TF● :テーマ名

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平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

スライド 1

16 日本学生支援機構

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

波佐見町の給与・定員管理等について

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

Microsoft Word - 目次.doc

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

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職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 年 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

スライド 1

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

別紙3

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

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( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

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18 国立高等専門学校機構

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 給 与 月 額 平 均 年 齢 平 均 給 料

(2) 支 状 況 保 育 所 ( 定 員 60 人 以 上 ) 支 状 況 は 次 とおりです 1 総 入 構 成 比 は 割 合 が88.1% 活 動 外 入 が2.1% 特 別 入 が9.8%でした 2 構 成 比 は 運 営 費 入 が80.1% 経 常 経 費 補 助 金 入 が17.8%

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(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

PowerPoint プレゼンテーション

資料2 利用者負担(保育費用)

資 料 -6 平 成 20 年 度 第 2 回 北 陸 地 方 整 備 局 事 業 評 価 監 視 委 員 会 特 定 構 造 物 改 築 事 業 事 後 評 価 説 明 資 料 平 成 20 年 11 月 北 陸 地 方 整 備 局 -0-

( 注 )1 ラスパイレス 指 数 とは 全 地 方 公 共 団 体 の 一 般 行 政 職 の 給 料 月 額 を 一 の 基 準 で 比 較 するため の 職 員 数 ( 構 成 )を 用 いて 学 歴 や 経 験 年 数 の 差 による 影 響 を 補 正 し の 行 政 職 俸 給 表 (

公表表紙

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第 1 条 適 用 範 囲 本 業 務 方 法 書 は 以 下 の 性 能 評 価 に 適 用 する (1) 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 以 下 令 という ) 第 20 条 の7 第 1 項 第 二 号 表 及 び 令 第 20 条 の 8 第 2 項 の 認 定 に 係 る 性 能 評

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6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

Ⅰ. は じ め に 27 年 か ら の 不 況 の 影 響 で 不 動 産 競 売 物 件 が 増 加 し て い る 29 年 9 月 は 全 国 で 8 件 を 超 え た ( 前 年 同 月 は 約 6 件 ) ま た 不 動 産 競 売 の 情 報 が イ ン タ ー ネ ッ ト で 公

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(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 H H H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H H H H5.4.1 H H5.4.1 ( 参 考

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

1 はじめに 計 画 の 目 的 国 は 平 成 18 年 度 に 住 生 活 基 本 法 を 制 定 し 住 まいに 関 する 基 本 的 な 計 画 となる 住 生 活 基 本 計 画 ( 全 国 計 画 )を 策 定 し 住 宅 セーフティネットの 確 保 や 住 生 活 の 質 の 向 上

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 135,6 243,7 2 級 185,8 37,8 3 級 4 級 222,9 354,7 ( 注 )

m07 北見工業大学 様式①

がん専門病院における薬剤師養成のあり方に関する調査研究

1 調査名称:太田市総合交通体系調査

単回帰モデル

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1) 一 般 行 政 職 福 島 県 国 類 似 団 体 平 均 年 齢 平

積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

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大 阪 福 岡 鹿 児 島 前 頁 からの 続 き 35

●電力自由化推進法案

1

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

Microsoft Word 印刷ver 本編最終no1(黒字化) .doc

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

スライド 1

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(2) 共 通 費 について 第 2 編 共 通 費 2 12 共 通 費 算 定 に 関 する 数 値 の 取 り 扱 い (1) 積 み 上 げによる 算 定 積 み 上 げによる 算 定 は 第 3 編 18に 準 ずる (2) 率 による 算 定 公 共 建 築 工 事 共 通 費 積 算

(5) 給 与 改 定 の 状 況 該 当 なし ( 事 委 員 会 を 設 置 していないため) 1 月 例 給 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 民 間 給 与 公 務 員 給 与 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 A B AB ( 改 定 率 ) 年 度 ( )

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135, , , , , ,600

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Microsoft Word - A04◆/P doc

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5


2. 予 測 2.1. 予 測 項 目 予 測 項 目 は 以 下 のとおりとした 1 埋 設 廃 棄 物 の 掘 削 除 去 に 伴 う 廃 棄 物 2 造 成 等 の 施 工 の 一 時 的 な 影 響 による 建 設 工 事 に 伴 う 副 産 物 ( 建 設 発 生 土 建 設 廃 棄 物

