ADHD を 疑 う 20 歳 代 前 半 性 の WAIS-Ⅲの 結 果 についての 相 談 相 談 内 容 20 歳 代 前 半 の 性 です ADHD を 疑 って 2 年 前 から 精 神 科 に 通 院 しています ADHD をハッキリさせたいので 数 ヶ 月 前 に WAIS-Ⅲを 受 けました 結 果 については 少 し 説 明 をしてもらったのですが いまひとつよく 理 解 できません この 結 果 は 普 通 の 人 より 低 いのでしょうか また これからどういうことが 分 かるのでしょうか? 教 えていただき たいと 思 います ADHD については 担 当 の 先 生 からは ADHD も 学 習 障 害 も 広 汎 性 発 達 障 害 の 可 能 性 も あると 言 われただけで 詳 しくは 教 えてもらえませんでした この 結 果 から 発 達 障 害 の 可 能 性 は 分 かりますか 自 分 で 自 覚 している 特 徴 には 次 のようなことがあります: 片 付 けができない 記 憶 がほとんどない 2つ 以 上 の 事 を 同 時 にやれない 図 を 使 うなど 分 かりやすく 説 明 されないと 理 解 できない しなければならないことをよく 忘 れる 計 画 をたててもその 通 りに 動 けない よく 遅 刻 する 1
WAIS-Ⅲの 結 果 1.IQ 群 指 数 IQ( 知 能 指 数 ) 群 指 数 言 語 性 動 作 性 全 検 査 言 語 理 解 知 覚 統 合 作 動 記 憶 処 理 速 度 VIQ PIQ FIQ VC PO WM PS IQ/ 標 準 得 点 78 82 78 80 91 85 66 2. 下 位 検 査 評 価 点 言 語 性 尺 度 言 語 理 解 (VC) 作 動 記 憶 (WM) 単 語 類 似 知 識 理 解 算 数 数 唱 語 音 整 列 8 6 5 6 7 8 8 動 作 性 尺 度 知 覚 統 合 (PO) 処 理 速 度 (PS) 絵 画 配 列 絵 画 完 成 積 木 模 様 列 推 理 符 号 記 号 探 し 組 合 せ 7 6 10 10 4 4 2
回 答 1.WAIS-III とその 結 果 の WAIS-III は 日 本 でもっともよく 用 いられている 大 人 用 の 知 能 検 査 で 16 89 歳 を 対 象 としています 検 査 の 正 式 な 名 称 は Wechsler Adult Intelligence Scale 3 rd Edition ( 日 本 版 ウエクスラー 成 人 用 知 能 診 断 検 査 第 3 版 )といい その 頭 文 字 をとって WAIS- Ⅲと 呼 ばれています 1)IQ( 知 能 指 数 ) 言 語 性 動 作 性 などの IQ は ある 年 齢 のグループの 中 で 平 均 的 な 成 績 をとったときに IQ=100 になるよう 数 値 化 されています また この IQ は 90 109 が 平 均 とされ この 範 囲 に 50%の 人 たちが 含 まれるように 作 られています 2) 群 指 数 言 語 理 解 (VC) 知 覚 統 合 (PO) 作 動 記 憶 (WM) 処 理 速 度 (PS)は 群 指 数 と 呼 ば れ IQ とは 異 なった 視 点 から 知 的 能 を 評 価 する 指 標 です 群 指 数 の 得 点 は 統 計 学 的 には 標 準 得 点 と 呼 ばれますが その 意 味 は IQ と 同 じで ある 年 齢 のグループ 内 で 平 均 的 な 成 績 をとったときに 標 準 得 点 =100 になるよう 数 値 化 されています また 標 準 得 点 も 90 109 が 平 均 的 な 範 囲 です 3) 下 位 検 査 と 評 価 点 下 位 検 査 は IQ や 群 指 数 を 求 めるために 実 施 する 個 別 の 検 査 のことです 言 語 性 尺 度 動 作 性 尺 度 ともに 7 種 類 ずつ 合 計 14 種 類 あります この 下 位 検 査 の 結 果 は 評 価 点 (SS) で 表 されます 評 価 点 は 同 じ 年 齢 のグループで 平 均 的 な 成 績 を 取 ったときに 評 価 点 = 3
