2015 年 ( 平 成 27 年 )11 月 11 日 平 成 28 年 度 予 算 税 制 改 正 大 綱 に 望 む( 概 要 ) ~デフレ 脱 却 の 実 現 と 次 世 代 への 貢 献 に 資 する 政 策 の 着 実 な 実 行 を~ 一 般 社 団 法 人 関 西 経 済 同 友 会 経 済 政 策 委 員 会 はじめに わが 国 はデフレ 脱 却 へ 向 けて 着 実 に 歩 を 進 めている 一 方 で 急 激 に 人 口 減 少 高 齢 化 が 進 む 時 代 へと 突 入 したところである デフレ 脱 却 経 済 成 長 の 実 現 へ 向 けて 成 長 戦 略 の 着 実 な 実 行 が 求 められる 平 成 28 年 度 予 算 編 成 税 制 改 正 は 政 府 の 覚 悟 と 実 行 力 が 問 わ れる 正 念 場 である 当 会 として 以 下 の 通 り 提 言 する 提 言 1 成 長 戦 略 に 資 する 重 点 項 目 に 予 算 税 制 規 制 改 革 三 位 一 体 の 支 援 を 限 られた 予 算 の 中 真 に 経 済 成 長 に 資 する 重 点 項 目 にこそ 優 先 的 な 予 算 配 分 が 施 されるべき である 加 えて 税 制 面 での 支 援 や 岩 盤 規 制 改 革 などと 合 わせた 三 位 一 体 の 政 策 が 進 められ ることを 期 待 する 成 長 戦 略 の 重 点 項 目 として 人 口 減 少 や 労 働 力 不 足 への 対 策 ( 結 婚 出 産 子 育 て 対 策 シ ニア 女 性 の 活 躍 促 進 等 ) ヘルスケア( 医 薬 品 医 療 機 器 の 国 内 開 発 の 環 境 整 備 再 生 医 療 の 産 業 化 予 防 健 康 管 理 の 推 進 等 ) IoT や AI の 活 用 ( 技 術 開 発 プロジェクトや 実 証 実 験 サイバーセキュリティの 強 化 等 ) 観 光 (CIQ 体 制 ( 税 関 出 入 国 管 理 検 疫 )の 整 備 宿 泊 キャパシティ 逼 迫 対 策 起 爆 剤 たる 統 合 型 リゾート(IR)の 実 現 等 ) オープンイノベー ションの 推 進 といった 分 野 が 挙 げられる TPP は 真 にわが 国 産 業 の 国 際 競 争 力 強 化 の 起 爆 剤 になるものと 期 待 している ものづくり 中 小 企 業 の 輸 出 増 加 へつながる 取 組 や 国 際 競 争 力 のある 自 立 した 農 業 実 現 のための 支 援 が 加 速 されることを 望 む 産 業 の 国 際 競 争 力 強 化 のために 早 期 の 法 人 実 効 税 率 20% 台 実 現 へ 向 けて 引 き 続 きインパク トのある 引 き 下 げ 幅 を 望 む 東 京 一 極 集 中 の 是 正 は 喫 緊 の 課 題 である 多 様 な 地 域 が 特 色 ある 発 展 を 実 現 することがわが 国 経 済 の 真 の 成 長 につながる とりわけ 相 応 のポテンシャルを 有 する 関 西 の 成 長 に 力 点 を 置 くことこそ 日 本 全 体 の 活 性 化 へつながる 近 道 である 前 述 の 重 点 項 目 に 加 え 企 業 の 地 方 拠 点 強 化 税 制 の 対 象 地 域 の 見 直 し( 関 西 圏 及 び 中 部 圏 都 心 部 の 対 象 化 ) 等 の 税 制 優 遇 支 援 も 検 討 されるべきだ また 適 正 な 国 土 軸 を 形 成 するためのリニア 中 央 新 幹 線 の 東 京 - 大 阪 間 