内 容 的 妥 当 性 (content validity) 基 準 関 連 妥 当 性 (criterion-related validity) 1. 併 存 的 妥 当 性 (concurrent validity) 項 目 が どの 程 度 全 体 を 偏 りなく 代 表 しているか 外 部

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 ( 単 位 : 円 ) 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 413,

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 () 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 ( 年 4 月 日 現 在 ) 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 44. 歳 6,4, 歳,44 4,7 7,6 4. 歳 7,

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (5 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 類 団 府 分 似 体 平 均 年 齢

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目 次 表 紙... 1 目 次... 2 改 訂 記 録 目 的 対 象 製 造 部 門 品 質 部 門 組 織 PET 薬 剤 製 造 施 設 ( 施 設 長 )の 責 務 製 造 管 理 者 の 責 務... 7

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135, , ,900 2

Contents 第 1 章 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 とは? 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 とは? 1 指 定 の 意 義 メリット 1 指 定 の 対 象 は? 2 対 象 となる 事 業 2 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 までの 流 れ 3

(\202g22\214\366\225\\.xls)

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

6. 共 有 等 に 係 る 固 定 資 産 の 判 定 3 共 有 に 係 る 固 定 資 産 については それぞれの 共 有 者 が 他 に 固 定 資 産 を 所 有 している 場 合 であっても その 資 産 とは 別 個 に 共 有 されている 固 定 資 産 を 別 の 人 格 が 所

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

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総合評価点算定基準(簡易型建築・電気・管工事)

表紙

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

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Transcription:

日 本 製 薬 工 業 協 会 シンポジウム 臨 床 試 験 の 欠 測 データの 取 り 扱 いに 関 する 最 近 の 展 開 と 今 後 の 課 題 について - 統 計 手 法 estimandと 架 空 の 事 例 に 対 する 流 れの 整 理 - (7) 架 空 の 事 例 2 ( 主 解 析 の 選 択 例 数 設 計 データの 発 生 方 法 ) 医 薬 品 評 価 委 員 会 データサイエンス 部 会 タスクフォース4 欠 測 のあるデータに 対 する 解 析 方 法 論 SASプログラム 検 討 チーム 持 田 製 薬 株 式 会 社 横 山 雄 一 大 正 製 薬 株 式 会 社 横 溝 孝 明 日 本 イーライリリー 株 式 会 社 大 浦 智 紀 株 式 会 社 大 塚 製 薬 工 場 大 江 基 貴 1

発 表 構 成 1. 主 解 析 の 選 択 のシミュレーション 2. MMRMに 基 づく 例 数 設 計 3. シミュレーションデータの 発 生 方 法 4. シミュレーションにおける 留 意 点 2

1. 主 解 析 の 選 択 のシミュレーション 3

想 定 した 試 験 慢 性 疼 痛 データ 平 均 慢 性 疼 痛 の 第 Ⅲ 相 試 験 応 答 変 数 : 疼 痛 スコア(0~10) 群 :2 群 ( 実 薬 群,プラセボ 群 ) 主 要 評 価 時 点 は 時 点 4 測 定 値 の 平 均 (SD) ベースライン 時 点 1 時 点 2 時 点 3 時 点 4 実 薬 群 7.00 (1.40) 6.00 (1.60) 5.00 (1.80) 5.00 (2.00) 5.00 (2.00) プラセボ 群 7.00 (1.40) 6.75 (1.60) 6.50 (1.80) 6.25 (2.00) 6.00 (2.00) 時 点 毎 の 累 積 欠 測 確 率 群 ベースライン 時 点 1 時 点 2 時 点 3 時 点 4 実 薬 群 0 % 20 % 26 % 30 % 34 % プラセボ 群 0 % 18 % 30 % 40 % 48 % 4

主 解 析 の 選 択 想 定 した 試 験 に 対 して Estimand : Estimand 3(Efficacy) 欠 測 メカニズム : MAR ( 共 変 量 : Restrictive) を 仮 定 図 はMallinckrodt (2013)におけるAnalytic Road Mapを 加 工 したもの 上 図 に 従 い,MMRM,MI,wGEEを 主 解 析 の 候 補 として 考 えた. これら3 手 法 のうち,いずれを 主 解 析 に 用 いるか 検 討 するため, 3 手 法 の 性 能 比 較 をシミュレーションに 基 づき 行 う(αエラー, 検 出 力 等 の 比 較 ). 参 考 として,LOCF ANCOVAとOC ANCOVAの 性 能 も 合 わせて 検 討 する. 5

