<4D6963726F736F667420576F7264202D2030332D31208EC096B18F438F4B8E7793B1834B8343836883898343839381698267825182558144825789FC92F9814594BD896694C5816A2E646F6378>



Similar documents
もの( 交 通 事 故 事 件 に 係 るものを 除 く ) 3 重 大 な 交 通 事 故 事 件 とは 次 に 掲 げる 交 通 事 故 事 件 をいう (1) 死 亡 ひき 逃 げ 事 件 車 両 等 の 交 通 により 人 が 死 亡 した 場 合 において 道 路 交 通 法 ( 昭 和

弁護士報酬規定(抜粋)

Taro-データ公安委員会相互協力事

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

別 紙

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

Microsoft Word - 19年度(行情)答申第076号.doc

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 2 答申概要.doc

に 公 開 された 映 画 暁 の 脱 走 ( 以 下 本 件 映 画 1 という ), 今 井 正 が 監 督 を 担 当 し, 上 告 人 を 映 画 製 作 者 として 同 年 に 公 開 された 映 画 また 逢 う 日 まで ( 以 下 本 件 映 画 2 という ) 及 び 成 瀬 巳

必 要 なものとして 政 令 で 定 める 原 材 料 等 の 種 類 及 びその 使 用 に 係 る 副 産 物 の 種 類 ごとに 政 令 で 定 める 業 種 をいう 8 この 法 律 において 特 定 再 利 用 業 種 とは 再 生 資 源 又 は 再 生 部 品 を 利 用 することが

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

(2) 基 準 地 の 価 格 の 審 査 調 整 及 び 判 定 (3) 周 知 措 置 ( 地 価 公 示 との 関 係 等 ) 第 4 条 知 事 は 事 業 の 実 施 にあたっては 地 価 公 示 法 の 規 定 に 基 づいて 国 が 行 う 地 価 公 示 との 調 和 を 保 ち 一

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

(Microsoft Word - \203A \225\345\217W\227v\227\314 .doc)

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

 三郷市市街化調整区域の整備及び保全の方針(案)

とする (1) 多 重 債 務 や 過 剰 債 務 を 抱 え 返 済 が 困 難 になっている 人 (2) 債 務 整 理 を 法 律 専 門 家 に 依 頼 した 直 後 や 債 務 整 理 途 上 の 人 (3) 収 入 よりも 生 活 費 が 多 くお 金 が 不 足 がちで 借 金 に 頼

Taro-02 調査概要(280705).jtd

Microsoft Word - 不正アクセス行為の禁止等に関する法律等に基づく公安

加 算 税 制 度 の 見 直 し 等 1. 現 行 制 度 の 概 要 関 税 においては 国 税 ( 輸 入 貨 物 に 対 する 内 国 消 費 税 を 含 む 以 下 同 じ ) の 制 度 と 同 様 の 過 少 申 告 加 算 税 無 申 告 加 算 税 及 び 重 加 算 税 の 制

国 税 クレジットカード 納 付 の 創 設 国 税 のクレジットカード 納 付 については マイナンバー 制 度 の 活 用 による 年 金 保 険 料 税 に 係 る 利 便 性 向 上 に 関 するアクションプログラム( 報 告 書 ) においてその 導 入 の 方 向 性 が 示 されている

Microsoft Word - 19年度(行情)答申第081号.doc

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

自衛官俸給表の1等陸佐、1等海佐及び1等空佐の(一)欄又は(二)欄に定める額の俸給の支給を受ける職員の占める官職を定める訓令

< 現 在 の 我 が 国 D&O 保 険 の 基 本 的 な 設 計 (イメージ)> < 一 般 的 な 補 償 の 範 囲 の 概 要 > 請 求 の 形 態 会 社 の 役 員 会 社 による 請 求 に 対 する 損 免 責 事 由 の 場 合 に 害 賠 償 請 求 は 補 償 されず(

