第 1 回 全 国 米 粉 料 理 レシピコンテスト 決 勝 大 会 開 催 米 粉 の 名 人 決 定 審 査 講 評 受 賞 者 出 場 者 記 念 特 別 セミナー 写 真 で 見 るグランプリ 地 区 決 勝 大 会 2 3 4 6 8 10 総 会 のお 知 らせ 12 編 集 後 記 12 NPO 法 人 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワーク 101-0054 東 京 都 千 代 田 区 神 田 錦 町 1-21 轟 神 田 ビル702 TEL&FAX:03-5283-6336 E-mail:cap.net08@siren.ocn.ne.jp ホームページ:http://www.cap-net.jp 米 粉 の 名 人 料 理 グランプリ 事 務 局 101-0054 東 京 都 千 代 田 区 神 田 錦 町 1-21 轟 神 田 ビル702 TEL:03-5283-7633 FAX:03-5283-7634 E-mail:info@komeko-meijin.com ホームページ:http://www.komeko-meijin.com
PAGE 2 CAP.N 通 信 米 粉 で 地 域 と 日 本 を 変 える! 米 粉 の 名 人 料 理 グランプリ2013 第 1 回 全 国 米 粉 料 理 レシピコンテスト 全 国 決 勝 大 会 記 念 特 別 セミナー 開 催 表 彰 される 久 保 田 さん 特 定 非 営 利 活 動 法 人 (NPO 法 人 ) 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワーク(C AP.NET キャップネット)は 3 月 21 22 日 の 両 日 東 京 都 豊 島 区 の 女 子 栄 養 大 学 駒 込 キャンパスで 第 1 回 全 国 米 粉 料 理 レシピ コンテストの 全 国 決 勝 大 会 記 念 特 別 セミナーを 開 きました 同 コン テストは 農 水 省 の 日 本 の 食 を 広 げるプロジェクト 事 業 の 一 環 とし て 行 われるもので JA 全 中 と 日 本 フードサービス 協 会 が 後 援 していま す 全 国 4ブロックの 地 区 決 勝 大 会 を 勝 ち 抜 いた24 名 が 自 分 の 創 作 した レシピに 基 づいて 調 理 の 実 演 を 行 い 自 慢 の 米 粉 料 理 を 競 いました 審 査 結 果 デザート 部 門 で 応 募 した 埼 玉 県 立 越 谷 総 合 技 術 高 校 食 物 調 理 科 三 年 の 久 保 田 綾 夏 さんらが 発 案 した 米 粉 でポンランタン が 初 の 大 賞 ( 農 水 省 生 産 局 長 賞 NPO 法 人 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワーク 理 事 長 賞 )に 輝 きました 同 料 理 は 洋 菓 子 の フロランタン の 生 地 で 使 うアーモンドでは なく 米 のポン 菓 子 を 使 ったのが 特 徴 です 米 は 地 元 の 田 んぼアート で 育 て 収 穫 した 米 を 使 い ポン 菓 子 風 のスイーツにアレンジしまし た 表 彰 式 には アイデアを 出 し 合 った 同 校 の 友 人 らも 駆 け 付 け 受 賞 を 喜 びあいました 久 保 田 さんは 越 谷 と 米 のPRにつなげたらと 思 います 作 品 が 評 価 されてとても 嬉 しいです と 笑 顔 で 語 りまし た 初 の 全 国 規 模 でのコンテストには 主 食 主 菜 副 菜 デザートの 3 部 門 で 約 1200 点 の 応 募 がありました チームメイト 受 賞 作 品
