公益財団法人長野市保健医療公社 法人情報

公 益 財 団 法 人 長 野 市 保 健 医 療 公 社 の 法 人 情 報 について 次 のとお 公 開 します 定 款 役 員 名 簿 評 議 員 名 簿 事 業 報 告 及 び 収 支 決 算 成 2 度 事 業 報 告 賃 借 対 照 表 正 味 財 産 増 減 計 算 書 財 務 諸 表 に 対 す 注 記 附 属 明 細 書 財 産 目 録 成 2 度 事 業 報 告 賃 借 対 照 表 正 味 財 産 増 減 計 算 書 財 務 諸 表 に 対 す 注 記 附 属 明 細 書 財 産 目 録 事 業 計 画 及 び 収 支 予 算 成 2 度 事 業 計 画 収 支 予 算 書

公 益 財 団 法 人 長 市 保 健 医 療 公 社 定 款 第 1 章 総 則 称 第 1 条 法 人 公 益 財 団 法 人 長 市 保 健 医 療 公 社 称 務 所 第 2 条 法 人 主 務 所 を 長 県 長 市 置 く 第 2 章 目 的 及 び 業 目 的 第 3 条 法 人 地 域 医 療 機 関 医 療 従 者 連 携 地 域 民 対 高 度 安 心 良 質 医 療 を 提 供 健 康 保 持 公 衆 衛 生 向 上 を 地 域 民 福 祉 向 上 寄 を 目 的 存 期 間 第 3 条 2 法 人 存 期 間 成 28 3 31 日 業 第 4 条 法 人 前 条 目 的 を 成 業 を 行 う 1) 初 期 及 び 救 急 医 療 提 供 2) 急 性 期 疾 患 を 主 体 高 度 医 療 提 供 3) 地 域 医 療 機 関 連 携 実 施 特 定 多 数 紹 介 患 者 診 療 医 療 従 者 研 修 並 び 医 療 機 器 や 病 床 共 利 用 等 4)そ 他 法 人 目 的 を 成 必 要 業 2 前 業 長 県 及 びそ 周 辺 い 行 う 第 3 章 資 産 及 び 会 計 基 財 産 第 5 条 法 人 目 的 あ 業 を 行 う 可 別 表 財 産 法 人 基 財 産 2 基 財 産 法 人 目 的 を 成 善 良 管 理 者 注 意 を 管 理 基 財 産 一 部 を 処 分 う 及 び 基 財 産 除 外 う あ 理 会 及 び 評 議 員 会 承 認 を 要 1

業 度 第 6 条 法 人 業 度 毎 日 始 翌 日 終 わ 業 計 画 及 び 支 予 算 第 7 条 法 人 業 計 画 書 支 予 算 書 資 金 調 及 び 設 備 投 資 見 込 を 記 載 書 類 い 毎 業 度 開 始 日 前 日 理 長 作 成 理 会 承 認 を い を 変 更 場 合 様 2 前 書 類 い 評 議 員 会 報 告 を 主 務 所 当 該 業 度 終 了 間 備 え 置 一 般 閲 覧 供 業 報 告 及 び 決 算 第 8 条 法 人 業 報 告 及 び 決 算 い 毎 業 度 終 了 理 長 書 類 を 作 成 監 監 査 を 上 理 会 承 認 を い 1) 業 報 告 2) 業 報 告 附 属 明 細 書 3) 貸 借 対 照 表 4) 損 益 計 算 書 正 味 財 産 増 減 計 算 書 5) 貸 借 対 照 表 及 び 損 益 計 算 書 正 味 財 産 増 減 計 算 書 附 属 明 細 書 6) 財 産 目 録 2 前 承 認 を 書 類 う 第 1 号 第 3 号 第 4 号 及 び 第 6 号 書 類 い 定 時 評 議 員 会 提 出 第 1 号 書 類 い そ 容 を 報 告 そ 他 書 類 い 承 認 を い 3 第 1 書 類 ほ 書 類 を 主 務 所 5 間 備 え 置 一 般 閲 覧 供 定 款 を 主 務 所 備 え 置 一 般 閲 覧 供 1) 監 査 報 告 2) 理 及 び 監 並 び 評 議 員 簿 3) 理 及 び 監 並 び 評 議 員 報 酬 等 支 給 基 準 を 記 載 書 類 4) 運 営 組 織 及 び 業 活 動 状 況 概 要 及 び 関 数 値 う 要 を 記 載 書 類 公 益 目 的 得 財 産 額 算 定 第 重 条 理 長 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 認 定 等 関 法 施 行 規 則 第 48 条 規 定 基 毎 業 度 当 該 業 度 日 公 益 目 的 得 財 産 額 を 算 定 前 条 第 3 第 4 号 書 類 記 載 会 計 原 則 等 第 10 条 法 人 会 計 一 般 公 正 妥 当 認 公 益 法 人 基 準 そ 他 公 益 法 人 会 計 慣 行 従 う 2

第 4 章 評 議 員 評 議 員 定 数 第 11 条 法 人 評 議 員 上 を 置 く 評 議 員 選 任 及 び 解 任 第 12 条 評 議 員 選 任 及 び 解 任 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 関 法 第 17 重 条 第 1 重 5 条 規 定 従 い 評 議 員 会 い 行 う 2 評 議 員 を 選 任 場 合 各 号 要 件 をい 満 い 1) 各 評 議 員 い イ ヘ 該 当 評 議 員 合 計 数 評 議 員 総 数 3 分 1 を 超 え い あ イ 当 該 評 議 員 及 びそ 配 偶 者 又 3 親 等 親 族 ロ 当 該 評 議 員 婚 姻 届 出 を い い 実 上 婚 姻 関 係 様 情 あ 者 ハ 当 該 評 議 員 使 用 人 ニ ロ 又 ハ 掲 者 外 者 あ 当 該 評 議 員 金 銭 そ 他 財 産 生 計 を 維 持 い ホ ハ 又 ニ 掲 者 配 偶 者 ヘ ロ ニ 掲 者 3 親 等 親 族 あ 者 生 計 を 一 2) 他 一 団 体 公 益 法 人 を 除 く イ ニ 該 当 評 議 員 合 計 数 評 議 員 総 数 3 分 1 を 超 え い あ イ 理 ロ 使 用 人 ハ 当 該 他 一 団 体 理 外 役 員 法 人 い 団 体 表 者 又 管 理 人 定 あ あ そ 表 者 又 管 理 人 又 業 務 を 執 行 社 員 あ 者 ニ 掲 団 体 い そ 職 員 国 会 議 員 及 び 地 方 公 共 団 体 議 会 議 員 を 除 く あ 者 国 機 関 地 方 公 共 団 体 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第 2 条 第 1 規 定 独 立 行 政 法 人 国 立 大 学 法 人 法 第 2 条 第 1 規 定 国 立 大 学 法 人 又 条 第 3 規 定 大 学 共 利 用 機 関 法 人 地 方 独 立 行 政 法 人 法 第 2 条 第 1 規 定 地 方 独 立 行 政 法 人 特 法 人 特 別 法 特 別 設 立 行 為 を 設 立 法 人 あ 総 務 省 設 置 法 第 4 条 第 15 号 規 定 適 用 を をいう 又 認 可 法 人 特 別 法 設 立 そ 設 立 関 行 政 官 庁 認 可 を 要 法 人 をいう 評 議 員 任 期 第 13 条 評 議 員 任 期 選 任 4 終 了 業 度 う 最 終 関 定 時 評 議 員 会 3

終 結 時 2 任 期 満 了 前 退 任 評 議 員 補 選 任 評 議 員 任 期 退 任 評 議 員 任 期 満 了 時 3 評 議 員 第 11 条 定 定 数 足 く 任 期 満 了 又 辞 任 退 任 新 選 任 者 就 任 評 議 員 権 利 義 務 を 評 議 員 報 酬 等 第 14 条 評 議 員 対 間 人 あ 万 を 超 え い 範 評 議 員 会 い 別 定 報 酬 等 支 給 基 準 従 算 定 額 を 報 酬 支 給 第 5 章 評 議 員 会 構 成 第 15 条 評 議 員 会 評 議 員 を 構 成 権 限 第 16 条 評 議 員 会 い 決 議 1) 理 及 び 監 選 任 又 解 任 2) 理 及 び 監 報 酬 等 額 3) 評 議 員 対 報 酬 等 支 給 基 準 4) 貸 借 対 照 表 及 び 損 益 計 算 書 正 味 財 産 増 減 計 算 書 承 認 5) 定 款 変 更 6) 余 財 産 処 分 7) 基 財 産 処 分 又 除 外 承 認 8) そ 他 評 議 員 会 決 議 法 又 定 款 定 開 催 第 17 条 評 議 員 会 定 時 評 議 員 会 毎 度 回 開 催 ほ 必 要 あ 場 合 開 催 招 集 第 18 条 評 議 員 会 法 別 段 定 あ 場 合 を 除 理 会 決 議 基 理 長 招 集 2 評 議 員 理 長 対 評 議 員 会 目 的 あ 及 び 招 集 理 由 を 示 評 議 員 会 招 集 を 請 求 決 議 第 1 重 条 評 議 員 会 決 議 決 議 い 特 別 利 害 関 係 を 評 議 員 を 除 く 評 議 員 過 半 数 出 席 そ 過 半 数 を 行 う 4

2 前 規 定 わ 決 議 決 議 い 特 別 利 害 関 係 を 評 議 員 を 除 く 評 議 員 3 分 2 上 当 多 数 を 行 わ い 1) 監 解 任 2) 評 議 員 対 報 酬 等 支 給 基 準 3) 定 款 変 更 4) 基 財 産 処 分 又 除 外 承 認 5) そ 他 法 定 3 理 又 監 を 選 任 議 案 を 決 議 各 候 補 者 第 1 決 議 を 行 わ い 理 又 監 候 補 者 合 計 数 第 22 条 定 定 数 を 上 回 場 合 過 半 数 賛 成 を 得 候 補 者 中 得 票 数 多 い 定 数 枠 者 を 選 任 決 議 省 略 第 20 条 理 評 議 員 会 目 的 あ い 提 案 場 合 い そ 提 案 い 議 決 わ 評 議 員 全 員 書 面 又 電 磁 的 記 録 意 意 思 表 示 を そ 提 案 を 可 決 旨 評 議 員 会 決 議 あ 議 録 第 21 条 評 議 員 会 議 い 法 定 議 録 を 作 成 2 議 長 及 び 議 録 署 人 前 議 録 記 押 印 第 6 章 役 員 役 員 設 置 第 22 条 法 人 役 員 を 置 く 1) 理 上 9 2) 監 2 理 う 1 を 理 長 理 長 を 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 関 法 上 表 理 3 理 長 外 理 う を 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 関 法 第 9 条 第 第 号 定 業 務 執 行 理 役 員 選 任 第 23 条 理 及 び 監 評 議 員 会 決 議 選 任 2 理 長 及 び 業 務 執 行 理 理 会 決 議 理 中 選 定 3 理 会 決 議 前 条 第 定 範 副 理 長 専 務 理 常 務 理 業 務 を 執 行 理 を 選 任 4 前 副 理 長 専 務 理 常 務 理 業 務 を 執 行 理 を 前 条 第 業 務 執 行 理 5

理 職 務 及 び 権 限 第 24 条 理 理 会 を 構 成 法 及 び 定 款 定 職 務 を 執 行 2 理 長 法 及 び 定 款 定 法 人 を 表 そ 業 務 を 執 行 業 務 執 行 理 理 会 い 別 定 法 人 業 務 を 分 担 執 行 3 理 長 及 び 業 務 執 行 理 毎 業 度 4 箇 を 超 え 間 隔 2 回 上 自 己 職 務 執 行 状 況 を 理 会 報 告 い 監 職 務 及 び 権 限 第 25 条 監 理 職 務 執 行 を 監 査 法 定 監 査 報 告 を 作 成 2 監 い 理 及 び 使 用 人 対 業 報 告 を 求 法 人 業 務 及 び 財 産 状 況 調 査 を 役 員 任 期 第 26 条 理 任 期 選 任 2 終 了 業 度 う 最 終 関 定 時 評 議 員 会 終 結 時 2 監 任 期 選 任 4 終 了 業 度 う 最 終 関 定 時 評 議 員 会 終 結 時 3 補 選 任 理 又 監 任 期 前 任 者 任 期 満 了 時 4 理 又 監 第 22 条 定 定 数 足 く 任 期 満 了 又 辞 任 退 任 新 選 任 者 就 任 理 又 監 権 利 義 務 を 役 員 解 任 第 27 条 理 又 監 い 該 当 評 議 員 会 決 議 解 任 1) 職 務 上 義 務 又 職 務 を 怠 2) 心 身 故 職 務 執 行 支 あ 又 堪 え い 役 員 報 酬 等 第 28 条 理 及 び 監 無 報 酬 評 議 員 会 い 別 定 公 益 財 団 法 人 長 市 保 健 医 療 公 社 役 員 等 報 酬 規 程 従 算 定 額 を 報 酬 支 給 責 任 免 除 又 限 定 第 2 重 条 法 人 役 員 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 関 法 第 1 重 8 条 い 準 用 第 111 条 第 1 賠 償 責 任 い 法 定 要 件 該 当 場 合 理 会 決 議 賠 償 責 任 額 法 定 最 責 任 限 度 額 を 控 除 得 額 を 限 度 免 除 2 法 人 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 関 法 第 115 条 定 外 部 役 員 間 前 賠 償 責 任 い 法 定 要 件 該 当 場 合 賠 償 責 任 額 を 限 定 契 約 を 理 会 決 6

