公民⑤



Similar documents
東京都立産業技術高等専門学校

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

●幼児教育振興法案

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

Microsoft Word - 目次.doc

0605調査用紙(公民)

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

安 芸 太 田 町 学 校 適 正 配 置 基 本 方 針 の 一 部 修 正 について 1 議 会 学 校 適 正 配 置 調 査 特 別 委 員 会 調 査 報 告 書 について 安 芸 太 田 町 教 育 委 員 会 が 平 成 25 年 10 月 30 日 に 決 定 した 安 芸 太 田

介護保険制度改正にかかる事業所説明会

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

(Microsoft Word - \203A \225\345\217W\227v\227\314 .doc)

4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94

も た ら そ う と す る 効 標 標 名 標 設 定 考 え 方 単 位 4 年 度 実 績 5 年 度 見 込 6 年 度 計 画 7 年 度 計 画 8 年 度 計 画 法 規 定 に 基 づく 選 挙 事 務 ため 標 というような は 困 難 である 事 業 実 施 妥 当 性 活 動

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

特 別 徴 収 による 納 税 の 仕 組 み 従 業 員 事 業 所 市 町 村 3 特 別 徴 収 税 額 の 通 知 ( 従 業 員 用 ) 1 給 与 支 払 報 告 書 の 提 出 (1 月 末 日 まで) 2 税 額 の 計 算 4 給 与 支 払 いの 際 に 税 額 を 徴 収 3

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

2004年度第2回定期監査(学校)事情聴取事項

J A K カ イ ロ プ ラ ク テ ィ ッ ク 協 同 組 合 規 約 ( 目 的 ) 第 1 条 組 合 員 の 権 利 義 務 等 は 定 款 に よ っ て 定 め ら れ て い る が 定 款 の 第 6 条 の 規 定 に よ り 定 款 に 記 載 さ れ な い 必 要 事 項

社会科学習指導略案

Taro-学校だより学力調査号.jtd


<4D F736F F F696E74202D D382E982B382C68AF1958D8BE090A C98AD682B782E B83678C8B89CA81698CF6955C A2E >

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

一般競争入札について

2. 前 項 の 規 定 にかかわらず 証 券 会 社 等 又 は 機 構 を 通 じた 届 出 の 対 象 となっていない 事 項 については 当 会 社 の 定 める 書 式 により 株 主 名 簿 管 理 人 宛 に 届 け 出 るものとす る ( 法 人 株 主 等 の 代 表 者 ) 第

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

(3) 小 単 元 の 指 導 と 評 価 の 計 画 小 単 元 第 11 章 税 のあらまし の 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 四 次 確 定 申 告 制 度 抜 粋 ) 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 技 能 表 現 知 識 理 解 小 単 元 の 評 価 規 準 税 に 関 す

1_扉-配布用.indd

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

第1章 総則

<4D F736F F D208E9197BF A955B895E93AE82CC8B4B90A C982C282A282C42E646F6378>

第4回税制調査会 総4-1

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

道 内 シ ル バ ー 人 材 セ ン タ ー の 現 状 に つ い て は 契 約 金 額 に お い て は 請 負 契 約 で は 減 少 し た も の の シ ル バ ー 派 遣 事 業 の 大 幅 な 伸 び に よ り 5 年 ぶ り に 前 年 実 績 を 上 回 っ た が 会

定款

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

入札公告 次 の と お り 一 般 競 争 入 札 に 付 し ま す 平 成 2 9 年 6 月 2 0 日 経 理 責 任 者 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 栃 木 医 療 セ ン タ ー 院 長 長 谷 川 親 太 郎 調 達 機 関 番 号 所 在 地 番 号

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

Microsoft Word - .\..&.....doc

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

jouhoukyouikubukai

 

