pos_meas_iKAGRA_BS



Similar documents
積 載 せず かつ 燃 料 冷 却 水 及 び 潤 滑 油 の 全 量 を 搭 載 し 自 動 車 製 作 者 が 定 める 工 具 及 び 付 属 品 (スペアタイヤを 含 む )を 全 て 装 備 した 状 態 をいう この 場 合 に おいて 燃 料 の 全 量 を 搭 載 するとは 燃 料

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

トランシットの誤差と消去法

測量士補 重要事項「写真地図作成」

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

第 1 条 適 用 範 囲 本 業 務 方 法 書 は 以 下 の 性 能 評 価 に 適 用 する (1) 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 以 下 令 という ) 第 20 条 の7 第 1 項 第 二 号 表 及 び 令 第 20 条 の 8 第 2 項 の 認 定 に 係 る 性 能 評

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

目 次 第 1. 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 (1) 土 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 (2) 施 行 者 の 名 称 1 第 2. 施 行 区 1 (1) 施 行 区 の 位 置 1 (2) 施 行 区 位 置 図 1 (3) 施 行 区 の 区 域 1 (4) 施

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

認証対象接合金物

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

No.7 アメリカ 合 衆 国 小 規 模 事 例 (そ4) 助 金 も 財 源 になっている しかし 小 規 模 事 業 体 では 連 邦 政 府 から 基 金 はもちろん 市 から 補 助 金 もまったくない が 実 状 である すなわち 給 人 口 が25 人 から100 人 規 模 小 規

1 調査名称:太田市総合交通体系調査

これまでの 課 題 の 検 討 状 況 の 整 理 地 震 保 険 制 度 に 関 するプロジェクトチーム 報 告 書 ( 平 成 24 年 11 月 30 日 ) ( 附 属 物 の 損 害 査 定 ) 地 震 保 険 においては 迅 速 性 の 観 点 から 主 要 構 造 部 を 対 象 とし

Microsoft Word - 第14回不動産DI調査報告書 修正 

消 防 庁 危 険 物 保 安 室 殿 ドラム 缶 に 係 る 可 燃 性 蒸 気 対 流 シミュレーション 分 析 業 務 成 果 報 告 書 2013 年 1 月 アドバンスソフト 株 式 会 社

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

佐渡市都市計画区域の見直し

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

SXF 仕 様 実 装 規 約 版 ( 幾 何 検 定 編 ) 新 旧 対 照 表 2013/3/26 文 言 変 更 p.12(1. 基 本 事 項 ) (5)SXF 入 出 力 バージョン Ver.2 形 式 と Ver.3.0 形 式 および Ver.3.1 形 式 の 入 出 力 機 能 を


表紙

1 平 成 27 年 度 土 地 評 価 の 概 要 について 1 固 定 資 産 税 の 評 価 替 えとは 地 価 等 の 変 動 に 伴 う 固 定 資 産 の 資 産 価 値 の 変 動 に 応 じ その 価 格 を 適 正 で 均 衡 のとれたものに 見 直 す 制 度 である 3 年 ご

記者発表資料

目 次 第 1 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 1. 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 2. 施 行 者 の 名 称 1 第 2 施 行 地 区 1 1. 施 行 地 区 の 位 置 1 2. 施 行 地 区 位 置 図 1 3. 施 行 地 区 の 区 域 1 4

<4D F736F F D2095CA8E A90DA91B18C9F93A289F1939A8F D8288B3816A5F E646F63>

<4D F736F F D208E9197BF CF092CA8F88979D82CC96CA82A982E782CC984890FC82CC90AE979D81698BC792B CE3816A2E646F63>

目 次 第 1 条 目 的 1 第 2 条 用 語 の 定 義 1 第 3 条 評 価 方 法 1 第 4 条 土 地 利 用 区 分 2 第 5 条 路 線 価 を 付 す 道 路 2 第 6 条 路 線 価 の 付 け 方 2 第 7 条 路 線 価 指 数 の 算 定 2 第 8 条 画 地

