会 津 若 松 市 における 女 性 職 員 の 活 躍 の 推 進 に 関 する 特 定 事 業 主 行 動 計 画 平 成 28 年 5 月 会 津 若 松 市
目 次 1 計 画 の 目 的 及 び 位 置 付 け 1 2 計 画 の 概 要 2 ⑴ 計 画 期 間 2 ⑵ 対 象 2 ⑶ 計 画 のフォローアップ 及 び 情 報 の 公 表 2 3 目 標 と 取 組 の 内 容 2 ⑴ 現 状 の 把 握 2 ⑵ 目 標 の 設 定 4 ⑶ 具 体 的 な 取 組 5 4 計 画 の 推 進 に 向 けて 10
1 計 画 の 目 的 及 び 位 置 付 け 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 を 迅 速 かつ 重 点 的 に 推 進 することにより 男 女 の 人 権 が 尊 重 されるとともに 急 速 な 少 子 高 齢 化 の 進 展 国 民 ニーズの 多 様 化 その 他 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 対 応 できる 豊 かで 活 力 ある 社 会 を 実 現 することを 目 的 とする 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 平 成 27 年 法 律 第 64 号 以 下 法 とい う ) が 平 成 27 年 9 月 に 公 布 されました この 法 の 趣 旨 を 踏 まえ 地 方 公 共 団 体 は 事 業 主 の 一 つとして 女 性 の 個 性 と 能 力 が 十 分 に 発 揮 され 活 躍 できる 社 会 の 実 現 に 向 けて 行 動 計 画 を 定 めることが 求 められており この 会 津 若 松 市 における 女 性 の 活 躍 の 推 進 に 関 する 特 定 事 業 主 行 動 計 画 ( 以 下 本 計 画 という ) は 会 津 若 松 市 役 所 で 働 く 女 性 職 員 が 今 後 より 一 層 活 躍 できる 環 境 を 整 備 し もって 職 員 一 人 ひとりが 性 別 にとらわれることなく 意 欲 を 持 って 働 くことがで きる 職 場 環 境 を 実 現 するために 策 定 するものです なお 本 計 画 は 法 第 15 条 に 基 づき 会 津 若 松 市 長 会 津 若 松 市 議 会 議 長 会 津 若 松 市 教 育 委 員 会 会 津 若 松 市 選 挙 管 理 委 員 会 会 津 若 松 市 代 表 監 査 委 員 会 津 若 松 市 農 業 委 員 会 及 び 会 津 若 松 市 水 道 事 業 管 理 者 が 策 定 する 特 定 事 業 主 行 動 計 画 です 1
2 計 画 の 概 要 ⑴ 計 画 期 間 本 計 画 の 期 間 は 平 成 28 年 度 から 平 成 31 年 度 までの 4 年 間 とします ⑵ 対 象 本 計 画 は 市 長 部 局 議 会 事 務 局 教 育 委 員 会 選 挙 管 理 委 員 会 事 務 局 監 査 事 務 局 農 業 委 員 会 事 務 局 水 道 部 に 所 属 する 全 職 員 を 対 象 とします ⑶ 計 画 のフォローアップ 及 び 情 報 の 公 表 本 計 画 の 推 進 に 向 けては 実 施 状 況 について 毎 年 フォローアップし 公 表 します 3 目 標 と 取 組 の 内 容 ⑴ 現 状 の 把 握 法 第 15 条 第 3 項 及 び 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 特 定 事 業 主 行 動 計 画 の 策 定 等 に 係 る 内 閣 府 令 ( 平 成 27 年 内 閣 府 令 第 61 号 以 下 内 閣 府 令 という ) 第 2 条 に 基 づき 現 状 把 握 した 状 況 は 次 のとおりです 項 目 1 職 員 の 採 用 における 女 性 職 員 の 割 合 ( 任 期 の 定 めのない 職 員 ) 2 継 続 勤 務 年 数 ( 退 職 職 員 の 平 均 継 続 勤 務 年 数 ) 3 時 間 外 勤 務 の 時 間 数 (1 人 1 月 当 たりの 平 均 時 間 数 ) 区 分 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 男 性 ( 人 ) 16 15 19 女 性 ( 人 ) 12 9 13 計 ( 人 ) 28 24 32 女 性 職 員 の 割 合 42.9% 37.5% 40.6% 男 性 ( 年 ) 32.7 37.5 38.0 女 性 ( 年 ) 26.3 28.4 30.4 男 性 ( 時 間 ) 17.4 17.1 15.6 女 性 ( 時 間 ) 10.0 9.9 10.7 計 ( 時 間 ) 14.6 14.4 13.7 ( 次 ページに 続 く ) 2
項 目 4 各 職 位 別 の 職 員 数 及 び 女 性 職 員 の 割 合 部 長 級 企 画 副 参 事 級 課 長 級 主 幹 級 副 主 幹 級 主 任 主 査 級 主 査 級 主 事 級 合 計 区 分 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 男 性 ( 人 ) 15 14 17 女 性 ( 人 ) 0 0 0 計 ( 人 ) 15 14 17 女 性 職 員 の 割 合 0.0% 0.0% 0.0% 男 性 ( 人 ) 21 24 23 女 性 ( 人 ) 0 0 1 計 ( 人 ) 21 24 24 女 性 職 員 の 割 合 0.0% 0.0% 4.2% 男 性 ( 人 ) 64 58 51 女 性 ( 人 ) 5 5 6 計 ( 人 ) 69 63 57 女 性 職 員 の 割 合 7.2% 7.9% 10.5% 男 性 ( 人 ) 64 66 68 女 性 ( 人 ) 10 10 10 計 ( 人 ) 74 76 78 女 性 職 員 の 割 合 13.5% 13.2% 12.8% 男 性 ( 人 ) 87 90 88 女 性 ( 人 ) 26 27 27 計 ( 人 ) 113 117 115 女 性 職 員 の 割 合 23.0% 23.1% 23.5% 男 性 ( 人 ) 100 108 115 女 性 ( 人 ) 91 90 95 計 ( 人 ) 191 198 210 女 性 職 員 の 割 合 47.6% 45.5% 45.2% 男 性 ( 人 ) 239 217 190 女 性 ( 人 ) 127 111 101 計 ( 人 ) 366 328 291 女 性 職 員 の 割 合 34.7% 33.8% 34.7% 男 性 ( 人 ) 74 86 103 女 性 ( 人 ) 53 58 67 計 ( 人 ) 127 144 170 女 性 職 員 の 割 合 41.7% 40.3% 39.4% 男 性 ( 人 ) 664 663 655 女 性 ( 人 ) 312 301 307 計 ( 人 ) 976 964 962 女 性 職 員 の 割 合 32.0% 31.2% 31.9% ( 次 ページに 続 く ) 3
項 目 5 管 理 職 の 職 員 数 及 び 女 性 職 員 の 割 合 6 監 督 職 の 職 員 数 及 び 女 性 職 員 の 割 合 7 育 児 休 業 8 男 性 職 員 の 取 得 できる 休 暇 1 配 偶 者 出 産 休 暇 は 出 産 予 定 日 前 2 週 間 出 産 後 2 週 間 の 期 間 内 において 3 日 以 内 取 得 できる 合 計 合 計 取 得 率 区 分 男 性 ( 人 ) 100 96 91 女 性 ( 人 ) 5 5 7 計 ( 人 ) 105 101 98 女 性 職 員 の 割 合 4.8% 5.0% 7.1% 男 性 ( 人 ) 151 156 156 女 性 ( 人 ) 36 37 37 計 ( 人 ) 187 193 193 女 性 職 員 の 割 合 19.3% 19.2% 19.2% 男 性 0.0% 5.0% 21.4% 女 性 100.0% 100.0% 100.0% 男 性 ( 日 ) 0.0 31.0 179.0 平 均 取 得 日 数 女 性 ( 日 ) 379.2 393.8 368.0 配 偶 者 出 産 休 暇 平 成 25 年 度 平 成 26 年 度 平 成 27 年 度 取 得 