全 線 同 時 開 業 をはじめ 北 陸 新 幹 線 の 大 阪 までの 早 期 延 伸 ミッシングリンクの 早 期 整 備 国 際 戦 略 港 湾 等 の 機 能 強 化 等 のインフラ 整 備 も 必 須 である 提 言 2 将 来 に 渡 って 持 続 可 能 な 財 政 システムの 実 現 を 財 政 再 建 の 実 現 に 向 けて 長 期 に 渡 って 高 齢 化 等 の 人 口 構 造 の 変 化 が 予 測 される 中 長 期 的 な 推 計 をもとに 将 来 を 見 通 した 政 策 が 実 行 されることを 望 む 2020 年 度 の PB 黒 字 化 は 到 達 点 ではなく 通 過 点 であり 達 成 に 向 けて 歳 入 歳 出 の 両 面 で 力 強 い 政 策 が 求 められる 歳 入 面 では 従 来 当 会 が 主 張 してきた 消 費 税 率 の 10%への 引 き 上 げが 2017 年 4 月 に 確 実 に 実 施 されるよう 強 く 求 める 低 所 得 者 層 等 への 負 担 軽 減 策 として 本 来 は 簡 素 な 給 付 措 置 等 による 対 応 が 望 ましいが 軽 減 税 率 を 導 入 するならば 事 業 者 負 担 への 配 慮 と 逆 進 性 への 1
対 策 が 施 された 制 度 設 計 が 為 されるよう 強 く 求 める 歳 出 削 減 の 断 行 も 不 可 欠 である とりわけ 社 会 保 障 費 の 抑 制 は 免 れず 年 金 医 療 介 護 における 制 度 改 革 は 待 ったなしだ 世 代 間 世 代 内 での 公 平 性 が 担 保 されるような 制 度 への 改 革 が 求 められる お わ り に 政 府 が 掲 げる 新 3 本 の 矢 の 具 体 化 と 早 期 着 手 に 期 待 するとともに 従 来 当 会 が 主 張 する 第 4 の 矢 財 政 再 建 も 喫 緊 の 課 題 である 国 民 に 痛 みを 伴 う 改 革 にも 真 正 面 から 取 り 組 ん でいただきたい 政 府 は 強 力 なガバナンスとリーダーシップを 持 って 経 済 成 長 と 財 政 健 全 化 の 実 現 に 向 けた 確 固 たる 姿 勢 を 国 内 外 へ 明 確 に 示 すよう 期 待 したい 次 世 代 へ 負 担 を 残 さぬよう 未 来 志 向 型 の 政 策 運 営 を 強 く 望 む 以 上 2
2015 年 ( 平 成 27 年 )11 月 11 日 平 成 28 年 度 予 算 税 制 改 正 大 綱 に 望 む ~デフレ 脱 却 の 実 現 と 次 世 代 への 貢 献 に 資 する 政 策 の 着 実 な 実 行 を~ 一 般 社 団 法 人 関 西 経 済 同 友 会 経 済 政 策 委 員 会 はじめに 安 倍 政 権 は 3 本 の 矢 の 経 済 政 策 すなわち 第 1 の 矢 大 胆 な 金 融 政 策 第 2 の 矢 機 動 的 な 財 政 政 策 第 3 の 矢 民 間 投 資 を 喚 起 する 成 長 戦 略 により 経 済 の 好 循 環 を 生 み 出 そうと しており 日 本 はデフレ 脱 却 へ 向 けて 着 実 に 歩 を 進 めている 6 月 に 閣 議 決 定 された 日 本 再 興 戦 略 改 訂 2015 においては 経 済 の 好 循 環 を 着 実 なものにす るための 鍵 となる 施 策 が 多 数 示 されたが 成 長 戦 略 は 潜 在 成 長 力 を 高 める 政 策 であり 今 後 も 示 された 施 策 の 着 実 な 実 