阿蘇山の噴火に係る関係省庁災害警戒会議

阿 蘇 山 の 噴 火 に 係 る 関 係 省 庁 災 害 警 戒 会 議 議 事 次 第 日 時 : 平 成 27 年 9 月 14 日 ( 月 )13:30~ 場 所 : 合 同 庁 舎 8 号 館 3 階 災 害 対 策 本 部 会 議 室 1. 山 谷 特 命 担 当 大 臣 ( 防 災 ) 挨 拶 2. 阿 蘇 山 の 今 後 の 活 動 の 見 通 し 3. 各 省 庁 の 対 応 状 況 4.その 他

阿 蘇 山 の 噴 火 に 係 る 関 係 省 庁 災 害 警 戒 会 議 配 席 図 平 成 27 年 9 月 14 日 ( 月 )13:30~ 中 央 合 同 庁 舎 第 8 号 館 3 階 災 害 対 策 本 部 会 議 室 柱 傍 聴 席 消 費 者 庁 操 作 卓 傍 柱 傍 聴 席 規 制 庁 環 境 省 法 務 省 経 産 省 金 融 庁 財 務 省 地 理 院 国 交 省 聴 席 柱 総 務 省 国 交 省 傍 聴 席 柱 傍 聴 席 内 閣 官 房 ( 内 政 ) 内 閣 官 房 ( 内 広 ) 内 閣 官 房 ( 事 態 ) 内 閣 官 房 ( 事 態 ) 文 科 省 農 水 省 厚 労 省 気 象 庁 気 象 庁 国 交 省 海 保 庁 防 衛 省 消 防 庁 警 察 庁 ( 官 房 ) 出 入 口 傍 柱 傍 聴 席 操 作 室 内 閣 官 房 参 事 官 ( 事 態 ) 内 閣 府 大 臣 官 房 審 議 官 ( 防 災 担 当 ) 松 本 内 閣 府 大 臣 政 務 官 ( 防 災 担 当 ) 山 谷 内 閣 府 特 命 担 当 大 臣 ( 防 災 ) 赤 澤 内 閣 府 副 大 臣 ( 防 災 担 当 ) 内 閣 府 政 策 統 括 官 ( 防 災 担 当 ) 災 害 緊 急 事 態 対 処 担 当 参 事 官 総 括 担 当 参 事 官 控 室 聴 席

1 気 象 庁 報 道 発 表 資 料 平 成 27 年 9 月 14 日 気 象 庁 阿 蘇 山 に 火 口 周 辺 警 報 ( 噴 火 警 戒 レベル3 入 山 規 制 )を 発 表 阿 蘇 山 の 中 岳 第 一 火 口 では 本 日 (14 日 )09 時 43 分 に 噴 火 が 発 生 しました 噴 火 に 伴 い 火 口 から 弾 道 を 描 いて 飛 散 する 大 きな 噴 石 を 確 認 しました 噴 煙 は 火 口 縁 上 2,00 0mまで 上 がりました このことから 本 日 (14 日 )10 時 10 分 に 阿 蘇 山 に 火 口 周 辺 警 報 を 発 表 し 噴 火 警 戒 レベルを2( 火 口 周 辺 規 制 )から3( 入 山 規 制 )に 引 き 上 げました 今 後 も 同 程 度 の 噴 火 が 発 生 し 弾 道 を 描 いて 飛 散 する 大 きな 噴 石 が 火 口 か ら1km 以 上 に 飛 散 する 可 能 性 があります 火 口 から 概 ね2kmの 範 囲 では 噴 火 に 伴 う 弾 道 を 描 いて 飛 散 する 大 きな 噴 石 及 び 火 砕 流 に 警 戒 してください 風 下 側 では 降 灰 及 び 風 の 影 響 を 受 ける 小 さな 噴 石 に 注 意 してください 福 岡 管 区 気 象 台 では 阿 蘇 火 山 防 災 連 絡 事 務 所 の 他 10 時 15 分 に 火 山 機 動 観 測 班 2 名 を 現 地 に 派 遣 しました 阿 蘇 山 で 噴 火 警 戒 レベル3( 入 山 規 制 )を 発 表 したのは 平 成 19 年 12 月 1 日 の 噴 火 警 戒 レベルの 運 用 開 始 後 初 めてです なお この 噴 火 に 対 して 09 時 50 分 に 噴 火 速 報 を 発 表 しました 噴 火 速 報 の 発 表 は 平 成 27 年 8 月 4 日 の 噴 火 速 報 の 運 用 開 始 後 初 めてです また 10 時 35 分 に 阿 蘇 山 の 降 灰 予 報 ( 詳 細 )を 発 表 しています 本 件 担 当 地 震 火 山 部 火 山 課 03-3212-8341( 内 線 4530)