シミュレーションの 設 定 (1/4) 完 全 データ 平 均 慢 性 疼 痛 の 第 Ⅲ 相 試 験 応 答 変 数 : 疼 痛 スコア(0~10) 群 :2 群 ( 実 薬 群,プラセボ 群 ) 主 要 評 価 時 点 は 時 点 4 被 験 者 数 :100 例 / 群 完 全 データの 平 均 構 造 各 時 点 の 測 定 値 の 平 均 (SD) 測 定 値 の 平 均 (SD) ベースライン 時 点 1 時 点 2 時 点 3 時 点 4 実 薬 群 7.00 (1.40) 6.00 (1.60) 5.00 (1.80) 5.00 (2.00) 5.00 (2.00) プラセボ 群 7.00 (1.40) 6.75 (1.60) 6.50 (1.80) 6.25 (2.00) 6.00 (2.00) 6

シミュレーションの 設 定 (2/4) ベースラインと 各 時 点 の 測 定 値 の 相 関 ベース ライン ベース ライン 時 点 1 時 点 2 時 点 3 時 点 4 1.00 0.60 0.50 0.40 0.30 時 点 1-1.00 0.60 0.50 0.40 時 点 2 - - 1.00 0.60 0.50 時 点 3 - - - 1.00 0.60 時 点 4 - - - - 1.00 7

シミュレーションの 設 定 (3/4) 欠 測 のあるデータ 時 点 毎 の 累 積 欠 測 確 率 の 目 標 値 群 ベースライン 時 点 1 時 点 2 時 点 3 時 点 4 実 薬 群 0 % 20 % 26 % 30 % 34 % プラセボ 群 0 % 18 % 30 % 40 % 48 % 欠 測 は 単 調 な 欠 測 を 仮 定 した 完 全 データと 上 記 の 目 標 値 より, 以 下 に 示 す2 通 りの 欠 測 メカニズム に 基 づくデータをそれぞれ10,000 組 ずつ 作 成 した. 1MCARとMARの 欠 測 メカニズムを 混 合 (MCAR+MAR) 2MCARとMNARの 欠 測 メカニズムを 混 合 (MCAR+MNAR) なお, 欠 測 メカニズムを 混 合 する 際 の 割 合 は1:1とした. 欠 測 メカニズムを 混 合 した 理 由 は, 欠 測 理 由 が 複 数 あることを 考 慮 したためである. 8

シミュレーションの 設 定 (4/4) αエラー 算 出 の 際 の 平 均 構 造 平 均 平 均 検 出 力 算 出 の 際 の 平 均 構 造 αエラー 算 出 の 際 の 平 均 構 造 αエラー 算 出 の 際 の 測 定 値 の 平 均 測 定 値 の 平 均 ベースライン 時 点 1 時 点 2 時 点 3 時 点 4 実 薬 群 7.00 6.00 5.00 5.00 5.00 プラセボ 群 7.00 6.50 6.00 5.50 5.00 αエラー 算 出 の 際 は,SD, 相 関, 欠 測 確 率 の 目 標 値 は 不 変 とし, 平 均 構 造 のみ 上 記 の 通 り 変 更 した. 9

解 析 方 法 とその 詳 細 (1/2) 前 述 の2 通 りのデータ(1MCAR+MAR と2MCAR+MNAR それぞれ 10,000 組 )に 対 して, 以 下 の 表 に 示 す 手 法 を 適 用 し, 時 点 4におけるαエラー, 検 出 力 等 の 算 出 を 行 った. なお, 応 答 変 数 はベースラインからの 変 化 量, 有 意 水 準 は 両 側 5%とした. 解 析 手 法 MMRM MI wgee 解 析 方 法 解 析 モデル 説 明 変 数 :ベースライン, 投 与 群, 時 点, 投 与 群 と 時 点 の 交 互 作 用 変 量 効 果 : 被 験 者 の 影 響 を 誤 差 と 合 わせてモデル 化 するため, 明 示 的 には 特 定 せず 相 関 構 造 :Unstructured 推 定 方 法 :REML 自 由 度 調 整 方 法 :Kenward Roger 補 完 モデル( 投 与 群 ごとの 単 調 回 帰 モデル) 説 明 変 数 :ベースライン, 各 時 点 の 変 化 量 補 完 回 数 :100 回 解 析 モデル( 時 点 4に 対 するANCOVA) 説 明 変 数 : 投 与 群,ベースライン 発 表 時 にあった 誤 植 を 修 正 しております 赤 字 部 分 脱 落 モデル(logisticモデル) 説 明 変 数 : 各 時 点 の 変 化 量,ベースライン, 投 与 群, 投 与 群 と 各 時 点 の 変 化 量 の 交 互 作 用 解 析 モデル 説 明 変 数 :ベースライン, 投 与 群, 時 点, 投 与 群 と 時 点 の 交 互 作 用 相 関 構 造 :EXCH 10

