第19回規制改革会議 記者会見録



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III. 前 述 の 如 く 医 学 部 新 設 を 容 認 している 訳 ではないが 国 家 戦 略 特 区 による 医 学 部 新 設 については 国 会 答 弁 で 確 約 している 様 に 平 成 27 年 7 月 31 日 付 け 国 の 方 針 に 厳 格 に 従 う 事 を 求 める

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

第 1 号

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(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

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Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

開 会 委 員 長 : これより 第 回 男 女 平 等 参 画 推 進 委 員 会 を 開 催 いたします 事 務 局 より 月 日 付 人 事 異 動 の 報 告 配 布 資 料 を 確 認 した 事 務 局 より 委 員 の 半 数 以 上 が 出 席 しているので 委 員 会 が 成 立 し

年 金 払 い 退 職 給 付 制 度 における 年 金 財 政 のイメージ 積 立 時 給 付 時 給 付 定 基 (1/2) で 年 金 を 基 準 利 率 で 付 利 給 付 定 基 ( 付 与 利 の ) 有 期 年 金 終 身 年 金 退 職 1 年 2 年 1 月 2 月 ( 終 了 )

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定款

22 第 1 章 資 本 金 等 利 益 積 立 金 貴 見 のとおり 資 本 等 取 引 は 本 来 は 増 資 とか 減 資 と か さらには 旧 資 本 積 立 金 額 の 増 加 または 減 少 をいうこと になる ただ 利 益 の 配 当 はいわゆる 資 本 金 等 取 引 である か 損

リング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 に 係 る 繰 延 税 金 資 産 について 回 収 可 能 性 がないも のとする 原 則 的 な 取 扱 いに 対 して スケジューリング 不 能 な 将 来 減 算 一 時 差 異 を 回 収 できることを 反 証 できる 場 合 に 原 則

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Microsoft Word - 19年度(行情)答申第076号.doc

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

老発第    第 号

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為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

製 造 業 者 は 製 造 販 売 業 者 の 管 理 監 督 の 下 適 切 な 品 質 管 理 を 行 い 製 品 を 製 造 します なお 製 造 業 は 製 造 に 特 化 した 許 可 となっており 製 造 業 の 許 可 のみでは 製 品 を 市 場 に 出 荷 することはできま せん

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( 別 途 調 査 様 式 1) 減 損 損 失 を 認 識 するに 至 った 経 緯 等 1 列 2 列 3 列 4 列 5 列 6 列 7 列 8 列 9 列 10 列 11 列 12 列 13 列 14 列 15 列 16 列 17 列 18 列 19 列 20 列 21 列 22 列 固 定

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私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

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答申第585号

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

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要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

答申書

解 第 1 説 源 泉 徴 収 について (1) 弁 護 士 報 酬 に 関 する 源 泉 徴 収 弁 護 士 の 業 務 に 関 する 報 酬 又 は 料 金 は 所 得 税 法 204.1により 源 泉 徴 収 の 対 象 と されています ( ) そして この 報 酬 又 は 料 金 について

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持 TFでの 検 討 を 踏 まえ 対 策 を 講 ずることといたしますが 貴 職 におかれまし ては 現 段 階 において 下 記 事 項 につきご 対 応 いただきますようお 願 い 申 し 上 げます 記 1. 貴 会 会 員 に 対 して 今 回 の 厚 生 労 働 省 からの 緊 急 要

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共 通 認 識 1 官 民 較 差 調 整 後 は 退 職 給 付 全 体 でみて 民 間 企 業 の 事 業 主 負 担 と 均 衡 する 水 準 で あれば 最 終 的 な 税 負 担 は 変 わらず 公 務 員 を 優 遇 するものとはならないものであ ること 2 民 間 の 実 態 を 考

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

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代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

任意整理について | 多重債務Q&A | 公益財団法人 日本クレジットカウンセリング協会

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

する 婦 人 相 談 所 その 他 適 切 な 施 設 による 支 援 の 明 記 禁 止 命 令 等 をすることが できる 公 安 委 員 会 等 の 拡 大 等 の 措 置 が 講 じられたものである 第 2 改 正 法 の 概 要 1 電 子 メールを 送 信 する 行 為 の 規 制 ( 法

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(1) 事 実 の 認 定 について 1 地 方 自 治 法 第 92 条 の2 及 び 公 職 選 挙 法 第 104 条 の 解 釈 について 慎 重 に 審 査 を 行 うため まず 地 方 自 治 法 第 92 条 の2や 公 職 選 挙 法 第 104 条 に 定 める 兼 業 禁 止 規

