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Transcription:

( 様 式 1-1) 1 申 請 者 3 タイトル 猪 苗 代 町 2 タイプ 地 域 型 / シリアル 型 A B C D E 未 来 を 拓 いた 一 本 の 水 路 - 大 久 保 利 通 最 期 の 夢 と 開 拓 者 の 軌 跡 郡 山 猪 苗 代 - 4 ストーリーの 概 要 (200 字 程 度 ) め い 明 じ 治 い 維 し ん 新 お お いを 抱 いていた 大 あ を 引 く 安 お う う 奥 羽 さ ん 山 みゃく 脈 あ 後 武 士 の 救 済 と 新 産 業 による 近 代 化 を 進 めるため 安 さ か 積 か い 開 た く 拓 く 久 ぼ 保 あ 安 と し 利 さ か 積 み ち 通 そ 疏 い 夢 半 ばで 倒 れた 彼 の 想 いは 郡 山 から 西 の 天 空 にある 猪 す い 水 か い 開 じ さく 事 ぎょう 業 で 実 現 した さ か 積 地 方 の 開 拓 に 並 々ならぬ 想 な わ 苗 し ろ 代 こ 湖 より 水 を 突 き 抜 ける 一 本 の 水 路 は 外 国 の 最 新 技 術 の 導 入 そして この 地 域 と 全 国 から お さ こ い 人 モノ 技 を 結 集 し 苦 難 を 乗 り 越 え 完 成 した この 事 業 は 猪 苗 代 湖 の 水 を 治 め 米 や 鯉 など ぼ う 食 文 化 を 一 層 豊 かにし さらには 水 力 発 電 による 紡 せ き 績 等 の 新 たな 産 業 の 発 展 をもたらした ひ ら 未 来 を 拓 いた 一 本 の 水 路 は 多 様 性 と 調 和 し 共 生 する 風 土 と 開 拓 者 の 未 来 を 想 う 心 その 想 いが 込 められた 桜 とともに 今 なおこの 地 に 受 け 継 がれている 5 担 当 者 連 絡 先 文 化 スポーツ 部 文 化 振 興 課 主 査 大 髙 陽 子 担 当 者 氏 名 文 化 スポーツ 部 国 際 政 策 課 主 査 江 連 直 幸 教 育 委 員 会 教 育 総 務 部 生 涯 学 習 課 主 査 國 分 俊 徹 電 話 024-924-2661 FAX 024-935-7834 E-mail bunkashinko@city.koriyama.fukushima.jp 住 所 福 島 県 朝 日 一 丁 目 23 番 7 号

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( 様 式 1-2) 構 成 文 化 財 の 位 置 図 ( 地 図 等 ) 構 成 文 化 財 がある 地 域 を 拡 大 し 構 成 文 化 財 の 位 置 を 示 す ( 様 式 3-1の 番 号 に 対 応 させること) 全 体 図 (1~13は 各 地 域 の 地 図 を 示 している) 12 13 1 6 4 2 4 5 12 9 8 10 1 1 猪 苗 代 湖 出 典 : 国 土 地 理 院 ウェブサイト(http://maps.gsi.go.jp/) 地 理 院 地 図 を 加 工 し 作 成 ( 以 降 のページの 地 図 全 て 同 様 である)

( 様 式 1-2) 2 3 以 下 に 拡 大 図 あり 6 金 透 記 念 館 28 麓 山 公 園 29 安 積 疏 水 麓 山 の 飛 瀑 9 久 留 米 水 天 宮 3 19 開 成 山 大 神 宮 20 太 刀 勝 光 21 槍 銘 国 綱 7 五 十 鈴 湖 3 安 積 開 拓 発 祥 の 地 4 安 積 開 拓 官 舎 ( 旧 立 岩 一 郎 邸 ) 5 開 成 館 13 安 積 開 拓 入 植 者 住 宅 ( 旧 坪 内 家 ) 18 安 積 開 拓 入 植 者 住 宅 ( 旧 小 山 家 ) 24 トランシット 25 レベル 36 開 成 山 の 桜 37 開 成 山 公 園 33 旧 福 島 県 尋 常 中 学 校 本 館

( 様 式 1-2) 4 16 三 柱 神 社 10 水 天 宮 11 金 刀 比 羅 神 社 12 宇 倍 神 社 14 豊 受 神 社 5 15 八 菅 神 社

( 様 式 1-2) 6 31 竹 之 内 発 電 所 30 沼 上 発 電 所 7 32 丸 守 発 電 所 27 安 積 疏 水 神 社

( 様 式 1-2) 8 17 三 嶋 神 社 8 大 久 保 神 社 9 2 富 岡 の 唐 傘 行 灯 花 火

( 様 式 1-2) 10 25 算 額 ( 田 村 神 社 ) 11 26 算 額 ( 稲 荷 神 社 )

