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我孫子市小規模水道条例

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高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

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私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

岡山県警察用航空機の運用等に関する訓令

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●電力自由化推進法案

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の


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製 造 業 者 は 製 造 販 売 業 者 の 管 理 監 督 の 下 適 切 な 品 質 管 理 を 行 い 製 品 を 製 造 します なお 製 造 業 は 製 造 に 特 化 した 許 可 となっており 製 造 業 の 許 可 のみでは 製 品 を 市 場 に 出 荷 することはできま せん

航空隊及び教育航空隊の編制に関する訓令

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(Microsoft Word - \220V\227v\215j\221S\225\266.DOC)

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

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募集要項

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国 税 通 則 法 の 見 直 しについて(23 年 度 改 正 ) 税 務 調 査 手 続 の 明 確 化 更 正 の 請 求 期 間 の 延 長 処 分 の 理 由 附 記 等 国 税 通 則 法 の 大 幅 な 見 直 しを 実 施 主 な 改 正 事 項 1. 税 務 調 査 手 続 ( 平

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スライド 1

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に 認 める 者 を 含 む 以 下 同 じ )であること (2) 町 税 を 滞 納 していない 者 であること ( 補 助 対 象 事 業 ) 第 4 条 補 助 金 の 交 付 の 対 象 となる 事 業 ( 以 下 補 助 対 象 事 業 という )は 補 助 事 業 者 が 行 う 町 内

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( 参 考 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 ( 平 成 25 年 法 律 第 107 号 )( 抄 ) 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 56 号 ) による 改 正 後 (

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

っては いずれか 一 方 の 事 業 を 補 助 金 の 交 付 の 対 象 とする 3 第 1 項 各 号 に 掲 げる 事 業 において 国 県 若 しくは 本 市 からの 補 償 金 の 交 付 又 は 損 害 保 険 契 約 によ る 損 害 てん 補 その 他 これに 類 するものを 受

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工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火

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Transcription:

3-2 東 京 都 における 制 度 住 民 が 地 域 社 会 における 生 活 環 境 の 保 全 のために 企 業 に 対 して 公 害 防 止 をはじめとす る 々の 要 求 を 行 うことは いわば 住 民 の 基 本 的 な 権 利 です また 企 業 が 地 域 において 安 定 な 事 業 活 動 を 行 うには 公 害 防 止 や 環 境 管 理 に 関 する 活 動 について 住 民 の 理 解 を 得 るこ とが 必 要 です そのため 各 事 業 所 の 環 境 管 理 担 当 者 は 必 要 に 応 じて 公 害 防 止 対 策 の 正 確 な 情 報 を 伝 え 住 民 の 要 求 や 判 断 も 適 切 に 取 り 入 れて 企 業 と 地 域 住 民 と の 信 頼 関 係 を 確 立 しなければならず その 責 務 は 大 きいといえます 一 方 に 関 する 法 令 も 変 化 しており 昨 年 に 改 正 された 都 民 の 健 康 と 安 全 を 確 保 する 環 境 に 関 する 条 例 では 適 正 管 理 化 学 物 質 の 使 用 量 等 の 届 け 出 などが 義 務 づけられるなどその 役 割 が 増 したばかりでなく 東 京 都 制 度 自 体 も 大 幅 な 見 直 しが 行 われました これらのことから 制 度 を 改 めて 確 認 するため 改 正 された 東 京 都 公 害 防 止 管 理 者 制 度 を 中 心 に 東 京 都 における 制 度 について 紹 介 します 3-2- 制 度 () 制 度 の 概 要 東 京 都 内 では 制 度 について 法 律 と 条 例 の 二 つの 制 度 がそれぞれ 施 行 されている 法 律 の 制 度 法 律 による 制 度 は 特 定 工 場 における 公 害 防 止 組 織 の 整 備 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 46 年 法 律 第 07 号 以 下 管 理 者 法 という )によるもので 同 制 度 の 対 象 工 場 は 製 造 業 並 びに 電 気 ガスおよび 熱 供 給 業 に 属 する 工 場 のうち ばい 煙 汚 水 騒 音 振 動 特 定 一 般 粉 じんおよびダイオキシン 類 を 発 生 する 特 定 の 工 場 とされ ている これらの 特 定 事 業 者 ( 特 定 工 場 を 設 置 している 者 )は その 工 場 の 公 害 防 止 組 織 とし て 公 害 防 止 統 括 者 または 公 害 防 止 主 任 管 理 者 ( 一 定 量 以 上 のガス 汚 水 の 双 方 を 排 出 する 施 設 をもつ 工 場 に 限 る )およびそれぞれの 代 理 者 を 選 任 しなけ ればならない は 大 気 (~4 に 区 分 ) 水 質 (~4 に 区 分 ) 騒 音 振 動 特 定 粉 じん 一 般 粉 じんおよびダイオキシン 類 の 類 別 に 国 が 行 う 試 験 に 合 格 した 者 または 同 類 ごとに 定 める 一 定 の 講 習 を 修 了 した 者 の 中 から 選 任 し 都 道 府 県 知 事 または 市 区 町 村 長 に 届 け 出 なければならない 2 条 例 の 制 度 都 では 国 よりも 約 半 年 はやく 昭 和 45 年 月 に 東 京 都 公 害 防 止 条 例 ( 昭 和 44 年 条 例 第 97 号 )を 改 正 し 制 度 を 設 けた 平 成 2 年 2 月 の 都 民 の 健 康 と 安 全 を 確 保 する 環 境 に 関 する 条 例 ( 平 成 2 年 条 例 第 25 号 以 下 環 境 確 保 条 例 という )の 制 定 に 伴 い 制 度 の 改 正 を 行 った 東 京 都 制 度 は 公 害 を 発 生 させる 可 能 性 の 高 い 工 場 を 業 および 従 業 員 数 により 2 に 区 分 し を 選 任 することを 義 務 づけている こ れら は 都 が 行 う ごとの 講 習 の 修 了 者 で 東 京 都 に 登 録 した 者 の 中 から 選 任 しなければならない -43-