主要生活道路について

草 加 都 市 計 画 事 業 新 田 西 部 土 地 区 画 整 理 事 業 土 地 評 価 基 準 ( 目 的 ) 第 1 この 基 準 は 土 地 区 画 整 理 法 ( 昭 和 29 年 法 律 第 119 号 ) 第 3 条 第 4 項 の 規 定 により 草 加 市 が 施 行 する 草

KINGSOFT Office 2016 動 作 環 境 対 応 日 本 語 版 版 共 通 利 用 上 記 動 作 以 上 以 上 空 容 量 以 上 他 接 続 環 境 推 奨 必 要 2

Microsoft Word - No.10 西村.doc

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

Microsoft Word - 土木報告No.3頁.doc

Microsoft Word - 都市計画法第34条第11号及び第12号

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

2ステータスバーのアイコンを 文 字 表 示 にする ステータスバーを 右 クリックし アイコンを 使 用 のチェックをはずす 文 字 表 示 になる 操 作 時 は 適 宜 オン オフを 変 更 するが まずは 直 行 モード OSNAP 線 の 太 さのみオンとし 他 はオフにしておく 2. 製

1 書 誌 作 成 機 能 (NACSIS-CAT)の 軽 量 化 合 理 化 電 子 情 報 資 源 への 適 切 な 対 応 のための 資 源 ( 人 的 資 源,システム 資 源, 経 費 を 含 む) の 確 保 のために, 書 誌 作 成 と 書 誌 管 理 作 業 の 軽 量 化 を 図

する ( 評 定 の 時 期 ) 第 条 成 績 評 定 の 時 期 は 第 3 次 評 定 者 にあっては 完 成 検 査 及 び 部 分 引 渡 しに 伴 う 検 査 の 時 とし 第 次 評 定 者 及 び 第 次 評 定 者 にあっては 工 事 の 完 成 の 時 とする ( 成 績 評 定

Q IFRSの特徴について教えてください

<4D F736F F D E6368FCD208E8B8A6F8FE18A518ED B D E2E646F63>

試 験 概 略 試 験 目 的 同 同 一 一 規 規 格 格 の の 電 電 熱 熱 線 線 式 式 ヒーティングユニットを2 台 台 並 並 べ べ 片 片 方 方 のユニットに 遠 遠 赤 赤 外 外 線 線 放 放 射 射 材 材 料 料 である アルミ 合 金 エキスパンションメタルを 組

<817989FC92F988C4817A89E6919C B835E8B4B8A695F95578F808E64976C834B E A5F96B38BDB95EF919595C494D18F4390B32E786C73>

Contents 第 1 章 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 とは? 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 とは? 1 指 定 の 意 義 メリット 1 指 定 の 対 象 は? 2 対 象 となる 事 業 2 国 土 調 査 法 19 条 5 項 指 定 までの 流 れ 3

Microsoft Word - 養生学研究投稿規定(改)

御 利 用 規 約 Excel でつくる 配 光 曲 線, 直 射 水 平 面 照 度 Version 2.0 小 冊 子 を 御 利 用 頂 くにあたり 以 下 の 内 容 をよく 御 読 み 頂 き 御 同 意 の 上 御 利 用 頂 く 様 宜 しく 御 願 い 致 します 1. 著 作 物

第1章 財務諸表

退職手当とは

1.3. 距 離 による 比 較 距 離 による 比 較 を 行 う ( 基 本 的 に 要 求 される 能 力 が 違 うと 思 われるトラック 別 に 集 計 を 行 った ) 表 -3 に 距 離 別 の 比 較 を 示 す 表 -3 距 離 別 比 較

全設健発第     号

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

6. 登 録 料 第 3 次 審 査 を 合 格 した 者 は 審 査 当 日 登 録 料 を 納 入 すること ( 初 段 )5,500 円 ( 弐 段 )7,000 円 ( 参 段 )10,000 円 別 紙 審 査 に 必 要 な 費 用 について も 必 ず 確 認 ください 初 段 の 第