第 15 号 PAGE 3 審 査 講 評 香 川 芳 子 審 査 委 員 長 お 米 こそは 古 来 より 日 本 人 のエネルギー 源 です 最 近 はお 米 の 消 費 が 減 少 して パンの 消 費 が 優 っていますが 日 本 人 は 米 を 主 食 にしたほうが 食 事 全 体 の 栄 養 バランスをとりやすく これ 以 上 減 らしてはいけません 米 は 今 回 のグランプリでも 十 分 お 分 かりのように 米 粉 を 利 用 すれば 主 菜 副 菜 デザートにも 使 えます 多 くの 料 理 に 使 いこなして 消 費 を 増 やせば 日 本 の 食 料 自 給 率 も 上 がります グランプリでは 米 粉 の 無 限 の 汎 用 性 を 知 りました コンテストなので 順 位 はつけられましたが 全 国 1 200の 応 募 の 中 から 選 ばれた 人 たちの 作 品 のレベルの 高 さに 驚 きまし た 皆 様 の 創 造 力 や 技 術 はもちろん 熱 意 と 努 力 が 今 回 のコンテストの 最 大 の 収 穫 でした コンテストによって 日 本 の 農 業 が 明 るくなればと 思 い ます 審 査 委 員 から 一 言 24 名 の 作 品 はどれも 創 意 工 夫 が 凝 らされ 甲 乙 つけがたいものばかりでし た 米 粉 料 理 は 主 食 主 菜 副 菜 デザートで 栄 養 バランスのとれたものにな り 病 気 にならない 健 康 を 維 持 する 観 点 から 今 回 のコンテストのように 健 康 寿 命 を 延 ばす 献 立 の1つと 考 えられます 作 品 のネーミングもユニークで 新 鮮 さを 感 じました これからも 米 粉 料 理 を 考 案 し また 次 回 も 再 挑 戦 して 下 さい 激 戦 を 勝 ち 抜 かれた 作 品 に 触 れ 学 校 給 食 の 献 立 でも 米 粉 の 利 用 があること を 多 くのレシピから 実 感 しました また 高 校 生 はじめ 若 い 人 の 応 募 が 多 かったことは 小 学 校 中 学 校 の 食 の 指 導 にも 明 るい 将 来 があると 感 じまし た 米 は 日 本 人 の 主 食 ですが ご 飯 だけではなく 粉 にすることでもっとレ パートリーが 広 がることも 実 感 しました 受 賞 者 の 皆 さん 地 域 に 帰 られまし たら 様 々なところで 貴 重 なレシピをつなげて 欲 しいと 思 います 炭 水 化 物 は 生 きるために 欠 かせないエネルギーです 病 院 食 介 護 食 を 通 し て 感 じたことは 特 に 高 齢 者 にも 最 後 まで 食 べ 物 の 飲 み 込 みがよくなるような 米 粉 が 適 していることです 今 回 の 決 勝 大 会 でも 高 齢 者 に 向 いた 作 品 がいくつ かありました ぜひ 高 齢 者 向 けの 食 事 づくりに 米 粉 を 使 った 料 理 を 考 えて 欲 しいと 思 いました 審 査 講 評 を 行 う 香 川 芳 子 審 査 委 員 長 審 査 委 員 ( 敬 称 略 順 不 同 ) 審 査 委 員 長 : 香 川 芳 子 ( 女 子 栄 養 大 学 学 長 ) 審 査 委 員 : 那 須 慎 吾 ( 農 林 水 産 省 生 産 局 穀 物 課 課 長 補 佐 ) 大 西 茂 志 ( 全 国 農 業 協 同 組 合 中 央 会 常 務 理 事 ) 長 島 美 保 子 ( 全 国 学 校 栄 養 士 協 議 会 会 長 ) 田 中 弥 生 ( 駒 澤 女 子 大 学 准 教 授 ) 宗 像 伸 子 ( 東 京 家 政 学 院 大 学 客 員 教 授 ) 橋 本 泰 之 (ベーカリーコンサルタント) 加 藤 一 隆 ( 一 般 社 団 法 人 日 本 フードサービス 協 会 専 務 理 事 ) 大 熊 茂 ( 一 般 社 団 法 人 新 日 本 スーパーマーケット 協 会 調 査 役 )
PAGE 4 CAP.N 通 信 米 粉 で 地 域 と 日 本 を 変 える! 