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別紙3

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

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2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 2 年 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制 措 置 を 行 う 前 のものです ( 単 位 : ) 3 職 員 の 平 均 給 与 月

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (5 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 類 団 府 分 似 体 平 均 年 齢

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Transcription:

第 1 回 消 防 活 動 等 の 知 識 技 術 伝 承 に 関 する 調 査 検 討 会 議 事 次 第 日 時 : 平 成 21 年 6 月 30 日 ( 火 ) 14 時 00 分 ~16 時 00 分 場 所 : 法 曹 会 館 寿 1 消 防 庁 消 防 救 急 課 長 挨 拶 2 委 員 紹 介 3 座 長 挨 拶 4 議 事 (1) 消 防 を 取 り 巻 く 状 況 (2) 消 防 活 動 等 における 伝 承 内 容 について (3) 事 例 紹 介 取 組 み 状 況 について 四 日 市 市 消 防 本 部 京 都 市 消 防 局 東 京 消 防 庁 (4) 他 の 職 種 における 知 識 技 術 伝 承 について (5) 論 点 ( 案 )について (6) 実 態 調 査 について (7) その 他 5 閉 会

第 1 回 消 防 活 動 等 の 知 識 技 術 伝 承 に 関 する 調 査 検 討 会 配 付 資 料 資 料 1 1 背 景 と 目 的 2 年 齢 別 消 防 吏 員 数 について 3 退 職 者 数 について 4 消 防 本 部 数 と 常 備 化 率 の 推 移 5 消 防 職 員 数 の 推 移 6 消 火 活 動 の 経 験 7 検 討 の 必 要 性 8 伝 承 方 法 について 資 料 2( 後 日 掲 載 予 定 ) 1 四 日 市 市 消 防 本 部 の 新 人 教 育 体 制 消 防 プリセプターシッププログラム 2 技 能 確 認 体 制 について ~ 京 都 市 消 防 局 ~ 3 東 京 消 防 庁 における 消 防 職 員 の 知 識 技 術 伝 承 の 取 り 組 み 資 料 3 1 警 察 官 の 事 例 2 生 産 現 場 におけるデジタルコンテンツを 利 活 用 した 技 術 伝 承 の 一 例 資 料 4 検 討 会 の 論 点 について 資 料 5 実 態 調 査 について

資 料 1 1 背 景 と 目 的 社 会 全 体 では 1947 年 ( 昭 和 22 年 )から 1949 年 ( 昭 和 24 年 )までのベビーブームに 生 まれた 世 代 いわゆる 団 塊 の 世 代 が 2007 年 から 大 量 に 定 年 退 職 する 時 期 を 迎 えて いる このことにより 熟 練 作 業 員 の 不 足 や 急 激 な 世 代 交 代 が 起 こり 現 場 で 培 われた 熟 練 作 業 員 の 知 識 と 経 験 が 一 斉 に 失 われる 設 備 に 関 する 知 識 が 不 足 する 技 術 技 能 のレベルが 低 下 する ノウハウが 十 分 に 継 承 されない など 様 々な 問 題 が 発 生 してい る 消 防 組 織 においては この 団 塊 の 世 代 の 定 年 退 職 に 加 え 消 防 の 常 備 化 が 進 んだ 昭 和 40 年 代 において 消 防 本 部 が 増 加 されたことにより 採 用 された 職 員 が 大 量 に 退 職 す る 時 期 を 迎 えている 消 防 活 動 は 特 に 消 火 活 動 や 人 命 救 助 活 動 において 常 に 危 険 が 伴 う 作 業 であり ま た 緊 急 を 要 する 中 での 迅 速 かつ 確 実 な 活 動 が 求 められる これらの 活 動 を 効 果 的 に 実 施 するためには 経 験 に 裏 打 ちされた 高 度 な 技 術 や 知 識 判 断 が 必 要 となる このような 状 況 の 中 消 防 組 織 において 大 量 退 職 期 を 迎 えるにあたり 経 験 豊 富 な 職 員 が 長 年 にわたり 培 ってきた 消 防 活 動 等 の 知 識 技 術 を 経 験 の 少 ない 若 手 職 員 に 伝 承 す ることは 重 要 な 課 題 となっている 本 検 討 会 は 消 防 組 織 においての 円 滑 な 世 代 交 代 を 実 現 させるため 消 火 活 動 を 中 心 とした 消 防 活 動 等 の 知 識 技 術 を 伝 承 する 方 策 及 び 取 組 みについて 調 査 検 討 を 行 い その 結 果 を 全 国 の 消 防 機 関 に 例 示 し 消 防 活 動 の 教 育 訓 練 体 制 の 確 立 及 び 安 全 管 理 体 制 の 充 実 を 図 る 上 での 参 考 に 供 することを 目 的 とする

