の 近 く 埃 のつきやすいものが 積 まれた 場 所 プリンタのそば 煙 が 充 満 した 部 屋 の 近 くは 避 けてください 過 剰 な 埃 や 塵 により テープやテープ ドライブが 損 傷 する 場 合 があります 相 対 湿 度 20~80%( 結 露 しないこと) 背 面 : 最 低 15.4cm 前 面 : 最 低 30.8cm 側 面 : 最 低 5.08cm テープ オートローダの 開 梱 作 業 を 開 始 する 前 に オートローダを 設 置 する 場 所 付 近 に 水 平 な 作 業 用 のスペースを 確 保 し その 場 所 を 片 付 けてください 注 意 : デバイスを 設 置 する 部 屋 と 保 管 されていた 場 所 の 温 度 差 が15 C 以 上 ある 場 合 は 周 囲 の 環 境 に 12 時 間 以 上 順 応 させてから 出 荷 用 梱 包 箱 を 開 けてください テープ オートローダを 開 梱 するには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. 梱 包 箱 を 調 べて 輸 送 時 に 生 じた 損 傷 がないか 確 認 します 損 傷 が 見 られた 場 合 は ただちに 輸 送 業 者 に 連 絡 してください 2. 出 荷 用 梱 包 箱 を 開 いて デバイスを 保 護 している 梱 包 用 の 発 泡 スチロールと 付 属 品 を 取 り 出 します 3. デバイスを 持 ち 上 げて 箱 から 出 し 作 業 台 に 置 いて 袋 を 取 り 除 きます ユーザー/サービス ガイド 25

注 意 : オートローダを 本 来 と 異 なる 向 きに 置 かないでください オートローダが 損 傷 する 恐 れ があります 4. 他 の 付 属 品 をすべて 出 荷 用 梱 包 箱 から 取 り 出 します 将 来 の 使 用 に 備 えて 梱 包 材 はすべ て 保 管 しておいてください 製 品 の 付 属 品 の 確 認 図 7に 示 す 製 品 の 付 属 品 がすべて 揃 っていることを 確 認 します 1 2 3 4 5 6 7 11163 図 7 製 品 の 付 属 品 1. オートローダ 2. パラレルSCSIまたはSASインターフェース ケーブル 3. SCSIターミネータ(パラレルSCSIオートローダ 製 品 にのみ 付 属 ) 4. ドキュメンテーション キットおよび Getting Started ポスター 5. Ethernetケーブル 6. プラスチック 製 脚 (6 個 ) 7. HP OpenView Data Protector Express Single Server Edition CD 脚 の 取 り 付 け オートローダをラックまたはオプションのテーブルトップ コンバージョン キット 内 に 設 置 する 場 合 は この 手 順 は 省 略 して 搬 送 用 ロックの 取 り 外 し (27ページ)に 進 んでください 注 意 : オートローダを 正 しく 動 作 させるには 両 端 の 下 を 支 える 必 要 があります オートローダをラックまたはテー ブルトップ コンバージョン キット 内 に 設 置 しない 場 合 は 脚 を 取 り 付 ける 必 要 があります オートローダの 上 には 何 も 置 かないでください オートローダの 上 面 に 重 量 がかかると 内 部 のロボット 機 構 が 正 しく 動 作 しなくなる 可 能 性 があります オートローダの 上 に 物 を 置 かなければならない 場 合 は オプションのテーブルトップ コンバージョン カバー 内 に 設 置 してください このカバーは 15kgまでの 重 量 を 支 えることができます この 手 順 には 付 属 品 パッケージに 入 っているプラスチック 製 脚 (6 個 )が 必 要 です 26 テープ オートローダの 設 置

脚 を 取 り 付 けるには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. オートローダをゆっくりと 裏 返 し そのまま 作 業 台 の 上 に 置 きます 必 ず2 人 で 作 業 してください 2. オートローダ 底 面 の6 箇 所 に 刻 印 された 脚 の 取 り 付 け 位 置 を 示 すマークを 見 つけます 3. オートローダが 新 品 でない 場 合 湿 らせたペーパー タオルで 脚 の 位 置 を 拭 きます 4. 各 脚 の 裏 側 に 付 いている 紙 をはがし 位 置 を 示 す 枠 からはみ 出 さないように 脚 を 貼 り 付 けます ( 図 8を 参 照 ) 5. オートローダをゆっくりと 裏 返 して 置 きます これで 取 り 付 けた 脚 がデバイスを 支 えるようになり ます 必 ず2 人 で 作 業 してください 図 8 オートローダの 底 面 へ 脚 を 取 り 付 ける 搬 送 用 ロックの 取 り 外 し 搬 送 用 ロックで 搬 送 中 にロボット 機 構 が 動 くのを 防 止 できます 搬 送 用 ロックは デバイスの 電 源 を 入 れる 前 に 取 り 外 す 必 要 があります 搬 送 用 ロックは デバイスの 上 部 中 央 にテープで 固 定 されています 取 り 外 した 搬 送 用 ロックは 将 来 の 使 用 に 備 えてデバイスの 背 面 パネル 上 に 保 管 しておいてください 搬 送 用 ロックを 取 り 外 して 保 管 するには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. デバイスの 上 部 にあるテープとロックを 確 認 します( 図 9を 参 照 ) 11164 図 9 搬 送 用 ロックの 位 置 2. テープを 外 してロックを 取 り 除 きます 11133 ユーザー/サービス ガイド 27

