神 の 安 息 にはいるための 約 束 というのは 先 に 読 んだ 3 章 11 節 の 言 葉 です 決 して 彼 らをわたしの 安 息 にはいらせない と 言 われたけれども イスラエルの 民 が 荒 野 で 放 浪 して 死 に 絶 えたために 約 束 の 地 に 入 っ て 安 息 するこ



Similar documents
Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

まつじつせい と 末 日 聖 徒 イエス キリスト 教 会 は 主 イエス キリストを 長 としたキリスト 教 会 です 教 会 の 中 心 となる 目 的 はすべての 人 々がキリストのもとに 来 て 救 いを 得 ることです この 使 命 を 果 たすため, 教 会 は 主 イエス キリストが

弁護士報酬規定(抜粋)

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

●幼児教育振興法案

任意整理について | 多重債務Q&A | 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会

労働時間と休日は、労働条件のもっとも基本的なものの一つです

国立大学法人 東京医科歯科大学教職員就業規則

Microsoft Word - 公表用答申422号.doc

<947A957A8E9197BF C E786C73>

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

育休代替任期付職員制度について

Speed突破!Premium問題集 基本書サンプル

< F2D E616C817A91E D868FF096F189BC>

47 高 校 講 座 モ オ モ 圏 比 較 危 述 覚 普 第 章 : 活

Microsoft Word - 12 職員退職手当規程_H 改正_

平 成 34 年 4 月 1 日 から 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 64 歳 第 2 章 労 働 契 約 ( 再 雇 用 希 望 の 申 出 ) 第 3 条 再 雇 用 職 員 として 継 続 して 雇 用 されることを 希 望 する 者 は 定 年 退 職 日 の3か 月 前 まで

福 岡 厚 生 年 金 事 案 4486 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 申 立 期 間 については その 主 張 する 標 準 報 酬 月 額 に 基 づく 厚 生 年 金 保 険 料 を 事 業 主 により 給 与 から 控 除 されていたことが 認 められることから 申 立 期

鳥 取 国 民 年 金 事 案 177 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 昭 和 37 年 6 月 から 38 年 3 月 までの 国 民 年 金 保 険 料 については 納 付 していたものと 認 められることから 納 付 記 録 を 訂 正 することが 必 要 である 第 2 申

4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94

特 別 徴 収 制 度 とは 市 県 民 税 の 納 め 方 のひとつです 従 業 員 の 市 県 民 税 を 事 業 主 が 毎 月 給 与 から 天 引 きし 従 業 員 に 代 わって 市 に 納 める 制 度 です 所 得 税 の 源 泉 徴 収 に 対 応 するものが 市 県 民 税 では

Microsoft Word - 19年度(行情)答申第081号.doc

平 均 賃 金 を 支 払 わなければならない この 予 告 日 数 は 平 均 賃 金 を 支 払 った 日 数 分 短 縮 される( 労 基 法 20 条 ) 3 試 用 期 間 中 の 労 働 者 であっても 14 日 を 超 えて 雇 用 された 場 合 は 上 記 2の 予 告 の 手 続

(2) 勤 続 5 年 を 超 え 10 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の140 (3) 勤 続 10 年 を 超 え 20 年 までの 期 間 については 勤 続 期 間 1 年 につき 本 俸 月 額 の100 分 の180 (4)

カルヴアン キリスト 教 綱 要 ~ カール パ)J,ト f 和 解 論 ~ カルヴアン fキリスト 教 綱 要 ~ Lehre~ ~ ~

187 家 族 249 家 族 がすべて 315 自 分 の 健 康 家 族 の 健 康 188 平 和 安 定 した 生 活 250 自 分 にかかわる 人 達 316 仕 事 お 金 友 人 189 家 族 251 友 人 両 親 317 家 族 190 自 分 と 家 族 の 命 と 幸 福

<4D F736F F D F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E92E646F63>

回 答 Q3-1 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 質 問 : 土 地 下 落 の 傾 向 の 中 土 地 の 固 定 資 産 税 が 毎 年 あがるのはなぜですか? 答 : あなたの 土 地 は 過 去 の 評 価 替 えで 評 価 額 が

第1章 財務諸表

都市農地の継承に向けた相続2014_本文_13.indd

異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

PowerPoint プレゼンテーション

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

川越市幼稚園就園奨励費補助金交付要綱

Microsoft PowerPoint - エントリー04_結婚TextVoice

共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

福 山 市 では, 福 山 市 民 の 安 全 に 関 する 条 例 ( 平 成 10 年 条 例 第 12 号 )に 基 づき, 安 全 で 住 みよい 地 域 社 会 の 形 成 を 推 進 しています また, 各 地 域 では, 防 犯 を 始 め 様 々な 安 心 安 全 活 動 に 熱 心

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

Microsoft Word - 3大疾病保障特約付団体信用生命保険の概要_村上.docx

伊勢崎市職員職場復帰支援制度

5 満 60 歳 以 上 の 祖 父 母 二 親 等 の 直 系 血 族 である 実 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 又 は 養 父 母 の 実 父 母 若 しくは 養 父 母 をいう 6 満 22 歳 に 達 する 日 以 後 の 最 初 の3 月 31 日 までの 間 にある 弟