( 様 式 1-2) 12 22 十 六 橋 水 門 13 35 猪 苗 代 第 二 発 電 所 34 猪 苗 代 第 一 発 電 所 複 数 ページにわたっても 可

( 様 式 2) ストーリー 安 積 原 野 へは 流 れない あこがれの 湖 こおり やま あ さ か た た 郡 山 ( 安 積 地 方 )から 西 の 天 空 ( 標 高 514m)にあり 豊 富 な 水 を 湛 い え 天 を 映 し 出 す 鏡 のような 美 しい 湖 猪 そ 湖 の 水 を 安 積 原 野 へ という 疏 こ ていた 枯 か つ 渇 す い 水 な わ し ろ 苗 代 こ 湖 郡 山 には 猪 苗 代 開 さくの 構 想 が 江 戸 時 代 から 存 在 し あ ま した 原 野 が 広 がり 人 々は 水 を 巡 って 争 い 雨 ご 乞 いや 豊 作 の 思 いを 込 めた 花 火 を 打 ち 上 げ 祈 りを 捧 げていた しかし 猪 苗 お う 代 湖 の 水 は 西 側 へのみ 流 れ 奥 う 羽 があり 疏 水 開 さくは 夢 物 語 であった 大 久 保 利 通 安 積 の 地 に 夢 を 見 る め い 明 じ 治 い 維 し ん 新 さんみゃく 山 脈 がそびえる 東 側 の 安 積 原 野 には 流 れなかった 加 えて 水 利 の 問 題 い わ という 近 代 化 へのかつてない 改 革 があった 日 本 明 治 4 年 (1871) 岩 く ら 倉 し 使 せ つ だ ん 節 団 は 近 代 化 を 推 進 するため 欧 米 諸 国 を 約 1 年 10 か 月 かけて 視 察 した そして 欧 米 の 発 展 を 目 の 当 たりにし 国 力 ふ の 差 に 圧 倒 させられる 彼 らは 経 済 力 と 軍 事 力 を 備 えるため 富 さ ん しょく の 育 成 を 目 指 す 殖 産 や す する 後 の 福 島 県 令 安 こ う 興 ば 場 ぎょう 業 や す か ず 保 和 こ く 国 きょうへい 強 兵 をスローガンとし 新 産 業 の 進 展 が 急 務 と 痛 感 した この 使 節 団 に 安 積 原 野 の 開 拓 を 大 きく 左 右 な い と 内 む 務 きょう 卿 お お 大 く ぼ と し み ち 久 保 利 通 が 参 加 していた 彼 らは 開 拓 と 産 業 振 興 が 発 展 の 源 であると 確 信 を 得 る そして 安 場 はひと 足 先 に 帰 国 し さっそく 福 島 県 の 開 拓 に 着 手 した か い 明 治 6 年 (1873) 福 島 県 の 開 拓 に 呼 応 した 地 元 富 商 たちは 開 か ん り 出 した 灌 が い 漑 よ う 用 ぶ の 沼 の 整 備 や 葡 ど う 萄 せ い 成 し ゃ 社 ざ ん など 海 外 果 樹 の 植 樹 西 洋 農 具 を 用 いた 斬 を 結 成 し 本 格 的 な 開 拓 に 乗 し ん 新 で 近 代 的 な 西 洋 農 法 を 導 入 した 開 拓 地 は 収 穫 量 や 人 口 の 増 加 により 新 村 が 誕 生 するまでに 至 る 一 方 では 開 拓 事 務 所 が か い せ い か ん 置 かれた 開 成 館 洋 服 を 着 た 開 成 社 員 だ い は 西 洋 風 の 建 物 を 地 元 の 大 ちょう 徴 て き 的 く 工 にしき たちが 錦 え 絵 しょう 等 をもとに 見 よう 見 まねで 作 ったその 象 ま と な 建 物 であった また 開 成 社 