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2017 年 8 月 9 日放送 結核診療における QFT-3G と T-SPOT 日本赤十字社長崎原爆諫早病院副院長福島喜代康はじめに 2015 年の本邦の新登録結核患者は 18,820 人で 前年より 1,335 人減少しました 新登録結核患者数も人口 10 万対 14.4 と減少傾向にあります

Transcription:

まとめ 候補豚が外部のどこ から来るのかをコン トロールすることは 確かに困難である クローズドハードシ ス テ ム は P R R S 及び他の疾病 の再 感染リスクを軽減す るのに 極めて有効な 仕事をする クローズドハードで は 導入する雌豚のコ ストを低くすること ができ 同時に生産性 を改善することがで きる クローズドハードの コンセプトは 株の異 なる外部のPRRS ウイルスを農場に侵 入させないというこ とではない 新種の疾病が外部導 入型の農場に伝播す ると ほとんどのケー スで農場は悲惨な状 態に陥ることを我々 は見てきた クローズ ドハードにおいては 同様な臨床症状は見て いない 生産者がPRRSのた めにディポピュレー ションすることは勧め ない なぜなら 6 ヶ 月以内にまたはリポ ピュレーションする以 前に再感染はしないと 保証することはできな いからである クローズドハードシステムに関しての見解を下記に述べる 導入の問題 候補豚が外部のどこから来るのかをコントロールすることは確かに困難 である 導入を中止して自前の候補豚を作出することによって 導入元をより良くコン トロールすることができ 異なる外部からの導入豚による疾病のリスクを軽減すること ができる 農場の安定化 このシステムの目標はPRRS陰性の豚を提供することである 種豚 農場が最終的にPRRS陽性か陰性かを問わず 我々は肥育豚舎にPRRS陰性の豚を 送り込むことを心から望むのである クローズドハードシステムはその農場をPRRS 陰性のレベルに安定させる絶好の機会を与えてくれる 疾病の再感染 クローズドハードシステムは PRRS 及び他の疾病 の再感染リ スクを軽減するのに 極めて有効な仕事をする 更新率 候補豚更新率が 55 60% にも達する我々のコマーシャル農場では 候補豚 は $250 であり 優秀な更新豚の供給を常に心掛けている このシステムでは更新率につ いてはそれほど重要視していない 候補豚の保有率 我々がいまだに調査を試みている課題の1つは 3 産までの保有率 である ミネソタ大学の養豚専門家であるジョン ディーン獣医学博士の調査によると 3 産まで保有する候補豚は 80% にするよう努力するべきだとのことである 現時点での 当社の最優秀農場はクローズドハードである この 1,200 頭母豚規模の農場は 現在候 補豚保有率約 82% で稼働している クローズドハードでは 導入する雌豚のコストを低 くすることができ 同時に生産性を改善することができる ウェッチェル博士 自分の認識から指摘したいことは クローズドハードのコンセプトは 株の異なる外部のPRRSウイルスを農場に侵入させないということではない 外部導 入型の農場に見られるような強烈な疾病は予見できないだけであるので それらの新し い疾病から守るために あるレベルでの複合的防御策を施すことを推奨する しかしな がら 農場をクローズドハード型にしたとしても外部汚染源からの水平感染を止めるこ とはできないということを認識することが重要であると思う クローズドハードに発症 が見られたところでは 防疫方法を追跡することができる 自分は適正な場所に存在し 適正な病疫対策を行っており 感染のない農場を維持することができ 外部導入型の導 入源からのリスクよりも 高い生産性の方が重要だと信じている人がいまだに存在する その外部導入型の導入源を完全にコントロールできないのなら どうして健康の観点か らクローズドハードに移行しないのか理解できない 外部導入型の農場を成功裏にまた 