会 館 だより 2016 年 4 月 号 No.322 公 益 財 団 法 人 日 中 友 好 会 館
目 次 ご 挨 拶 平 成 28 年 度 を 迎 えて ( 公 財 ) 日 中 友 好 会 館 会 長 江 田 五 月 行 事 案 内 日 中 友 好 会 館 美 術 館 主 催 展 中 国 第 12 回 全 国 美 術 展 受 賞 優 秀 作 品 による 現 代 中 国 の 美 術 百 花 繚 乱 中 国 リア リズムの 煌 めき 日 中 友 好 後 楽 会 定 例 談 話 会 春 季 ハイキング 2016 年 中 国 旅 行 年 会 費 のお 振 込 み 案 内 について 活 動 記 録 主 催 展 百 花 繚 乱 中 国 リアリズムの 煌 めき 開 幕 式 およびギャラリートーク 開 催 文 京 区 国 際 交 流 フェスタに 参 加 JENESYS2.0 2015 年 度 中 国 青 年 メディア 関 係 者 代 表 団 第 3 陣 が 来 日 第 19 回 日 中 学 院 倉 石 賞 会 館 行 事 と 人 の 動 き 表 紙 団 らん- 家 族 愛 作 者 :チェン ジー( 陳 治 ) ウー シン( 武 欣 ) 中 国 画 高 172cm 幅 200cm 巡 回 展 百 花 繚 乱 中 国 リアリズムの 煌 めき より 郷 里 で 迎 えた 久 方 ぶりの 家 族 団 らんのひととき 中 国 語 題 を 直 訳 すると 情 の 深 い 子 どもたち である 子 どもたちの 帰 郷 を 何 よりの 喜 びとする 年 老 いた 両 親 と 母 親 への 土 産 を 披 露 する 娘 ( 嫁 ) そして 祖 父 に 語 りかける 孫 の 愛 らしい 姿 親 孝 行 や 将 来 への 夢 などが 淡 い 色 調 の 中 に 表 現 されている 何 気 ない 一 コマに 凝 縮 された 普 遍 的 な 家 族 愛 画 面 には 穏 やかな 心 の 安 らぎが 満 ち 溢 れている -1-
ご 挨 拶 平 成 28 年 度 を 迎 えて 公 益 財 団 法 人 日 中 友 好 会 館 会 長 江 田 五 月 今 冬 はおおむね 暖 冬 でしたが 突 然 の 大 寒 波 の 襲 来 など 不 安 定 な 時 もあり やっと春 爛 漫 の 好 季 節 を 迎 えました 皆 さまお 元 気 でご 活 躍 のこととと 思 います 日 中 関 係 は 一 時 期 の 微 妙 な 時 期 を 双 方 の 努 力 で 乗 り 越 え 改 善 の 兆 しが見 られています 本 年 2 月 には 日 本 の 参 議 院 と 中 国 の 全 国 人 民 代 表 大 会 との 定 期 交 流 プログラム 日 中 議 員 会 議 が 実 に 4 年 ぶりに 再 開 され 私 も 張 徳 江 全 国 人 民 代 表 大 会 常 務 委 員 長 と 会 談 しました 当 会 館 が 国 の JENESYS2.0 事 業 の 一 環 として 行 ってきた中 国 との 青 少 年 交 流 事 業 は 平 成 27 年 度 は4000 人 規 模 の 招 聘 を 目 指 し 結 果 として 32 事 業 約 3500 名 の 招 聘 を 達 成 しまし た しかし 残 念 ながら 日 本 から 中 国 への 派 遣 事 業 はいまだ 回 復 できていませ せん 昨 年 12 月 に 駐 日 本 国 中 国 大 使 館 のご 厚 意 で 日 中 学 院 教 職 員 と 学 生 会 館 役 職 員 や 日 中 友 好 後 楽 会 会 員 50 名 が 参 加 した 日 中 友 好 会 館 訪 華 団 が 実 現 しました これを 良 い 契 機 と 捉 え 回 復 の 努 力 を 一 層 重 ねてまいります 日 本 政 府 は 平 成 27 年 度 補 正 予 算 で 日 中 植 林 植 樹 国 際 連 帯 事 業 を 実 施 することを 決 定 しま した 今 後 当 会 館 は 中 国 における 植 林 植 樹 事 業 日 本 国 内 での 植 樹 と併 せて 行 う日 中 両 国 の 青 少 年 等 との 交 流 事 業 及 び 第 三 国 での 植 林 植 樹 事 業 を 行 っていく 事 となります 後 楽 寮 には 常 時 約 200 