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学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

特 定 が 必 要 であり, 法 7 条 の 裁 量 的 開 示 を 求 める 第 3 諮 問 庁 の 説 明 の 要 旨 1 本 件 開 示 請 求 について 本 件 開 示 請 求 は, 処 分 庁 に 対 して, 特 定 法 人 が 大 森 税 務 署 に 提 出 した, 特 定 期 間 の

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別 紙

Q1 4 月 から 児 童 手 当 の 支 給 額 はどうなるのですか? Q2 児 童 手 当 には 所 得 制 限 が 設 けられるとのことですが 具 体 的 な 基 準 はどのよう になるのですか? Q3 4 月 以 降 児 童 手 当 を 受 け 取 るためには 手 続 きが 必 要 ですか?

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3 日 時 場 所 日 時 : 毎 年 7 月 の 第 1 日 曜 日 ( 年 1 回 1 日 で 試 験 終 了 合 格 科 目 持 ち 越 し 等 の 恩 典 なし) 場 所 : 早 稲 田 大 学 ( 東 京 近 年 日 本 大 学 東 洋 大 学 明 治 大 学 においても 行 われている)

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平成24年度開設予定大学院等一覧(判定を「不可」とするもの)

4 乙 は 天 災 地 変 戦 争 暴 動 内 乱 法 令 の 制 定 改 廃 輸 送 機 関 の 事 故 その 他 の 不 可 抗 力 により 第 1 項 及 び 第 2 項 に 定 める 業 務 期 日 までに 第 1 条 第 3 項 の 適 合 書 を 交 付 することができない 場 合 は

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異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

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2. 当 初 の 目 的 と 現 状 コア 会 議 の 役 割 目 的 現 状 分 析 マネジメント 会 議 の 運 営 や あり 方 問 題 取 り 組 みにつ いての 議 論 会 員 からの 意 見 の 吸 い 上 げ と 内 容 の 各 会 議 への 振 り 分 け 全 体 会 運 営 会 議

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Microsoft Word 役員選挙規程.doc

加 算 税 制 度 の 見 直 し 等 1. 現 行 制 度 の 概 要 関 税 においては 国 税 ( 輸 入 貨 物 に 対 する 内 国 消 費 税 を 含 む 以 下 同 じ ) の 制 度 と 同 様 の 過 少 申 告 加 算 税 無 申 告 加 算 税 及 び 重 加 算 税 の 制

人 に 使 用 される 者 としての 勤 続 期 間 を 当 該 職 員 となつた 者 の 職 員 としての 勤 続 期 間 に 通 算 することと 定 められている 法 人 に 限 る )をいう 3 第 一 項 の 退 職 手 当 通 算 予 定 職 員 とは 任 命 権 者 又 はその 委 任

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

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旭 川 国 民 年 金 事 案 651 第 1 委 員 会 の 結 論 申 立 人 の 昭 和 58 年 2 月 から59 年 10 月 までの 期 間 及 び 平 成 11 年 4 月 から 同 年 11 月 までの 期 間 の 付 加 保 険 料 については 納 付 していたものと 認 められ

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消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

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T T VWAPギャランティ 取 引 とは T T VWAPギャランティ 取 引 とは これまでの 成 行 や 指 値 とは 異 なる 東 海 東 京 証 券 が 提 供 する 新 しい 形 の 売 買 方 法 です その 方 法 とは 1 金 融 商 品 取 引 所 ( 以 下 取 引 所 )に

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損 益 計 算 書 ( 自 平 成 25 年 4 月 1 日 至 平 成 26 年 3 月 31 日 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 科 目 金 額 営 業 収 益 75,917 取 引 参 加 料 金 39,032 上 場 関 係 収 入 11,772 情 報 関 係 収 入 13,352 そ

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Microsoft Word - 諮問第82号答申(決裁後)

Transcription:

1. 日 時 : 平 成 25 年 10 月 31 日 ( 木 )18:55~19:17 2. 場 所 : 合 同 庁 舎 4 号 館 2 階 220 会 議 室 司 会 それでは 大 変 お 待 たせいたしました 規 制 改 革 会 議 の 模 様 につきまして 岡 議 長 から 御 説 明 いたします 質 疑 応 答 はまとめてお 願 いいたします それでは 議 長 よろしくお 願 いいたします 岡 議 長 皆 さん 大 分 お 待 たせして 申 しわけございません 本 日 第 19 回 規 制 改 革 会 議 を 開 催 し 一 般 用 医 薬 品 のインターネットの 販 売 について 議 論 をいたしました 厚 労 省 から 局 長 はじめ3 名 に 来 ていただき 局 長 からの 御 説 明 の 後 質 疑 応 答 を 行 った 上 で さらに 会 議 メンバーで 議 論 をしたということでございます 結 論 を 先 に 申 し 上 げますと 今 皆 さんのお 手 元 に 配 付 しておりますが 私 どもの 意 見 をこのような 形 で 取 りまとめまして 厚 労 省 に 提 出 したいと 考 えております このテーマについては これまで 何 度 か 皆 様 とお 話 をする 機 会 がありましたので 皆 さ んにも 御 理 解 いただいていると 思 いますけれども 私 ども 規 制 改 革 会 議 といたしましては 安 全 性 を 確 保 した 上 で ということで 安 全 性 を 大 変 重 要 視 していることを まず 強 調 したいと 思 います その 上 で 対 面 販 売 とインターネット 販 売 における 合 理 的 な 理 由 なき 差 別 はすべきではないということが 私 どもの 一 貫 した 主 張 であります したがいまして 特 に 今 ホットなテーマになっております28 品 目 につきまして 安 全 性 確 保 のために 何 か 追 加 のルールが 必 要 であるならば それはやられたらよろしいのではな いですかと ただ それも 対 面 販 売 とインターネット 販 売 で 合 理 的 な 理 由 がない 限 りは 差 をつけることなくやっていただくべきである このような 考 え 方 を 今 日 再 確 認 したとい うことでございます それを 文 章 にしたものがお 手 元 にあるものでございます この 中 で 追 加 的 に 触 れていることは 厚 労 省 の 方 で 立 ち 上 げたいろいろな 会 議 の 報 告 書 などを 見 る 限 りにおいては 必 ずしもインターネットでの 販 売 をやめるべきだというこ とは 言 われていない 要 するに 販 売 方 法 については 安 全 性 を 考 えて 慎 重 に 検 討 すべき だという 趣 旨 のことは 言 われているわけですけれども インターネットがだめだというこ とにはなっていないわけであります しかし 皆 さん 方 の 報 道 が 情 報 源 ですが 最 近 この テーマについて 私 も 拝 見 しておりますが どうもインターネット 販 売 はだめみたいな 報 道 が 多 いものですから 今 日 改 めてこのような 形 で 会 議 をもって その 辺 の 確 認 もしなが ら 私 どもの 意 見 を 取 りまとめたということであります 決 して 私 どもは 安 全 性 をない 1