賞 賞 名 授 与 者 受 賞 者 農 林 水 産 省 生 産 局 長 賞 大 賞 優 秀 賞 奨 励 賞 授 与 者 生 産 局 穀 物 課 課 長 鈴 木 良 典 氏 特 定 非 営 利 活 動 法 人 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワーク 理 事 長 賞 授 与 者 理 事 長 島 田 圭 一 郎 氏 久 保 田 綾 夏 さん ( 埼 玉 県 ) レシピ 名 : 米 粉 でポンランタン 全 国 農 業 協 同 組 合 中 央 会 会 長 賞 全 国 農 業 協 同 組 合 連 合 会 会 長 賞 授 与 者 常 務 理 事 大 西 茂 志 氏 授 与 者 常 務 理 事 岩 城 晴 哉 氏 小 野 比 呂 美 さん ( 宮 城 県 ) 佐 藤 幹 子 さん ( 秋 田 県 ) レシピ 名 : きんぴ ライスピロシキ レシピ 名 : あきたこまちの 稲 穂 パン~inいぶりがっこ 全 国 共 済 農 業 協 同 組 合 連 合 会 会 長 賞 農 林 中 央 金 庫 理 事 長 賞 授 与 者 常 務 理 事 柳 井 二 三 夫 氏 授 与 者 農 林 水 産 環 境 事 業 部 長 黒 田 夏 樹 氏 小 松 千 夏 さん ( 千 葉 県 ) 大 井 里 佳 さん ( 広 島 県 ) レシピ 名 : 恋 する 米 粉 和 くっきーくちどけきなこ レシピ 名 : 海 老 クリーム 米 粉 ロッケ 一 般 社 団 法 人 日 本 フードサービス 協 会 会 長 賞 授 与 者 常 務 理 事 関 川 和 孝 氏 万 寿 理 真 さん ( 北 海 道 ) レシピ 名 : もちもち 和 風 チヂミ~1 口 おつまみ 風 ~ 学 校 法 人 女 子 栄 養 大 学 出 版 部 賞 株 式 会 社 農 協 観 光 会 長 賞 授 与 者 出 版 部 長 湯 浅 俊 夫 氏 授 与 者 常 務 取 締 役 米 本 雅 春 氏 犬 島 亜 矢 乃 さん ( 富 山 県 ) 前 原 永 さん ( 熊 本 県 ) レシピ 名 : きんつば 餃 子 レシピ 名 : ザクッ!とろ~ クッキーシュー 株 式 会 社 日 本 農 業 新 聞 会 長 賞 授 与 者 総 務 企 画 局 長 細 谷 章 氏 吉 田 麻 紀 さん ( 兵 庫 県 ) レシピ 名 : ふんわり 米 粉 の 明 石 焼 き
第 15 号 PAGE 5
PAGE 6 CAP.N 通 信 米 粉 で 地 域 と 日 本 を 変 える! 3 月 22 日 記 念 特 別 セミナーと 表 彰 式 が 行 われました セミナーでは 主 催 者 を 代 表 して NPO 法 人 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワークの 島 田 圭 一 郎 理 事 長 が 挨 拶 しました また 表 彰 式 では 来 賓 を 代 表 して 農 林 水 産 省 生 産 局 の 鈴 木 良 典 穀 物 課 長 から 挨 拶 をいただきました 開 会 挨 拶 飛 躍 的 な 普 及 で 社 会 が 変 わる 島 田 圭 一 郎 理 事 長 第 1 回 全 国 米 粉 料 理 レシピコンテストは 農 水 省 の 日 本 の 食 を 広 げるプ ロジェクト 事 業 の 一 環 として 行 われ 全 国 農 協 中 央 会 (JA 全 中 )と 一 般 社 団 法 人 日 本 フードサービス 協 会 (JF)の 後 援 女 子 栄 養 大 学 の 運 営 協 力 を 頂 き 開 催 されました このほか 多 くの 団 体 企 業 からも 協 賛 を 頂 き この 場 をお 借 りし 厚 く 御 礼 申 し 上 げます わが 国 での 全 国 規 模 での 米 粉 料 理 コンテストの 開 催 は 今 回 が 初 めてで す 短 期 間 ではありましたが 全 国 から1,200 件 近 い 応 募 がありまし た 応 募 者 のなかで 高 校 生 が4 割 も 占 めるなど 若 い 人 たちのエネルギーと 関 心 の 高 さを 感 じました 今 回 のグランプリが1つの 起 爆 剤 となり 都 市 農 村 を 問 わず 家 庭 地 域 学 校 企 業 などで 米 粉 の 多 様 な 料 理 米 粉 の 食 品 特 性 に 対 する 認 識 が 広 がり 米 粉 普 及 が 加 速 するよう 期 待 したいと 思 います 米 粉 の 飛 躍 的 な 普 及 で 日 本 の 社 会 が 変 わります 農 業 農 村 の 大 きな 元 気 づけになり 世 界 遺 産 といってもよい 水 田 機 能 を 有 効 に 活 用 するこ とにつながり 世 界 的 な 食 料 危 機 が 強 まる 中 で 我 が 国 の 自 給 率 も 向 上 します そのために は 消 費 をもっともっと 広 げなければなりません 