員 は 洋 服 を 身 に 纏 洋 文 化 を 取 り 入 れつつ 開 拓 を 進 めた ここに 慣 し ん なものを 受 け 入 れ 調 和 する 進 し ゅ 取 と う 明 治 9 年 (1876) 明 治 天 皇 の 東 か ん しゅう 習 い 積 極 的 に 西 と ら に 囚 われず 新 た の 気 質 があったことが 感 じられる ほ く 北 じゅん 巡 か ん は 福 島 県 と 開 成 社 が 進 めてきたこの 官 こ う 幸 の 下 見 に 来 た 内 務 卿 大 久 保 み ん 民 こんきゅう する 大 久 保 は 殖 産 興 業 と 改 革 で 困 窮 い っ 一 た い 体 の 開 拓 事 業 の 成 功 に 感 激 し ぞ く した 武 士 を 救 う 士 族 じ ゅ さ ん 授 産 を 結 び 付 けた 全 国 的 なモデル 事 業 を 他 の 候 補 地 に 先 駆 け 広 大 な 原 野 を 有 する 安 積 の 地 で 実 施 するこ ようしょう とを 決 断 した この 地 には 東 西 南 北 に 通 じる 交 通 の 要 衝 豊 富 な 水 を 湛 える 猪 苗 代 湖 そして 進 取 の 気 質 を 持 った 開 拓 者 が 存 在 していたからである こうして 大 久 保 は 明 治 11 年 (1878)3 月 に 事 業 案 を 提 出 し 政 府 は 予 算 を 計 上 した しかし 事 業 開 始 目 前 大 久 保 は 暗 殺 されてしまったのだ 彼 は 亡 くなる 直 前 まで 当 時 の 福 島 県 令 と 会 い 開 拓 にかける 想 いを 熱 く 語 っていたという さ か 積 こ く この 大 久 保 の 夢 は 開 拓 者 やその 想 いを 知 る 人 々によって 明 治 政 府 初 の 国 か い 開 た く 拓 あ 安 さ か 積 そ 疏 す い 水 か い 開 じ さく 事 ぎょう 業 として 実 現 されていくのである 新 たなる 挑 戦 そびえる 山 脈 と 時 代 を 切 り 拓 く く る め 明 治 11 年 11 月 の 九 州 久 留 米 は ん 藩 え い 営 の う 農 ぎょう 業 す い 水 り 利 じ 事 し ん し ゅ ぎょう 業 あ 安 を 皮 切 りに 主 に 全 国 9 藩 から 旧 士 族 と その 家 族 約 2,000 人 が 刀 よ を 捨 て 原 野 を 開 拓 しようと 入 植 してきた 入 植 者 たちは 困 難 が 予 想 される 新 たな 土 地 での 心 の 拠 り どころ 所 ふ る さ と として 故 郷 ご から 当 時 唯 一 の 御 ぶ ん れ い の 神 社 などからの 分 霊 ぶ ん 分 れ い 霊 か い を 許 された 開 の ぞ を 受 け 力 を 合 わせ 開 拓 に 臨 せ い 成 ざ ん 山 だ い 大 じ ん 神 ぐ う 宮 よ は 人 々の 心 の 拠 じ ん んだ 特 に 人 どころ り 所 き 明 治 12 年 (1879) この 大 神 宮 で かつてない 大 工 事 の 安 全 と 成 功 を 祈 あ い めに 着 手 したのは 安 積 疏 水 成 功 のカギを 握 り 会 づ 津 ぼ ん 盆 ち 地 し ん 心 ゆ う 融 わ 和 い せ のため 伊 勢 じ ん ぐ う 神 宮 となっていたのであった が ん 願 する 起 工 式 は 行 われた 始 じゅう と 安 積 原 野 の 水 の 流 れを 調 整 する 十 猪 苗 代 湖 ろ っ 六 きょう 橋