名 の 中 国 留 学 生 が 生 活 し 学 業 の 傍 ら さまざまな 行 事 で 地 域 の 方 々 と 交 流 しています 美 術 館 では 現 在 好 評 開 催 中 の 現 代 中 国 の 美 術 展 に 続 き 今 年 度 も 中 国 各 地 の 文 化 芸 術 を 紹 介 する 計 画 です 今 夏 には 理 事 評 議 員 等 役 員 の 改 選 時 期 を 迎 えます 課 題 であった 女 性 の 積 極 的 登 用 など 公 益 財 団 法 人 にふさわしい 活 動 に 全 力 を 挙 げてまいります 皆 さまの 変 わらぬご 支 援 を 心 より お 願 いいたします - 2 -
行 事 案 内 日 中 友 好 会 館 美 術 館 中 国 政 府 が 5 年 に 一 度 開 催 する 全 国 美 術 展 は 中 国 全 土 から 数 万 点 にのぼる 作 品 が 寄 せられる 最 大 規 模 にして 現 代 アートの 登 竜 門 とも 称 される 権 威 ある 公 募 展 です 主 催 展 中 国 第 12 回 全 国 美 術 展 受 賞 優 秀 作 品 による 現 代 中 国 の 美 術 百 花 繚 乱 中 国 リアリス ムの 煌 めき 会 期 : 開 催 中 ~4 月 10 日 時 間 : 10:00~17: :00 休 館 日 : 火 曜 日 観 覧 料 : 会 期 中 何 度 でも 入 場 可 能 な パスポート 券 一 般 400 円 ( 団 体 割 引 20 名 以 上 300 円 / 名 ) 大 高 生 200 円 中 学 生 以 下 無 料 日 中 友 好 会 館 で 5 年 毎 に 開 催 し ご 好 評 を 頂 いております 現 代 中 国 の 美 術 7 回 目 と なる 今 回 は 新 たに 百 花 繚 乱 中 国 リアリズ ムの 煌 めき と 題 し 東 京 奈 良 山 梨 長 崎 福 岡 の 日 本 全 国 5ヶ 所 を 巡 回 します 東 京 展 は2 月 25日 に 開 幕 日 中 友 好 会 館 美 術 館 にて 現 在 好 評 開 催 中 です 会 期 終 了 は4 月 10 日 となります 5 年 に1 度 の 貴 重 な 機 会 です 是 非 お 誘 い 合 わせの 上 お 出 掛 けください 古 い 中 庭 の 往 時 バイ ビン( 漆 画 ) 本 展 は 前 述 の 全 国 美 術 展 の 受 賞 優 秀 作 品 の 中 から さらに 日 本 の巡 回 美 術 館 の 各 学 芸 員 が 厳 選 した 約 80 点 をごご 紹 介 するものです 中 国 画 油 彩 画 水 彩 画 版 画 漆 画 などの 絵 画 作 品 から 彫 刻 アニメーションまで い ずれも 確 かな 技 術 に 裏 打 ちされた 高 いレベル を 誇 る 作 品 が 揃 いました 2 メートルを 超 える 大 型 作 品 も 多 く 圧 巻 のスケールをぜひ 間 近 でご 堪 能 ください 入 場 券 は 会 期 中 何 度 でもご 覧 いただけるパ スポートとなっ っております 巡 回 スケジュー ルは 次 ページにてご 案 内 しております 皆 様 のご 来 場 を 心 よりお 待 ち申 し 上 げております 陜 北 の 紅 ソン レンウェイ( 油 彩 画 ) 座 像 シリー ーズ ワン ロン(シリコーンフ ロンス ) - 3 -
<ギャラリートークイベント> 日 時 : 4 月 2 日 14:00 より ( 約 30 分 ) 場 所 : 日 中 友 好 会 館 美 術 館 * 事 前 申 し 込 み 不 要 無 料 ( 要 本 展 観 覧 券 ) ご 好 評 につき 金 賞 受 賞 作 家 のギャラリー トーク を 再 現 開 催 いたします 当 会 館 担 当 職 員 が 作 家 自 身 によるトーク 内 容 をそのままに 制 作 過 程 の 画 像 Q&Aコ ーナーでのご 参 加 者 からの 鋭 いご 質 問 制 作 秘 話 なども 合 わせてご 紹 介 いたします( 今 回 は 当 会 館 担 当 職 員 による 解 説 です 作 家 本 人 は 不 在 となりますので 予 めご 了 承 ください) 百 花 繚 乱 中 国 リアリズムの 煌 めき 巡 回 