行 が 求 められる 中 国 経 済 の 減 速 等 の 影 響 により 世 界 経 済 は 不 透 明 感 を 増 している 一 方 で わが 国 は 急 激 に 人 口 減 少 高 齢 化 が 進 む 時 代 へと 突 入 したところである 平 成 28 年 度 予 算 編 成 税 制 改 正 は デフレ 脱 却 経 済 成 長 の 実 現 に 向 けて 政 府 の 覚 悟 と 実 行 力 が 問 われる 正 念 場 といえよう 当 会 として 以 下 の 通 り 提 言 する 提 言 1 成 長 戦 略 に 資 する 重 点 項 目 に 予 算 税 制 規 制 改 革 三 位 一 体 の 支 援 を 平 成 28 年 度 予 算 における 概 算 要 求 は 高 齢 化 による 社 会 保 障 費 の 増 加 や 各 省 庁 で 昨 年 度 予 算 を 上 回 る 水 準 での 要 求 が 為 された 結 果 総 額 で 過 去 最 大 の 102 兆 円 規 模 に 達 した 経 済 財 政 運 営 と 改 革 の 基 本 方 針 2015( 骨 太 の 方 針 )において 一 般 歳 出 について 社 会 保 障 の 高 齢 化 による 増 加 分 を 除 き 増 加 を 前 提 とせず 歳 出 改 革 に 取 り 組 む 姿 勢 が 示 された 中 予 算 編 成 においては 真 に 経 済 成 長 に 資 する 重 点 項 目 にこそ 優 先 的 な 予 算 配 分 が 施 さ れるべきだ 加 えて 税 制 面 での 支 援 や 岩 盤 規 制 の 改 革 などと 合 わせた 予 算 税 制 規 制 改 革 三 位 一 体 の 政 策 が 進 められることを 期 待 している 成 長 戦 略 の 重 点 項 目 として 人 口 減 少 や 労 働 力 不 足 への 対 策 ( 結 婚 出 産 子 育 て 対 策 シニア 女 性 の 活 躍 促 進 等 ) 医 療 介 護 費 用 の 増 加 といった 社 会 問 題 の 解 決 策 としても 期 待 されるヘルスケア( 医 薬 品 医 療 機 器 の 国 内 開 発 の 環 境 整 備 再 生 医 療 の 産 業 化 予 防 健 康 管 理 の 推 進 等 ) 労 働 生 産 性 の 向 上 をはじめ 広 く 産 業 のあり 方 を 変 革 させる 可 能 3
性 を 持 つ IoT や AI の 活 用 ( 技 術 開 発 プロジェクトや 実 証 実 験 サイバーセキュリティの 強 化 等 ) 交 流 人 口 の 増 加 により 消 費 の 活 性 化 が 期 待 できる 観 光 (CIQ 体 制 ( 税 関 出 入 国 管 理 検 疫 )の 整 備 宿 泊 キャパシティ 逼 迫 対 策 起 爆 剤 たる 統 合 型 リゾート(IR)の 実 現 等 ) 国 内 外 からの 投 資 喚 起 につながる 業 種 企 業 横 断 的 に 知 恵 と 技 術 の 連 携 を 促 進 するオープンイノベーションの 推 進 といった 分 野 が 挙 げられ 重 点 的 予 算 配 分 税 制 に よるインセンティブ 付 与 特 区 の 活 用 等 による 岩 盤 規 制 改 革 を 期 待 したい また 本 年 10 月 5 日 に 大 筋 合 意 に 達 した 環 太 平 洋 経 済 連 携 協 定 (TPP)はアジア 太 平 洋 地 域 の 経 済 活 性 化 につながるのみならず 真 にわが 国 産 業 の 国 際 競 争 力 強 化 の 起 爆 剤 にな るものとして 期 待 している 一 日 も 早 い 発 効 に 向 けて 