3. デバイスの 背 面 パネル 上 にロックを 保 管 します( 図 10を 参 照 ) 図 10 搬 送 用 ロックの 保 管 位 置 オートローダのラックへの 設 置 オートローダをテーブルまたはラックの 棚 の 上 に 設 置 する 場 合 は この 手 順 を 省 略 して テーブルトッ プコンバージョンキットの 取 り 付 け (29ページ)に 進 んでください 11134 警 告! HP StorageWorks 1/8 G2テープ オートローダの 重 量 はメディアなしの 場 合 で11.5kg メディア(8カート リッジ)を 収 容 した 場 合 は13.1kgあります オートローダを 移 動 する 場 合 は けがやオートローダの 損 傷 を 防 止 するために 次 の 点 に 注 意 してください 1)ご 使 用 の 地 域 で 定 められた 重 量 のある 装 置 の 安 全 な 取 り 扱 いに 関 する 規 定 に 従 ってください 2)オートローダ 全 体 の 重 量 を 減 らすために すべての テープを 取 り 出 してください 3) 設 置 または 取 り 外 し 時 にオートローダを 持 ち 上 げたり 固 定 したりす るときは 必 ず 複 数 で 作 業 を 行 ってください 本 デバイスは HPラック システム/E HPラック5000シリーズ HPラック10000シリーズに 簡 単 に 設 置 で きます 設 置 作 業 には#2および#3のプラス ドライバが 必 要 です ラック キットを 開 梱 し 次 の 品 目 が 揃 っていることを 確 認 します 図 11 ラック キット レール(2 本 ) M6ネジ(8 個 入 り 2 袋 ) 使 用 するラックのタイプに 合 ったネジの 袋 を 選 択 してください HPラック システム/Eのラック 支 柱 には7.1mmの 丸 穴 が 開 けられています このタイプのラック 用 の ネジ 袋 にはHPラック システム/Eのラベルが 貼 付 されています HP ラック5000および10000シリーズのラック 支 柱 には9.5mmの 四 角 穴 が 開 けられています このタイプ のラック 用 のネジ 袋 にはHPラック5000 10000シリーズのラベルが 貼 付 されています ラックにレールを 取 り 付 けるには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. 選 択 したラック 位 置 で 使 用 するラック タイプに 合 ったネジと#3のプラス ドライバを 使 用 して ラッ クの 両 側 にレールを1 本 ずつ 取 り 付 けます 11158 28 テープ オートローダの 設 置

2. 各 レールの 前 後 をラックにしっかりと 固 定 してください 左 右 のレールの 正 しい 取 り 付 け 方 向 は 図 12 を 参 照 してください 図 12 ラックへのレールの 取 り 付 け デバイスをレールに 取 り 付 けてラックに 設 置 するには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. フロント ベゼルにある 脱 落 防 止 型 ネジを 確 認 します( 図 13を 参 照 ) 2. デバイスをレールに 差 し 込 みます 3. デバイスの 正 面 に 回 り #2のプラス ドライバをマウンティング ブラケットの 小 さな 穴 に 通 して デバイ スの 両 側 にある 脱 落 防 止 型 ネジを 締 めて フロント ベゼルをラックに 固 定 します 11165 1 2 3 図 13 ラックへのオートローダの 取 り 付 け テーブルトップ コンバージョン キットの 取 り 付 け オプションのテーブルトップ コンバージョン キットがない 場 合 は この 手 順 を 省 略 してSCSIケーブルの 接 続 (パラレルSCSIデバイスのみ)に 進 んでください ラック-テーブルトップ コンバージョン キットは テープ オートローダの 両 端 を 支 え 15kgまでの 重 量 に 耐 えることができます カバーを 取 り 付 けるには 以 下 の 手 順 に 従 います 111 5 7 ユーザー/サービス ガイド 29

1. デバイスの 背 面 側 の 平 らで 水 平 な 場 所 にカバーを 置 きます 2. デバイスをスライドさせてカバーの 中 に 差 し 込 みます デバイスの 前 面 パネルとカバーの 位 置 が 揃 うまで 差 し 込 んでください( 図 14を 参 照 ) 3. 前 面 パネルの 脱 落 防 止 型 ネジを 締 め カバーを 固 定 します 図 14 テーブルトップ コンバージョン カバーの 取 り 付 け SCSIアドレスの 変 更 (パラレルSCSIドライブのみ) SCSIバス 上 に 複 数 のパラレルSCSIデバイスがあり 別 のデバイスがすでにSCSI ID 4を 使 用 している 場 合 オートローダのSCSI IDを 変 更 する 必 要 があります SCSI IDを 変 更 するには 以 下 の 手 順 に 従 ってください 1. 電 源 コードを 背 面 パネルの 電 源 コネクタに 差 し 込 み 次 にコンセントに 差 し 込 みます 2. 前 面 パネルで 丸 い 電 源 ボタンを 押 してデバイスの 電 源 をオンにします 3. 前 面 パネルで 新 しいSCSI IDを 設 定 します( SCSIアドレスの 変 更 (72ページ)を 参 照 ) 4. 前 面 パネルの 電 源 ボタンを 押 して デバイスの 電 源 をオフにします パラレルSCSIケーブルの 接 続 (パラレルSCSIデバイスのみ) 11171 注 記 : HP Ultrium 920テープ ドライブは Ultra320 SCSI LVDデバイスです Ultra 320 専 用 または マルチ モード のラベルが 付 いたケーブルとターミネータのみを 使 用 してください HP Ultrium 232および448 テープ ドライブは Ultra 160 SCSI LVD/SEデバイスです Ultra 160 専 用 または マルチモード のラ ベルが 付 いたケーブルとターミネータのみを 使 用 してください パラレルSCSIケーブルをデバイスに 接 続 するには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. 新 しいデバイスを 接 続 する 前 に ホスト サーバの 電 源 を 切 ることをお 勧 めします 2. ( 付 属 品 パッケージに 含 まれている)パラレルSCSI ケーブルの 一 端 を テープ ドライブの 背 面 パネル にあるコネクタの1つに 取 り 付 けます( 図 15を 参 照 ) 30 テープ オートローダの 設 置