火 山 名 阿 蘇 山 噴 火 警 報 ( 火 口 周 辺 ) 平 成 27 年 9 月 14 日 10 時 10 分 福 岡 管 区 気 象 台 **( 見 出 し)** < 阿 蘇 山 に 火 口 周 辺 警 報 ( 噴 火 警 戒 レベル3 入 山 規 制 )を 発 表 > 火 口 から 概 ね2kmの 範 囲 では 噴 火 に 伴 う 大 きな 噴 石 に 警 戒 をしてくだ さい < 噴 火 警 戒 レベルを2( 火 口 周 辺 規 制 )から3( 入 山 規 制 )に 引 上 げ> **( 本 文 )** 1. 火 山 活 動 の 状 況 及 び 予 報 警 報 事 項 中 岳 第 一 火 口 では 本 日 (14 日 )09 時 43 分 に 噴 火 が 発 生 しました 噴 火 に 伴 い 火 口 から 弾 道 を 描 いて 飛 散 する 大 きな 噴 石 を 確 認 しました 噴 煙 は 火 口 縁 上 2000mまで 上 がりました 今 後 も 同 程 度 の 噴 火 が 発 生 し 弾 道 を 描 いて 飛 散 する 大 きな 噴 石 が 火 口 か ら1km 以 上 に 飛 散 する 可 能 性 があります 2. 対 象 市 町 村 等 以 下 の 市 町 村 では 火 口 周 辺 で 入 山 規 制 などの 警 戒 をしてください 熊 本 県 : 阿 蘇 市 高 森 町 南 阿 蘇 村 3. 防 災 上 の 警 戒 事 項 等 火 口 から 概 ね2kmの 範 囲 では 噴 火 に 伴 う 弾 道 を 描 いて 飛 散 する 大 きな 噴 石 及 び 火 砕 流 に 警 戒 してください 風 下 側 では 降 灰 及 び 風 の 影 響 を 受 ける 小 さな 噴 石 に 注 意 してください < 噴 火 警 戒 レベルを2( 火 口 周 辺 規 制 )から3( 入 山 規 制 )に 引 上 げ> **( 参 考 : 噴 火 警 戒 レベルの 説 明 )** レベル5( 避 難 ) : 危 険 な 居 住 地 域 からの 避 難 等 が 必 要 レベル4( 避 難 準 備 ) : 警 戒 が 必 要 な 居 住 地 域 での 避 難 の 準 備 災 害 時 要 援 護 者 の 避 難 等 が 必 要 レベル3( 入 山 規 制 ) : 登 山 禁 止 や 入 山 規 制 等 危 険 な 地 域 への 立 入 規 制 等 状 況 に 応 じて 災 害 時 要 援 護 者 の 避 難 準 備 等 レベル2( 火 口 周 辺 規 制 ) : 火 口 周 辺 への 立 入 規 制 等 レベル1( 平 常 ) : 状 況 に 応 じて 火 口 内 への 立 入 規 制 等 ( 注 : 避 難 や 規 制 の 対 象 地 域 は 地 域 の 状 況 や 火 山 活 動 状 況 により 異 なる) なお ( 平 常 )のキーワードについては 平 成 27 年 5 月 18 日 から( 活 火 山 であることに 留 意 )に 変 更 しました システム 改 修 により 情 報 文 に 反 映 されるまでの 間 は 読 み 替 えで 対 応 いただきますようお 願 いいたします 火 砕 流 の 到 達 が 予 想 される 屋 久 島 町 口 永 良 部 島 の 居 住 地 域 では 厳 重 な 警 戒 ( 避 難 等 の 対 応 )をしてください 2. 防 災 上 の 警 戒 事 項 等 大 きな 噴 石 の 飛 散 及 び 火 砕 流 の 流 下 が 切 迫 している 居 住 地 域 では 厳 重 な 警 戒 ( 避 難 等 の 対 応 )をしてください 屋 久 島 町 の 避 難 等 の 指 示 に 従 ってください 風 下 側 では 火 山 灰 だけでなく 小 さな 噴 石 が 遠 方 まで 風 に 流 されて 降 るため 注 意 してください 降 雨 時 には 土 石 流 の 可 能 性 があるため 注 意 してください 次 の 火 山 の 状 況 に 関 する 解 説 情 報 は 8 日 ( 土 )10 時 頃 に 発 表 の 予 定 で す なお 火 山 活 動 の 状 況 に 変 化 があった 場 合 には 随 時 お 知 らせします < 噴 火 警 報 ( 噴 火 警 戒 レベル5 避 難 )が 継 続 >