議 締 結 そ 契 約 基 く 賠 償 責 任 限 度 額 金 10 万 法 定 最 責 任 限 度 額 い 高 い 額 構 成 第 7 章 理 会 第 30 条 理 会 理 を 構 成 権 限 第 31 条 理 会 職 務 を 行 う 1) 法 人 業 務 執 行 決 定 2) 理 職 務 執 行 監 督 3) 理 長 及 び 業 務 執 行 理 選 定 及 び 解 職 開 催 第 32 条 理 会 毎 度 5 3 開 催 ほ 必 要 あ 場 合 開 催 招 集 第 33 条 理 会 理 長 招 集 2 理 長 又 理 長 故 あ 各 理 理 会 を 招 集 決 議 第 34 条 理 会 決 議 決 議 い 特 別 利 害 関 係 を 理 を 除 く 理 過 半 数 出 席 そ 過 半 数 を 行 う 2 前 規 定 わ 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 関 法 第 1 重 7 条 い 準 用 法 第 重 6 条 要 件 を 満 理 会 決 議 あ 決 議 省 略 第 35 条 理 理 会 決 議 目 的 あ い 提 案 を 場 合 い そ 提 案 い 議 決 わ 理 全 員 書 面 又 電 磁 的 記 録 意 意 思 表 示 を そ 提 案 を 可 決 旨 理 会 決 議 あ 監 異 議 を 述 そ 限 い 報 告 省 略 第 36 条 理 又 監 理 及 び 監 全 員 対 理 会 報 告 を 通 知 そ を 理 会 報 告 を 要 い 2 前 規 定 第 24 条 第 3 規 定 報 告 適 用 い 議 録 7

第 37 条 理 会 議 い 法 定 議 録 を 作 成 2 出 席 理 長 及 び 監 前 議 録 記 押 印 第 8 章 務 局 設 置 等 第 38 条 法 人 務 を 処 理 務 局 を 設 置 2 務 局 務 局 長 及 び 所 要 職 員 を 置 く 3 務 局 長 理 長 理 会 承 認 を 得 任 免 第 重 章 定 款 変 更 及 び 解 散 定 款 変 更 第 3 重 条 定 款 評 議 員 会 決 議 変 更 2 前 規 定 定 款 第 3 条 及 び 第 4 条 及 び 第 12 条 い 適 用 解 散 第 40 条 法 人 第 3 条 2 定 存 期 間 満 了 及 び 基 財 産 滅 失 法 人 目 的 あ 業 成 能 そ 他 法 定 由 解 散 清 算 人 選 任 第 40 条 2 前 条 規 定 解 散 場 合 清 算 人 を 評 議 員 会 決 議 選 任 清 算 法 人 監 第 40 条 3 清 算 法 人 監 を 置 く 公 益 認 定 消 等 伴 う 贈 第 41 条 法 人 公 益 認 定 消 処 分 を 場 合 又 合 併 法 人 消 滅 場 合 そ 権 利 義 務 を 承 法 人 公 益 法 人 あ を 除 く 評 議 員 会 決 議 を 経 公 益 目 的 得 財 産 額 相 当 額 財 産 を 当 該 公 益 認 定 消 日 又 当 該 合 併 日 1 箇 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 認 定 等 関 法 第 5 条 第 17 号 掲 法 人 又 国 若 く 地 方 公 共 団 体 贈 余 財 産 帰 属 第 42 条 法 人 清 算 を 場 合 い 余 財 産 評 議 員 会 決 議 を 経 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 認 定 等 関 法 第 5 条 第 17 号 掲 法 人 又 国 若 く 地 方 公 共 団 体 贈 第 10 章 公 告 方 法 公 告 方 法 8

第 43 条 法 人 公 告 主 務 所 公 衆 見 や い 場 所 掲 示 方 法 行 う 附 則 1 定 款 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 関 法 及 び 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 認 定 等 関 法 施 行 伴 う 関 係 法 整 備 等 関 法 第 106 条 第 1 定 公 益 法 人 設 立 登 記 日 施 行 2 一 般 社 団 法 人 及 び 一 般 財 団 法 人 関 法 及 び 公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 認 定 等 関 法 施 行 伴 う 関 係 法 整 備 等 関 法 第 106 条 第 1 定 特 例 民 法 法 人 解 散 登 記 公 益 法 人 設 立 登 記 を 行 第 6 条 規 定 わ 解 散 登 記 日 前 日 を 業 度 日 設 立 登 記 日 を 業 度 開 始 日 3 法 人 最 初 表 理 鷲 澤 正 一 附 則 定 款 成 28 3 1 日 施 行 別 表 基 財 産 公 益 目 的 業 を 行 う 可 特 定 財 産 外 第 5 条 関 係 財 産 種 別 場 所 物 等 定 期 預 金,, 重

理 事 計 7 名 公 益 財 団 法 人 長 野 市 保 健 医 療 公 社 役 員 名 簿 成 2 月 2 日 現 在 理 事 長 とう 加 藤 ひ 久 雄 長 野 市 長 副 理 事 長 たけ え 竹 前 と き 紀 樹 長 野 市 民 病 院 病 院 長 副 理 事 長 や わ 宮 澤 ひこ 政 彦 長 野 市 医 師 会 会 長 専 務 理 事 た 田 中 ゆきひろ 幸 長 野 市 保 健 福 祉 部 長 理 事 あ い 浅 井 ん 眞 長 野 市 医 師 会 副 会 長 理 事 た 宗 像 やす ひろ 康 博 長 野 市 民 病 院 上 席 副 院 長 理 事 篠 原 く ひこ 邦 彦 公 益 財 団 法 人 長 野 市 保 健 医 療 公 社 事 務 局 長 ( 兼 ) 長 野 市 民 病 院 事 務 部 長 監 事 計 2 名 監 事 ほ こ 堀 越 ち 倫 世 税 理 士 監 事 こ や 小 林 と ゆき 利 之 長 野 市 会 計 管 理 者

公 益 財 団 法 人 長 野 市 保 健 医 療 公 社 評 議 員 名 簿 成 2 10 月 日 現 在 評 議 員 計 9 名 評 議 員 くろ 黒 田 ひこ 和 彦 長 野 市 副 市 長 評 議 員 こい 小 泉 えい う 栄 正 長 野 市 議 会 議 員 長 野 市 議 会 副 議 長 評 議 員 さわ 寺 沢 さ 長 野 市 議 会 議 員 長 野 市 議 会 福 祉 環 境 委 員 会 委 員 長 評 議 員 釜 田 ひ あ 秀 明 長 野 市 医 師 会 副 会 長 評 議 員 わ 北 川 原 穰 長 野 市 歯 科 医 師 会 会 長 評 議 員 に 谷 あ 憲 昭 長 野 市 薬 剤 師 会 会 長 評 議 員 や 増 山 こうい 幸 一 長 野 市 社 会 福 祉 協 議 会 会 長 評 議 員 原 つ 徹 爾 長 野 信 用 金 庫 理 事 長 評 議 員 ひ 野 もや 智 也 長 野 市 財 政 部 長

平 成 25 年 度 公 益 財 団 法 人 長 野 市 保 健 医 療 公 社 事 業 報 告 1. 公 益 財 団 法 人 へ の 移 行 財 団 法 人 長 野 市 保 健 医 療 公 社 は 2013 年 ( 平 成 25 年 )4 月 1 日 よ り 公 益 財 団 法 人 へ 移 行 い た し ま し た 当 公 社 で は 引 き 続 き 長 野 市 民 病 院 の 指 定 管 理 者 と し て 地 域 の 医 療 機 関 医 療 従 事 者 と の 機 能 分 担 と 連 携 に 努 め な が ら 地 域 住 民 に 対 し て 高 度 で 良 質 か つ 安 全 な 医 療 人 間 味 あ ふ れ る 医 療 を 提 供 す る こ と に よ り 健 康 の 保 持 と 公 衆 衛 生 の 向 上 を 図 り も っ て 地 域 住 民 の 福 祉 の 向 上 に 寄 与 し て ま い り ま す 2. 概 況 社 会 保 障 制 度 改 革 国 民 会 議 に よ っ て 2013 年 ( 平 成 25 年 ) 8 月 に と り ま と め ら れ た 報 告 書 で は 高 齢 化 の 進 展 を 踏 ま え 地 域 完 結 型 医 療 の 推 進 と 医 療 介 護 サ ー ビ ス 提 供 体 制 の 改 革 の 必 要 性 を 説 い て い ま す 具 体 的 に は か か り つ け 医 制 度 の 普 及 を は じ め 急 性 期 医 療 へ の 集 中 的 な 資 源 投 入 と 早 期 の 家 庭 社 会 復 帰 受 け 皿 と な る 地 域 の 病 床 確 保 と 在 宅 医 療 介 護 の ネ ッ ト ワ ー ク 化 と い っ た 改 革 の 方 向 性 の 中 で 病 床 機 能 報 告 制 度 の 導 入 と 地 域 医 療 ビ ジ ョ ン の 策 定 並 び に 医 療 と 介 護 の 連 携 に よ る 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム の 構 築 な ど の 提 言 が な さ れ ま し た こ れ を 受 け て 医 療 法 の 改 正 に よ り 2014 年 ( 平 成 26 年 )10 月 か ら 病 床 機 能 報 告 制 度 が 始 ま り 2015 年 度 ( 平 成 27 年 度 ) 以 降 地 域 医 療 構 想 ( ビ ジ ョ ン ) が 各 都 道 府 県 に お い て 策 定 さ れ る こ と に な り ま し た が 2025 年 ( 平 成 37 年 ) に お け る 医 療 の あ る べ き 姿 を 示 し た 国 の 中 長 期 ビ ジ ョ ン に 従 っ て 患 者 が 状 態 に あ っ た 適 切 な 医 療 を 受 け ら れ る よ う 高 度 急 性 期 急 性 期 回 復 期 慢 性 期 と い う 病 床 の 機 能 分 化 が 強 力 に 進 め ら れ る こ と に な り ま す ま た こ れ に 加 え て 2014 年 度 ( 平 成 26 年 度 ) の 診 療 報 酬 改 定 で は 特 定 集 中 治 療 室 (ICU) 等 の 重 症 病 棟 の 評 価 や 7 対 1 看 護 配 置 の 算 定 要 件 の 見 直 し 等 が 盛 り 込 ま れ 急 性 期 機 能 の 定 義 が 厳 格 化 さ れ た こ と で 今 後 予 想 以 上 の 速 さ で 急 性 期 病 院 の 選 別 淘 汰 が 進 む こ と は 避 け ら れ な い 情 勢 と な っ て い ま す 一 方 地 域 が ん 診 療 連 携 拠 点 病 院 及 び 地 域 医 療 支 援 病 院 に つ い て も 地 域 医 療 の 格 差 是 正 や 診 療 体 制 機 能 等 を 充 実 す る 観 点 か ら 指 定 要 件 及 び 承 認 要 件 の 見 直 し が 行 わ れ ま し た

こ う し た 中 で 長 野 市 民 病 院 は 高 度 急 性 期 病 院 と し て の 生 き 残 り を 図 り 将 来 に わ た っ て 健 全 経 営 を 維 持 し て い く た め に 喫 緊 の 課 題 を 克 服 し 様 々 な 医 療 制 度 改 革 に 素 早 く 適 切 に 対 応 し て い か な け れ ば な ら な い 状 況 に 置 か れ て い ま す 3. 事 業 ( 長 野 市 民 病 院 指 定 管 理 者 事 業 ) (1) 本 年 度 の 重 点 的 な 取 り 組 み 1 が ん を 中 心 と す る 良 質 か つ 高 度 専 門 医 療 の 推 進 2014 年 ( 平 成 26 年 )2 月 1 日 付 け で が ん 治 療 セ ン タ ー を 設 置 し が ん 治 療 体 制 の 強 化 を 図 り ま し た 各 種 治 療 法 に つ い て 見 る と 放 射 線 治 療 で は 放 射 線 治 療 医 を 1 名 増 員 し IMRT( 強 度 変 調 放 射 線 治 療 )に よ る 外 部 照 射 や RALS ( ラ ル ス = 遠 隔 操 作 型 密 封 小 線 源 治 療 ) に よ る 体 内 照 射 な ど 治 療 内 容 の 充 実 を 図 り ま し た ま た 2013 年 ( 平 成 25 年 )4 月 よ り 手 術 用 ロ ボ ッ ト ダ ヴ ィ ン チ ( 遠 隔 操 作 型 内 視 鏡 下 手 術 シ ス テ ム ) に よ る 手 術 を 開 始 し 前 立 腺 が ん に 対 し て 62 例 直 腸 が ん に 対 し て は 県 内 で 初 め て 1 例 を 実 施 い た し ま し た さ ら に は 内 視 鏡 手 術 や 肝 臓 が ん に 対 す る ラ ジ オ 波 焼 灼 ( し ょ う し ゃ く ) 療 法 な ど 良 質 か つ 高 度 で 患 者 に 負 担 の 少 な い 治 療 の 提 供 に 努 め た ほ か 化 学 療 法 や 緩 和 ケ ア の 質 向 上 並 び に が ん 患 者 の 口 腔 ケ ア に も 積 極 的 に 取 り 組 む と と も に が ん 相 談 支 援 や が ん 登 録 に つ い て も 充 実 を 図 り ま し た 2 質 の 高 い 救 急 医 療 の 提 供 救 急 科 医 師 を 2 名 増 員 し 救 急 車 の 受 け 入 れ や 緊 急 治 療 患 者 緊 急 入 院 患 者 へ の 対 応 を 強 化 い た し ま し た ま た 病 床 管 理 を 徹 底 し て 満 床 を 理 由 に 救 急 車 を 断 る こ と が な い よ う 努 め た ほ か 2011 年 度 ( 平 成 23 年 度 ) に 引 き 続 き 大 規 模 災 害 を 想 定 し た エ マ ル ゴ 訓 練 ( 救 急 災 害 医 療 の 机 上 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン 訓 練 ) を 行 う な ど 地 域 救 命 救 急 セ ン タ ー の 取 得 を 目 指 し 救 急 医 療 の 更 な る 体 制 整 備 に 取 り 組 み ま し た 3 手 術 の 診 療 体 制 の 効 率 化 手 術 室 の 運 用 見 直 し に よ り 医 療 ス タ ッ フ の 負 担 軽 減 や 緊 急 手 術 等 の 受 け 入 れ 強 化 が ん 患 者 等 の 手 術 待 ち 日 数 短 縮 な ど 7 室