11135 図 15 UltriumドライブへのパラレルSCSIケーブルの 接 続 3. パラレルSCSIケーブルのもう 一 方 の 端 は SCSI HBAのコネクタ またはパラレルSCSIバス 上 の1 つ 前 のデバイスのコネクタに 取 り 付 けます 注 記 : ホスト バス アダプタは 低 電 圧 差 分 信 号 型 (LVDS)である 必 要 があります シングル エ ンド(SE)SCSI HBAは 動 作 しますが パフォーマンスが 大 幅 に 低 下 し ケーブル 長 も 制 限 されます SEデバイスが 同 じパラレルSCSIバス 上 にあると パラレルSCSIバス 上 のすべ てのデバイスの 速 度 がSEのレベルまで 下 がり パフォーマンスが 大 幅 に 低 下 します Ultrium 920テープ ドライブは SE SCSIバスに 接 続 しないでください 4. オートローダが パラレルSCSIバス 上 の 最 後 のデバイスまたは 唯 一 のデバイスである 場 合 は テー プ ドライブの 背 面 パネルにある 残 りのパラレルSCSIコネクタにターミネータを 取 り 付 けます そう でない 場 合 は パラレルSCSIケーブルの 一 方 の 端 を 残 りのポートに 接 続 し もう 一 方 の 端 をパラ レルSCSIバス 上 の 次 のデバイスに 接 続 してください パラレルSCSIバス 上 の 最 後 のデバイスが 適 切 に 終 端 されていることを 確 認 してください SASケーブルの 接 続 (SASデバイスのみ) SASケーブルをデバイスに 接 続 するには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. SASケーブルのSAS 4x(IB)コネクタをHBAのコネクタに 差 し 込 みます SAS 4x(IB)コネクタは 図 16 で 後 ろを 向 いているコネクタです 11273 図 16 SASケーブル 2. テープ ドライブのコネクタにミニSASコネクタを 接 続 します オートローダの 電 源 投 入 警 告! この 製 品 には 製 品 を 使 用 する 地 域 に 適 したHP 認 定 の 電 源 コードのみを 使 用 してください HP 認 定 以 外 の 電 源 コードを 使 用 すると 以 下 の 現 象 が 発 生 する 場 合 があります 1) 各 国 の 特 定 安 全 要 件 を 満 たせない 2) 導 体 の 電 流 容 量 が 不 足 し 過 熱 によるケガや 損 害 が 発 生 する 3)HP 認 定 以 外 の 電 源 コードの 破 損 により 内 部 コンタクトが 露 出 し 感 電 する 危 険 性 が 発 生 する HPは HP 認 定 以 外 の 電 源 コードが 使 用 された 場 合 の 損 害 については 一 切 責 任 を 負 いません オートローダの 電 源 を 入 れるには 以 下 の 手 順 に 従 います ユーザー/サービス ガイド 31

1. 動 作 しているLAN 接 続 と オートローダの 背 面 にあるEthernetコネクタに Ethernetケーブルを 接 続 します 2. オートローダの 背 面 パネルにある 電 源 コネクタに 電 源 コードを 取 り 付 けます( 図 17を 参 照 ) 3. 適 切 に 接 地 された 手 近 のコンセントに 電 源 コードを 差 し 込 みます 図 17 電 源 コードの 取 り 付 け 4. 電 源 ボタンを 押 してデバイスの 電 源 をオンにします LCD 画 面 を 調 べて 電 源 が 入 っていることを 確 認 します 電 源 が 入 っていない 場 合 は 電 源 の 接 続 と 電 源 を 調 べてください 電 源 投 入 時 セルフ テスト (POST)の 間 は 4つのLEDがすべて 短 く 点 灯 した 後 で ReadyLEDが 点 滅 します 初 期 化 シーケンス が 完 了 すると [Home] 画 面 が 表 示 されます 5. ホスト サーバまたはワークステーションおよび 接 続 されているすべての 機 器 を コンセントに 差 し 込 みます 6. 電 源 を 切 っていたすべての 機 器 の 電 源 を 入 れます 7. サーバの 電 源 をオンにします オートローダの 設 定 オートローダをホストに 接 続 し 電 源 を 入 れたら ご 使 用 の 環 境 に 合 わせて 設 定 してください オートローダをオペレータ コントロール パネル(OCP)から 設 定 するには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. 管 理 者 パスワードを 設 定 します 管 理 者 パスワードを 設 定 すると 権 限 のないユーザーは デバイスか らテープを 取 り 出 せなくなります リモート 管 理 インターフェース(RMI)を 使 用 してデバイスを 管 理 する には 管 理 者 パスワードを 設 定 する 必 要 があります( 管 理 者 パスワードの 変 更 (70ページ)を 参 照 ) 2. 日 付 と 時 刻 を 設 定 します オートローダは 日 付 と 時 刻 を 使 用 してイベントを 記 録 するため 初 期 インス トール 時 に 設 定 する 必 要 があります( 日 付 と 時 刻 の 設 定 (73ページ)を 参 照 ) 3. ネットワーク 設 定 を 設 定 します ネットワークを 設 定 すると RMIからほとんどのオートローダ 機 能 を 監 視 設 定 および 制 御 できます デバイスは DHCPサーバからIPアドレスを 取 得 するか または 静 的 IPアドレスを 設 定 することができます IPアドレスを 割 り 当 てると RMIからデバイスを 管 理 できます ( ネットワークの 設 定 (74ページ)を 参 照 ) 接 続 の 確 認 ホスト コンピュータとオートローダ 間 の 接 続 を 確 認 するには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. オートローダと 互 換 性 のあるアプリケーション ソフトウェアやドライバをインストールします ソフト ウェアの 互 換 性 に 関 する 情 報 は http://www.hp.com/go/automated( 英 語 )を 参 照 してください バッ クアップ ソフトウェア パッケージによっては ロボット 機 構 と 通 信 するために 追 加 のソフトウェア やライセンスが 必 要 になる 場 合 があります 2. 以 下 の 手 順 に 従 って オートローダとホスト 間 の 接 続 を 確 認 します HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/ltt/( 日 本 語 )で 入 手 できるHP Library & Tape Tools Diagnostic/Installation Check Utilityを ホスト サーバにインストールします このユーティリ ティは ユニットがホスト サーバに 接 続 され 通 信 しているかどうかを 確 認 します また デバ イスが 機 能 していることを 確 認 して 診 断 情 報 を 提 供 します 接 続 を 確 認 するために プログラ ム メニューからHP Library & Tape Tools Installation Checkを 実 行 します 11143 32 テープ オートローダの 設 置