解 析 方 法 とその 詳 細 (2/2) 前 述 の2 通 りのデータ(1MCAR+MAR と2MCAR+MNAR それぞれ 10,000 組 )に 対 して, 以 下 の 表 に 示 す 手 法 を 適 用 し, 時 点 4におけるαエラー, 検 出 力 等 の 算 出 を 行 った. なお, 応 答 変 数 はベースラインからの 変 化 量, 有 意 水 準 は 両 側 5%とした. 解 析 手 法 LOCF ANCOVA OC ANCOVA 解 析 方 法 解 析 モデル(LOCFにより 補 完 した 時 点 4に 対 するANCOVA) 説 明 変 数 : 投 与 群,ベースライン 解 析 モデル( 時 点 4のデータが 観 測 された 症 例 に 対 する 時 点 4に 対 するANCOVA) 説 明 変 数 : 投 与 群,ベースライン 11

結 果 (1MCAR+MAR) 推 定 値 は, 時 点 4における 群 間 差 の 推 定 値 を 意 味 する 解 析 手 法 αエラー(%) 検 出 力 (%) 1~5: 検 出 力 の 高 い 順 ()はαエラーが5% 以 上 のもの 10,000 個 の 推 定 値 の 平 均 ( 真 値 :-1.00) 10,000 個 の 推 定 値 のSD MMRM 4.98 281.99-1.0168 0.3526 0.1246 MI 4.36 377.67-1.0032 0.3580 0.1282 wgee 7.29 5(69.61) -1.0159 0.4474 0.2004 LOCF ANCOVA 17.86 1(97.08) -1.1634 0.3010 0.1173 OC ANCOVA 4.90 474.00-0.9314 0.3532 0.1295 MSE 12

結 果 (2MCAR+MNAR) 推 定 値 は, 時 点 4における 群 間 差 の 推 定 値 を 意 味 する 解 析 手 法 αエラー(%) 検 出 力 (%) 1~5: 検 出 力 の 高 い 順 ()はαエラーが5% 以 上 のもの 10,000 個 の 推 定 値 の 平 均 ( 真 値 :-1.00) 10,000 個 の 推 定 値 のSD MMRM 4.96 279.37-0.9696 0.3488 0.1226 MI 4.31 374.88-0.9536 0.3537 0.1273 wgee 6.76 5(69.19) -0.9601 0.4120 0.1713 LOCF ANCOVA 16.97 1(96.87) -1.1294 0.2929 0.1025 OC ANCOVA 5.25 4(71.92) -0.9031 0.3526 0.1337 MSE 13

結 論 αエラー: MMRMとMIのみ5% 未 満 に 制 御 できた.LOCF ANCOVAは 高 度 に 増 大 した. 検 出 力 : LOCF ANCOVA > MMRM > MI > OC ANCOVA > wgee の 順 で 高 かった. 推 定 精 度 : MMRM,MI,wGEEの 推 定 値 は 真 値 周 りに 分 布 したが,LOCF ANCOVAは 真 値 から 偏 って 分 布 し, 過 大 評 価 する 傾 向 がみられた. また, 推 定 値 のSDについても, 他 の 手 法 と 比 較 して LOCF ANCOVAは 小 さく,wGEEは 大 きくなった. 以 上 より, 想 定 した 試 験 の 設 定 において, 各 手 法 の 性 能 を 総 合 的 に 判 断 すると, 検 討 した5つの 手 法 の 中 で MMRMが 最 も 優 れた 手 法 であり, 主 解 析 として 選 択 されるべき と 考 えられた. 14