条 約 の 批 准 等 について 迅 速 な 手 続 きを 求 めるとともに ものづくり 中 小 企 業 の 輸 出 増 加 へつながる 取 組 や 国 際 競 争 力 のあ る 自 立 した 農 業 を 実 現 するための 支 援 が 加 速 されることを 望 む 成 長 戦 略 を 一 層 加 速 させるためには 成 長 志 向 の 法 人 税 改 革 の 力 強 い 推 進 も 必 要 である わ が 国 産 業 の 国 際 競 争 力 強 化 のために 早 期 の 法 人 実 効 税 率 20% 台 実 現 へ 向 けて 引 き 続 きイ ンパクトのある 引 き 下 げ 幅 を 望 む その 際 代 替 財 源 の 確 保 に 向 けて 複 数 年 度 での 税 収 中 立 を 前 提 に 政 策 減 税 ( 租 税 特 別 措 置 )の 見 直 し 等 の 課 税 ベース 拡 大 や 法 人 税 枠 内 に 限 ることなく 広 く 他 の 税 目 も 含 めた 一 体 的 な 改 革 への 議 論 が 進 められることを 求 めたい 東 京 一 極 集 中 と 相 対 的 な 地 方 の 地 盤 沈 下 という 不 均 衡 の 是 正 は 喫 緊 の 課 題 である 多 様 な 地 域 が 特 色 ある 発 展 を 実 現 することがわが 国 経 済 の 真 の 成 長 につながる とりわけ 関 西 は 首 都 圏 に 次 ぐ 後 背 人 口 経 済 規 模 産 業 基 盤 各 種 インフラを 有 する 東 京 一 極 集 中 是 正 に 向 けた 第 一 歩 は 東 西 二 極 の 創 出 であり 関 西 の 成 長 に 力 点 を 置 くことこそ 日 本 全 体 の 活 性 化 へつながる 近 道 である 前 述 した 重 点 項 目 は 関 西 の 成 長 にとっても 非 常 に 重 要 な 意 味 を 持 つ 加 えて 企 業 の 地 方 拠 点 強 化 税 制 の 対 象 地 域 の 見 直 し( 関 西 圏 及 び 中 部 圏 都 心 部 の 対 象 化 ) 等 の 税 制 優 遇 支 援 も 検 討 されるべきだ また 産 業 競 争 力 維 持 向 上 の 基 盤 としてのインフラ 整 備 も 欠 かせない 特 に 適 正 な 国 土 軸 を 形 成 するためのリニア 中 央 新 幹 線 の 東 京 - 大 阪 間 全 線 同 時 開 業 北 陸 新 幹 線 の 大 阪 までの 早 期 延 伸 ミッシングリン クの 早 期 整 備 国 際 戦 略 港 湾 等 の 機 能 強 化 への 対 策 は 必 須 である 提 言 2 将 来 に 渡 って 持 続 可 能 な 財 政 システムの 実 現 を わが 国 の 財 政 は 高 齢 化 の 進 展 による 社 会 保 障 費 の 増 加 を 主 因 として 長 期 にわたって 赤 字 を 続 けており 国 債 の 新 規 発 行 によって 維 持 されてきた しかしながら 今 後 ますます 高 齢 者 ( 特 に 75 歳 以 上 人 口 )の 増 加 が 見 込 まれる 中 このままではいずれ 財 政 が 立 ち 行 かなくなることは 明 らかである 早 期 の 財 政 健 全 化 はわが 国 財 政 の 国 際 的 な 信 認 の 観 点 か らも 非 常 に 重 要 な 意 味 を 持 つ とりわけ 今 後 も 長 期 に 渡 って 高 齢 化 等 の 人 口 構 造 の 変 化 が 予 測 される 中 財 政 再 建 の 実 現 に 向 けては 長 期 ビジョンが 必 要 不 可 欠 であろう 現 在 は 経 済 財 政 諮 問 会 議 等 においても 2023 年 までの 経 済 財 政 に 関 する 試 算 に 基 づいた 議 論 し か 為 されていない より 長 期 的 な 推 計 をもとに 財 政 のあり 方 について 議 論 が 進 められ 将 来 を 見 通 した 政 策 が 実 行 されることを 望 む 4