(2) 制 度 の 目 的 法 律 の 制 度 法 律 の 制 度 は 公 害 防 止 統 括 者 および 公 害 防 止 主 任 管 理 者 の 制 度 を 設 けることにより 工 場 における 公 害 防 止 組 織 の 整 備 を 図 り これにより 公 害 防 止 に 資 することを 目 的 とするものである( 管 理 者 法 第 条 ) 2 条 例 の 制 度 東 京 都 の については 環 境 確 保 条 例 第 05 条 第 項 に 工 場 を 設 置 している 者 は を 選 任 し 作 業 の 方 法 施 設 の 維 持 等 について 当 該 工 場 から 公 害 を 発 生 させないよう 監 督 を 行 わせなければならない と 規 定 されている また 同 条 例 施 行 規 則 第 48 条 第 2 項 には の 職 務 についての 規 定 が ある この 制 度 の 目 的 は 次 の3 点 に 要 約 される ⅰ この 制 度 を 通 じて 企 業 自 らが 公 害 防 止 に 努 力 するのだという 自 覚 を 促 すこと ⅱ 工 場 において の 監 督 のもとに 施 設 の 維 持 管 理 等 の 適 切 な 公 害 防 止 の 管 理 を 行 わせること ⅲ 企 業 の 付 近 住 民 の 苦 情 等 に 対 する 窓 口 および 行 政 側 の 指 導 の 窓 口 を 明 確 にさせるこ と (3) 制 度 の 内 容 法 律 と 条 例 の 制 度 の 内 容 を 表 (3-2-)に 示 す -44-