スケジュー ルのご 案 内 奈 良 県 立 美 術 館 2015 年 8 月 18 日 ~9 月 23 日 終 了 しました 身 延 町 なかとみ 現 代 工 芸 美 術 館 ( 山 梨 県 ) 2015 年 10 月 2 日 ~11 月 15 日 終 了 しました 長 崎 県 美 術 館 2015 年 12 月 12 日 ~2016 年 1 月 31 日 終 了 しました 日 中 友 好 会 館 美 術 館 2016 年 2 月 25 日 ~4 月 10 日 福 岡 アジア 美 術 館 2016 年 4 月 16 日 ~5 月 22 日 * 詳 細 は 各 美 術 館 に 直 接 お 問 い 合 わせくださ い 2 月 に 行 われた 来 日 作 家 によるキ ャラリートークイヘ ント その 他 会 期 中 に 関 連 イベントも 複 数 予 定 しております 詳 細 は 当 会 館 ホームページ http://www.jcfc.or.jp/ にてご 確 認 くださ い 問 合 せ 文 化 事 業 部 ( 平 日 9 時 ~17 時 ) 電 話 : 03-3815-5085 FAX:03-3811-5263 E-mail:bunka@jcfc.or.jp - 4 -
日 中 友 好 後 楽 会 定 例 談 話 会 4 月 は 寮 生 が 大 学 の 新 学 期 で 何 かと 忙 しい 時 期 ですので 次 回 の 談 話 会 は 5 月 にさせて いただきます 詳 細 は5 月 号 にてお 知 らせい たします 春 季 ハイキング 日 時 :5 月 19 日 朝 8 時 45 分 後 楽 賓 館 集 合 ( 予 定 ) 2016 年 中 国 旅 行 今 年 の 中 国 旅 行 が 決 定 いたしました 日 程 は 2016 年 6 月 15 日 ~6 月 21 日 の 6 泊 7 日 です 今 回 は 奥 桂 林 と 称 される 陽 朔 か ら 更 に 奥 地 の 鐘 山 や 賀 州 周 辺 の 漓 江 下 り 龍 脊 棚 田 少 数 民 族 を 巡 る 旅 です 後 楽 会 では 1994 年 に 訪 れていますが 22 年 前 よりかなり 変 化 していると 思 います 一 度 参 加 された 方 も 前 回 とは 別 の 場 所 を 訪 れますので 是 非 ご 検 討 ください 行 先 :アサヒビール 神 奈 川 工 場 大 雄 山 最 乗 寺 かまぼこの 里 ( 神 奈 川 県 南 足 柄 小 田 原 方 面 ) 参 加 費 :7,000 円 / 人 (バス 昼 食 代 込 み) 春 のハイキングは新 緑 の 美 しい 南 足 柄 方 面 を 訪 問 します 午 前 中 は アサヒビール 神 奈 川 工 場 を 見 学 水 と 緑 に 溢 れた 環 境 にやさし い 工 場 で ビールの 製 造 過 程 を 学 び 試 飲 も 楽 しみましょう 午 後 はパワースポットとしても 有 名 な 大 雄 山 最 乗 寺 を 参 拝 します 新 緑 と 季 節 の 花 々の ほか 県 の 天 然 記 念 物 に 指 定 された 杉 並 木 大 天 狗 小 天 狗 像 大 小 の 高 下 駄 と 見 所 いっ ぱいです 長 い 黒 髪 の 瑶 (ヤオ) 族 お 申 し 込 みの 締 め 切 りは4 月 15 日 となり ますが 振 込 案 内 や 諸 連 絡 がございますので ご 希 望 の 方 はお 早 めにごご 一 報 いただきますよ うお 願 いいたします ( 担 当 : 田 辺 ) 最 後 に 小 田 原 のかまぼこの 里 に 寄 る 予 定 で す 新 しく 入 寮 した 後 楽 寮 生 と 一 緒 に 楽 し んで 参 加 いただけたらと 思 います 5 月 2 日 まで 参 加 者 を 募 集 しています お 申 込 みの 方 には 改 めて 詳 しくご 案 内 申 し 上 げます アサヒビール 神 奈 川 工 場 (HPP より) ( 担 当 : 緒 方 ) - 5 -