長期間にわたりコントロールできるとは信じられない 新種の疾病が外部導入型の農場 に伝播すると ほとんどのケースで農場は悲惨な状態に陥ることを我々は見てきた ク ローズドハードにおいては同様な臨床症状は見ていない オルソン博士 私はウェッチェル博士の意見に賛成である 例をあげると 生産者がP RRSのためにディポピュレーションすることは勧めない なぜなら 6 ヶ月以内にま たはリポピュレーションする以前に再感染はしないと保証することはできないからであ る ほとんどの養豚密集地域のように PRRSはその地区に 100% 流行する 最も恐 ろしいPRRSが数年前に流行し始めたときには 幸いながら我々の農場のほとんどが 既に選抜豚 更新用候補豚 の購入を停止していた 私の農場ではPRRSに感染して いたかもしれないが 候補豚を購入していた同地区の隣接する数農場が経験していたよ うな再感染 年間数回または年中行事的な感染はなかったことは確かである PRRSが最初に発生した 1989 年 記憶していることは PRRS陰性の豚をPRRS 陽性の農場に入れ 馴致プログラムを観察するいくつかの調査にミネソタ大学のボブ モリソン獣医学博士と参加したということ 豚を抗体陽転させるのに非常に苦労した その調査以来 外部導入豚に対する全ての馴致プログラムの有効性について熱意を持た なくなった 私は顧客に対してこの種のプログラムから手を引くよう促した クローズ ドハードシステムの最大の利点は農場の安定を維持するプログラムに依存するものでは ないという点である 7

このようなピッグフロー 及び施設では 新種のP RRSが侵入した場合に 事態をさらに悪化させ る 肥育豚舎では60ポ ンドから出荷までの事故 率を 30% ほどの高さに押 し上げる結果を招く 疾病管理と生産特性の改 良のために農場を閉鎖型 に す る こ と は 例 え ば オールイン / オールアウ トのピッグフロー 適正 な診断テスト及び防疫対 策といった他の管理技術 と組合せて行う1つの技 術的手段である 生産者は農場を閉鎖型に する前に全ての要素を検 討する必要がある コマーシャル農場の顧客 の大半が PRRSに感 染していない豚を生産し ようとしている しかし ながら豚はPRRS陽性 の母豚から生まれてい る 現在では バブコック社 のクローズドハードシス テムの助けを受け また 農場をクローズドハード にする前に顧客の生産者 達とその管理状況のいく つかを体験して さらに 完成されたプログラムを 作成し成功させてきた 成功させるためには多く の仕事 防疫対策の綿密 な設定そして獣医による 健康レベルの監視が必要 である 潜在的遺伝ラグ を埋めるために クリー ンな精液の優良な供給元 が必要となってくる 現 在 の と こ ろ 私 は ク ローズドハードの農場ま た は シ ス テ ム で PRRS ウイルスを最終的に除去 したことは 1 件も経験し ていない 11 ウェッチェル博士 私は 我々が本当にこの疾病対策に先行しているか否かにつ いて少し違った見方を持っている 罹病率及び事故率の観点から 業界の肥育シ ステムはお粗末である そのいくつかは我々のシステムのセットアップ方法によ るものである 私は時々 PRRS及び他の病原微生物がこれらのシステムに与 える影響について認識する我々の能力が後退しているのではないかと思う それ でも PRRSについて事実に反する管理をするとどのようなことが起こるかと いうことについての教訓を得た 4ヶ所の異なる母豚農場から導入できると考え て 16, 000頭の肥育豚を 1 つの農場に入れたことがある できると思ったのは オールイン / オールアウトであり モーテル形式の離乳豚舎を互いに隣接した8 室に分け1本の共用通路をつけたものであった そこでは絶えずウイルスが循環 しており 新種のPRRSが侵入した場合には我々のシステムを通して大嵐が吹 き荒れる このようなピッグフロー及び施設では 新種のPRRSが侵入した場合に事態を さらに悪化させる 