[ 設 定 ] [コントロール パネル] [システム] [ハードウェア] [デバイス マネージャ] [Tape Drive and/or Media Changer]を 選 択 して Microsoft Windows XP Windows Server 2003ま たは Windows 2000 でホスト サーバのオペレーティング システムがデバイスを 認 識 した ことを 確 認 します パラレルSCSIデバイスの 接 続 を 確 認 する 方 法 の 詳 細 は オペレーティング システムのドキュメント を 参 照 してください テープ カートリッジのラベル 貼 付 とロード 新 しいオートローダの 使 用 を 開 始 する 前 に テープ カートリッジをマガジンにロードする 必 要 があります テープ カートリッジを 準 備 してオートローダにロードするには 以 下 の 手 順 に 従 います 1. オートローダと 互 換 性 のあるテープ カートリッジを 入 手 します ( テープ カートリッジ (35ページ) を 参 照 ) 2. インベントリ 時 間 を 短 縮 するために ラベルが 貼 付 されていないカートリッジにラベルを 貼 付 します ( テープ カートリッジ ラベルの 貼 付 (36ページ)を 参 照 ) 3. RMIまたはOCPを 使 用 して オートローダからマガジンの1つを 取 り 出 します RMI: マガジンの 解 除 と 交 換 (58ページ)を 参 照 してください OCP: マガジンのロック 解 除 取 り 出 し 交 換 (76ページ)を 参 照 してください マガジンが 取 り 出 されている 間 オートローダは 何 の 動 作 もしません 4. テープ カートリッジをマガジンに 挿 入 します( マガジン (38ページ)を 参 照 ) 5. マガジンをスライドさせて オートローダに 挿 入 します 6. もう 一 方 のマガジンを 取 り 出 し テープ カートリッジを 挿 入 して 元 に 戻 します ユーザー/サービス ガイド 33

34 テープ オートローダの 設 置

3 テープ カートリッジとマガジン この 章 では ご 使 用 のオートローダで 使 用 できるメディアを 紹 介 し テープ カートリッジのラベル 貼 付 および 書 き 込 み 禁 止 処 理 の 方 法 を 説 明 します テープ カートリッジのラベル 貼 付 と 取 り 扱 いを 慎 重 に 行 えば カートリッジとテープ オートローダの 寿 命 は 延 びます テープ カートリッジ ご 使 用 のテープ オートローダ モデルに 対 応 するUltrium 規 格 のデータおよびクリーニング テー プ カートリッジを 使 用 してください データおよびクリーニング カートリッジは HPのWebサイト http://www.hp.com/jp/storage/media( 日 本 語 )で 購 入 できます 表 8 Ultrium 232テープ ドライブ カートリッジの 種 類 HP Ultrium 200GBデータ カートリッジ Ultrium 1 青 HP Ultrium Universalクリーニング カートリッジ(50 回 分 ) オレンジ 製 品 番 号 C7971A C7978A 表 9 Ultrium 448テープ ドライブ カートリッジの 種 類 HP Ultrium 400GBデータ カートリッジUltrium 2 赤 HP Ultrium Universalクリーニング カートリッジ(50 回 分 ) オレンジ 製 品 番 号 C7972A C7978A 表 10 Ultrium 920テープ ドライブ カートリッジの 種 類 HP Ultrium 800GBデータ カートリッジUltrium 3 黄 色 HP Ultrium 800GB WORMデータ カートリッジUltrium 3 ツートーン( 黄 / 白 ) HP Ultrium Universalクリーニング カートリッジ(50 回 分 ) オレンジ 製 品 番 号 C7973A C7973W C7978A 注 記 : HP Ultrium 920テープ ドライブは 書 き 換 え 可 能 データ カートリッジおよびWORMデータ カートリッジの 両 方 をサポートしています WORMデータ カートリッジでは テープ カートリッジ 上 のデータの 誤 った 変 更 または 悪 意 のある 変 更 を 防 ぐことができるため データ セキュリティのレベルが 向 上 します WORM データ カートリッジは テープ カートリッジの 最 大 容 量 までデータを 追 加 することはできますが カート リッジのデータを 消 去 したり 上 書 きしたりすることはできません WORMデータ カートリッジの 色 は ツートーン カラー( 黄 色 と 白 )なので 簡 単 に 識 別 することができます バックアップ ソフトウェア アプリ ケーションやアーカイブ ソフトウェア アプリケーションがWORMカートリッジをサポートしているかどうか を 確 認 するには HPのWebサイトhttp://www.hp.com/jp/storage/media/( 日 本 語 )を 参 照 してください ユーザー/サービス ガイド 35