率 75.0% 68.4% 78.6% 平 均 取 得 期 間 ( 日 ) 2.6 2.1 2.2 取 得 率 25.0% 31.6% 57.1% 育 児 参 加 休 暇 平 均 取 得 期 間 ( 日 ) 3.3 3.2 2.5 2 育 児 参 加 休 暇 は 配 偶 者 の 出 産 に 係 る 子 又 は 上 の 子 ( 小 学 校 就 学 前 )の 養 育 の ために 出 産 予 定 日 前 8 週 間 出 産 後 8 週 間 の 期 間 内 において 5 日 以 内 取 得 できる ⑵ 目 標 の 設 定 法 第 15 条 第 3 項 及 び 内 閣 府 令 第 2 条 に 基 づき 現 状 の 把 握 を 行 った 結 果 さらには 職 員 アンケートの 結 果 を 踏 まえ 優 先 すべき 課 題 について 平 成 31 年 度 までに 達 成 す べき 数 値 目 標 を 次 のとおり 設 定 します 1 女 性 職 員 の 管 理 職 監 督 職 への 登 用 の 促 進 女 性 職 員 の 管 理 職 ( 部 長 級 企 画 副 参 事 級 課 長 級 )の 割 合 を 平 成 27 年 度 の 実 績 7.1% から 9% 以 上 にする 女 性 職 員 の 監 督 職 ( 主 幹 級 副 主 幹 級 )の 割 合 を 平 成 27 年 度 の 実 績 19.2% から 22% 以 上 にする 4
女 性 職 員 の 管 理 監 督 職 の 割 合 を 平 成 27 年 度 の 実 績 15.1% から 18% 以 上 にする 2 職 員 のワーク ライフ バランスの 推 進 職 員 の 時 間 外 勤 務 時 間 数 を 平 成 27 年 度 の 実 績 一 人 当 たり 月 13.7 時 間 から 一 人 当 たり 月 12 時 間 以 下 にする 職 員 の 時 間 外 勤 務 時 間 数 を 一 人 当 たり 年 間 360 時 間 を 超 える 職 員 の 割 合 を 10% 以 下 にする 平 成 27 年 度 実 績 12.7% 男 性 職 員 の 配 偶 者 出 産 休 暇 の 取 得 率 を 平 成 27 年 度 の 実 績 78.6% から 100% に 育 児 参 加 休 暇 の 取 得 率 を 平 成 27 年 度 の 実 績 57.1% から 100% にする 男 性 職 員 の 育 児 休 業 の 取 得 率 を 10% 以 上 にする ⑶ 具 体 的 な 取 組 ⑵で 掲 げた 目 標 の 達 成 に 向 け 次 に 掲 げる 取 組 を 実 施 します 1 女 性 職 員 の 管 理 職 監 督 職 への 登 用 の 促 進 取 組 の 必 要 性 性 別 を 問 わず 意 欲 と 能 力 のある 人 材 を 育 成 し 適 材 適 所 で 登 用 することは 組 織 管 理 上 重 要 なことですが 女 性 の 管 理 監 督 職 の 登 用 が 進 んでいない 現 状 にあ ります その 原 因 としては 従 来 の 固 定 的 な 男 性 と 女 性 の 役 割 分 担 の 観 念 や 先 入 観 に 加 え 育 児 や 介 護 家 事 を 担 う 役 割 が 男 性 よりも 女 性 に 偏 りがちであること などが 考 えられます また 職 員 アンケートにおいて 女 性 の 登 用 を 進 めるべきであると 回 答 した 女 性 職 員 は 37.6% 男 性 職 員 は 49.4% 一 方 で 自 分 自 身 の 昇 任 を 希 望 すると 回 答 した 女 性 職 員 は 18.5% 男 性 職 員 は 47.9%おり 男 性 職 員 と 比 較 して 女 性 職 員 の 多 くは 女 性 の 管 理 監 督 職 への 昇 任 について 積 極 的 な 意 識 を 持 てずにいる 状 況 が 確 認 できました 5