< F2D8ED089EF95DB8CAF939996A289C193FC91CE8DF42E6A7464>

2 1.ヒアリング 対 象 (1) 対 象 範 囲 分 類 年 金 医 療 保 険 雇 用 保 険 税 備 考 厚 生 年 金 の 資 格 喪 失 国 民 年 金 の 加 入 老 齢 給 付 裁 定 請 求 など 健 康 保 険 の 資 格 喪 失 国 民 健 康 保 険 の 加 入 健 康 保 険

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

財政再計算結果_色変更.indd

設 問 一 覧 全 員 にお 聞 きします 103 万 円 の 壁 130 万 円 の 壁 について 知 っていますか?...(SA) あなたの 年 収 を 教 えてください...(SA) 年 収 が 103 万 円 以 下 103 万 円 超 130 万 円 以 下 と 答 えた 人 あなたは 年

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

編 5ヶ 月 6 総 論 7 抜 ピ ド ピ ド 速 永 久 繰 ロ セ 慣 容 易 結 共 通 決 々 5 照 づ 具 ご 紹 介 与 監 査 比 較 場 限 提 始 箇 提 進 ご 安 心 話 提 与 監 査 雑 把 与 締 役 緒 算 類 作 機 関 従 来 税 始 忘 生 物 繰 切 忘 葉

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

第 8 条 本 協 議 会 における 研 修 は 以 下 のとおりとする (1) 座 学 研 修 農 業 講 座 や 先 進 農 家 視 察 など 農 業 経 営 基 礎 講 座 やその 他 担 い 手 のための 研 修 会 等 への 参 加 など 年 24 回 程 度 とする (2) 実 務 研

入札公告 次 の と お り 一 般 競 争 入 札 に 付 し ま す 平 成 3 0 年 1 月 1 9 日 経 理 責 任 者 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 い わ き 病 院 長 関 晴 朗 調 達 機 関 番 号 所 在 地 番 号 0 7 第

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

鳥 取 国 民 年 金 事 案 177 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 昭 和 37 年 6 月 から 38 年 3 月 までの 国 民 年 金 保 険 料 については 納 付 していたものと 認 められることから 納 付 記 録 を 訂 正 することが 必 要 である 第 2 申

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

慶應義塾利益相反対処規程

子ども手当見直しによる家計への影響~高所得者層の可処分所得は大幅減少に

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

入札公告 次 の と お り 一 般 競 争 入 札 に 付 し ま す 平 成 2 6 年 7 月 2 4 日 経 理 責 任 者 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 兵 庫 青 野 原 病 院 長 栗 栖 茂 調 達 機 関 番 号 所 在 地 番 号 2 8 第 0 9

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

学校安全の推進に関する計画の取組事例

資 料 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 における ホストシティ タウン 構 想 (イメージ) 1. 趣 旨 経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針 2014( 平 成 26 年 6 月 24 日 閣 議 決 定 )を 踏 まえ 2020 年 オリン

発 表 の 流 れ 1 事 業 概 要 2 評 価 票 の 記 載 内 容 について 3 指 標 について 4 事 業 内 容 について 5 提 案 のまとめ 2

新 行 財 政 改 革 推 進 大 綱 実 施 計 画 個 票 取 組 施 策 国 や 研 究 機 関 への 派 遣 研 修 による 資 質 向 上 の 推 進 鳥 インフルエンザ 等 新 たな 感 染 症 等 に 対 する 検 査 技 術 の 習 得 など 職 員 の 専 門

PowerPoint プレゼンテーション

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

<4D F736F F D CF322D33817A95DB8CEC8ED292B28DB881698A6D816A2E646F63>

<4D F736F F D208C6F D F815B90A BC914F82CC91CE899E8FF38BB582C982C282A282C42E646F63>

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

< C A2E6169>

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

2 出 願 資 格 審 査 前 記 1の 出 願 資 格 (5) 又 は(6) により 出 願 を 希 望 する 者 には, 出 願 に 先 立 ち 出 願 資 格 審 査 を 行 いますので, 次 の 書 類 を 以 下 の 期 間 に 岡 山 大 学 大 学 院 自 然 科 学 研 究 科 等