テープ カートリッジの 使 用 と 保 管 注 意 : HP Ultriumデータ カートリッジは 消 磁 しないでください Ultrium データ カートリッジには 磁 気 サーボ 信 号 があらかじめ 記 録 されています この 信 号 は Ultriumテープ ドライブでカートリッジを 使 用 するため に 必 要 です 磁 気 を 帯 びた 物 をカートリッジに 近 づけないでください ご 使 用 のデータ カートリッジの 寿 命 をできるだけ 長 くするために 次 のガイドラインを 守 ってください ご 使 用 のデバイスに 対 応 したデータ カートリッジ 以 外 は 使 用 しないでください CleanドライブLEDが 点 灯 したら テープ ドライブをクリーニングしてください 注 意 : Ultrium Universalクリーニング カートリッジ 以 外 は 使 用 しないでください カートリッジを 落 とさないよう 注 意 してください 過 度 の 衝 撃 によって カートリッジの 内 部 部 品 や カートリッジ ケース 自 体 が 破 損 すると カートリッジが 使 用 できなくなる 場 合 があります データ カートリッジを 直 射 日 光 にさらしたり 可 動 式 のヒーターや 暖 房 ダクトなどの 熱 源 にさ らしたりしないでください データ カートリッジの 動 作 温 度 範 囲 は 10~35 です 保 管 温 度 範 囲 は-40~+60 で 埃 がな く 相 対 湿 度 が20~80%の( 結 露 しない) 環 境 で 保 管 します データ カートリッジが 上 に 示 した 範 囲 外 の 温 度 にさらされていた 場 合 は 範 囲 外 の 温 度 にさらされて いた 時 間 と 同 じ 時 間 または24 時 間 のどちらか 短 い 方 の 時 間 カートリッジを 室 温 で 安 定 させます データ カートリッジを 電 磁 気 の 発 生 源 または 強 力 な 磁 場 (コンピュータのモニタ モーター スピー カーやX 線 撮 影 装 置 など)に 近 づけないでください 電 磁 気 や 磁 場 にカートリッジをさらすと データ や カートリッジの 製 造 過 程 でメディアに 書 き 込 まれた 内 蔵 のサーボ コードが 破 損 して カート リッジが 使 用 できなくなる 可 能 性 があります 識 別 ラベルは カートリッジの 所 定 の 場 所 以 外 には 貼 らないでください テープ カートリッジ ラベルの 貼 付 デバイスに 搭 載 のバーコード リーダーは テープ ラベルを 読 み 取 り インベントリ データをメモリに 保 存 します デバイスは 保 存 されたインベントリ 情 報 をホスト アプリケーション OCP およびRMIに 提 供 します 個 々のテープ カートリッジにバーコード ラベルを 貼 り 付 けておくと バーコード リーダーで カートリッジをすみやかに 識 別 できるため インベントリ タイムが 短 縮 されます テープ カートリッジには バーコード ラベルを 必 ず 貼 り 付 けるよう 習 慣 づけておいてください ヒント: バーコード スキャナは カートリッジまたはストレージ スロットのバー コード ラベルを 読 み 取 るか スロットが 空 であると 判 断 するまで 各 テープまたはストレージ スロットの 背 面 をスキャンする 必 要 があります バーコード スキャナは 正 しくラベル 貼 付 されたカートリッジを 最 初 のスキャンで 識 別 できます 空 のスロットは 2 回 目 のスキャンで 識 別 できます ラベルが 貼 付 されていないカートリッ ジがスロットにある 場 合 数 回 スキャンした 後 で 電 気 的 な 検 出 を 試 みるため 正 しくラベルが 貼 付 されたカートリッジの 約 4 倍 の 時 間 がかかります バーコード 情 報 が 不 要 な 場 合 でも インベントリ 時 間 を 短 縮 するためにバー コード ラベルを 使 用 してください 使 用 するホスト ソフトウェアによっては 対 応 するバーコードにより 以 下 の 情 報 を 追 跡 する 必 要 があります フォーマットまたは 初 期 化 した 日 付 テープのメディア プール テープ 上 に 保 管 されているデータ バックアップの 有 効 期 間 テープ 使 用 中 に 発 生 したエラー( 不 良 テープを 判 定 するため) 36 テープ カートリッジとマガジン

重 要 : バーコード テクノロジを 正 しく 理 解 して 適 切 に 使 用 しないと バックアップやリストアの 失 敗 につながる ことがあります HPの 品 質 標 準 に 適 合 したバーコード ラベルを 使 用 するために バーコード ラベルは 必 ずHP 公 認 代 理 店 から 購 入 し 自 分 でラベルを 印 刷 することはしないでください 詳 細 については Bar Code Label Requirements, Compatibility and Usage ホワイト ペーパーを 参 照 してください Ultriumテープ カートリッジの 背 の 部 分 には 書 き 込 み 禁 止 スイッチの 隣 にくぼんだ 領 域 があります この 領 域 に 裏 面 粘 着 式 のバーコード ラベルを 貼 ってください ラベルは 必 ず 次 に 示 すように 貼 り 付 けてください 10452 10453 重 要 : バーコード ラベルは 図 に 示 すように 英 数 字 部 分 がテープ カートリッジのハブ 側 に 来 るように 貼 り 付 け てください 1つのカートリッジに 複 数 のラベルを 貼 らないでください 余 分 なラベルを 貼 ると カートリッ ジがテープ ドライブ 内 で 詰 まることがあります ユーザー/サービス ガイド 37