6 年 後 の2020 年 に 開 催 される 東 京 五 輪 パラリンピックでも 日 本 の 米 粉 パン 米 粉 料 理 を 外 国 の 選 手 や 観 光 客 に 是 非 食 べて もらいたいものです 皆 さんは 全 国 のリーダーとして 米 粉 を 通 じた 新 しい 食 文 化 を 創 り 上 げていく 運 動 にかかわってもらいたいと 思 います 来 賓 挨 拶 求 められる 知 ってもらう 努 力 を 鈴 木 良 典 課 長 昨 日 今 日 と 全 国 大 会 に 参 加 し 私 も 約 1,200 件 のレシピ 応 募 の 中 から 地 区 予 選 を 勝 ち 抜 いた24 名 の 方 々が 調 理 された 作 品 を 頂 きました どれも 米 粉 の 特 徴 をよく 活 かした 作 品 ばかりで 非 常 に 美 味 しかったです 今 回 の グランプリ 開 催 にご 協 力 頂 いた 女 子 栄 養 大 学 各 協 賛 団 体 に 感 謝 申 し 上 げま す また 主 催 者 のNPO 法 人 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワークの 皆 様 大 変 お 疲 れさまでした 今 回 の 取 り 組 みは 初 めてでしたが 内 容 が 充 実 し 大 変 良 かっ たと 思 います さて 米 粉 自 体 は 関 係 者 の 努 力 で 着 実 に 伸 びてきましたが 最 近 は 在 庫 調 整 のため 米 粉 用 の 米 の 生 産 が 増 えていません やはり 米 粉 製 品 の 需 要 が 増 えていかないと その 元 になる 米 粉 用 の 米 の 生 産 が 増 えていきません こうした 中 で もっと 多 くの 方 々に 米 粉 ( 食 品 )を 知 ってもらうための 努 力 が 求 められており 今 回 の 初 のグランプリ 企 画 に 約 1,200 件 の 応 募 があったということは 大 変 嬉 しく 思 いました 米 粉 の 需 要 拡 大 の 道 を 広 げていくには 皆 さんのように 米 粉 に 対 する 好 奇 心 熱 意 創 意 工 夫 が 欠 かせませ ん 素 晴 らしいレシピと 数 々の 料 理 このグランプリの 貴 重 な 成 果 を 大 切 にし NPO 法 人 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワークは 今 後 もいろいろな 形 で 広 く 情 報 発 信 するとともに さ まざまな 機 会 をとらえて 売 り 込 んでもらえる 努 力 をお 願 いしたいと 思 います
第 15 号 PAGE 7 3 月 22 日 の 記 念 特 別 セミナーでは 女 子 栄 養 大 学 の 五 明 紀 春 副 学 長 が グローバル 時 代 における 日 本 の 食 文 化 の 行 方 と 題 して 講 演 し 地 域 活 動 報 告 では 農 事 組 合 法 人 ファーム おだ ( 東 広 島 市 )の 吉 弘 昌 昭 組 合 長 が 米 粉 パン 工 房 <パン&マイム>の 躍 進 を 事 例 発 表 しました 女 子 栄 養 大 学 五 明 紀 春 副 学 長 日 本 人 は 米 食 民 族 です 弥 生 時 代 から2000 年 来 日 本 人 は 弥 生 人 の 末 裔 として 生 きております このたびの 米 粉 グランプリは 大 変 野 心 的 な 取 り 組 みで 米 食 民 族 としての 新 機 軸 を 打 ち 出 していこうという 多 角 的 な 影 響 を 及 ぼすものです 米 粉 という1つのコンセプトとして 日 本 民 族 の 米 を 食 べる 伝 統 文 化 をさらに 発 展 させ できれば 世 界 に 打 って 出 ようとい う 取 り 組 みと 受 け 止 めています 米 粉 グランプリには 女 子 栄 養 大 学 とし ても 全 面 協 力 させていただいております 近 年 は 加 工 調 理 済 み 食 品 外 食 が 増 えた 結 果 食 事 を 外 で 調 達 する 食 文 化 の 外 部 化 が 進 み 現 在 は 外 部 化 率 が70%に 達 したと 推 定 されています それだけ 