か ら 8 室 へ 増 設 し た 手 術 室 の 効 率 的 な 運 営 に 努 め た 結 果 延 べ 手 術 件 数 は 4,225 件 ( 前 年 比 108.2% ) う ち 全 身 麻 酔 の 手 術 は 2,816 件 ( 同 104.5% )と な り そ れ ぞ れ 過 去 最 高 を 更 新 い た し ま し た な お 2014 年 度 ( 平 成 26 年 度 ) 中 に は さ ら に 1 室 を 増 設 し て 9 室 体 制 と す る こ と を 意 思 決 定 し 一 層 の 機 能 充 実 に 向 け て 準 備 を 進 め て い ま す 4 機 能 評 価 の 受 審 医 療 の 質 及 び 患 者 サ ー ビ ス の 継 続 的 な 改 善 を 目 的 と し て 日 本 医 療 機 能 評 価 機 構 の 病 院 機 能 評 価 (3rdG:Ver.1.0) の 更 新 受 審 を 行 い 2013 年 ( 平 成 25 年 )12 月 6 日 付 け で 認 定 さ れ ま し た ま た 健 診 サ ー ビ ス の 質 向 上 を 目 的 と し て 新 た に 日 本 人 間 ド ッ ク 学 会 の 人 間 ド ッ ク 健 診 施 設 機 能 評 価 (Ver.3.0)を 受 審 し 2014 年 ( 平 成 26 年 )4 月 26 日 付 で 認 定 を 受 け ま し た (2) 本 年 度 の 事 業 実 績 1 外 来 業 務 本 年 度 も 高 度 急 性 期 病 院 と し て 初 診 患 者 の 紹 介 状 持 参 と か か り つ け 医 等 へ の 逆 紹 介 を 一 層 推 進 し な が ら 接 遇 の 向 上 や 患 者 窓 口 サ ー ビ ス の 充 実 に 取 り 組 み ま し た が ん の 外 来 治 療 に 関 し て は 外 来 化 学 療 法 セ ン タ ー の 20 床 運 用 の 開 始 や 放 射 線 治 療 セ ン タ ー の 常 勤 医 師 2 名 体 制 に よ っ て 更 な る 機 能 強 化 を 図 る と と も に 歯 科 医 師 を 1 名 増 員 し が ん 周 術 期 ( 手 術 放 射 線 治 療 化 学 療 法 等 の 術 前 術 中 術 後 の 期 間 ) の 口 腔 ケ ア を 推 進 い た し ま し た ま た 5 疾 病 の ひ と つ で あ る 糖 尿 病 に 対 し て は 糖 尿 病 療 養 指 導 外 来 を は じ め フ ッ ト ケ ア 外 来 糖 尿 病 透 析 予 防 外 来 等 多 職 種 に よ る 糖 尿 病 ケ ア を 行 い ま し た さ ら に は 患 者 の 多 様 な ニ ー ズ に 応 え リ ン パ 浮 腫 外 来 ス キ ン ケ ア 外 来 並 び に 緩 和 ケ ア 外 来 等 様 々 な 医 療 サ ー ビ ス の 提 供 に 努 め て ま い り ま し た そ の 結 果 延 べ 外 来 患 者 数 は 236,952 人 ( 前 年 比 104.4% ) と な り 一 日 平 均 で は 971 人 と な り ま し た 2 入 院 業 務 高 度 急 性 期 病 院 と し て DPC/PDPS 制 度 ( 医 療 費 包 括 払 い 制 度 ) 並 び に ク リ ニ カ ル パ ス( 疾 病 別 治 療 工 程 管 理 )の 適 切 な 運 用 に 努

め 平 均 在 院 日 数 を 短 縮 し な が ら 新 入 院 患 者 の 増 加 を 図 り 医 療 の 質 向 上 と 収 益 確 保 に 努 め ま し た ま た 手 術 対 象 患 者 の 増 加 や ダ ヴ ィ ン チ 手 術 の 導 入 等 に 対 応 す る た め 手 術 セ ン タ ー の 更 な る 効 率 化 に 取 り 組 ん だ ほ か 土 曜 日 の リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン を 導 入 し て ADL( 日 常 生 活 動 作 ) の 早 期 改 善 を 図 る と と も に NST ( 栄 養 サ ポ ー ト チ ー ム ) RST( 呼 吸 ケ ア ) 緩 和 ケ ア 及 び 口 腔 ケ ア 等 の チ ー ム 医 療 を 一 層 推 進 し 良 質 で 安 全 な 医 療 を 提 供 し て ま い り ま し た さ ら に は エ ン ト ラ ン ス ホ ー ル に 移 設 し た 入 退 院 支 援 セ ン タ ー を 中 心 に 入 退 院 調 整 の 機 能 を 高 め 入 退 院 に 係 る 患 者 サ ー ビ ス の 充 実 を 図 り ま し た そ の 結 果 新 入 院 患 者 数 は 10,255 人 ( 前 年 比 108.7% ) 延 べ 入 院 患 者 数 は 127,102 人 ( 同 95.3% ) 一 日 平 均 で は 348 人 と な り ま し た 3 救 急 医 療 本 年 度 も 原 則 と し て 救 急 搬 送 患 者 を 断 ら な い 方 針 を 徹 底 し な が ら 緊 急 手 術 緊 急 入 院 に 積 極 的 に 対 応 し 24 時 間 365 日 い つ で も 救 急 患 者 を 受 け 入 れ る 体 制 を 維 持 し て ま い り ま し た ま た 救 急 重 症 病 棟 (ICU HCU) 及 び 脳 卒 中 ケ ア ユ ニ ッ ト(SCU) を 効 率 的 に 運 用 す る 中 で 脳 梗 塞 発 症 4.5 時 間 以 内 の t-pa 治 療 ( 血 栓 溶 解 療 法 ) や 四 肢 外 傷 治 療 な ど の 充 実 を 図 っ た ほ か 長 野 市 民 病 院 医 師 会 急 病 セ ン タ ー に よ る 夜 間 初 期 救 急 医 療 の 提 供 や 救 急 隊 と の 定 期 的 な 症 例 検 討 会 の 開 催 等 に よ っ て 地 域 の 救 急 医 療 を 支 え る 基 幹 病 院 と し て の 役 割 を 果 た し て ま い り ま し た そ の 結 果 延 べ 救 急 患 者 数 は 20,629 人 ( 前 年 比 105.5% ) 一 日 平 均 で は 56.5 人 と な り そ の う ち 延 べ 休 日 夜 間 救 急 患 者 数 は 15,434 人 ( 同 102.2% ) 一 日 平 均 で は 42.3 人 と な り ま し た ま た 救 急 搬 送 さ れ た 延 べ 患 者 数 は 過 去 最 高 の 4,260 人 ( 同 105.2% ) 一 日 平 均 で は 11.7 人 と な り ヘ リ コ プ タ ー で 搬 送 さ れ た 患 者 数 は 46 人 ( 同 95.8% ) と な り ま し た 4 地 域 連 携 か か り つ け 医 等 と の 密 接 な 連 携 を 図 り な が ら 紹 介 患 者 の 更 な る 受 け 入 れ と 後 方 連 携 の 強 化 に 努 め る と と も に 5 大 が ん を は じ め と す る 地 域 連 携 ク リ ニ カ ル パ ス ( 地 域 医 療 機 関 と 連 携 し た 疾 病 別 治 療 工 程 管 理 ) の 勉 強 会 を 9 回 開 催 し 円 滑 な 運 用 と 適 用 拡 大 に 取 り 組 ん で ま い り ま し た

そ の 結 果 紹 介 件 数 は 14,672 件 ( 前 年 比 103.7% ) 逆 紹 介 件 数 は 11,845 件 ( 同 123.7% )と な り 前 年 度 に 引 き 続 き 過 去 最 高 を 更 新 し ま し た な お 2014 年 度 ( 平 成 26 年 度 ) よ り 地 域 医 療 支 援 病 院 の 承 認 要 件 が 厳 格 化 さ れ ま し た が 新 し い 要 件 で 計 算 し た 紹 介 率 は 65.9% 逆 紹 介 率 は 66.1% と な り 紹 介 率 65% 以 上 か つ 逆 紹 介 率 40% 以 上 の 新 基 準 を 満 た す こ と が で き ま し た 5 相 談 支 援 地 域 医 療 連 携 室 内 に 設 置 さ れ て い る 患 者 サ ポ ー ト セ ン タ ー に お い て 患 者 や そ の 家 族 か ら 寄 せ ら れ る 疾 病 及 び 診 療 に 関 す る 質 問 あ る い は 生 活 上 入 院 上 の 不 安 な ど 専 任 の 相 談 員 が 対 応 し た 相 談 件 数 は 1,030 件 と な り ま し た ま た 緩 和 ケ ア が ん 相 談 支 援 セ ン タ ー に お い て は が ん 診 療 に 関 す る 適 切 な 情 報 提 供 を 行 い な が ら が ん 患 者 や そ の 家 族 が 抱 え る 身 体 的 精 神 的 社 会 的 苦 痛 な ど に 対 す る 相 談 2,480 件 に 対 応 す る と と も に 働 く 世 代 の 就 労 支 援 に つ い て も 271 件 の 相 談 に 応 じ ま し た 6 健 診 業 務 1 日 30 人 体 制 を 維 持 し な が ら 積 極 的 に 受 診 者 獲 得 に 努 め た 結 果 延 べ 人 間 ド ッ ク 受 診 者 数 は 7,143 人 ( 前 年 比 103.0% ) と な り ま し た オ プ シ ョ ン 検 査 に つ い て は 肺 が ん CT 検 診 婦 人 科 検 診 及 び 乳 が ん 検 診 等 に つ い て 充 実 を 図 っ た ほ か 2014 年 ( 平 成 26 年 )2 月 よ り 脳 MRI 検 診 を 導 入 い た し ま し た な お 第 三 者 評 価 に よ り 健 診 サ ー ビ ス の 質 改 善 を 図 る た め 人 間 ド ッ ク 健 診 施 設 機 能 評 価 を 受 審 し 新 た に 認 定 を 受 け ま し た 7 訪 問 看 護 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム の 構 築 に 向 け て ま す ま す 訪 問 看 護 の 重 要 性 が 高 ま る 中 2013 年 ( 平 成 25 年 )4 月 1 日 の 公 益 法 人 移 行 に 合 わ せ 訪 問 看 護 ス テ ー シ ョ ン 事 業 を 公 社 の 独 自 事 業 か ら 長 野 市 民 病 院 の 事 業 に 移 管 い た し ま し た 本 年 度 は 急 性 期 の 後 方 支 援 に 重 き を 置 き 看 護 師 6 名 体 制 で 取 り 組 ん だ 結 果 月 平 均 の 利 用 者 は 74.7 人 で 訪 問 件 数 は 一 人 当 た り 月 平 均 4.8 回 と な り 延 べ 訪 問 件 数 は 4,193 件 ( 前 年 比 89.9% ) と な り ま し た そ の う ち 介 護 保 険 の 利 用 者 は 月 平 均 で 49.5 人 延 べ 訪 問 件 数 は 2,572 件 ( 同 84.4% ) と な り ま し た