疑わしい取引の参考事例

自衛官俸給表の1等陸佐、1等海佐及び1等空佐の(一)欄又は(二)欄に定める額の俸給の支給を受ける職員の占める官職を定める訓令

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

法 人 等 に 対 する 課 税 際 課 税 原 則 の 帰 属 主 義 への 見 直 しのポイント 総 合 主 義 から 帰 属 主 義 への 移 行 法 人 及 び 非 居 住 者 ( 法 人 等 )に 対 する 課 税 原 則 について 従 来 のいわゆる 総 合 主 義 を 改 め OECD

一般資料選定基準

住宅改修の手引き(初版)

2 導 入 に 係 る 各 課 の 役 割 部 署 名 危 機 管 理 室 主 な 事 務 番 号 法 に 規 定 さ れ た 事 務 へ の 個 人 番 号 の 導 入 に 関 す る こ と 制 度 導 入 に 向 け た 事 務 の 総 括 に 関 す る こ と 個 人 番 号 の 独 自

マーケティングに 要 する 経 費 技 術 指 導 受 入 れに 要 する 経 費

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑


群馬県多文化共生推進指針

雇用保険被保険者資格取得届(様式)編

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

ほかに パート 従 業 員 らの 厚 生 年 金 加 入 の 拡 大 を 促 す 従 業 員 五 百 人 以 下 の 企 業 を 対 象 に 労 使 が 合 意 すれば 今 年 十 月 から 短 時 間 で 働 く 人 も 加 入 できる 対 象 は 約 五 十 万 人 五 百 人 超 の 企 業

がん専門病院における薬剤師養成のあり方に関する調査研究

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

スライド 1

Taro-入札公告官報掲載(あきた清

Transcription:

1 学 年 第 1 学 年 2 教 材 最 新 現 代 社 会 公 民 科 ( 現 代 社 会 ) 学 習 指 導 案 高 等 学 校 教 諭 3 単 元 名 テーマ 学 習 :18 歳 選 挙 権 を 考 える 4 単 元 目 標 公 職 選 挙 法 改 正 が 間 近 に 迫 り 高 校 生 が 選 挙 に 参 加 することが 来 年 夏 の 参 議 院 選 挙 で 実 現 するかもしれない 高 校 生 だから 選 挙 は 関 係 ない という 意 識 を 払 拭 させ 参 政 権 を 持 った 公 民 としての 自 覚 を 持 たせる 5 単 元 指 導 計 画 (1) 青 年 期 とは 何 か (2) 青 年 期 と 自 己 実 現 - 職 業 と 社 会 参 加 (3) 社 会 権 と 人 権 を 確 保 するための 権 利 (4) 選 挙 制 度 とその 課 題 (5)18 歳 選 挙 権 と 大 人 ( 本 時 ) 各 単 元 において 実 施 する 上 記 4つのうち いくつかの 学 習 が 終 了 した 時 点 で 本 時 のテーマ 学 習 が 可 能 と 考 える 6 本 時 の 評 価 計 画 ( 評 価 規 準 ) 関 心 意 欲 態 度 思 考 判 断 表 現 技 能 知 識 理 解 人 生 に お け る 青 年 高 校 生 は 政 治 とどの 具 体 的 な 資 料 を 活 選 挙 権 年 齢 の 世 界 期 の 時 期 に 関 心 を 持 ように 関 われるのかを 用 し 選 挙 制 度 や 選 の 趨 勢 と10 代 の 政 ち 社 会 と 積 極 的 に 考 え 18 歳 選 挙 権 の 挙 結 果 について 問 題 治 参 画 の 意 義 を 理 解 関 わろうとしている 賛 否 について 自 分 の 意 点 や 課 題 を 発 見 す する 公 職 選 挙 法 改 正 問 見 を 表 明 する る 法 律 によって 成 人 題 を 自 分 自 身 の 問 題 成 人 年 齢 統 一 化 の 是 として 扱 う 年 齢 が 異 と し て 関 心 を 持 っ て 非 を 考 え 自 分 の 意 見 な る こ と を 理 解 す いる を 表 明 する る 7 本 時 の 目 標 (1)18 歳 選 挙 権 がどのような 意 味 を 持 っているか またそれにともなう 責 任 につい て 理 解 する (2)18 歳 で 選 挙 権 が 認 められたとしても 民 法 の 成 人 年 齢 は20 歳 のままという 事 実 について 考 えさせる 8 本 時 の 学 習 展 開 段 階 学 習 内 容 学 習 活 動 学 習 活 動 の 支 援 指 導 上 の 留 意 点 ( 配 当 時 間 ) 観 点 別 評 価 2 月 に 中 学 生 も 投 票 で き る 住 関 心 がない ことを 否 定 しない 民 投 票 が あ っ た の を 知 っ て い ま AKB 総 選 挙 なら などの 反 応 があ す か と こ ろ で 皆 は 選 挙 に 関 れば 展 開 につなげやすい 導 入 心 がありますか 関 心 意 欲 態 度 (5 分 ) 選 挙 権 を 行 使 で き る 年 齢 に な 作 業 に 入 る 前 に 記 入 できたら 席 を っ た ら 選 挙 に 行 き ま す か プ リ 立 って2つのグループに 分 かれるこ ン ト に 自 分 の 行 動 と 考 え を 記 入 とを 示 唆 する してください 行 く 人 と 行 か な い 人 そ れ ぞ 自 分 の 立 つ 位 置 で 自 分 の 考 えを 皆 れ 教 室 の 両 側 に 分 か れ て 移 動 し の 前 で 示 す 思 考 判 断 表 現 てください