食 文 化 の 担 い 手 が 家 庭 から 社 会 に 移 行 していることの 現 れです 今 世 界 中 で 日 本 の 食 が 注 目 され ています 外 国 人 が 好 きな 外 国 料 理 では 日 本 料 理 がトップです 日 本 料 理 が 国 境 を 越 え て 世 界 に 出 ていっております 海 外 で 日 本 食 レストランが 増 えており 2013 年 には5 万 5 千 店 に 急 増 しています 美 味 しい 綺 麗 しゃれている 健 康 にいい と 人 気 があるので す 食 文 化 は 各 国 固 有 のものですが 欧 米 人 には 肥 満 などに 見 られるように これまでの 食 に 不 安 を 感 じている 人 が 増 えています 日 本 料 理 は 欧 米 人 の 健 康 問 題 に 直 結 しており その 欠 陥 部 分 を 伝 統 ある 日 本 料 理 がカバーするため 欧 米 人 にとって 日 本 の 食 文 化 が 必 要 とされる 時 代 ではないでしょうか 伝 統 ある 日 本 の 食 文 化 食 育 の 継 承 が 重 要 です 農 事 組 合 法 人 ファーム おだ 吉 弘 昌 昭 組 合 長 東 広 島 市 小 田 地 区 は 市 の 東 部 に 位 置 しています ファーム おだ は 2005 年 11 月 に 154 戸 の 農 家 が 参 加 して 発 足 しました 集 落 法 人 の 最 終 目 標 は 住 みよく 楽 しい 明 るい 地 域 づくり です 旧 小 田 小 学 校 区 (13 集 落 ) が 地 域 のコミュニティー 活 動 の 拠 点 1つの 農 場 となり ファーム お だ は 小 さな 役 場 小 さな 農 協 の 役 割 を 果 たしているのです 経 営 規 模 は103haで 水 稲 大 豆 小 麦 ソバ 野 菜 それに 米 粉 用 に 新 規 需 要 米 を10ha 栽 培 しております 地 元 の 農 産 物 の 直 売 所 寄 りん 菜 屋 も 開 設 しました 米 は 減 農 薬 栽 培 のブランド 米 の 小 田 米 で 今 人 気 なのが 地 産 地 消 の 米 粉 パン ( 米 粉 80%)です 2012 年 4 月 に6 次 産 業 化 で 米 粉 パン 工 房 パン& 米 夢 (パン&マイム) を 開 業 しまし た 県 内 の 集 落 営 農 法 人 は247 法 人 が 設 立 されていますが 本 格 的 に 米 粉 パンを 製 造 販 売 する 農 業 生 産 法 人 は ファーム おだ が 第 1 号 です 直 売 所 もパン 工 房 も 女 性 の 感 性 によるところが 非 常 に 大 きいですね 店 では1 日 当 たり 各 種 のパン600 個 を 焼 き 1 日 で35 種 類 程 度 販 売 し 1 個 の 平 均 単 価 は185 円 です 2012 13 年 度 の 販 売 額 は 計 約 5000 万 円 同 じく 来 店 客 数 は4,900 人 に 達 しました 販 売 先 は 小 田 店 舗 西 条 店 などのほか 2014 年 度 からは 市 内 量 販 店 学 校 給 食 にも 供 給 する 計 画 です 今 後 は パンの 具 材 に 使 用 する 野 菜 果 実 もできるだけ 小 田 産 を 使 うなど 地 元 食 材 にこだわった 美 味 しい 米 粉 パン の 製 造 を 目 標 にしていきます
ＣＡＰ Ｎ 通信 米粉で地域と日本を変える PAGE 8 看板 調理する出場者① 調理する出場者② アピール 質問に答える 試食
第 15 号 PAGE 9 2 日 間 にわたって 開 催 された 第 1 回 全 国 米 粉 料 理 レシピコンテスト 決 勝 大 会 記 念 セミナー では 多 彩 な 催 しを 展 開 各 会 場 は 熱 気 に 包 まれました セミナー 会 場 展 示 昼 食 久 保 田 さん 集 合 写 真 ( 優 秀 賞 ) 集 合 写 真 ( 敢 闘 賞 )