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

< CA8CF C58E5A92E88C8B89CA C8E8CF6955C816A2E786C73>


<93798D488E7B8D488AC7979D977697CC5F F96DA8E9F2E786264>

中根・金田台地区 平成23年度補償説明業務

背 景 と 目 的 - 東 日 本 震 災 では の 上 部 構 造 の 流 出 が 多 発 - は 復 旧 に 時 間 を 要 する 一 方 交 通 機 能 の 回 復 は 待 ったなし 活 動 項 目 数 活 動 項 目 数 ( 全 体 ) 全 体 は24hで ピー

PowerPoint プレゼンテーション

平成27年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)交付申請書等作成・提出要領

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

Word 003 スキルブック 06 - オブジェクトの 利 用 0.Word で 作 る 表 : 行 幅 を 最 小 値 より 小 さく 設 定 する 3 表 の 左 右 のサイズを 適 宜 調 整 します Word で 表 を 作 成 するとき, 列 幅, 行 幅 ともに 基 本 的 に 自 由

<82748C5E91A48D612892EA94C58C9F93A2974C298C768E5A8F E786477>

OKIKAE-KAIRYOU-V3.xdw

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

Taro13-01_表紙目次.jtd

国土技術政策総合研究所 研究資料

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

住宅改修の手引き(初版)

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

平成17年度

Microsoft Word - PBプログラムQ&A.doc

-2-

Microsoft Word - 目次.doc

<4D F736F F D20819C486F70658F6F93588ED297708AC7979D89E696CA837D836A B E A2E646F63>

Microsoft PowerPoint - MVE pptx

第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

答申第585号

大 阪 福 岡 鹿 児 島 各 都 市 における 年 平 均 した 平 均 気 温 日 最 高 気 温 日 最 低 気 温 の 長 期 変 化 傾 向 ( 続 き) 28

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

Microsoft Word - 論文最終.doc

大 田 区 保 育 従 事 職 員 宿 舎 借 り 上 げ 支 援 事 業 Q&A 目 次 Ⅰ 補 助 事 業 全 般 について P3~P4 Ⅱ 補 助 対 象 施 設 について P5 Ⅲ 補 助 対 象 職 員 について P6~P10 Ⅳ 補 助 対 象 経 費 について P11~P13 2

Microsoft Word - 06上越市新CC_評価書_第5章騒音_ doc

Microsoft PowerPoint - 特別徴収制度説明会資料(県央版.pptx

現 行 工 業 地 域 準 工 業 地 域 商 業 地 域 近 隣 商 業 地 域 改 正 後 準 工 業 地 域 ( 特 別 業 務 地 区 ( 第 2 種 ) 及 び 指 定 集 積 区 域 を 除 く) 近 隣 商 業 地 域 2 / 7

Microsoft Word - Stattext05.doc

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

(2) 共 通 費 について 第 2 編 共 通 費 2 12 共 通 費 算 定 に 関 する 数 値 の 取 り 扱 い (1) 積 み 上 げによる 算 定 積 み 上 げによる 算 定 は 第 3 編 18に 準 ずる (2) 率 による 算 定 公 共 建 築 工 事 共 通 費 積 算

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

Transcription:

ikagra BS 鏡 及 び 真 空 槽 位 置 測 定 2016 年 6 月 文 責 : 大 石 奈 緒 子 測 定 : 荒 木 栄 (KEK) 寺 田 聡 一 ikagra で 使 用 した BS 鏡 の 位 置 を 測 定 するため 6 月 7 8 日 に FARO 社 製 3 次 元 測 定 器 を 用 いて 測 定 を 行 った 結 果 真 空 槽 の 横 フランジを 参 照 基 準 とした 場 合 の 鏡 の 位 置 は 予 定 の 設 置 位 置 に 対 して 0.5mm 程 度 の 誤 差 で x: -1.6mm, y: -6.2mm, z: -6.6mm であった 但 し 測 定 時 に 鏡 をストッパーで 固 定 しているため 固 定 していない 場 合 と は 多 少 の 差 が 生 じている 可 能 性 がある また 同 時 に 行 った 床 基 準 点 位 置 の 測 定 から 真 空 槽 の 設 置 精 度 が 当 初 想 定 していたほどには 良 くないことが 示 唆 された BS 周 辺 の 基 準 点 のうち BS 真 空 槽 中 心 真 下 から y 方 向 にそれぞれ±2m の 位 置 にある 床 基 準 点 2 つの 位 置 を 測 定 した 結 果 真 空 槽 は 基 準 点 に 対 して x 方 向 に+3.8mm y 方 向 に+9.5mm z 方 向 に-3.5mm (x 方 向 に+4.9mm y 方 向 に+10.2mm z 方 向 に-1.1mm: 補 正 後 )の 位 置 にあり 上 から 見 て 時 計 回 りに 約 0.9 度 回 転 している ことが 示 された 床 基 準 点 は y+ 及 び y-の 2 点 しか 測 定 していないため 今 回 の 測 定 では 真 空 槽 の y 軸 周 りの 回 転 などは 評 価 できないことに 注 意 が 必 要 であるが この 結 果 を 用 いて 床 基 準 点 に 対 する 鏡 の 位 置 ずれを 求 めると 次 のようになった x: +2.2mm(+3.4mm), y: +3.3mm(+4.0mm), z: -10.1mm(-7.7mm) ( 括 弧 内 補 整 後 ) 以 下 測 定 の 詳 細 のほか oplev 光 軸 やコイル 板 の 角 度 についても 述 べる #6 月 21 日 の 追 加 測 定 でも 真 空 槽 が 床 基 準 点 に 対 して y 方 向 に 1cm ほどずれている ことが 確 認 されたため 真 空 槽 の 再 設 置 が 予 定 されている 1. 3 次 元 測 定 器 による 測 定 概 要 真 空 槽 の 基 準 は 上 フランジであるが 今 回 使 用 した 3 次 元 測 定 器 の 測 定 範 囲 の 制 約 か ら 測 定 は 横 フランジを 基 準 として 行 った まず O-リング 外 周 の 面 で xz 平 面 を 作 成 し xz 面 に 投 影 して 横 フランジの 外 周 を 測 って 円 を 作 成 した(y+フランジ) その 円 中 心 を 座 標 原 点 として 平 面 に 垂 直 な 方 向 を y 軸 とした 同 一 平 面 上 に 横 フランジの 上 1,100mm の 位 置 に 溶 接 されているf450mm のフランジ 外 周 (# 蓋 側 を 測 らないように 注 意 )を 投 影 して 円 を 測 り この 上 小 円 中 心 を z 方 向 として 座 標 系 を 構 築 した 以 下 このようにして 直 径 1,080mm の y+フランジ 側 から 作 成 した 座 標 系 を yhr 座 標 直 径 880mm の y-フランジ 側 から 作 成 した 座 標 系 を yar 座 標 とする

図 1: 測 定 で 用 いた 座 標 : y+ 側 のフランジ(φ1,080mm)を 基 準 とした 座 標 を yhr 座 標 y- 側 のフランジ(φ880mm)を 基 準 とした 座 標 を yar 座 標 とした 真 空 槽 の 直 径 は 1,500mm 基 準 にした 横 フランジ 面 間 の 設 計 値 は 1,700mm 床 の 基 準 点 は 真 空 槽 中 心 真 下 から x 軸 y 軸 上 各 2m の 距 離 に 計 4 ヶ 所 2. y+ 面 からの 測 定 yhr 座 標 での 測 定 結 果 を 表 1にまとめる 座 標 の 構 築 に 用 いたフランジは 横 の 大 開 口 (φ1,080mm;y+ flange)と 上 の 小 開 口 (φ450mm; sy+ flange) 構 築 した 座 標 系 で 測 定 したのは 床 の 基 準 点 y+ ref ブ レ ッ ド ボ ー ド 面 (BB) サ ス ペ ンションの 台 (Table) サスペンションフレーム(Frame) および 鏡 (Mir)である 以 下 表 1 の 各 項 目 を 説 明 する y+ flange は y+ 側 の 横 フランジ 円 の 中 心 を 座 標 原 点 にしているので 座 標 値 (x, y, z) は (0, 0, 0) 円 周 は 1,080 の 設 計 であるが 実 測 値 は 1,078.6 であった sy+ flange はf450 のフランジ 下 段 設 計 値 とよく 一 致 している