2016 年 中 国 旅 行 日 程 :6 月 15 日 ~6 月 21 日 6 泊 7 日 行 先 : 桂 林 陽 朔 賀 州 奥 桂 林 を 巡 る 旅 1 日 目 : 羽 田 空 港 より 上 海 乗 継 桂 林 空 港 へ 2 日 目 : 桂 林 郊 外 靖 江 王 十 一 陵 リフトにて 尭 山 見 学 バスにて 陽 朔 へ 移 動 後 陽 朔 から 福 利 鎮 までの 漓 江 下 り 等 夜 チャン イーモー 監 督 プロデュースの 野 外 水 上 劇 場 ショー 印 象 劉 三 姐 鑑 賞 3 日 目 : 少 数 民 族 の 桃 源 郷 を 主 題 にしたテーマパーク 世 外 桃 源 見 学 月 亮 山 千 年 ガジュマル 見 学 遇 龍 河 工 農 橋 周 辺 の 散 策 午 後 鍾 乳 洞 銀 子 岩 見 学 その 後 バスにて 賀 州 へ 4 日 目 : 客 家 囲 屋 臨 賀 古 城 賀 州 石 林 見 学 5 日 目 : 黄 姚 古 鎮 見 学 午 後 バスにて 桂 林 へ 夜 元 後 楽 寮 生 と 交 流 夕 食 会 6 日 目 : 龍 勝 日 帰 り 観 光 ヤオ 族 部 落 黄 洛 瑶 寨 訪 問 午 後 リフトを 利 用 して 龍 脊 棚 田 見 学 7 日 目 : 桂 林 空 港 より 上 海 乗 継 羽 田 空 港 へ 参 加 費 用 : 会 員 197,000/1 名 (2 人 一 部 屋 利 用 の 場 合 国 際 線 燃 油 チャージ 別 ) 漓 江 下 り 詳 細 は 事 務 局 へお 問 い 合 わせください 年 会 費 のお 振 込 み 案 内 について 2016 年 度 の 年 会 費 ( 個 人 会 員 \12,000)のお 振 込 み 案 内 は 4 月 中 に 会 員 の 皆 様 へ 郵 送 させて いただく 予 定 です 万 が 一 案 内 が 届 かない 場 合 やご 不 明 なことがございましたらお 手 数 です が 事 務 局 までお 知 らせください 今 年 度 も 会 員 の 皆 様 と 寮 生 の 交 流 が 深 まり 中 国 への 理 解 が 更 に 深 まるよう 尽 力 いたします ので 何 卒 よろしくお 願 いいたします 申 込 み 問 合 せ 後 楽 会 事 務 局 電 話 :03-3811-5305 FAX:03-3811-5263 E-mail:kourakukai@jcfc.or.jp - 6 -
活 動 記 録 主 催 展 百 花 繚 乱 中 国 リアリス ムの 煌 めき 開 幕 式 およびキ ャラリートーク 開 催 日 中 友 好 会 館 美 術 館 主 催 百 花 繚 乱 中 国 リアリズムの 煌 めき 東 京 展 がいよいよ 2 月 25 日 に 開 幕 しました( 会 期 :2016 年 2 月 25 日 ~4 月 10 日 ) また 東 京 展 の 開 幕 に合 わせ 中 国 側 主 催 者 である 中 国 美 術 家 協 会 より 何 家 英 副 主 席 全 国 美 術 展 金 賞 受 賞 作 家 を 含 む 6 名 が 来 日 さ れました 2 月 27 日 展 示 会 場 の 地 下 1F 大 ホール に 於 いて 来 日 作 家 によるギャラリートーク イベントを 開 催 中 国 画 団 らん 家 族 愛 の 作 者 陳 治 さん 武 欣 さんご 夫 妻 漆 画 漁 網 を 編 む の 作 者 張 玉 恵 さんがそれぞれ 作 品 の 背 景 制 作 過 程 など画 像 も 使 い 解 説 しま した 参 加 者 からはたく さん 質 問 もあがり 楽 しいひととき きとなりました なお 美 術 館 関 連 イベント 情 報 を 4ページ に 掲 載 しています こちらも 合 わせてご 覧 ください ( 文 化 事 業 部 ) 開 幕 式 テープカットの 様 子 開 幕 式 には 100 名 を 超 えるご 来 賓 がご 臨 席 くださり 江 田 五 月 日 中 友 好 会 館 会 長 何 家 英 中 国 美 術 家 協 会 副 主 席 郭 燕 中 国 大 使 館 公 使 海 江 田 万 里 民 主 党 元 代 表 らによるテー プカットが 行 われました その 後 関 係 者 内 覧 会 では 本 展 の 巡 回 美 術 館 ( 奈 良 県 立 美 術 館 長 崎 県 美 術 館 福 岡 アジア 美 術 館 )の 担 当 学 芸 員 によるギャラリートークを 開 催 参 加 者 は 作 品 の 見 どころ 解 説 に 熱 心 に 