-45- 等 を 設 置 しなければならない 工 場 ( 特 定 工 場 ) 表 (3-2-) 制 度 の 一 覧 選 任 すべき 等 特 定 事 業 設 置 されている 特 定 施 設 従 業 員 数 排 出 量 等 類 資 格 特 定 工 場 に お け製 造 業 る( 含 む 加 工 業 ) 公 害 防 電 気 供 給 業 止 組 ガス 供 給 業 織 の 整 熱 供 給 業 備 に 関 の 事 業 の 用 に す供 する 工 場 る 法 律 ( 管 理 者 法 ) ばい 煙 汚 水 集 じん 騒 音 振 動 施 設 常 時 使 用 従 業 員 2 人 以 上 公 害 防 止 統 括 者 工 場 において 事 業 を 統 括 管 理 する 者 ( 工 場 長 ) 排 出 ガス 量 4 万 l/ 時 主 任 管 理 者 試 験 合 格 者 講 習 修 了 者 ばい 煙 汚 水 関 係 施 設 を 併 設 公 害 防 止 主 任 管 理 者 排 水 量 万 l/ 日 以 上 大 気 ( 3 ) 水 質 ( 3 ) 有 資 格 者 ば ( 有 害 物 質 発 生 施 設 4 万 l/ 時 以 上 第 大 有 資 格 者 大 合 格 者 大 修 了 者 い 発 令 排 大 煙 第 出 気 公 生 第 ( 令 2 条 2 項 号 ) 4 万 l/ 時 未 満 第 2 大 2 有 資 格 者 大 有 資 格 者 大 2 合 格 者 大 2 修 了 者 施 ガ 関 害 管 2 項 4 万 l/ 時 以 上 第 3 大 3 有 資 格 者 大 有 資 格 者 大 3 合 格 者 大 3 修 了 者 設 条 その 他 の 施 設 ス 係 防 理 量 止 者 )( 令 2 条 2 項 2 号 ) 万 l/ 以 上 4 万 l/ 時 未 満 第 4 大 4 有 資 格 者 大 2 3 有 資 格 者 大 4 合 格 者 大 4 修 了 者 汚 ( 水 有 害 物 質 排 出 施 設 排 万 l/ 日 以 上 第 水 有 資 格 者 水 合 格 者 水 修 了 者 水 排 令 質 公 第 ( 令 3 条 2 項 号 ) 出 等 出 万 l/ 日 未 満 関 害 管 第 2 水 2 有 資 格 者 水 有 資 格 者 水 2 合 格 者 水 2 修 了 者 水 施 第 項 その 他 の 施 設 万 l/ 日 以 上 係 防 理 量 第 3 水 3 有 資 格 者 水 有 資 格 者 水 3 合 格 者 水 3 修 了 者 設 止 者 )( 令 3 条 2 項 2 号 ) 千 l/ 日 以 上 万 l/ 日 未 満 第 4 水 4 有 資 格 者 水 2 3 有 資 格 者 水 4 合 格 者 水 4 修 了 者 3 特 定 粉 じん 発 生 施 設 特 定 粉 じん 関 係 大 2 3 4 有 資 格 者 条 ( 令 第 4 条 の2) 特 定 粉 じん 試 験 合 格 者 講 習 修 了 者 一 般 粉 じん 発 生 施 設 ( 令 第 5 条 ) ダイオキシン 類 発 生 施 設 ( 令 第 5 条 の3) 騒 音 発 生 施 設 ( 令 第 4 条 ) 機 械 プレス( 呼 び 加 圧 能 力 が980キロニュートン 以 上 のもの) 2 鍛 造 機 ( 落 下 部 分 の 重 量 がトン 以 上 のハンマー) 振 動 発 生 施 設 ( 令 第 5 条 の2) 液 圧 プレス( 矯 正 プレスを 除 く 呼 び 加 圧 能 力 が294キロニュ ートン 以 上 のもの) 2 機 械 プレス( 騒 音 発 生 施 設 と 同 じ) 3 鍛 造 機 ( 騒 音 発 生 施 設 と 同 じ) 指 定 地 域 内 指 定 地 域 内 環 条 例 別 表 第 8に 掲 げる 工 場 のうち 規 則 別 表 第 9の 右 欄 に 掲 げる26 業 ( 従 業 員 0 人 以 上 のものに 限 る) 境 2 発 電 施 設 都 市 ガス 製 造 施 設 都 市 ごみ 焼 却 施 設 およびパルプ 製 造 施 設 を 有 する 工 場 確 保 条 条 例 別 表 第 8のうち 上 記 2 以 外 の 工 場 例 一 般 粉 じん 関 係 ダイオキシン 類 関 係 騒 音 関 係 振 動 関 係 東 京 都 東 京 都 2 大 2 3 4 特 定 粉 じん 有 資 格 者 一 般 粉 じん 試 験 合 格 者 講 習 修 了 者 ダイオキシン 類 試 験 合 格 者 講 習 修 了 者 騒 音 試 験 合 格 者 講 習 修 了 者 振 動 試 験 合 格 者 講 習 修 了 者 東 京 都 有 資 格 者 講 習 修 了 者 指 定 講 習 修 了 者 および 管 理 者 法 に 基 づく 主 任 管 理 者 東 京 都 または2 有 資 格 者 講 習 修 了 者 指 定 講 習 修 了 者 および 管 理 者 法 に 基 づく 主 任 管 理 者