( 様 式 2) は ん ら ん 決 に 導 いた また 猪 苗 代 湖 の 氾 濫 す い も ん 水 門 の 建 設 であった 革 新 的 だったのは オランダ 人 技 師 ファン ドールンの 監 修 のもと 近 代 土 木 技 術 を 我 が 国 で 初 めて 疏 水 の 設 計 に 導 入 したことである 当 時 最 先 端 の 機 器 が 用 いられ 実 測 データに 基 づき 科 学 的 に 検 討 するという 従 来 の 経 験 主 義 を 脱 だ っ きゃく 却 した 草 分 け 的 な 設 計 であった この 検 証 により 安 積 原 野 へ 水 を 流 しても 西 側 へ 流 れ る 水 量 は 減 らないことが 実 証 され 水 利 という 長 年 の 大 きな 課 題 を 解 こ に 苦 しんでいた 湖 が ん 岸 ち の 住 人 達 は 十 六 橋 水 門 が 治 す い 水 の 役 割 も 持 つこ とを 知 り 遠 く 離 れた 地 からボランティアとしてこの 工 事 に 参 加 した その 人 数 は500 人 以 上 にのぼり この 大 工 事 を1 年 程 で 完 成 させた 水 路 工 事 の 最 大 の 難 関 は 奥 羽 山 脈 に 全 長 585mのトンネルを 掘 り が ん 安 積 原 野 まで 水 を 一 気 に 流 すことであった 硬 い 岩 せ き 石 を 砕 くダイナマイト 地 下 水 を 外 に 汲 み 出 す 蒸 気 ポンプ 補 強 のためのセメントなど 外 国 の 最 新 技 術 が 使 われていった また 鹿 児 島 大 分 東 京 横 浜 岩 手 新 潟 など 全 国 から 多 くの 技 術 者 たちが 集 ってきた 開 拓 者 たちの 安 積 原 野 と 猪 苗 代 湖 を 繋 な ぐ 挑 戦 は 疏 水 通 水 へと 結 実 し 後 の 那 す 須 そ 疏 す い 水 び と 琵 潤 いと 発 展 をもたらした 猪 苗 代 湖 夢 の 礎 となった 風 土 わ 琶 こ 湖 そ 疏 す い 水 の 建 設 に 大 きな 影 響 を 与 えたのである 明 治 15 年 (1882) 約 3 年 で 述 べ 85 万 人 の 労 力 と 当 時 の 国 家 予 算 の 約 1/3 を 要 した 水 路 52.1km 分 水 路 70.2kmの 安 積 疏 水 は 完 成 した その 通 水 式 には 政 府 要 人 らをはじめ 数 万 人 が 集 い 事 業 の 成 功 を 祝 った 安 積 疏 水 は 大 地 を 潤 し 約 4,000ha だった 米 の 作 付 面 積 は 最 大 時 に 10,000ha 以 上 へと 広 がった 収 穫 量 は 約 4,500tから10 倍 以 上 へと 大 幅 に 増 え 実 り 多 き 大 こ い 地 へと 生 まれ 変 わっていった また 清 らかな 水 が 一 年 中 流 れるようになり 鯉 の 養 殖 が 盛 んになった それぞれ 生 産 量 が 全 国 市 町 村 で1 位 になるほど 食 文 化 を 豊 かにしている ぬ ま 明 治 後 期 からは 疏 水 の 落 差 を 発 電 にも 活 かすため 当 時 の 最 高 技 術 を 結 集 し 沼 ちょう 設 された そこから 23kmも 遠 く 離 れた 郡 山 に11,000vの 高 圧 電 力 を 送 るという 我 が 国 初 の 長 あ つ 圧 当 時 の 十 六 橋 水 門 そ う 送 で ん 電 せ い を 成 功 させ 日 本 中 を 驚 かせた この 電 力 は 製 し 糸 ぼ う せ き 紡 績 が み 上 は つ 発 で ん 電 し ょ 所 が 建 き ょ 距 り こ う 離 高 など 郡 山 の 産 業 を 発 展 させていった そ の 後 十 六 橋 水 門 を 活 用 し 猪 苗 代 湖 の 西 側 に 建 設 された 新 たな 発 電 所 から 関 東 への 送 電 は 当 時 世 界 う た 第 三 位 の 長 距 離 送 電 と 謳 え い われ 近 代 日 本 を 支 えた そして 開 拓 により 人 が 集 い 将 来 の 叡 めの 学 校 が 作 られ やがて 銀 行 の 設 立 や 鉄 道 の 開 通 にも 結 び 付 いていった ち 智 を 育 むた 安 積 開 拓 安 積 疏 水 開 さく 事 業 は 交 通 の 要 衝 全 国 と 世 界 から 人 モノ 技 術 更 には 文 化 等 の 多 様 性 を 受 け 入 れ 調 和 し 共 に 生 きるという この 地 の 風 土 が 大 きく 活 かされ 成 し 遂 げられた それらは 農 業 工 業 商 業 の 飛 躍 的 な 発 展 を 通 じて 今 も 受 け 継 がれており 日 本 の 近 代 化 を 実 現 する いしずえ ため この 事 業 への 熱 い 想 いを 語 っていた 大 久 保 利 通 の 最 期 の 夢 を 叶 える 礎 になったのである 開 拓 者 たちの 想 い 未 来 に 花 咲 く 全 国 から 集 った 入 植 者 や 技 術 者 政 府 そして 安 積 の 地 に 生 きた 人 々 が ともに 切 り 拓 いた 安 積 開 拓 かつて 福 島 県 と 開 成 社 が 開 拓 を 進 め つつみ ていた 折 灌 漑 用 の 沼 の 堤 に 約 3,900 本 の 桜 を 植 えた 現 在 でも 開 か い 拓 の 歴 史 を 見 守 ってきたソメイヨシノの 老 木 は 春 になると 開 お お の 土 手 一 帯 を 覆 い 尽 くす 開 成 社 の 社 則 に 私 たちの 代 では 小 さな 苗 木 でも やがて 大 樹 となり 美 しい 花 は 人 々の 心 を 和 ま ひら せるであろう との 想 いが 込 められた 一 文 がある この 未 来 を 想 う 心 が 新 しい 時 代 を 拓 いたといって も 過 言 ではなく その 想 いは 今 なおこの 地 に 息 づいている せ い 成 ざ ん 山 こ う 公 え ん 園 安 積 疏 水 の 完 成 を 祝 って 造 られた 麓 山 の 飛 瀑 桜 が 満 開 の 開 成 山 公 園