がしろにするという 考 えは 全 くない これは 初 めからございません 今 日 の 議 論 の 中 で インターネット 販 売 について もう 少 し 正 しく 理 解 してもらう 必 要 があるのではないかということから インターネット 販 売 の 特 性 について というペーパ ーを 配 付 させていただきました これは ある 委 員 から 提 出 されたペーパーでございまし て この 内 容 についての 説 明 もありました これは インターネットによる 販 売 が 対 面 販 売 よりもすぐれているということを 言 っているのではなくて このような 特 性 を 正 しく 認 識 をした 上 で 対 面 販 売 とインターネット 販 売 についての 議 論 をしていただきたいけれど も どうもインターネットの 特 性 を 十 分 御 理 解 していただいていないのではないかという 観 点 から 提 出 され 厚 労 省 の 方 々に 対 しても 説 明 していただいたものでございます 皆 さ ん 方 は 当 然 わかっていると 思 いますが このようなペーパーが 出 たということでもありま すので 御 参 考 までに 配 付 させていただきました 結 論 的 には 28 品 目 が 他 の 一 般 の 薬 と 比 較 して やはりまだまだ 注 意 しなければいけな い 部 分 があるのであれば そこのところはしっかりと 議 論 をしていただいて そのための 販 売 方 法 を 含 めて きちんとルールづくりをしてもらうべきではないのかということもこ のペーパーに 書 いてあるとおりであります ただし 繰 り 返 しになりますが 合 理 的 な 理 由 なくして 対 面 販 売 とインターネット 販 売 の 差 別 をすることはおかしいですねというこ とです そういうことで 今 日 の 議 論 が 行 われたということであります この28 品 目 が 他 の 薬 と 違 うという 前 提 で 考 えた 場 合 に きちんと 検 証 すべきであるとい う 御 意 見 もございました そのためには 実 際 に 販 売 しなければ 検 証 のしようがないわけ ですし その 検 証 をどのような 形 でするのかもきちんと 決 めなければ 検 証 できないわけで あります したがって 検 証 することは 大 いに 結 構 である 私 どものペーパーにあります 新 たなルール 追 加 のルールにそのような 検 証 という 考 え 方 も 入 れ 込 んで 対 応 してもらっ たらよろしいのではないかという 形 で 会 議 全 体 としてまとまりましたので それもあわ せて 御 報 告 しておきます 私 からの 御 報 告 はとりあえずそういう 形 で あとは 皆 さんの 御 質 問 があればお 答 えした いと 思 います いかがでしょうか 司 会 それでは 質 問 等 がございましたら 挙 手 をしてお 願 いいたします 岡 議 長 記 者 来 週 にも 閣 議 決 定 するのではないかとも 言 われていますけれども 改 めて 規 制 改 革 会 議 として 意 見 を 三 度 目 ですか 表 明 されましたが この 意 見 がちゃんと 反 映 されず に 閣 議 決 定 なされた 場 合 は どう 受 けとめというか どうされますか その 辺 を 聞 かせて いただいていいですか 岡 議 長 私 どもが 今 日 また 改 めて 出 した 意 見 が 取 り 入 れられると 期 待 しております 記 者 今 日 は 大 臣 も 厚 労 省 に 説 明 を 求 めるとおっしゃっていたのですけれども 規 制 の 2

内 容 について 明 確 な 説 明 は 厚 労 省 から 新 たな 規 制 案 については 説 明 があったのでしょう か 岡 議 長 厚 労 省 からは 一 生 懸 命 説 明 していただいたと 受 けとめています 相 当 いろいろ なやりとりがありました ただ 委 員 の 多 くの 方 あるいは 会 議 としては 本 日 の 厚 労 省 の 説 明 には 納 得 できなかったことから このような 意 見 を 出 すことになったと 御 理 解 いた だきたいと 思 います 記 者 法 案 についてですけれども 今 日 の 意 見 でも さらにグループを 再 開 して 至 急 検 討 すべきだということで 少 し 時 間 はかかるのかなと 思 うのです そうした 場 合 例 え ば 今 今 回 の 改 正 薬 事 法 はネットだけではなくて 規 制 改 革 会 議 が 求 めてきた 医 療 機 器 の 関 連 の 承 認 を 早 くするですとか いろいろな 規 制 改 革 の 緩 和 の 部 分 も 含 まれている 法 案 で 本 来 なら もっと 早 く 成 立 していいものだと 思 うのですが その 場 合 に 例 えば 切 り 離 し て ネットを 除 いた 分 だけの 法 案 は 出 して ネットのは 後 でみたいなことも 考 えられるの でしょうか 岡 議 長 それは 私 が 考 えることではありません 私 ども 会 議 の 立 場 からすれば 今 何 もルールのない 状 態 をこのままにしておくこと 自 体 も 好 ましいことではないですから 今 日 出 したこの 意 見 の 考 え 方 を 採 用 して 一 日 も 早 く 進 めてくださいということです 滝 本 室 長 別 の 法 律 ですよ 継 続 審 査 になっています 薬 事 法 で1つの 法 律 ではないで す 記 者 失 礼 いたしました 岡 議 長 これも 急 いでほしいですけれどもね 記 者 2 点 あるのですけれども 1つ 最 初 に 確 認 させてください 規 制 改 革 としての 意 見 というのは 劇 薬 5 品 目 に 関 しても 含 めて 改 めて 全 面 解 禁 とい うことを 求 めていらっしゃるのか まず そこを 確 認 させてください 岡 議 長 私 どもの 意 見 は23プラス5 品 目 28 品 目 全 てを 対 象 として 合 理 的 な 理 由 なく 対 面 販 売 とインターネット 販 売 で 差 をつけることはやるべきではないということを 言 って いるわけです 全 面 解 禁 するかしないかは 政 府 が 決 めることですが 全 面 解 禁 するときに インターネットだけはだめですよ 対 面 販 売 だけは 認 めますよということに 対 しては 私 たちは 賛 成 できませんと 申 し 上 げている そういうことでよろしいですか 記 者 あともう 一 点 今 日 のやりとりの 中 で この 間 の 最 高 裁 に 関 する 憲 法 の 解 釈 みた いなところでやりとりがまず あったのかどうかということなのですけれども 今 厚 労 省 が 考 えている 規 制 を 仮 にした 場 合 に 楽 天 の 三 木 谷 さんなどは 改 めて 訴 訟 を 起 こすと いう 話 をしていますが その 辺 を 規 制 改 革 会 議 としては この 問 題 を 仮 に 規 制 した 場 合 司 法 としての 判 断 をどう 解 釈 できるのか 考 えていらっしゃるのか 教 えてください 3