表 1:y+ 面 からの 測 定 結 果 x y z I j k r err y+ flange 0 0 0 - - - 1,078.6 (1,080) sy+ flange 0 0 1,100.1 (1,100) - - - 449.7 (450) y+ ref -16.8 1,140.8-1,196.9P - - - - 0.0 1,150-1,200+3 BB - - -396.7 0.003 0.001 1.000 - Table -0.4-637.8-396.7 0.707 0.707 0.001 - Frame 15.7-729.9-206.6 0.722 0.692 0.001 - Mir -32.1P -30.4-826.0P -819.6-6.8 0-0.713-0.707 0.701 0.707 0.001 0.000 156.0P 156.0 y+ ref は y+ 側 の 床 基 準 点 真 空 槽 の 設 置 予 定 位 置 中 心 真 下 から+y 方 向 に+/-2.000m の 点 に 打 たれている 下 段 がこの 予 定 位 置 から 予 想 される 参 照 点 の 位 置 測 定 値 に P が ついているものは 測 定 器 のプローブ( 直 径 6mm)の 大 きさ 補 正 が 必 要 な 測 定 値 点 測 定 を 使 用 しているため z については 測 定 値 -3mm(3mm はプローブの 接 触 面 からプ ローブ 中 心 までの 距 離 )の 補 正 が 必 要 この 結 果 HR 座 標 で 測 った y+ 基 準 点 位 置 の ずれは (-16.8mm, -9.2mm, +0.1mm)となる ( 横 フランジ 高 さ 設 計 値 は 1,200mm) BB ブレッドボード 面 x 方 向 に 1/300 くらいの 傾 斜 Table サスペンションを 載 せている 台 BB 面 上 に 投 影 して 2 辺 を 線 として 測 定 し 交 点 および 辺 の 角 度 を 載 せた 1mm 以 下 の 精 度 で 真 空 槽 中 心 に 置 かれており 角 度 精 度 も 良 い 高 さ 19cm Frame サスペンションフレーム 底 面 の 2 辺 を 測 定 した 真 空 槽 を 基 準 とすると 上 から 見 て 時 計 回 りに 1.2 度 回 転 している Mir 鏡 の 位 置 1 ページ 目 の 図 の 右 下 に 示 したように ikagra では AR 面 中 心 がほ ぼ 真 空 槽 の 中 心 に 来 るように 設 置 する 計 画 であった CLIO の 鏡 の 直 径 は 150mm 厚 さは 40mm であるから HR 面 中 心 は 真 空 槽 中 心 から x に-40.0mm/sqrt(2) = -28.3mm y に+40.0mm/sqrt(2)ずれた 位 置 にくるはずである y+ 横 フランジ 面 と 真 空 槽 中 心 間 の 距 離 (y 軸 方 向 )は 設 計 値 で 850mm であるため yhr 座 標 で 測 った 鏡 の HR 面 中 心 の y