-46- S 管 47 理 者 9 法 0 施 環 境 確 保 条 例 行 表 (3-2-) 制 度 の 一 覧 2 選 任 届 出 はどうするか 代 理 者 の 選 任 等 は 担 当 業 務 は 兼 務 はできるか 届 出 窓 口 罰 則 類 選 任 時 期 届 出 時 期 選 任 届 出 資 格 業 務 内 容 公 害 防 止 統 括 者 公 害 防 止 主 任 管 理 者 大 気 公 関 第 害 係 第 2 防 管 第 3 止 理 第 4 者 水 質 公 第 関 害 防 管 第 2 係 止 理 第 3 者 第 4 特 定 粉 じん 関 係 一 般 粉 じん 関 係 ダイオキシン 類 関 係 騒 音 関 係 振 動 関 係 H 3 東 京 都 2 4 施 選 任 事 由 が 発 生 した 日 から30 日 以 内 選 任 した 日 から30 日 以 内 選 任 事 由 が 発 生 した 日 ( 解 任 届 : 解 任 した 日 から60 日 以 内 から30 日 以 内 ) 選 任 後 速 やかに 届 け 出 る 公 害 防 止 統 括 者 等 が 旅 行 疾 病 その 他 の 事 故 によってその 職 務 が できない 場 合 に 備 え あらかじめその 職 務 を 代 行 する 者 として 代 理 人 を 選 任 しなければ ならない 資 格 選 任 届 出 は 本 人 に 同 じ の 代 理 者 制 度 はないが 左 記 の 届 出 の 際 その 職 務 代 行 者 を 記 載 するよ う 指 導 している 同 一 工 場 で 特 定 工 場 の 公 害 防 止 対 策 の 責 任 者 としての 業 務 可 技 術 的 事 項 について 公 害 防 止 統 括 者 を 補 佐 し 管 理 者 を 指 揮 する 燃 料 原 材 料 の 検 査 3 処 理 施 設 の 操 作 点 検 補 修 4 濃 度 測 定 記 録 5 測 定 機 器 の 点 検 補 修 6 事 故 等 の 応 急 措 置 7 緊 急 時 の 減 少 等 措 置 原 材 料 の 検 査 3 処 理 施 設 の 操 作 点 検 補 修 4 濃 度 測 定 記 録 5 測 定 機 器 の 点 検 補 修 6 緊 急 時 の 減 少 等 措 置 原 材 料 の 検 査 3 処 理 施 設 の 操 作 点 検 補 修 燃 料 原 材 料 の 検 査 3 処 理 施 設 の 操 作 点 検 補 修 4 濃 度 測 定 記 録 5 測 定 機 器 の 点 検 補 修 6 事 故 等 の 応 急 措 置 7 緊 急 時 の 減 少 等 措 置 施 設 の 配 置 の 改 善 3 施 設 の 操 作 の 改 善 工 場 を 設 置 している 者 に 対 し 条 例 の 規 定 を 誠 実 に 遵 守 するよう 助 言 し および 作 業 の 方 法 施 設 の 維 持 等 の 技 術 的 事 項 について 当 該 工 場 から 公 害 を 発 生 させないよう 監 督 すること 2 当 該 工 場 の 付 近 の 住 民 に 対 し 当 該 工 場 の 公 害 の 防 止 方 法 等 について 周 知 させること 該 当 す る 資 格 を 有 し て お り 職 務 を 誠 実 に 行 い 得 る な ら ば 可 二 以 上 の 工 場 で 不 可 原 則 不 可 ( 例 外 : 規 則 第 5 条 ) 騒 音 振 動 関 係 の み 区 市 選 任 指 導 および 届 出 の 受 理 区 市 選 任 義 務 違 反 50 万 円 以 下 の 罰 金 届 出 義 務 違 反 およ び 立 入 検 査 忌 避 等 20 万 円 以 下 の 罰 金 なし 行