注 意 として 本 発 表 で 提 示 した 結 果 は,1つのシミュレーションに 基 づくもので あり, 結 果 を 一 般 化 し 過 ぎないことに 注 意 が 必 要 である. 個 別 の 試 験 ごとに 設 定 を 変 更 し, 最 適 な 主 解 析 の 選 択 を 行 うことが 重 要 である. 結 果 に 影 響 を 与 える 項 目 としては, 平 均 構 造 分 散 共 分 散 構 造 MIの 補 完 回 数 欠 測 メカニズム, 脱 落 確 率 の 関 数 ( 欠 測 確 率 含 む) 来 院 間 隔, 来 院 回 数 などが 考 えられる. 15

2. MMRMに 基 づく 例 数 設 計 16

MMRMに 基 づく 例 数 設 計 (Lu et al., 2008) エンドポイント 最 終 時 点 ( 時 点 4)の 疼 痛 スコア 各 種 パラメータ( 疼 痛 データのシミュレーション 設 定 ) 平 均 の 差 : 1.0 標 準 偏 差 ( 各 群 共 通 ) : 2.0 誤 差 相 関 構 造 シミュレーションの 設 定 と,それに 類 似 させた 構 造 (ARMA(1,1))を 検 討 被 験 者 の 残 存 率 累 積 欠 測 確 率 の 目 標 値 から 計 算 時 点 0 時 点 1 時 点 2 時 点 3 時 点 4 実 薬 群 100% 80% 74% 70% 66% プラセボ 群 100% 82% 70% 60% 52% 17

結 果 ( 有 意 水 準 0.05, 検 出 力 0.8) 方 法 相 関 構 造 Inflation Factor 試 験 薬 群 プラセボ 群 最 適 割 付 比 率 等 例 数 必 要 被 験 者 数 最 適 比 率 試 験 薬 群 プラセボ 群 MMRM 1.421 1.705 0.913 100 95 104 1.416 1.700 0.913 99 95 104 (t 検 定 ) 64(109) MMRM Inflation Factorを 計 算 し, 通 常 の2 標 本 t 検 定 で 例 数 設 計 自 由 度 は2 次 ステップt 検 定 (Lu et al., 2008)に 基 づき 計 算 (t 検 定 : 参 考 ) 欠 測 を 考 慮 せず, 最 終 時 点 のパラメータのみを 用 いて 例 数 設 計 括 弧 内 の 数 値 は, 最 終 時 点 での 残 存 率 (2 群 の 平 均 )の 逆 数 を 乗 じることで, 脱 落 を 考 慮 した 例 数 設 計 18

3. シミュレーションデータの 発 生 方 法 19

シミュレーションデータの 発 生 の 流 れ 評 価 時 点 の 設 定 完 全 データ の 発 生 欠 測 データ の 特 定 欠 測 のある データの 作 成 20

評 価 時 点 の 設 定 試 験 及 び 薬 剤 の 特 徴 を 捉 えた 必 要 最 低 限 の 時 点 を 設 定 する ことが 好 ましい. シミュレーションデータの 特 徴 実 薬 群 : 前 半 での 薬 効 発 揮, 有 害 事 象 での 早 期 中 止 プラセボ 群 : 緩 やかなスコアの 減 少, 効 果 不 十 分 での 中 止 慢 性 疼 痛 の 第 Ⅲ 相 試 験 を 想 定 応 答 変 数 : 疼 痛 スコア(0~10) 群 :2 群 ( 実 薬 群,プラセボ 群 ) 被 験 者 数 :100 例 / 群 完 全 データの 平 均 構 造 21

完 全 データの 発 生 (1/3) 1. 群 時 点 毎 に 平 均 及 びSDを 設 定 する. 2. 被 験 者 の 影 響 を 考 慮 する(2 種 類 の 方 法 ). (1) 変 量 効 果 ( 変 量 切 片 )を 指 定 する. (2) 時 点 間 の 相 関 を 指 定 する., 変 量 効 果 は1 変 量 ( 被 験 者 )のみ 誤 差 は 時 点 間 で 独 立 と 想 定 してデータを 発 生 Σ は, 誤 差 の 分 散 共 分 散 行 列 変 量 効 果 なし 誤 差 の 相 関 構 造 ( 相 関 行 列 )を 指 定 してデータを 発 生 22