2 年 齢 別 消 防 吏 員 数 について 消 防 庁 が 実 施 している 消 防 防 災 震 災 対 策 現 況 調 査 結 果 から 全 国 の 消 防 本 部 の 年 齢 別 消 防 吏 員 数 ( 平 成 20 年 4 月 1 日 現 在 )は 図 1 のとおりである 図 1の 赤 色 点 線 部 分 については いわゆる 団 塊 の 世 代 (1947 年 から 1949 年 生 まれ)で あり その 後 も 更 に 大 量 退 職 期 を 迎 えることとなる( 黒 色 点 線 部 分 ) 平 成 21 年 6 月 消 防 救 急 課 作 成 職 員 数 ( 人 ) 7,000 図 1 年 齢 別 消 防 吏 員 数 ( 総 吏 員 数 156,205) 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 18 20 22 24 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48 50 52 54 56 58 60 年 齢 ( 歳 ) ( 平 成 20 年 4 月 1 日 現 在 ) 図 2 消 防 庁 が 実 施 の 消 防 防 災 震 災 対 策 現 況 調 査 ( 平 成 20 年 4 月 1 日 現 在 ) における 全 国 消 防 本 部 の 年 齢 構 成 1.3 19.9 32.3 10 歳 代 26.1 20.4 20 歳 代 30 歳 代 40 歳 代 50 歳 以 上 50 歳 以 上 が 約 32%を 占 めている 今 後 10 年 間 で 約 3 分 の1の 職 員 が 退 職 することを 意 味 している 平 成 21 年 6 月 消 防 救 急 課 作 成

3 退 職 者 数 について 平 成 19 年 度 から 退 職 者 が 急 増 しており 今 後 更 に 定 年 制 (60 歳 )もとづく 大 量 退 職 期 が 続 く( 図 3 参 照 ) 平 成 21 年 6 月 消 防 救 急 課 作 成 図 3 退 職 ( 予 定 ) 者 数 ( 人 ) 退 職 ( 予 定 ) 者 数 6,000 4,890 5,170 5,079 5,000 4,747 4,952 4,000 3,000 2,605 3,318 2,000 2,210 2,345 2,171 2,442 2,229 5,380 1,000 0 平 成 12 年 度 から 平 成 19 年 度 までの 退 職 者 数 は 消 防 防 災 震 災 対 策 現 況 調 査 結 果 によ るもの( 平 成 20 年 度 退 職 者 数 については 現 在 集 計 中 ) 退 職 者 の 今 後 の 推 移 については 再 任 用 制 度 の 運 用 等 に 係 る 調 査 ( 平 成 20 年 10 月 31 日 )における 今 後 の 定 年 退 職 者 数 及 び 再 任 用 予 定 者 数 の 集 計 結 果 によるもの 今 後 は 毎 年 約 5,000 人 の 職 員 が 退 職 予 定 である 平 成 20 年 度 の 1 消 防 本 部 あたり 平 均 消 防 職 員 数 は 約 200 人 ( 消 防 庁 実 施 の 消 防 防 災 震 災 対 策 現 況 調 査 現 況 調 査 結 果 から 算 定 ) であるから 25 消 防 本 部 職 員 と 同 等 の 職 員 が 退 職 することとなる