別 添 巡 回 連 絡 実 施 要 領 第 1 趣 旨 この 要 領 は 埼 玉 県 地 域 警 察 運 営 規 程 ( 平 成 15 年 埼 玉 県 警 察 本 部 訓 令 第 51 号 以 下 運 営 規 程 という ) 第 5 条 第 2 項 第 4 号 イの 規 定 に 基 づき 巡 回 連

●幼児教育振興法案

m07 北見工業大学 様式①

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

2004年度第2回定期監査(学校)事情聴取事項

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

無罪判決後の勾留に関する意見書

( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

答申第585号

神 奈 川 県 立 横 須 賀 大 津 高 等 学 校 いじめ 防 止 基 本 方 針 1 いじめの 防 止 等 に 関 する 基 本 的 な 考 え 方 ( 本 校 のいじめ 防 止 に 関 する 基 本 的 な 姿 勢 ) いじめは いじめを 受 けた 生 徒 の 教 育 を 受 ける 権 利

公表表紙

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

諮 問 庁 の 説 明 は, 理 由 説 明 書 によると,おおむね 以 下 のとおりである 1 行 政 文 書 開 示 請 求 の 対 象 となった 文 書 開 示 請 求 の 内 容 は, 国 家 公 務 員 総 合 職 採 用 試 験 合 格 者 による 官 庁 訪 問 において, 公 正 取

文化政策情報システムの運用等

Microsoft Word - 公表用答申422号.doc

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

別 添 1 提 案 書 等 作 成 要 領 1 調 達 件 名 PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 2 提 案 書 等 の 提 出 本 調 達 に 係 る 提 案 書 等 は PIO-NET2015 に 係 る 運 用 等 支 援 業 務 一 式 調 達 仕 様

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

2 生 活 安 全 部 地 域 課 鉄 道 警 察 隊 長 ( 以 下 隊 長 という )は 被 害 相 談 所 の 名 称 を 記 載 した 表 示 板 を 庁 舎 入 口 付 近 に 掲 出 するものとする 3 隊 長 は 臨 時 の 被 害 相 談 所 を 設 置 するときは 当 該 相 談

している 5. これに 対 して 親 会 社 の 持 分 変 動 による 差 額 を 資 本 剰 余 金 として 処 理 した 結 果 資 本 剰 余 金 残 高 が 負 の 値 となるような 場 合 の 取 扱 いの 明 確 化 を 求 めるコメントが 複 数 寄 せられた 6. コメントでは 親

大田市固定資産台帳整備業務(プロポーザル審査要項)


. 負 担 調 整 措 置 8 (1) 宅 地 等 調 整 固 定 資 産 税 額 宅 地 に 係 る 固 定 資 産 税 額 は 当 該 年 度 分 の 固 定 資 産 税 額 が 前 年 度 課 税 標 準 額 又 は 比 準 課 税 標 準 額 に 当 該 年 度 分 の 価 格 ( 住 宅

- 1 - 総 控 負 傷 疾 病 療 養 産 産 女 性 責 帰 べ 由 試 ~ 8 契 約 契 約 完 了 ほ 契 約 超 締 結 専 門 的 知 識 技 術 験 専 門 的 知 識 高 大 臣 専 門 的 知 識 高 専 門 的 知 識 締 結 契 約 満 歳 締 結 契 約 契 約 係 始

入札公告 機動装備センター

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

01.活性化計画(上大久保)

Taro-29職員退職手当支給規程

定款

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

< F2D A C5817A C495B6817A>

●労働基準法等の一部を改正する法律案

Microsoft Word - 諮問第82号答申(決裁後)

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

した 開 示 決 定 等 に 当 たっては, 法 11 条 を 適 用 して, 平 成 23 年 5 月 13 日 まで 開 示 決 定 等 の 期 限 を 延 長 し, 同 年 4 月 11 日 付 け 防 官 文 第 号 により,1 枚 目 を 一 部 開 示 した そして, 同 年