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

スライド 1

景品の換金行為と「三店方式」について

川崎市木造住宅耐震診断助成金交付要綱

(6) 事 務 局 職 場 積 立 NISAの 運 営 に 係 る 以 下 の 事 務 等 を 担 当 する 事 業 主 等 の 組 織 ( 当 該 事 務 を 代 行 する 組 織 を 含 む )をいう イ 利 用 者 からの 諸 届 出 受 付 事 務 ロ 利 用 者 への 諸 連 絡 事 務

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

を 行 わなければならない 適 正 な 運 用 方 針 を 厳 格 に 運 用 することによっては じめて 人 がみだりにその 容 ぼう 等 を 撮 影 されない 自 由 や 権 利 の 保 護 と 犯 罪 発 生 の 抑 止 という 防 犯 カメラの 設 置 目 的 との 調 和 が 実 現 され

全設健発第     号

<4D F736F F F696E74202D E36816A984A93AD8C5F96F CC837C A815B C E707074>

(2) 単 身 者 向 け 以 外 の 賃 貸 共 同 住 宅 等 当 該 建 物 に 対 して 新 たに 固 定 資 産 税 等 が 課 税 される 年 から 起 算 して5 年 間 とする ( 交 付 申 請 及 び 決 定 ) 第 5 条 補 助 金 の 交 付 を 受 けようとする 者 は

< EE597768E968BC688EA97972D372E786477>

untitled

とする この 場 合 育 児 休 業 中 の 期 限 付 職 員 が 雇 用 契 約 を 更 新 するに 当 たり 引 き 続 き 育 児 休 業 を 希 望 する 場 合 には 更 新 された 雇 用 契 約 期 間 の 初 日 を 育 児 休 業 開 始 予 定 日 として 育 児 休 業 申

4

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

発 覚 理 由 違 反 態 様 在 日 期 間 違 反 期 間 婚 姻 期 間 夫 婦 間 の 子 刑 事 処 分 等 1 出 頭 申 告 不 法 残 留 約 13 年 9 月 約 9 年 11 月 約 1 年 10 月 2 出 頭 申 告 不 法 入 国 約 4 年 2 月 約 4 年 2 月 約

所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 表 所 得 税 と 住 民 税 の 税 率 は 以 下 の 通 りです 退 職 所 得 の 場 合 も この 税 率 表 を 使 います 1. 平 成 19 年 1 月 1 日 以 降 ( 所 法 891) 課 税 所 得 所 得 税 率 控 除 額 ~195


< 現 在 の 我 が 国 D&O 保 険 の 基 本 的 な 設 計 (イメージ)> < 一 般 的 な 補 償 の 範 囲 の 概 要 > 請 求 の 形 態 会 社 の 役 員 会 社 による 請 求 に 対 する 損 免 責 事 由 の 場 合 に 害 賠 償 請 求 は 補 償 されず(

Microsoft Word - 20年度(行個)答申第2号.doc

<4D F736F F D F303088A4926D8CA78E8497A EF68BC697BF93998C798CB895E28F958BE08CF D6A2E646F63>

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

Microsoft Word - 諮問第82号答申(決裁後)

(3) 定 年 退 職 時 にG 職 員 就 業 規 則 第 23 条 の 各 号 に 該 当 している 者 (4) 定 年 退 職 時 にE 職 員 就 業 規 則 第 22 条 の 各 号 に 該 当 している 者 (5) 定 年 退 職 時 にG 職 員 就 業 規 則 第 66 条 の(1)

疑わしい取引の参考事例

(3) 育 児 休 業 (この 号 の 規 定 に 該 当 したことにより 当 該 育 児 休 業 に 係 る 子 について 既 にし たものを 除 く )の 終 了 後 3 月 以 上 の 期 間 を 経 過 した 場 合 ( 当 該 育 児 休 業 をした 教 職 員 が 当 該 育 児 休 業

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

(現行版)工事成績書と評定表をあわせた_docx

様 式 5 平 成 28 年 度 NOSAI 夏 期 臨 床 実 習 事 前 アンケート * 申 込 をした 方 に を 付 けてください スタンダード 編 ステップアップ 編 氏 名 所 属 大 学 学 年 1. NOSAI 夏 期 臨 床 実 習 への 参 加 を 希 望 する 理 由 動 機

山田副士長 予防課保安係(平成22年採用)

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

就 業 規 則 ( 福 利 厚 生 ) 第 章 福 利 厚 生 ( 死 亡 弔 慰 金 等 ) 第 条 法 人 が 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 民 間 社 会 福 祉 施 設 等 職 員 共 済 規 程 に 基 づき 群 馬 県 社 会 福 祉 協 議 会 との 間 において 締 結 す

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

別記

特別徴収封入送付作業について

Microsoft Word - 【QA】外貨MMF受付停止.doc

< F2D C93FA967B91E5906B8DD082CC94ED8DD0>

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

基発第 号

11smts_cover_a

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

2 その 年 中 の 特 定 支 出 の 額 ( 前 払 をした 特 定 支 出 ) 問 資 格 取 得 費 に 該 当 する 専 門 学 校 (2 年 制 )の 授 業 料 等 の 支 出 をしましたが この 特 定 支 出 については その 支 出 した 年 分 の 特 定 支 出 の 額 の