火 山 名 阿 蘇 山 噴 火 速 報 平 成 27 年 9 月 14 日 09 時 50 分 福 岡 管 区 気 象 台 発 表 **( 見 出 し)** < 阿 蘇 山 で 噴 火 が 発 生 > **( 本 文 )** 阿 蘇 山 で 平 成 27 年 9 月 14 日 09 時 49 分 頃 噴 火 が 発 生 しました

阿 蘇 山 の 火 山 災 害 から 身 を 守 るために 噴 火 警 報 等 で 発 表 する 噴 火 警 戒 レベルとは 噴 火 時 などに 危 険 な 範 囲 や 必 要 な 防 災 対 応 を レベル1から5の5 段 階 に 区 分 したものです 各 レベルには 火 山 の 周 辺 住 民 観 光 客 登 山 者 等 のとるべき 防 災 行 動 が 一 目 で 分 かるキーワードを 設 定 しています(レベル5は 避 難 レベル4は 避 難 準 備 レベル3は 入 山 規 制 レベル2 は 火 口 周 辺 規 制 レベル1は 活 火 山 であることに 留 意 ) 対 象 となる 火 山 が 噴 火 警 戒 レベルのどの 段 階 にあるかは 噴 火 警 報 等 でお 伝 えします 阿 蘇 山 噴 火 警 戒 レベルに 対 応 した 規 制 範 囲 阿 蘇 山 中 岳 火 口 南 東 上 空 から 撮 影 陸 上 自 衛 隊 の 協 力 による 噴 火 警 戒 レベルに 応 じて 下 記 の ような 防 災 対 応 が 必 要 になります レベル5( 避 難 ): 危 険 な 居 住 地 域 からの 避 難 レベル4( 避 難 準 備 ): 警 戒 が 必 要 な 居 住 地 域 での 避 難 準 備 要 援 護 者 は 避 難 等 レベル3( 入 山 規 制 ): 火 口 から 概 ね2km 以 内 立 入 禁 止 規 制 範 囲 は 居 住 地 域 付 近 ( 概 ね 4km)まで 活 動 状 況 により 変 更 の 範 囲 内 中 岳 高 岳 への 登 山 道 の 立 入 禁 止 阿 蘇 パノラマライン 坊 中 線 と 吉 田 線 の 合 流 点 から 立 入 禁 止 レベル2( 火 口 周 辺 規 制 ): 火 口 から 概 ね1km 以 内 の 立 入 禁 止 の 範 囲 内 火 口 から 概 ね1km 以 内 の 立 入 禁 止 阿 蘇 山 公 園 道 路 阿 蘇 山 ロ ープウエイ 及 び 仙 酔 峡 ロー プウエイは 利 用 できません レベル1( 活 火 山 であることに 留 意 ): 火 口 内 等 常 時 立 入 禁 止 の 範 囲 内 吉 岡 米 塚 4km 垂 玉 温 泉 地 獄 温 泉 夜 峰 山 阿 蘇 パノラマライン 赤 水 線 3km 杵 島 岳 烏 帽 子 岳 阿 蘇 山 公 園 道 路 往 生 岳 2km 御 竈 門 山 1km 阿 阿 蘇 パノラマライン 坊 中 線 蘇 市 楢 尾 岳 中 岳 阿 蘇 パノラマライン 吉 田 線 高 岳 仙 酔 峡 ロープウエイ 阿 蘇 山 ロープウエイ 高 森 町 : 一 般 道 : 登 山 道 : 中 岳 第 一 火 口 : 居 住 区 域 :レベル3の 規 制 箇 所 南 阿 蘇 村 色 見 :レベル2の 規 制 箇 所 0 1 2km ( 平 成 27 年 2 月 27 日 現 在 ) この 図 は 国 土 地 理 院 発 行 の2 万 5 千 分 の1 地 図 画 像 シュッシュ( 標 高 )およびカシミール3Dを 使 用 して 作 成 しています この 図 は 熊 本 県 による 阿 蘇 山 火 山 防 災 マップをもとに 阿 蘇 火 山 防 災 会 議 協 議 会 及 び 地 元 自 治 体 と 調 整 して 作 成 しています 各 レベルにおける 具 体 的 な 規 制 範 囲 等 については 地 域 防 災 計 画 等 で 定 められていますので 詳 細 については 阿 蘇 市 高 森 町 南 阿 蘇 村 にお 問 い 合 わせください 気 象 庁 JapanMeteorologicalAgency 福 岡 管 区 気 象 台 火 山 監 視 情 報 センター TEL:092-725-3606 htp://www.jma-net.go.jp/fukuoka/ 熊 本 地 方 気 象 台 防 災 業 務 課 TEL:096-324-3 283 http://www.jma-net.go.jp/kumamoto/ 阿 蘇 山 火 山 防 災 連 絡 事 務 所 TEL:0967-22-331 2 http://www.jma-net.go.jp/aso/