肥育豚舎では60ポンドから出荷までの死亡率を 30% ほどの 高さに押し上げる結果を招く 25 年間でこのような状態を見たのは初めてである そこで ある地域ごとに少しずつPRRSについての知識を得ており 我々が進 む道はまだまだ遠い 現地調査③ ギレスピー博士 私の担当地域には様々な規模の農場が存在し 通常はツーサイ トまでである 我々がオーエスキー対策で 1980 年代後半に農場を閉鎖型にし始 めたときに学習したことは 問題のある病原微生物のコントロールと有効な管理 だけではなく クローズドハードシステムの副次効果である 疾病管理と生産特性の改良のために農場を閉鎖型にすることは 例えばオールイ ン / オールアウトのピッグフロー 適正な診断テスト及び防疫対策といった他の 管理技術と組合せて行う1つの技術的手段である 一時的クローズドハードと永久的クローズドハードには違いがある 我々はP RRSのような病原微生物の流れを遮断する目的で農場を一時的に閉鎖型にする ためにクローズドハード技術を使ってきたのである このシステムが定着したと 思われたときまたは診断上で証明されたときまで 農場を閉鎖型にしておく そ の後 新しい豚の導入に農場を外部導入型にする 生産者は農場を閉鎖型にする前に全ての要素を検討する必要がある ピッグフ ローに注意する必要がある コマーシャル農場の顧客の大半が PRRSに感染 していない豚を生産しようとしている しかしながら豚はPRRS陽性の母豚か ら生まれている 明確な表現では それは陰性の子豚のことである 農場の閉鎖 型転換に 一部または完全ディポピュレーションまたはブリードオーバー TM 手 法が必要であろうか 病原菌の動きをコントロールするために離乳豚舎をディ ポピュレートしようとするだろうか これらの技術は全て閉鎖型転換の補助と なる 当初我々は 主要な病原微生物をコントロールしたいがためにクローズドハー ド技術に注目した 数年後 また数ヶ所の閉鎖型農場を観察して判ったことは 遺伝プログラムがずれる傾向があり 生存子豚頭数にわずかな低下が見られ 結 局のところ分娩率も落ちることとなる 顧客の都合で別の方向に向かわざるを得 なくなったのは 私にとって失敗であった 主な病原微生物をコントロールしたかもしれないが 全てのプログラムを一度 に推進させなかった 現在では バブコック社のクローズドハードシステムの助 けを受け また農場をクローズドハードにする前に顧客の生産者達とその管理状 況のいくつかを体験して さらに完成されたプログラムを作成し成功させてきた しかし私は このシステムは万能薬ではないと言いたい 農場をクローズドハー ドにしたからと言って もう病気は入らないし 生産はうなぎ登りになるだろう と思っている顧客も存在する 成功させるためには多くの仕事 防疫対策の綿密 な設定そして獣医による健康レベルの監視が必要である 潜在的遺伝ラグを埋め るために 特定病原菌不在の精液の優良な供給元が必要となってくる PRRS やインフルエンザのような多くの病原微生物は 1 ヶ所に留まることはな い 近隣地域を動き回っている プログラムのなかにはまだ我々が手を加えなけ ればならない小さな不備が見られる 現在のところ私は クローズドハードの農

クローズドハードシステ ムでも生産及び健康レベ ルで優れた実績を上げて いるところがまだ見受け られる このようなタイプのク ローズドハードシステム に投資したオーナー達 は PRRSの被害が少 ないことを認めているこ とである していないという事実によることは間違いない こちらの生産者の多くが オン サイトで離乳させ またはオフサイトの育成舎に移し そこからオフサイトの候 補豚育成施設に移動させている 豚は 残りの繁殖豚が収容されている繁殖豚舎 に移動する準備ができるまで そこに置かれている いくつかの農場では オフサイト施設 わずか 0 5 マイルから 2 3 マイル 離れている で稼働しているにもかかわらず クローズドハードシステムでも生 産及び健康レベルで優れた実績を上げているところがまだ見受けられる 