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Transcription:

Nr.27 2015 年 6 月 7 月 謝 罪 の 仕 方 日 独 比 較 会 長 早 瀬 勇 (1) 安 倍 首 相 の 米 国 議 会 演 説 への 批 判 去 る4 月 29 日 安 倍 首 相 は 日 本 の 総 理 として 初 めて 米 国 上 下 両 院 合 議 会 で 演 説 しました 太 平 洋 戦 争 終 結 後 70 年 を 節 目 に 戦 勝 国 と 敗 戦 国 がいま や 民 主 主 義 国 家 としての 価 値 観 を 共 有 し 同 盟 国 としての 絆 を 更 に 強 くして 世 界 の 平 和 と 発 展 に 貢 献 しようという 決 意 の 表 明 でしたが また 戦 時 中 に 日 本 の 軍 国 主 義 が 大 きなダメージを 与 えた 国 々 とりわけアジアの 人 々に 対 す る 痛 切 な 反 省 を 胸 に 戦 後 70 年 を 歩 んできたことを 述 べたものでした 米 国 の 反 応 はおおむね 好 意 的 でしたが アジアでは 韓 国 が 村 山 談 話 で 述 べられた 謝 罪 という 言 葉 が 米 国 議 会 での 安 倍 演 説 には 含 まれていないとの 政 府 見 解 を 発 表 中 国 も 和 解 の 好 機 を 逸 したというニュアンスで 批 判 しました 謝 罪 とはどういうもので どういう 謝 罪 な ら 受 け 入 れられるのかを 日 独 の 対 比 で 考 えてみたいと 思 います いわき 市 吹 風 殿 にて 歓 談 するフォン ヴェ ルテルン 独 大 使 と 早 瀬 会 長 4 月 18 日 (2) ナチス ドイツの 残 虐 行 為 への 謝 罪 ナチスの 犠 牲 になったポーランド 人 の 墓 前 に 跪 いたウィリー ブラント 首 相 の 写 真 が1970 年 世 界 に 配 信 されました それから15 年 たった1985 年 にヴァイツゼッカー 大 統 領 が 議 会 で ナチスの 蛮 行 をドイツ 人 として 事 実 確 認 し 先 人 の 遺 産 をドイツ 国 民 が 引 き 受 けることを 明 言 したのでした ブラントは 目 に 訴 え ヴァイツゼッカーは 耳 に 訴 えた 結 果 世 界 はドイツ 人 が 懺 悔 し 謝 罪 したと 受 け 取 ったのでした 同 大 統 領 の 終 戦 40 周 年 の 議 会 演 説 は 前 号 (Nr.26) でご 紹 介 した 通 り 誠 意 溢 れる 懺 悔 の 演 説 で 自 ら 手 を 下 していない 行 為 について 自 らの 罪 を 告 白 することはできませんが 先 人 の 非 人 間 的 な 行 為 を 心 に 刻 み 思 い 起 こしつつ ユダヤ 人 にも 人 間 として 和 解 ( 宥 和 )を 探 し 求 めます とも 語 っています 一 部 のドイツ 語 通 は この 演 説 には 謝 るという 意 味 の 単 語 がないから 謝 罪 していないと 言 います が ドイツ 人 としては 精 一 杯 の 謝 罪 だと 思 います (3)ドイツと 日 本 の 謝 罪 と 責 任 = 保 険 金 が 受 け 取 れなかった 自 動 車 事 故 デュッセルドルフで 為 替 取 引 に 忙 殺 されていたある 朝 家 内 が 息 子 を 救 急 病 院 に 運 ぶ 途 中 でドイツ 人 の 車 にぶつけられました 慌 てていた 家 内 は 済 みませんが とりあえず 息 子 を 病 院 に 入 れてから 事 故 について 話 し 合 いたいと 言 って 一 旦 別 れたそうです その 時 の 済 みませんが を 相 手 は 自 分 の 非 を 認 めた 謝 罪 と 受 け 取 ったのですね 結 局 保 険 金 は 受 け 取 れませんでした 金 銭 が 絡 む 出 来 事 では 謝 罪 イコール 出 費 ですから 明 らかなミスでも 彼 らは 簡 単 に 謝 りません Entschuldigen Sie, bitte ( 私 をお 許 しください)と 礼 儀 正 しく 謝 るのは 街 角 で 肘 が 触 れた 時 などで 何 かを 壊 して 弁 償 の 恐 れがあるときは Es tut mir leid ( 私 はそれを 残 念 に 思 う=ご 愁 傷 様 )と 客 観 的 に 同 情 してくれます とりあえず 相 手 を 宥 め 怒 りを 鎮 静 化 するために 真 相 追 及 は 後 にして ごめんなさい と 言 ってし まうのは 性 善 説 で 生 きて 来 て 争 いを 好 まない 日 本 人 のマナーなのでしょう また 責 任 者 がTVの 前 でいち 早 く 深 々とお 辞 儀 して 不 祥 事 や 不 良 品 の 謝 罪 をするのも 日 本 的 風 景 です 早 く 謝 れば 相 手 は 解 っていればいいのだよ と 言 って 一 先 ず 矛 を 納 めるのも 日 本 社 会 の 通 弊 です 執 念 深 くメンツに 拘 って 同 じカードを 突 きつけるのも 困 りますが 淡 泊 すぎるのもまたリスクですね 以 上 私 の 独 断 と 偏 見 をお 許 しください ( 了 ) - 1 -

横 浜 日 独 協 会 第 6 回 定 時 総 会 の 開 催 5 月 16 日 ( 土 ) 第 6 回 総 会 がワールドポーター ズ6 階 会 議 室 で 開 催 されました 当 日 は34 名 の 会 員 が1 時 間 超 の 総 会 及 び 総 会 終 了 後 の 朝 海 和 夫 元 EU 大 使 による 講 演 会 EUの 現 状 と 将 来 に 出 席 されました 冒 頭 早 瀬 会 長 が 先 ず 本 年 設 立 5 周 年 を 迎 え る 我 が 協 会 の 現 況 を 説 明 され 先 般 の メ ル ケ ル 首 相 の 来 日 をはじめ 最 近 ドイツ 問 題 ドイツ 国 内 の 話 題 が 頻 繁 に 報 道 されていることを 強 調 またEU 全 体 の 課 題 特 に 最 近 のギリシャ 問 題 等 に 言 及 されました 更 にヤングクラブ(YC)の 創 設 や 作 文 コンテスト 等 による 若 者 交 流 の 重 要 性 に 触 れられました また 総 会 時 現 在 の 会 員 数 が160 名 / 団 体 へ 達 したことに 対 し 会 員 の 皆 様 のご 支 援 に 謝 意 を 表 明 されました 開 会 に 先 立 ち 衆 議 院 議 員 田 中 和 徳 様 より 祝 電 を 頂 戴 致 しました 有 難 うございます 続 いて2014 年 度 の 活 動 報 告 並 びにヤングクラ ブの 創 設 を 含 む2014 年 度 活 動 方 針 案 決 算 報 告 及 び 今 期 予 算 案 (いずれも 本 会 報 に 同 封 ) 及 び 会 報 並 び にホームページ 報 告 が 原 案 通 り 承 認 可 決 されました 続 いて 役 員 選 出 議 案 が 審 議 され 原 案 通 り 承 認 可 決 さ れました また 審 議 の 過 程 で 総 会 出 席 会 員 より 協 会 の 規 則 面 や 管 理 体 制 等 につき 監 事 の 複 数 制 定 足 数 等 の 運 用 管 理 総 会 議 事 録 の 作 成 につき 意 見 質 問 があり 関 連 理 事 からも 意 見 表 明 がなされた 最 後 に 新 任 理 事 の 紹 介 をもって 定 時 総 会 を 終 了 致 しました 役 員 の 異 動 等 は 以 下 の 通 りです 任 期 満 了 の 理 事 / 監 事 の 重 任 : 早 瀬 会 長 黒 崎 副 会 長 能 登 常 務 理 事 向 井 常 務 理 事 大 久 保 理 事 戸 田 理 事 ゼ リヒ 理 事 ユーデック 理 事 長 谷 川 理 事 磯 貝 理 事 四 方 田 監 事 新 理 事 : 中 尾 理 事 ( 運 営 委 員 を 兼 務 ) 小 島 理 事 ( 同 ) 寺 澤 理 事 ( 同 ) 齊 藤 理 事 ( 同 ) ハルトム ト パネン 理 事 (*トルンプ 株 式 会 社 社 長 ) 非 改 選 理 事 ( 任 期 未 了 ): 神 永 理 事 南 雲 理 事 成 川 理 事 山 岸 理 事 坂 井 理 事 任 期 満 了 