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

<4D F736F F F696E74202D C928D4E C182C4967B939682C991CC82C982A282A282CC F4390B394C529>

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

日 雇 い 等 の 収 入 の 場 合 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分 所 得 額 証 勤 務 先 が 不 特 定 の 日 雇 いをしている 方 前 年 分 確 定 申 告 書 ( 控 ) 前 々 年 1 月 1 日 以 前 から 引 きつづき 前 々 年 分

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

第 7 条 職 員 の 給 与 に 関 する 規 程 ( 以 下 給 与 規 程 という ) 第 21 条 第 1 項 に 規 定 す るそれぞれの 基 準 日 に 育 児 休 業 している 職 員 のうち 基 準 日 以 前 6 月 以 内 の 期 間 にお いて 在 職 した 期 間 がある 職

<4D F736F F D20836E E819592E88C5E B F944E82548C8E89FC90B3816A5F6A D28F57>

次 世 代 育 成 支 援

News Letter JP

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

Transcription:

ヘブル4 章 安 息 に 入 る 1A 安 息 に 入 る 努 力 1-13 1B 残 された 約 束 1-11 1C 霊 的 安 息 1-2 2C 天 的 安 息 3-11 2B 裸 にする 御 言 葉 12-13 2A 折 にかなった 助 け 14-16 本 文 ヘブル 書 4 章 です ヘブル 書 4 章 のテーマは 安 息 に 入 る です この 忙 しく ストレスのある 社 会 の 中 で 安 息 を 取 る ことの 重 要 性 は 私 たちに 切 実 な 問 題 となっています キリスト 者 にとっての 安 息 が 何 であるか こ の 章 からそのはっきりとしたところを 学 び 取 りましょう 1A 安 息 に 入 る 努 力 1-13 4 章 は 3 章 の 続 きです 4 章 1 節 にて こういうわけで という 言 葉 から 始 まっています どういうわけで な のか?と 言 いますと イスラエルが 主 の 偉 大 な 救 いの 御 業 をエジプトから 出 る 時 に 目 撃 したにも 関 わらず 大 半 がエジプトで 死 に 絶 えてしまった その 大 きな 教 訓 について 話 していました もう 一 度 3 章 7 節 から 11 節 まで 読 んでみましょう ですから 聖 霊 が 言 われるとおりです きょう もし 御 声 を 聞 くならば 荒 野 での 試 み の 日 に 御 怒 りを 引 き 起 こしたときのように 心 をかたくなにしてはならない あなたがたの 先 祖 たちは そこでわた しを 試 みて 証 拠 を 求 め 四 十 年 の 間 わたしのわざを 見 た だから わたしはその 時 代 を 憤 って 言 った 彼 らは 常 に 心 が 迷 い わたしの 道 を 悟 らなかった わたしは 怒 りをもって 誓 ったように 決 して 彼 らをわたしの 安 息 に はいらせない これは 詩 篇 95 篇 からの 抜 粋 です 紀 元 前 千 年 頃 ダビデが 聖 霊 に 導 かれて 書 いたもので す この 箇 所 に 基 づいて ユダヤ 人 信 者 が 不 信 者 のユダヤ 人 による 迫 害 から 免 れるため 神 殿 礼 拝 を 行 うな いがらユダヤ 教 の 中 に 留 まろう 水 のバプテスマや 教 会 に 集 まることによってイエスを 告 白 することはやめようと していました こうした 彼 らの 動 きに 対 して 警 告 を 発 しているのです 彼 らがそのことをすることによって 彼 らが 経 験 する 大 きな 損 失 があります それが 一 言 でいうと 安 息 であります 1B 残 された 約 束 1-11 1C 霊 的 安 息 1-2 4:1 こういうわけで 神 の 安 息 にはいるための 約 束 はまだ 残 っているのですから あなたがたのうちのひとりでも 万 が 一 にもこれにはいれないようなことのないように 私 たちは 恐 れる 心 を 持 とうではありませんか 1