テープ カートリッジの 書 き 込 み 禁 止 すべての 書 き 換 え 可 能 データ カートリッジには データが 誤 って 消 去 または 上 書 きされるのを 防 止 するた めの 書 き 込 み 禁 止 スイッチがあります デバイスにカートリッジをロードする 前 に カートリッジの 前 面 にあ る 書 き 込 み 禁 止 スイッチが 希 望 どおりの 位 置 に 設 定 されていることを 確 認 してください カートリッジにデータを 書 き 込 めるようにするには スイッチを 左 にスライドさせます( 図 18の1 を 参 照 ) カートリッジを 書 き 込 み 禁 止 にするには スイッチを 右 にスライドさせます カートリッジが 書 き 込 み 禁 止 になると 赤 い 印 や 小 型 ノッチなどの 表 示 が 表 れます( 図 18の2を 参 照 してください) 5 1 2 3 4 10454 図 18 Ultriumデータ カートリッジの 書 き 込 み 禁 止 1. 書 き 込 み 可 能 2. 書 き 込 み 禁 止 3. 書 き 込 み 禁 止 スイッチ 4. バーコード ラベル 5. 挿 入 方 向 矢 印 読 み 取 りの 後 方 互 換 性 HP Ultrium データ カートリッジは HP StorageWorks Ultriumテープ 製 品 によって 完 全 にサポートされてお り 後 方 互 換 性 もあります( 表 11を 参 照 ) HP UltriumメディアはUltriumロゴに 準 拠 しているため Ultrium ロゴのある 他 社 製 デバイスでも 使 用 できます 表 11 読 み 取 りの 後 方 互 換 性 LTO-1メディア LTO-1ドライ ブ 読 み 取 り/ 書 き 込 み LTO-2ドライ ブ 読 み 取 り/ 書 き 込 み LTO - 2メディア 動 作 なし 読 み 取 り/ 書 き 込 み LTO-3ドライ ブ 読 み 取 りのみ 読 み 取 り/ 書 き 込 み LTO - 3メディア 動 作 なし 動 作 なし 読 み 取 り/ 書 き 込 み マガジン デバイスには リムーバブル マガジンが 装 備 されています マガジンへのアクセスはパスワード 保 護 され ています 安 全 上 の 理 由 により マガジンを 取 り 出 している 間 は ロボット 機 構 が 停 止 します マガジンは オペレータ コントロール パネル(OCP)またはリモート 管 理 インターフェース(RMI)を 使 用 し て 解 除 するか あるいは 手 動 でも 解 除 できます HPでは マガジンの 解 除 にOCPまたはRMIを 使 用 す 38 テープ カートリッジとマガジン

るよう 推 奨 しています OCPまたはRMIによるマガジンの 解 除 に 失 敗 するか デバイスの 電 源 が 入 って いない 場 合 にのみ 手 動 で 取 り 出 してください 重 要 : マガジンを 手 動 で 解 除 する 方 法 については マガジンの 手 動 解 除 (100ページ)を 参 照 してください ただし この 手 動 プロセスは オペレータ コントロール パネルまたはリモート 管 理 インターフェースを 使 用 してマガジンを 解 除 できない 場 合 にのみ 使 用 してください 各 スロットには 左 側 マガジンの 場 合 は 図 19に 示 す 順 番 で 右 側 マガジンの 場 合 は 図 20に 示 す 順 番 で ス ロット 番 号 が 割 り 当 てられています 1* 1 2 3 Mailslot 図 19 左 側 マガジン メールスロットを 有 効 にした 場 合 のスロット 番 号 11139 7 6 5 4 図 20 右 側 マガジン メールスロットを 有 効 にした 場 合 のスロット 番 号 * メールスロットを 無 効 にした 場 合 は メールスロットがスロット1になり 後 続 のスロット 番 号 もそれに 応 じて 振 り 直 されます 11140 ユーザー/サービス ガイド 39

40 テープ カートリッジとマガジン

4 テープ オートローダの 操 作 テープ オートローダの 操 作 には 以 下 の 方 法 を 使 用 できます リモート 管 理 インターフェース(RMI) このインターフェースでは Webページからオートローダの 監 視 や 制 御 ができます RMIからは オートローダのほとんどの 機 能 にアクセスできます オペレータ コントロール パネル(OCP) このインターフェースでは 前 面 パネルからデバイ スを 操 作 できます ホスト バックアップ ソフトウェア バックアップ ソフトウェアが 提 供 する 任 意 の 機 能 を 実 行 できます 注 記 : RMIを 使 用 するには デバイスのネットワーク 設 定 を 指 定 し 管 理 者 パスワードを 設 定 する 必 要 が あります リモート 管 理 インターフェース(RMI) 概 要 リモート 管 理 インターフェース(RMI)を 使 用 すると 企 業 ネットワークに 接 続 された 任 意 の 端 末 やWorld Wide Web(WWW)を 介 して デバイスの 監 視 や 制 御 ができます RMIは デバイスに 関 する 情 報 をグラフィックで 表 示 する 専 用 の 保 護 されたインターネット サイトをホストしています RMIを 使 用 する 前 に OCPを 使 用 して デバイスのネットワーク 設 定 を 行 い 管 理 者 パスワードを 設 定 する 必 要 があります( ネットワークの 設 定 (74ページ)および 管 理 者 パスワードの 変 更 (70ページ) を 参 照 してください) RMIを 起 動 するには HTMLブラウザを 開 いて ブラウザのアドレス バーにデバイスのIPアドレスを 入 力 します ヒント: 追 加 情 報 については RMIの[Help] 画 面 を 参 照 してください ヘルプ ページは ほとんどのファー ムウェア アップデートで 更 新 され 本 書 に 記 載 されていない 技 術 的 な 詳 細 が 含 まれています RMI ヘルプにアクセスするには 追 加 情 報 の 入 手 先 (44ページ)に 示 すようにWebページ 見 出 しの 右 側 にある[Help]をクリックします リモート 管 理 インターフェースでは 以 下 の 機 能 を 使 用 できます Identity( 識 別 情 報 ) (44ページ) 静 的 なデバイス 情 報 の 表 示 (44ページ) 静 的 なドライブ 情 報 の 表 示 (45ページ) Status(ステータス) (47ページ) 動 的 なデバイス 情 報 の 表 示 (47ページ) 動 的 なドライブ 情 報 の 表 示 (48ページ) テープ カートリッジ インベントリの 表 示 (49ページ) Configuration( 設 定 ) (50ページ) システム 設 定 の 変 更 (50ページ) ドライブ 設 定 の 変 更 (52ページ) ネットワーク 設 定 の 変 更 (52ページ) 管 理 者 パスワードの 変 更 (54ページ) ユーザー/サービス ガイド 41