4 消 防 本 部 数 と 常 備 化 率 の 推 移 図 4 は 昭 和 35 年 からの 消 防 本 部 数 及 び 常 備 化 率 の 推 移 状 況 である( 緑 : 消 防 本 部 数 赤 : 常 備 化 率 ) 昭 和 40 年 から 昭 和 50 年 の 間 では 239 の 消 防 本 部 が 設 置 され 常 備 化 率 は 4 倍 以 上 に 上 昇 している 平 成 21 年 6 月 消 防 救 急 課 作 成 図 4 消 防 本 部 数 と 常 備 化 率 の 推 移 ( 消 防 本 部 数 ) ( 常 備 化 率 ) 91.0% 93.0% 95.7% 97.6% 98.0% 97.8% 1,200 100% 84.4% 90% 1,000 77.7% 80% 800 70% 60% 600 756 859 906 933 933 931 907 848 807 50% 400 445 620 30.6% 40% 30% 200 13.2% 17.7% 20% 10% 0 35 年 40 年 45 年 50 年 55 年 60 年 H 2 年 7 年 12 年 17 年 20 年 0% 消 防 本 部 及 び 消 防 署 を 置 かなければならない 市 町 村 を 定 める 政 令 ( 昭 和 46 年 6 月 1 日 政 令 第 170 号 ) 消 防 本 部 数 消 防 署 所 数 市 町 村 数 による 常 備 化 率 昭 和 40 年 620 1,759 17.7% 昭 和 50 年 859 3,848 77.7% 消 防 白 書 データから 作 成

5 消 防 職 員 数 の 推 移 平 成 20 年 4 月 1 日 現 在 全 国 の 消 防 職 員 数 は 15 万 7,860 人 である 図 5 は 昭 和 35 年 からの 消 防 職 員 の 推 移 状 況 である 平 成 21 年 6 月 消 防 救 急 課 作 成 180,000 160,000 140,000 120,000 100,000 80,000 60,000 40,000 20,000 0 36,627 48,075 64,230 図 5 消 防 職 員 数 の 推 移 120,460 128,914133,610 105,005 156,082 157,860 147,016 153,439 消 防 白 書 データから 作 成 消 防 職 員 数 昭 和 40 年 昭 和 50 年 48,075 人 105,005 人 10 年 間 で 倍 増 昭 和 40 年 代 は 多 くの 消 防 本 部 が 設 置 され これに 伴 い 職 員 を 大 量 に 採 用 していること が 伺 える この 時 代 に 採 用 された 多 くの 職 員 が 今 退 職 の 時 期 を 迎 えているのである