による 退 任 : 高 橋 理 事 また 運 営 委 員 は 神 永 理 事 成 川 理 事 山 岸 理 事 パネン 理 事 及 び 顧 問 を 除 く 全 役 員 並 びに 会 長 指 名 による 下 記 の 会 員 です 山 口 利 由 子 佐 藤 恵 美 中 島 敏 中 野 宏 徳 中 戸 弘 之 ( 敬 称 略 ) ( 報 告 ; 事 務 局 能 登 崇 ) 元 大 使 朝 海 和 夫 氏 による 講 演 EU の 現 状 と 将 来 に 想 う 会 員 坂 井 啓 治 5 月 例 会 は 元 EU 特 命 全 権 大 使 (ほ かカナダ 公 使 ミャンマー 大 使 等 な ど)を 歴 任 された 外 務 省 の 大 御 所 朝 海 和 夫 先 生 の 講 演 で 始 まった ECSC( 石 炭 鉄 鋼 共 同 体 )に 始 まり EEC( 欧 州 経 済 共 同 体 )-EC( 欧 州 共 同 体 )を 経 て 拡 大 したEU( 欧 州 連 合 )は 現 在 28 カ 国 人 口 5 億 人 強 となり 人 物 サービ ス 資 本 の 自 由 な 移 動 が 出 来 る 単 一 市 場 の 形 成 を 目 標 に 半 世 紀 強 が 過 ぎた 更 に 農 業 通 商 でも 共 通 政 策 を また 共 通 通 貨 (ユーロ)を 実 現 し 司 法 協 力 外 交 安 保 などでの 協 調 へと 深 化 している 事 実 が 紹 介 された また EU の 意 義 では 欧 州 の 平 和 と 安 定 巨 大 経 済 圏 としての 対 外 的 影 響 力 と 諸 課 題 への 先 行 的 な 取 り 組 み 等 につき 具 体 例 を 挙 げ 何 かと 示 唆 に 富 ん だお 話 を 伺 った EU 深 化 の 立 役 者 は 独 仏 私 は 総 合 商 社 駐 在 員 としてドイツ 中 心 に 欧 州 に 居 住 していたこともあり 欧 州 と 言 う 成 熟 した 国 々を 舞 台 に 誇 り 高 い 民 族 の 集 まりの 中 で EU を 深 化 させる ことの 難 しさが 手 に 取 るように 判 る それだけに 現 在 の 素 晴 らしい 成 果 には 絶 賛 したい これ 偏 に 独 仏 が 終 始 共 同 歩 調 でリーダーとなり 大 人 の 対 応 に 徹 してき たことが 今 日 なお 深 化 し 続 けている 礎 であると 改 め て 認 識 する EU に 倣 う 点 語 る 点 問 題 は 締 め 括 りの 日 本 にとって のテーマである 欧 州 EU に 見 倣 う 点 語 りかけるべき 点 では 考 えさせられるものが 多 かった 地 続 きである 国 々 世 界 の 他 地 域 に 比 し 成 熟 した 国 民 性 歴 史 認 識 国 際 発 信 力 が 偉 大 である 欧 州 EU は 正 に 大 人 の 国 の 集 団 である そんな 中 にあって 国 際 社 会 を 巧 みに 泳 ぎ 着 実 に 自 国 の 成 果 を 享 受 している 隣 国 を 考 えるとき 環 境 と 文 化 の 違 いこそあれ 国 際 社 会 に 対 する 日 本 の 言 動 には 首 を 傾 げることがある これらの 問 題 につき 皆 さん 方 はどのように 思 われますか との 講 師 の 問 いかけに 失 礼 を 顧 みず 愚 考 の 一 端 を 披 露 したい 愚 見 東 アジアの 地 図 を 眺 めると 産 業 経 済 では 欧 米 先 進 国 にも 引 けを 取 らない 日 本 だが 外 交 安 保 政 策 では 満 足 する 状 況 にはない 故 事 ことわざにある 通 り 人 を 見 て 法 を 説 け どうも 木 綿 のハンカチと 絹 のハン カチでは 勝 負 にならない ユダヤ 商 > 印 商 > 華 僑 > 近 江 商 の 順 に 商 い 上 手 と 言 われた 時 代 は 今 も 生 きてい るようだ あきまへん は 何 とかやっている ぼ ちぼちでんな は 儲 かっている と 解 釈 する 大 阪 商 人 誠 意 と 鉄 面 皮 そんな 感 覚 と 英 知 をノーハウに 日 本 が 世 界 と 相 撲 がとれる 日 を 待 ち 望 む 2

3 月 例 会 柄 戸 正 氏 の 安 永 の 椿 を 聴 いて 会 員 大 谷 清 ふとしたキッカケで 何 かが 気 になる 別 の 機 会 に 関 連 のこ とに 出 会 うと その 何 かに 関 心 が 芽 生 え 本 を 読 み 人 に 会 って 一 連 の 事 情 を 調 べてみる 次 々と 何 か が 分 かってき て 段 段 と 追 求 が 深 化 する 誰 にもこんな 経 験 はあろうが 柄 戸 氏 の 探 求 はよどみなく 続 く きっかけはこんなことだった 1998 年 12 月 建 設 プロジェクトの 仕 事 でポーランド 南 部 に 滞 在 していたが 暗 い 冬 の 憂 鬱 さを 持 て 余 していた た またま 仕 事 仲 間 のドイツ 人 に 誘 われて 休 暇 をとり ドレスデンに 行 った 有 名 なツヴィンガー 宮 殿 で 赤 い 椿 の 描 かれた 伊 万 里 の 大 きな 壷 が 眼 に 止 まった 案 内 をしてくれた 日 本 語 のできるマリチーナが ドレスデン 郊 外 ピルニッツの 離 宮 に 220 年 前 日 本 から 来 た 椿 があります と 言 う 本 当 かな?と 思 ったが そのときは 時 間 がなく 見 に 行 けなかった 40 年 近 い 建 設 会 社 の 勤 務 を 終 え 退 職 後 のある 日 テレビ のニュースで 椿 の 映 像 を 見 て ふとドレスデンの 記 憶 が 蘇 え った 退 職 後 の 自 由 な 身 とあって そうだピルニッツに 行 って あの 椿 を 見 たいという 衝 動 に 火 がついて 早 速 飛 行 機 の 予 約 をした 1706 年 ザクセン 国 王 アウグストが 改 造 したピル ニッツ 城 内 に 円 筒 形 のガラス 温 室 があり 巨 大 な 藪 椿 が 鎮 座 していた 根 元 の 金 属 版 に この 椿 は1776 年 日 本 から 輸 入 され ロンドンのキューガーデンから 鉢 植 えでピルニッツに 来 た と 記 されていた 冬 は 零 下 20 度 以 下 になるかの 地 で 椿 はどうやって 守 られてきたのかな そもそも 椿 を 日 本 の 出 島 からヨーロッパに 持 ってきたスウェーデンの 植 物 学 者 トゥ ーンベリーとはどんな 人 だろう 当 時 日 本 は 江 戸 中 期 ( 安 永 年 間 1772~1781)で 鎖 国 だったから 出 島 とはいえどう やって 椿 を 手 に 入 れたのだろうか? 柄 戸 氏 の 探 求 はこの 辺 から 火 がついてし まった 参 考 文 献 を あたり 出 島 を 訪 ね 大 英 博 物 館 に 手 紙 で 照 会 し 世 界 椿 協 会 のメンバーに 出 会 い アゾレス 諸 島 椿 シン ポジウムに 参 加 するなど 新 しい 発 見 を 楽 しみながら 柄 戸 ワールドは 次 々と 拡 がっていく 詳 しくはご 著 書 安 永 の 椿 ( 万 来 舎 刊 )を 安 永 という 時 代 に 椿 の 花 が 日 独 交 流 の 発 端 を 演 じたとい う 事 実 を 教 えてくれた 柄 戸 氏 に 感 謝 したい 合 わせて 横 浜 日 独 協 会 が 社 会 経 済 本 流 の 事 象 だけでなく 多 彩 な 話 題 に 取 り 組 んでいる 企 画 を 多 としたい 横 浜 日 独 協 会 (4 月 ) 例 会 に 初 めて 参 加 して 会 員 吉 竹 昭 人 私 は 勤 務 する 企 業 の 派 遣 語 学 留 学 生 としてドイツ ボンにおりました 派 遣 前 から ドイツは 大 好 きな 国 でしたが 帰 国 後 もドイ ツとの 関 わりを 持 ち 続 けていきたいと 思 い 4 月 に 横 浜 日 独 協 会 へ 入 会 させて 頂 きました 入 会 後 初 め ての4 月 例 会 に 少 し 緊 張 しながら 参 加 させて 頂 きましたが その 所 感 を 記 させて 頂 きます 例 会 は 横 浜 日 独 協 会 理 事 の 山 岸 様 による 変 わる 企 業 イメージ -スーパー 繊 維 の 最 前 線 - と 題 するご 講 演 でし た お 話 は 天 然 繊 維 や 合 成 繊 維 の 歴 史 や 生 産 量 オリン ピックなどで 一 時 期 騒 がれた 高 速 水 着 や 汗 をかくと 暖 かくな る 衣 類 の 仕 組 み 航 空 機 等 にも 使 われている 炭 素 繊 維 やア ラミド 繊 維 などいわゆるスーパー 繊 維 の 化 学 的 な 構 造 や 用 途 あるいは 世 界 の 主 要 化 学 メーカーの 戦 略 やその 転 換 に 至 るまで 幅 広 い 範 囲 に 及 びました いずれも 初 めて 伺 う 内 容 でしたが 難 解 な 内 容 をわかりやすくお 話 頂 くことで 文 系 出 身 の 私 でも 大 変 興 味 深 く 関 心 を 持 ってお 伺 いすることがで きました また お 話 が 芥 川 龍 之 介 の 蜘 蛛 の 糸 から 始 まり クモの 糸 から 作 る 究 極 の 繊 維 で 終 わったことが 印 象 的 で した なお 山 岸 様 は1 時 間 30 分 に 及 ぶご 講 演 を 原 稿 なしで 続 けられ 私 にはとても 真 似 のできないことと 僭 越 ながら 感 心 致 しました 講 演 会 後 の 懇 親 会 でもワインを 頂 きながら 山 岸 様 を 囲 んで 繊 維 はも とより 食 の 安 全 や 日 本 の 製 造 業 が 抱 える 問 題 などについて 出 席 者 の 方 々 で 活 発 な 議 論 が 交 わされ とても 有 意 義 な 例 会 だと 感 じました 今 後 も 時 間 が 許 す 限 り 例 会 等 に 参 加 させて 頂 き 先 輩 諸 氏 のご 見 識 を 伺 うことで 自 己 研 鑽 を 図 ったり ドイツとの 関 係 を 深 めて 参 りたいと 思 います *********** 会 員 白 石 龍 郎 今 年 度 から 横 浜 日 独 協 会 へ 入 会 させて いただきました 白 石 龍 郎 と 申 します このたびは 会 報 に 寄 稿 する 機 会 を 与 え ていただきましたので 私 が 本 協 会 へ 入 会 した 理 由 と 4 月 に 参 加 させていただいた 例 会 の 感 想 を 書 かせていただきます まずは 入 会 理 由 についてですが それは ドイツを 知 り 好 きになりたい からです 私 の 勤 め 先 はドイツに 事 務 所 をもっており 自 身 の 中 期 キャリア 目 標 として この 事 務 所 で 働 きたいと 考 えています 目 標 達 成 のため に 必 要 なことは 多 くありますが なにより 重 要 なことは ドイツを 知 り 好 きになることだと 考 えました 今 後 は こちらでの 活 動 を 通 して ドイツへの 理 解 を 深 めていき たいと 考 えております よろしくお 願 いいたします 次 に 4 月 に 参 加 させていただいた 例 会 の 感 想 を 書 かせ ていただきます 例 会 では 変 わる 企 業 イメージ スーパー 繊 維 の 最 前 線 というテーマで 山 岸 理 事 ( 帝 人 元 副 社 長 現 顧 問 役 技 監 )に 御 講 演 いただきました 講 演 は 蜘 蛛 の 糸 はスーパー 繊 維 そのもの という 話 か らはじまり 4 大 天 然 繊 維 3 大 合 成 繊 維 北 京 五 輪 を 席 巻 したレーザーレーサー( 競 泳 用 水 着 ) ナイキのヒ ートテック 帝 人 東 レの 企 業 戦 略 転 換 スーパー 繊 維 など 繊 維 に 関 して 非 常 に 幅 広 く 興 味 深 い 御 話 をしてい ただきました 山 岸 理 事 は 動 植 物 や 医 療 など 繊 維 に 限 らない 幅 広 い 知 識 を 御 持 ちです 質 の 高 い 仕 事 をする ためには 自 分 の 専 門 分 野 にとらわれず 学 び 続 けること が 大 切 なのだと 思 いました 短 い 時 間 でしたが とても 勉 強 になりました このような 貴 重 な 機 会 を 与 えていた だき 感 謝 いたします ありがとうございました 3

Internationale Politik und Gesellschaft 17/05/2015 掲 載 Der wahre chinesische Traum 真 の 中 国 の 夢 Dr. Volker Stanzel 何 故 中 国 は 中 華 思 想 に 基 づく 将 来 ではなく グロ ーバル 思 想 の 将 来 に 賭 けることが 出 来 るのか? 東 アジアの 状 況 は ヨーロッパの1914 年 の 前 と 比 較 することが 出 来 る 確 かに 今 日 東 アジアおよび 東 南 アジアのどの 勢 力 ( 国 )も 武 力 衝 突 は 望 んでいない これが 大 きな 違 いである しかし 偶 発 もしくは 北 朝 鮮 の 挑 発 による 衝 突 の 可 能 性 は 完 全 に 排 除 は 出 来 ない なぜなら 改 革 と 開 放 政 策 の 最 初 の30 年 間 中 国 は 近 隣 諸 国 との 友 好 に 気 を 遣 ったが 現 在 は 自 己 主 張 が 強 くなり リスクも 犯 すようになってきた これ により 現 在 のこの 地 域 の 秩 序 が 危 うくなってきた 今 では 世 界 的 に 次 のように 叫 ばれている: 中 国 によ って 引 き 起 こされる 武 力 衝 突 の 恐 れは 増 加 している (そうなれば) 世 界 経 済 および 欧 州 への 破 壊 的 な 影 響 は 避 けられないであろう 習 近 平 は2013 年 から 人 民 共 和 国 の 頂 点 に 立 って いる 彼 は 精 力 的 に 安 定 を 脅 かす 国 内 の 抵 抗 ( 勢 力 ) に 適 合 し 国 外 にむけては 自 身 の 強 い 影 響 力 を 発 揮 し ようとしている 習 の 中 国 は 権 力 の 彼 と 党 への 集 中 と 汚 職 追 放 再 教 育 メディアの 統 制 インターネットの 統 制 論 議 の 統 制 市 場 重 視 による 経 済 システムの 機 能 改 善 お よび 積 極 的 外 交 で 特 徴 づけられる 中 国 は 自 制 しない そして2 国 間 の 関 係 の 中 で 好 ま しい 状 況 を 作 り 出 そうとしている 友 好 的 でない 国 は 懲 罰 し 友 好 国 は 優 遇 する 新 しい 中 国 のイニシアチブ 中 国 の 影 響 力 は 国 際 機 関 への 新 しい 中 国 の 取 り 組 みにより 強 化 されるだろう 国 内 に 関 係 する 地 勢 経 済 の 新 規 事 業 に 新 シルクロード ( 中 国 により500 億 ドル 供 出 ) 海 のシルクロード アジアインフラ 投 資 銀 行 ( 創 設 資 金 400 億 ドル)または 新 興 国 のND 銀 行 などがある これらの 事 業 は 中 国 による 再 編 入 が 歴 史 的 に 正 当 化 されうる 地 域 で 習 の 中 国 の 夢 とい う 概 念 を 後 押 しする この 夢 には 中 国 の 領 土 を 含 む 重 要 な 関 心 つまり 軍 備 巨 大 な 海 洋 国 家 の 建 設 が 含 まれる その 際 習 の 中 国 は 東 南 アジアと 南 アジアに 新 しい 国 家 の 上 下 関 係 と 中 華 思 想 を 確 立 した 上 で アメリカに 対 しては 二 つの 世 界 大 国 の 相 互 了 解 を 提 案 する 太 平 洋 は 両 者 には 十 分 に 広 い ( 注 : 習 近 平 がオバマとの 会 談 で 言 った 言 葉 )というわけである 結 果 はアメリカと 中 国 と いうG2 体 制 になるだろう 習 近 平 が 彼 の 巨 大 な 力 でこのプロセスを 進 め 中 国 を 毛 沢 東 の 時 代 に 戻 すことはもはやありえない 欧 州 同 様 に 東 南 アジアの 勃 興 によって 利 益 を 得 てき たアメリカにとって 中 国 のダイナミックな 成 長 は 好 ましいことである そしてこれまでの 成 長 は 国 際 ルー ルに 基 づいて 行 われてきた 第 二 次 世 界 大 戦 終 了 後 グローバル 化 の 枠 組 みが 組 み 立 てられたように 