阿 蘇 山 の 噴 火 警 戒 レベル 平 成 19 年 12 月 1 日 運 用 開 始 予 報 警 報 対 象 範 囲 レベル (キーワード) 火 山 活 動 の 状 況 住 民 等 の 行 動 及 び 登 山 者 入 山 者 等 への 対 応 想 定 される 現 象 等 溶 岩 流 が 居 住 地 域 に 到 達 あるいは 切 迫 している 過 去 事 例 噴 火 警 報 居 住 地 域 及 び そ れ よ り 火 口 側 5( 避 難 ) 4( 避 難 準 備 ) 居 住 地 域 に 重 大 な 被 害 を 及 ぼす 噴 火 が 発 生 あるいは 切 迫 し ている 状 態 にある 居 住 地 域 に 重 大 な 被 害 を 及 ぼす 噴 火 が 発 生 すると 予 想 される ( 可 能 性 が 高 まって いる) 危 険 な 居 住 地 域 からの 避 難 等 が 必 要 警 戒 が 必 要 な 居 住 地 域 での 避 難 の 準 備 災 害 時 要 援 護 者 の 避 難 等 が 必 要 有 史 以 降 の 事 例 なし 約 2,000 年 前 : 溶 岩 流 が 米 塚 から 約 4kmまで 到 達 約 2,700 年 前 : 溶 岩 流 が 往 生 岳 から 約 5kmまで 到 達 約 3,400 年 前 : 溶 岩 流 が 杵 島 岳 から 約 6kmまで 到 達 約 4,800 年 前 : 溶 岩 流 が 中 岳 から 約 7kmまで 到 達 約 6,300 年 前 以 降 : 溶 岩 流 が 赤 水 付 近 まで 到 達 ( 流 出 火 口 は 不 明 ) 溶 岩 流 が 発 生 し さらに 噴 火 が 拡 大 した 場 合 には 居 住 地 域 まで 到 達 すると 予 想 される 過 去 事 例 有 史 以 降 の 事 例 なし 火 口 周 辺 警 報 噴 火 予 報 火 口 か ら 居 住 地 域 近 く ま で 火 口 周 辺 火 口 内 等 3( 入 山 規 制 ) 2( 火 口 周 辺 規 制 ) 1 ( こ 活 と 火 に 山 留 で 意 あ ) る 居 住 地 域 の 近 くまで 重 大 な 影 響 を 及 ぼす (この 範 囲 に 入 った 場 合 には 生 命 に 危 険 が 及 ぶ) 噴 火 が 発 生 あるいは 発 生 する と 予 想 される 火 口 周 辺 に 影 響 を 及 ぼす(この 範 囲 に 入 った 場 合 には 生 命 に 危 険 が 及 ぶ) 噴 火 が 発 生 あるいは 発 生 すると 予 想 される 火 山 活 動 は 静 穏 火 山 活 動 の 状 態 によっ て 火 口 内 で 火 山 灰 の 噴 出 等 が 見 られる(こ の 範 囲 に 入 った 場 合 に は 生 命 に 危 険 が 及 ぶ) 住 民 は 通 常 の 生 活 状 況 に 応 じて 災 害 時 要 援 護 者 の 避 難 準 備 等 登 山 禁 止 や 入 山 規 制 等 危 険 な 地 域 への 立 入 規 制 等 住 民 は 通 常 の 生 活 火 口 周 辺 への 立 入 規 制 等 状 況 に 応 じて 火 口 内 への 立 入 規 制 等 火 砕 流 が 発 生 し 火 口 から 概 ね4km 以 内 に 到 達 ある いは 噴 火 活 動 の 高 まり 等 により 到 達 が 予 想 される 過 去 事 例 1958 年 6 月 : 火 砕 サージが 第 一 火 口 から 約 1.2kmま で 到 達 火 口 から 概 ね2km 以 内 に 噴 石 飛 散 あるいは 噴 火 活 動 中 の 火 孔 閉 塞 等 により 噴 石 飛 散 が 予 想 される 噴 石 飛 散 の 過 去 事 例 1979 年 9 月 : 噴 石 が 第 一 火 口 から 約 1.2kmまで 飛 散 1958 年 6 月 : 噴 石 が 第 一 火 口 から 約 1.3kmまで 飛 散 1933 年 2 月 : 噴 石 が 第 二 火 口 から 約 1.2kmまで 飛 散 小 噴 火 が 発 生 し 火 口 から 概 ね1km 以 内 に 噴 石 飛 散 過 去 事 例 1977 年 7 月 : 噴 石 が 第 一 火 口 から 約 800mまで 飛 散 1957 年 12 月 : 噴 石 が 第 一 火 口 から 約 700mまで 飛 散 1953 年 4 月 : 噴 石 が 第 一 火 口 から 約 800mまで 飛 散 小 噴 火 の 発 生 が 予 想 される 過 去 事 例 2005 年 4 月 2004 年 1 月 2003 年 7 月 :ごく 小 規 模 噴 火 火 山 活 動 は 静 穏 状 況 により 火 口 内 にとどまる 程 度 の 土 砂 噴 出 等 の 発 生 の 可 能 性 あり 注 1)ここでいう 噴 石 とは 主 として 風 の 影 響 を 受 けずに 飛 散 する 大 きさのものとする 注 2)レベル1~3は 中 岳 第 一 から 第 七 火 口 及 び 砂 千 里 ヶ 浜 で 発 生 する 噴 火 を 想 定 している これ 以 外 の 場 所 で 発 生 する 噴 火 については 今 後 ハザードマップ 検 討 会 で 具 体 的 な 検 討 を 進 め 反 映 させる 予 定 注 3) 噴 火 警 戒 レベルは 火 山 ガスに 関 する 規 制 とは 異 なる 各 レベルにおける 具 体 的 な 規 制 範 囲 等 については 地 域 防 災 計 画 等 で 定 められています 各 市 町 村 にお 問 い 合 わせください 最 新 の 噴 火 警 戒 レベルは 気 象 庁 HPでもご 覧 になれます http://www. jma.go. jp/jp/volcano/ 気 象 庁 Japan Meteorological Agency 平 成 25 年 3 月