耳 を 傾 けてい ました 内 覧 会 にて 奈 良 県 立 美 術 館 南 城 学 芸 課 長 によるキ ャラリートークク 文 京 区 国 際 交 流 フェスタに 参 加 2 月 20 日 文 京 シビックセンター ーにおいて 文 京 区 国 際 交 流 フェスタが 行 われました こ の 催 しは 外 国 人 と 日 本 人 の 文 化 を 通 じた 交 流 の 場 として 国 際 交 流 フェスタ 実 行 委 員 会 が 主 催 し 今 年 で 10 回 目 となります 日 中 友 好 会 館 からは 日 中 学 院 と 後 楽 寮 生 の 有 志 が 参 加 しました 日 中 学 院 は中 国 語 初 級 講 座 を 開 きました 講 座 に 参 加 した 方 からは 中 国 語 であいさつ ができるようになった 今 後 も 継 続 して 中 国 語 を 勉 強 したい 等 の 感 想 が 聞 かれ 楽 しみ ながら 学 べる日 中 学 院 の 魅 力 が 存 分 に 伝 わっ た 良 い 機 会 となり とても 好 評 でした 後 楽 寮 生 のステージパフォーマンスは 唐 の 時 代 の 漢 族 の 衣 装 に 身 を 包 んだ 徐 烺 さんの 司 会 で 始 まりました 沈 倩 雯 さんの 琵 琶 演 奏 王 文 強 さんの 変 面 馬 錚 さんの 古 琴 の 演 奏 で した 変 面 とは 演 者 が 踊 りながらかぶっ ている 面 を 素 早 く 取 り 替 える 中 国 伝 統 の 演 目 - 7 -
です どのような 仕 掛 けがあるかは 絶 対 に 秘 密 ですので 観 客 の 皆 さんは 歓 喜 の 声 を 上 げ ながら 不 思 議 そうに 見 入 っていました ました 全 く 日 本 語 を 話 すことができない 寮 生 たちも 身 振 り 手 振 りを 交 えつつ 楽 しく 有 意 義 な 時 間 を 過 ごすことができました ( 留 学 生 事 業 部 ) JENESYS2.0 2015 年 度 中 国 青 年 メテ ィア 関 係 者 代 表 団 第 3 陣 が 来 日 一 行 55 名 が 東 京 高 知 神 奈 川 愛 知 を 訪 問 後 楽 寮 生 によるステージパフォーマンス( 変 面 ) また 今 年 から 国 際 交 流 サロンという 交 流 コーナーが 設 けられました 各 国 のブースに はパンフレットや 写 真 などが 置 かれ その 国 の 紹 介 や 会 話 を 通 じた 様 々な 交 流 が 行 われて いました 寮 生 たちも 文 京 区 民 の 皆 さんに 中 国 の 文 化 を 紹 介 したり 他 の 参 加 国 の 文 化 に 触 れたり 異 文 化 交 流 を 楽 しみました 2016 年 1 月 24 日 から 1 月 31 日 までの 日 程 で 2015 年 度 中 国 青 年 メディア 関 係 者 代 表 団 第 3 陣 ( 団 長 : 丁 小 鳴 中 共 中 央 委 員 会 宣 伝 部 国 際 連 絡 局 巡 視 員 )が 来 日 した 本 団 は 中 国 でメディア 関 係 の 仕 事 に 携 わる 青 年 で 構 成 さ れた 計 55 名 で 外 務 省 が 実 施 する JENESYS2.0 の 一 環 として 招 聘 した 代 表 団 は 東 京 の 他 第 1 分 団 は 高 知 を 第 2 分 団 は 神 奈 川 愛 知 を 訪 問 し 分 団 ごと に おもてなし 文 化 ( 第 1 分 団 ) 食 の 安 全 ( 第 2 分 団 )をテーマに 各 行 政 関 係 者 や 関 係 機 関 団 体 との 交 流 関 連 施 設 の 訪 問 視 察 を 行 った また 日 本 のメディアへの 訪 問 交 流 や 街 頭 での 自 由 取 材 その 他 各 地 で 日 本 のさまざまな 分 野 の 視 察 参 観 等 を 通 して 包 括 的 な 対 日 理 解 を 深 めた 日 中 のメディア 関 係 者 が 交 流 国 際 交 流 サロンにて 各 国 参 加 者 と 交 流 その 他 寮 生 たちに 人 気 があったのはフェ スタ 内 にある 体 験 コーナーです 折 り 紙 華 道 ( 生 け 花 ) 押 し 花 茶 