1945 年 国 際 連 合 の 設 立 とともに 国 際 社 会 は 国 家 間 の 平 等 の 原 則 を 貫 いてきた ここから 民 主 主 義 の 中 国 の 隣 国 も 利 益 を 得 てきた 隣 国 は 国 際 組 織 連 Weshalb China auf eine globale statt auf eine sinozentrische Zukunft setzen könnte Die Situation in Ostasien wird gerne mit der in Europa vor 1914 verglichen. Zwar will heute keine der Parteien in Ost- oder Südostasien einen bewaffneten Konflikt ein gewichtiger Unterschied doch als Unfall oder auch ausgelöst durch nordkoreanische Provokationen ist er nicht auszuschließen. Denn während China die ersten dreißig Jahre seiner Reform- und Öffnungspolitik bestrebt war, sich ein friedliches regionales Umfeld zu schaffen, tritt es jetzt durchsetzungswilliger und risikobereiter auf. Damit stellt es die bestehende regionale Ordnung in Frage. Die Konsequenz lässt sich an Meinungsumfragen weltweit ablesen: Die Furcht vor durch China verursachten bewaffneten Konflikten nimmt zu. Schädliche Auswirkungen auf die Weltwirtschaft und auf Europa wären unvermeidbar. Mit Xi Jinping steht seit 2013 ein Mann an der Spitze der Volksrepublik, der mit großer Verve versucht, das Land an stabilitätsgefährdende Verwerfungen im Innern und sein gewachsenes Einflussvermögen nach außen anzupassen. Xis China ist durch eine Konzentration der Macht in seinen Händen und bei der Partei charakterisiert sowie durch Korruptionsbekämpfung, Re-ideologisierung, Medien-, Internet- und Diskurskontrolle, funktionale Verbesserungen des Wirtschaftssystems durch eine größere Rolle des Markts, den Aufbau eines sozialen Sicherungssystems sowie eine aktivere Außenpolitik. China will sich nicht binden, sondern ein günstiges Umfeld durch bilaterale Beziehungen schaffen. Es bestraft unfreundliche, belohnt freundliche Staaten. Neue chinesische Initiativen Die Einflussmöglichkeiten des Landes sollen dabei durch neue chinesische Initiativen für internationale Einrichtungen verbessert werden. Zu dieser auf das eigene Land ausgerichteten geoökonomischen Neuerungen gehören die Neue Seidenstraße (von China mit 50 Milliarden Dollar ausgestattet), die Maritime Seidenstraße, die Asiatische Infrastruktur-Investitionsbank (mit 40 Milliarden Dollar Gründungsgeldern versehen), oder die New Development Bank (NDB) der großen Schwellenländer. Sie unterfüttern das von Xi eingeführte Konzept des chinesischen Traums, der (unter anderem) als Wiedereinnahme von Chinas historisch rechtmäßigem Platz in der Welt definiert wird. Dazu gehört die robuste Vertretung von Chinas auch territorialen Kerninteressen, eine militärische Aufrüstung sowie die Schaffung einer maritimen Großmacht. Dabei bietet Xis China den USA ein Einverständnis der beiden Weltmächte mit der Vorstellung einer neu zu etablierenden hierarchischen und sinozentrischen Ordnung in Ost- und Südostasien an Der Pazifik, so heißt es, ist groß genug für beide. Die Folge wäre eine amerikanisch-chinesische G2. Dass Xi Jinping diesen Prozess mit seinen ungeheuren Kräften aufhalten und das Land zurück in die Zeit von Maos China führen könnte, ist wenig plausibel. Aus Perspektive der USA, die mindestens so stark wie Europa vom Aufstieg Ostasiens profitiert, ist die Fortsetzung der dynamischen Entwicklung Chinas ebenso wünschenswert wie die der anderen Staaten Ost- und Südostasiens. Sie beruhte bislang allerdings auf einem internationalen Regelsystem, wie es sich seit dem Ende des Zweiten Weltkriegs als normativer Rahmen der Globalisierung herausgebildet hat. 4 Dass Xi Jinping das Land zurück in die Zeit von Maos China führen könnte, ist wenig plausibel. 習 近 平 は 国 を 毛 沢 東 の 時 代 に 戻 せ るかというと それは ほとんどありえない