( 様 式 2)

( 様 式 3-1) ストーリーの 構 成 文 化 財 一 覧 表 番 号 文 化 財 の 名 称 ( 1) 指 定 等 の 状 況 ( 2) ストーリーの 中 の 位 置 づけ( 3) 文 化 財 の 所 在 地 ( 4) 猪 苗 代 湖 の 水 の 恩 恵 を 受 けるべく 安 積 開 拓 安 積 疏 水 開 さく 事 業 が 行 われ い 1 猪 な わ 苗 し ろ 代 こ 湖 た 標 高 が514mと 高 い 位 置 にあるた め 自 然 落 差 を 利 用 し 農 業 用 水 や 生 活 用 水 が 供 給 された また 水 力 発 電 猪 苗 代 町 の 発 展 にも 貢 献 し 近 代 化 への 礎 を 築 いた 明 治 初 期 から 始 まった 花 火 で 雨 乞 い 豊 作 家 内 安 全 を 祈 願 するもの と み 2 富 お か 岡 か ら の 唐 か さ 傘 あ ん 行 ど ん 灯 は な 花 び 火 市 無 形 閉 じられた 傘 が 開 き 光 が 雨 のように 降 り 注 ぐという 全 国 でも 珍 しい 花 火 である 福 島 県 開 拓 掛 が 設 置 された 施 設 開 成 あ 3 安 さ か 積 か い 開 た く 拓 は っ 発 しょう 祥 ち の 地 市 史 跡 館 や 開 拓 の 入 植 者 の 住 宅 があり 近 代 郡 山 の 発 展 の 礎 となった 安 積 開 拓 安 積 疏 水 開 さく 事 業 の 中 心 地 安 積 開 拓 時 に 設 置 された 福 島 県 開 拓 4 安 積 開 拓 官 舎 た て い わ - 旧 立 岩 一 郎 邸 - 市 重 文 ( 建 造 物 ) 掛 の 職 員 用 官 舎 明 治 天 皇 の 御 巡 幸 の 際 には 政 府 高 官 の 宿 泊 所 にもあて られた 安 積 開 拓 時 の 郡 役 所 で ここに 福 島 県 開 拓 掛 が 設 置 された 地 元 の 大 工 が 錦 か い 5 開 せ い 成 か ん 館 県 重 文 ( 建 造 物 ) ( 近 代 化 産 業 遺 産 ) 絵 や 建 物 の 見 聞 を 通 じて 得 た 情 報 で 見 よう 見 まねで 建 設 された 後 に 県 立 農 学 校 にも 使 用 され 明 治 天 皇 の2 回 にわたった 東 北 御 巡 幸 の 際 には 行 在 所 ( 宿 泊 所 )にもなった ぎ 開 成 館 と 同 じ 擬 よ う 洋 ふ う 風 け ん 建 ち く 築 で 建 設 さ れた 小 学 校 明 治 9 年 (1876 年 )の 明 き ん 6 金 と う 透 き 記 ね ん 念 か ん 館 治 天 皇 東 北 御 巡 幸 の 際 には 休 憩 所 と き して 使 用 された 随 行 した 木 ど 戸 た か 孝 よ し 允 が 金 透 学 校 と 命 名 し 木 戸 の 日 記 に は 開 成 館 や 西 洋 農 法 が 導 入 された 開

( 様 式 3-1) い 7 五 す 十 ず 鈴 こ 湖 8 大 久 保 神 社 く 9 久 る 留 め 米 す い 水 て ん 天 ぐ う 宮 10 水 天 宮 こ 11 金 ん 刀 う 12 宇 ぴ 比 べ 倍 ら 羅 神 社 神 社 拓 地 とともに 驚 きをもってその 様 子 が 記 されている 現 在 の 建 物 は 移 築 復 元 されたもの 開 成 山 地 域 の 開 拓 が 行 われた 際 に 灌 漑 用 の 池 として 造 成 された 伊 勢 神 宮 ご の 御 ぶ ん 分 れ い 霊 を 受 けた 開 成 山 大 神 宮 の 前 にある 池 であったため 伊 勢 神 宮 の 前 い を 流 れる 五 す 十 されたという ず 鈴 が わ 川 にちなんで 命 名 安 積 疏 水 の 開 通 に 尽 力 した 大 久 保 利 通 を 称 えて 建 立 された 神 社 神 社 とな っているが 実 際 には 鳥 居 や 社 殿 はな く 顕 彰 碑 が 存 在 している 久 留 米 藩 からの 入 植 者 のために 故 郷 の 水 天 宮 の 御 分 霊 を 奉 遷 した 神 社 建 さ ん 築 費 寄 附 名 簿 には 三 お お 文 大 く ま 隈 し げ 重 の ぶ 信 じょう 条 さ ね 実 と み 美 い わ 松 方 正 義 岩 伊 藤 博 く ら 倉 と も 具 み 視 な ど 当 時 の 政 府 高 官 の 名 が 並 んでい る 水 天 宮 の 御 分 霊 を 奉 遷 したもう1つ の 神 社 で 喜 久 田 町 に 存 在 している 久 留 米 の 開 墾 地 は 南 北 に 分 かれ この 水 天 宮 は 北 に 位 置 している 当 時 は 子 す い どもの 遊 び 場 や 疏 水 の 水 ば ん 盤 と ん 屯 し ょ 所 に 使 用 されており 開 拓 者 の 憩 いの 場 所 に なっていた 久 留 米 藩 からの 入 植 者 が 祀 った 神 社 で 当 時 久 留 米 から 長 い 船 旅 を 経 て 安 積 開 拓 の 地 に 到 着 したことから 船 の 神 を 祀 っているとされている 鳥 取 藩 からの 入 植 者 のために 故 郷 の 宇 倍 神 社 の 御 分 霊 を 奉 遷 した 神 社 当 時 氏 子 の 資 格 要 件 が 厳 しく 移 住 士 族 う じ とその 分 家 だけが 氏 こ 子 となり 一 般 入 植 者 や 小 作 人 たちは 氏 子 になれなか ったといわれている