岡 議 長 やりとりという 意 味 では 最 高 裁 判 決 に 対 して 厚 労 省 からの 見 解 は 特 になか ったと 思 いますが 会 議 側 からは 大 臣 を 含 めて 最 高 裁 の 判 決 との 絡 みにおいて いわ ゆる 職 業 選 択 営 業 活 動 の 自 由 を 奪 うことになっていることを 含 めて やはり 差 をつける ことは 問 題 だという 最 高 裁 判 決 をリファーした 形 での 発 言 はありました 記 者 インターネット 販 売 の 特 性 について というペーパーですけれども 特 性 という 題 名 で ネット 販 売 のメリットのようなものをまとめてあると 思 うのですが 逆 に 規 制 を 考 える 上 で ネット 販 売 ならではの 留 意 点 といいますか 規 制 があるべきポイント はどのように 考 えていらっしゃるかということをお 聞 きしたいです 岡 議 長 今 日 はそういう 議 論 は 会 議 のメンバーからはなかったのですけれども 厚 労 省 とのやりとりの 中 で 対 面 販 売 におけるフェース トゥ フェースで 顔 色 がどうだとかと いう 部 分 はインターネット 販 売 ではカバーできませんねという 発 言 が 厚 労 省 側 からありま した それは 言 いかえれば 対 面 との 比 較 において インターネットではカバーし 切 れな い 部 分 の 具 体 例 だと 思 います 厚 労 省 からはその 点 をかなり 重 視 した 発 言 がございました それ 以 外 は 特 になかったですね 記 者 フェース トゥ フェースという 部 分 は これまでも 議 論 の 中 でもかなり 出 てき た 点 だと 思 うのですけれども 今 日 は 委 員 からそれに 対 する 反 論 のようなものは 出 なか ったのですか 岡 議 長 反 論 というよりも 確 かにフェース トゥ フェースで 実 際 に 会 うという 点 は 対 面 のほうがいいということは 何 も 薬 に 限 らず 何 でもそうだと 思 うのですが ただ そ ういう 部 分 はあるかもしれないけれども インターネットの 特 性 を 含 めてトータルで 評 価 したら いい 面 もかなりあるではないですかと だから その 一 点 が 問 題 だからといって インターネットを 全 てだめとする 結 論 は ちょっとそこが 飛 んでいますねと インターネ ット 販 売 の 問 題 点 というのだったら その 理 由 をきちんと 説 明 してくださいということに 対 して 今 言 った 顔 色 が という 部 分 以 外 には 余 り 説 得 力 のある 説 明 がいただけなか ったと 思 います 滝 本 室 長 ちょっと 補 足 させていただきますと 顔 色 が 見 えないからというのは 厚 労 省 が 言 ったのですけれども 私 どもの 専 門 委 員 の1 人 は そういうことは 薬 を 売 るとき にどういうことに 気 をつけないといけないかというのはわかっていると それは 仮 に 相 手 に 自 覚 がなくても 自 覚 を 呼 び 起 こすような 質 問 を 濃 密 にすることによって ネットで あるから 顔 色 がわからないから 売 れないと そういうことでは 決 してないという 反 論 が 専 門 委 員 のほうからございました 岡 議 長 よろしいですか 記 者 ありがとうございました 岡 議 長 よろしいですか 4