携 国 家 群 の 枠 内 で 他 国 の 政 治 に 影 響 を 与 えること が 出 来 た これによりグローバル 化 する 世 界 の 発 展 に 自 国 の 利 益 をからめ 参 画 することが 出 来 た Robert Zoelickによって 生 み 出 された 国 際 システムに おける 概 念 responsible stakeholder ( 信 頼 できる 利 害 関 係 者 )は 中 国 を 意 識 して 作 られたが 基 本 的 には 他 の 国 々にもあてはまる アジアの 諸 国 は 中 国 の 経 済 発 展 から 利 益 を 得 たが 中 華 思 想 に 基 づくアジア 共 同 体 は それらの 国 の 参 加 を 許 さないであろう すでに 実 際 の 南 シナ 海 での 行 動 は 十 分 に 驚 異 的 である 各 国 は 安 全 政 策 上 また 価 値 政 策 的 に 近 いアメリカ か 経 済 的 つながりのある 中 国 かの 間 で 選 択 を 迫 られ るかもしれない そうなれば 紛 争 が 間 違 いなく 起 こ る 結 果 として アメリカは 他 の 友 好 国 への 配 慮 か ら 中 国 の 提 案 するパートナーシップに 加 わらない 日 本 の 強 迫 観 念 アジア 最 強 で 最 も 安 定 し 豊 かな 民 主 国 家 である 日 本 の 場 合 更 に 一 つの 要 素 が 加 わる 日 本 は 中 国 が20 01 年 にWTOに 加 わり 成 長 路 線 に 乗 るまで もっと も 親 密 なパートナーであったことだ すでに 経 済 ブームの1990 年 代 後 半 から 中 国 の 力 の 増 大 に 対 し 日 本 では 不 安 が 増 してきた 201 0 年 から 続 く 東 シナ 海 の 島 々( 尖 閣 列 島 )をめぐる 論 争 は 繰 り 返 される 中 国 の 軍 用 機 の 日 本 領 海 侵 入 に 発 展 し 日 本 は 恫 喝 されているという 思 いを 強 めた その 結 果 は 日 本 のアメリカとの 新 しい 防 衛 政 策 の 合 意 東 南 アジア 南 アジアの 民 主 的 価 値 を 共 有 すると 理 解 される 国 家 との 安 全 政 策 上 の 緊 密 化 である 更 に 日 本 は 何 十 年 にもわたる 軍 事 費 の 削 減 から 再 び 増 加 へと 向 かう 中 国 との 摩 擦 は 日 本 の( 戦 争 にまつわる) 過 去 の 克 服 についての 論 争 によって さらに 悪 化 する 可 能 性 は 排 除 できない 結 局 のところ 太 平 洋 時 代 の 平 和 と 安 全 の 鍵 となる のは これまでの 近 代 化 民 主 化 のさらなる 推 進 であ る 世 界 は 中 国 が 時 代 遅 れの 中 華 モデルに 従 って 作 られるには 近 代 化 されすぎている 中 国 は 継 続 的 に 変 化 する 習 近 平 が 腕 力 でこのプロセスを 押 し 進 め 毛 沢 東 の 時 代 に 戻 せるということはほとんどありえな い 今 の 習 の 中 国 の 考 えはもしかすると ほとんど 制 御 不 能 の 近 代 化 のダイナミズムの 中 で 共 産 党 の 自 己 満 足 にはなるかもしれない 真 の 中 国 の 夢 は 西 側 のものと 異 なるものではな い それはグローバル 世 界 での 豊 かさの 増 大 と 個 人 の 自 由 である ヨーロッパ 人 とアメリカ 人 にとって 国 際 制 度 の 原 則 にのっとった 明 快 な 自 身 のそこでの 位 置 づけが 重 要 である それは 南 シナ 海 東 シナ 海 また は 制 度 の 問 題 でも 同 じである 中 国 は 取 り 込 むことによって 変 わる 相 互 責 任 によ る 世 界 に 中 国 を 巻 き 込 むことで まだ 多 くの 問 題 に 積 極 的 ではなくても 協 力 的 なパートナーに 変 えてき た 中 国 が 普 通 の 国 として 世 界 の 国 家 共 同 体 と 中 華 の 世 紀 でなくグローバルの 世 紀 を 目 指 し 共 に 働 く 可 能 性 は 大 きいのである Dr. Volker Stanzel( 前 駐 日 ドイツ 大 使 ) 訳 : 大 堀 聰 ( 横 浜 日 独 協 会 会 員 ) Mit der Gründung der Vereinten Nationen im Jahr 1945 hat die internationale Gemeinschaft das Prinzip der Gleichheit der Staaten festgeschrieben. Hiervon profitieren die demokratisierten Nachbarn Chinas. Sie haben die Möglichkeit, innerhalb internationaler Organisationen, Allianzen und Staatengruppen die Politik auch anderer Staaten zu beeinflussen und damit die Entwicklung der sich globalisierenden Welt im eigenen Interesse mitzubestimmen. Der von Robert Zoellick geprägte Begriff eines responsible stakeholders am internationalen System war zwar auf China gemünzt, gilt aber grundsätzlich für jedes Mitglied der internationalen Gemeinschaft. So sehr die Staaten Asiens von dem wirtschaftlichen Aufstieg Chinas profitieren, könnte ihnen ein sinozentrisches Modell der asiatischen Staatengemeinschaft eine solche Teilhabe nicht bieten. Schon das aktuelle offensive chinesische Vorgehen im Südchinesischen Meer wirkt abschreckend genug. Zwar werden die Staaten ungern zwischen der sicherheits- und wertepolitischen Nähe zu den USA und der Wirtschaftsbindung an China wählen wollen, zu einer solchen Wahl könnten sie jedoch gezwungen werden. Dann wären Konflikte programmiert. Daraus folgt, dass sich die USA nicht auf die von China vorgeschlagene Partnerschaft zulasten anderer US-Partner einlassen können, ohne Friktionen mit ihren asiatischen Partnern zu riskieren. Japanisches Gefühl der Bedrohung Im Falle Japans, der stärksten, stabilsten und reichsten Demokratie Asiens, kommt ein weiterer Faktor hinzu: Japan war Chinas engster westlicher Partner bis Chinas jüngste Wachstumsphase mit dem WTO-Beitritt im Jahr 2001 einsetzte. Allerdings war Japans Haltung bereits seit dem Ende des Wirtschaftsbooms 1990 angesichts des chinesischen Machtzuwachses von zunehmender