8 医 療 関 係 者 の 研 修 地 域 が ん 診 療 連 携 拠 点 病 院 及 び 地 域 医 療 支 援 病 院 と し て が ん 診 療 公 開 講 座 北 信 緩 和 ケ ア セ ミ ナ ー が ん 寺 子 屋 勉 強 会 CPC ( 臨 床 病 理 検 討 会 ) ICLS や ACLS と い っ た 蘇 生 ト レ ー ニ ン グ コ ー ス な ど 地 域 の 医 療 従 事 者 を 対 象 と し た 様 々 な 研 修 会 を 開 催 い た し ま し た 9 地 域 住 民 の 啓 発 ア 市 民 健 康 講 座 の 開 催 生 活 習 慣 病 な ど の 保 健 医 療 に 関 す る 情 報 を 提 供 し 地 域 住 民 の 医 療 と 福 祉 の 増 進 に 寄 与 す る た め 第 18 回 第 19 回 第 20 回 の 市 民 健 康 講 座 を 開 催 い た し ま し た イ 公 衆 衛 生 だ よ り の 発 行 公 衆 衛 生 だ よ り ふ れ 愛 第 31 号 第 32 号 第 33 号 を 市 内 全 戸 へ 回 覧 い た し ま し た ウ 看 護 師 等 に よ る 出 前 講 座 の 実 施 地 域 住 民 へ の 保 健 衛 生 に 関 す る 啓 発 や 情 報 提 供 を 目 的 と し て 看 護 師 等 に よ る 講 演 会 や 実 技 指 導 を 延 べ 39 回 実 施 い た し ま し た 4. 財 政 状 況 (1) 公 益 目 的 事 業 会 計 の 財 政 状 況 事 業 収 益 118 億 1,374 万 2,858 円 に 対 し て 事 業 費 用 118 億 1,374 万 2,858 円 で 収 支 同 額 の 決 算 と な り ま し た 収 益 は す べ て 長 野 市 か ら の 交 付 金 収 入 で 診 療 報 酬 交 付 金 118 億 1,374 万 2,858 円 と な り ま し た 医 業 費 用 は 材 料 費 31 億 2,488 万 3,845 円 ( 診 療 報 酬 比 26.5% ) 給 与 費 62 億 3,536 万 3,156 円 ( 同 52.8% ) 委 託 費 7 億 1,536 万 4,266 円 ( 同 6.1% ) 設 備 関 係 費 6 億 3,945 万 7,232 円 ( 同 5.4% ) 研 究 研 修 費 7,293 万 8,489 円 ( 同 0.6% ) 経 費 5 億 7,254 万 4,973 円 ( 同 4.8% ) と な り ま し た さ ら に そ の 他 費 用 と し て 指 定 管 理 者 の 協 定 上 長 野 市 病 院 事 業 会 計 へ 支 払 義 務 の 発 生 す る 指 定 管 理 者 負 担 金 3 億 9,840 万 8,013 円 共 通 経 費 負 担 金 5,478 万 2,884 円 を 支 払 い ま し た

な お 長 野 市 病 院 事 業 会 計 で は 2 億 8,447 万 9,221 円 の 黒 字 決 算 と な り 累 積 欠 損 金 額 は 17 億 8,822 万 2,038 円 と な り ま し た (2) 法 人 会 計 の 財 政 状 況 主 た る 収 入 源 は 基 本 財 産 か ら 生 ず る 利 息 収 入 で あ り 当 期 収 入 合 計 60 万 500 円 に 対 し て 当 期 支 出 合 計 64 万 4,742 円 の 決 算 と な り ま し た そ の 結 果 当 期 収 支 差 額 は 4 万 4,242 円 の 赤 字 と な り 前 期 か ら の 繰 越 剰 余 金 573 万 5,410 円 と の 差 額 の 569 万 1,168 円 を 次 期 へ 繰 り 越 す こ と に な り ま し た 5. 法 人 形 態 の 検 討 長 野 市 民 病 院 の 経 営 形 態 の 在 り 方 に 関 し 地 方 独 立 行 政 法 人 を 最 適 と す る 旨 の 意 見 書 が 長 野 市 民 病 院 経 営 委 員 会 か ら 長 野 市 長 宛 に 提 出 さ れ ま し た 今 後 は 長 野 市 に お い て 地 方 独 立 行 政 法 人 化 を 視 野 に 入 れ た 具 体 的 な 検 討 が 進 む こ と に な り ま す が 公 社 に お い て も 長 野 市 民 病 院 の 高 度 急 性 期 機 能 の 充 実 及 び 公 的 医 療 機 関 と し て の 安 心 安 全 な 医 療 の 提 供 な ど の 視 点 か ら よ り 適 し た 法 人 の 在 り 方 に つ い て 検 討 し て ま い り ま す

貸 借 対 照 表 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金 995,218,632 未 収 金 427,395,712 医 薬 品 41,859,927 診 療 材 料 28,740,803 前 払 費 用 2,428,251 その 他 流 動 資 産 26,569,822 流 動 資 産 合 計 1,522,213,147 2. 固 定 資 産 (1) 基 本 財 産 基 本 財 産 預 金 300,000,000 基 本 財 産 合 計 300,000,000 (2) 特 定 資 産 退 職 給 付 引 当 資 産 1,788,789,172 特 定 資 産 合 計 1,788,789,172 (3)その 他 固 定 資 産 リース 資 産 1,254,756,044 減 価 償 却 累 計 額 371,548,254 その 他 固 定 資 産 127,200,000 その 他 固 定 資 産 合 計 1,010,407,790 固 定 資 産 合 計 3,099,196,962 資 産 合 計 4,621,410,109 ( 単 位 : 円 )

科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 Ⅱ 負 債 の 部 1. 流 動 負 債 買 掛 金 427,738,478 未 払 金 857,096,373 預 り 金 65,003,622 賞 与 引 当 金 278,958,190 リース 債 務 200,250,816 流 動 負 債 合 計 1,829,047,479 2. 固 定 負 債 退 職 給 付 引 当 金 1,788,789,172 リース 債 務 697,882,290 固 定 負 債 合 計 負 債 合 計 2,486,671,462 4,315,718,941 Ⅲ 正 味 財 産 の 部 1. 一 般 正 味 財 産 305,691,168 (うち 基 本 財 産 への 充 当 額 ) (300,000,000) 正 味 財 産 合 計 負 債 及 び 正 味 財 産 合 計 305,691,168 4,621,410,109 ( 注 ) 当 事 業 年 度 から 公 益 法 人 会 計 基 準 ( 平 成 20 年 4 月 11 日 平 成 21 年 10 月 16 日 改 正 内 閣 府 公 益 認 定 等 委 員 会 )を 採 用 しているため 前 年 度 欄 及 び 増 減 額 は 空 欄 としています

貸 借 対 照 表 内 訳 表 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 ( 単 位 : 円 ) 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金 989,707,464 5,511,168 995,218,632 未 収 金 427,215,712 180,000 427,395,712 医 薬 品 41,859,927 41,859,927 診 療 材 料 28,740,803 28,740,803 前 払 費 用 2,428,251 2,428,251 その 他 流 動 資 産 26,569,822 26,569,822 流 動 資 産 合 計 1,516,521,979 5,691,168 0 1,522,213,147 2. 固 定 資 産 (1) 基 本 財 産 基 本 財 産 預 金 300,000,000 300,000,000 基 本 財 産 合 計 0 300,000,000 0 300,000,000 (2) 特 定 資 産 退 職 給 付 引 当 資 産 1,788,784,172 5,000 1,788,789,172 特 定 資 産 合 計 1,788,784,172 5,000 0 1,788,789,172 (3)その 他 固 定 資 産 リース 資 産 1,254,756,044 1,254,756,044 減 価 償 却 累 計 額 371,548,254 371,548,254 その 他 固 定 資 産 127,200,000 127,200,000 その 他 固 定 資 産 合 計 1,010,407,790 0 0 1,010,407,790 固 定 資 産 合 計 2,799,191,962 300,005,000 0 3,099,196,962 資 産 合 計 4,315,713,941 305,696,168 0 4,621,410,109

科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅱ 負 債 の 部 1. 流 動 負 債 買 掛 金 427,738,478 427,738,478 未 払 金 857,096,373 857,096,373 預 り 金 65,003,622 65,003,622 賞 与 引 当 金 278,958,190 278,958,190 リース 債 務 200,250,816 200,250,816 流 動 負 債 合 計 1,829,047,479 0 0 1,829,047,479 2. 固 定 負 債 退 職 給 付 引 当 金 1,788,784,172 5,000 1,788,789,172 リース 債 務 697,882,290 697,882,290 固 定 負 債 合 計 2,486,666,462 5,000 0 2,486,671,462 負 債 合 計 4,315,713,941 5,000 0 4,315,718,941 Ⅲ 正 味 財 産 の 部 1. 一 般 正 味 財 産 305,691,168 305,691,168 (うち 基 本 財 産 への 充 当 額 ) (300,000,000) (300,000,000) 正 味 財 産 合 計 0 305,691,168 0 305,691,168 負 債 及 び 正 味 財 産 合 計 4,315,713,941 305,696,168 0 4,621,410,109

Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 1 基 本 財 産 運 用 益 600,000 基 本 財 産 運 用 益 600,000 2 雑 収 益 500 雑 収 益 500 3 診 療 報 酬 交 付 金 11,813,742,858 経 常 収 益 計 科 目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 平 成 25 年 4 月 1 日 から 平 成 26 年 3 月 31 日 まで 診 療 報 酬 交 付 金 11,813,742,858 ( 単 位 : 円 ) 当 年 度 前 年 度 増 減 11,814,343,358

科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 (2) 経 常 費 用 1) 事 業 費 1 材 料 費 3,124,883,845 医 薬 品 費 1,643,009,245 診 療 材 料 費 1,470,844,846 給 食 用 材 料 費 8,892,122 医 療 消 耗 器 具 備 品 費 2,137,632 2 給 与 費 6,235,363,156 給 料 手 当 3,863,940,652 賞 与 609,580,711 賞 与 引 当 金 繰 入 額 278,948,190 退 職 給 付 費 用 361,814,998 賃 金 445,984,617 法 定 福 利 費 675,093,988 3 委 託 費 715,364,266 委 託 費 715,364,266 4 設 備 関 係 費 639,457,232 器 機 賃 借 料 178,808,778 修 繕 費 145,687,793 器 機 保 守 料 121,205,538 車 両 関 係 費 2,757,740 減 価 償 却 費 190,997,383 5 研 究 研 修 費 72,938,489 研 究 費 22,388,658 研 修 費 50,549,831

科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 6 経 費 572,544,973 福 利 厚 生 費 95,597,800 旅 費 交 通 費 15,502,622 職 員 被 服 費 16,099,789 通 信 運 搬 費 19,090,726 広 告 宣 伝 費 16,776,340 印 刷 製 本 費 10,224,223 消 耗 品 費 50,650,228 消 耗 器 具 備 品 費 16,784,351 会 議 費 913,574 水 道 光 熱 費 284,432,800 保 険 料 12,089,850 交 際 費 1,753,468 諸 会 費 365,120 支 払 手 数 料 31,396,672 租 税 公 課 295,600 雑 費 571,810 7 指 定 管 理 者 負 担 金 398,408,013 指 定 管 理 者 負 担 金 398,408,013 8 共 通 経 費 負 担 金 54,782,884 共 通 経 費 負 担 金 54,782,884 事 業 費 合 計 11,813,742,858

科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 2) 管 理 費 1 給 与 費 285,230 役 員 報 酬 100,230 給 料 手 当 130,000 賞 与 20,000 賞 与 引 当 金 繰 入 額 10,000 退 職 給 付 費 用 5,000 法 定 福 利 費 20,000 2 経 費 359,512 旅 費 交 通 費 30,000 会 議 費 5,040 保 険 料 160,000 印 刷 製 本 費 157,972 雑 費 6,500 管 理 費 合 計 経 常 費 用 計 644,742 11,814,387,600 当 期 経 常 増 減 額 44,242 2 経 常 外 増 減 の 部 (1) 経 常 外 収 益 経 常 外 収 益 計 0 (2) 経 常 外 費 用 経 常 外 費 用 計 0 当 期 経 常 外 増 減 額 0 当 期 一 般 正 味 財 産 増 減 額 44,242 一 般 正 味 財 産 期 首 残 高 305,735,410 一 般 正 味 財 産 期 末 残 高 305,691,168 Ⅱ 正 味 財 産 期 末 残 高 305,691,168 ( 注 ) 当 事 業 年 度 から 公 益 法 人 会 計 基 準 ( 平 成 20 年 4 月 11 日 平 成 21 年 10 月 16 日 改 正 内 閣 府 公 益 認 定 等 委 員 会 )を 採 用 しているため 前 年 度 欄 及 び 増 減 額 は 空 欄 としています

Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 科 目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 内 訳 表 平 成 25 年 4 月 1 日 から 平 成 26 年 3 月 31 日 まで ( 単 位 : 円 ) 公 益 目 的 事 業 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 1 基 本 財 産 運 用 益 0 600,000 0 600,000 基 本 財 産 運 用 益 600,000 600,000 2 雑 収 益 0 500 0 500 雑 収 益 500 500 3 診 療 報 酬 交 付 金 11,813,742,858 0 0 11,813,742,858 経 常 収 益 計 診 療 報 酬 交 付 金 11,813,742,858 11,813,742,858 11,813,742,858 600,500 0 11,814,343,358

科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 (2) 経 常 費 用 1) 事 業 費 1 材 料 費 3,124,883,845 0 0 3,124,883,845 医 薬 品 費 1,643,009,245 1,643,009,245 診 療 材 料 費 1,470,844,846 1,470,844,846 給 食 用 材 料 費 8,892,122 8,892,122 医 療 消 耗 器 具 備 品 費 2,137,632 2,137,632 2 給 与 費 6,235,363,156 0 0 6,235,363,156 給 料 手 当 3,863,940,652 3,863,940,652 賞 与 609,580,711 609,580,711 賞 与 引 当 金 繰 入 額 278,948,190 278,948,190 退 職 給 付 費 用 361,814,998 361,814,998 賃 金 445,984,617 445,984,617 法 定 福 利 費 675,093,988 675,093,988 3 委 託 費 715,364,266 0 0 715,364,266 委 託 費 715,364,266 715,364,266 4 設 備 関 係 費 639,457,232 0 0 639,457,232 器 機 賃 借 料 178,808,778 178,808,778 修 繕 費 145,687,793 145,687,793 器 機 保 守 料 121,205,538 121,205,538 車 両 関 係 費 2,757,740 2,757,740 減 価 償 却 費 190,997,383 190,997,383 5 研 究 研 修 費 72,938,489 0 0 72,938,489 研 究 費 22,388,658 22,388,658 研 修 費 50,549,831 50,549,831