PAGE 10 CAP.N 通 信 米 粉 で 地 域 と 日 本 を 変 える! 関 東 甲 信 越 地 区 決 勝 大 会 地 区 応 募 数 247 件 地 区 入 選 者 18 作 品 平 成 26 年 1 月 12 日 ( 日 ) <18 入 選 者 プレゼンテーション 審 査 場 所 : 女 子 栄 養 大 学 坂 戸 校 > 審 査 委 員 長 女 子 栄 養 大 学 坂 戸 校 古 川 知 子 氏 審 査 委 員 フードコーディネーター 八 巻 美 恵 子 氏 審 査 委 員 日 本 農 業 新 聞 論 説 委 員 室 長 緒 方 大 造 氏 表 彰 式 最 優 秀 賞 1 名 優 秀 賞 5 名 ( 以 上 6 名 は 東 京 決 勝 大 会 進 出 ) 敢 闘 賞 12 名 < 特 別 セミナー/3.1.2 弁 当 箱 法 による 食 育 意 見 交 換 会 / 米 粉 製 品 展 示 PRコーナー> 特 別 セミナー 第 一 部 講 師 : 佐 藤 達 夫 氏 ( 食 生 活 ジャーナリストの 会 代 表 幹 事 ) 演 題 : マスコミ 健 康 情 報 のウソ ホント- - 自 分 の 健 康 を 自 分 で 管 理 する 時 代 になった- 特 別 セミナー 第 二 部 < 地 域 事 例 報 告 > 11:00~12:00 講 師 : 金 子 明 美 氏 ( よこはまあさひブルーベリーの 森 園 主 ) 演 題 : 家 庭 で 簡 単!! 米 粉 料 理! 3 1 2 弁 当 箱 法 による 簡 単 なカロリー 計 算 法 ( 食 育 を 対 象 とした 意 見 交 換 会 ) 講 師 : 佐 藤 あけみ 氏 近 畿 東 海 北 陸 地 区 決 勝 大 会 地 区 応 募 数 290 件 地 区 入 選 者 18 作 品 平 成 26 年 1 月 19 日 ( 日 ) <18 入 選 者 プレゼンテーション 審 査 場 所 : 大 津 市 市 民 会 館 > 審 査 委 員 長 管 理 栄 養 士 南 ゆう 子 氏 審 査 委 員 大 津 市 教 育 委 員 会 森 嵜 隆 之 氏 審 査 委 員 戸 倉 商 事 ( 株 ) 取 締 役 杉 江 正 治 氏 表 彰 式 最 優 秀 賞 1 名 優 秀 賞 5 名 ( 以 上 6 名 は 東 京 決 勝 大 会 進 出 ) 敢 闘 賞 12 名 < 特 別 セミナー/3.1.2 弁 当 箱 法 による 食 育 意 見 交 換 会 / 米 粉 製 品 展 示 PRコーナー> 特 別 セミナー 第 一 部 講 師 : 寺 岡 弘 文 氏 ( 東 京 医 科 歯 科 大 学 名 誉 教 授 ) 演 題 : 生 きる 力 を 育 む 食 育 とは- 生 命 科 学 から 考 える 特 別 セミナー 第 二 部 < 地 域 事 例 報 告 > 講 師 : 河 合 定 郎 氏 (( 有 ) 甲 賀 もち 工 房 代 表 取 締 役 ) 演 題 : 甲 賀 もち 工 房 の 取 り 組 み ~ 米 粉 たい 焼 き 近 江 めん 米 粉 スイーツ~ 講 師 : 髙 木 あゆみ 氏 (Shop Madre 代 表 取 締 役 ) 演 題 : Shop Madreの 取 り 組 み ~アレルギー 対 応 スイーツ 惣 菜 他 各 種 米 粉 食 品 の 開 発 と 普 及 活 動 ~ 3 1 2 弁 当 箱 法 による 簡 単 なカロリー 計 算 法 ( 食 育 を 対 象 とした 意 見 交 換 会 ) 講 師 : 三 宅 文 子 氏
第 15 号 PAGE 11 第 1 回 米 粉 料 理 レシピコンテスト 地 区 決 勝 大 会 が1 月 2 月 に4カ 所 で 開 催 され 全 国 決 勝 大 会 に 進 む24 名 が 決 まりました また 関 連 事 業 として 記 念 特 別 セミナー も 併 催 しました 北 海 道 東 北 地 区 決 勝 大 会 地 区 応 募 数 197 件 地 区 入 選 者 18 作 品 平 成 26 年 1 月 26 日 ( 日 ) <18 入 選 者 プレゼンテーション 審 査 場 所 : 宮 城 学 院 女 子 大 学 > 審 査 委 員 長 宮 城 学 院 女 子 大 学 平 本 福 子 教 授 審 査 委 員 FMS 総 合 研 究 所 代 表 取 締 役 三 輪 宏 子 氏 審 査 委 員 料 理 研 究 家 なごみの 食 卓 主 宰 坂 下 美 樹 氏 表 彰 式 最 優 秀 賞 1 名 優 秀 