座 標 は-850+28.3=-821.7 となるはずである 点 測 定 を 使 用 したので 測 定 値 は 面 から+3mm の 位 置 補 正 (+2.1, -2.1, 0)が 必 要 であ る 以 上 を 考 慮 した 予 想 位 置 が 下 段 であり HR 面 での 計 画 位 置 との 差 は (-1.7mm, -6.4mm, -6.8mm) となった 3. y- 面 からの 測 定 3 次 元 測 定 器 には 複 数 の 点 を 別 の 設 置 位 置 で 計 測 することで 座 標 をつなぐ 機 能 もあ るが 今 回 それは 使 用 せず y- 側 から 独 立 に 同 様 の 測 定 を 行 った 表 2: y- 面 からの 測 定 結 果 x y z i j k r err y- flange 0 0 0 - - - 879.3 (880) syflange 0 0 1099.7 (1,100) - - - 449.4 (450) y- ref +9.2-1,159.7-1,190.2P - - - - 0 (-1,150) -1,200+3 BB - - -396.0 0.000-0.001 1.000 - Table -0.8 637.5-396.0 0.707-0.708 0.001 Frame -46.2 744.7-206.0 0.722 0.692 0.000 Mir 0.5P 2.1 841.8P 847.9-6.3 0 0.712 0.707-0.702-0.707-0.003 0.000 155.9P 156.0 y- 床 基 準 点 のずれは ( +9.2mm, -9.7mm, +6.8mm) 鏡 の 位 置 ずれは(-1.6mm, -6.1mm, -6.3mm) 4. 鏡 の 位 置 ずれと 角 度 について y+フランジ 面 と y-フランジ 面 から 独 立 に 測 定 した 鏡 の 位 置 は x, y, z の 3 軸 ともそれ ぞれの 予 想 値 からのずれがほぼ 0.5mm 程 度 の 誤 差 範 囲 内 で 一 致 した HR: (-1.7mm, -6.4mm, -6.8mm) AR: (-1.6mm, -6.1mm, -6.3mm)

3 次 元 測 定 器 を 用 いてフランジを 参 照 基 準 とし 真 空 槽 内 へインストールした 物 の 位 置 を 測 定 することには 一 定 の 精 度 があることが 確 認 できた 鏡 面 の 角 度 は 各 座 標 で 0.5 度, 0.4 度 上 から 見 て 反 時 計 回 りに 回 転 していた HR: -0.713, 0.701, 0.001 AR: 0.712, -0.702, -0.003 5. 真 空 槽 の 位 置 ずれについて 真 空 槽 内 についての 測 定 精 度 の 良 さから 今 回 の 測 定 を 信 頼 し また 床 の 基 準 点 位 置 を 信 頼 すると 基 準 点 位 置 のずれは 真 空 槽 の 設 置 誤 差 によるものと 考 えられる 測 定 値 は 下 記 の 2 点 しかないが 平 均 を 平 行 移 動 量 残 りを 回 転 と 解 釈 すると 表 3 のよう になる 表 3: 真 空 槽 の 設 置 位 置 のずれによる 床 基 準 点 位 置 のずれ x y z y+ 床 基 準 点 -16.8mm -9.2mm +0.1mm y- 床 基 準 点 +9.2mm -9.7mm +6.8mm -3.8mm+/-13mm -9.5mm+/-0.3mm +3.5mm+/-3.4mm 結 果 真 空 槽 の 位 置 は 予 定 位 置 から (+3.8mm, +9.5mm, -3.5mm)ずれていることに なる また x の 値 の 差 から 真 空 槽 は 上 から 見 て 時 計 回 りに 0.9 度 ( 長 さ 850mm に 対 して; 要 再 確 認 ;+/-13mm の 回 転 ) 回 転 しており z の 値 から x 軸 周 りに y- 方 向 へ 0.2 度 程 傾 いていることが 示 唆 される ここまで 床 基 準 点 は 計 画 位 置 にあるとしてきたが 設 置 後 基 準 点 の 位 置 を 測 定 した 結 果 が 以 下 のようである( 単 位 [m]) 1:x+=(2.0279,-0.0254,-1.2121) 2:y+=(0.0258,1.9760,-1.1910) 3:x-=(-1.9755,-0.0233,-1.1876) 4:y-=(0.0243,-2.0225,-1.1996) 光 学 座 標 系 ( 補 遺 1)での BS 容 器 中 心 及 び 中 心 軸 の 床 座 標 を それぞれ (0.0283, -0.0283, 0), (0.0240, -0.0246, -1.2005)とすると