10 となります 評 価 点 の 平 均 的 な 範 囲 は 7 12 となっています 2. 相 談 者 様 の 結 果 について 1)IQ 全 体 的 な 知 能 の 高 さは 全 検 査 IQ=78 という 数 値 をみますと 測 定 誤 差 を 考 えに 入 れ ても 残 念 ながら 平 均 の 下 に 当 たると 考 えられます ただし WAIS-III のような 知 能 検 査 は 最 大 能 検 査 と 呼 ばれ 検 査 の 場 面 で ご 自 分 の 最 大 限 の 能 を 発 揮 できたことを 前 提 としています したがって もし 体 調 がよく なかった 何 か 他 に 心 配 事 があった 検 査 に 集 中 できなかったということがあったならば その 結 果 は 相 談 者 様 の 能 を 正 しく 評 価 していない 可 能 性 があります 以 下 の 説 明 では 質 問 者 様 の 能 が 検 査 で 正 しく 測 定 できたと 考 えた 上 で 説 明 をいた します なお 言 語 性 IQ= 78 と 動 作 性 IQ=82 は ほぼ 同 じ 結 果 で 統 計 学 的 な 有 意 差 もあり ませんので 言 語 的 な 能 と 視 覚 運 動 的 な 能 には ほとんど 違 いはないと 考 えられ ます 2) 群 指 数 4 つの 群 指 数 は それぞれ 次 のような 能 を 測 定 しています 言 語 理 解 言 語 の 理 解 言 葉 による 思 考 言 語 の 表 現 知 覚 統 合 知 覚 主 に 視 覚 的 な 理 解 いくつかの 刺 激 や 情 報 の 関 連 性 を 理 解 する 4
能 視 覚 と 運 動 をうまく 協 させて 課 題 を 解 決 する 能 作 動 記 憶 一 度 だけ 聞 いた 言 葉 や 数 字 を そのまま 数 秒 数 10 秒 の 短 い 間 記 憶 し ておく 短 期 記 憶 の 大 きさや その 短 期 記 憶 に 保 存 された 情 報 を 使 って 計 算 などの 心 理 的 作 業 をする 能 処 理 速 度 一 度 た 絵 や 刺 激 の 短 期 記 憶 や そうした 視 覚 的 な 短 期 記 憶 を 使 って 作 業 をする 能 スピード 相 談 者 様 の 結 果 では 言 語 理 解 知 覚 統 合 作 動 記 憶 の 3 つの 間 には 統 計 的 な 有 意 差 は 認 められませんでした 数 値 にやや 違 いはありますが 意 味 のある 差 があるとはいえま せん とくに 知 覚 統 合 は 平 均 の 範 囲 に 含 まれる 結 果 であり 比 較 的 よくできるの ではないかと 思 われます すなわち 具 体 的 には 目 で たことや 視 覚 刺 激 の 理 解 は 比 較 的 得 意 であり また 物 事 の 関 連 性 の 理 解 もよい で 地 図 も 読 め 動 作 で 表 現 するこ とは 得 意 という 特 徴 があると 思 います その 他 言 語 理 解 や 作 動 記 憶 は 質 問 者 様 個 人 の 能 としては 比 較 的 よくでき るものですが 他 の と 比 べてしまうと やや 劣 る あるいは 得 意 とはいえないレベル の 能 であると 考 えられます これに 対 して 処 理 速 度 は 知 覚 統 合 および 作 動 記 憶 の 2 つに 比 べ 有 意 に 低 くな っていました 他 の 群 指 数 に 比 べ 処 理 速 度 はかなり 苦 手 なものだと 考 えられます 具 体 的 には 手 先 の 不 器 用 さ イメージを 浮 かべたり 抽 象 的 な 記 号 を 理 解 したり 物 事 を 素 早 く 処 理 することは 苦 手 であると 考 えられます 5