Unsicherheit gekennzeichnet. Die seit 2010 andauernden Auseinandersetzungen um die Inseln im Ostchinesischen Meer verbunden mit dem wiederholten Eindringen chinesischer Militärkräfte in japanische Hoheitsgebiete haben das japanische Gefühl der Bedrohung verstärkt. Die Folge ist eine grundlegende Neuabstimmung der japanischen Verteidigungspolitik mit den USA und die Intensivierung auch der sicherheitspolitischen Beziehungen zu den als demokratischen Wertepartnern verstandenen Staaten Südost- und Südasiens. Zudem rüstet Japan nach Jahrzehnten zurückgehender Militärausgaben nun wieder auf. Friktionen im Verhältnis zu China, die unkontrolliert eskalieren und noch verschärft werden könnten durch den derzeitigen bitteren Disput über die Vergangenheitsbewältigung Japans, sind daher nicht auszuschließen. Letzten Endes liegt aber der Schlüssel zu Frieden und Sicherheit im pazifischen Zeitalter in der Aussicht, die bisherige Modernisierung und Demokratisierung der internationalen Beziehungen fortführen zu können. Die Welt ist moderner, als dass sie dem Traum von einem anachronistischen sinozentrischen Staatenmodell entsprechen könnte. China wandelt sich kontinuierlich. Dass Xi Jinping diesen Prozess mit seinen ungeheuren Kräften aufhalten und das Land zurück in die Zeit von Maos China führen könnte, ist wenig plausibel. Die derzeitige Vorstellung von Xis China dient möglicherweise eher der Selbstvergewisserung der herrschenden KP in Zeiten einer kaum kontrollierbaren Modernisierungsdynamik. Der wahre chinesische Traum unterscheidet sich jedoch nicht von dem westlichen: Es ist der einer globalisierten Welt wachsenden Wohlstands und der Freiheit des Individuums. Für die Europäer und Amerikaner ist daher eine klare eigene Positionierung dort wichtig, wo die Prinzipien des internationalen Systems berührt werden, ob im Süd- oder Ostchinesischen Meer oder bei institutionellen Fragen. China wandelt sich durch Einbeziehung. Die Involvierung Chinas in eine Welt gegenseitiger Verantwortung hat dieses Land bereits zu einem in den meisten Fragen noch nicht aktiven, aber bereits kooperativen Partner gemacht. Die Chance ist daher groß, dass China als normative Kraft mit der gesamten Staatengemeinschaft nicht auf ein sinozentrisches Jahrhundert, sondern auf ein globales hinarbeitet. 5

横 浜 日 独 協 会 ヤングクラブ 会 員 小 島 拓 人 略 称 YCは 総 会 報 告 の 通 り 正 式 に 発 足 致 しました 当 初 の 会 員 は 以 下 の 通 りです 横 浜 日 独 協 会 ヤングクラブ( 名 前 順 ) 井 出 航 平 ( 現 在 ハイデルベルク) 上 野 友 美 ( 神 奈 川 大 学 ) 枝 成 都 美 ( 神 奈 川 大 学 ) 上 遠 野 翔 ( 東 京 大 学 事 務 局 ) 小 泉 智 郷 ( 航 空 保 安 大 学 校 ) 澤 口 聡 太 ( 慶 應 義 塾 大 学 ) 広 岡 奈 々 子 (フェリス 女 学 院 大 学 ) 渡 辺 大 記 ( 慶 應 義 塾 大 学 ) 渡 辺 野 乃 花 (フェリス 女 学 院 大 学 ) 以 上 9 名 横 浜 国 際 高 校 を 今 春 に 卒 業 してドイツに 留 学 のため 渡 ったハイデルベルグ 支 部 の 井 出 航 平 君 からの 現 地 便 りをご 紹 介 致 します Guten Morgen! ドイツは 夜 ですが 笑 4 月 24 日 に 日 帰 りで フランクフルトに 行 っ てきました! 今 回 は Lisa に 会 うこ とは 出 来 ませんでしたが 電 話 をして 今 度 行 くときに は 会 おうということで 話 しました フランクフルトは 1 日 では 見 きれなかったのでまたす ぐに 行 ければと 思 っています! 学 校 が 始 まって 今 日 で 1 ヶ 月 で 日 本 の 良 いことが 見 つかったり ドイツの 独 自 の 文 化 を 感 じたり 毎 日 たく さんのことを 吸 収 しながら 生 活 しています! ちなみに 今 日 は DB のストライキで 散 々でした w ただ 最 近 は 生 活 にも 慣 れてきたので いろいろなとこ ろに 出 かけるようになりました フランクフルトに 行 く 前 日 には 柔 道 クラブに 行 きま した!また 今 週 末 は 地 元 のグランドで 野 球 の 試 合 が あるそうで 見 に 行 けたらと 思 っています 毎 日 言 語 の 壁 と 闘 っていますが1ヶ 月 前 に 比 べると 格 段 に 話 せるように なっているのがと ても 嬉 しいです! 先 日 のハイデルベ ルク 大 学 日 本 語 学 科 の 飲 み 会 ではドイツ 人 のタンデ ムパートナーを 見 つけて 週 に 何 回 か 一 緒 に 勉 強 して います このペースで 行 けば 10 月 の 大 学 準 備 コースに 間 に 合 いそうです 肝 心 の 募 集 要 項 や 試 験 などについてはまだ 手 付 かず ですが これからもがむしゃらにやっていければと 思 っています! 