神 の 安 息 にはいるための 約 束 というのは 先 に 読 んだ 3 章 11 節 の 言 葉 です 決 して 彼 らをわたしの 安 息 にはいらせない と 言 われたけれども イスラエルの 民 が 荒 野 で 放 浪 して 死 に 絶 えたために 約 束 の 地 に 入 っ て 安 息 することができなかったら 安 息 はそのまま 残 っていて 今 私 たち 信 者 に 用 意 されている という 意 味 で す けれどもその 用 意 されている 安 息 に 私 たちも ややもすると 入 れないもしれないという 警 告 です このことについての 警 告 はすでに 私 たちは 3 章 12 13 節 で 読 みました 兄 弟 たち あなたがたの 中 では だれも 悪 い 不 信 仰 の 心 になって 生 ける 神 から 離 れる 者 がないように 気 をつけなさい きょう と 言 われている 間 に 日 々 互 いに 励 まし 合 って だれも 罪 に 惑 わされてかたくなにならないようにしなさい ユダヤ 人 の 信 者 が 経 験 したように 私 たちもこの 世 の 激 しい 濁 流 の 中 に 生 きています モーセを 頭 とするユダヤ 人 共 同 体 があって そこから 離 れるものなら 村 八 分 があるように 私 たちもキリストを 告 白 するならその 疎 外 は 免 れることができませ ん だからこそ 日 々 互 いに 励 まし 神 の 約 束 を 信 じるのをあきらめたりしないように また 不 信 に 陥 って 罪 の 惑 わしを 受 けないように 気 をつけない と 勧 めているのです 4:2 福 音 を 説 き 聞 かされていることは 私 たちも 彼 らと 同 じなのです ところが その 聞 いたみことばも 彼 らに は 益 になりませんでした みことばが それを 聞 いた 人 たちに 信 仰 によって 結 びつけられなかったからです ここは キリスト 者 の 霊 的 な 前 進 のために 絶 対 不 可 欠 の 言 葉 です イスラエルの 人 たちは モーセによって 数 多 くの 良 い 知 らせ 神 のすばらしい 言 葉 を 聞 きました ところが 何 度 聞 いても それが 具 体 的 な 自 分 たち の 生 活 で 生 かされなかったのです 聞 いた 人 たちに 信 仰 によって 結 びつけられなかった とあります 御 言 葉 をたくさん 聞 くのだけれども それが 自 分 の 周 りで 起 こる 出 来 事 に 当 てはめることなく そのまま 日 々を 過 ごし ている 状 態 です 聞 いていることで そのまま 自 分 は 主 の 中 にいると 思 い 込 んでいる 状 態 であります 多 くの 人 々が 心 配 しなくてもよいことで 心 配 し 反 対 に 本 当 に 心 配 しなければいけないことで 無 頓 着 であり ます それは 自 分 の 行 い に 注 目 して 主 が 語 っておられることに 聞 き 従 う ことに 注 目 していないことです 信 じるというのは 聞 くことから 始 まります そのように 信 仰 は 聞 くことから 始 まり 聞 くことは キリストについて のみことばによるのです (ローマ 10:17) 神 が 御 霊 によって 心 に 語 りかけられます その 語 りかけは もは やかつて 石 の 板 に 律 法 が 与 えられたのと 異 なります 心 の 中 に 律 法 が 御 霊 によって 与 えられるのです 主 が 語 られるので 全 幅 の 信 頼 を 持 ってその 言 葉 に 聞 き 従 おうとします その 神 への 愛 の 応 答 が そのまま 従 順 な のです イスラエルの 民 が 漠 然 と 神 を 知 っているだけで その 荒 野 の 旅 における 過 程 プロセスにおいて 自 分 の 今 ま での 生 活 や 考 え 方 を 推 し 進 めてしまったために 問 題 が 起 こりましたが 同 じように 私 たちは 神 が 救 ってくださっ たことだけを 知 るだけでは 駄 目 で 神 がその 後 にどのように 導 いておられるのか その 具 体 的 な 指 針 をも 神 か ら 御 言 葉 によって 御 声 を 聞 いて 動 いていくのです それには 神 の 前 に 出 ていくという 不 断 の 努 力 またへりく だりが 必 要 になります 2

2C 天 的 安 息 3-11 4:3 信 じた 私 たちは 安 息 にはいるのです わたしは 怒 りをもって 誓 ったように 決 して 彼 らをわたしの 安 息 に はいらせない と 神 が 言 われたとおりです みわざは 創 世 の 初 めから もう 終 わっているのです ここから いろいろな 安 息 について 見 ていくことになります 一 つ 目 は 信 じた 私 たちは 安 息 にはいるのです とあります ここをもっと 正 確 に 訳 すと 安 息 に 入 っているのです となります つまり もうすでに 享 受 している 安 息 です これは 霊 的 安 息 です 霊 的 安 息 とは 何 か?マタイ 11 章 28 30 節 を 開 いてください すべて 疲 れた 人 重 荷 を 負 っている 人 は わたしのところに 来 なさい わたしがあなたがたを 休 ませてあげます わたしは 心 優 しく へりくだっているから あ なたがたもわたしのくびきを 負 って わたしから 学 びなさい そうすればたましいに 安 らぎが 来 ます わたしのくびき は 負 いやすく わたしの 荷 は 軽 いからです イエス 様 の 初 めの 命 令 は 来 なさい というものです イエス 様 の ところに 来 ます これは 救 いの 安 息 です 黙 示 録 の 最 後 にも こういう 呼 びかけがあります いのちの 水 がほ しい 者 は それをただで 受 けなさい ( 黙 示 22:17) 単 純 な 救 いの 呼 びかけです 神 が 罪 の 贖 いのために すべてのことをキリストにあってしてくださいました 主 がゲッセマネの 園 において この 杯 をわたしから 過 ぎ 去 らせてください けれども あなたの 願 われるようにしてください と 祈 られた あの 苦 悩 で す 主 が 罪 をご 自 身 に 負 われて そして 最 後 の 言 葉 が テテレスタイ 成 就 した でありました したがって 私 たちは 救 われるために 何 かを 行 うことから 解 放 されました 主 が 救 いの 業 を 完 成 されたので 私 たちはただこ の 方 のところに 来 れば 良 いだけです 私 たちの 日 々の 交 わり また 週 ごとの 集 まりにおいて 救 いの 安 息 であら れるキリストと 交 わることができます ですから 救 いの 安 息 があります 次 に 従 順 の 安 息 があります わたしから 学 びなさい という 命 令 です 主 の 命 令 にしたがうことによって 私 たちの 魂 は 休 みを 得 ます 命 令 を 守 ることがなぜ 休 みなのか?と 思 われる かもしれませんが ここに わたしのくびきは 負 いやすく わたしの 荷 は 軽 いからです とあるとおり キリストの 命 令 に 従 うことは 重 荷 とはなりません 神 の 愛 の 中 にとどまり その 愛 の 中 で 神 の 命 令 に 従 います そうすれば こ こにある 安 息 を 手 に 入 れることができるのです 4:4 というのは 神 は 七 日 目 について ある 個 所 で そして 神 は すべてのみわざを 終 えて 七 日 目 に 休 まれ た と 言 われました 4:5 そして ここでは 決 して 彼 らをわたしの 安 息 にはいらせない と 言 われたのです ここでの 安 息 は 一 つは 創 造 の 安 息 です すべての 安 息 の 土 台 モチーフとなっています 創 世 記 2 章 2 3 節 にある 神 の 安 息 であります それで 神 は 第 七 日 目 に なさっていたわざの 完 成 を 告 げられた すなわ ち 第 七 日 目 に なさっていたすべてのわざを 休 まれた 神 はその 第 七 日 目 を 祝 福 し この 日 を 聖 であるとされ た それは その 日 に 神 がなさっていたすべての 創 造 のわざを 休 まれたからである (2:2-3) 3