完 全 データの 発 生 (2/3) SDと 相 関 行 列 から 分 散 共 分 散 行 列 を 算 出 する. 各 時 点 の 測 定 値 の 平 均 (SD) 測 定 値 の 平 均 (SD) ベースライン 時 点 1 時 点 2 時 点 3 時 点 4 実 薬 群 7.00 (1.40) 6.00 (1.60) 5.00 (1.80) 5.00 (2.00) 5.00 (2.00) プラセボ 群 7.00 (1.40) 6.75 (1.60) 6.50 (1.80) 6.25 (2.00) 6.00 (2.00) r ij i ij j 誤 差 の 相 関 構 造 ( 相 関 行 列 ) 分 散 共 分 散 行 列 R 1.00 0.60 0.50 0.40 0.30 0.60 1.00 0.60 0.50 0.40 0.50 0.60 1.00 0.60 0.50 0.40 0.50 0.60 1.00 0.60 0.30 0.40 0.50 0.60 1.00 1.96 1.34 1.26 1.12 0.84 1.34 2.56 1.73 1.60 1.28 1.26 1.73 3.24 2.16 1.80 1.12 1.60 2.16 4.00 2.40 0.84 1.28 1.80 2.40 4.00 23

完 全 データの 発 生 (3/3) 設 定 した 平 均 ベクトル 及 び 分 散 共 分 散 行 列 をもとに, 多 変 量 正 規 乱 数 を 発 生 させる. PROC IML; mean1={7.0 6.0 5.0 5.0 5.0}; mean2={7.0 7.5 7.0 6.5 6.0}; 平 均 ベクトル Sample SAS code quit; cov={ 1.96 1.34 1.26 1.12 0.84, 1.34 2.56 1.73 1.60 1.28, 1.26 1.73 3.24 2.16 1.80, 1.12 1.60 2.16 4.00 2.40, 0.84 1.28 1.80 2.40 4.00 }; CALL RANDSEED(12345); rv1=randnormal(100, mean1, cov); rv2=randnormal(100, mean2, cov); 分 散 共 分 散 行 列 CREATE d1 FROM rv1[colname={ y0' y1' y2' y3' y4'}]; APPEND FROM rv1; APPEND FROM rv2; 多 変 量 正 規 乱 数 の 発 生 SASデータセットの 作 成 24

欠 測 データの 特 定 (1/3) 1. 群 時 点 毎 に 欠 測 確 率 の 目 標 値 を 設 定 する. 2. 欠 測 メカニズムを 設 定 する(2 種 類 の 方 法 ). (1) 1つの 欠 測 メカニズムを 仮 定 する. (2) 複 数 の 欠 測 メカニズムの 混 合 を 仮 定 する. 1 MCARとMARの 欠 測 メカニズムを 混 合 (MCAR+MAR) 2 MCARとMNARの 欠 測 メカニズムを 混 合 (MCAR+MNAR) なお, 欠 測 メカニズムを 混 合 する 際 の 割 合 は1:1とした. 臨 床 試 験 における 代 表 的 な 中 止 理 由 有 害 事 象 効 果 不 十 分 被 験 者 都 合 群 被 験 者 毎 に 欠 測 メカニズムが 異 なるかもしれない. 25

欠 測 データの 特 定 (2/3) 欠 測 メカニズム 毎 に 対 応 する 欠 測 確 率 の 関 数 を 設 定 する. MCAR 時 点 毎 の 欠 測 確 率 の 目 標 値 群 時 点 1 時 点 2 時 点 3 時 点 4 実 薬 群 20% 5% 5% 5% プラセボ 群 15% 15% 15% 15% MAR MNAR logit( p t ) 7.6 0.8Y t1 1 時 点 前 の 測 定 値 が 大 きいほど 欠 測 しやすい 状 況 logit( pt ) 7.6 0.42Yt 1 0. 42Y 1 時 点 前 の 測 定 値 とその 時 点 の 測 定 値 が 大 きいほど 欠 測 しやすい 状 況 Y t p t : 時 点 t の 測 定 値 : 時 点 t で 欠 測 する( 条 件 付 き) 確 率 t 26