( 様 式 3-1) 安 積 開 拓 のため 鳥 取 藩 の 入 植 者 が 結 13 安 積 開 拓 入 植 者 住 宅 つ ぼ う ち - 旧 坪 内 家 - 成 した 鳥 取 開 墾 社 の 副 頭 取 の 住 宅 明 治 政 府 が 入 植 者 の 住 宅 用 補 助 金 を 交 付 し 建 築 された5つのランクの 住 宅 の 中 でも 最 上 級 の 設 計 による 建 物 土 佐 藩 の 入 植 者 のうち 西 原 に 入 植 し た 者 が 祀 った 神 社 はじめは 伊 勢 神 宮 と よ 14 豊 う け 受 神 社 よ う の 遥 は い 拝 じ ょ 所 を 設 けていた ここに 移 住 し た 人 達 のほとんどが 神 葬 祭 で 仏 葬 祭 はあまりないといわれており 付 近 の 地 域 には 見 られない 習 慣 がある 土 佐 藩 からの 入 植 者 が 崇 めた 菅 原 道 真 と 地 元 の 農 家 が 祀 っていた 八 幡 太 郎 を 合 祀 し 八 幡 と 菅 原 の1 字 ずつと や 15 八 す が 菅 神 社 ってできたといわれる 神 社 異 郷 に 移 って 生 活 の 喜 びや 娯 楽 に 乏 しかった 入 植 者 たちにとっては 神 社 の 祭 礼 は 唯 一 の 楽 しみとなっていた 主 に 棚 倉 藩 からの 入 植 者 が 建 立 した 神 社 で お 互 いの 心 を 統 一 し 団 結 み 16 三 はしら 柱 神 社 を 強 固 にする ために 開 墾 にあたり 神 の 御 加 護 を 祈 ったものであるとさ れる 松 山 藩 からの 入 植 者 のために 故 郷 の み 17 三 し ま 嶋 神 社 三 嶋 神 社 の 御 分 霊 を 奉 遷 した 神 社 移 住 者 の 大 半 が 小 作 人 となったため 境 内 も 狭 く 社 殿 もなかったといわれる 安 積 開 拓 のため 松 山 藩 の 入 植 者 が 結 成 した 愛 媛 松 山 開 墾 の 18 戸 の 中 18 安 積 開 拓 入 植 者 住 宅 お や ま - 旧 小 山 家 - 市 重 文 ( 建 造 物 ) で 唯 一 現 存 する 住 宅 として 復 元 保 存 されている 当 時 の 松 山 の 一 般 的 な 民 家 は 四 間 六 間 (しろくのま) い 囲 ろ 炉 り 裏 がなく 炊 事 場 も 屋 外 だったと いわれ それが 色 濃 く 残 っている 安 積 開 拓 で 入 植 した 者 たちの 心 の 拠 か い 19 開 せ い 成 ざ ん 山 だ い 大 じ ん 神 ぐ う 宮 り 所 として 設 置 された 神 社 伊 勢 神 宮 からの 御 分 霊 を 祀 っており 東 北 の お 伊 勢 さま と 呼 ばれている