2015 年 全 国 日 独 協 会 連 合 会 年 時 総 会 開 催 日 時 ;4 月 17 日 ( 金 ) ~18 日 ( 土 ) 於 ;いわき 勿 来 の 関 吹 風 殿 総 会 は 木 村 連 合 会 会 長 代 行 のご 挨 拶 で 開 会 フォン ヴェアテルンドイツ 大 使 清 水 いわき 市 長 他 が 来 賓 とし て 祝 辞 を 述 べられ 全 国 日 独 協 会 連 合 会 年 時 総 会 で 発 言 する 早 瀬 会 長 日 独 両 国 の 共 通 の 課 題 に 積 極 的 に 取 り 組 むとともに 学 生 や 若 者 を 中 心 とする 青 少 年 交 流 プロジェクトの 重 要 性 を 強 調 された JDGYからは 早 瀬 会 長 と 能 登 事 務 局 長 の 2 名 が 参 加 した 会 議 では 以 下 の 諸 議 案 が 原 案 通 り 承 認 された 茨 城 日 独 協 会 退 会 の 件 2014 年 度 決 算 と 2015 年 度 予 算 案 独 日 協 会 連 合 会 創 立 50 周 年 記 念 出 版 生 き 生 きとした 友 好 関 係 -ドイツと 日 本 配 布 の 件 ドイツと 日 本 を 結 ぶもの- 日 独 修 好 Ⅰ50 年 の 歴 史 - 展 示 会 国 立 歴 史 民 族 博 物 館 ( 佐 倉 ) 主 催 後 援 の 件 2016 年 連 合 会 会 場 決 定 の 件 ( 東 京 或 いは 金 沢 )また 報 告 事 項 として 2015 年 独 日 協 会 連 合 会 総 会 とベルリン 独 日 協 会 創 立 125 周 年 記 念 式 典 参 加 旅 行 日 独 若 者 交 流 促 進 資 金 使 用 状 況 ( 残 高 ;70 万 円 強 ) 等 が 報 告 された 各 協 会 発 表 では 早 瀬 会 長 より 会 員 実 績 に 加 えて ヤングクラブの 創 設 及 び 作 文 コン テストによる 双 方 向 の 若 者 人 的 交 流 を 中 心 に 報 告 が 行 われた なお JDG いわき 鎌 田 会 長 が 閉 会 挨 拶 の 中 で 特 に JDGY の 会 報 Der Hafen ( 当 日 参 加 の 皆 様 に 配 布 ) を 取 り 上 げ 会 長 コラム 他 につき 内 容 及 び 会 報 の 充 実 度 を 高 く 評 価 して 戴 いたことは JDGY 参 加 者 並 びに 編 集 担 当 への 大 きな 励 みとなった 会 議 終 了 後 には 3 周 年 記 念 行 事 に 来 賓 としてご 出 席 戴 いた 安 藤 綾 信 氏 縁 の 安 藤 信 正 公 菩 提 寺 を 訪 問 出 来 たことも 印 象 的 であった ( 報 告 ; 事 務 局 能 登 崇 ) 山 岸 理 事 が 高 分 子 科 学 功 績 賞 受 賞 山 岸 隆 理 事 は 長 年 のポ リエステル 開 発 とその 普 及 への 貢 献 が 認 められ この たび 平 成 26 年 度 高 分 子 科 学 功 績 賞 を 受 賞 されま した 同 氏 は 東 大 農 学 部 卒 後 同 大 学 院 修 士 を 経 て 帝 人 ( 株 ) に 入 社 国 内 初 のフロッピーディスク 商 業 生 産 化 などを 手 掛 け 帝 人 副 社 長 技 監 として 炭 素 繊 維 複 合 材 料 などの 先 進 高 機 能 材 料 開 発 と 事 業 化 を 主 導 されました 会 社 のポリエステル 事 業 発 展 に 対 するルクセンブルク 政 府 からの 叙 勲 に 続 く 受 賞 で す おめでとうございました 6

駐 日 ドイツ 大 使 の 講 演 を 聞 いて 会 員 小 川 紀 生 先 日 5 月 19 日 ( 火 ) 神 奈 川 大 学 横 浜 キャ ンバスセレストホー ルで フォン ヴェル テルン 駐 日 ドイツ 大 使 の 欧 州 から 見 た 日 本 と 題 して 講 演 会 が 開 催 されました 講 演 内 容 については 後 日 主 催 された 神 奈 川 大 学 等 で 報 告 があろうかと 思 いますので 詳 しくはそちら に 委 ねたいと 思 います 講 演 会 から 受 けた 私 の 率 直 な 感 想 を 述 べさせてもらいます 挑 戦 的 課 題 エネルギー 転 換 ドイツはチェルノブイリ 原 子 力 発 電 所 の 事 故 以 来 原 子 力 に 頼 るエネルギー 確 保 については 国 内 では 大 きな 論 争 であったと 認 識 していました 日 本 の 東 日 本 大 震 災 での 福 島 発 電 所 原 子 炉 の 重 大 事 故 をきっかけ に ドイツは 2022 年 末 ( 今 から 7 年 後 )には 原 発 はすべて 停 止 することを 決 定 しました 先 進 工 業 国 で のこうした 決 定 は まさに 挑 戦 的 エネルギー 転 換 です 果 たしてこうしたことが 可 能 でしょうか この 目 標 を 達 成 するために 再 生 可 能 なエネルギ ーを 使 用 すること そのための 技 術 開 発 革 新 を 行 う こと これらの 産 業 の 育 成 そして インテリジェン トなエネルギーの 使 用 を 挙 げていました 私 たちはこれまで 原 子 力 発 電 はクリーンなエネル ギーの 名 の 下 に 安 全 神 話?を 信 じて 推 進 してきま した 福 島 発 電 所 原 子 炉 の 重 大 事 故 は 想 定 外 では 済 まされない 事 態 になっています 都 会 に 住 む 私 たちは 地 方 から 送 られてきたこうした 電 力 に 安 易 に 頼 って きたのではないでしょうか 大 使 の 発 言 の 中 で 先 端 技 術 を 持 つ 日 本 でさえこう した 事 態 を 引 き 起 こした ドイツはこのことをもって 原 発 ゼロを 決 断 に 至 ったと 言 っていたのが 大 きな 衝 撃 でした 日 本 はどの 方 向 に 向 かっていくのでしょうか? 経 済 政 策 アベノミックスの 評 価 大 使 は 経 済 学 博 士 であるためか アベノミックスの 評 価 は 早 急 には 下 していませんでした 当 然 のことと はいえ 最 なことと 思 います 三 本 の 矢 の 内 第 一 の 矢 である 大 胆 な 金 融 緩 和 第 二 の 矢 の 財 政 出 動 は 政 府 主 導 やれること 目 論 見 通 りインフレ2%で 需 要 が 喚 起 されて 生 産 が 上 がるかまだ 分 かりません 大 使 は 成 功 するかしないかは 大 胆 な 規 制 緩 和 による 産 業 の 活 性 化 であると 指 摘 していました 私 達 も 早 急 にア ベノミックスの 評 価 をすべきではないと 思 いますが 先 送 りした 消 費 税 10%への 引 き 上 げがスムーズに 行 われるような 状 態 になることを 期 待 しています 私 のような 素 人 は 解 りませんが 次 世 代 に 負 の 遺 産 を 残 さないために 大 胆 な 改 革 が 必 要 と 思 います 規 制 緩 和 は 必 ず 既 存 勢 力 からの 抵 抗 があります これ に 打 ち 勝 つための 強 いリーダーシップが 求 められて いると 思 います ドイツでは 東 西 ドイツの 合 併 時 の 大 変 な 困 難 から 見 事 EU のリーダーになり ドイツ 無 くしては EU は 成 り 立 たたないほどになりました この 辺 のことを 是 非 聞 きたかったのですが 歴 史 とどう 向 き 合 うか 近 隣 諸 国 との 友 好 関 係 の 樹 立 2 年 前 エリゼ 条 約 ( 独 仏 協 力 条 約 )に 調 印 から 50 周 年 を 迎 えました これを 記 念 して この 神 奈 川 大 学 セレストホールでも 友 好 と 協 力 の 半 世 紀 と 題 し て ドイツ 大 使 フランス 大 使 お 二 人 による 記 念 講 演 会 が 開 かれたと 聞 いております 私 は 聴 講 しておりま せんので 詳 しいことは 解 りませんが 半 世 紀 にわた る 意 見 や 利 害 の 違 いを 克 服 して 今 日 の 友 好 関 係 が 築 かれた 過 程 が 話 されたと 思 います 大 使 は 日 本 の 近 隣 諸 国 との 関 係 を 気 遣 っていまし た 友 好 がいかに 大 切 かをグローバル 世 界 においては 両 国 だけでなく 他 国 にとっても 如 何 に 大 切 であるか の 気 持 ちが 感 じ 取 られました 長 い 間 の 対 立 関 係 