3-2-2 の 選 任 () 管 理 者 法 の 等 の 選 任 法 律 の は 管 理 者 法 第 3から 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 選 任 しなければ ならない その 概 略 は 次 のとおりである 公 害 防 止 統 括 者 対 象 工 場 においては 公 害 防 止 統 括 者 を 選 任 しなければならない ただし 会 社 や 事 業 所 全 体 の 常 時 使 用 する 従 業 員 の 数 が20 人 以 下 の 小 規 模 企 業 では 選 任 しなくても よい( 管 理 者 法 第 3 条 ) 2 対 象 工 場 において 当 該 工 場 に 設 置 されている 施 設 の 区 分 に 従 い を 選 任 しなければならない( 管 理 者 法 第 4 条 ) 3 公 害 防 止 主 任 管 理 者 対 象 工 場 のうち ばい 煙 発 生 施 設 および 汚 水 等 排 出 施 設 がともに 設 置 されており 排 出 ガス 量 が40,000m 3 / 時 以 上 であり かつ 排 出 水 量 が0,000m 3 / 日 以 上 である 工 場 においては 公 害 防 止 統 括 者 を 補 佐 し を 指 揮 する 者 として 公 害 防 止 主 任 管 理 者 を 選 任 しなければならない( 管 理 者 法 第 5 条 ) 4 公 害 防 止 統 括 者 公 害 防 止 主 任 管 理 者 の 代 理 者 公 害 防 止 統 括 者 および 公 害 防 止 主 任 管 理 者 が 旅 行 疾 病 その 他 の 事 故 によってその 職 務 を 行 うことができない 場 合 に その 職 務 を 行 う 代 理 者 を 選 任 しておかなければならない( 管 理 者 法 第 6 条 ) 5 その 他 事 業 者 は 工 場 において 公 害 防 止 統 括 者 等 を 選 任 したときは 都 道 府 県 知 事 ( 特 定 の 市 にあっては 市 長 また 騒 音 発 生 施 設 または 振 動 発 生 施 設 のみを 設 置 する 工 場 につ いては 市 町 村 長 以 下 同 じ )に 届 け 出 なければならない( 管 理 者 法 第 3 条 第 3 項 第 4 条 第 3 項 第 5 条 第 3 項 ) 知 事 は 事 業 者 に 対 し 公 害 防 止 統 括 者 の 職 務 の 実 施 状 況 の 報 告 を 求 めることがで き また 職 員 にその 工 場 に 立 ち 入 らせ 書 類 その 他 の 物 件 を 検 査 させることができる( 管 理 者 法 第 条 ) 公 害 防 止 統 括 者 等 が 公 害 関 係 法 令 の 規 定 に 違 反 したときは 知 事 は 事 業 者 に 対 し これらの 者 の 解 任 を 命 ずることができる( 管 理 者 法 第 0 条 ) 選 任 義 務 違 反 および 解 任 命 令 違 反 については50 万 円 以 下 の 罰 金 その 他 の 届 出 義 務 違 反 等 については20 万 円 以 下 の 罰 金 の 規 定 がある (2) 環 境 確 保 条 例 の 環 境 確 保 条 例 の は 工 場 ごと に 設 置 しなくてはならないものであり したがって 同 一 企 業 の 工 場 であっても 所 在 地 が 異 なれば それぞれの 工 場 に 公 害 防 止 管 理 者 を 設 置 しなければならない また 職 務 の 性 格 上 その 工 場 に は 常 駐 させなければならない 条 例 に 基 づいて 設 置 する は 工 場 について 名 とされている これ は 東 京 都 は 住 民 に 対 する 窓 口 行 政 庁 の 第 一 次 的 な 指 導 の 相 手 方 といった 性 格 を 有 するものである しかし 東 京 都 が 旅 行 疾 病 その 他 の 事 故 によってその 職 務 を 行 うことができない 場 合 があるので その 代 理 者 を 選 任 することが 望 ましい もとより 従 業 員 の 中 に の 資 格 を 有 する 者 が 多 数 いることは 妨 げない ばかりか 望 ましいことである しかしここでいうのは 対 外 的 に としての -47-