なお 女 性 の 管 理 職 の 割 合 が 少 ない 要 因 としては 仕 事 より 家 庭 を 優 先 せざ るを 得 ない( 家 族 のサポートが 十 分 でない)から 管 理 職 になると 仕 事 と 家 庭 生 活 の 両 立 が 難 しくなるから に 次 いで 管 理 職 への 昇 任 を 望 まない 女 性 職 員 が 多 いから といった 意 見 が 上 位 を 占 めています さらに 女 性 職 員 が 自 分 自 身 の 昇 任 を 希 望 しない 理 由 としては 自 分 の 能 力 に 自 信 がないから 部 下 を 指 導 する 立 場 に 自 信 が 持 てないから 期 待 さ れる 仕 事 の 質 ( 難 易 度 )が 高 くなるから といった 理 由 が 多 く 挙 げられました 女 性 職 員 の 登 用 ( 昇 任 )については 仕 事 と 家 庭 生 活 の 両 立 に 対 する 不 安 を 抱 えている 一 方 実 際 に 管 理 監 督 職 という 立 場 になることに 対 して 自 信 を 持 てずに いる 女 性 職 員 が 多 い 現 状 が 浮 かび 上 がっています なお 昇 任 を 希 望 する 女 性 職 員 を 増 やす 方 法 については 性 別 にとらわれる ことなく 昇 任 することが 当 たり 前 に 受 け 入 れられる 取 組 や 教 育 を 社 会 全 体 で 進 め る 昇 任 することに 魅 力 を 感 じられるように 市 役 所 の 仕 事 のあり 方 進 め 方 を 見 直 す 幅 広 い 分 野 での 業 務 経 験 が 積 めるよう 人 事 配 置 や 業 務 分 担 に 配 慮 する 女 性 の 昇 任 を 後 押 しする 職 場 の 雰 囲 気 や 職 員 の 意 識 の 醸 成 を 図 る と いった 回 答 が 男 性 職 員 女 性 職 員 共 通 して 多 数 を 占 めています こうしたことから 家 庭 生 活 を 優 先 せざるを 得 ない 女 性 職 員 にとっても 本 人 だけでなく 周 囲 がその 事 実 を 受 け 入 れ それぞれの 立 場 を 理 解 し 認 め 合 う 組 織 風 土 そして すべての 職 員 の 個 性 や 能 力 が 発 揮 される 職 場 環 境 を 築 いていくこ とは これからの 市 役 所 の 進 むべき 方 向 性 として さらには 組 織 力 を 高 めていく ために 不 可 欠 であると 考 えます そのため 性 別 にとらわれることなく 市 役 所 で 働 く 誰 もが 自 信 を 持 って 活 躍 することができる 組 織 づくりを 目 指 して 女 性 職 員 の 管 理 監 督 職 への 登 用 を 促 進 します 取 組 の 内 容 1 固 定 的 な 性 別 役 割 分 担 意 識 の 解 消 職 場 における 男 性 偏 重 の 考 えや 固 定 観 念 先 入 観 などが 女 性 職 員 の 昇 任 を 妨 げる 要 因 とならないよう 職 場 の 雰 囲 気 や 上 司 をはじめとする 職 員 の 意 識 の 醸 成 を 図 るため 管 理 職 研 修 など 様 々な 研 修 の 機 会 をとらえて 継 続 的 に 職 員 の 意 識 改 革 に 努 めます 6
2 若 手 職 員 を 対 象 としたキャリアデザイン 研 修 の 実 施 これまで 女 性 管 理 職 が 少 なかったために 女 性 職 員 が 昇 任 に 対 するイメージ や 目 標 を 持 ちづらい 環 境 にあったと 考 えられることから 若 手 職 員 を 対 象 と したキャリアデザイン 研 修 においてロールモデルとなる 女 性 管 理 職 との 意 見 交 換 などを 実 施 し 女 性 職 員 のキャリアアップの 手 段 の 一 つとして 昇 任 につ いて 具 体 的 なイメージを 持 ってとらえられる 職 員 の 意 識 付 けを 図 ります 3 能 力 や 資 質 意 欲 に 基 づく 適 材 適 所 の 人 事 配 置 職 員 が 性 別 にとらわれることなく 意 欲 を 持 って 能 力 を 十 分 に 発 揮 する ことができ 結 果 的 には 女 性 職 員 の 管 理 監 督 職 員 への 登 用 につなげること ができるよう 職 域 業 務 の 拡 大 を 図 るとともに 個 々の 能 力 や 適 性 を 的 確 に 把 握 し かつ 本 人 の 意 向 を 考 慮 して 適 材 適 所 の 人 事 配 置 に 努 めます 各 職 場 において 若 手 