中 心 軸 床 基 準 から+/-2m 地 点 に 計 画 された y+/- 参 照 点 の 座 標 値 は だいたい #x は 変 わらず=+0.0240 #y は-0.0246+/-2.000=1.9761, -2.0239 #z は-1.2005+/-2.000sin(1/300rad)=-1.1938, -1.2072 になるので 実 測 値 と 計 画 のずれは X y z y+ +0.0018 (+1.8mm) -0.0001(-0.1mm) -0.0028 (-2.8mm) y- +0.0003 (+0.3mm) +0.0014 (+1.4mm) +0.0076 (+7.6mm) となる これを 補 正 する( 差 し 引 く)と 表 3 は 次 のようになる x y Z +Y 床 基 準 : 補 -18.6mm -9.3mm +2.9mm -Y 床 基 準 : 補 +8.9mm -11.1mm -0.8mm -4.9mm+/-14mm -10.2mm+/-0.9mm +1.1mm+/-1.8mm z については 改 善 が 見 られるが x, y についてはあまり 変 わらなかった 6. 光 てこの 光 路 について HR 座 標 で 光 てこの 光 線 位 置 を 測 定 した 測 定 は 6mm プローブに 光 があたるよう にして 光 線 上 の 3 6 点 を 測 定 した 各 測 定 点 について 6 点 程 位 置 を 測 定 している 各 点 での 位 置 の 誤 差 は 5mm 程 度 あるが 線 にフィットした 場 合 の 誤 差 は 1mm 程 度 で あった 測 定 点 を 線 でフィットし 鏡 面 との 交 点 を 求 めた I j k X Y Z err 下 0.5664-0.5770 0.5835-25.5P -23.8-819.3P -821.0-18.2P -16.4 上 -0.5841 0.5583 0.5891-28.4P -26.7-822.2P -823.7-14.9-16.7 裏 -28.6P -822.4P 19.7P 表 : 光 てこ 光 軸 位 置 z については 鏡 面 上 の 反 射 位 置 は 比 較 的 よく 一 致 したが x, y は 入 射 光 軸 に 対 して 反 射 光 軸 が 3mm ほど 奥 にずれている 表 面 反 射 と 裏 面 反 射 では 位 置 はほぼ 同 じになって いるので 入 射 と 反 射 ではプローブに 光 の 当 たっている 方 向 が 変 わる 影 響 が 現 れている と 考 えることができる 入 射 では 測 定 者 から 見 てプローブの 右 面 反 射 は 左 面 に 光 が 当

たるので それぞれ 測 定 位 置 が 手 前 奥 側 にずれることが 予 想 される z の 値 は 予 想 位 置 から-16.5mm 程 下 である 一 方 鏡 も-6.6mm 下 なので oplev の 光 は 鏡 中 心 からは 10mm 下 に 当 たっていたことになる x y については 入 射 反 射 の 中 点 をとって-27.0Pmm, -820.8Pmm とすると x 軸 は+3.4mm y 軸 については-1.2mm のずれとなる HR 面 中 心 位 置 との 差 にすると それぞれ+5.0mm +5.0mm となる すなわち HR 面 から 見 て 左 に 7mm ずれていたことになる まとめると oplev の 光 は BS 鏡 の HR 面 上 で 中 心 から 左 に 7mm 下 に 10mm ず れたところに 当 たっていたと 考 えられる 7. コイルと 磁 石 の 距 離 について ikagra 運 転 前 のアラインメント 時 から BS のコイルと 磁 石 の 距 離 が 左 右 で 見 た 目 にも 違 うことが 分 かっていた AR 面 からコイルの 支 持 板 の 傾 きを 測 定 すると i: -0.692, j: 0.722 となり 時 計 回 りに 1.2 度 回 転 していた これはサスペンションフレ ームの 回 転 角 度 と 一 致 する 鏡 面 は 反 時 計 回 りに 0.4 度 程 度 回 転 していたので 鏡 面 に 対 してコイル 支 持 板 は 時 計 回 りに 1.6 度 回 転 していたことになる 1.6 度 の 傾 きは 100mm で 2.8mm のずれを 生 じるので コイルと 磁 石 の 距 離 が 見 た 目 にも 違 ったこと と 整 合 する 8. 追 加 測 定 真 空 槽 の y に+10mm の 位 置 ずれは 中 の 防 振 系 で 吸 収 することが 難 しいため 測 定 が 間 違 っていない 場 合 は 真 空 槽 を 設 置 し 直 す 必 要 がある 6 月 21 日 ( 火 )に 確 認 のた めの 追 加 測 定 を 行 った( 寺 田 大 石 ) 測 定 方 法 は 次 のようである y+, y- 床 基 準 点 上 にレーザー 墨 出 し 器 を 設 置 し 真 空 槽 横 フランジの 中 心 縦 横 に 墨 出 しを 使 って 水 糸 を 張 り 横 フランジの 左 右 端 から 墨 出 し 器 上 部 およそ 1.2m の 位 置 にメジャーを 伸 ばして 墨 出 し 器 上 に 伸 ばした 基 準 点 位 置 で 長 さを 測 定 した また この 結 果 から 床 基 準 点 と 横 フランジの 相 対 位 置 の 計 画 値 との 差 (dy, dx) を 評 価 した x+ x- dy dx y+ 1,268mm 1,258mm 8mm -12mm y- 1,238mm 1,245mm 11mm +10mm