阿 蘇 山 噴 火 の 状 況 (9 月 14 日 09 時 48 分 )

阿 蘇 山 火 山 性 微 動 の 発 生 状 況 (9 月 14 日 08 時 ~10 時 15 分 )

阿 蘇 山 噴 火 に 伴 う 空 振 の 発 生 状 況 (9 月 14 日 08 時 ~10 時 15 分 )

阿 蘇 山 噴 火 時 の 地 震 及 び 空 振 の 状 況

阿 蘇 山 傾 斜 計 の 状 況 (9 月 11 日 10 時 半 ~14 日 10 時 半 )

阿 蘇 山 観 測 点 配 置 図

阿 蘇 山 の 火 山 活 動 による 被 害 状 況 等 について( 第 2 報 ) (これは 速 報 であり 数 値 等 は 今 後 も 変 わることがある ) 平 成 27 年 9 月 14 日 ( 月 )12 時 30 分 消 防 庁 災 害 対 策 室 1 火 山 の 状 況 ( 気 象 庁 情 報 ) 阿 蘇 山 中 岳 第 一 火 口 では 9 月 14 日 9 時 43 分 に 噴 火 が 発 生 9 月 14 日 10 時 10 分 阿 蘇 山 に 火 口 周 辺 警 報 ( 噴 火 警 戒 レベル3( 入 山 規 制 ))を 発 表 2 被 害 の 状 況 (1) 人 的 被 害 現 在 のところ 被 害 情 報 なし (2) 物 的 被 害 現 在 のところ 被 害 情 報 なし (3)その 他 被 害 現 在 のところ 被 害 情 報 なし 3 地 方 公 共 団 体 の 対 応 熊 本 県 :9 月 14 日 10 時 10 分 災 害 警 戒 本 部 設 置 10 時 30 分 火 口 への 道 路 ( 県 道 )に 対 し 規 制 完 了 11 時 20 分 入 山 規 制 区 域 ( 火 口 からおおむね2km 範 囲 )の 観 光 客 従 業 員 等 は 全 て 避 難 済 を 確 認 阿 蘇 市 :9 月 14 日 9 時 43 分 阿 蘇 市 阿 蘇 山 山 上 事 務 所 職 員 が 観 光 客 等 の 避 難 誘 導 を 実 施 11 時 00 分 阿 蘇 火 山 博 物 館 に 現 地 対 策 本 部 を 設 置 4 消 防 庁 の 対 応 9 月 14 日 10 時 10 分 消 防 庁 災 害 対 策 室 設 置 ( 第 1 次 応 急 体 制 ) 問 い 合 わせ 先 消 防 庁 災 害 対 策 室 川 原 安 西 酒 井 近 藤 TEL 03-5253-7527 FAX 03-5253-7537