中 堅 職 員 を 新 規 採 用 職 員 等 のメンターとして 配 置 し 指 導 助 言 等 の 経 験 を 通 して 人 材 育 成 を 図 るとともに 早 い 段 階 か ら 昇 任 への 意 識 付 けを 図 ることを 検 討 します メンターとは 上 司 とは 別 に 新 規 採 用 職 員 等 に 仕 事 全 般 の 助 言 指 導 を 行 う 先 輩 職 員 のことをいいます メンターを 設 置 することにより 職 場 での OJT 機 能 が 強 化 され 双 方 の 職 員 の 人 材 育 成 が 図 られること が 期 待 されます 4 人 事 評 価 制 度 を 活 用 した 昇 任 制 度 昇 任 管 理 に 対 する 職 員 の 信 頼 性 納 得 性 を 高 め 職 員 が 自 信 と 意 欲 を 持 っ て 業 務 を 推 進 していくためには 職 員 の 能 力 や 実 績 を 客 観 的 かつ 適 正 に 評 価 することが 前 提 であることから 人 事 評 価 制 度 を 活 用 した 昇 任 制 度 の 的 確 な 運 用 に 取 り 組 みます 2 職 員 のワーク ライフ バランスの 推 進 取 組 の 必 要 性 職 員 が 意 欲 をもって 仕 事 に 取 り 組 むことができる 職 場 環 境 づくりを 目 指 し ワーク ライフ バランスを 推 進 していくことは 職 員 が 心 身 ともに 充 実 した 状 態 で 働 き 仕 事 の 成 果 を 十 分 に 発 揮 するために 不 可 欠 であると 考 えます 7
また 余 暇 の 時 間 を 地 域 活 動 やボランティア 活 動 自 己 研 鑽 や 自 身 の 趣 味 など に 費 やすことにより 市 民 の 多 様 な 考 え 方 や 価 値 観 の 吸 収 につながり 市 役 所 の 仕 事 への 反 映 も 期 待 できることから これまでの 職 員 の 働 き 方 を 見 直 し 時 間 外 勤 務 の 縮 減 や 休 暇 取 得 を 促 進 することにより ワーク ライフ バランスを 推 進 する 必 要 があります また 職 員 アンケートにおいて 管 理 職 になると 仕 事 と 家 庭 生 活 の 両 立 が 難 しい 家 庭 での 子 育 てや 介 護 等 の 負 担 を 減 らす 必 要 がある 仕 事 より 家 庭 を 優 先 せざるを 得 ない( 家 族 のサポートが 十 分 でない) ため 女 性 の 登 用 が 進 まないといった 回 答 が 女 性 職 員 から 多 数 寄 せられました そのため 男 性 職 員 が 育 児 や 介 護 などに 関 わることへの 重 要 性 について 男 性 職 員 及 び 職 場 全 体 の 意 識 の 啓 発 を 図 るとともに 仕 事 との 両 立 を 支 援 する 職 場 の 雰 囲 気 づくりを 醸 成 しながら 性 別 にとらわれることなく 職 員 が 活 躍 し 続 けるこ とができる 職 場 環 境 の 実 現 に 向 けてワーク ライフ バランスを 推 進 します 取 組 の 内 容 1 ワーク ライフ バランスの 実 現 のための 働 き 方 の 改 革 職 員 が 仕 事 や 生 活 について 改 めて 考 える 機 会 とするため ワーク ライ フ バランスに 関 する 研 修 等 を 実 施 し 時 間 外 勤 務 を 前 提 とする 働 き 方 や 職 員 間 の 時 間 外 勤 務 の 偏 りを 許 容 する 考 え 方 の 見 直 し 時 間 外 勤 務 に 対 す るコスト 意 識 の 定 着 など 職 員 の 働 き 方 に 対 する 意 識 の 改 善 に 取 り 組 みま す 業 務 改 善 の 推 進 職 場 内 での 情 報 の 共 有 化 スケジュール 管 理 の 徹 底 コミュニケーションの 促 進 など 限 られた 時 間 の 中 でチームワークを 発 揮 し 質 の 高 い 仕 事 をする 仕 事 改 革 に 向 けた 研 究 を 進 めます 各 職 場 における 業 務 改 善 や 働 き 方 の 見 直 しの 取 組 事 例 を 収 集 し 全 庁 向 けに 情 報 を 提 供 するなど 効 果 的 な 普 及 について 検 討 します 子 育 てや 介 護 にかかる 職 員 の 負 担 軽 減 及 び 公 務 能 率 の 向 上 を 図 るため 個 別 の 事 情 に 応 じた 勤 務 時 間 場 所 を 選 択 できるよう 早 出 遅 出 勤 務 や 在 宅 勤 務 などの 導 入 に 向 けた 研 究 を 進 めます 8