科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 6 経 費 572,544,973 0 0 572,544,973 福 利 厚 生 費 95,597,800 95,597,800 旅 費 交 通 費 15,502,622 15,502,622 職 員 被 服 費 16,099,789 16,099,789 通 信 運 搬 費 19,090,726 19,090,726 広 告 宣 伝 費 16,776,340 16,776,340 印 刷 製 本 費 10,224,223 10,224,223 消 耗 品 費 50,650,228 50,650,228 消 耗 器 具 備 品 費 16,784,351 16,784,351 会 議 費 913,574 913,574 水 道 光 熱 費 284,432,800 284,432,800 保 険 料 12,089,850 12,089,850 交 際 費 1,753,468 1,753,468 諸 会 費 365,120 365,120 支 払 手 数 料 31,396,672 31,396,672 租 税 公 課 295,600 295,600 雑 費 571,810 571,810 7 指 定 管 理 者 負 担 金 398,408,013 0 0 398,408,013 指 定 管 理 者 負 担 金 398,408,013 398,408,013 8 共 通 経 費 負 担 金 54,782,884 0 0 54,782,884 共 通 経 費 負 担 金 54,782,884 54,782,884 事 業 費 合 計 11,813,742,858 0 0 11,813,742,858

科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 2) 管 理 費 1 給 与 費 0 285,230 0 285,230 役 員 報 酬 100,230 100,230 給 料 手 当 130,000 130,000 賞 与 20,000 20,000 賞 与 引 当 金 繰 入 額 10,000 10,000 退 職 給 付 費 用 5,000 5,000 法 定 福 利 費 20,000 20,000 2 経 費 0 359,512 0 359,512 旅 費 交 通 費 30,000 30,000 会 議 費 5,040 5,040 保 険 料 160,000 160,000 印 刷 製 本 費 157,972 157,972 雑 費 6,500 6,500 管 理 費 合 計 0 644,742 0 644,742 経 常 費 用 計 11,813,742,858 644,742 0 11,814,387,600 当 期 経 常 増 減 額 0 44,242 0 44,242 2 経 常 外 増 減 の 部 0 (1) 経 常 外 収 益 0 経 常 外 収 益 計 0 0 0 0 (2) 経 常 外 費 用 0 経 常 外 費 用 計 0 0 0 0 当 期 経 常 外 増 減 額 0 0 0 0 当 期 一 般 正 味 財 産 増 減 額 0 44,242 0 44,242 一 般 正 味 財 産 期 首 残 高 0 305,735,410 0 305,735,410 一 般 正 味 財 産 期 末 残 高 0 305,691,168 0 305,691,168 Ⅱ 正 味 財 産 期 末 残 高 0 305,691,168 0 305,691,168

財 務 諸 表 に 対 す る 注 記 平 成 25 年 度 から 公 益 法 人 会 計 基 準 ( 平 成 20 年 4 月 11 日 平 成 21 年 10 月 16 日 改 正 内 閣 府 公 益 認 定 等 委 員 会 )を 採 用 している 1 重 要 な 会 計 方 針 (1) 棚 卸 資 産 の 評 価 基 準 及 び 評 価 方 法 医 薬 品 診 療 材 料 : 最 終 仕 入 原 価 法 に 基 づく 原 価 法 ( 貸 借 対 照 表 価 額 については 収 益 性 の 低 下 に 基 づく 簿 価 切 下 げの 方 法 ) (2) 固 定 資 産 の 減 価 償 却 の 方 法 リース 資 産 : 所 有 権 移 転 外 ファイナンス リース 取 引 に 係 るリース 資 産 は リース 期 間 を 耐 用 年 数 とし 残 存 価 額 を 零 とする 定 額 法 を 採 用 している なお 所 有 権 移 転 外 ファイナンス リース 取 引 のうち 平 成 20 年 3 月 31 日 以 前 のものについては 通 常 の 賃 貸 借 取 引 に 係 る 方 法 に 準 じた 会 計 処 理 によっている (3) 引 当 金 の 計 上 基 準 1 賞 与 引 当 金 職 員 の 賞 与 の 支 払 いに 備 えて 賞 与 支 給 見 込 額 の 当 事 業 年 度 負 担 額 を 計 上 している 2 退 職 給 付 引 当 金 職 員 の 退 職 給 付 に 備 えるため 当 事 業 年 度 末 における 退 職 給 付 債 務 の 見 込 額 に 基 づき 計 上 している 会 計 基 準 変 更 時 差 異 については 定 額 法 により12 年 で 費 用 処 理 している 数 理 計 算 上 の 差 異 については その 発 生 時 の 従 業 員 の 平 均 残 存 勤 務 期 間 以 内 の 一 定 の 年 数 (10 年 )による 定 額 法 により 按 分 した 額 をそれぞれ 発 生 の 翌 事 業 年 度 から 費 用 処 理 している (4) 消 費 税 等 の 会 計 処 理 消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 の 会 計 処 理 は 税 込 方 式 によっている 2 基 本 財 産 及 び 特 定 資 産 の 増 減 額 及 びその 残 高 基 本 財 産 及 び 特 定 資 産 の 増 減 額 及 びその 残 高 は 次 のとおりである ( 単 位 : 円 ) 科 目 前 期 末 残 高 当 期 増 加 額 当 期 減 少 額 当 期 末 残 高 基 本 財 産 特 定 資 産 基 本 財 産 預 金 小 計 退 職 給 付 引 当 資 産 合 計 300,000,000 300,000,000 1,502,136,200 286,652,972 小 計 1,502,136,200 286,652,972 1,802,136,200 286,652,972 0 0 0 0 0 0 0 300,000,000 300,000,000 1,788,789,172 1,788,789,172 2,088,789,172

3 基 本 財 産 及 び 特 定 資 産 の 財 源 等 の 内 訳 基 本 財 産 及 び 特 定 資 産 の 財 源 等 の 内 訳 は 次 のとおりである ( 単 位 : 円 ) 科 目 当 期 末 残 高 (うち 指 定 正 味 財 産 からの 充 当 額 ) (うち 一 般 正 味 財 産 からの 充 当 額 ) (うち 負 債 に 対 応 する 額 ) 基 本 財 産 基 本 財 産 預 金 300,000,000 (0) (300,000,000) 小 計 300,000,000 (0) (300,000,000) 特 定 資 産 退 職 給 付 引 当 資 産 1,788,789,172 (0) (0) (1,788,789,172) 小 計 1,788,789,172 (0) (0) (1,788,789,172) 合 計 2,088,789,172 (0) (300,000,000) (1,788,789,172) 4 関 連 当 事 者 との 取 引 の 内 容 関 連 当 事 者 との 取 引 の 内 容 は 次 のとおりである 種 類 支 配 法 人 法 人 等 の 名 称 長 野 市 住 所 長 野 県 長 野 市 資 産 総 額 ( 単 位 : 千 円 ) 1,262,680,000 事 業 の 内 容 又 は 職 業 長 野 市 行 政 議 決 権 の 所 有 割 合 役 員 の 兼 務 等 役 員 3 名 関 係 内 容 事 業 上 の 関 係 取 引 の 内 容 診 療 報 酬 交 付 金 の 受 領 長 野 市 民 病 院 の 運 指 定 管 理 者 負 営 管 理 担 金 の 支 払 の 受 託 共 通 経 費 負 担 金 の 支 払 取 引 金 額 ( 単 位 : 円 ) 11,813,742,858 398,408,013 54,782,884 ( 取 引 条 件 及 び 取 引 条 件 の 決 定 方 針 等 ) 1. 上 記 金 額 のうち 指 定 管 理 者 負 担 金 及 び 未 払 金 には 消 費 税 等 が 含 まれております 2. 診 療 報 酬 交 付 金 については 保 険 診 療 等 に 基 づく 診 療 報 酬 等 の 金 額 と 同 額 に 決 定 しております 3. 指 定 管 理 者 負 担 金 については 当 法 人 の 公 益 目 的 事 業 会 計 の 当 期 一 般 正 味 財 産 増 減 額 が0となる 金 額 に 決 定 しております 4. 共 通 経 費 負 担 金 については 長 野 市 病 院 事 業 会 計 が 納 付 すべき 消 費 税 等 の 金 額 と 同 額 に 決 定 しております 科 目 未 収 金 未 払 金 未 払 金 期 末 残 高 ( 単 位 : 円 ) 419,828,858 398,408,013 54,782,884 5 重 要 な 後 発 事 象 該 当 する 事 項 はありません

6 その 他 の 資 産 負 債 および 正 味 財 産 の 状 態 ならびに 正 味 財 産 増 減 の 状 況 を 明 らかにするために 必 要 な 事 項 (1) 退 職 給 付 関 係 1 採 用 している 退 職 給 付 制 度 の 概 要 確 定 給 付 型 の 制 度 として 退 職 一 時 金 制 度 を 採 用 している 2 退 職 給 付 債 務 及 びその 内 訳 ( 単 位 : 円 ) 1 退 職 給 付 債 務 2,636,342,783 2 会 計 基 準 変 更 時 差 異 の 未 処 理 額 666,812,623 3 未 認 識 数 理 計 算 上 の 差 異 180,740,988 4 退 職 給 付 引 当 金 (1+2+3) 1,788,789,172 3 退 職 給 付 費 用 に 関 する 事 項 ( 単 位 : 円 ) 1 勤 務 費 用 258,912,152 2 利 息 費 用 19,243,673 3 会 計 基 準 変 更 時 差 異 償 却 費 用 66,681,263 4 数 理 計 算 上 の 差 異 償 却 費 用 16,982,910 5 退 職 給 付 費 用 (1+2+3+4) 361,819,998 4 退 職 給 付 債 務 等 の 計 算 の 基 礎 に 関 する 事 項 退 職 給 付 見 込 額 の 期 間 配 分 方 法 期 間 定 額 基 準 割 引 率 数 理 計 算 上 の 差 異 の 処 理 年 数 0.8% 会 計 基 準 変 更 時 差 異 の 処 理 年 数 12 年 10 年 ( 各 事 業 年 度 の 発 生 時 にお ける 職 員 の 平 均 残 存 勤 務 期 間 以 内 の 一 定 の 年 数 による 定 額 法 により 按 分 した 額 をそれぞれ 発 生 の 翌 事 業 年 度 から 費 用 処 理 し ている )

附 属 明 細 書 1 基 本 財 産 及 び 特 定 資 産 の 明 細 基 本 財 産 及 び 特 定 資 産 について 財 務 諸 表 の 注 記 2 基 本 財 産 及 び 特 定 資 産 の 増 減 額 及 びその 残 高 に 記 載 して いるため 省 略 します 2 引 当 金 の 明 細 ( 単 位 : 円 ) 科 目 期 首 残 高 当 期 増 加 額 当 期 減 少 額 目 的 使 用 その 他 期 末 残 高 賞 与 引 当 金 270,781,324 278,958,190 270,781,324 0 278,958,190 退 職 給 付 引 当 金 1,502,136,200 361,819,998 75,167,026 0 1,788,789,172

貸 借 対 照 表 科 目 財 産 目 録 平 成 26 年 3 月 31 日 現 在 場 所 物 量 等 使 用 目 的 等 金 額 ( 単 位 : 円 ) ( 流 動 資 産 ) 現 金 手 元 保 管 運 転 資 金 として 3,864,037 普 通 預 金 八 十 二 銀 行 朝 陽 支 店 無 利 息 普 通 預 金 525,904,315 八 十 二 銀 行 朝 陽 支 店 普 通 預 金 250,239,452 運 転 資 金 として 長 野 信 用 金 庫 古 里 支 店 定 期 預 金 4,000,000 長 野 県 信 用 組 合 古 牧 支 店 定 期 預 金 211,210,828 未 収 金 長 野 市 からの 未 収 額 診 療 報 酬 交 付 金 等 収 益 419,828,858 職 員 互 助 組 織 等 からの 未 収 額 他 会 計 分 給 与 立 替 7,386,854 銀 行 からの 未 収 額 預 金 未 収 利 息 180,000 医 薬 品 貯 蔵 品 医 薬 品 棚 卸 額 41,859,927 診 療 材 料 貯 蔵 品 診 療 材 料 棚 卸 額 28,740,803 前 払 費 用 保 険 料 家 賃 他 前 払 保 険 料 研 修 医 宿 舎 前 払 家 賃 他 2,428,251 その 他 流 動 資 産 医 学 生 看 護 学 生 への 修 学 資 金 貸 与 額 他 看 護 師 修 学 資 金 貸 与 額 のうち1 年 以 内 に 免 除 する 額 他 26,569,822 流 動 資 産 合 計 1,522,213,147