役 割 を 果 たす 者 のことを 指 しているに 過 ぎない (3) 東 京 都 の 選 任 が 必 要 のない 工 場 の 取 り 扱 い の 選 任 の 必 要 がない 工 場 において 自 主 的 に を 選 任 し 制 度 の 趣 旨 に 沿 った 活 動 をすることは 望 ましいことである この 場 合 工 場 自 らが 公 害 防 止 に 努 力 することを 宣 言 し 近 隣 住 民 の 苦 情 および 行 政 指 導 の 窓 口 を 明 確 にするため 東 京 都 の または2 の 資 格 を 有 す る 者 を 自 主 的 に 選 任 し 選 任 届 を 提 出 することが 望 ましい また 板 橋 区 からの 東 京 都 公 害 防 止 管 理 者 に 提 供 する 情 報 も 入 手 でき 工 場 の 環 境 保 全 活 動 に 資 することにもなる このとき の 資 格 区 分 は 東 京 都 2 ( 任 意 )として 登 録 する 3-2-3 環 境 確 保 条 例 の 設 置 対 象 工 場 () 設 置 対 象 工 場 環 境 確 保 条 例 に 基 づき 東 京 都 の 設 置 が 義 務 づけられている 工 場 は 環 境 確 保 条 例 施 行 規 則 別 表 第 9に 規 定 する 次 の 工 場 である 環 境 確 保 条 例 別 表 第 8の 工 場 ⅰ 金 属 の 精 錬 または 無 機 化 学 工 業 品 の 製 造 の 用 に 供 する 焙 焼 炉 焼 結 炉 若 しく か は 煆 焼 炉 で 原 料 の 処 理 能 力 が 施 設 時 間 あたりトン 以 上 のものを 有 する 工 場 ⅱ 金 属 の 精 製 または 鋳 造 の 用 に 供 する 溶 解 炉 で 羽 口 面 断 面 積 が0.5 平 方 メート ル 以 上 のものまたは 液 体 燃 料 用 バーナーの 燃 焼 能 力 が 一 時 間 当 たり50リットル 以 上 のものを 有 する 工 場 ⅲ 製 鋼 合 金 鉄 または 非 鉄 金 属 の 製 造 の 用 に 供 する 電 気 炉 で 変 圧 器 の 定 格 容 量 が,000キロボルトアンペア 以 上 のものを 有 する 工 場 ⅳ 動 物 質 臓 器 を 原 料 とする 物 品 の 製 造 を 行 う 工 場 ⅴ 動 物 質 廃 棄 物 の 焼 却 作 業 を 行 う 工 場 ⅵ レディミクストコンクリートまたはアスファルトコンクリートの 製 造 を 行 う 工 場 ⅶ 金 属 の 厚 板 または 形 鋼 の 工 作 で 原 動 機 を 使 用 するはつり 作 業 鋲 打 ち 作 業 ま たは 孔 埋 め 作 業 を 伴 うものを 行 う 工 場 ⅷ 金 属 の 鍛 造 で 重 量 が0.5トン 以 上 の 落 下 錘 を 使 用 するものを 行 う 工 場 ⅸ 無 機 化 学 工 業 品 若 しくは 有 機 化 学 工 業 品 の 製 造 若 しくは 精 製 またはこれらの 工 業 品 を 用 いる 製 造 加 工 若 しくは 作 業 を 行 う 工 場 でアンモニア 塩 化 水 素 塩 素 窒 素 酸 化 物 二 酸 化 いおう 硫 酸 ( 三 酸 化 いおうを 含 む ) 硫 化 水 素 フッ 素 化 合 物 臭 素 化 合 物 シアン 化 水 素 塩 化 スルホン 酸 クロム 化 合 物 ホルム アルデヒド アクロレイン ホスゲン べンゼン トルエン アセトン メタノール トリ クロロエチレン 若 しくはテトラクロロエチレンを 発 生 させるもの 2 発 電 施 設 都 市 ガス 製 造 施 設 都 市 ごみ 焼 却 施 設 およびパルプ 製 造 施 設 を 有 す る 工 場 ばい -48-

(2) 工 場 の 別 および 選 任 すべき 別 工 場 の 区 分 2 () 条 例 別 表 第 8に 掲 げる 工 場 で 次 の 各 号 に 掲 げる 業 に 該 当 するもの( 従 業 員 0 人 以 上 のものに 限 る ) 非 鉄 金 属 第 次 製 錬 精 製 業 2 鉛 再 製 錬 または 亜 鉛 第 2 次 製 錬 業 3 伸 銅 品 はメッキ 鉄 鋼 線 製 造 業 4 鋳 鋼 銑 鉄 鋳 物 可 鍛 鋳 鉄 若 しくは 非 鉄 金 属 鋳 物 製 造 業 または 製 鋼 業 5 有 機 質 飼 料 または 肥 料 製 造 業 6 建 設 機 械 または 鉱 山 機 械 製 造 業 7 運 送 用 車 両 または 運 送 用 車 両 部 品 製 造 業 8 鋼 船 製 造 または 修 理 業 9 トラクター 製 造 業 0 亜 鉛 鉄 板 製 造 業 石 けんまたは 合 成 洗 剤 製 造 業 2 合 板 製 造 または 薬 品 による 木 材 処 理 業 3 プラスチック 合 成 皮 革 プラスチック 床 材 プラスチ ックフィルムまたはプラスチック 発 泡 製 品 製 造 業 4 セメント 製 造 業 5 舗 装 材 料 製 造 業 6 合 金 鉄 または 電 気 炉 銑 製 造 業 7 鍛 工 品 製 造 業 8 圧 縮 ガスまたは 液 化 ガス 製 造 業 9 界 面 活 性 剤 製 造 業 20 ソーダー 製 造 業 2 メタン 誘 導 品 製 造 業 22 医 療 品 または 農 薬 製 造 業 23 産 業 用 火 薬 類 製 造 業 24 染 料 若 しくはその 中 間 物 顔 料 または 塗 料 製 造 業 25 表 面 処 理 鋼 材 製 造 業 26 コールタール 製 品 製 造 潤 滑 油 およびグリス 精 製 業 (2) 発 電 施 設 都 市 ガス 製 造 施 設 都 市 ごみ 焼 却 施 設 お よびパルプ 製 造 施 設 を 有 する 工 場 条 例 別 表 第 8に 掲 げる 工 場 で を 設 置 すべき 工 場 以 外 の 工 場 選 任 すべき 公 害 防 止 管 理 者 の 類 東 京 都 公 害 防 止 管 理 者 東 京 都 2 公 害 防 止 管 理 者 資 格 の 類 東 京 都 公 害 防 止 管 理 者 東 京 都 または2 公 害 防 止 管 理 者 3-2-4 東 京 都 制 度 の 改 正 内 容 と 資 格 要 件 () 改 正 の 概 要 環 境 確 保 条 例 施 行 による 制 度 の 改 正 は 従 来 の 制 度 は 維 持 しながら 制 度 の 簡 素 化 実 態 との 整 合 を 図 った 主 な 改 正 点 は 以 下 のとおりである -49-