道 ( 茶 の 湯 ) 書 道 着 物 着 付 け 体 験 等 日 本 の 伝 統 文 化 を 代 表 す る 様 々な 催 しがあり 日 頃 はなかなかできな い 体 験 とあって どれも 長 蛇 の 列 を 作 ってい 首 都 圏 では 分 団 ごとに 日 本 経 済 新 聞 社 神 奈 川 新 聞 社 を 訪 問 地 方 では 第 1 分 団 がテ レビ 高 知 第 2 分 団 が 愛 知 の CBC テレビを 訪 問 した 各 メディアの 特 徴 や 独 自 の 事 業 展 開 報 道 姿 勢 などの 紹 介 を 受 けたほか 制 作 現 場 を 見 学 し メディア 関 係 者 同 士 で 懇 談 した 団 員 からは 既 存 メディアに 対 するニュー メディアの 台 頭 共 存 について 読 者 視 聴 者 のニーズや 報 道 意 義 とコンテンツとの 関 係 性 についてなど さまざまな 質 問 があがった - 8 -
また 地 方 では 地 域 に 密 着 した報 道 のあり方 地 域 の 魅 力 を 発 信 する 取 り 組 み 自 社 番 組 制 作 のプロセスやスタッフワーク 番 組 連 動 イ ベントなどに 団 員 たちは 関 心 を 寄 せていた 東 京 地 方 で 各 分 団 のテーマについて 理 解 を 深 める おもてなし 文 化 をテーマとする 第 1 分 団 は 東 京 の 茶 道 会 館 で 日 本 人 のもてなしに 関 するレクチャーを 受 け 400 年 以 上 の 歴 史 を 持 つ 裏 千 家 の 茶 道 を 体 験 した 日 本 人 のお もてなし 文 化 がどうして 根 付 いたのか 一 期 一 会 という 言 葉 に 代 表 される 茶 道 文 化 の 背 景 や 昔 ながらの 風 習 習 慣 に 由 来 するおもて なしの 精 神 について 理 解 を 深 めた また JAL 客 室 教 育 訓 練 センターでは 客 室 乗 務 員 の 訓 練 施 設 や 訓 練 デモンストレー ーションを 視 察 おもてなし 精 神 に 基 づいたサー ービス 提 供 や お 客 様 の 心 に 寄 り 添 う 気 持 ちを 大 切 にした 社 員 教 育 企 業 理 念 について 紹 介 を 受 けた 日 程 後 半 は 地 方 自 治 体 で 唯 一 おもてなし 課 を 設 置 している 高 知 を 訪 問 全 県 民 活 動 とし て 実 践 している 高 知 県 おもてなし 課 のさまざ まな 施 策 を 知 ることができた お 客 様 の 心 に 寄 り 添 う 気 持 ちを 育 てる 客 室 乗 務 員 の 訓 練 を 体 感 (JAL 客 室 教 育 訓 練 センター) 食 の 安 全 をテーマとする 第 2 分 団 は 厚 生 労 働 省 ブリーフにて 日 本 の 食 品 衛 生 行 政 の 概 要 について 説 明 を 受 け 食 の 安 全 確 保 のために 行 政 関 係 機 関 事 業 者 生 産 者 が どのように 連 携 し リスク 管 理 を 行 っている かについて 全 般 的 な 理 解 を 深 めた そのほか 東 京 では 植 物 工 場 のパソナアーバンファー ムにおいて オフィスビルで 実 践 されている 農 業 の 新 しい 形 を 視 察 した 日 程 後 半 は 愛 知 を 訪 問 し 愛 知 県 健 康 福 祉 部 より あいち 食 の 安 全 安 心 推 進 アクションプラン に 基 づ く 県 独 自 の 検 査 体 制 やリスクコミュニケーシ ョンの 取 り 組 みに 関 し 説 明 を 受 けたほか 愛 知 ヤクルト 工 場 で 製 造 工 程 における 安 全 品 質 管 理 について 視 察 を 行 った また 名 古 屋 市 中 央 卸 売 市 場 本 場 と 名 古 屋 市 食 品 衛 生 検 査 所 の 視 察 や 検 査 体 験 を 通 じ 市 場 内 の 流 通 商 品 の 衛 生 管 理 検 査 体 制 について 理 解 を 深 め た そのほか 一 行 は 地 域 の 外 国 語 通 訳 を 兼 ね た 観 光 ボランティアガイド 同 行 のもと 第 1 分 団 は 高 知 市 内 の 市 場 