6 消 火 活 動 の 経 験 消 防 の 最 も 基 本 的 活 動 とも 言 える 消 火 活 動 は 火 災 種 別 により 戦 術 は 違 えども 今 も 昔 も 燃 焼 物 体 に 対 し 放 水 し 火 災 を 鎮 圧 鎮 火 させるというスタンスに 変 わりはない 昭 和 40 年 代 の 職 員 と 現 在 の 職 員 の 現 場 活 動 における 経 験 を 比 較 する 際 火 災 種 別 のな かでも 多 くを 占 める 建 物 火 災 から 分 析 することが 有 効 と 考 えられる 図 6 は 昭 和 40 年 代 からの 建 物 火 災 件 数 及 び 焼 損 床 面 積 の 推 移 状 況 である 件 数 につ いては やや 減 少 しているものの 横 ばい 状 況 であるが 焼 損 床 面 積 については 大 きな 減 少 傾 向 にあり 昭 和 40 年 代 から 概 ね 半 分 に 減 少 している 平 成 21 年 6 月 消 防 救 急 課 作 成 図 6 建 物 火 災 発 生 件 数 及 び 焼 損 床 面 積 の 推 移 焼 損 床 面 積 ( 千 m2) 2,800,000.00 2,600,000.00 2,400,000.00 2,705,789m2 42,551 件 建 物 火 災 発 生 件 数 38,455 件 36,996 件 2,267,147m2 37,090 件 34,756 件 建 物 火 災 発 生 件 数 ( 件 ) 45,000 40,000 35,000 31,248 件 2,200,000.00 30,000 2,000,000.00 1,800,000.00 焼 損 床 面 積 1,932,409m2 1,854,633m2 25,000 20,000 1,600,000.00 15,000 1,400,000.00 1,200,000.00 1,553,153m2 10,000 1,387,149m2 5,000 1,000,000.00 0 昭 和 40 年 41 年 42 年 43 年 44 年 45 年 46 年 47 年 48 年 49 年 50 年 51 年 52 年 53 年 54 年 55 年 56 年 57 年 58 年 59 年 60 年 61 年 62 年 63 年 平 成 元 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 7 年 8 年 9 年 10 年 11 年 12 年 13 年 14 年 15 年 16 年 17 年 18 年 19 年 消 防 白 書 より 消 防 白 書 データから 作 成

図 7 は 建 物 火 災 1 件 あたりの 平 均 焼 損 床 面 積 の 推 移 状 況 であり こちらも 減 少 して いる 建 物 火 災 1 件 あたりの 焼 損 床 面 積 が 減 少 していることは 消 防 職 員 が 火 災 現 場 に おいて 放 水 する 時 間 が 減 少 していることを 意 味 しており 昭 和 40 年 代 と 比 較 すると 火 災 現 場 での 消 火 活 動 の 経 験 に 明 らかな 差 が 生 じていることが 伺 える 平 成 21 年 6 月 消 防 救 急 課 作 成 (m2) 80.0 図 7 建 物 火 災 1 件 あたりの 平 均 焼 損 床 面 積 の 推 移 70.0 71.9 67.9 60.0 50.0 40.0 54.2 53.4 53.6 48.1 47.8 48.3 44.4 30.0 20.0 10.0 0.0 消 防 白 書 データから 作 成 7 検 討 の 必 要 性 これからしばらく 続 く 大 量 退 職 期 にあたり 退 職 する 職 員 が 長 年 にわたり 培 った 知 識 技 術 を 経 験 の 少 ない 若 手 職 員 に 伝 承 することは 若 手 職 員 にとって 消 防 学 校 の 教 育 では 経 験 できないことであり 経 験 に 裏 打 ちされた 技 術 や 知 識 を 学 ぶことは 経 験 不 足 を 少 しでも 補 う 点 では 効 果 があると 考 えられる 予 期 せぬことが 発 生 する 火 災 現 場 において 消 火 活 動 の 知 識 や 技 術 また 安 全 管 理 に ついては 日 々の 訓 練 や 消 防 学 校 の 教 育 では 十 分 に 補 うことができない 点 があることは 事 実 である 足 りない 箇 所 を 補 うのは 現 場 経 験 に 裏 付 けされた 長 年 の 経 験 である 貴 重 な 経 験 から 培 った 知 識 技 術 を 無 駄 にしないよう 確 実 に 伝 承 していく 手 立 てを 講 じることは 重 要 な 課 題 であり 各 消 防 本 部 において 対 策 を 講 じているところも 見 受 けら れる また 平 成 20 年 第 34 回 大 都 市 警 防 担 当 部 課 長 会 議 において 職 員 大 量 退 職 期 におけ る 知 識 及 び 技 術 の 伝 承 と 題 した 情 報 交 換 で 主 な 消 防 本 部 の 現 状 や 問 題 点 等 として 次 の 事 項 があげられた