そ れ ぞ れ の 立 場 か ら 一 人 ず 同 じ 意 見 でも 理 由 が 異 なり 自 分 と つ 理 由 を 説 明 してもらいます 反 対 の 立 場 の 意 見 の 理 由 も 知 る 公 職 選 挙 法 が 今 国 会 で 改 正 さ なぜ 18 歳 から 認 めようとしてい れ る 可 能 性 が あ る の を 知 っ て い るのかを 考 えさせる ますか 関 心 意 欲 態 度 1 8 歳 で 認 め ら れ る よ う に な 考 えが 変 わった 生 徒 は 反 対 側 に 移 動 ったら 選 挙 に 行 きますか させ 誰 がどちらにいるかを 確 認 さ 今 日 の キ ー ワ ー ド は 1 8 歳 選 せた 後 自 席 に 戻 す 挙 権 と 大 人 です 思 考 判 断 表 現 1 8 歳 で 投 票 で き る 国 は ど れ 世 界 の 国 に 目 を 向 けさせ 多 くが くらいあると 思 いますか 18 歳 以 上 であることを 理 解 させる 関 心 意 欲 態 度 知 識 理 解 1 8 歳 と 1 9 歳 が 加 わ る こ と 人 口 数 に 着 目 し 大 きな 力 となるこ 展 開 に 意 味 はあるのでしょうか とに 気 づかせる 関 心 意 欲 態 度 (40 分 ) 1 8 歳 で 選 挙 権 が 認 め ら れ る NHK ネ ッ ト ク ラ ブ ア ン ケ ー ト の こ と を 1 0 代 の 若 者 は ど う 思 結 果 を 示 す 関 心 意 欲 態 度 っているのでしょうか プ リ ン ト の ( ) の 中 に 論 理 的 に 考 えて 記 入 するように 促 か を 記 入 しよう す 思 考 判 断 表 現 1 0 代 の 選 挙 参 加 が ど の よ う 表 とグラフを 活 用 し 現 実 認 識 をさ な 意 味 を 持 ってくるのか 最 近 せ さらに 課 題 を 発 見 させる 技 能 の 選 挙 結 果 から 見 てみましょう 2 0 代 の 意 見 は 少 数 意 見 と し て 無 視 さ れ て し ま う と い う 危 険 年 代 が 下 がるにつれて 投 票 率 が 下 があるとは 思 いませんか がる 現 状 の 問 題 点 に 気 づかせる 若 者 は 選 挙 に 関 心 が な い の で 思 考 判 断 表 現 しょうか AKB 総 選 挙 の デ ー タ か ら 若 者 も AKB 総 選 挙 の 有 効 投 票 総 数 選 挙 に 関 心 を 持 っていることに 気 づ 2 6 9 万 票 は す ご い と 思 い ま せ かせる んか 政 治 家 を 振 り 向 かせることができる 1 0 代 で 選 挙 に つ い て 真 剣 可 能 性 に 気 づかせる 知 識 理 解 に 考 えている 人 もいます 真 剣 に 考 える 故 に 反 対 意 見 がある 投 票 の 義 務 化 と い う 考 え を ど ことに 着 目 させる 知 識 理 解 う 思 いますか 権 利 を 行 使 するという 観 点 から 考 え 外 国 や 日 本 国 内 で も 若 者 が させ 独 裁 国 家 の 状 況 も 考 えさせる 政 治 を 身 近 に 感 じ ら れ る よ う な 思 考 判 断 表 現 取 組 がなされています 事 例 を 紹 介 し 選 挙 だけでなく 政 今 日 の キ ー ワ ー ド の 2 つ め は 治 参 加 の 機 会 が 身 近 にもあることに 大 人 でした 法 律 によって 気 づかせる 知 識 理 解 大 人 と し て 扱 う 年 齢 が 異 な っ て 1 8 歳 で 選 挙 権 は 認 め る が 民 法 い る の を 知 っ て い ま す か あ な ではまだ 子 どもの 扱 い を 当 然 と 考 たの 考 えを 記 入 してください えるか 不 自 然 と 考 えるか 思 考 判 断 表 現 今 日 の 内 容 を も う 一 度 思 い 出 も う 一 度 選 挙 に 行 く 選 挙 に し て 1 8 歳 に な っ た ら 選 挙 に 行 かない のグループに 分 かれる 行 く か ど う か の 態 度 を 再 び 表 明 思 考 判 断 表 現 ま と め してください 自 分 と 異 なる 考 えを 持 つ 人 を 否 定 す (5 分 ) 最 後 に 自 分 の 反 対 側 に い る るのではなく 歩 み 寄 る 姿 勢 の 重 要 人 の 理 由 を 考 えてみてください 性 に 気 づかせる 知 識 理 解 AKB 総 選 挙 か ら も わ か る よ う 行 けば 投 票 した 人 のその 後 が 気 にな に よ い 意 味 で 選 挙 は お 祭 り で り 政 治 に 関 心 を 持 ち 続 ける 契 機 に す み ん な 選 挙 に 行 き ま し ょ なることを 示 唆 する う 関 心 意 欲 態 度