1. 本 省 及 び 地 方 支 分 部 局 の 体 制 について 国 土 交 通 本 省 9 月 14 日 10:10 注 意 体 制 九 州 地 方 整 備 局 9 月 14 日 10:10 注 意 体 制 九 州 運 輸 局 9 月 14 日 10:10 注 意 体 制 国 土 地 理 院 9 月 14 日 10:10 注 意 体 制 気 象 庁 本 庁 9 月 14 日 10:10 警 戒 体 制 2. 国 土 交 通 省 の 対 応 国 土 交 通 省 として 引 き 続 き 被 害 の 情 報 の 収 集 把 握 に 努 める リエゾン(4 名 派 遣 ) 熊 本 県 庁 に2 名 派 遣 ( 熊 本 河 川 国 道 ) 阿 蘇 市 長 高 森 町 長 南 阿 蘇 村 長 が 今 後 の 対 応 を 協 議 する 場 ( 阿 蘇 火 山 博 物 館 )に2 名 派 遣 防 災 ヘリ はるかせ 号 が 福 岡 空 港 を11:41に 離 陸 し 被 災 状 況 調 査 を 実 施 中 路 面 清 掃 車 熊 本 河 川 国 道 に3 台 待 機 3. 気 象 庁 の 対 応 11:30 記 者 会 見 4. 所 管 施 設 等 の 状 況 道 路 関 係 通 行 止 め 区 間 熊 本 県 道 阿 蘇 公 園 下 野 線 ( 全 線 ) 熊 本 県 道 阿 蘇 吉 田 線 ( 南 阿 蘇 村 長 野 ~ 南 阿 蘇 村 中 松 ) 阿 蘇 市 道 仙 酔 峡 道 路 鉄 道 関 係 阿 蘇 ロープウェイ 運 休 中 ( 平 成 26 年 8 月 ~) 職 員 10 名 の 避 難 完 了 仙 酔 峡 ロープウェイ 休 止 中 ( 平 成 23 年 4 月 ~ 設 備 があるのみで 営 業 していない) 自 動 車 関 係 産 交 バス 阿 蘇 ~ 阿 蘇 山 西 駅 1 路 線 運 休 阿 蘇 定 期 観 光 バス 1 路 線 運 休 九 州 産 交 バス 熊 本 ~ 阿 蘇 山 西 駅 ~ 大 分 別 府 1 路 線 阿 蘇 山 西 駅 を 迂 回 して 運 行 航 空 関 係 熊 本 空 港 通 常 運 用 運 航 状 況 国 内 線 12 便 欠 航 JAL4 便 ANA6 便 その 他 2 便 ANA641( 羽 田 発 )は 航 空 会 社 要 望 により 福 岡 空 港 へダイバート 済 み(10 時 29 分 着 陸 ) ANA523( 大 阪 発 )は 航 空 会 社 要 望 により 福 岡 空 港 へダイバート 済 み(10 時 41 分 着 陸 ) 観 光 関 係 2km 圏 内 に 宿 泊 施 設 なし 河 川 土 砂 災 害 官 庁 施 設 現 時 点 で 被 害 情 報 なし 阿 蘇 山 の 噴 火 状 況 等 について 平 成 27 年 9 月 14 日 12:15 現 在 国 土 交 通 省 問 合 先 : 水 管 理 国 土 保 全 局 防 災 課 災 害 対 策 室 池 本 代 表 :03-5253-8111 内 線 35-822 直 通 :03-5253-8461 1 / 1

阿 蘇 山 の 火 山 活 動 の 状 況 等 について これは 速 報 値 であり 数 値 等 は 今 後 も 変 わることがある 1. 火 山 活 動 等 の 概 要 ( 気 象 庁 情 報 ) 平 成 27 年 9 月 14 日 1 3 時 0 0 分 現 在 ⑴ 火 山 活 動 等 の 状 況 09:43 阿 蘇 山 中 岳 第 一 火 口 で 噴 火 火 口 から 弾 道 を 描 いて 飛 散 する 大 きな 噴 石 を 確 認 噴 煙 は 火 口 縁 上 2000mまで 上 昇 ⑵ 噴 火 警 報 等 の 発 表 状 況 09:50 噴 火 速 報 10:10 噴 火 警 戒 レベル2( 火 口 周 辺 規 制 )からレベル3( 入 山 規 制 )へ 引 き 上 げ 警 戒 範 囲 : 火 口 から2km 12:20 火 山 の 状 況 に 関 する 解 説 情 報 [ 臨 時 ] 中 岳 第 一 火 口 から 概 ね2kmの 範 囲 では 噴 火 に 伴 う 弾 道 を 描 いて 飛 散 する 大 き な 噴 石 及 び 火 砕 流 に 警 戒 が 必 要 風 下 側 では 降 灰 及 び 風 の 影 響 を 受 ける 小 さな 噴 石 に 注 意 < 参 考 > 噴 火 警 戒 レベル3の 発 表 は 平 成 19 年 12 月 に 噴 火 警 戒 レベルを 運 用 開 始 して 以 降 で 初 めて 平 成 26 年 8 月 30 日 噴 火 警 戒 レベル1から2へ 引 き 上 げ ⑶ 対 象 市 町 村 等 鹿 児 島 県 阿 蘇 市 高 森 町 南 阿 蘇 村 20 20 ⑷ 降 灰 予 報 ( 気 象 庁 情 報 :9 月 14 日 10:35 現 在 ) 本 日 (14 日 )15 時 まで 現 在 の 噴 火 が 継 続 した 場 合 本 日 (14 日 )16 時 までに 熊 本 県 阿 蘇 市 南 阿 蘇 村 に 多 量 の 降 灰 があり 降 灰 は 熊 本 県 熊 本 市 まで 予 想 される 2. 避 難 等 の 状 況 ( 警 察 庁 :14 日 10:40 現 在 消 防 庁 :14 日 12:30 現 在 ) ⑴ 避 難 勧 告 等 の 発 令 避 難 勧 告 等 の 発 令 なし ⑵ 避 難 状 況 等 避 難 誘 導 中 (ロープウェイ 西 駅 の 下 の 駅 が 避 難 所 ( 警 察 確 認 中 )) 阿 蘇 市 から 熊 本 県 に 対 し 火 口 から 4km を 規 制 依 頼 現 地 にいる 人 数 :10 人 ( 火 山 調 査 関 係 職 員 :5 人 売 店 職 員 :5 人 ) 車 両 で 退 避 完 了 仙 酔 峡 ロープウェイの 駐 車 場 に1 台 駐 車 されていたが 下 山 を 確 認 (09:50 警 察 ) 阿 蘇 市 職 員 が 阿 蘇 山 ロープウェイ 阿 蘇 西 駅 に 観 光 客 等 を 避 難 誘 導 中 ( 阿 蘇 山 ロープウェ - 1 -