ログイン 日 付 / 時 刻 の 設 定 (54ページ) エラー ログ モードの 設 定 (55ページ) イベント 通 知 パラメータの 設 定 (55ページ) 工 場 出 荷 時 設 定 の 復 元 (56ページ) Operations( 操 作 ) (57ページ) メディアの 移 動 (57ページ) 現 在 のメディア インベントリのアップデート (57ページ) マガジンの 解 除 と 交 換 (58ページ) Support(サポート) (58ページ) 全 般 的 な 診 断 の 実 行 (58ページ) HP Service(HPサービス) - 限 定 的 サービス (59ページ) ファームウェアの 確 認 とアップデート (59ページ) デバイスの 再 起 動 (60ページ) ログの 表 示 (60ページ) テープ ドライブのクリーニング (61ページ) サポート チケットのダウンロード (61ページ) ログインするには [Account Type]を 選 択 し 必 要 な 場 合 はパスワードを 入 力 し [Sign In]をクリックしま す 図 21を 参 照 してください 図 21 RMIのログイン ページ アカウントの 種 類 は 次 のとおりです ユーザー パスワードは 不 要 です(パスワード ボックスには 何 も 入 力 しないでください) 管 理 者 管 理 者 パスワードは 必 須 です RMIとOCPでは 同 じ 管 理 者 パスワードを 使 用 します 管 理 者 パスワードにはデフォルト パスワードがありません 管 理 者 パスワードは RMIで 使 用 する 前 にOCPで 設 定 する 必 要 があります 管 理 者 パスワードを 失 った 場 合 は HPに 連 絡 して 管 理 者 アクセスを 許 可 する 一 時 的 なパスワードを 生 成 してください サービス 要 員 HPサービス 要 員 以 外 はこのレベルにアクセスしないでください サービス パス ワードは 出 荷 時 に 設 定 されます RMIとOCPでは 同 じサービス パスワードを 使 用 します 42 テープ オートローダの 操 作

ユーザー ログインは Identity( 識 別 情 報 )およびStatus(ステータス)オプションにはアクセスできますが Configuration( 設 定 ) Operations( 操 作 ) およびSupport(サポート)オプションにはアクセスできません 管 理 者 レベルの 場 合 は [Log configuration]および[hp Service] 画 面 以 外 のすべての 画 面 にアクセスできます ヒント: デフォルトで 管 理 者 パスワードは 設 定 されず 全 桁 がヌルです OCPで 管 理 者 機 能 を 保 護 し RMIで 管 理 者 機 能 を 有 効 にするために OCPから 管 理 者 パスワードを 設 定 する 必 要 があります Statusペイン [System Status]ペイン( 図 22を 参 照 )には デバイスとドライブの 最 新 ステータスが 表 示 されます 図 22 System Statusペイン [System Status]ペインには 以 下 のものが 表 示 されます Updated time 最 新 のステータス 表 示 の 曜 日 日 付 および 時 刻 このタイムスタンプはお 使 いの コンピュータから 取 得 され ペインの 一 番 下 にあるAutoloader Timeとは 異 なる 場 合 があります シ ステム ステータスを 更 新 するには ブラウザの[ 最 新 の 情 報 に 更 新 ]ボタンをクリックします Autoloader Name [Configuration: System] 画 面 で 設 定 されたデバイスの 名 前 オートローダおよびテープ ドライブのステータス 緑 の[Status Ok]アイコンは デバイスが 完 全 に 機 能 している 状 態 であり ユーザーの 操 作 は 不 要 であることを 示 します 青 の 感 嘆 符 付 きの[Status Warning]アイコンは ユーザーの 操 作 が 必 要 であるが デバイスは 引 き 続 きほとんどの 操 作 が 可 能 な 状 態 であることを 示 します 赤 いX 印 付 きの[Status Error]アイコンは ユーザーの 処 置 が 必 要 であり デバイスで 一 部 の 操 作 が 実 行 不 能 状 態 になっていることを 示 します Slots (Free/Total) Freeは 空 のストレージ スロットの 数 です Totalは ホスト ソフトウェアが 使 用 できるストレージ スロットの 総 数 です( 予 約 済 みスロットは 含 みません) Mailslot メールスロットが 開 いているか 閉 じているか または 無 効 であるかを 示 します Autoloader Time OCPまたはRMIから 設 定 できるオートローダからの 日 付 と 時 刻 Autoloader Time は システム ステータスが 更 新 されると 更 新 されます 最 新 の 更 新 時 間 は ペインの 一 番 上 にある [Updated time]です HPサービスに 連 絡 して 一 時 的 な 管 理 者 パスワードを 生 成 する 場 合 は ブラウ ザの[ 最 新 の 情 報 に 更 新 ]ボタンをクリックしてシステム ステータスを 更 新 し サービス 担 当 者 にこのAutoloader Timeを 知 らせてください ユーザー/サービス ガイド 43