や 高 知 城 第 2 分 団 は 横 浜 市 内 の 史 跡 名 所 を 参 観 しながら 海 外 メ ディア 独 自 の 視 点 で 地 域 の 魅 力 を 発 見 するべ く またそれぞれの 分 団 テーマに 沿 った 内 容 についてより 一 層 の 理 解 を 深 めようと 自 由 取 材 を 行 った 団 員 たちはボランティアガイド や 一 般 市 民 との 触 れ 合 いも 楽 しみながら 積 極 的 に 街 頭 インタビュー を 実 施 ボランティ アガイドの 温 かいおもて なしも 体 感 すること ができた さらに 皇 居 浅 草 国 会 議 事 堂 TEPIA 先 端 技 術 館 高 知 では 桂 浜 高 知 よさこい 情 報 交 流 館 横 山 隆 一 記 念 まんが 館 高 知 市 清 掃 工 場 愛 知 では 名 古 屋 城 トヨタ産 業 技 術 記 念 館 を 参 観 し 日 本 の政 治 経 済 先 端 技 術 環 境 保 護 の 分 野 のほか 地 域 特 有 の 歴 史 文 化 に 触 れた 団 員 からは 日 本 のメディア 概 況 を 知 ると ともに 既 存 のメディア とニューメディアの 融 合 発 展 について 率 直 な 意 見 交 換 をする ことができた 両 国 メディアが 互 いに 連 携 し 互 いを 手 本 に 新 しい 活 力 を 入 れていくことが - 9 -
課 題 だと感 じた 地 域 社 会 におけるメディア の 存 在 意 義 使 命 を 改 めて 認 識 することがで きた す すべての 訪 問 先 や 日 本 側 関 係 者 の 一 挙 手 一 投 足 が おもてなし を 自 然 と 示 してい た 会 った 時 にはお 辞 儀 をし 笑 顔 で 挨 拶 す る そして 相 手 が 見 えなくなるまで 手 を 振 り 見 送 る おもてなし は 国 や 言 語 に 関 係 なく 人 と 人 との 交 流 の 懸 け 橋 だと 感 じた 関 係 省 庁 や 地 方 自 治 体 食 品 衛 生 検 査 機 関 生 産 現 場 市 場 企 業 など 皆 それぞれの 立 場 にお いて 日 本 の 食 の 安 全 を 守 るため 努 力 し 連 携 して 取 り 組 んでいることがよく 理 解 できた などの 感 想 が 聞 かれた 中 国 の 若 手 メディア 関 係 者 が 8 日 間 の 訪 日 で 見 聞 したことを 帰 国 後 中 国 各 地 から 発 信 することが 期 待 され る 第 19 回 日 中 学 院 倉 石 賞 ( 公 財 ) 国 際 文 化 フォーラムが 受 賞 日 中 学 院 では 創 始 者 の 倉 石 武 四 郎 先 生 を 記 念 して 1989 年 に 倉 石 賞 を 創 設 し 日 本 における 中 国 語 教 育 の 普 及 や 日 中 文 化 交 流 に 寄 与 した 個 人 団 体 を 表 彰 している 第 19 回 目 となる 20155 年 度 は ( ( 公 財 ) 国 際 文 化 フォ ーラム(TJF) が 受 賞 した 日 中 学 院 の 吉 田 隆 司 学 院 長 から 国 際 文 化 フォーラムの 山 根 隆 評 議 員 に 賞 状 を 授 与 生 放 送 番 組 用 のテレビスタジオセットに 触 れる (CBC テレビ) 本 団 の 受 け 入 れにご 協 力 くださった 関 係 機 関 関 係 者 の 皆 様 に この 場 を 借 りて 厚 く 御 礼 申 し 上 げたい ( 総 合 交 流 部 ) TJF は 日 本 の 高 等 学 校 における 中 国 語 韓 国 語 教 育 の 実 態 調 査 を 行 い その 成 果 を 発 表 するとともに 中 国 語 を学 ぶ 日 本 の 高 校 生 を 2007 年 から 2012 年 までで 毎 年 中 国 での 短 期 研 修 に 派 遣 し また 一 方 で日 本 の 高 校 の 中 国 語 教 員 研 修 などにも 力 を 入 れ さらに 中 国 の 日 本 語 教 員 の 日 本 への 招 聘 などを 行 っ てきた これら 多 くの 実 りある活 動 が 認 められ 第 19 回 日 中 学 院 倉 石 賞 を 受 賞 した 2 月 20 日 に日 中 学 院 で 授 賞 式 が 行 われ 中 国 大 使 館 の 胡 志 平 公 使 参 事 官 呉 明 教 育 部 二 等 書 記 官 をはじめ 中 国 語 教 育 関 係 者 友 好 団 体 関 係 者 が 出 席 し 和 やかな 雰 囲 気 の 中 で 終 了 した 日 中 友 好 会 館 から 武 田 勝 年 理 事 長 と 鄭 祥 林 中 国 代 表 理 事 が 出 席 した ( 日 中 学 院 ) - 10 -