イは 運 休 中 )(11:00 消 防 庁 ) 観 光 客 は 全 て 下 山 完 了 (11:20 消 防 庁 ) 西 駅 周 辺 の 施 設 従 業 員 の 41 名 はまだ 避 難 できていない(11:00 消 防 庁 ) 全 員 避 難 完 了 (11:19 消 防 庁 ) 11 時 20 分 現 在 火 口 2 キロ 圏 内 に 登 山 者 がいるとの 把 握 なし(11:25 警 察 庁 ) 各 登 山 ルートにつながる 駐 車 場 4か 所 については 駐 車 車 両 なし(11:30 警 察 庁 ) 3. 被 害 の 状 況 ( 警 察 庁 :14 日 10:40 現 在 消 防 庁 :14 日 12:30 現 在 ) ⑴ 人 的 被 害 現 在 のところ 被 害 情 報 なし 119 番 通 報 なし ⑵ 物 的 被 害 現 在 のところ 被 害 情 報 なし 阿 蘇 山 ロープウェー 阿 蘇 山 西 駅 周 辺 に 一 般 住 宅 なし ⑶ その 他 被 害 現 在 のところ 被 害 情 報 なし 4.その 他 の 被 害 状 況 等 ⑴ ライフラインの 状 況 ア 電 力 ( 経 済 産 業 省 情 報 :9 月 14 日 12:30 現 在 ) 被 害 情 報 収 集 中 イ ガス( 経 済 産 業 省 情 報 :9 月 14 日 12:30 現 在 ) 被 害 情 報 収 集 中 ウ 水 道 ( 厚 生 労 働 省 情 報 :9 月 14 日 11:00 現 在 ) 現 在 のところ 被 害 情 報 なし エ 通 信 放 送 ( 総 務 省 情 報 :9 月 14 日 11:00 現 在 ) 現 在 のところ 被 害 情 報 なし ⑵ 道 路 関 係 ( 国 土 交 通 省 情 報 :9 月 14 日 12:15 現 在 ) < 通 行 止 め 区 間 > 熊 本 県 道 阿 蘇 公 園 下 野 線 ( 全 線 ) 熊 本 県 道 阿 蘇 吉 田 線 ( 南 阿 蘇 村 長 野 ~ 南 阿 蘇 村 中 松 ) 阿 蘇 市 道 仙 酔 峡 道 路 ⑶ 鉄 道 関 係 ( 国 土 交 通 省 情 報 :9 月 14 日 12:15 現 在 ) 阿 蘇 ロープウェイ : 運 休 中 ( 平 成 26 年 8 月 ~) 職 員 10 名 の 避 難 完 了 仙 酔 峡 ロープウェイ: 休 止 中 ( 平 成 23 年 4 月 ~ 設 備 があるのみで 営 業 していな い) - 2 -