例 ) 7~8 年 の 定 年 退 職 予 定 者 の 合 計 が 現 場 配 置 人 員 の 約 半 分 となる 大 量 退 職 を 迎 えるにあたり 平 成 18 年 度 から 平 成 30 年 度 を 見 据 えて 人 材 育 成 に 取 り 組 んでいる 平 成 21 年 度 からの 10 年 間 で 消 防 職 員 の 約 4 割 の 職 員 が 入 れ 替 わる 予 定 訓 練 においてベテラン 職 員 が 若 手 職 員 の 指 導 にあたるほか 再 任 用 制 度 を 活 用 し 知 識 や 技 術 の 継 承 を 図 る 先 輩 の 知 恵 袋 というベテラン 職 員 の 知 識 経 験 等 を 取 りまとめた 冊 子 を 作 成 ここ 5 年 間 で 職 員 の 約 4 分 の 1 が 退 職 する 全 職 員 の 約 5%が 退 職 し 今 後 10 年 間 で 職 員 のおよそ 3 分 の 1 が 退 職 する 以 上 は 大 規 模 消 防 本 部 の 一 例 であるが 小 規 模 消 防 本 部 にあっては 退 職 する 人 数 が 少 数 であっても 一 人 が 抜 けることによる 組 織 全 体 への 反 響 は 規 模 が 小 さいほど 大 きい そのため 消 防 本 部 の 規 模 に 応 じた 伝 承 方 法 の 必 要 性 についても 検 討 する 必 要 がある 8 伝 承 方 法 について 多 くの 職 種 においては マンツーマン 形 式 により 業 務 をこなしながら 指 導 伝 承 する 方 法 が 多 々 見 受 けられる しかし 消 火 活 動 は 危 険 と 隣 り 合 わせで 緊 急 的 な 業 務 であり 火 災 現 場 において 経 験 豊 富 な 職 員 が 若 手 職 員 に 対 し 手 とり 足 とり 指 導 しながら 業 務 を 遂 行 することは 困 難 である 火 災 現 場 において 引 き 継 がれる 消 防 活 動 等 の 知 識 技 術 例 えば 火 災 の 燃 焼 状 況 の 見 方 今 後 の 火 災 の 推 移 状 況 等 を 伝 承 するのに どのような 伝 承 方 法 で どのようなこ とを 伝 承 することが 最 も 有 効 かつ 効 果 的 であるか これらの 伝 承 にあたっては 退 職 す る 中 でも 特 に 高 い 知 識 技 術 を 備 えた 人 材 が 必 要 と 考 えられる 伝 承 したい 消 火 活 動 が 伝 承 したい 火 災 現 場 において 伝 承 することが 難 しいといった 状 況 をどう 克 服 していくか 既 に 方 策 を 講 じている 消 防 本 部 の 例 を 収 集 分 析 し 実 戦 的 な 方 策 の 例 示 をするとともに より 充 実 させる 仕 組 みづくりを 検 討 することとしたい