会 館 行 事 と 人 の 動 き 2/1~29 会 館 行 事 2/ 4 後 楽 会 談 話 会 交 流 夕 食 会 後 楽 寮 - 友 好 の 信 念 を 貫 く 留 学 生 寮 80 年 の 歴 史 を 乗 り 越 えて- ( 講 師 : 王 純 ) 2/ 7 後 楽 寮 大 晦 日 餃 子 パーティー 2/24~28 主 催 展 現 代 中 国 の 美 術 代 表 団 来 日 2/25~4/10 主 催 展 現 代 中 国 の 美 術 百 花 繚 乱 中 国 リアリズムの 煌 めき (2/25 開 幕 式 祝 賀 会 2/27 ギャラリートーク) 来 館 訪 問 面 会 2/ 2 中 国 人 民 大 学 法 学 院 楊 東 副 院 長 来 館 ( 留 学 生 事 業 部 ) 2/ 4 後 楽 会 ( 中 国 ) 友 好 聯 誼 会 陳 暁 光 会 長 ( 元 職 員 中 国 教 育 出 版 傳 媒 集 団 副 総 経 理 ) 来 館 ( 武 田 理 事 長 鄭 中 国 代 表 理 事 留 学 生 事 業 部 ) 毎 日 新 聞 社 編 集 編 成 局 安 藤 大 介 経 済 部 記 者 来 館 ( 留 学 生 事 業 部 ) 2/ 5 日 中 経 済 協 会 岡 本 巖 理 事 長 来 館 ( 荒 井 常 務 理 事 ) 2/ 9 毎 日 新 聞 社 事 業 部 川 俣 享 子 次 長 他 訪 問 ( 武 田 理 事 長 鄭 中 国 代 表 理 事 ) 2/16 国 際 交 流 基 金 日 中 交 流 センター 堀 俊 雄 事 務 局 長 他 2 名 来 館 ( 留 学 生 事 業 部 ) 法 政 大 学 国 際 日 本 学 研 究 所 王 敏 教 授 来 館 ( 武 田 理 事 長 鄭 中 国 代 表 理 事 留 学 生 事 業 部 ) 2/17 王 秀 雲 中 国 日 本 友 好 協 会 副 会 長 一 行 来 館 ( 武 田 理 事 長 鄭 中 国 代 表 理 事 荒 井 常 務 理 事 他 ) 同 会 食 ( 江 田 会 長 海 江 田 評 議 員 武 田 理 事 長 鄭 中 国 代 表 理 事 荒 井 常 務 理 事 他 ) 2/22 フューチャー デザイン ラボ 竹 原 啓 二 代 表 取 締 役 社 長 来 館 ( 武 田 理 事 長 留 学 生 事 業 部 ) 2/23 東 京 華 僑 総 会 訪 問 ( 鄭 中 国 代 表 理 事 ) 2/29 ( 一 財 ) 日 本 国 際 協 力 センター 山 名 健 司 事 務 局 長 来 館 ( 荒 井 常 務 理 事 ) 行 事 参 加 その 他 の 活 動 2/ 5 東 京 ドーム テーブルウエア フェスティバル 見 学 ( 後 楽 寮 生 ) 2/ 6 千 代 田 区 日 中 友 好 協 会 新 春 のつどい( 留 学 生 事 業 部 後 楽 寮 生 ) 2/ 7 北 区 日 中 友 好 協 会 春 節 餃 子 パーティー( 留 学 生 事 業 部 後 楽 寮 生 ) 2/20 第 19 回 日 中 学 院 倉 石 賞 授 賞 式 祝 賀 会 ( 武 田 理 事 長 鄭 中 国 代 表 理 事 ) 文 京 区 国 際 交 流 フェスタ( 留 学 生 事 業 部 後 楽 寮 生 ) 2/23 日 中 学 院 評 議 会 ( 武 田 理 事 長 鄭 中 国 代 表 理 事 荒 井 常 務 理 事 ) 発 行 2016 年 4 月 1 日 発 行 第 322 号 公 益 財 団 法 人 日 中 友 好 会 館 112-0004 東 京 都 文 京 区 後 楽 1 丁 目 5 番 3 号 電 話 (03)3811 5317 FAX(03)3811 5263 http://www.jcfc.or.jp/