( 様 式 3-1) た ち 20 太 刀 や り 21 槍 じゅう 22 十 ろ っ 六 め い 銘 きょう 橋 か つ み つ 勝 光 く に つ な 国 綱 す い 水 も ん 門 市 重 文 ( 工 芸 品 ) 市 重 文 ( 工 芸 品 ) ( 近 代 化 産 業 遺 産 ) 23 トランシット 24 レベル 伊 勢 神 宮 からの 御 分 霊 を 受 けた 際 に 御 神 宝 として 贈 られた 太 刀 備 前 国 長 船 に 住 んでいた 室 町 時 代 の 刀 匠 勝 光 の 作 である 太 刀 勝 光 とともに 伊 勢 神 宮 からの 御 分 霊 を 受 けた 際 に 御 神 宝 として 贈 られた 槍 安 土 桃 山 時 代 の 作 といわれ ている 安 積 原 野 へ 水 を 流 すために 猪 苗 代 湖 の 水 位 を 調 整 する 水 門 安 積 疏 水 工 事 で 一 番 初 めに 工 事 が 始 まった 16の 石 造 のアーチでできており 当 時 の 日 本 では 長 大 な 水 門 であった 安 積 開 拓 安 積 疏 水 開 さく 事 業 のシンボル 的 構 造 物 で 弘 法 大 師 が 16 の 塚 を 築 いて 通 行 できるようにして 村 人 の 不 便 を 救 ったとの 逸 話 もある 安 積 疏 水 工 事 の 測 量 で 使 用 されたフ ランス 製 の 測 量 機 器 当 時 は 約 664 円 ( 現 在 の 約 2,600 万 円 )という 大 変 高 価 なもので 水 平 角 と 鉛 直 角 を 精 密 に 測 定 した 西 を 示 すコンパスの 針 が W ではなく O となっている のが 昔 ならではの 珍 しい 特 徴 安 積 疏 水 工 事 の 測 量 で 使 用 されたイ ギリス 製 の 測 量 機 器 高 低 差 を 精 密 に 測 量 した 猪 苗 代 町 日 本 古 来 の 和 算 は 西 洋 数 学 の 採 用 に さ ん 25 算 が く 額 ( 田 村 神 社 ) より 廃 止 されてしまったが 郡 山 の 和 算 家 は 安 積 開 拓 や 安 積 疏 水 の 土 地 測 市 有 形 量 水 量 計 算 に 大 活 躍 したといわれて さ ん 26 算 が く 額 ( 稲 荷 神 社 ) いる 和 算 の 水 準 と 研 究 者 の 分 布 を 知 ることができる 学 術 上 も 貴 重 な 文 化 財 である 安 積 疏 水 の 守 護 神 とされ 当 時 の 工 事 あ 27 安 さ か 積 そ 疏 す い 水 じ ん 神 じ ゃ 社 作 業 員 が 現 地 に 向 かう 際 に 必 ず 立 ち 寄 り その 日 の 安 全 を 祈 ったとされ る

( 様 式 3-1) 明 治 15 年 (1882 年 )に 安 積 疏 水 の 通 水 を 盛 大 に 祝 った 公 園 当 時 園 内 に は 数 百 ものちょうちんが 掲 げられ 山 は やまこうえん 28 麓 山 公 園 車 を 備 えた 歌 舞 伎 の 催 しや 花 火 の 打 上 げなどにより 数 万 人 の 人 が 集 まり 未 曾 有 の 賑 わいをみせたとされる 国 登 録 文 化 財 である 安 積 疏 水 麓 山 の 飛 瀑 があり 日 本 で 初 めて 商 人 が 造 っ た 公 園 とも 言 われている 明 治 15 年 (1882 年 )に 郡 山 の 開 成 社 等 の 有 志 が 安 積 疏 水 の 通 水 を 記 念 し て 造 った 滝 安 積 疏 水 事 業 の 記 念 碑 的 建 造 物 で 安 積 疏 水 の 最 終 地 点 麓 山 あ 29 安 さ か 積 そ 疏 す い 水 は 麓 や ま 山 ひ の 飛 ば く 瀑 国 登 録 公 園 の 一 角 に 築 かれた 石 造 構 造 物 う 当 時 右 だ い 大 じ ん 臣 だった 岩 倉 具 視 が 農 業 用 の 施 設 を 鑑 賞 用 に 使 うとは 何 事 か と この 滝 を 見 て 激 怒 したが 実 は 勘 違 い で 製 糸 業 の 動 力 源 として 利 用 するた めのものだったという 逸 話 もある 明 治 32 年 (1899 年 )に 猪 苗 代 湖 と ぬ ま 30 沼 が み 上 発 電 所 ( 近 代 化 産 業 遺 産 ) 安 積 疏 水 の 落 差 を 利 用 して 造 られた 水 力 発 電 所 日 本 初 の 高 圧 電 力 の 長 距 離 送 電 により の 紡 績 や 繊 維 産 業 の 発 展 に 大 きく 貢 献 した 沼 上 発 電 所 と 同 様 猪 苗 代 湖 と 安 積 疏 た け 31 竹 の 之 う ち 内 発 電 所 ( 近 代 化 産 業 遺 産 ) 水 の 落 差 を 利 用 して 造 られた 水 力 発 電 所 人 口 増 加 による 家 庭 への 電 力 供 給 を 増 やすため 大 正 8 年 (1919 年 ) に 運 転 を 開 始 した 沼 上 竹 之 内 発 電 所 と 同 様 に 造 られた ま る 32 丸 も り 守 発 電 所 ( 近 代 化 産 業 遺 産 ) 水 力 発 電 所 大 正 10 年 (1921 年 )に 運 転 を 開 始 し 竹 之 内 発 電 所 と 同 様 に 人 口 増 加 による 家 庭 への 電 力 供 給 を 増 やすことを 目 的 とした 33 じ ん じょう 旧 福 島 県 尋 常 中 学 校 本 館 国 重 文 ( 建 造 物 ) ( 近 代 化 産 業 遺 産 ) 安 積 開 拓 安 積 疏 水 開 さく 事 業 により 産 業 が 発 展 し 人 口 が 増 加 した 継 続 的 な 発 展 のための 人 材 育 成 を 目 的 とし て 設 置 された 農 民 が 土 地 を 寄 附 した