級 試 験 の 廃 止 ( 条 例 第 06 条 ) 講 習 による 資 格 取 得 に 一 本 化 2 資 格 類 の 簡 素 化 ( 施 行 規 則 第 49 条 第 項 別 表 第 9) 2 3 級 の3 類 から 2 の2 類 へ 移 行 3 講 習 類 の 一 本 化 ( 施 行 規 則 第 49 条 第 2 項 別 表 第 0) 誰 でも 受 講 可 の 一 般 講 習 を 廃 止 し 受 講 資 格 者 を 一 定 の 国 家 資 格 取 得 者 と 実 務 担 当 者 に 限 定 ( 講 習 会 の 規 模 減 ) 4 管 理 者 法 に 基 づく の 取 り 扱 い( 施 行 規 則 第 49 条 第 2 項 別 表 第 0) 従 来 は 級 資 格 講 習 の 受 講 資 格 の 一 つであったが 東 京 都 の の 資 格 所 有 者 とした ただし 工 場 で 選 任 するには 都 への 登 録 が 必 要 5 講 習 日 数 時 間 数 の 減 6 講 習 科 目 の 変 更 環 境 管 理 有 害 化 学 物 質 の 科 目 を 追 加 変 更 (2) 新 旧 対 照 表 資 格 の 類 ( 既 資 格 者 の 取 扱 ) 改 正 前 改 正 後 級 講 習 等 の 類 改 正 前 改 正 後 類 対 象 者 類 対 象 者 試 験 講 習 日 数 ( 日 数 / 回 ) 改 正 前 改 正 後 級 試 験 誰 でも 廃 止 - 級 資 格 一 定 の 国 家 一 定 の 国 家 2.5 2 級 資 格 資 格 取 得 者 資 格 者 と 2.5 2 級 一 般 誰 でも 実 務 担 当 者 4.5 2 級 3 級 資 格 一 定 資 格 者 一 定 資 格 者 と 2.5 2 2 3 級 3 級 一 般 誰 でも 実 務 担 当 者 3.5 注 改 正 前 の~3 級 の 資 格 を 有 する 者 は 改 正 後 の 2 の 資 格 を 有 する 者 とする( 施 行 規 則 附 則 第 4 項 ) (3) 環 境 確 保 条 例 における の 資 格 要 件 東 京 都 資 格 要 件 ⅰ 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 者 を 対 象 に 行 う 講 習 を 修 了 し た 者 () 電 気 事 業 法 ( 昭 和 39 年 法 律 第 70 号 ) 第 44 条 第 項 に 定 める 第 電 気 主 任 技 術 者 免 状 第 2 電 気 主 任 技 術 者 免 状 第 3 電 気 主 任 技 術 者 免 状 第 ボイ ラー タービン 主 任 技 術 者 免 状 または 第 2 ボイラー タービン 主 任 技 術 者 免 状 を 有 する 者 (2) ガス 事 業 法 第 32 条 第 項 に 定 める 甲 ガス 主 任 技 術 者 免 状 または 乙 ガス 主 任 技 術 者 免 状 を 有 する 者 (3) 技 術 士 法 ( 昭 和 58 年 法 律 第 25 号 ) 第 34 条 第 項 に 定 める 技 術 士 登 録 証 を 有 す る 者 (4) 高 圧 ガス 保 安 法 ( 昭 和 26 年 法 律 第 204 号 ) 第 29 条 第 項 に 定 める 甲 化 学 責 任 者 免 状 または 甲 機 械 責 任 者 免 状 を 有 する 者 (5) 医 師 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 20 号 ) 第 2 条 に 定 める 免 許 を 有 する 者 (6) 薬 剤 師 法 ( 昭 和 35 年 法 律 第 46 号 ) 第 2 条 に 定 める 免 許 を 有 する 者 (7) ボイラー 及 び 圧 力 容 器 安 全 規 則 ( 昭 和 47 年 労 働 省 令 第 33 号 ) 第 97 条 第 号 に 3 2-50-