2 時 間 外 勤 務 縮 減 のための 取 組 毎 週 水 曜 日 のノー 残 業 デーを 継 続 して 実 施 し ノー 残 業 デーには 庁 内 放 送 に 加 えて 庁 内 メール 等 により 呼 びかけるなど 定 時 退 庁 を 促 します 人 事 配 置 及 び 職 場 内 の 業 務 配 分 について 時 間 外 勤 務 時 間 の 平 準 化 の 観 点 を 加 えて 見 直 しを 進 めるとともに 管 理 監 督 職 員 のマネジメント 能 力 の 向 上 を 図 りながら 最 適 化 を 図 ります 各 職 場 ごとの 時 間 外 勤 務 の 状 況 を 公 表 していきます また 時 間 外 勤 務 の 多 い 職 場 の 所 属 長 からヒアリングを 行 うなど 時 間 外 勤 務 の 適 正 な 管 理 の 徹 底 を 促 します 3 出 産 や 育 児 参 加 のための 休 暇 を 取 得 しやすい 環 境 づくり 男 性 職 員 が 取 得 できる 育 児 のための 休 暇 制 度 について 引 き 続 き 庁 内 の 各 種 研 修 会 を 活 用 して 丁 寧 な 説 明 に 努 め 庁 内 イントラネットへの 掲 載 情 報 の 内 容 の 一 層 の 充 実 により 周 知 徹 底 を 図 ります 父 親 となった 男 性 職 員 が 計 画 的 に 休 暇 を 取 得 し 育 児 に 参 加 できるよう 業 務 分 担 の 見 直 しや 必 要 に 応 じ 職 場 の 中 で 臨 時 の 応 援 体 制 を 作 るなど 職 場 全 体 でサポートする 体 制 づくりに 取 り 組 みます 4 育 児 休 業 を 取 得 しやすい 雰 囲 気 の 醸 成 と 取 得 に 向 けた 支 援 育 児 休 業 に 対 する 所 属 長 の 意 識 啓 発 に 努 めるとともに 職 員 が 安 心 して 育 児 休 業 を 取 得 できる 環 境 づくりに 職 場 全 体 で 取 り 組 みます 特 に 男 性 職 員 が 育 児 休 業 等 を 取 得 することに 周 囲 の 職 員 の 理 解 や 支 持 が 得 られるよ うな 意 識 や 雰 囲 気 の 醸 成 を 図 ります 育 児 休 業 を 取 得 した 職 員 の 円 滑 な 職 場 復 帰 への 支 援 や 育 児 休 業 に 伴 う 任 期 付 職 員 採 用 等 により 支 援 体 制 を 整 備 します 9
4 計 画 の 推 進 に 向 けて 本 計 画 は 法 の 趣 旨 に 基 づき 市 役 所 で 働 く 女 性 職 員 一 人 ひとりが 個 性 と 能 力 を 十 分 に 発 揮 できる 環 境 整 備 のために 会 津 若 松 市 が 特 定 事 業 主 として 取 り 組 んでいくことを 定 めたものです 女 性 職 員 が 性 別 にとらわれることなく それぞれの 職 場 でいきいきとやりがいを 持 っ て 仕 事 をし 活 躍 することにより 市 役 所 の 組 織 力 の 最 大 化 が 図 られるだけでなく 市 民 ニーズのきめ 細 かい 把 握 や 新 たな 視 点 や 発 想 による 市 民 サービスの 向 上 が 期 待 されま す 市 役 所 で 働 くすべての 職 員 が 市 民 のための 仕 事 に 関 われることに 自 信 と 誇 りを 持 っ て 仕 事 をし 使 命 感 と 笑 顔 があふれる 職 場 環 境 を 目 指 し 本 計 画 の 目 標 達 成 に 向 けて 取 り 組 んでいきます 10
問 い 合 わせ 先 会 津 若 松 市 総 務 部 人 事 課 965 8601 会 津 若 松 市 東 栄 町 3 番 46 号 TEL0242 39 1213 FAX0242 39-1411