3) 下 位 検 査 の 特 徴 下 位 検 査 については それぞれの 下 位 検 査 の 得 点 を て 特 徴 を 調 べる 法 もあります が これよりも 根 拠 が 確 かな 分 析 法 として いくつかの 検 査 に 共 通 する 特 徴 がないか 探 る 法 (プロフィール 分 析 といいます)で 検 討 してみました 詳 しいことは 煩 雑 になるま すので ここでは 割 愛 します 相 談 者 様 の 特 徴 のうち とくによいところ 所 といえるところは 視 覚 的 な 能 にす ぐれているところです 目 で て 理 解 する 手 本 を ながら 何 かを 作 る 地 図 説 明 図 を て 理 解 する 手 本 やモデルを てものを 作 るということが 得 意 ではないかと 思 われます 一 い 文 章 の 理 解 は 苦 手 ではないかと 考 えられました 4) 検 査 結 果 による 所 と 自 覚 症 状 との 関 連 次 に 検 査 の 結 果 考 えられた 相 談 者 様 の 特 徴 と 自 覚 症 状 としてあげていらっしゃる 特 徴 の 異 同 関 連 性 を 考 えてみます 両 者 で 一 致 する 特 徴 は 相 談 者 様 の 実 際 の 特 徴 であ る 可 能 性 が 高 いと 言 えます まず 以 下 の 3 点 は 検 査 の 結 果 と 一 致 していると 考 えられます: 1 記 憶 がほとんどない 作 動 記 憶 が 平 均 の 下 である 2 図 を 使 うなど 分 かりやすく 説 明 されないと 理 解 できない 知 覚 統 合 が 得 意 3しなければならないことをよく 忘 れる 作 動 記 憶 や 短 期 記 憶 の 弱 さ 1と3は どちらも 短 期 記 憶 ( 一 度 聞 きしたことを 数 秒 数 10 秒 覚 えておく 能 ) に 関 係 していますので メモを 上 手 に 使 って 弱 点 を 補 うことで 多 少 改 善 ができるものと 6
考 えられます 2については 図 や 絵 写 真 などをうまく 使 うことが むしろ 所 を 活 かすということになります また 次 の 点 は 検 査 の 結 果 では はっきりしたことがいえなかった 点 です: 4 計 画 をたててもその 通 りに 動 けない 5よく 遅 刻 する 6 片 付 けが 出 来 ない これらの 3 点 は 互 いに 関 係 していると 考 えられます この 3 点 の 背 景 には 共 通 して 計 画 能 の 弱 さがあると 考 えられます いつまでに どれだけのことをやる 必 要 があ るのか を 頭 の 中 だけで 考 えるのではなく 目 に えるように メモに 書 き 出 して 整 理 することや とくに 片 付 けについては 絵 や 図 でどのようにしたらよいか 書 き 出 してみる ということがうまくやれる 手 がかりになると 思 います 片 付 けができない ことについては 棚 や 押 し 入 れ 入 れ 物 などに 何 をしまうとこ ろかを 書 いて 貼 り 付 けておくということも 効 果 があります あるいは 一 度 きちんと 整 理 した 状 態 をデジタルカメラなどで 写 真 に 撮 って 印 刷 し それを 片 付 けるときの 手 本 にする という 法 もよいでしょう 2つ 以 上 の 事 を 同 時 に 出 来 ない という 点 については 1 つずつ 確 実 に 済 ませていく ことをお 考 えになった がよいかもしれません 場 合 によっては このように 発 想 の 転 換 をした が 良 いこともあります 7