両方の 農場が一致協力して良好な防疫態勢を維持しようと努力している はっきり言えることは このようなタイプのクローズドハードシステムに投資 したオーナー達は P RRSの被害が少ないことを認めていることである 彼ら のシステムには依然として PRRS が存在するが 我々が担当している外部導入型 の農場と比較して その被害は限られた範囲であり潜伏期間も短い 私が仕事をしている地方では 様々な候補豚育成施設があるので コーラー博 時折思うことは 我々が PRRS 陰 性 の 豚 を 離 乳 し たとしても血清変換によ り PRRS 陽性となるであ ろうということである 農場を閉鎖型にした顧客 が適切に防疫対策を実施 し 候補豚を極端な遠隔 地で育成しない限り 農 場間での生産性または健 康レベルに大きな差は認 められなかった 士の農場よりも血清濃度の変動幅ははるかに大きい 離乳時の常時陰性及び血清 変換の鑑定をするよりも 我々は農場に何かの変化がないかを観察する傾向があ る ある時は陰性で その後に突然 PRRS 陽性または感冒陽性または両方の豚 が離乳時に見つかるかもしれない 時折思うことは 我々が PRRS 陰性の豚を離 乳したとしても血清変換により PRRS 陽性となるであろうということである 血 清学的に判定されたのではない陽性の豚を数頭離乳し PRRS ウイルスを分離す ることができた 時折健康レベルに瞬間的変化が見られたが 通常検出される連 鎖球菌またはわずかな咳などであった これをクローズドハードの重大な疾病問 題または他の何かと関連づけることは非常にまれである クローズドハードシステムが如何に良好に機能しているかを確認するには 農 場全体の健康レベルについて把握しておく必要がある 仕事を長く続けるほどこ れに確信を深めている 私が仕事を始めたころは 豚胸膜肺炎 APP のような 疾病が一般的にオーエスキーのような他の疾病と複合感染していた 我々は AI/ AO ピッグフローを実施して適正なワクチン接種プログラムによりオーエスキー を除去したところ APP は自然消滅した PRRS が侵入し豚の免疫システムに反 応を示し始めたときに APP がいやというほど戻ってきた PRRS 陽性で肥育豚 舎の事故率が高い農場と APP 陰性で PRRS 陽性の農場との間に非常に明確な相 関関係が存在することを確認した 私が観察した APP 陽性で PRRS 陽性の農場と APP 陰性で PRRS 陽性の農場との比較においては 肥育豚舎で長期間に事故率が 簡単に 2 倍となっている そこでこれらの疾病対応に 追加投薬コストと従業員 のストレスを考慮する必要がある クローズドハードを実施するもう1つの理由 は それらの問題を農場に持ち込む可能性が極めて少なくなるからである この業界では 管理方法やピッグフローの問題は日々変化している 更新用候 13 補豚を購入している生産者は 原種豚農場の健康問題に対応しなければならない さらに原種豚農場を変更するか追加して 生産の要求を満たすために他の供給元 からの導入を強いられる 農場規模が原種豚農場の供給能力を超えると不足分を 補うため他社に変更しなければならず 時が経つにつれ病原微生物または病原菌 が蓄積されてくる 遅かれ早かれ APP が入り 別の型の APP も侵入し 農場の 健康レベルが悪化するのをただ傍観することになる これには随分悔しい思いを させられた どの原種豚業者が悪かったのか指摘することはできないであろうが 対策を施すべき病原微生物は徐々に蓄積されてくる 私が観察した地域では常に 全ての豚を1ヶ所から導入することはできないのではあるが 農場を閉鎖型にし た顧客が適切に防疫対策を実施し 候補豚を極端な遠隔地で育成しない限り 農 場間での生産性または健康レベルに大きな差は認められなかった PRRS および 二次感染に対応するクローズドハードシステムの有効性に感謝している 生産性 は向上し 農場は更新豚を外部導入していたときよりも健康レベルは極めて改善 された これは疑う余地のない事実である