貸 借 対 照 表 科 目 場 所 物 量 等 使 用 目 的 等 金 額 ( 固 定 資 産 ) 基 本 財 産 基 本 財 産 預 金 八 十 二 銀 行 朝 陽 支 店 定 期 預 金 200,000,000 財 団 法 人 の 基 本 運 営 資 金 長 野 信 用 金 庫 古 里 支 店 定 期 預 金 100,000,000 特 定 資 産 退 職 給 付 引 当 資 産 八 十 二 銀 行 朝 陽 支 店 定 期 預 金 550,000,000 長 野 信 用 金 庫 古 里 支 店 定 期 預 金 650,000,000 職 員 に 対 する 退 職 金 の 支 払 いに 備 えた 積 立 資 産 ながの 農 協 長 野 平 支 所 定 期 預 金 500,000,000 長 野 県 信 用 組 合 古 牧 支 店 定 期 預 金 88,789,172 その 他 固 定 資 産 リース 資 産 院 内 1,254,756,044 病 院 内 で 使 用 する 什 器 備 品 及 びソフトウェア 減 価 償 却 累 計 額 減 価 償 却 累 計 額 371,548,254 その 他 固 定 資 産 医 学 生 看 護 学 生 への 資 金 貸 与 額 医 師 看 護 師 修 学 資 金 貸 与 額 のうち1 年 を 超 えた 将 来 に 免 除 する 額 他 127,200,000 固 定 資 産 合 計 3,099,196,962 資 産 合 計 4,621,410,109

貸 借 対 照 表 科 目 場 所 物 量 等 使 用 目 的 等 金 額 ( 単 位 : 円 ) ( 流 動 負 債 ) 買 掛 金 取 引 先 に 対 する 未 払 金 事 業 に 供 する 業 務 の 未 払 額 427,738,478 未 払 金 給 与 に 係 る 未 払 金 翌 月 支 給 分 給 与 退 職 金 の 未 払 額 197,060,634 取 引 先 に 対 する 未 払 金 事 業 に 供 する 業 務 の 未 払 額 206,844,842 長 野 市 に 対 する 未 払 金 長 野 市 との 協 定 に 基 づく 負 担 金 の 未 払 額 453,190,897 預 り 金 長 野 市 の 医 業 外 収 益 他 長 野 市 へ 送 金 予 定 の 医 業 外 収 益 の 公 社 預 り 額 22,195,574 社 会 保 険 料 他 翌 月 送 金 の 社 会 保 険 料 預 り 額 等 42,808,048 賞 与 引 当 金 職 員 に 対 するもの 賞 与 支 給 見 込 額 の 当 事 業 年 度 負 担 額 278,958,190 リース 債 務 ファイナンスリース 取 引 に 係 る 債 務 で 返 済 期 限 が1 年 以 内 のもの 事 業 に 供 しているリース 資 産 の 債 務 200,250,816 流 動 負 債 合 計 1,829,047,479 ( 固 定 負 債 ) 退 職 給 付 引 当 金 職 員 に 対 するもの 職 員 に 対 する 退 職 金 の 支 払 いに 備 えたもの 1,788,789,172 リース 債 務 ファイナンスリース 取 引 に 係 る 債 務 で 返 済 期 限 が1 年 を 超 えるもの 事 業 に 供 しているリース 資 産 の 債 務 697,882,290 固 定 負 債 合 計 2,486,671,462 負 債 合 計 正 味 財 産 4,315,718,941 305,691,168

平 成 26 年 度 公 益 財 団 法 人 長 野 市 保 健 医 療 公 社 事 業 報 告 1. 概 況 現 在 国 に お い て 社 会 保 障 と 税 の 一 体 改 革 が 進 め ら れ 医 療 介 護 分 野 では 医 療 機 能 分 化 連 携 に 係 る 取 り 組 みや 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 が 推 進 されています 2015 年 ( 平 成 27 年 ) 3 月 には 2014 年 ( 平 成 26 年 ) 6 月 に 成 立 し た 医 療 介 護 総 合 確 保 推 進 法 に 則 り 地 域 医 療 構 想 策 定 ガイドライン が 取 りまとめられ 将 来 における 地 域 の 医 療 提 供 体 制 の 目 指 すべき 姿 となる 地 域 医 療 構 想 (ビジョン) を 都 道 府 県 において 策 定 するプロセスが 明 示 されました こ れによれば 各 構 想 区 域 ( 二 次 医 療 圏 等 )における 高 度 急 性 期 急 性 期 回 復 期 慢 性 期 の 4 つの 医 療 機 能 ごとに 推 計 した 将 来 の 必 要 病 床 数 と 病 床 機 能 報 告 制 度 に よ り 提 供 さ れ る デ ー タ に 基 づ き 2025 年 ( 平 成 37 年 ) 時 点 の あ る べ き 医 療 提 供 体 制 を 実 現 す る た め の 施 策 を 検 討 し 医 療 機 関 各 々の 自 主 的 な 取 り 組 み と 相 互 の 協 議 に よ って 医 療 機 能 分 化 連 携 の 推 進 を 図 る こ と に な り ま す また こうした 流 れに 並 行 する 形 で 国 では 自 治 体 病 院 に 対 し て 同 じ く 2015 年 ( 平 成 27 年 ) 3 月 に 新 た な 公 立 病 院 改 革 ガイドライン を 示 し 従 来 の 経 営 効 率 化 再 編 ネット ワ ー ク 化 経 営 形 態 の 見 直 し に 地 域 医 療 構 想 を 踏 ま え た 役 割 の 明 確 化 を 加 えた 4 つの 視 点 に 立 って 2020 年 度 ( 平 成 32 年 度 )ま で を 対 象 期 間 と す る 新 改 革 プ ラ ン を 策 定 す る よ う 求 め て います 今 回 6 年 ぶりに 実 質 マイナス 改 定 となった 2014 年 度 ( 平 成 26 年 度 ) 診 療 報 酬 改 定 で は 病 床 機 能 分 化 を 促 進 し 急 性 期 機 能 の 絞 り 込 みを 行 う 目 的 で 7 対 1 入 院 基 本 料 の 算 定 要 件 の 厳 格 化 な どが 盛 り 込 まれ 既 に 一 部 の 医 療 機 関 では 急 性 期 後 の 患 者 の 受 け 皿 として 新 規 に 導 入 された 地 域 包 括 ケア 病 棟 への 転 換 が 始 まっています 今 後 は 地 域 の 中 核 病 院 と し て 急 性 期 機 能 を 標 榜 し 地 域 医 療 を 支 えてきた 公 的 病 院 でも 地 域 の 実 情 を 踏 まえ 改 めてその 役 割 が 問 われることになります こうした 状 況 の 中 で 2015 年 ( 平 成 27 年 )6 月 に 開 院 20 周 年 を 迎 える 長 野 市 民 病 院 で は 医 療 制 度 改 革 に 迅 速 か つ 適 切 に 対 応 しながら 地 域 医 療 連 携 を 一 層 推 進 し 医 療 の 質 向 上 と 健 全 経 営 の 両 立 に 努 めてまいりました - 1 -

2. 事 業 ( 長 野 市 民 病 院 指 定 管 理 者 事 業 ) (1) 本 年 度 の 重 点 的 な 取 り 組 み 1 医 療 制 度 改 革 にスピーディーに 対 応 した 病 院 運 営 2014 年 度 ( 平 成 26 年 度 ) 診 療 報 酬 改 定 において 7 対 1 入 院 基 本 料 や 特 定 集 中 治 療 室 管 理 料 等 の 要 件 厳 格 化 短 期 滞 在 手 術 等 基 本 料 の 適 用 拡 大 医 師 の 負 担 軽 減 を 目 的 とした 手 術 処 置 の 休 日 時 間 外 深 夜 加 算 の 見 直 し 後 発 医 薬 品 の 使 用 推 進 な ど が 盛 り 込 まれました 当 院 では 改 定 内 容 に 的 確 に 対 処 し 7 対 1 入 院 基 本 料 並 びに 特 定 集 中 治 療 室 管 理 料 等 の 算 定 を 維 持 す る と と も に 手 術 処 置 の 休 日 時 間 外 深 夜 加 算 の 上 位 基 準 に つ い て も 早 期 の 届 出 を 行 い ま し た さ ら に は DPC/PDPS( 診 断 群 分 類 別 包 括 支 払 い 制 度 ) の 新 たな 評 価 項 目 として 後 発 医 薬 品 指 数 が 導 入 さ れ た こ と に 対 応 し 後 発 医 薬 品 の 数 量 シ ェ ア 60% 以 上 を 達 成 し ま し た 2 がん 救 急 を 主 体 とする 高 度 急 性 期 機 能 の 充 実 がん 治 療 に つ い て は 病 院 長 直 轄 下 の が ん 治 療 セ ン タ ー を 中 心 に 各 部 門 が 連 携 し 患 者 さま 一 人 ひとりに 合 った 集 学 的 治 療 を 総 合 的 効 果 的 に 提 供 してまいり ま し た 2015 年 ( 平 成 27 年 ) 1 月 に 行 わ れ た 長 野 県 が ん 診 療 連 携 拠 点 病 院 機 能 評 価 においては 県 内 の 地 域 がん 診 療 連 携 拠 点 病 院 の 見 本 となる 取 り 組 みを 行 っている との 高 い 評 価 を 受 け 同 3 月 31 日 付 け で 地 域 が ん 診 療 連 携 拠 点 病 院 の 更 新 指 定 を 受 けました ま た 良 質 か つ 高 度 で 患 者 に 負 担 の 尐 な い 治 療 の 提 供 に 努 め 内 視 鏡 手 術 を は じ め 肝 臓 が ん に 対 す る ラ ジ オ 波 焼 灼 ( し ょ う し ゃ く ) 療 法 IMRT( 強 度 変 調 放 尃 線 治 療 ) 及 び RALS(ラルス= 遠 隔 操 作 型 密 封 小 線 源 治 療 ) などの 放 尃 線 治 療 を 推 進 しました 中 でも 前 立 腺 が ん に 対 し て は 手 術 用 ロ ボ ッ ト ダ ヴ ィ ン チ ( 遠 隔 操 作 型 内 視 鏡 下 手 術 シ ス テ ム ) に よ る 手 術 の 週 3 例 体 制 を 確 立 し た ほ か 永 久 挿 入 密 封 小 線 源 療 法 に つ い て も 着 実 に 症 例 を 重 ね 2015 年 度 ( 平 成 27 年 度 ) 当 初 には 国 内 で 5 施 設 目 となる 1,000 例 に 到 達 する 見 込 み と な り ま し た さらには がん 治 療 サポートチームを 設 置 して 有 害 事 象 への 対 処 を 強 化 するとともに 化 学 療 法 や 緩 和 ケアの 更 なる 質 向 上 を 図 り が ん 患 者 の 口 腔 ケ ア や が ん 相 談 支 援 が ん 登 録 に つ い て も 一 層 の 充 実 に 努 め ま し た - 2 -

一 方 救 急 医 療 に つ い て は 救 急 重 症 病 棟 ( ICU HCU)の 重 症 度 医 療 看 護 必 要 度 に 配 慮 しながら 重 症 患 者 の 受 け 入 れ 強 化 と 緊 急 治 療 緊 急 入 院 への 迅 速 な 対 応 を 行 ったほ か 満 床 を 理 由 に 救 急 車 を 断 る こ と が な い よ う 病 床 管 理 の 徹 底 に 努 めました こうした 中 で 2014 年 ( 平 成 26 年 ) 9 月 には 長 年 の 救 急 医 療 への 貢 献 が 評 価 され 長 野 県 知 事 表 彰 ( 保 健 衛 生 表 彰 )を 受 賞 しました (2) 本 年 度 の 事 業 実 績 1 外 来 業 務 病 院 全 体 で 笑 顔 で 挨 拶 を 心 掛 け る な ど 接 遇 の 更 なる 向 上 に 努 め 初 診 患 者 の 紹 介 状 持 参 ( 紹 介 率 の 増 加 )の 一 層 の 推 進 に 取 り 組 みました がんに 関 し て は 放 尃 線 治 療 セ ン タ ー に お い て IMRT ( 強 度 変 調 放 尃 線 治 療 )による 外 部 照 尃 や RALS (ラルス= 遠 隔 操 作 型 密 封 小 線 源 治 療 ) による 腔 内 照 尃 等 外 来 放 尃 線 治 療 の 充 実 に 努 めるとともに 放 尃 線 診 断 科 の 医 師 を 1 名 増 員 し て 放 尃 線 診 断 の 質 向 上 を 図 りました また 新 たに 腫 瘍 内 科 の 常 勤 医 師 を 1 名 確 保 し 外 来 化 学 療 法 センターの 更 な る 機 能 強 化 を 図 り ま し た 5 疾 病 のひとつである 糖 尿 病 に 対 しては 多 職 種 に よ る チーム 医 療 を 推 進 し 糖 尿 病 療 養 指 導 外 来 をはじめ フ ッ ト ケ ア 外 来 糖 尿 病 透 析 予 防 外 来 等 を 行 い ま し た さらには 患 者 の 多 様 な ニ ー ズ に 応 え リ ン パ 浮 腫 外 来 ス キ ンケア 外 来 並 びに 緩 和 ケア 外 来 等 様 々な 医 療 サ ー ビ ス の 提 供 に 努 めて ま い り ま し た そ の 結 果 延 べ 外 来 患 者 数 は 236,062 人 ( 前 年 比 99.6% )と な り 一 日 平 均 では 967 人 となりました 2 入 院 業 務 DPC/PDPS ( 診 断 群 分 類 別 包 括 支 払 い 制 度 ) や 短 期 滞 在 手 術 並 びにクリニカルパス( 疾 病 別 治 療 工 程 管 理 ) の 適 切 な 運 用 を 行 い 新 要 件 での 7 対 1 入 院 基 本 料 や 特 定 集 中 治 療 室 管 理 料 等 の 算 定 を 維 持 する 中 で 医 療 の 質 向 上 と 収 益 確 保 に 努 め ま し た 手 術 センターの 運 営 に 関 しては 8 室 体 制 となった 手 術 室 の 効 率 的 な 運 営 に 取 り 組 み がんをはじめとする 重 症 患 者 の 治 療 を 積 極 的 に 推 進 した 結 果 全 身 麻 酔 の 手 術 は 2,954 件 ( 前 年 比 104.9%) となり 過 去 最 高 を 更 新 いたしました なお 2015 年 ( 平 成 27 年 ) - 3 -