5)これからの 生 活 における 能 の 活 かし 能 の 活 かし と 書 きましたように これからの 生 活 においては 今 回 の WAIS-III の 結 果 のうちで 比 較 的 よくできており 得 意 であると 考 えられた 能 を 活 用 することが 大 切 です こういう 検 査 を 受 けて その 結 果 をご 覧 になると どうしても 悪 い 部 分 あ まりできなかったところ が 気 になります それに 基 づいて 普 通 は 気 になるところや できなかったところを 何 とか 強 くしたいと 考 えてしまいます しかし 弱 点 を 強 くする ことには 大 変 な 努 が 必 要 ですし 効 果 が 出 にくいものです その 結 果 やる 気 や 自 信 を なくしてしまいがちになります そこで 弱 点 については うまく 補 うことを 考 え むしろ 所 得 意 なところをうま く 活 かすことをお 考 えください 2)と 3)で 書 きましたように 視 覚 的 な 理 解 手 本 を ながら 作 業 をするなどがお 得 意 ですから 何 か 新 しいことを 学 んだり 新 しい 技 術 を 身 につけたりするときには て 学 ぶ 実 際 に 自 分 でも 手 本 を ながら 手 を 動 かしてみる 具 体 的 な 課 題 を 通 して 学 ぶという ことが 効 果 的 と 考 えられます 一 言 語 的 な 指 示 や 説 明 は 個 別 に 与 えてもらう また その 際 には ゆっくりとは っきり 話 しかけてもらう それでもわかりにくい 場 合 には 絵 やモデル 図 を 使 って 説 明 し てもらうなどの 支 援 をしていただくと 分 かりやすく また 勘 違 いも 起 きにくくなるで しょう ご 自 分 で 文 章 を 書 くときにも イラストも 合 わせて 使 ったり 図 や 写 真 を 手 がかりに 文 章 を 書 いたりするとよろしいでしょう 8
また 人 の 話 を 聞 くときにはメモを 取 るようにする 覚 えることがらを 意 味 づけてわか りやすくする 計 算 などは 紙 に 書 いたり 計 算 機 を 使 ったりする 書 きやすい 筆 記 用 具 を 使 うなど 使 いやすい 文 房 具 を 使 う 手 本 や 読 む 必 要 のある 文 章 は なるべく 近 いところ において 飛 ばしたりしていないか 時 々 確 認 するなどの 対 応 が 必 要 かもしれません 6) 発 達 障 害 の 診 断 について ところで 発 達 障 害 を 疑 っていらっしゃるとのことですが 残 念 ながら 知 能 検 査 の 結 果 だけでは 発 達 障 害 であるかどうかを 診 断 するのは 難 しいことです 発 達 障 害 の 診 断 は 心 理 や 動 の 特 徴 これまでの 生 育 歴 日 常 生 活 や 学 校 での 状 況 など いろいろな 側 面 か ら 詳 しく 慎 重 に 面 接 を って 状 態 をお 聞 きし 場 合 によっては ご 両 親 などからの 情 報 学 業 成 績 なども 参 考 資 料 として 総 合 的 に 判 断 することになります 知 能 検 査 など 心 理 テストの 結 果 は 診 断 を 下 すときの 参 考 資 料 として 使 われます 医 学 的 に 診 断 を 下 すのは 専 門 医 にしかできませんが 可 能 な 範 囲 で 私 の 意 も 含 め て 少 しコメントを 書 いておきます 1 発 達 障 害 である 可 能 性 言 語 性 の 下 位 検 査 の 評 価 点 には ほとんどばらつきがありませんが 動 作 性 下 位 検 査 では 積 木 模 様 や 列 推 理 のように いずれも 評 価 点 =10 と いわゆる 健 常 な 人 たちと 変 わらない 能 があった 一 で 他 の 動 作 性 下 位 検 査 の 評 価 点 は 4 7 点 とばらつきが あります この 点 からは 典 型 的 な 発 達 障 害 とはいえないにしても 発 達 障 害 の 特 徴 の いくつかは られるかもしれません 9