欠 測 データの 特 定 (3/3) data d2; set d1; call streaminit(123); array y{5} y0-y4; array p{4} p1-p4; array m{4} m1-m4; if TYPE="MCAR" then do; do t=1 to 4; if trt=1 and t eq 1 then p{t}=0.20; if trt=1 and t ne 1 then p{t}=0.05; if trt=2 then p{t}=0.15; m{t}=rand('bernoulli',p{t}); end; end; Sample SAS code y0 : ベースラインの 測 定 値 y1-y4 : 時 点 1~4の 測 定 値 p1-p4 : 時 点 1~4で 欠 測 する( 条 件 付 き) 確 率 m1-m4 : 時 点 1~4の 欠 測 識 別 変 数 (1: 欠 測 ) run; if TYPE="MAR" then do; do t=1 to 4; p{t}=1 / ( 1 + exp( - (-7.60 + 0.8*y{t}))); m{t}=rand('bernoulli',p{t}); end; end; if TYPE="MNAR" then do; do t=1 to 4; p{t}=1 / ( 1 + exp( - (-7.60 + 0.42*y{t} + 0.42*y{t+1}))); m{t}=rand('bernoulli',p{i}); end; end; 27

4. シミュレーションにおける 留 意 点 28

シミュレーションにおける 留 意 点 (1/2) 参 考 データの 結 果 を 一 般 化 し 過 ぎない. 1シナリオのシミュレーション 結 果 が 完 全 に 再 現 されることは 稀. 想 定 される 複 数 のパターンのシミュレーションを 実 施 する. 試 験 及 び 薬 剤 の 特 徴 を 考 慮 し,シンプルな 設 定 とする. 要 約 データの 特 徴 も 考 慮 する.(e.g. LOCFバイアス) The Prevention and Treatment of Missing Data in Clinical Trials:An FDA Perspective on the Importance of Dealing With It(2012)より 抜 粋 29

シミュレーションにおける 留 意 点 (2/2) 以 下 の 点 などを 考 慮 して, 試 験 ごとに 十 分 な 検 討 が 必 要. 欠 測 メカニズム MARを 仮 定 して 本 当 に 大 丈 夫 か? MNARを 仮 定 したシミュレーションも 合 わせて 行 うべき. データの 分 布 外 れ 値 がある 場 合 欠 測 データが 観 測 データと 大 きく 異 なる 分 布 の 場 合 ベースラインと 時 点 の 交 互 作 用 がある 場 合 欠 測 確 率 の 関 数 欠 測 が 増 えるのは, 応 答 変 数 が 大 きいとき? 小 さいとき? 補 助 変 数 があるときは? 30

まとめ 主 解 析 の 選 択 のためのシミュレーション MMRM,MI,wGEE,LOCF ANCOVA,OC ANCOVAの 比 較 αエラー, 検 出 力, 推 定 精 度 MMRMに 基 づく 例 数 設 計 理 論 値,t 検 定 の 例 数 との 比 較 シミュレーションデータの 発 生 方 法 完 全 データの 発 生, 欠 測 データの 特 定 シミュレーションにおける 留 意 点 計 画 段 階 ではシミュレーション 等 を 通 じて, 試 験 及 び 薬 剤 の 特 徴 を 踏 まえた 十 分 な 検 討 をすることが 必 要. ただし, 結 果 の 一 般 化 には 注 意 が 必 要. 31

参 考 文 献 1. 馬 場 裕 子 ほか. (2007). MMRM 解 析 とLOCF 解 析 の 比 較. SASユーザー 会 学 術 総 会. 2. 土 居 正 明 ほか. (2014). 欠 測 のあるデータに 対 する 総 合 的 な 感 度 分 析 と 主 解 析 の 選 択. SASユーザー 総 会 論 文 集. 3. Lu, K., Luo, X., and Chen, P.Y. (2008). Sample size estimation for repeated measures analysis in randomized clinical trials with missing data. International Journal of Biostatistics. 4(1), Article 9. 4. Mallinckrodt, C. H. (2013). Preventing and Treating Missing Data in Longitudinal Clinical Trials. Cambridge Press. 5. O'Neill, R. T., and Temple, R. (2012). The Prevention and Treatment of Missing Data in Clinical Trials: An FDA Perspective on the Importance of Dealing With It. Clinical Pharmacology & Therapeutics. 91(3), 550 554. 6. Siddiqui, O., Hung, H. M., and O'Neill, R. (2009). MMRM vs. LOCF: a comprehensive comparison based on simulation study and 25 NDA datasets. Journal of Biopharmaceutical Statistics. 19, 227 246. 7. Wicklin, R. (2013). Simulating Data with SAS. SAS Press. 8. Wicklin, R. (2010). Statistical Programming with SAS/ IML Software. SAS Press. 32