⑷ 自 動 車 関 係 ( 国 土 交 通 省 情 報 :9 月 14 日 12:15 現 在 ) 産 交 バス: 阿 蘇 ~ 阿 蘇 山 西 駅 1 路 線 運 休 阿 蘇 定 期 観 光 バス 1 路 線 運 休 九 州 産 交 バス: 熊 本 ~ 阿 蘇 山 西 駅 ~ 大 分 別 府 1 路 線 阿 蘇 山 西 駅 を 迂 回 して 運 行 ⑸ 空 港 関 係 ( 国 土 交 通 省 情 報 :9 月 14 日 12:15 現 在 ) 熊 本 空 港 : 通 常 運 用 運 航 状 況 国 内 線 12 便 欠 航 JAL4 便 ANA6 便 その 他 2 便 ANA641( 羽 田 発 )は 航 空 会 社 要 望 により 福 岡 空 港 へダイバート 済 み (10 時 29 分 着 陸 ) ANA523( 大 阪 発 )は 航 空 会 社 要 望 により 福 岡 空 港 へダイバート 済 み (10 時 41 分 着 陸 ) ⑹ 観 光 関 係 ( 国 土 交 通 省 情 報 :9 月 14 日 12:15 現 在 ) 2km 圏 内 に 宿 泊 施 設 なし ⑺ 河 川 土 砂 災 害 関 係 ( 国 土 交 通 省 情 報 :9 月 14 日 12:15 現 在 ) 現 在 のところ 被 害 情 報 なし 5. 政 府 の 主 な 対 応 ⑴ 官 邸 の 対 応 情 報 連 絡 室 設 置 (9 月 14 日 09:50) 6. 各 府 省 庁 の 主 な 対 応 ⑴ の 対 応 情 報 対 策 室 設 置 (9 月 14 日 10:10) 防 災 ツイッター 等 により 国 民 への 注 意 喚 起 を 実 施 (9 月 14 日 09:57 10:29) ⑵ 警 察 庁 の 対 応 警 察 庁 災 害 情 報 連 絡 室 設 置 (9 月 14 日 09:50) 熊 本 県 警 察 がフライト ヘリテレ 映 像 を 配 信 予 定 (9 月 14 日 10:03) 熊 本 県 警 察 に 対 し 機 動 隊 25 名 の 出 動 を 指 示 (9 月 14 日 10:25) 警 察 官 6 名 車 両 3 台 で 阿 蘇 山 西 駅 の 広 場 ( 通 称 : 山 頂 広 場 )を 警 戒 中 ⑶ 消 防 庁 の 対 応 消 防 庁 災 害 対 策 室 設 置 (9 月 14 日 10:10) ⑷ 防 衛 省 の 対 応 9 月 14 日 第 8 航 空 団 ( 築 城 )のF-2 2 機 が 情 報 収 集 のため 基 地 を 離 陸 (10:00) - 3 -

熊 本 地 方 協 力 本 部 の LO 1 名 情 報 収 集 のため 阿 蘇 市 役 所 に 出 発 (10:15) 第 8 師 団 の LO 2 名 車 両 1 両 情 報 収 集 のため 熊 本 県 庁 に 出 発 (10:20) 西 部 方 面 航 空 隊 のヘリ 映 像 機 2が 情 報 収 集 のため 離 陸 (10:30~) 第 42 普 通 科 連 隊 の LO が 阿 蘇 市 役 所 と 阿 蘇 地 域 振 興 局 に 向 け 出 発 ( 各 2 名 )(10:35) 海 自 22 航 空 群 ( 大 村 )SH-60 1 機 が 情 報 収 集 のため 基 地 を 離 陸 (11:01) ⑸ 国 土 交 通 省 の 対 応 リエゾン 派 遣 熊 本 県 庁 に 2 名 派 遣 ( 熊 本 河 川 国 道 ) 阿 蘇 市 長 高 森 町 長 南 阿 蘇 村 長 が 今 後 の 対 応 を 協 議 する 場 ( 阿 蘇 火 山 博 物 館 ) に 2 名 派 遣 防 災 ヘリ はるかせ 号 が 福 岡 空 港 を 11:41 に 離 陸 し 被 災 状 況 調 査 を 実 施 中 路 面 清 掃 車 熊 本 河 川 国 道 に 3 台 待 機 ⑹ 気 象 庁 の 対 応 記 者 会 見 (9 月 14 日 11:30) 7. 関 係 地 方 公 共 団 体 の 対 応 ( 消 防 庁 情 報 :9 月 14 日 12:30) ⑴ 熊 本 県 9 月 14 日 10:10 災 害 警 戒 本 部 設 置 10:30 火 口 への 道 路 ( 県 道 )に 対 し 規 制 完 了 11:00 災 害 警 戒 本 部 会 議 11:20 入 山 規 制 区 域 ( 火 口 からおおむね2km 範 囲 )の 観 光 客 従 業 員 等 は 全 て 避 難 済 を 確 認 ⑵ 阿 蘇 市 10:30 火 口 への 道 路 ( 県 道 )に 対 し 規 制 完 了 11:20 入 山 規 制 区 域 ( 火 口 からおおむね2km 範 囲 )の 観 光 客 従 業 員 等 は 全 て 避 難 済 を 確 認 - 4 -