神 は 天 と 地 を6 日 かけて お 造 りになりました そしてすべての 万 象 を 完 成 されました 完 成 されたので も う 創 造 する 働 きをする 必 要 はなくなったので 休 まれたのです これは 神 が 仕 事 に 疲 れて 休 憩 を 取 っている ということではなく 完 成 されたということです 私 は 以 前 子 供 たちに 天 地 創 造 の 話 をするときに こう 教 えま した 自 分 が 作 ったプラモデルが 全 部 できあがりました あと プラモデルができあがるために 何 かすることあ る?ないよね 完 成 したから もうプラモデルを 造 るためにすべきことはなくなりました これと 神 さまが 行 なわれた ことは 同 じです 休 みを 取 られたというのは 天 地 を 造 られる 働 きが 完 成 したからです これが 聖 書 の 中 に 書 かれている 安 息 の 意 味 です すべてのものが 完 成 したから その 完 成 したところに とどまっていることが 安 息 しているということになります 安 息 とは 仕 事 の 間 の 休 憩 時 間 ではなく 完 成 したと 言 い 換 えられるものです ですから 私 たちは 自 然 を 見 て 天 地 創 造 の 御 業 をほめたたえることができます ま た 人 体 の 精 密 さを 見 て その 精 巧 さに 驚 き 神 をほめたたえます ここに 安 息 があります そして この 創 造 の 安 息 が 土 台 となって ヨシュアたちがカナンの 地 に 入 った 時 安 息 を 得 られるという 約 束 が ありました カナンの 安 息 と 読 んでよいでしょう なぜなら あなたが はいって 行 って 所 有 しようとしている 地 は あなたがたが 出 て 来 たエジプトの 地 のようではないからである あそこでは 野 菜 畑 のように 自 分 で 種 を 蒔 き 自 分 の 力 で 水 をやらなければならなかった しかし あなたがたが 渡 って 行 って 所 有 しようとしている 地 は 山 と 谷 の 地 であり 天 の 雨 で 潤 っている そこはあなたの 神 主 が 求 められる 地 で 年 の 初 めから 年 の 終 わりまで あなたの 神 主 が 絶 えずその 上 に 目 を 留 めておられる 地 である ( 申 命 11:10-12) これまで は 労 苦 して 作 物 を 育 ててきた けれども 約 束 の 地 では もちろん 農 耕 は 行 うけれども 主 が 一 方 的 に 恵 ん でくださるものを 食 べるようになる ということです そして 敵 からの 救 いにおける 安 息 もあります あなたがたは ヨルダンを 渡 り あなたがたの 神 主 があなた がたに 受 け 継 がせようとしておられる 地 に 住 み 主 があなたがたの 回 りの 敵 をことごとく 取 り 除 いてあなたがたを 休 ませ あなたがたが 安 らかに 住 むようになるなら ( 申 命 12:10) これは ダビデの 時 代 になるまではっき りと 見 えてこなかったものです イスラエルの 不 従 順 のため 敵 との 戦 いを 強 いられていましたが ダビデの 時 によ うやく 敵 を 取 り 除 くことができ 安 息 が 与 えられました しかし その 安 息 はソロモンの 晩 年 で 彼 が 生 ける 神 から 離 れることによって そしてその 後 の 歴 代 の 王 が 神 に 背 いたことによって 一 時 的 なものになってしまいました 4:6 こういうわけで その 安 息 にはいる 人 々がまだ 残 っており 前 に 福 音 を 説 き 聞 かされた 人 々は 不 従 順 の ゆえにはいれなかったのですから 4:7 神 は 再 びある 日 を きょう と 定 めて 長 い 年 月 の 後 に 前 に 言 われた と 同 じように ダビデを 通 して きょう もし 御 声 を 聞 くならば あなたがたの 心 をかたくなにしてはならない と 語 られたのです 4:8 もしヨシュアが 彼 らに 安 息 を 与 えたのであったら 神 はそのあとで 別 の 日 のことを 話 される ことはなかったでしょう 4:9 したがって 安 息 日 の 休 みは 神 の 民 のためにまだ 残 っているのです これはどういうことかと 言 いますと 確 かに 詩 篇 95 篇 の 内 容 は 民 数 記 にある イスラエルの 民 がカデシュ バ ルネアで 不 従 順 になって 四 十 年 間 さまよったことを 話 していますが 問 題 はその 書 かれた 時 期 です ヨシュ 4