結 果 3 次 元 測 定 器 の 結 果 と 同 じように y+ 方 向 に8mm,11mmのずれ x 方 向 に-12mm, +10mm のずれとなったた 但 し y+ 側 のxの 値 については 差 が 大 きい また 高 さについても 調 べたところ BS 設 置 時 の 高 さが y+ 側 の 柱 に 貼 った 金 尺 上 で およそ7mm 下 であったことを 確 認 した 更 に 確 認 のため 床 基 準 点 の 鉛 直 線 上 から 真 空 槽 側 面 へメジャーで 距 離 を 測 った 結 果 は x+:1,238mm, y+:1,226mm, x-:1,239mm, y-:1,249mm であった 基 準 点 に 対 する 真 空 槽 の 位 置 ずれは xはほとんど 中 心 yは23mm 差 なので y+ 方 向 に11.5mmのずれとなった いずれの 方 法 でも y 方 向 については 2mm 程 度 の 精 度 以 内 で y+ 方 向 に10mm 程 度 の ずれがあるという 結 果 が 得 られた x 方 向 については yと 比 べて 誤 差 が 大 きいため ベローズを 外 しての 測 定 が 望 まれる 9. まとめ 3 次 元 測 定 器 を 用 いて ikagra BS 鏡 の 位 置 を 測 定 した 測 定 精 度 0.5mm 程 度 で 真 空 槽 を 基 準 として 鏡 は x: -1.6mm, y: -6.2mm, z: -6.6mm 予 定 位 置 からずれていた 高 さについては 何 らかの 理 由 で 7mm ほど 下 にずれて 設 置 したと 考 えられる また 床 基 準 点 に 対 して 真 空 槽 の 位 置 が x: +4.9mm y: +10.2mm z: -1.1mm ずれている ことがわかった y 方 向 のずれが 大 きいため BS インストール 開 始 前 に 真 空 槽 の 再 設 置 が 予 定 されている x 方 向 についてはベローズを 外 しての 追 加 測 定 が 望 まれる ま た 基 準 点 間 の 位 置 の 再 測 定 なども 望 まれる A. 補 遺 : 光 学 座 標 系 KAGRA トンネルは 排 水 等 のために 鉛 直 方 向 に 対 して 中 央 から y 方 向 に-1/300 x 方 向 に+1/300 の 傾 斜 をつけてある 光 学 座 標 系 はこの 1/300 傾 いた 光 軸 を 基 準 として 座 標 原 点 を BS の HR 面 中 央 に 取 っているので 中 央 エリアの local の 鉛 直 や 水 平 とは 角 度 でおよそ 1/300rad ずれている たとえば 厚 さ 80mm の BS 鏡 の 中 心 は HR 面 から 40mm のところに 位 置 するので 40mm/sqrt(2)=28.3mm を 用 いて (+28.3, -28,3, 0)が 光 学 座 標 系 上 での BS 鏡 中 心 位 置 であるが 鏡 の 中 心 から local の 鉛 直 方 向 に 床 面 に 下 ろした 点 は 高 さが 1.2m あるので x, y とも 1.2m/300=4mm 程 ずれる