資 料 3 熟 練 警 察 官 の 技 量 若 手 に 伝 承 団 塊 世 代 の 大 量 退 職 期 を 迎 え 県 警 はベテランの 技 と 知 識 を 若 手 警 察 官 に 伝 承 するための 警 察 塾 肥 前 弘 道 館 を 開 いている 講 師 は 職 務 質 問 や 交 通 取 り 締 まり 鑑 識 のエキスパー トなど 組 織 を 挙 げて 若 手 を 鍛 え 若 返 りによる 捜 査 力 低 下 を 食 い 止 める 肥 前 弘 道 館 は2005 年 度 にスター ト 月 2 回 のペースで これまで26 回 開 いてきた 塾 生 は 実 務 10 年 未 満 の 刑 事 や 機 動 隊 交 番 勤 務 などの 警 察 官 で 分 野 はさまざま きっかけは 若 手 らの 先 輩 たちから 担 当 分 野 以 外 でも 幅 広 い 知 識 を 学 び たい という 声 だった 本 年 度 第 1 回 の 講 義 が12 日 佐 賀 市 内 であり 初 めて 報 道 陣 に 公 開 された 警 察 大 学 校 教 授 や 警 視 庁 捜 査 2 課 長 を 歴 任 した 津 田 隆 好 警 務 部 長 が 講 師 を 務 め 若 手 約 250 人 を 前 に 刑 事 訴 訟 法 の 基 本 原 則 について 説 明 裁 判 員 制 度 を 前 に 取 り 調 べにおいて 適 正 な 手 続 きを 保 障 する 重 要 性 が 増 している などと 指 導 した 県 警 の 定 員 は1657 人 定 年 退 職 者 は 過 去 10 年 が370 人 だったのに 対 し 本 年 度 からの10 年 間 は 約 600 人 定 員 の4 割 弱 が 入 れ 替 わることになる この 日 受 講 した 伊 万 里 署 大 川 駐 在 所 の 小 松 修 一 巡 査 長 (33)は 教 科 書 には 書 い ていない 経 験 に 裏 打 ちされた 技 術 や 知 識 を 一 つでも 多 く 学 んでいきたい と 話 してい た 写 真 若 手 警 察 官 250 人 が 刑 事 訴 訟 法 について 学 んだ 肥 前 弘 道 館 = 佐 賀 市 久 保 泉 町 の 県 運 転 免 許 試 験 場 佐 賀 新 聞 平 成 20 年 04 月 13 日

県 警 OBの2 人 捜 査 技 能 伝 承 官 に 任 命 へ 捜 査 技 術 を 伝 承 せよ- 団 塊 世 代 の 大 量 退 職 で 警 察 官 の 捜 査 力 低 下 が 心 配 され るとして 県 警 は4 月 から 刑 事 経 験 のあるOB2 人 を 捜 査 技 能 伝 承 官 に 任 命 す る イメージは 人 気 ドラマ 踊 る 大 捜 査 線 でいかりや 長 介 さんが 演 じた 若 手 刑 事 を 教 え 導 く 老 刑 事 と 警 務 課 初 めての 試 みで 県 警 の 捜 査 力 の 維 持 向 上 を 図 るとい う 同 課 によると 県 警 では 数 年 前 から 年 100 人 を 超 える 警 察 官 が 退 職 今 後 7 8 年 は 同 じ 状 況 が 続 き 警 察 官 約 3400 人 の 半 数 がここ10 年 間 で 入 れ 替 わる 計 算 とい う 刑 事 部 のまとめでは 県 警 が 認 知 した 刑 法 犯 事 件 の 戦 後 の 検 挙 率 は 1988( 昭 和 63) 年 までほぼ60% 台 だったが 2001 年 に20 8%と 戦 後 最 悪 を 記 録 その 後 回 復 しているが 08 年 は42 2%と ここ 数 年 は40% 台 前 半 だ 県 警 内 部 には 現 場 の 警 察 官 個 々の 捜 査 力 の 低 下 を 指 摘 する 声 がある 県 警 は07 年 度 に 定 年 後 の 警 察 官 の 再 任 用 を 始 め 来 年 度 も 数 人 を 再 任 用 する 予 定 ただ 日 常 業 務 も 担 うことから 後 輩 の 教 育 機 会 は 限 られる このため 若 手 育 成 の 専 門 家 として 伝 承 官 を 嘱 託 職 員 として 新 たに 採 用 する 配 置 先 は 若 手 が 多 い 長 野 中 央 松 本 両 署 の 可 能 性 が 高 そうだ 一 方 県 警 は 来 年 度 検 視 担 当 官 1 人 を 含 む 警 察 官 21 人 を 増 員 する 来 年 度 県 予 算 案 に 伝 承 官 配 置 の400 万 円 余 21 人 増 員 の4700 万 円 余 が 盛 り 込 まれる 平 成 21 年 1 月 31 日 ( 土 ) ( 信 濃 毎 日 )