アが 約 束 の 地 に 入 った 紀 元 前 約 千 四 百 年 からだいたい 四 百 年 経 った 後 に ダビデが 書 いたものです したが って ダビデの 意 味 する 安 息 というのは ヨシュアが 約 束 の 地 に 入 った 時 のことではなく また 新 たな 日 の 設 定 をしているのだ ということになります つまり へブル 書 を 著 者 が 書 いている 時 点 でもこの 安 息 が 残 されてい る ということであります ですから ここまでの 安 息 をまとめますと 霊 的 安 息 があります キリストの 救 いに 休 み またキリストに 従 う ことで 安 息 を 得 ます 次 に 創 造 の 安 息 があります さらに カナンの 安 息 がありました そしてヘブル 書 の 著 者 は もう 一 つの 安 息 を 取 り 上 げます 4:10 神 の 安 息 にはいった 者 ならば 神 がご 自 分 のわざを 終 えて 休 まれたように 自 分 のわざを 終 えて 休 んだ はずです 4:11 ですから 私 たちは この 安 息 にはいるよう 力 を 尽 くして 努 め あの 不 従 順 の 例 にならって 落 後 する 者 が ひとりもいないようにしようではありませんか ヘブル 書 の 著 者 が 詩 篇 95 篇 の 安 息 の 約 束 を 適 用 させているのは 天 であります 私 たち 信 仰 者 が 天 に 入 ることによって ようやく 自 分 の 業 を 終 えて 休 むことができる というものです 黙 示 録 に 大 患 難 時 代 に 殉 教 する 聖 徒 たちに 対 して 次 のような 言 葉 を 神 は 残 しておられます また 私 は 天 からこう 言 っている 声 を 聞 いた 書 きしるせ 今 から 後 主 にあって 死 ぬ 死 者 は 幸 いである 御 霊 も 言 われる しかり 彼 らはその 労 苦 から 解 き 放 されて 休 むことができる 彼 らの 行 ないは 彼 らについて 行 くからである ( 黙 示 14:13) ヘブル 書 では 地 上 に 対 する 天 を 比 較 してその 対 比 を 強 く 打 ち 出 しています 地 上 におけるユダヤ 教 の 共 同 体 は 地 上 にあるものですが 御 子 の 支 配 する 神 の 家 は 天 に 属 しています 今 は 困 難 があるけれども 以 前 のイスラエルの 民 のようになってはいけない という 強 い 戒 めです ちょうど 荒 野 にいたイスラエルの 民 がその 困 難 に 耐 えられずに あきらめてしまいました 同 じように 今 は 困 難 があるけれども その 後 には 天 があり 安 息 が あるのだ という 約 束 です 戦 時 中 ホーリネスという 教 団 が 日 本 の 当 局 によって 弾 圧 を 受 けました 一 斉 検 挙 によって 捕 えられた 教 会 指 導 者 の 一 人 に 小 出 朋 治 (もとはる)という 人 がいます 他 の 多 くのキリスト 教 指 導 者 が 自 分 の 教 会 のこと また 自 分 の 家 族 のことを 思 って 天 皇 かキリストか?と 問 い 質 された 時 に 妥 協 したのに 対 して 彼 はそれをしま せんでした 彼 が 特 高 により 拷 問 されているとき 一 度 だけ 書 くのを 許 された 手 紙 の 中 には 生 還 を 願 わずし て 死 に 至 るまで 信 なれ と 書 かれていたそうです 私 たちも 今 のこの 世 を 思 うのではなく 天 を 思 いたいと 思 います!ここから 私 たちの 愛 する 主 なるイエスが 来 ら れて 私 たちを 引 き 取 ってくださるのです けれども 私 たちの 国 籍 は 天 にあります そこから 主 イエス キリスト が 救 い 主 としておいでになるのを 私 たちは 待 ち 望 んでいます キリストは 万 物 をご 自 身 に 従 わせることのでき る 御 力 によって 私 たちの 卑 しいからだを ご 自 身 の 栄 光 のからだと 同 じ 姿 に 変 えてくださるのです (ピリピ 3:20-21) 5