斯 かる 状 況 下 2020 年 度 の 基 礎 的 財 政 収 支 (プライマリーバランス PB) 黒 字 化 は 到 達 点 ではなく 通 過 点 であり 達 成 に 向 けて 歳 入 歳 出 の 両 面 で 力 強 い 政 策 が 求 められる 歳 入 面 では 従 来 当 会 が 主 張 してきた 消 費 税 率 の 10%への 引 き 上 げが 2017 年 4 月 に 確 実 に 実 施 されるよう 強 く 求 める その 際 低 所 得 者 層 等 への 負 担 軽 減 策 として 検 討 されている 軽 減 税 率 は 事 業 者 の 負 担 が 大 きいこと 品 目 の 線 引 きに 明 確 な 基 準 を 設 けがたいこと 高 所 得 者 も 対 象 になりうるこ と 等 の 課 題 があるため 本 来 は 簡 素 な 給 付 措 置 等 による 対 応 が 望 ましい 軽 減 税 率 を 導 入 するならば これらの 課 題 について 十 分 議 論 が 尽 くされたうえで 事 業 者 負 担 への 配 慮 と 逆 進 性 への 対 策 が 施 された 制 度 設 計 が 為 されるよう 強 く 求 める また 長 期 的 な 安 定 財 源 を 確 保 するという 観 点 からは 消 費 税 率 10% 超 へ 向 けた 議 論 は 不 可 避 であり 必 要 に 応 じ 大 胆 な 消 費 税 増 税 も 検 討 すべきであろう 歳 出 削 減 の 断 行 も 不 可 欠 である とりわけ 歳 出 の 実 に 3 割 を 占 める 社 会 保 障 費 の 抑 制 は 免 れず 年 金 医 療 介 護 における 制 度 改 革 は 待 ったなしである 世 代 ごとの 受 益 と 負 担 のバランスを 考 慮 のうえ 世 代 間 世 代 内 での 公 平 性 が 担 保 されるような 制 度 への 改 革 が 求 められる 年 金 の 受 給 開 始 年 齢 の 引 き 上 げ ICTの 導 入 による 医 療 の 効 率 化 や 病 床 再 編 ジェネリック 医 薬 品 の 使 用 促 進 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 といった 施 策 のほか 社 会 保 障 予 算 を 固 定 化 のうえ 一 般 会 計 から 分 離 し 独 立 採 算 で 管 理 する 仕 組 みの 構 築 といった 抜 本 策 も 可 能 性 を 排 除 せずに 議 論 されるべきであろう また 社 会 インフラの 維 持 整 備 においては PPP/PFI の 活 用 促 進 といった 民 間 ノウハウの 導 入 等 による 公 費 負 担 の 軽 減 策 を 積 極 的 に 活 用 すべきだ おわりに 安 倍 政 権 は 経 済 政 策 に 本 腰 を 入 れるべく 新 3 本 の 矢 希 望 を 生 み 出 す 強 い 経 済 夢 を 紡 ぐ 子 育 て 支 援 安 心 につながる 社 会 保 障 を 掲 げ 1 億 総 活 躍 社 会 というコンセプトを 打 ち 出 した 経 済 活 性 化 へ 向 けて 具 体 化 と 早 期 着 手 に 期 待 したい 併 せて 従 来 当 会 が 