定 める 特 級 ボイラー 技 士 免 許 を 有 する 者 (8) 火 薬 類 取 締 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 49 号 ) 第 3 条 第 項 に 定 める 甲 火 薬 類 製 造 保 安 責 任 者 免 状 または 同 条 第 2 項 に 定 める 甲 火 薬 類 取 扱 保 安 責 任 者 免 状 を 有 する 者 (9) 毒 物 及 び 劇 物 取 締 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 303 号 ) 第 8 条 第 項 に 定 める 毒 物 劇 物 取 扱 責 任 者 となることができる 者 (0) 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 第 2 条 第 2 項 に 定 める 技 術 管 理 者 となる 資 格 を 有 する 者 () 消 防 法 ( 昭 和 23 年 法 律 第 86 号 ) 第 3 条 の2 第 項 に 定 める 甲 危 険 物 取 扱 者 免 状 を 有 する 者 (2) エネルギーの 使 用 の 合 理 化 に 関 する 法 律 ( 昭 和 54 年 法 律 第 49 号 ) 第 8 条 第 項 に 定 める 熱 管 理 士 免 状 を 有 する 者 (3) 東 京 都 2 の 資 格 を 有 する 者 (4) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 知 事 がこれらと 同 等 であると 認 める 資 格 等 を 有 する 者 または 工 場 等 において 公 害 防 止 若 しくは 環 境 管 理 の 業 務 に 従 事 し 若 しくは 従 事 することを 予 定 する 者 ⅱ 知 事 が 指 定 する 講 習 等 を 修 了 した 者 ⅲ この 規 則 による 改 正 前 の 東 京 都 公 害 防 止 条 例 施 行 規 則 による 東 京 都 級 公 害 防 止 管 理 者 の 資 格 を 有 する 者 ⅳ 特 定 工 場 における 公 害 防 止 組 織 の 整 備 に 関 する 法 律 ( 昭 和 46 年 法 律 第 07 号 ) 第 7 条 第 項 に 定 める または 公 害 防 止 主 任 管 理 者 の 資 格 を 有 する 者 2 東 京 都 2 資 格 要 件 ⅰ 次 の 各 号 のいずれかに 該 当 する 者 を 対 象 に 行 う2 講 習 を 修 了 し た 者 () 東 京 都 資 格 要 件 の 欄 ()から(2)までのいずれかに 該 当 する 者 (2) 消 防 法 第 3 条 の2 第 項 に 定 める 乙 危 険 物 取 扱 者 免 状 を 有 する 者 (3) 高 圧 ガス 保 安 法 第 29 条 第 項 に 定 める 乙 化 学 責 任 者 免 状 または 乙 機 械 責 任 者 免 状 を 有 する 者 (4) ボイラー 及 び 圧 力 容 器 安 全 規 則 第 97 条 第 2 号 に 定 める 級 ボイラー 技 士 免 許 ま たは 同 条 第 3 号 に 定 める2 級 ボイラー 技 士 免 許 を 有 する 者 (5) 火 薬 類 取 締 法 第 3 条 第 項 に 定 める 乙 火 薬 類 製 造 保 安 責 任 者 免 状 若 しくは 丙 火 薬 類 製 造 保 安 責 任 者 免 状 または 同 条 第 2 項 に 定 める 乙 火 薬 類 取 扱 保 安 責 任 者 免 状 を 有 する 者 (6) 前 各 号 に 掲 げるもののほか 知 事 がこれらと 同 等 であると 認 める 資 格 等 を 有 する 者 または 工 場 等 において 公 害 防 止 若 しくは 環 境 管 理 の 業 務 に 従 事 し 若 しくは 従 事 することを 予 定 する 者 ⅱ 知 事 が 指 定 する 講 習 等 を 修 了 した 者 ⅲ この 規 則 による 改 正 前 の 東 京 都 公 害 防 止 条 例 施 行 規 則 による 東 京 都 2 級 公 害 防 止 管 理 者 の 資 格 または 東 京 都 3 級 の 資 格 を 有 する 者 -5-