参 考 資 料 : 18 歳 選 挙 権 オトナへのトビラ TV(NHK) 国 政 選 挙 の 年 代 別 投 票 率 の 推 移 について( 総 務 省 ) AKB 48 公 式 サイト http://www.akb48.co.jp/ 9 幸 福 正 義 公 正 の 観 点 について (1) 幸 福 自 らが 願 い 求 める 社 会 を 実 現 するために 社 会 と 関 わる 方 法 のひとつとして 選 挙 がある (2) 正 義 自 分 と 異 なった 正 義 感 を 持 っている 人 と 自 由 に 論 じることで 対 立 を 調 整 し 新 た な 正 義 の 秩 序 を 作 ることができる (3) 公 正 すべての 人 を 平 等 に 扱 うのが 正 義 であるが 選 挙 権 を20 歳 で 区 別 している 現 在 の 日 本 を 公 正 な 社 会 ということができるのか 新 しい 制 度 を 人 々が 受 容 する 条 件 が 成 り 立 つために 考 えなければならないこと はなにか 10 その 他 ( 1 )この 授 業 は 公 職 選 挙 法 改 正 前 ( 2014 年 度 ) に 実 施 し たものである 18 歳 選 挙 権 が 実 現 した 場 合 には 修 正 が 必 要 になる 本 実 践 においては 授 業 最 後 の2 度 目 の 質 問 選 挙 に 行 きますか で 行 く に 意 見 を 変 えたものが 実 施 者 の 期 待 以 上 に 多 かった これは 選 挙 などの 方 法 でな んらかの 情 報 発 信 をしていかない 限 り 自 分 たちの 望 む 社 会 は 実 現 しないという 若 干 の 危 機 意 識 のようなものがめばえたからであろう また 選 挙 に 行 くのは 最 初 は ある 意 味 のお 祭 り 気 分 でもよいのだ という 呼 びかけに 反 応 した 生 徒 もいる また 行 く 行 かないのどちらでもない と 明 言 した 生 徒 もいた 誘 われれば 行 くし そうでなければ 行 かない との 理 由 だが 実 はこのような 考 えの 若 者 が 相 当 数 い るのではないか 20 代 で 投 票 に 行 っている 者 も 親 に 誘 われたからでなく 自 らの 意 思 で 投 票 に 行 く 者 が 増 えてほしい (2) 本 時 の 次 の 授 業 に 模 擬 選 挙 を 入 れることも 可 能 である 今 回 の 実 践 では 実 際 の 政 党 名 を 伏 せて 公 約 を 比 較 検 討 させた 後 自 分 の 望 む 社 会 を 実 現 してくれそうな 政 党 を 選 び 投 票 させた