記 者 このお 話 は 空 中 戦 になり 過 ぎていて ちょっとわかりづらくなってしまってい る 点 もあると 思 いますので 具 体 で 伺 えないかなと 思 って いわゆる 劇 薬 の 部 分 ですね そこをネットと 対 面 で 差 別 するという 案 に 関 して 議 長 として または 会 議 として どん なやり 方 であったとしても ネットは 禁 止 というのはだめなのだという 形 のお 考 えなのか それともきちんとした 理 屈 付 けがあるのだったら それぐらいだったら 除 いてもいいのか なという 思 いなのか そこの 点 を 伺 えますか 岡 議 長 劇 薬 に 対 して と 限 定 した 言 い 方 がいいか 別 にして 私 どもは 一 貫 して 合 理 的 な 理 由 があれば と 言 っているわけです 合 理 的 な 理 由 があれば と ですから もしも これは 対 面 販 売 だけこの 条 件 で 販 売 することはオーケーだけれども インターネ ット 販 売 の 場 合 にはだめですよというアイデアを 出 すのであれば なぜだめだということ についての 合 理 的 な 説 明 をしていただく 必 要 がありますと 我 々は 以 前 から 言 っているし 今 日 も 申 し 上 げているわけです ですから 具 体 例 として 例 えば 劇 薬 5 品 目 について こういう 理 由 があるから 当 面 対 面 に 絞 りますよ こういう 理 由 があるからということ を 出 していただいて それを 私 どもが 納 得 できる 合 理 的 な 説 明 があれば かたくなに 無 条 件 で 何 があっても 対 面 とインターネットを 同 列 にしろと 申 し 上 げているわけではない ですから そこのところの 説 明 が 残 念 ながら 今 日 の 会 議 でも 委 員 の 皆 さんが 納 得 する ような 説 明 がいただけなかったということです 記 者 もう 一 点 確 認 で 厚 労 省 から 今 日 出 ていないとは 思 うのですけれども 具 体 的 にここの 部 分 を 例 えばこの 劇 薬 はこうしまして 他 のものに 関 してはこうしまして とか そういう 話 は 一 切 なかったことになるのでしょうか 多 少 なりとも 方 向 感 を 示 した のでしょうか もし 方 向 感 を 示 しているのだったら 教 えてください 岡 議 長 今 日 の 段 階 ではございません 今 日 の 厚 労 省 の 御 説 明 は 彼 らのところでやっ た 検 討 会 議 の 報 告 書 に 基 づいて 自 分 たちとしてはこういう 方 向 で 考 えているというとこ ろにとどまっていますから 例 えば 劇 薬 だけを 外 して 23 品 目 はどうのこうのという 話 は ございません 記 者 曲 がりなりにも 規 制 改 革 会 議 は 政 府 の 直 結 の 政 権 直 結 の 会 議 ではないですか それに 対 して 厚 労 省 が 正 直 いろいろなところで 空 中 戦 で 情 報 が 漏 れている 中 で 規 制 改 革 会 議 に 何 も 具 体 論 を 示 さないというのは 議 長 としてどうお 考 えですか さっき 誠 意 ある 対 応 とおっしゃられていましたが 私 はそうは 思 えないのですが 岡 議 長 今 日 はヒアリングを 行 うという 趣 旨 で 厚 労 省 に 来 ていただきましたから 私 ど もの 委 員 がいろいろな 意 見 を 言 いました それを 集 約 するとこのペーパーになったわけで す ですから これを 厚 労 省 がどう 受 けとめて どういう 対 応 をするか 期 待 を 込 めて 待 っ ているということです 記 者 手 続 的 なことで 恐 縮 ですが この 意 見 は 今 日 の 会 議 の 現 場 で 厚 労 省 に 渡 したの でしょうか あるいは 会 議 終 了 後 に 事 務 的 に 届 けるということでしょうか 5

岡 議 長 厚 労 省 とのやりとりを 終 えて 厚 労 省 がお 帰 りになった 後 に 会 議 のメンバー で 議 論 をした 結 果 これができ 上 がりましたので 会 議 でお 渡 しすることはできておりま せん これからお 渡 しすることになります 記 者 今 日 中 に 渡 せるのですか 滝 本 室 長 もちろんです 記 者 閣 議 決 定 の 前 にこの 答 えは 当 然 持 ってくるべきと 議 長 は 思 われますね 宿 題 とい うか 答 えを 出 してください 合 理 的 な 理 由 を 持 ってきなさいという 話 だったので 岡 議 長 当 然 ですね 私 どもとしては 閣 議 決 定 前 に 何 らかの 回 答 をいただけることを 求 めたいと 思 います 司 会 他 にございますでしょうか 特 にないようでしたら これで 終 わりたいと 思 います どうもありがとうございました 岡 議 長 どうもありがとうございました 6