追 加 情 報 の 入 手 先 RMI 画 面 のフィールドに 関 する 追 加 情 報 については 右 上 にある[Help]をクリックします( 図 23を 参 照 ) ヘ ルプ ページは ほとんどのファームウェア アップデートで 更 新 され 本 書 に 記 載 されていない 技 術 的 な 詳 細 が 含 まれています 図 23 [Help]ボタン Identity( 識 別 情 報 ) 静 的 なデバイス 情 報 の 表 示 [Identity]: [Autoloader]ページには デバイスの 静 的 な 情 報 が 表 示 されます 図 24[Identity]:[Autoloader]ページ これらの 情 報 は 表 示 できますが 変 更 することはできません Serial Number デバイスの 電 子 シリアル 番 号 この 番 号 は デバイス 背 面 のドライブの 下 にある 引 き 抜 き 式 タブに 貼 付 されたデバイス ラベルに 印 字 されたシリアル 番 号 と 一 致 する 必 要 があります Product ID ホスト コンピュータに 対 するデバイスの 識 別 子 Currently Installed Autoloader Firmware( 現 在 インストールされているオートローダのファームウェ ア)x.xx / y.yy x.xxは オートローダ コントローラ ファームウェアのバージョンです y.yyは ロボット 機 構 ファームウェアのバージョンです Bootcode Firmware Revision(ブートコード ファームウェアのリビジョン) IP Address オートローダのネットワーク アドレス MAC Address オートローダ コントローラのネットワーク インターフェースの 一 意 識 別 子 Autoloader Mode(オートローダのモード) Automatic デバイスは メディア チャンジャSCSIコマンドを 受 信 すると Sequentialモードから Randomモードに 切 り 替 わります 44 テープ オートローダの 操 作

Manual デバイスは ユーザーが 別 のモードを 設 定 するまで 現 在 のモードに 留 まります Random デバイスは 自 動 的 にテープのロードとアンロードを 実 行 しません その 代 わり に バックアップ ソフトウェアまたはOCPからのコマンドを 待 って テープのロードとアンロード を 実 行 します Sequential デバイスは ホスト ソフトウェアがドライブにアンロード コマンドを 送 信 すると 自 動 的 にドライブ 内 のテープをアンロードし 次 に 高 い 順 番 の 空 でないスロットから 自 動 的 にテープをロードします Loop このモードでは オートローダは 最 も 高 い 番 号 の 空 でないスロットからテープをアン ロードすると 最 も 低 い 番 号 の 空 でないスロットからテープをロードします Loopがリストに 表 示 されない 場 合 オートローダは 最 後 の 空 でないスロットからテープをアンロードすると 自 動 的 にテープのロードとアンロードを 停 止 します 注 意 : ループ モードではテープを 循 環 的 に 使 用 するので 古 いデータを 上 書 きする 場 合 があります 保 存 する 必 要 のあるデータが 上 書 きされないように オートローダに 十 分 なテープがあるか テープが 定 期 的 に 取 り 替 えられていることを 確 認 してください Autoload デバイスは 電 源 投 入 時 に 自 動 的 に 最 も 低 い 番 号 の 空 でないスロットからテー プをロードします WWide Node Name オートローダのWorld Wide 一 意 識 別 子 静 的 なドライブ 情 報 の 表 示 [Identity]: [Drive]ページには テープ ドライブに 関 する 詳 細 情 報 が 表 示 されます 図 25 [Identity]: [Drive]ページ(パラレルSCSI) ユーザー/サービス ガイド 45

図 26 [Identity]: [Drive]ページ(SAS) これらの 情 報 は 表 示 できますが 変 更 することはできません Vendor ID 常 に[HP]です Product ID ドライブが 提 示 する 製 品 識 別 情 報 Serial Number ドライブの 電 子 シリアル 番 号 ドライブの 物 理 シリアル 番 号 と 一 致 する 必 要 が あります Firmware Revision 現 在 インストールされているドライブ ファームウェアのバージョン SCSI ID ドライブのSCSIアドレス テープ ドライブのLUNは0です World Wide ID(SASドライブのみ) ドライブのWorld Wide 一 意 名 World Wide IDは オートローダ コントローラがドライブ ベイに 割 り 当 てるものであり ユーザーは 変 更 できません テープ ドライブ を 交 換 すると 新 しいテープ ドライブにWorld Wide IDが 割 り 当 てられます Physical Drive Slot Number ドライブの 物 理 的 位 置 この 値 は 常 に1です SCSI Element Address 要 素 アドレス SCSI Element Addressは 出 荷 時 に 設 定 され ホスト アプリ ケーションのみが 設 定 できます Autoloader LUN Hosted by Drive このドライブがオートローダのLUN 1として 動 作 する 場 合 [Yes]です 1/8 G2テープ オートローダでは 常 に[Yes]です Data Compression ホストがドライブのハードウェア 圧 縮 をオンにしている 場 合 [Yes]です Interface Type [SCSI]または[SAS] 46 テープ オートローダの 操 作