3 月 には 手 術 室 1 室 を 増 設 して 9 室 体 制 と な り 一 層 の 機 能 強 化 を 果 たしました また チーム 医 療 に 関 しては が ん 治 療 サ ポ ー ト チ ー ム を 新 た に 設 置 し て が ん 患 者 の 有 害 事 象 へ の 早 期 の 対 処 を 開 始 し た ほか 休 日 対 応 も 含 めた 早 期 リハビリテーションの 充 実 や NST( 栄 養 サ ポ ー ト チ ー ム ) RST( 呼 吸 ケ ア ) 緩 和 ケ ア 及 び 口 腔 ケ ア 等 の 推 進 を 図 り 良 質 で 安 全 な 医 療 の 提 供 に 努 めてま い り ま し た さらに 入 退 院 支 援 業 務 に つ い て は 入 院 説 明 検 査 説 明 を 入 退 院 支 援 セ ン タ ー に 集 約 す る な ど 入 退 院 に 係 る 患 者 サービスの 充 実 を 図 る と と も に 円 滑 な 入 退 院 調 整 に 努 め ま し た その 結 果 新 入 院 患 者 数 は 10,156 人 ( 前 年 比 99.0% ) 延 べ 入 院 患 者 数 は 127,067 人 ( 同 100.0% ) 一 日 平 均 で は 348 人 とな りました 3 救 急 医 療 病 院 長 直 轄 下 に 位 置 付 けた 救 急 セ ン タ ー に お い て 原 則 として 救 急 搬 送 患 者 を 断 らない 方 針 を 徹 底 し ながら 緊 急 検 査 緊 急 手 術 処 置 にも 迅 速 に 対 応 し 24 時 間 365 日 いつでも 救 急 患 者 を 受 け 入 れる 体 制 を 維 持 し て ま い り ま し た また 脳 梗 塞 発 症 4.5 時 間 以 内 の t-pa 治 療 ( 血 栓 溶 解 療 法 )を はじめとする 脳 卒 中 治 療 や 四 肢 外 傷 治 療 循 環 器 疾 患 の 緊 急 治 療 の 充 実 を 図 り な が ら 救 急 医 療 の 質 向 上 を 目 指 し た ほ か 長 野 市 民 病 院 医 師 会 急 病 センターによる 夜 間 初 期 救 急 医 療 の 提 供 や 救 急 隊 との 定 期 的 な 症 例 検 討 会 の 開 催 等 に よ っ て 地 域 の 救 急 医 療 を 支 える 基 幹 病 院 としての 役 割 を 果 たしてまいりました そ の 結 果 延 べ 救 急 患 者 数 は 20,271 人 ( 前 年 比 98.3% ) 一 日 平 均 では 55.5 人 となり そのうち 延 べ 休 日 夜 間 救 急 患 者 数 は 14,968 人 ( 同 97.0%) 一 日 平 均 では 41.0 人 と な り ま し た ま た 救 急 搬 送 さ れ た 延 べ 患 者 数 は 過 去 最 高 の 4,365 人 ( 同 102.5% ) 一 日 平 均 で は 12.0 人 と な り ヘ リ コ プ タ ー で 搬 送 さ れ た 患 者 数 は 40 人 ( 同 87.0%)となりました 4 地 域 医 療 連 携 地 域 医 療 支 援 病 院 として かかりつけ 医 等 との 連 携 を 一 層 深 め ながら 紹 介 患 者 の 更 な る 獲 得 と 後 方 連 携 の 機 能 強 化 に 努 めると ともに 5 大 が ん を は じ め と す る 地 域 連 携 ク リ ニ カ ル パ ス ( 地 域 医 療 機 関 と 連 携 した 疾 病 別 治 療 工 程 管 理 )の 勉 強 会 を 10 回 開 催 し 円 滑 な 運 用 と 適 用 拡 大 に 取 り 組 ん で ま い り ま し た - 4 -

ま た 本 年 度 は 新 た に 一 般 市 民 に 対 し 2015 年 ( 平 成 27 年 ) 2 月 に 開 催 した 市 民 健 康 講 座 に お い て か か り つ け 医 を も つこと の 意 義 についての 啓 発 を 行 いま し た その 結 果 紹 介 件 数 は 14,790 件 ( 前 年 比 100.8% ) 逆 紹 介 件 数 は 11,715 件 ( 同 98.9%)となり 紹 介 件 数 は 前 年 度 に 引 き 続 き 過 去 最 高 を 更 新 しました なお 2014 年 度 ( 平 成 26 年 度 ) よ り 地 域 医 療 支 援 病 院 の 承 認 要 件 が 厳 格 化 さ れ ま し た が 新 し い 要 件 で 計 算 し た 紹 介 率 は 72.7%( 同 6.7 ポイント 増 加 ) 逆 紹 介 率 は 70.2%( 同 4.0 ポイン ト 増 加 )となり 紹 介 率 65% 以 上 か つ 逆 紹 介 率 40% 以 上 及 び 紹 介 率 50% 以 上 か つ 逆 紹 介 率 70% 以 上 の 2 つ の 基 準 を 満 た す ことができま し た 5 相 談 支 援 患 者 サ ポ ー ト セ ン タ ー に お い て 患 者 家 族 から 寄 せ ら れ る 疾 病 及 び 診 療 に 関 す る 質 問 や 相 談 並 び に 生 活 上 や 入 院 上 の 不 安 な ど に 対 す る 相 談 な ど 専 任 の 相 談 員 が 対 応 した 相 談 件 数 は 964 件 となりました また が ん 相 談 支 援 セ ン タ ー に お い て は が ん 診 療 に 関 す る 適 切 な 情 報 提 供 を 行 い な が ら が ん 患 者 や そ の 家 族 が 抱 え る 身 体 的 精 神 的 社 会 的 苦 痛 などに 対 する 相 談 2,499 件 に 対 応 するととも に 働 く 世 代 の 就 労 支 援 についても 2 39 件 の 相 談 に 応 じました 6 健 診 業 務 1 日 30 人 体 制 を 維 持 し な が ら 受 診 者 獲 得 に 努 めた 結 果 延 べ 人 間 ドック 受 診 者 数 は 7,222 人 ( 前 年 比 101.1% ) と な り ま し た オプション 検 査 項 目 で は 肺 が ん 検 診 子 宮 がん 検 診 乳 がん 検 診 等 の が ん 検 診 並 び に 脳 MRI 検 診 の 充 実 を 図 っ た ほ か 昼 食 メ ニューとして 健 康 食 を 提 供 するなど サービス 向 上 に 努 めました なお 健 診 施 設 の 質 向 上 を 図 るため 2013 年 度 ( 平 成 25 年 度 ) に 受 審 し た 人 間 ド ッ ク 健 診 施 設 機 能 評 価 ( Ver.3.0 ) について は 2014 年 ( 平 成 26 年 ) 4 月 26 日 付 けで 認 定 を 受 け ました 7 訪 問 看 護 国 が 推 し 進 める 地 域 包 括 ケ ア シ ス テ ム 構 築 の 流 れ を 受 け 訪 問 看 護 の 果 た す 役 割 の 重 要 性 が 高 ま る 中 本 年 度 も 訪 問 看 護 ス テ ー ションを 通 して 地 域 の 在 宅 医 療 との 連 携 に 注 力 してまいりました - 5 -

看 護 師 8 名 体 制 で 取 り 組 んだ 本 年 度 の 実 績 は 月 平 均 の 利 用 者 数 が 79.8 人 で 訪 問 件 数 は 一 人 当 た り 月 平 均 5.3 回 と な り 延 べ 訪 問 件 数 は 4,802 件 ( 前 年 比 114.5%)となりました そのうち 介 護 保 険 の 利 用 者 数 は 月 平 均 で 44.8 人 延 べ 訪 問 件 数 は 2,435 件 ( 同 94.7%)となりました 8 臨 床 研 修 及 び 医 療 関 係 者 の 研 修 等 臨 床 研 修 病 院 ( 基 幹 型 ) と し て 臨 床 研 修 センターを 中 心 に 研 修 プログラムや 指 導 体 制 の 一 層 の 充 実 を 図 った 結 果 2015 年 ( 平 成 27 年 )1 月 1 日 付 け で 卒 後 臨 床 研 修 評 価 の 6 年 間 の 更 新 認 定 を 受 けました ま た 医 学 生 や 看 護 学 生 な ど の 実 習 受 け 入 れ 並 び に 地 域 医 療 従 事 者 を 対 象 とした 症 例 検 討 会 やがん 診 療 公 開 講 座 蘇 生 トレー ニングコース 等 の 開 催 にも 力 を 注 ぎ 地 域 医 療 を 担 う 人 材 育 成 の 拠 点 としての 役 割 を 果 たしました 9 地 域 住 民 の 啓 発 ア 市 民 健 康 講 座 の 開 催 生 活 習 慣 病 な ど の 保 健 医 療 に 関 す る 情 報 を 提 供 し 地 域 住 民 の 医 療 と 福 祉 の 増 進 に 寄 与 するため 第 21 回 第 22 回 第 23 回 の 市 民 健 康 講 座 を 開 催 いたしました イ 公 衆 衛 生 だ よ り の 発 行 公 衆 衛 生 だ よ り ふ れ 愛 第 34 号 第 35 号 第 36 号 を 市 内 全 戸 へ 回 覧 いたしました ウ 看 護 師 等 に よ る 出 前 講 座 の 実 施 地 域 住 民 へ の 保 健 衛 生 に 関 す る 啓 発 や 情 報 提 供 を 目 的 と し て 看 護 師 等 による 講 演 会 や 実 技 指 導 を 延 べ 45 回 実 施 し 延 べ 1,330 人 の 方 に 受 講 いただきました 10 その 他 2015 年 ( 平 成 27 年 )6 月 1 日 の 開 院 20 周 年 に 向 け て 特 別 講 演 会 の 企 画 記 念 誌 の 制 作 プレイベントの 開 催 等 記 念 事 業 を 推 進 しました - 6 -

4. 財 政 状 況 ( 1) 公 益 目 的 事 業 会 計 の 財 政 状 況 事 業 収 益 124 億 3,785 万 1,220 円 に 対 し て 事 業 費 用 124 億 3,785 万 1,220 円 で 収 支 同 額 の 決 算 と な り ま し た 収 益 は 長 野 市 か ら の 診 療 報 酬 交 付 金 121 億 4,472 万 8,982 円 に 退 職 給 付 債 務 の 計 算 基 準 を 変 更 し た こ と に よ る 特 別 収 益 2 億 9,312 万 2,238 円 を 加 え 124 億 3,785 万 1,220 円 と な り ま し た 医 業 費 用 は 材 料 費 32 億 710 万 8,816 円 ( 診 療 報 酬 比 26.4% ) 給 与 費 65 億 4,199 万 499 円 ( 同 53.9% ) 委 託 費 7 億 7,103 万 2,639 円 ( 同 6.3% ) 設 備 関 係 費 6 億 6,131 万 3,410 円 ( 同 5.4% ) 研 究 研 修 費 8,072 万 911 円 ( 同 0.7% ) 経 費 6 億 3,970 万 8,941 円 ( 同 5.3% ) と な り ま し た さ ら に そ の 他 費 用 と し て 指 定 管 理 者 の 協 定 上 長 野 市 病 院 事 業 会 計 へ 支 払 義 務 の 発 生 する 指 定 管 理 者 負 担 金 4 億 4,669 万 8,803 円 共 通 経 費 負 担 金 8,927 万 7,201 円 を 支 払 い ま し た なお 長 野 市 病 院 事 業 会 計 では 3 億 8,729 万 5,038 円 の 黒 字 決 算 と な り 累 積 欠 損 金 額 は 14 億 92 万 7,000 円 と な り ま し た ( 2) 法 人 会 計 の 財 政 状 況 主 た る 収 入 源 は 基 本 財 産 か ら 生 ず る 利 息 収 入 で あ り 当 期 収 入 合 計 60 万 2,095 円 に 対 し て 当 期 支 出 合 計 50 万 4,875 円 の 決 算 となりました そ の 結 果 当 期 収 支 差 額 は 9 万 7,220 円 の 黒 字 と な り 前 期 か らの 繰 越 剰 余 金 569 万 1,168 円 を 合 わせた 578 万 8,388 円 を 次 期 へ 繰 り 越 すことになりました 5. 法 人 形 態 の 検 討 長 野 市 では 長 野 市 民 病 院 の 経 営 形 態 を 地 方 独 立 行 政 法 人 化 す る 決 定 がなされ 長 野 市 議 会 の 2015 年 ( 平 成 27 年 )3 月 議 会 に おいて 新 た に 設 立 さ れ る 法 人 の 定 款 並 びに 評 価 委 員 会 条 例 が 議 決 されました 今 後 は 2016 年 ( 平 成 28 年 )4 月 1 日 からの 移 行 に 向 けて 長 野 市 が 示 す 中 期 目 標 に 沿 っ た 中 期 計 画 の 策 定 に 携 わ り 地 域 住 民 が 安 心 して 高 度 で 良 質 な 医 療 を 受 け ら れ る よ う 将 来 の 地 域 に おける 新 法 人 の 役 割 について 検 討 を 進 め て ま い り ま す - 7 -