選 挙 権 とオトナ 18 歳 は 大 人? 子 ども? 選 挙 に 行 く? 面 倒 くさい 日 曜 日 の 昼 間 だし まだ 19 歳 だし 行 こうとは 思 わない 周 りの20 歳 以 上 の 人 も 行 っていない 18 歳 で 投 票 できるところ はあるの? 170の 国 や 地 域 世 界 のおよそ9 割 が18 歳 から G8の 国 はすべて18 歳 から 子 どもの 権 利 条 約 (1989 年 国 連 )でも 子 どもは18 歳 未 満 18 歳 と19 歳 って? 18 歳 と19 歳 の 人 口 = およそ240 万 人 宮 城 県 の 人 口 より 多 いが 京 都 府 より 少 ない 大 きな 力 となる! 人 口 47 位 の 鳥 取 県 = およそ 柏 市 + 流 山 市 の 人 口 大 きな 力 2013 年 の 参 議 院 比 例 代 表 = およそ110~120 万 票 で 一 人 当 選 可 能 18 歳 選 挙 権 をどう 思 う? 47% 240 万 人 だと 定 員 48 名 のうち 2 名 を 当 選 させる 可 能 性 あり 53% NHKネットクラブ アンケート より

10 代 の 考 え [ ] なぜ 消 費 税 が5% から8%へ? 税 金 の 使 われ 方 が 気 になる (スーパー 勤 務 女 18 歳 ) [ ] 自 分 は 未 熟 だから ( 専 門 学 校 生 男 18 歳 ) 2012 年 の 衆 議 院 選 挙 年 代 別 有 権 者 と 投 票 者 数 (188 区 の 抽 出 データより) 20 代 60 代 有 権 者 数 投 票 者 数 20 代 52,269 19,806 60 代 73,329 54,949 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 投 票 者 数 有 権 者 数 2012 年 の 衆 議 院 選 挙 年 代 別 投 票 率 投 票 率 全 国 49,214 区 より188 区 を 抽 出 したデータより 20 代 60 代 0 10 20 30 40 50 60 70 80 60 代 の 意 見 のほうが 政 策 に 反 映 されやすい? 20 代 の 意 見 は 無 視 されてしまう? 若 者 は 選 挙 に 関 心 がない? AKB 総 選 挙 雑 誌 の 読 者 モデルの 投 票