主 張 する 第 4 の 矢 財 政 再 建 も 喫 緊 の 課 題 である 税 と 社 会 保 障 の 一 体 改 革 を 中 心 に 国 民 に 痛 みを 伴 う 改 革 にも 真 正 面 から 取 り 組 んでいただきたい 平 成 28 年 度 予 算 編 成 税 制 改 正 において 政 府 は 強 力 なガバナンスとリーダーシップを 持 って 経 済 成 長 と 財 政 健 全 化 の 実 現 に 向 けた 確 固 たる 姿 勢 を 国 内 外 へ 明 確 に 示 すよう 期 待 したい 次 世 代 へ 負 担 を 残 さぬよう 未 来 志 向 型 の 政 策 運 営 を 強 く 望 む 以 上 5
平 成 27 年 度 経 済 政 策 委 員 会 名 簿 ( 2015 年 11 月 11 日 現 在 ) 委 員 長 福 田 健 吉 ( 株 ) 日 本 政 策 投 資 銀 行 常 務 執 行 役 員 関 西 支 店 長 委 員 長 代 行 上 島 健 二 ( 株 )itest 取 締 役 社 長 副 委 員 長 青 戸 雅 之 住 友 生 命 保 険 ( 相 ) 執 行 役 常 務 池 田 耕 二 清 水 建 設 ( 株 ) 常 務 執 行 役 員 大 阪 支 店 長 井 澤 武 尚 井 澤 金 属 ( 株 ) 取 締 役 社 長 市 原 隆 司 大 阪 府 信 用 農 業 協 同 組 合 連 合 会 代 表 理 事 理 事 長 上 羽 尚 登 岩 谷 産 業 ( 株 ) 取 締 役 副 社 長 緒 方 文 人 西 日 本 旅 客 鉄 道 ( 株 ) 常 務 執 行 役 員 久 米 敦 司 三 井 物 産 ( 株 ) 専 務 執 行 役 員 関 西 支 社 長 小 泉 定 裕 ( 株 ) 清 文 社 取 締 役 社 長 河 野 雅 明 ( 株 )みずほ 銀 行 取 締 役 副 頭 取 小 西 幸 治 燦 ホールディングス( 株 ) 取 締 役 会 長 坂 井 信 也 阪 神 電 気 鉄 道 ( 株 ) 取 締 役 会 長 高 橋 英 行 ( 一 社 ) 大 阪 銀 行 協 会 専 務 理 事 立 岩 文 夫 テレビ 大 阪 ( 株 ) 取 締 役 会 長 辻 卓 史 鴻 池 運 輸 ( 株 ) 取 締 役 会 長 中 務 裕 之 中 務 公 認 会 計 士 税 理 士 事 務 所 所 長 服 部 一 史 ( 株 ) 電 通 取 締 役 執 行 役 員 関 西 支 社 長 日 根 野 文 三 日 根 野 公 認 会 計 士 事 務 所 所 長 藤 井 清 澄 新 日 鐵 住 金 ( 株 ) 参 与 大 阪 支 社 副 支 社 長 藤 野 隆 雄 ( 株 )ケイ オプティコム 取 締 役 社 長 細 川 洋 一 細 川 公 認 会 計 士 事 務 所 所 長 昌 尾 一 弘 ( 株 ) 池 田 泉 州 ホールディングス 常 勤 監 査 役 増 田 修 造 大 和 不 動 産 鑑 定 ( 株 ) 特 別 顧 問 百 瀬 裕 規 野 村 證 券 ( 株 ) 常 務 大 阪 駐 在 兼 大 阪 支 店 長 森 和 之 三 菱 商 事 ( 株 ) 取 締 役 常 務 執 行 役 員 関 西 支 社 長 森 本 孝 関 西 電 力 ( 株 ) 常 務 執 行 役 員 委 員 井 上 博 学 校 法 人 阪 南 大 学 常 任 理 事 阪 南 大 学 学 長 上 田 孝 サノヤスホールディングス( 株 ) 取 締 役 社 長 金 井 隆 夫 大 成 建 設 ( 株 ) 常 務 執 行 役 員 関 西 支 店 長 國 枝 信 孝 ニッタ( 株 ) 取 締 役 会 長 久 保 友 志 郎 