貸 借 対 照 表 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ( 単 位 : 円 ) 科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金 1,671,302,959 995,218,632 676,084,327 未 収 金 7,700,613 427,395,712 419,695,099 医 薬 品 48,117,785 41,859,927 6,257,858 診 療 材 料 87,228,935 28,740,803 58,488,132 前 払 費 用 2,477,663 2,428,251 49,412 その 他 流 動 資 産 49,654,822 26,569,822 23,085,000 流 動 資 産 合 計 1,866,482,777 1,522,213,147 344,269,630 2. 固 定 資 産 (1) 基 本 財 産 基 本 財 産 預 金 300,000,000 300,000,000 0 基 本 財 産 合 計 300,000,000 300,000,000 0 (2) 特 定 資 産 退 職 給 付 引 当 資 産 1,792,290,953 1,788,789,172 3,501,781 特 定 資 産 合 計 1,792,290,953 1,788,789,172 3,501,781 (3)その 他 固 定 資 産 リース 資 産 1,310,970,044 1,254,756,044 56,214,000 減 価 償 却 累 計 額 578,580,858 371,548,254 207,032,604 その 他 固 定 資 産 91,680,000 127,200,000 35,520,000 その 他 固 定 資 産 合 計 824,069,186 1,010,407,790 186,338,604 固 定 資 産 合 計 2,916,360,139 3,099,196,962 182,836,823 資 産 合 計 4,782,842,916 4,621,410,109 161,432,807

科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 Ⅱ 負 債 の 部 1. 流 動 負 債 買 掛 金 527,618,284 427,738,478 99,879,806 未 払 金 1,043,613,130 857,096,373 186,516,757 預 り 金 62,914,247 65,003,622 2,089,375 賞 与 引 当 金 299,428,760 278,958,190 20,470,570 リース 債 務 214,467,312 200,250,816 14,216,496 流 動 負 債 合 計 2,148,041,733 1,829,047,479 318,994,254 2. 固 定 負 債 退 職 給 付 引 当 金 1,792,290,953 1,788,789,172 3,501,781 リース 債 務 536,721,842 697,882,290 161,160,448 固 定 負 債 合 計 2,329,012,795 2,486,671,462 157,658,667 負 債 合 計 4,477,054,528 4,315,718,941 161,335,587 Ⅲ 正 味 財 産 の 部 1. 一 般 正 味 財 産 305,788,388 305,691,168 97,220 (うち 基 本 財 産 への 充 当 額 ) (300,000,000) (300,000,000) 0 正 味 財 産 合 計 305,788,388 305,691,168 97,220 負 債 及 び 正 味 財 産 合 計 4,782,842,916 4,621,410,109 161,432,807

貸 借 対 照 表 内 訳 表 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ( 単 位 : 円 ) 科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅰ 資 産 の 部 1. 流 動 資 産 現 金 預 金 1,665,514,571 5,788,388 1,671,302,959 未 収 金 7,700,613 0 7,700,613 医 薬 品 48,117,785 48,117,785 診 療 材 料 87,228,935 87,228,935 前 払 費 用 2,477,663 2,477,663 その 他 流 動 資 産 49,654,822 49,654,822 流 動 資 産 合 計 1,860,694,389 5,788,388 0 1,866,482,777 2. 固 定 資 産 (1) 基 本 財 産 基 本 財 産 預 金 300,000,000 300,000,000 基 本 財 産 合 計 0 300,000,000 0 300,000,000 (2) 特 定 資 産 退 職 給 付 引 当 資 産 1,792,271,953 19,000 1,792,290,953 特 定 資 産 合 計 1,792,271,953 19,000 0 1,792,290,953 (3)その 他 固 定 資 産 リース 資 産 1,310,970,044 1,310,970,044 減 価 償 却 累 計 額 578,580,858 578,580,858 その 他 固 定 資 産 91,680,000 91,680,000 その 他 固 定 資 産 合 計 824,069,186 0 0 824,069,186 固 定 資 産 合 計 2,616,341,139 300,019,000 0 2,916,360,139 資 産 合 計 4,477,035,528 305,807,388 0 4,782,842,916

科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 Ⅱ 負 債 の 部 1. 流 動 負 債 買 掛 金 527,618,284 527,618,284 未 払 金 1,043,613,130 0 1,043,613,130 預 り 金 62,914,247 62,914,247 賞 与 引 当 金 299,428,760 299,428,760 リース 債 務 214,467,312 214,467,312 流 動 負 債 合 計 2,148,041,733 0 0 2,148,041,733 2. 固 定 負 債 退 職 給 付 引 当 金 1,792,271,953 19,000 1,792,290,953 リース 債 務 536,721,842 536,721,842 固 定 負 債 合 計 2,328,993,795 19,000 0 2,329,012,795 負 債 合 計 4,477,035,528 19,000 0 4,477,054,528 Ⅲ 正 味 財 産 の 部 1. 一 般 正 味 財 産 305,788,388 305,788,388 (うち 基 本 財 産 への 充 当 額 ) (300,000,000) (300,000,000) 正 味 財 産 合 計 0 305,788,388 0 305,788,388 負 債 及 び 正 味 財 産 合 計 4,477,035,528 305,807,388 0 4,782,842,916

Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 ( 単 位 : 円 ) 当 年 度 前 年 度 増 減 1 基 本 財 産 運 用 益 601,095 600,000 1,095 基 本 財 産 運 用 益 601,095 600,000 1,095 2 雑 収 益 1,000 500 500 雑 収 益 1,000 500 500 3 診 療 報 酬 交 付 金 12,144,728,982 11,813,742,858 330,986,124 経 常 収 益 計 科 目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 平 成 26 年 4 月 1 日 から 平 成 27 年 3 月 31 日 まで 診 療 報 酬 交 付 金 12,144,728,982 11,813,742,858 330,986,124 12,145,331,077 11,814,343,358 330,987,719

科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 (2) 経 常 費 用 1) 事 業 費 1 材 料 費 3,207,108,816 3,124,883,845 82,224,971 医 薬 品 費 1,684,925,572 1,643,009,245 41,916,327 診 療 材 料 費 1,509,479,924 1,470,844,846 38,635,078 給 食 用 材 料 費 8,113,516 8,892,122 778,606 医 療 消 耗 器 具 備 品 費 4,589,804 2,137,632 2,452,172 2 給 与 費 6,541,990,499 6,235,363,156 306,627,343 給 料 手 当 4,009,537,272 3,863,940,652 145,596,620 賞 与 678,844,855 609,580,711 69,264,144 賞 与 引 当 金 繰 入 額 299,418,760 278,948,190 20,470,570 退 職 給 付 費 用 394,109,796 361,814,998 32,294,798 賃 金 443,725,567 445,984,617 2,259,050 法 定 福 利 費 716,354,249 675,093,988 41,260,261 3 委 託 費 771,032,639 715,364,266 55,668,373 委 託 費 771,032,639 715,364,266 55,668,373 4 設 備 関 係 費 661,313,410 639,457,232 21,856,178 器 機 賃 借 料 170,862,656 178,808,778 7,946,122 修 繕 費 145,588,421 145,687,793 99,372 器 機 保 守 料 134,648,552 121,205,538 13,443,014 車 両 関 係 費 3,181,177 2,757,740 423,437 減 価 償 却 費 207,032,604 190,997,383 16,035,221 5 研 究 研 修 費 80,720,911 72,938,489 7,782,422 研 究 費 27,356,242 22,388,658 4,967,584 研 修 費 53,364,669 50,549,831 2,814,838

科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 6 経 費 639,708,941 572,544,973 67,163,968 福 利 厚 生 費 114,188,921 95,597,800 18,591,121 旅 費 交 通 費 15,377,966 15,502,622 124,656 職 員 被 服 費 31,101,665 16,099,789 15,001,876 通 信 運 搬 費 20,035,714 19,090,726 944,988 広 告 宣 伝 費 12,511,454 16,776,340 4,264,886 印 刷 製 本 費 10,392,287 10,224,223 168,064 消 耗 品 費 50,608,948 50,650,228 41,280 消 耗 器 具 備 品 費 23,939,491 16,784,351 7,155,140 会 議 費 930,792 913,574 17,218 水 道 光 熱 費 311,868,161 284,432,800 27,435,361 保 険 料 12,099,570 12,089,850 9,720 交 際 費 1,978,856 1,753,468 225,388 諸 会 費 365,320 365,120 200 支 払 手 数 料 33,051,373 31,396,672 1,654,701 租 税 公 課 211,200 295,600 84,400 雑 費 1,047,223 571,810 475,413 7 指 定 管 理 者 負 担 金 446,698,803 398,408,013 48,290,790 指 定 管 理 者 負 担 金 446,698,803 398,408,013 48,290,790 8 共 通 経 費 負 担 金 89,277,201 54,782,884 34,494,317 共 通 経 費 負 担 金 89,277,201 54,782,884 34,494,317 事 業 費 合 計 12,437,851,220 11,813,742,858 624,108,362

科 目 当 年 度 前 年 度 増 減 2) 管 理 費 1 給 与 費 310,935 285,230 25,705 役 員 報 酬 116,935 100,230 16,705 給 料 手 当 130,000 130,000 0 賞 与 20,000 20,000 0 賞 与 引 当 金 繰 入 額 10,000 10,000 0 退 職 給 付 費 用 14,000 5,000 9,000 法 定 福 利 費 20,000 20,000 0 2 経 費 193,940 359,512 165,572 旅 費 交 通 費 26,000 30,000 4,000 会 議 費 5,040 5,040 0 保 険 料 160,000 160,000 0 印 刷 製 本 費 0 157,972 157,972 雑 費 2,900 6,500 3,600 管 理 費 合 計 504,875 644,742 139,867 経 常 費 用 計 12,438,356,095 11,814,387,600 623,968,495 当 期 経 常 増 減 額 293,025,018 44,242 292,980,776 2 経 常 外 増 減 の 部 (1) 経 常 外 収 益 293,122,238 293,122,238 経 常 外 収 益 計 293,122,238 0 293,122,238 (2) 経 常 外 費 用 経 常 外 費 用 計 0 0 0 当 期 経 常 外 増 減 額 293,122,238 0 293,122,238 当 期 一 般 正 味 財 産 増 減 額 97,220 44,242 141,462 一 般 正 味 財 産 期 首 残 高 305,691,168 305,735,410 44,242 一 般 正 味 財 産 期 末 残 高 305,788,388 305,691,168 97,220 Ⅱ 正 味 財 産 期 末 残 高 305,788,388 305,691,168 97,220

Ⅰ 一 般 正 味 財 産 増 減 の 部 1 経 常 増 減 の 部 (1) 経 常 収 益 ( 単 位 : 円 ) 公 益 目 的 事 業 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 1 基 本 財 産 運 用 益 0 601,095 0 601,095 基 本 財 産 運 用 益 601,095 601,095 2 雑 収 益 0 1,000 0 1,000 雑 収 益 1,000 1,000 3 診 療 報 酬 交 付 金 12,144,728,982 0 0 12,144,728,982 経 常 収 益 計 科 目 正 味 財 産 増 減 計 算 書 内 訳 表 平 成 26 年 4 月 1 日 から 平 成 27 年 3 月 31 日 まで 診 療 報 酬 交 付 金 12,144,728,982 12,144,728,982 12,144,728,982 602,095 0 12,145,331,077

科 目 公 益 目 的 事 業 会 計 法 人 会 計 内 部 取 引 消 去 合 計 (2) 経 常 費 用 1) 事 業 費 1 材 料 費 3,207,108,816 0 0 3,207,108,816 医 薬 品 費 1,684,925,572 1,684,925,572 診 療 材 料 費 1,509,479,924 1,509,479,924 給 食 用 材 料 費 8,113,516 8,113,516 医 療 消 耗 器 具 備 品 費 4,589,804 4,589,804 2 給 与 費 6,541,990,499 0 0 6,541,990,499 給 料 手 当 4,009,537,272 4,009,537,272 賞 与 678,844,855 678,844,855 賞 与 引 当 金 繰 入 額 299,418,760 299,418,760 退 職 給 付 費 用 394,109,796 394,109,796 賃 金 443,725,567 443,725,567 法 定 福 利 費 716,354,249 716,354,249 3 委 託 費 771,032,639 0 0 771,032,639 委 託 費 771,032,639 771,032,639 4 設 備 関 係 費 661,313,410 0 0 661,313,410 器 機 賃 借 料 170,862,656 170,862,656 修 繕 費 145,588,421 145,588,421 器 機 保 守 料 134,648,552 134,648,552 車 両 関 係 費 3,181,177 3,181,177 減 価 償 却 費 207,032,604 207,032,604 5 研 究 研 修 費 80,720,911 0 0 80,720,911 研 究 費 27,356,242 27,356,242 研 修 費 53,364,669 53,364,669