賞 5 名 ( 以 上 6 名 は 東 京 決 勝 大 会 進 出 ) 敢 闘 賞 12 名 < 特 別 セミナー/3.1.2 弁 当 箱 法 による 食 育 意 見 交 換 会 / 米 粉 製 品 展 示 PRコーナー> 特 別 セミナー 第 一 部 講 師 : 今 田 純 雄 氏 ( 広 島 修 道 大 学 人 文 学 部 教 授 ) 演 題 : 食 の 自 律 性 を 取 り 戻 す- 食 のグローバル 化 と 子 ども 達 特 別 セミナー 第 二 部 < 地 域 事 例 報 告 >(11:00~12:00) 講 師 : 高 橋 和 美 氏 (( 有 ) 角 屋 代 表 取 締 役 ) 演 題 : 美 唄 こめこ 研 究 会 活 動 報 告 3 1 2 弁 当 箱 法 による 簡 単 なカロリー 計 算 法 ( 食 育 を 対 象 とした 意 見 交 換 会 ) 講 師 : 武 内 真 理 氏 中 四 国 九 州 地 区 決 勝 大 会 地 区 応 募 数 412 件 地 区 入 選 者 19 作 品 平 成 26 年 2 月 9 日 ( 日 ) <19 入 選 者 プレゼンテーション 審 査 場 所 :くらしき 作 陽 大 学 > 審 査 委 員 長 くらしき 作 陽 大 学 髙 橋 敦 子 教 授 審 査 委 員 管 理 栄 養 士 (ウェルソーレ 主 宰 ) 相 藤 春 陽 氏 審 査 委 員 山 陽 新 聞 執 行 役 員 社 長 室 長 大 橋 宗 志 氏 表 彰 式 最 優 秀 賞 1 名 優 秀 賞 5 名 ( 以 上 6 名 は 東 京 決 勝 大 会 進 出 ) 敢 闘 賞 13 名 < 特 別 セミナー/3.1.2 弁 当 箱 法 による 食 育 意 見 交 換 会 / 米 粉 製 品 展 示 PRコーナー> 特 別 セミナー 第 一 部 講 師 : 山 下 静 江 氏 (くらしき 作 陽 大 学 食 文 化 学 部 長 教 授 ) 演 題 : 伝 えるから 伝 わる 食 育 へ- 周 知 ~ 実 践 の 食 卓 の 時 代 を 考 える 特 別 セミナー 第 二 部 < 地 域 事 例 報 告 > 講 師 : 中 野 敏 朗 氏 演 題 : 米 粉 の 新 しい 利 用 方 法 講 師 : 堤 公 博 氏 ( 九 州 米 粉 食 品 普 及 推 進 協 議 会 会 長 ) 演 題 : 米 粉 による 熊 本 県 の 事 例 発 表 3 1 2 弁 当 箱 法 による 簡 単 なカロリー 計 算 法 ( 食 育 を 対 象 とした 意 見 交 換 会 ) 講 師 : 指 田 夏 美 氏
PAGE 12 CAP.N 通 信 米 粉 で 地 域 と 日 本 を 変 える! 編 集 後 記 初 代 の 米 粉 の 名 人 大 賞 には デザート 部 門 で 応 募 した 埼 玉 県 の 女 子 高 校 生 が 輝 きました チームメイトがアイデアを 出 し 合 った 結 果 の 栄 冠 です 料 理 に 使 った 米 は 自 分 たちが 田 植 え し 収 穫 したものでした 決 勝 大 会 には 地 区 大 会 を 勝 ち 抜 いた24 名 が 出 場 し 地 元 食 材 を 使 っ た 郷 土 食 豊 かな 作 品 創 意 工 夫 あふれる 作 品 など 多 彩 な 米 粉 料 理 が 披 露 されました 全 国 規 模 では 初 の 米 粉 料 理 グランプリには 全 国 から 約 1200 件 のレシピ 応 募 があり そのなかで 高 校 生 が4 割 も 占 めたのも 今 回 の 大 きな 特 色 でした 審 査 委 員 の 方 々からは 高 校 生 の 応 募 が 多 いのが 印 象 的 で 感 激 した 若 い 人 の 応 募 が 多 かったことは 小 学 校 中 学 校 での 食 の 指 導 食 育 の 面 でも 明 るい 将 来 があると 感 じた との 講 評 がありました 記 念 特 別 セミナーの 開 会 挨 拶 を 行 ったNPO 法 人 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワークの 島 田 圭 一 郎 理 事 長 も 若 い 人 たちのエネ ルギーと 関 心 の 高 さを 感 じました 今 回 