生 産 現 場 におけるデジタルコンテンツ 利 活 用 した 技 術 伝 承 の 一 例 生 産 現 場 ではモノづくりを 支 えてきた 団 塊 世 代 の 熟 練 技 術 者 が 次 々と 定 年 年 齢 を 迎 えている そのような 中 情 報 技 術 を 活 用 して 経 験 則 や 仕 事 のノウハウを 組 織 全 体 で 共 有 し 有 効 に 活 用 するナレッジマネジメントの 考 え 方 が 進 んでいる モノづくり 現 場 における 熟 練 技 術 者 の カン や コツ を 映 像 などにまとめ モノ づくりの 現 場 で 汎 用 性 のある 技 術 伝 承 を 確 立 インターネットによりソフトウェアをダ ウンロードすることで 以 下 のことが 可 能 となる 1 熟 練 者 の 技 をビデオ 映 像 で 見 る 2 映 像 の 作 業 工 程 のポイントを 文 字 情 報 で 補 足 する 3 映 像 からは 見 ることのできない 構 造 や 工 程 を 写 真 やイラストで 説 明 する 4 熟 練 者 と 初 心 者 の 作 業 を 比 較 することで 作 業 の 姿 勢 や リズム の 違 いを 認 識 する

<ソフトウェア 詳 細 > ログイン 画 面 技 術 一 覧 画 面 表 示 したい 技 術 を 選 択 します メイン 画 面 映 像 の 比 較 ポイント 説 明 写 真 イラストなどが 表 示 されます 熟 練 者 の 映 像 比 較 映 像 工 程 / 技 能 ポイント 表 示 画 像 データ( 写 真 イラストな ど) 表 示 3 年 くらい 経 つと だんだん 自 分 から 仕 事 の 面 白 みが 分 かってくる インタビュー 画 面 技 術 に 関 連 した 熟 練 者 の 声 を 聞 くことができ ます ( 株 ) 映 像 舎 ホームページより

資 料 4 論 点 ペーパー( 案 ) 平 成 21 年 6 月 30 日 消 防 救 急 課 1 技 術 伝 承 の 実 施 者 と 対 象 者 についてどう 考 えるのか( 図 1 表 1 参 照 ) 技 術 伝 承 の 実 施 者 : 技 術 知 識 の 高 い 経 験 豊 富 な 消 防 職 員 消 防 経 験 の 浅 い 隊 員 へ 伝 承 一 定 レベルの 技 術 経 験 を 持 つ 職 員 への 伝 承 2 ( 技 術 伝 承 方 法 を 検 討 する 前 段 として) 消 防 組 織 及 び 消 防 活 動 の 特 徴 につ いてどう 考 えるのか (1) 消 防 組 織 の 特 徴 全 国 の 消 防 本 部 の 規 模 に 違 いがある( 図 2 参 照 ) 各 消 防 本 部 は 消 防 署 出 張 所 があり 消 防 隊 は 点 在 している 消 防 隊 は 部 隊 行 動 を 基 本 として 活 動 する 消 防 活 動 を 実 施 する 職 員 は 交 代 制 (2 部 制 3 部 制 )の 勤 務 である (2) 消 防 活 動 の 特 徴 消 防 本 部 ごとに 資 機 材 や 消 防 戦 術 が 異 なる 現 場 では 緊 急 性 迅 速 性 が 必 要 となる( 現 場 でマンツーマン 指 導 は 困 難 ) 3 一 般 的 な 要 領 集 などに 書 かれていない 消 防 活 動 技 術 のノウハウの 部 分 の 伝 承 をどう 考 えるのか 上 記 のような 特 徴 のある 消 防 職 員 が 消 防 活 動 の 技 術 等 をどのような 方 法 で 伝 承 していくのがよいか 4 これ 以 外 にどのような 論 点 について 検 討 すべきか