参 考 資 料 第 47 回 衆 議 院 議 員 総 選 挙 (2014) 最 少 得 票 当 選 者 丸 山 穂 高 ( 維 新 大 阪 19 区 ) : 56,119 票 最 多 得 票 落 選 者 船 橋 利 実 ( 自 民 北 海 道 1 区 ) : 105,918 票 最 多 得 票 当 選 者 小 泉 進 次 郎 ( 自 民 神 奈 川 11 区 ) : 168,953 票 AKB 37thシングル 選 抜 総 選 挙 (2014) 有 効 投 票 総 数 2,689,427 票 第 1 位 : 渡 辺 麻 友 (B) 159,854 票 第 2 位 : 指 原 莉 乃 (H) 141,954 票 第 3 位 : 柏 木 由 紀 (B/N) 104,364 票 第 4 位 : 松 井 珠 理 奈 (S/K) 90,910 票 第 5 位 : 松 井 玲 奈 (E/ 乃 ) 69,790 票 第 6 位 : 山 本 彩 (N/K) 67,916 票 第 7 位 : 島 崎 遥 香 (A) 67,591 票 第 8 位 : 小 嶋 陽 菜 (A) 62,899 票 第 9 位 : 高 橋 みなみ(A) 57,388 票 AKB 総 選 挙 のように 投 票 に 行 こう! 若 者 が 政 治 に 関 心 を 持 てば 政 治 家 の 目 も 若 者 に 向 くようになる 10 代 だって 考 えている 18 歳 選 挙 権 に 賛 成 自 分 たちだって 意 見 を 持 っているし 聞 い てほしい (17 歳 男 子 ) 政 治 家 が 将 来 の 世 代 の 負 担 を~ と 言 っ ているが 投 票 するのは おじさんおばさ んだけでは 変 だ (18 歳 女 子 ) 10 代 だって 考 えている 18 歳 選 挙 権 に 反 対 子 どもに 選 挙 権 があると ろくな 人 に 投 票 しかねない (13 歳 女 子 ) 親 と 同 じように 一 票 を 持 っても 重 さが 違 い すぎる (18 歳 女 子 ) 18 歳 に 下 げる 前 に 20 歳 を 越 えている 人 全 員 への 義 務 化 をすべき (16 歳 女 子 ) 投 票 率 を 上 げるために 義 務 化? オーストラリアは 義 務 化 オーストラリア ドルで20$の 罰 金 独 裁 国 家 では 行 かないと 反 抗 して いると 判 断 される? 兵 隊 がそばで 覗 き 込 んでいる? 若 者 の 政 治 参 加 を 進 める 取 組 イギリスのユース 議 会 (10 代 の 若 者 ) 若 者 がかかわる 問 題 に 直 接 発 言 できる 川 崎 市 の 子 ども 議 会 (10~18 歳 ) 希 望 すればだれでも 参 加 できる 我 孫 子 市 のこども 議 会 ( 我 孫 子 第 二 小 学 校 ) 選 挙 出 前 トーク 選 挙 がどう 行 われるかの 出 前 授 業

法 律 によって 異 なる 扱 い 18 歳 で 働 いて 経 済 的 に 自 立 し 納 税 している 若 者 が3 割 いるが 民 法 の 成 人 年 齢 は20 歳 少 年 犯 罪 厳 罰 化 の 動 き 裁 判 員 の 参 加 年 齢 酒 やタバコの 許 可 年 齢 さあ あなたは 選 挙 へ 行 きますか? 日 本 の 将 来 の 方 向 性 を 決 める のはあなたたちです