2B 裸 にする 御 言 葉 12-13 4:12 神 のことばは 生 きていて 力 があり 両 刃 の 剣 よりも 鋭 く たましいと 霊 関 節 と 骨 髄 の 分 かれ 目 さえも 刺 し 通 し 心 のいろいろな 考 えやはかりごとを 判 別 することができます 4:13 造 られたもので 神 の 前 で 隠 れ おおせるものは 何 一 つなく 神 の 目 には すべてが 裸 であり さらけ 出 されています 私 たちはこの 神 に 対 して 弁 明 をするのです 今 著 者 がなぜ 神 の 御 言 葉 の 命 と 力 について 話 しているのでしょうか?それは 私 たちが 不 信 仰 の 心 になっ ているか 罪 の 惑 わしを 受 けているのか そういったことをことごとく 自 分 の 心 を 露 わにしてくれるのは 神 の 御 言 葉 である ということです 私 たちが 自 分 の 心 について 知 っていると 思 っていたら 自 分 を 欺 いています 自 分 で 自 分 のことすら 分 かっていないのです この 心 の 問 題 を どのように 解 決 したらよいのか?それが 神 の 言 葉 であります 神 の 言 葉 は まず 生 きています そして 力 があります イザヤはこう 言 いました 雨 や 雪 が 天 から 降 ってもと に 戻 らず 必 ず 地 を 潤 し それに 物 を 生 えさせ 芽 を 出 させ 種 蒔 く 者 には 種 を 与 え 食 べる 者 にはパンを 与 える そのように わたしの 口 から 出 るわたしのことばも むなしく わたしのところに 帰 っては 来 ない 必 ず わた しの 望 む 事 を 成 し 遂 げ わたしの 言 い 送 った 事 を 成 功 させる (55:10-11) そして 次 に 両 刃 の 剣 よりも 鋭 く たましいと 霊 の 分 かれ 目 さえも 刺 し 通 す とありますが 私 たちはここで 人 が 体 だけで 造 られているのではないことが 分 かります 私 たちは 三 つの 部 分 で 造 られています 体 と 霊 と 魂 です 魂 は 精 神 と 言 い 換 えても 良 いですが 知 情 意 といわれる 部 分 で 私 たちが 考 え 感 じ また 意 志 決 定 をする 部 分 です けれども 人 間 はそれだけで 造 られているのではなく 霊 があります これは 神 を 意 識 する 部 分 です そして 神 のみことばは この 魂 と 霊 の 分 かれ 目 を 刺 し 通 す 力 があると 書 いてあります 私 たちは いろいろな 活 動 を 行 なっているときに 識 別 力 がないために 誤 ったことをとかく 行 ないます 同 じ 伝 道 や 奉 仕 活 動 を 行 なっている 時 でさえ 自 分 の 心 理 的 欲 求 を 満 たすための 手 段 に 変 えられたりします 霊 的 ではなく 宗 教 的 あるいは 魂 的 と 言 っても 良 いかもしれません 私 たちはそのことを 区 別 しなければいけない のですが それをすることができるのは 唯 一 神 のみことばだけです 他 人 の 証 しを 聞 くことは 健 徳 につなが ります けれども その 体 験 はその 人 に 与 えられたものであり 自 分 に 対 しては 異 なる 働 きを 神 は 用 意 されて いるかもしれないのです 神 のみことばのみが 私 たちを 実 質 的 に 霊 的 に 成 長 させるのです そして 神 の 御 言 葉 によって 自 分 は 神 の 前 で 何 一 つ 隠 せるものはないことを 知 ります 心 の 奥 底 まで 知 ら れる 神 は みことばによって 私 たちの 心 を 探 り なにが 良 いことで 完 全 なものであるかを 示 してくださいます 私 たちは 神 の 前 では 裸 です イエスさまがこう 言 われました おおいかぶされているもので 現 わされないものは なく 隠 されているもので 知 られずに 済 むものはありません ですから あなたがたが 暗 やみで 言 ったことが 明 るみで 聞 かれ 家 の 中 でささやいたことが 屋 上 で 言 い 広 められます (ルカ 12:2 3) そして 私 たちは 弁 明 申 し 開 きをします 心 にあるわずかな 動 きであっても それを 口 に 出 して すべて 言 い 表 せなければいけな 6