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

Microsoft Word - 20年度(行個)答申第2号.doc

⑨持分法基準

異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

独立行政法人国立病院機構呉医療センター医療機器安全管理規程

長 は10 年 ) にすべきことを 求 める ⑸ 改 善 意 見 として 事 務 引 継 書 にかかる 個 別 フォルダーの 表 示 について 例 えば 服 務 休 暇 全 般 ( 事 務 引 継 書 を 含 む) といったように 又 は 独 立 した 個 別 フォルダーとして 説 明 を 加 え

(Microsoft Word - \221\346\202P\202U\201@\214i\212\317.doc)

Microsoft Word - 答申第143号.doc

四 勤 続 20 年 を 超 え30 年 までの 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の200 五 勤 続 30 年 を 超 える 期 間 については 勤 続 1 年 につき100 分 の100 2 基 礎 調 整 額 は 職 員 が 退 職 し 解 雇 され 又 は 死 亡 した

Taro-07-1提言概要.jtd

第 1 監 査 の 請 求 1 請 求 人 姫 路 市 廣 野 武 男 2 請 求 年 月 日 姫 路 市 職 員 措 置 請 求 ( 住 民 監 査 請 求 政 務 調 査 費 の 返 還 に 係 る 法 定 利 息 の 不 足 以 下 本 件 請 求 という )に 係 る 請 求 書 は 平 成

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

Microsoft Word 行革PF法案-0概要

答申書

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

役員退職手当規程

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF332E8EA98CC8955D89BF82CC95FB C982C282A282C BD90AC F944E93788EC08E7B95AA814191E C5816A2E707074>

の 購 入 費 又 は 賃 借 料 (2) 専 用 ポール 等 機 器 の 設 置 工 事 費 (3) ケーブル 設 置 工 事 費 (4) 防 犯 カメラの 設 置 を 示 す 看 板 等 の 設 置 費 (5) その 他 設 置 に 必 要 な 経 費 ( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補

Microsoft Word - 研究倫理ガイドブックv2.doc

18 国立高等専門学校機構

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

3 刑事事件【Web用】.indd

報告書(案)

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D31208C9A90DD B835E CC8A C982C282A282C4>

Ⅱ. 防 犯 カメラの 設 置 及 び 運 用 に 当 たっての 留 意 事 項 1 設 置 の 目 的 防 犯 カメラの 設 置 者 は 犯 罪 又 は 事 故 を 防 止 するなどの 目 的 を 明 確 にし その 目 的 を 逸 脱 した 運 用 を 行 わないようにしてください 2 撮 影

< F2D CA795F18CB48D E B835E816A20>

当 が 支 払 われない 場 合 において 前 項 第 2 号 に 該 当 するときは 機 構 は 当 該 遺 族 に 対 し 第 2 項 に 規 定 する 事 情 を 勘 案 して 当 該 退 職 手 当 の 全 部 又 は 一 部 を 支 給 しないこととする 措 置 を 行 うことができる 5

適時開示などに関する東証規則改正

Transcription:

1 343

344 2

3 345

346

- 1-347

348-2 -

- 3-349

350

分 野 別 実 務 修 習 のガイドライン 1 検 察 の 分 野 別 実 務 修 習 における 指 導 目 標 指 導 方 法 司 法 修 習 においては, 法 曹 として 活 動 を 開 始 するに 当 たり 必 要 な 事 実 調 査 能 力, 法 的 分 析 能 力, 事 実 認 定 能 力, 書 面 や 口 頭 による 説 得 的 な 表 現 能 力 等 を 修 得 させることに 重 点 をおいて 指 導 するものとされ( 司 法 修 習 生 指 導 要 綱 ( 甲 ) 第 1 章 第 2 ), 検 察 の 分 野 別 実 務 修 習 の 指 導 目 標 は, 具 体 的 事 件 の 取 扱 いにつ いて 検 察 官 の 立 場 で 修 習 することを 通 じて, 法 曹 として 必 要 な 基 本 的 知 識 や 技 法 を 修 得 させるとともに, 検 察 官 の 使 命 と 役 割, 検 察 官 として 必 要 な 心 構 え 及 び 検 察 の 実 務 を 理 解 させることとされている( 同 第 2 章 第 1 4⑵ア ) 検 察 の 分 野 別 実 務 修 習 における 指 導 方 法 は, 事 件 の 捜 査 については, 事 案 の 真 相 を 解 明 するための 犯 罪 捜 査 の 在 り 方, 証 拠 収 集 及 び 取 調 べの 要 領 を 中 心 に 指 導 し, 事 件 の 処 理 については, 事 案 の 真 相 の 把 握, 見 通 しの 体 得, 証 拠 の 価 値 判 断, 事 件 報 告 の 要 領, 起 訴 不 起 訴 処 分 決 定 の 在 り 方 等 を 重 点 として 指 導 し, 法 曹 として 必 要 とされる 的 確 な 判 断 力 を 養 成 することを 主 眼 とし, 公 判 の 立 会 については, 検 察 官 の 公 判 立 会 を 傍 聴 させるほか, 立 証 方 針 の 策 定, 提 出 証 拠 の 整 理, 裁 判 所 に 提 出 する 書 面 の 作 成, 尋 問 技 術 など, 公 判 立 会 の 要 領 を 指 導 すること 等 とされている ( 司 法 修 習 生 指 導 要 綱 ( 甲 ) 第 2 章 第 1 4⑵イ, 分 野 別 実 務 修 習 における 各 分 野 の 指 導 準 則 第 2 2 ないし ) 2 捜 査 実 務 修 習 について 司 法 修 習 生 に 対 し, 少 なくとも3 件 の 具 体 的 な 事 件 について, 捜 査 実 務 修 習 を 行 わせるように 努 める ア 前 記 1の 指 導 目 標 を 達 成 するには,できるだけ 多 くの 実 際 の 事 件 に 基 づ いて, 流 動 的 な 証 拠 関 係 を 前 提 とした 捜 査 方 針 の 策 定, 証 拠 収 集 及 びその 結 果 を 踏 まえた 事 実 認 定 上 法 律 上 の 問 題 点 の 検 討 等 を 体 験 的 に 学 ばせること が, 効 果 的 である そのため, 司 法 修 習 生 に 対 し, 少 なくとも3 件 の 具 体 的 な 事 件 について, 捜 査 実 務 修 習 を 行 わせるように 努 める イ 修 習 生 には, 進 行 中 の 事 件 ( 在 宅, 身 柄 を 問 わない)の 取 扱 いを 可 能 な 限 り 体 験 させるよう 努 めることとするが, 各 庁 の 実 情 に 応 じて, 以 下 の 又 は の 方 法 で 指 導 することにより, 具 体 的 な 事 件 についての 捜 査 実 務 修 習 を 行 うことができる 同 一 の 事 件 につき, 複 数 の 修 習 生 に 合 同 で 捜 査 実 務 修 習 を 行 わせる 方 法 確 定 事 件 の 記 録 を 用 いる 方 法 ( 例 えば, 手 続 の 各 段 階 における 捜 査 方 針 の 検 討, 事 実 認 定 上 法 律 上 の 問 題 点 の 検 討, 模 擬 取 調 べを 実 務 に 即 して 行 わせるなど ) 捜 査 実 務 修 習 における 指 導 の 内 容 として, 司 法 修 習 生 に 対 し, 具 体 的 な 事 件 -1-351