のグランプリが1つの 起 爆 剤 となり 都 市 農 村 を 問 わ ず 家 庭 地 域 学 校 企 業 などで 米 粉 の 多 様 な 料 理 米 粉 の 食 品 特 性 に 対 する 認 識 が 広 がり 米 粉 普 及 が 加 速 するよう 期 待 したい と 強 調 しました 今 回 のグランプリ 開 催 は 多 くの 関 係 者 の 暖 かいご 支 援 とご 協 力 があってこそ 実 現 し そし て 初 めての 取 り 組 みで 短 い 準 備 期 間 ながら 内 容 が 充 実 し 大 変 良 かった ( 農 水 省 )と 評 価 されたことは 汗 を 流 した 主 催 者 として 嬉 しい 限 りです また 各 地 区 の 決 勝 大 会 で 多 大 なご 協 力 いただいた 地 区 グランプリ 実 行 委 員 の 皆 様 には 感 謝 に 絶 えません NPO 法 人 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワーク(CAP.NET)が 発 足 して 今 年 で6 年 目 グランプリのスローガンは~ おいしさ 健 康 文 化 未 来 に 伝 えたい にっぽんの 米 粉 料 理 あなたの 米 粉 レシピから 日 本 の 食 が 動 きだす~と 掲 げています 記 念 特 別 セミナーで 講 演 した 女 子 栄 養 大 学 の 五 明 紀 春 副 学 長 は 米 粉 グランプリは 日 本 民 族 の 米 を 食 べる 伝 統 文 化 をさらに 発 展 させ できれば 世 界 に 打 って 出 ようという 取 り 組 みと 受 け 止 めている と 述 べられました 島 田 理 事 長 は 開 会 挨 拶 で 2020 年 の 東 京 五 輪 パラリンピックでも 日 本 の 米 粉 パン 米 粉 料 理 を 外 国 の 選 手 や 観 光 客 に 是 非 食 べてもらいたい と 米 粉 普 及 促 進 運 動 の 大 きな 目 標 の 実 現 を 呼 びかけました CAP.NETは 次 の 新 しい 活 動 に 踏 み 出 そうとしています 米 粉 は 和 食 から 洋 食 デザートにいたるまで 幅 広 く 使 え 日 本 の 新 たな 食 文 化 を 創 造 して いく 可 能 性 を 秘 めていることを 今 回 のグランプリ 開 催 で 実 感 しました また 改 めて 学 校 給 食 病 院 食 介 護 食 などの 献 立 にも 利 用 範 囲 が 広 がる 期 待 も 大 きくなっています 特 に 最 近 は アレルギーの 代 替 食 としても 注 目 されていることは 見 逃 せません 小 麦 卵 牛 乳 アレルギー 対 応 の 米 粉 製 品 づくりも 活 発 になっています 米 は 最 もアレルギーに 対 し 安 全 安 心 な 食 品 で あり アレルギーフリー 食 品 への 要 望 が 子 供 たち 若 い 世 代 中 心 に 高 まっています 米 粉 の 新 たな 需 要 拡 大 戦 略 の1つに 位 置 付 けることが 求 められます (T) 平 成 26 年 度 通 常 総 会 のお 知 らせ 下 記 の 通 り NPO 法 人 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワーク 通 常 総 会 を 開 催 します 平 成 26 年 度 通 常 総 会 日 時 :5 月 28 日 ( 水 ) 午 後 2 時 30 分 開 会 会 場 : 衆 議 院 第 2 議 員 会 館 B1 大 会 議 室 東 京 都 千 代 田 区 永 田 町 2-2-1 議 題 は25 年 度 事 業 決 算 報 告 26 年 度 事 業 計 画 収 支 予 算 案 等 です 総 会 終 了 後 の 米 粉 懇 話 会 では 自 民 党 宮 腰 光 寛 衆 議 院 議 員 の 講 演 を 予 定 しております CAP.Nホームぺージ NPO 法 人 国 内 産 米 粉 促 進 ネットワーク 101-0054 東 京 都 千 代 田 区 神 田 錦 町 1-21 轟 神 田 ビル702 電 話 &FAX:03(5283)6336 Email:cap.net08@siren.ocn.ne.jp