いのです そして 神 はその 申 し 開 きに 応 じて ひとりひとりを 裁 くのです だから 今 何 となくごまかして 上 手 にキリスト 教 信 仰 と 世 の 間 を 世 渡 りしようとしても 終 わりの 日 には 言 い 訳 は 聞 かないのだよ という 警 告 です 当 時 のユダヤ 人 信 者 が この 部 分 をごまかそうとしていたので それ はできないことを 著 者 は 言 明 しました 2A 折 にかなった 助 け 14-16 4:14 さて 私 たちのためには もろもろの 天 を 通 られた 偉 大 な 大 祭 司 である 神 の 子 イエスがおられるのですか ら 私 たちの 信 仰 の 告 白 を 堅 く 保 とうではありませんか 4:15 私 たちの 大 祭 司 は 私 たちの 弱 さに 同 情 でき ない 方 ではありません 罪 は 犯 されませんでしたが すべての 点 で 私 たちと 同 じように 試 みに 会 われたのです 著 者 は 大 祭 司 なるイエスをヘブル 人 信 者 に 強 く 教 えてようとしています イエスが 神 の 御 子 でありながら 人 となられて 私 たちのあらゆる 苦 しみをとおられて 最 後 は 罪 の 供 え 物 となったこと その 苦 しみのゆえに 今 父 なる 神 に 対 して 私 たちのために 執 り 成 すことがおできになる 大 祭 司 なのだ ということを 教 えています 5 章 か ら イエス 様 の 大 祭 司 の 働 きを 詳 しく 論 じていきます 初 めに もろもろの 天 を 通 られた とあります 私 たちが 天 に 入 る 安 息 に 入 るのは 困 難 が 伴 うけれども イ エスはもろもろの 天 を 通 ることのできた 力 あり 主 権 を 持 つ 方 であることを 示 しています 天 には 物 理 的 な 空 である 第 一 の 天 悪 霊 や 悪 魔 のいる 空 中 と 呼 ばれる 第 二 の 天 そして 神 の 御 業 のある 第 三 の 天 に 主 に 分 けられますが 主 はどんな 勢 力 に 対 しても 圧 倒 的 な 力 と 主 権 を 持 っておられるのは これらの 諸 々の 天 よ りも 高 く 上 げられ 神 の 右 の 座 に 着 いておられるからです そして イエスが 偉 大 な 大 祭 司 であり 神 の 子 と あります 神 の 子 としての 働 きをヘブル 書 1 章 で 学 びました 万 物 を 創 造 し また 万 物 を 支 配 し それを 相 続 する 王 座 に 着 いておられる 方 が 御 子 であります この 方 に 対 する 信 仰 告 白 を 保 つために 主 は 私 たちがこの 地 上 で 受 けている 困 難 と 共 にいてくださるのです これがすごいことです 私 たちの 弱 さに 同 情 できない 方 ではありません とあります この 同 情 とは 単 なる かわいそうと 思 うことではなく 共 に 苦 しむという 意 味 合 いがあります 主 はベツレヘムで 人 となられて 十 字 架 に 至 るまでのすべての 道 で 私 たちのあらゆる 肉 体 にある 弱 さを 知 りました 主 イエスと 私 たちの 違 いは 罪 は 犯 されませんでした というところです けれども 誘 惑 は 私 たちとまったく 同 じように 受 けられました 主 が 公 生 涯 を 始 められる 時 に 神 が 御 霊 によって 導 かれたのが 悪 魔 の 誘 惑 です 石 をパンにしろ という 肉 の 欲 に 訴 える 誘 惑 神 殿 の 頂 から 落 ちてみろ という そして 御 使 いに 助 けられて 自 分 の 力 を 誇 ることができる という 自 慢 さらに 世 界 の 栄 華 を 見 せて これを 自 分 のものにできるという 目 の 欲 またこれも 自 慢 でしょう これらの 誘 惑 をすべて 受 けられました そして 私 たちと 同 じように 疲 れるし 他 にもいろいろな 肉 体 の 弱 さを 持 っています 病 床 におられる 方 は む 7

ち 打 ちのイエスと 十 字 架 のイエスを 思 い 出 してください 主 は 病 の 人 であり すべての 病 をその 肉 体 的 苦 しみ によって 受 けられました けれども 罪 を 犯 されなかったのです だから 私 たちも この 誘 惑 には 耐 えられない この 困 難 は 耐 えられな い と 思 っても 主 はそばにおられて 私 たちのその 弱 さに 同 情 し そして 罪 を 犯 さないように 特 に 不 信 仰 にな らないように 助 けることがおできになります 4:16 ですから 私 たちは あわれみを 受 け また 恵 みをいただいて おりにかなった 助 けを 受 けるために 大 胆 に 恵 みの 御 座 に 近 づこうではありませんか 私 たちは なにが 私 たちの 弱 さを 克 服 してくれるか その 源 泉 になっている 力 をここで 読 むことができます それ は あわれみ であり 恵 み です 私 たちは とくに 自 分 が 弱 くなっているときに 神 から 離 れてしまっていると 思 ってしまいます 悪 魔 は 兄 弟 たちの 告 発 者 ですから 悪 魔 は 私 たちに ほら お 前 は 神 さまに 良 く 思 われてい ない だめなクリスチャンなのだ 神 さまに 助 けを 求 めるなんて そんな 大 それたことはしなさんな と 言 います しかし これは 悪 魔 の 嘘 です 私 たちは 弱 いからこそ 強 いといえる 存 在 です 私 たちの 弱 さに キリストの 力 が 完 全 に 働 きます ここに 神 の 御 座 が 恵 みの 御 座 と 呼 ばれていることに 注 目 してください キリストが 死 なれて ご 自 分 の 血 をたずさえて 天 に 入 られました そこで 人 の 罪 のために 下 すべき 神 の 怒 りは すべてなだめられました 神 の 御 座 はもはや さばきの 御 座 ではなく 恵 みの 御 座 となったのです!イエスさまが 十 字 架 につけられたときに 神 殿 の 垂 れ 幕 が 上 から 下 に 真 っ 二 つに 裂 けました 大 祭 司 が 年 に 一 度 だけ 入 ることのできる 神 が 現 われる 場 所 が すべて 開 かれてしまいました これは キリストが 神 と 人 との 間 の 仕 切 りをすべて 除 き 去 ってしまわれた からです ですから 私 たちは 何 ら 遠 慮 するものはありません 私 たちの 前 に 広 がっているのは 神 の 恵 みという 大 きな 平 野 です 何 も 私 たちを 隔 てるものはなく 今 自 分 がいるところで 神 さま と 呼 びかけて そのまま 天 におら れる 神 とお 話 することができるのです 大 胆 に 神 に 近 づくことができます 私 たちは 何 と おこがましく 神 の 前 に 近 づくことがあるでしょうか 神 に 隠 しているものがあるかのように 自 分 をあまり 出 さないで 良 い 行 ないをし てから 神 の 前 に 大 胆 に 近 づく と 思 っています しかし 神 の 前 ではすべてが 裸 なのです すべてが 見 られている ことを 知 って それでも 神 が 恵 みによって 私 たちを 救 ってくださったことを 知 って それで 大 胆 に 神 に 近 づくので す 8