について, 以 下 の 点 に 留 意 しつつ, 事 案 の 真 相 解 明 のための 捜 査 方 針 ( 証 拠 収 集 及 び 取 調 要 領 )の 検 討, 捜 査 ( 証 拠 収 集, 取 調 べ)の 体 験, 終 局 処 分 の 在 り 方 ( 事 案 の 真 相 の 把 握, 予 想 される 争 点 を 見 越 した 証 拠 の 評 価 事 実 認 定, 法 令 の 適 用, 事 件 報 告, 起 訴 不 起 訴 処 分 の 決 定 等 )の 検 討 等 を 行 わせる ア 前 記 1 記 載 の 指 導 目 標 に 照 らして, 当 該 事 件 で 実 施 するのが 相 当 と 考 え られる 事 項 について 指 導 を 行 う( 各 事 件 につき 全 ての 事 項 の 指 導 を 行 う 必 要 はない ) イ 身 柄 事 件 について 捜 査 実 務 修 習 を 行 わせる 場 合 は, 被 疑 者 の 逮 捕 勾 留 を めぐる 問 題 点 等, 身 柄 事 件 に 伴 う 捜 査 上 の 留 意 点 についても 検 討 等 をさせる ように 配 慮 する ウ 修 習 生 に, 少 なくとも1 回 は, 指 導 係 検 事 等 の 指 導 の 下, 進 行 中 の 事 件 の 被 疑 者 又 は 参 考 人 の 取 調 べにおいて, 取 調 事 項 の 全 部 又 は 一 部 について, 自 ら 発 問 を 行 うことを 体 験 させるように 努 める エ 各 庁 の 実 情 に 応 じ 可 能 であれば, 指 導 係 検 事 又 はいわゆる 里 親 検 事 が 行 う 捜 査 に 立 ち 合 わせ,その 指 導 を 受 けさせるように 努 める 352 3 公 判 実 務 修 習 について 各 司 法 修 習 生 に 対 し, 少 なくとも1 件 の 具 体 的 な 事 件 について, 公 判 実 務 修 習 を 行 わせる ア 前 記 1の 指 導 目 標 を 達 成 するには, 実 際 の 事 件 に 基 づいて, 公 判 におけ る 争 点 に 即 した 立 証 方 針 の 策 定, 証 拠 整 理 証 拠 開 示, 証 人 尋 問 の 準 備 等 の 公 判 準 備, 冒 頭 陳 述 論 告 等 の 主 張 検 討 等 を 体 験 的 に 学 ばせることが, 効 果 的 である そのため, 司 法 修 習 生 に 対 し, 少 なくとも1 件 の 具 体 的 な 事 件 について, 公 判 実 務 修 習 を 行 わせるように 努 める イ 修 習 生 には, 公 判 係 属 中 の 事 件 の 取 扱 いを 可 能 な 限 り 体 験 させるように 努 めることとするが, 各 庁 の 実 情 に 応 じて, 以 下 の 又 はの 方 法 で 指 導 する ことにより, 具 体 的 な 事 件 についての 公 判 実 務 修 習 を 行 うことができる 同 一 の 事 件 につき, 複 数 の 修 習 生 に 合 同 で 公 判 実 務 修 習 を 行 わせる 方 法 確 定 事 件 の 記 録 を 用 いる 方 法 公 判 実 務 修 習 における 指 導 内 容 として, 司 法 修 習 生 に 対 し, 具 体 的 な 事 件 に ついて, 証 拠 整 理 証 拠 開 示, 裁 判 所 提 出 書 面 ( 証 拠 等 関 係 カード, 証 明 予 定 事 実 記 載 書 面, 冒 頭 陳 述, 論 告 等 )の 起 案, 公 判 準 備 ( 裁 判 員 裁 判 の 公 判 リハ ーサル, 証 人 テスト 等 )への 立 会 い, 公 判 前 整 理 手 続, 公 判 手 続 の 傍 聴, 控 訴 審 査 等 への 立 会 い 等 を 行 わせる なお, 捜 査 実 務 修 習 の 指 導 の 場 合 と 同 様, 前 記 1 記 載 の 指 導 目 標 に 照 らし て, 当 該 事 件 で 実 施 するのが 相 当 と 考 えられる 事 項 について 指 導 を 行 う( 各 事 件 につき 全 ての 事 項 の 指 導 を 行 う 必 要 はない ) -2-

1 353

354 2

3 355