2 学 習 障 害 である 可 能 性 学 習 障 害 は おおざっぱに 言 って 正 常 な 知 能 水 準 があるにも 関 わらず 読 み 書 き 計 算 など 特 定 の 領 域 で 学 習 の 遅 れがあると 定 義 されます 知 能 検 査 では 学 が 測 定 され ていませんので 今 回 のご 質 問 に 書 かれた 情 報 の 範 囲 では 明 確 なことを 書 くのは 難 し いのですが 正 常 な 知 能 水 準 という 点 で 微 妙 なところにいらっしゃいますので 当 てはまらないのではないかと 思 います 言 語 理 解 (VC)に 含 まれる 知 識 単 語 や 作 動 記 憶 (WM)に 含 まれる 算 数 のよう に 学 校 で 勉 強 した 成 果 がかなり 結 果 に 表 れる 部 分 もありますが 評 価 点 から ますと 特 定 のものだけが 低 い 訳 ではありません むしろ 平 均 の 下 と 判 断 された 知 能 の 水 準 によって 学 習 の 成 果 が 必 ずしも 身 につ いていないと 理 解 した がよろしいと 思 います 3ADHD ADHD の 人 たちは Wechsler 式 知 能 検 査 では 作 動 記 憶 (WM)や 処 理 速 度 (PS) が 低 いことが 共 通 してその 特 徴 だと 指 摘 されています 相 談 者 様 の 結 果 からは 処 理 速 度 は 低 いといえますが 作 動 記 憶 は 必 ずしも 低 いとはいえませんので 典 型 的 な ADHD ではないと 思 われます ただし ご 自 身 で 自 覚 症 状 としてあげられているものには ADHD の 特 徴 としてよく 指 摘 されている 動 がありますので ADHD の 要 素 はお 持 ちかもしれません 4 広 汎 性 発 達 障 害 広 汎 性 発 達 障 害 の 達 では 下 位 検 査 のうち 列 推 理 や 類 似 がよくできるのに 対 し 10
て 理 解 は 弱 く また 群 指 数 では 処 理 速 度 が 弱 いというのが Wechsler 式 知 能 検 査 での 特 徴 的 なパターンです 相 談 者 様 の 場 合 こうした 特 徴 の 一 部 は 当 てはまります が すべてが 該 当 している 訳 ではありません また 文 章 はきちんとお 書 きになってい らっしゃいますので 広 汎 性 発 達 障 害 である 可 能 性 は 低 いと 思 います 以 上 は WAIS-III などの Wechsler 式 知 能 検 査 の 所 として 知 られている 特 徴 と 質 問 者 様 の 結 果 とを 比 べて 考 えられることとして 書 かせていただきました 今 回 は 直 接 お 会 いして 面 接 や 動 観 察 をさせていただいた 訳 ではありませんので かなり 推 測 に 基 づいていますので その 点 はご 了 解 ください 7)その 他 以 上 今 回 の WAIS-Ⅲの 結 果 から 分 かること これからの 対 処 について 説 明 させていた だきました 最 初 の IQ のところで 平 均 の 下 と 書 きましたので 驚 いたり 残 念 に 思 ったりなさ ったかと 心 配 しています しかしながら 抽 象 的 なことの 理 解 や 抽 象 的 なことについて の 判 断 で 苦 労 されることはあるかもしれませんが 日 常 生 活 を 送 る 上 では 大 きな 支 障 があ るレベルではありません 説 明 の 後 半 で 書 きましたように 苦 手 なところはそれに 応 じた 対 処 や 支 援 を 受 けつつ 得 意 であると 考 えられました 視 覚 的 な 能 を 分 に 活 かすことで スムーズで 楽 しい 日 々 を 送 ることは 分 できると 考 えます 11
最 後 に 今 回 の 回 答 は WAIS-Ⅲの 結 果 と 書 面 でのやりとりだけで 書 かせていただき ました ご 不 明 な 点 については 可 能 な 限 り 疑 問 を 解 消 していただけるようにいたします が 詳 細 につきましては やはり 主 治 医 の 先 生 によくお 聞 きになるか 発 達 障 害 者 支 援 セ ンターなどでご 相 談 になることをお 勧 めしたいと 思 います 主 治 医 にお 聞 きになりにくい というときは 診 察 の 前 に あらかじめメモに 整 理 して かれることをお 勧 めします 12