にあ った 独 仏 が 和 解 し 強 力 なパートナーになったこと への 思 いからの 発 言 であったのではないだろうか 中 国 韓 国 との 関 係 は 明 るい 兆 候 も 見 られますが まだまだの 感 がします ヨーロッパの 状 況 と 社 会 体 制 の 違 う 国 が 独 仏 のような 友 好 関 係 を 築 くことは 大 変 な 困 難 があります 偏 狭 なナショナリズムを 排 して 意 見 や 利 害 の 違 いを 乗 り 越 えて 次 世 代 に 向 けて 友 好 な 関 係 を 築 き 上 げたいものです 一 衣 帯 水 の 国 同 士 両 国 民 が 不 幸 な 過 去 にならないようにと 願 っ ています 衆 議 院 議 員 田 中 和 徳 様 より 今 年 も 定 例 総 会 へ 下 記 の 祝 電 を 頂 きましたのでご 紹 介 いたします 横 浜 日 独 協 会 会 長 早 瀬 勇 様 横 浜 日 独 協 会 の 定 時 総 会 のご 盛 会 を 心 よりお 慶 び 申 し 上 げます 貴 会 の 平 素 よりの 素 晴 らしい 活 動 を 通 じて 日 独 両 国 の 友 好 親 善 がより 一 層 進 展 を 致 し ておりますことに 敬 意 を 表 します 貴 会 の 益 々のご 発 展 と 会 員 皆 様 の 一 層 のご 活 躍 を 祈 念 申 し 上 げ お 祝 いの 言 葉 とさせ て 頂 きます 衆 議 院 議 員 田 中 和 徳 7

Zwischen zwei Kulturen Überstunden 新 入 会 員 : 会 員 大 島 レオナルド 日 本 とドイツの 時 間 外 労 働 の 観 点 を 比 べると 結 構 大 きい 違 いが 分 かると 思 います 日 本 では 残 業 は 企 業 によりやらずを 得 ない 事 社 会 人 として 一 つの 当 然 な 義 務 として 見 られています 周 りを 気 にする 日 本 人 には 上 司 が 会 社 にいる 限 り 自 分 も 残 ります これは 効 率 性 に 拘 るドイツ 人 には 理 解 し づらい 習 慣 で 仕 事 が 終 わったら 帰 るべきだと 思 う 上 残 業 の 多 い 人 は 効 率 的 に 働 いていないと 評 価 される 恐 れがあります Wenn man die japanische und deutsche Betrachtungsweise von Überstundenarbeit vergleicht, merkt man einen ziemlich großen Unterschied. In Japan werden Überstunden je nach Industrie als notwendiges Übel bzw. Selbstverständlichkeit, als Mitglied der Gesellschaft, angesehen. Die Japaner, die in der Regel auf ihr Umfeld stark achten, bleiben im Büro solange der Chef auch noch da ist. Für Deutsche, denen Effizienz einen hohen Stellenwert hat, ist diese Sitte schwer zu verstehen wer mit der Arbeit fertig ist soll nach Hause gehen. Es besteht sogar die Gefahr, dass Leute die zu viele Überstunden machen als ineffizient gesehen werden. 村 中 大 祐 様 (むらなか だいすけ) 村 中 寿 美 様 (むらなか すみ) 白 石 龍 郎 様 (しらいし たつろう) 吉 竹 昭 人 様 (よしたけ あきひと) 小 島 紀 代 子 様 (こじま きよこ) 米 川 容 子 様 (よねかわ ようこ) 濱 口 陽 様 (はまぐち よう) 小 倉 明 子 様 (おぐら あきこ) 行 事 予 定 平 成 27 年 6 月 例 会 : 日 時 ;6 月 20 日 ( 土 ) 午 後 3:00~5:00 会 場 ;ワールドポ タ ズ6 階 会 議 室 3 内 容 ; 講 演 -オステン 独 大 使 館 通 訳 翻 訳 部 長 メルケル 首 相 来 日 に 随 行 して ( 日 本 語 ) 会 費 ; 例 会 -1000 円 懇 親 会 -500 円 平 成 27 年 7 月 例 会 : 日 時 ; 7 月 18 日 ( 土 ) 午 後 2:45~4:45 会 場 ; 戸 塚 区 民 文 化 センター4 階 リハーサル 室 内 容 ; 志 賀 ト 二 オ( 登 仁 夫 ) 氏 レクチャーコンサート 演 題 ( 未 定 )ピアノでの 弾 き 語 り 会 費 ; 例 会 -1000 円 懇 親 会 -500 円 平 成 27 年 8 月 休 会 : 平 成 27 年 9 月 設 立 5 周 年 記 念 例 会 ( 予 告 ) 日 時 ; 9 月 26 日 ( 土 ) 午 後 1:30~4:30 会 場 ; 都 筑 公 会 堂 ホール(センター 南 駅 より5 分 ) 内 容 ; 記 念 式 典 +コンサート(ピアノ 歌 曲 他 ) 編 集 後 記 今 回 号 は 正 に 百 花 繚 乱 巻 頭 を 飾 る 謝 罪 の 仕 方 はいつもながらの 会 長 ご 自 身 による 日 独 比 較 の 素 晴 らしい 分 析 に 始 まり 大 勢 の 会 員 の 皆 様 からも 御 寄 稿 頂 いた3 4 5 月 の3 回 に 亘 る 例 会 に 対 する 心 のこ もった 感 想 文 それに 続 き5 月 神 奈 川 大 で 開 催 された 駐 日 ドイツ 大 使 による 講 演 会 関 係 の 記 事 とその 寄 稿 文 また 当 協 会 に 初 めて 創 設 された ヤングクラブ 関 係 記 事 とこれまた 初 めてのハイデルベルグ 滞 在 中 の 新 ヤング 会 員 からのメッセージ さらにシュタンツ ェル 前 駐 日 ドイツ 大 使 の 最 近 の 論 文 掲 載 等 々 内 容 も 文 化 歴 史 国 際 政 治 経 済 など 非 常 に 広 範 囲 に 亘 る ものになり 会 員 の 皆 様 からは 読 みごたえのあるもの として 喜 んで 頂 ければと 期 待 しています ( 向 井 ) いつものように 4ページの 会 報 を 考 えておりまし たが 記 事 がどんどん 集 まって 気 が 付 いたら 8 ペー ジになりました 創 立 5 周 年 の 企 画 準 備 も 進 んでおり ますので 8 月 号 に 少 しご 紹 介 できたらと 思 っており ます ( 山 口 ) 合 同 会 社 AfiA (アフィア) オーケストラ 神 奈 川 大 学 (かながわだいがく) < 年 会 費 納 入 のお 願 いー 再 報 > 年 会 費 : 個 人 会 員 -3000 円 家 族 会 員 -2000 円 振 込 口 座 ; ゆうちょ 銀 行 口 座 番 号 00240-0-51634 口 座 名 義 - 横 浜 日 独 協 会 横 浜 日 独 協 会 会 報 発 行 2015.6.1 ( 第 27 号 ) 事 務 局 : 223-0058 横 浜 市 港 北 区 新 吉 田 東 2-2-1-913 能 登 崇 方 Tel &Fax: 045-546-0801, e-mail: tak_noto@yahoo.co.jp 会 報 編 集 責 任 者 向 井 稔 編 集 委 員 山 口 利 由 子 e-mail :botmukai@bird.ocn.ne.jp 横 浜 日 独 協 会 ホームページ URL:http://jdgy.sub.jp/index.html 法 人 会 員 株 式 会 社 文 芸 社 ウィンクレル 株 式 会 社 ボッシュ 株 式 会 社 フェリス 女 学 院 大 学 トルンプ 株 式 会 社 モトスミ ブレーメン 通 り 商 店 街 振 興 組 合 株 式 会 社 テレビ 神 奈 川 公 益 財 団 法 人 登 戸 学 寮 株 式 会 社 コトブキ 合 同 会 社 AfiA (アフィア)オーケストラ 神 奈 川 大 学