図 1 伝 承 の 対 象 1 知 識 技 術 が 高 い 隊 員 レベル ( 今 回 の 指 導 者 レベル) 職 位 場 内 教 育 2 一 般 隊 員 レベル( 今 回 の 対 象 者 ) 消 防 学 校 教 育 ( 表 1) 4 3 新 採 用 者 卒 配 者 一 般 隊 員 知 識 技 術 が 高 い 隊 員 新 任 レベル( 卒 配 レベル) 図 2 規 模 ( 消 防 職 員 数 ) 別 消 防 本 部 数 2.1% 8.1% 1.5% 12.9% 50 人 未 満 104 本 部 50 人 ~100 人 未 満 251 本 部 44.3% 31.1% 100 人 ~300 人 未 満 358 本 部 300 人 ~500 人 未 満 65 本 部 500 人 ~1,000 人 未 満 17 本 部 1,000 人 以 上 12 本 部 消 防 庁 が 実 施 の 消 防 防 災 震 災 対 策 現 況 調 査 ( 平 成 20 年 4 月 1 日 現 在 )より 作 成

表 1 消 防 学 校 の 教 育 訓 練 の 基 準 ( 改 正 平 成 18 年 9 月 7 日 消 防 庁 告 示 第 36 号 ) 第 4 条 消 防 職 員 に 対 する 初 任 教 育 ( 別 表 第 1) 抜 粋 消 防 職 員 に 対 する 初 任 教 育 の 標 準 的 な 教 科 目 及 び 時 間 数 種 目 教 科 目 時 間 数 基 礎 教 育 倫 理 情 操 法 制 通 論 消 防 法 消 防 制 度 服 務 と 勤 務 理 化 学 5 時 間 4 15 12 8 28 15 実 務 教 育 予 防 広 報 危 険 物 消 防 用 設 備 査 察 建 築 安 全 管 理 特 殊 災 害 と 保 安 火 災 防 ぎょ 火 災 調 査 防 災 救 急 消 防 機 械 ポンプ 20 8 12 24 10 12 10 30 15 22 50 10 実 科 訓 練 訓 練 礼 式 消 防 活 動 訓 練 救 助 訓 練 機 器 取 扱 訓 練 消 防 活 動 応 用 訓 練 体 育 50 80 40 50 80 55 その 他 その 他 135 計 800

資 料 5 平 成 21 年 6 月 30 日 消 防 救 急 課 消 防 活 動 等 の 知 識 技 術 の 伝 承 のための 実 態 調 査 について 案 1 調 査 対 象 : 全 消 防 本 部 2 調 査 方 法 : 都 道 府 県 を 通 じ 電 子 メールにより 送 付 返 信 エクセルシートにより 選 択 式 記 述 式 3 調 査 内 容 : (1) 消 防 活 動 の 知 識 技 術 の 伝 承 方 策 の 実 施 の 有 無 選 択 式 消 防 本 部 として 知 識 技 術 の 伝 承 について 取 り 組 み 方 策 を 講 じている か( 消 火 活 動 を 中 心 とした 消 防 活 動 に 長 けた 現 役 職 員 やOB 職 員 の 知 識 技 術 を 後 生 に 伝 える 等 の 取 り 組 みや 方 策 を 講 じているか) (2) 具 体 的 な 伝 承 の 取 組 み 方 策 について 選 択 記 述 式 1 対 象 者 2 指 導 者 3 伝 承 の 取 組 み 方 策 の 分 類 集 合 教 養 講 演 方 式 マンツーマン 指 導 方 式 グループ 指 導 方 式 データ 資 料 活 用 方 式 その 他 の 方 式 4 具 体 的 な 伝 承 の 取 組 み 方 策 の 内 容 (3) その 他 (4) 特 徴 的 な 取 組 みや 方 策 を 実 施 している 消 防 本 部 には さらに 具 体 的 な 内 容 について 聞 き 取 り 調 査 を 実 施 する 4 調 査 期 間 平 成 21 年 8 月 中 を 予 定