ソーラーテック( 株 ) 代 表 取 締 役 栗 城 靖 東 洋 製 罐 ( 株 ) 営 業 本 部 関 西 販 売 部 長 原 田 桂 子 ( 株 )ヒューマンパワー 代 表 取 締 役 守 谷 承 弘 因 幡 電 機 産 業 ( 株 ) 取 締 役 社 長 吉 田 治 吉 田 おさむ 事 務 所 代 表 吉 原 康 夫 日 本 証 券 業 協 会 大 阪 地 区 協 会 地 区 副 会 長 スタッフ 友 定 聖 二 ( 株 ) 日 本 政 策 投 資 銀 行 関 西 支 店 部 長 布 施 健 ( 株 ) 日 本 政 策 投 資 銀 行 関 西 支 店 企 画 調 査 課 長 6
スタッフ 青 田 強 ( 株 ) 日 本 政 策 投 資 銀 行 関 西 支 店 企 画 調 査 課 副 調 査 役 若 林 駿 ( 株 ) 日 本 政 策 投 資 銀 行 関 西 支 店 企 画 調 査 課 湯 浅 康 平 ( 株 )itest 経 営 戦 略 企 画 室 田 中 信 太 郎 住 友 生 命 保 険 ( 相 ) 総 務 部 上 席 部 長 代 理 雑 賀 基 清 水 建 設 ( 株 ) 開 発 営 業 部 長 須 貝 祐 輔 井 澤 金 属 ( 株 ) 総 務 部 長 村 下 正 典 大 阪 府 信 用 農 業 協 同 組 合 連 合 会 総 務 部 長 川 端 亮 次 岩 谷 産 業 ( 株 ) 社 長 室 課 長 吉 田 武 史 西 日 本 旅 客 鉄 道 ( 株 ) 秘 書 室 課 長 安 田 真 三 井 物 産 ( 株 ) 関 西 支 社 業 務 部 企 画 業 務 室 長 藤 井 裕 孝 ( 株 )みずほ 銀 行 秘 書 室 参 事 役 岡 村 健 太 ( 株 )みずほ 銀 行 秘 書 室 小 川 佳 秀 燦 ホールディングス( 株 ) 顧 問 村 上 良 二 阪 神 電 気 鉄 道 ( 株 ) 総 務 部 長 山 形 真 一 郎 テレビ 大 阪 ( 株 ) 総 務 局 次 長 兼 総 務 部 長 新 谷 周 男 鴻 池 運 輸 ( 株 ) 秘 書 室 部 長 徳 永 真 一 郎 ( 株 ) 電 通 統 合 ソリューション 局 局 長 職 百 々 浩 樹 ( 株 )ケイ オプティコム 経 営 本 部 経 営 戦 略 グループ 担 当 部 長 森 岡 大 輔 大 和 不 動 産 鑑 定 ( 株 ) 研 究 審 査 部 部 長 笹 倉 利 通 野 村 證 券 ( 株 ) 大 阪 総 務 部 次 長 齋 藤 正 巳 三 菱 商 事 ( 株 ) 関 西 支 社 業 務 開 発 部 長 代 行 近 藤 佳 奈 里 関 西 電 力 ( 株 ) 総 合 企 画 本 部 企 画 グループ マネジャー 代 表 幹 事 スタッフ 大 野 敬 西 日 本 電 信 電 話 ( 株 ) 秘 書 室 担 当 部 長 大 石 直 西 日 本 電 信 電 話 ( 株 ) 秘 書 室 担 当 課 長 堀 摩 耶 西 日 本 電 信 電 話 ( 株 ) 秘 書 室 主 査 福 岡 克 也 ( 株 ) 三 井 住 友 銀 行 経 営 企 画 部 部 長 石 川 智 久 ( 株 ) 三 井 住 友 銀 行 経 営 企 画 部 金 融 調 査 室 次 長 福 原 万 理 子 ( 株 ) 三 井 住 友 銀 行 経 営 企 画 部 金 融 調 査 室 同 友 会 事 務 局 齊 藤 行 巨 ( 一 社 ) 関 西 経 済 同 友 会 常 任 幹 事 事 務 局 長 野 畑 健 ( 一 社 ) 関 西 経 済 同 友 会 企 画 調 査 部 課 長 與 口 修 ( 一 社 ) 関 西 経 済 同 友 会 企 画 調 査 部 課 長 7