( 様 式 3-1) ことや 安 積 開 拓 が 県 民 の 大 きな 関 心 事 となっていたため 福 島 県 の 中 でも この 地 に 設 置 されたといわれる い 34 猪 な わ 苗 し ろ 代 第 一 発 電 所 大 正 3 年 (1914 年 )に 運 用 開 始 となっ た 水 力 発 電 所 で 初 の110kV 送 電 が 行 われたことにより 当 時 の 日 本 の 中 心 を 支 えていた 会 津 若 松 市 所 有 者 東 京 電 力 株 式 会 社 大 正 7 年 (1918 年 )に 運 用 開 始 となっ た 水 力 発 電 所 で 猪 苗 代 第 一 発 電 所 と い 34 猪 な わ 苗 し ろ 代 第 二 発 電 所 同 様 ここからの 送 電 によって 当 時 の 日 本 の 中 心 を 支 えていた 赤 レンガ の 外 壁 が 特 徴 的 で 建 物 は 東 京 駅 を 設 会 津 若 松 市 所 有 者 東 京 電 力 株 式 会 社 た つ 計 した 辰 の 野 き ん ご 金 吾 博 士 が 当 初 に 監 修 し ている 開 拓 用 の 池 の 堤 を 強 化 するために 植 樹 され 開 成 社 の 社 則 に 花 木 の 植 樹 を 定 めていたことが 今 へとつながっ か い 36 開 せ い 成 ざ ん 山 の 桜 ている 今 でも 約 1,300 本 の 桜 が 咲 き 乱 れる 県 内 でも 有 数 の 桜 の 名 所 元 国 指 定 の 名 勝 及 び 天 然 記 念 物 でもあっ た 開 成 社 が 開 拓 用 に 造 った 池 がある 公 か い 37 開 せ い 成 さ ん 山 こ う 公 え ん 園 園 開 成 社 の 社 則 に 定 めた 花 木 の 植 樹 が 生 んだ 桜 の 名 所 を 有 しており 郡 山 のシンボル 的 場 所 ( 1) 文 化 財 の 名 称 には 適 宜 振 り 仮 名 を 付 けること ( 2) 指 定 の 別 文 化 財 の 分 類 を 記 載 すること( 例 : 国 史 跡 国 重 文 ( 工 芸 品 ) 県 史 跡 県 有 形 市 無 形 等 ) ( 3) 各 構 成 文 化 財 について ストーリーとの 関 連 を 簡 潔 に 記 載 すること( 単 に 文 化 財 の 説 明 になら ないように 注 意 すること) ( 4)ストーリーのタイプがシリアル 型 の 場 合 のみ 市 町 村 名 を 記 載 すること( 複 数 の 都 道 府 県 にま たがる 場 合 は 都 道 府 県 名 もあわせて 記 載 すること)

( 様 式 3-2) 構 成 文 化 財 の 写 真 一 覧 1 猪 苗 代 湖 4 安 積 開 拓 官 舎 - 旧 立 岩 一 郎 邸 2 富 岡 の 唐 傘 行 灯 花 火 5 開 成 館 3 安 積 開 拓 発 祥 の 地 6 金 透 記 念 館

( 様 式 3-2) 7 五 十 鈴 湖 10 水 天 宮 8 大 久 保 神 社 11 金 刀 比 羅 神 社 9 久 留 米 水 天 宮 12 宇 倍 神 社

( 様 式 3-2) 13 安 積 開 拓 入 植 者 住 宅 - 旧 坪 内 家 16 三 柱 神 社 14 豊 受 神 社 17 三 嶋 神 社 15 八 菅 神 社 18 安 積 開 拓 入 植 者 住 宅 - 旧 小 山 家

( 様 式 3-2) 19 開 成 山 大 神 宮 22 十 六 橋 水 門 20 太 刀 勝 光 23 トランシット 21 槍 銘 国 綱 24 レベル

( 様 式 3-2) 25 算 額 ( 田 村 神 社 ) 28 麓 山 公 園 26 算 額 ( 稲 荷 神 社 ) 29 安 積 疏 水 麓 山 の 飛 瀑 27 安 積 疏 水 神 社 30 沼 上 発 電 所

様式3 2 31 竹之内発電所 34 猪苗代第一発電所 32 丸守発電所 35 猪苗代第二発電所 33 旧福島県尋常中学校本館 36 開成山の桜

37 開 成 山 公 園 ( 様 式 3-2)